JPH0735469Y2 - バトンパス方式の通信バス制御装置 - Google Patents

バトンパス方式の通信バス制御装置

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JPH0735469Y2
JPH0735469Y2 JP1990077933U JP7793390U JPH0735469Y2 JP H0735469 Y2 JPH0735469 Y2 JP H0735469Y2 JP 1990077933 U JP1990077933 U JP 1990077933U JP 7793390 U JP7793390 U JP 7793390U JP H0735469 Y2 JPH0735469 Y2 JP H0735469Y2
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JP
Japan
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baton
communication
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station
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JP1990077933U
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JPH0436346U (ja
Inventor
功司 隠田
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバトンパス方式の通信バス制御装置に関する。
(従来の技術) バトンパス方式の通信とは、バトンを持ったデバイスの
みがバスの使用権を与えられ、使用が終了するとバトン
を別のデバイスに渡し、それ以後、再び自局にバトンが
回ってくるのを待つ方式である。
現在使用しているバトンパス方式の通信バスでは、接続
可能な最大デバイス数Nを定め、デバイス番号(アドレ
ス)順にバトンを回している(例えば、1→2,2→3,…
N−1→N,N→1,1→2…)。
このバトンパスはバトンが示すデバイス番号を持ったデ
バイスが接続されていなくても送られるようになってい
る。この場合には、バトンに対する応答がないため、次
のデバイス番号を持つデバイスに対してバトンを送り直
し、バトンの周回を続行するようになっている。これに
より、運転中にデバイスが新規に追加接続された場合で
もバトンが送付され、以降、バトンパスに参加できるこ
とになる。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の技術は、最大デバイス数Nが大きく、そ
の一方で実際の接続デバイス数が少ないような場合に
は、バトンパスの大半は応答なしバトンとなり、バトン
の無駄な送り直しが増大し、バスの使用効率が悪くなる
という問題点がある。
本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、バトンパス方式の通信バスの
使用効率を最大にすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、他局から同報通信されたアドレスを受信して
接続デバイスリストを更新するアドレス通信確認部と、
通信バス上のバトンパスを受信してそのバトンパス内の
アドレスを出力するバトンパス確認部と、バトンパス確
認部からのアドレスと自局アドレスを比較して自局あて
バトンの有無を検知するアドレス比較部と、アドレス比
較部において自局あてのバトンが周回していないことを
検出すると通信バス上にコリジョンデータを発生するコ
リジョンデータ発生部と、コリジョンデータ発生後に自
局のアドレスを同報通信するアドレス通信発生部と、通
信バス上のコリジョンを検出すると、所定時間に渡り送
信を中断するコリジョンタイマ部とを有することを特徴
とする。
(作用) 自局が通信バスに接続されているにもかかわらず自局あ
てのバトンがない場合には、コリジョン発生を検出し、
同報通信にて自局アドレスを他局に送信してアドレスの
更新を要請する。
通信バスを介してコリジョン発生の通信を受けた他局
は、接続デバイスリストのアドレスを更新する。これに
より、同報通信によりアドレスを送信した局は、以後、
バトンパスに参加できる。
このように、各局(各デバイス)が現に接続されている
デバイス(生きているデバイス)のアドレスを記憶する
ことにより、接続が解除されたデバイス(死んでいるデ
バイス)にバトンを回す無駄をなくすことができ、これ
により通信効率の向上が図れる。
(実施例) 次に、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例の構成を示す図である。
本実施例の通信制御装置2は通信バス1に接続されてお
り、レシーバ3と、ドライバ4と、受信処理部5と、送
信処理部6と、自局アドレス保持部10と、アドレス比較
部11と、接続デバイスリスト12と、コリジョンデータ発
生部13と、オア回路16とを有している。
受信処理部5は、レシーバ3からの信号を受けて所定の
処理を行うものであり、コリジョンタイマ部7と、アド
レス通信確認部8と、バトンパス確認部9とを具備して
いる。
コリジョンタイマ部7は、バス上のコリジョンを検出す
ると所定時間に渡り送信を中断する。アドレス通信確認
部8は、アドレス通信を受信して接続デバイスリストを
更新する。バトンパス確認部9は、通信バス1上のバト
ンパスを受信してそのアドレスを出力する。
送信処理部6は、バトン発生部14と、アドレス通信発生
部15とを具備している。
バトン発生部14は、バトンを生成して次の局に向けてバ
トンを出力し、アドレス通信発生部15は、コリジョンデ
ータ発生後に自局のアドレスを同報通信するものであ
る。
なお、アドレス比較部11は、バトンパス確認部9からの
アドレスと自局アドレスを比較して自局あてバトンの有
無を検知する機能を有し、コリジョンデータ発生部13
は、アドレス比較部11において自局あてのバトンが周回
していないと検出されるとコリジョンデータを発生す
る。
次に、本実施例の動作を説明する。
第2図は本実施例の各部の動作手順を説明するためのフ
ローチャートである。
まず、バトンパス確認部9がバトンが回っているかを確
認し、回っていない場合は、接続デバイスリスト12から
他デバイスのアドレスを出力させ、バトン発生部14から
バトンを生成してそのアドレスに向けて出力させる(ス
テップ14)。
バトンが回っている場合には、アドレス比較部11が、そ
のバトンのアドレスを自局アドレスと比較し、自局あて
バトンがあるか否かを判断し(ステップ21)、無い場合
は、コリジョンデータ発生部13がコリジョンデータを発
生するとともに(ステップ23)、アドレス通信発生部15
がアドレス通信を同報通信で送信する(ステップ24)。
これにより、以後、バトンパスに参加できる(ステップ
25)。
コリジョンタイマ部7が通信バス1を介して他局のコリ
ジョンを発生を検出すると(ステップ26)、送信処理部
6に指示して一定時間、送信処理を中断する(ステップ
27)。この間にコリジョンが発生しているデバイスから
のアドレス通信が検出されると(ステップ28)、接続デ
バイスリスト12を更新する(ステップ29)。
このように、常に、実際に接続されているデバイスを確
認する構成とすることにより、未接続デバイスへの無駄
なバトンの送出を防止できる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、各デバイスが実際に動作
している接続デバイスを記憶することにより、バトンパ
ス方式のバスの使用効率を向上できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す図、 第2図は本実施例の各部の動作手順を説明するためのフ
ローチャートである。 1…通信バス、2…通信制御装置 3…レシーバ、4…ドライバ 5…受信処理部、6…送信処理部 7…コリジョンタイマ部 8…アドレス通信確認部 9…バトンパス確認部 10…自局アドレス保持部 11…アドレス比較部 12…接続デバイスリスト 13…コリジョンデータ発生部 14…バトン発生部 15…アドレス通信発生部 16…オア回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】他局から同報通信されたアドレスを受信し
    て接続デバイスリストを更新するアドレス通信確認部
    (8)と、 通信バス上のバトンパスを受信してそのバトンパス内の
    アドレスを出力するバトンパス確認部(9)と、 バトンパス確認部からのアドレスと自局アドレスを比較
    して自局あてバトンの有無を検知するアドレス比較部
    (11)と、 アドレス比較部において自局あてのバトンが周回してい
    ないことを検出すると通信バス上にコリジョンデータを
    発生するコリジョンデータ発生部(13)と、 コリジョンデータ発生後に自局のアドレスを同報通信す
    るアドレス通信発生部(15)と、 通信バス上のコリジョンを検出すると、所定時間に渡り
    送信を中断するコリジョンタイマ部(7)と を有することを特徴とするバトンパス方式の通信バス制
    御装置。
JP1990077933U 1990-07-23 1990-07-23 バトンパス方式の通信バス制御装置 Expired - Lifetime JPH0735469Y2 (ja)

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JPH0436346U JPH0436346U (ja) 1992-03-26
JPH0735469Y2 true JPH0735469Y2 (ja) 1995-08-09

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JPH0436346U (ja) 1992-03-26

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