JPH0734571A - 間仕切りパネルの取付構造 - Google Patents

間仕切りパネルの取付構造

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JPH0734571A
JPH0734571A JP20189893A JP20189893A JPH0734571A JP H0734571 A JPH0734571 A JP H0734571A JP 20189893 A JP20189893 A JP 20189893A JP 20189893 A JP20189893 A JP 20189893A JP H0734571 A JPH0734571 A JP H0734571A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 木口を傷付けたりコーナー部の外観を損った
りすることなく、仕上処理された間仕切りパネルを開口
枠等のコーナー部に取り付けることができる間仕切りパ
ネルの取付構造を提供する。 【構成】 間仕切りパネル1は、略方形状の芯材と、芯
材に貼り付けられる仕上材20と、縦芯材11には雄嵌
合部11aを、縦芯材13には雌嵌合部13aとを備え
ている。間仕切りパネル1(1−1,〜,1−3)は、
開口枠60−1から雄嵌合部と雌嵌合部とを嵌合させな
がら横並びに複数接合される。開口枠の縦枠61に固定
した間仕切りパネル1−1の仕上材端面に、別体の間仕
切りパネル1−1´の側端面が当接、接合されている。
具体的には、間仕切りパネルの接合部分と縦枠との間隙
に連結材70が嵌合され、連結材を介して、間仕切りパ
ネル同士が接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工業化住宅の各部屋を
画成する間仕切りパネルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の間仕切りパネルの取付構
造を示す断面図である。
【0003】間仕切りパネル100は、方形状に枠組み
された芯材101の両面に合板103を貼り付けた構造
になっており、この間仕切りパネル100が両側の外壁
パネル120,121に、横並びで複数取り付けられ
る。
【0004】これらの間仕切りパネル100は、取り付
ける際、各間仕切りパネル100の芯材101間と、両
側の間仕切りパネル100の芯材101と外壁パネル1
20,121とを釘打ちすることにより、接合される。
【0005】したがって、表面に傷を付けることができ
ない仕上材(図示省略)は、上記のごとく間仕切りパネ
ル100を釘打ち接合した後、現場で合板103の両面
に貼り付けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の間仕切りパネルの取付構造では、間仕切りパネル10
0を釘打ちにて接合した後、仕上材を合板103の表面
に貼り付けて仕上処理をするという二重の作業を現場で
行わなければならないので、現場作業が煩雑なものとな
っていた。
【0007】そこで、図6に示すように、予め仕上材2
04を貼り付けた間仕切りパネル200を、ほとんど釘
を使わずに現場で接合させる構造にして、現場作業の省
力化を図ることが考えられる。
【0008】具体的には、間仕切りパネル200の一方
の縦芯材201を仕上材204の側面から突出させて雄
嵌合部201aを形成し、他方の縦芯材202を仕上材
202の側面内部に凹ませて雌嵌合部202aを形成す
る。そして、この雄嵌合部201aを雌嵌合部202a
に嵌め込みながら、複数の間仕切りパネル200を横並
びに接合する。
【0009】しかしながら、このような間仕切りパネル
200を用いると、仕上処理や横並び接合に費やす現場
作業は省力化されるが、この間仕切りパネル200が開
口枠を含む直交するコーナー部400における接合にお
いては、間仕切りパネル20に加えて開口枠も仕上げ材
であることから、仕上げ材に傷をつけずに接合すること
が困難となる。
【0010】すなわち、このコーナー部400において
は、間仕切りパネル200−1,200−2を直角に配
置し、間仕切りパネル200−1の端面に間仕切りパネ
ル200−2の仕上材204表面を当接して、仕上材2
04の上から釘210を打って、間仕切りパネル200
−1,200−2同士を接合しなければならない。
【0011】このため、仕上材204の表面が傷ついた
り、木口が傷ついたりして、コーナー部400の外観が
損われるおそれがある。
【0012】しかも、コーナー部に開口枠が含まれる
と、一方の間仕切りパネルと開孔枠との説明合はできて
も、他方の間仕切りパネルの接合が出来ないこととな
る。
【0013】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、木口を傷たりコーナー部の外
観を損ったりすることなく、仕上処理された間仕切りパ
ネルを開口枠等のコーナー部に取り付けることができる
間仕切りパネルの取付構造を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、両側に縦芯材を有する略方形状の芯材
と、この芯材の両面に貼り付けられる仕上材と、これら
仕上材の側面から前記縦芯材の一方が突出して形成され
る雄嵌合部と、仕上材の側面内部に前記縦芯材の他方が
凹んで形成される雌嵌合部とを備える間仕切りパネル
を、開口枠から前記雄嵌合部と雌嵌合部とを嵌合させな
がら横並びに接合し、前記開口枠の縦枠に固定した前記
間仕切りパネルの仕上材端面に、この間仕切りパネルと
は別体の間仕切りパネルの側端面を当接して略垂直に接
合する間仕切りパネルの取付構造であって、前記間仕切
りパネル及び前記別体の前記間仕切りパネルの前記接合
部分と前記開口枠の縦枠との間隙に連結材を配設し、こ
の連結材を介して、前記間仕切りパネルと前記別体の間
仕切りパネルとを接合したことを特徴としている。
【0015】
【作用】前記構成の本発明においては、仕上処理された
複数の間仕切りパネルを雄嵌合部と雌嵌合部とを嵌合さ
せながら横並びに接合することができるので、間仕切り
パネル同士の接合の際に釘打ち作業や仕上処理作業をす
る必要がなく、現場作業が省力化される。
【0016】また、開口枠において間仕切りパネル同士
を略垂直に接合する際に、その接合部分と開口枠の縦枠
との間隙に嵌合した連結材を介して、間仕切りパネル同
士を略垂直に接合するので、間仕切りパネル同士を直接
釘打ち接合する場合と異なり、間仕切りパネルの仕上材
等の木口を傷つけたり、接合部分の外観を損ったりする
ことがない。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係る間仕切り
パネルの取付構造を示す横断面図であり、図2は、本実
施例に適用される間仕切りパネルの縦方向の取付状態を
示す断面図である。
【0019】本実施例は、開口枠60−1から外壁パネ
ル88に対して複数の間仕切りパネル1を横並びに接合
し、開口枠60−1の近傍では、最初の間仕切りパネル
1−1に対して垂直に別体の間仕切りパネル1´を、連
結材70を介して取り付けた構造である。
【0020】以下、具体的に説明する。
【0021】間仕切りパネル1は、図3に示すように、
略方形状の芯材10と、この芯材10の両面に貼り付け
られる仕上材としての石膏ボード20とを有しており、
仕上げ処理された間仕切りパネルである。
【0022】芯材10は、両側の縦芯材11,13の間
に横芯材15,17,19が所定間隔で組み付けられた
構造になっている。
【0023】縦芯材11,13には、図に示すように、
長さ方向に沿って形成された凹部11b,凸部13bが
設けられている。そして、このような縦芯材11,13
の両側には石膏ボード20が貼り付けられている。
【0024】石膏ボード20は、その側面から縦芯材1
1が突出しかつ縦芯材13が凹むように、芯材10に貼
り付けられている。これにより、間仕切りパネル1の側
方に突出する雄嵌合部11aと側方に凹む雌嵌合部13
aとが形成されている。
【0025】さらに、縦方向(図3の上,下方向)にお
いては、横芯材15,19が石膏ボード20の内側に凹
むように取り付けられて、下嵌合部15aと上嵌合部1
9aとが形成されている。
【0026】上嵌合部19aには、断面T字状の上間隙
調整材31が、上方に引出可能に嵌められている。
【0027】この上間隙調整材31は、上嵌合部19a
にぴったり嵌まる芯材31bの上面に幅広の合板31a
が図示しないビスで固定された構造になっている。
【0028】一方、上述した横間隙調整材30は、後述
する最終の間仕切りパネル1−3に嵌められるもので、
上間隙調整材31とほぼ同様の構造になっている。
【0029】すなわち、最終間仕切りパネル1−3の雌
嵌合部13aにぴったり嵌る芯材30bと、この芯材3
0bの側面に図示しないビスなどで貼り付けられた幅広
の合板30aとによりなっている。さらに、芯材30b
の先端部には、縦芯材13の凸部13bに嵌合可能な凹
部30cが長さ方向に沿って設けられている。
【0030】このような間仕切りパネル1は、図1に示
すように、開口枠60−1の縦枠61と耐力壁としての
外壁パネル88との間に横並びに接合され、開口枠60
−1側に位置する間仕切りパネル1−1に同構造の間仕
切りパネル1´が垂直に取り付けられている。
【0031】かかる取付構造としては、例えば、図4に
示すように、押入れ302−1,302−2に適用され
る。
【0032】図4において、押入れ302−1は、開口
枠60−1と、仕切用の間仕切りパネル1−1´,1−
2´と、押入れの背面を形成する間仕切りパネル1−
1,〜,1−3とで画成されている。一方、押入れ30
2−2も、同様の構造をしており、開口枠60−2と、
間仕切りパネル1−1´,1−2´と、押入れの背面を
形成する間仕切りパネル1−1〜1−3とで画成されて
いる。
【0033】このような押入れ302−1,302−2
において、開口枠60−1,60−2は、上下の枠62
と両側の縦枠61とで方形状に枠組みされており、その
内側に図示しない引戸等が取り付けられるようになって
いる。
【0034】これにより、押入れ302−1に対しては
部屋300から開口枠60−1の前記引戸をあけること
によって使用することができ、他方、部屋301から
は、開口枠60−2の前記引戸を開くことによって押入
れ302−2を使用することができる。
【0035】ここで、押入れ302−2の背面を形成す
る間仕切りパネル1−1〜1−3と、仕切用の間仕切り
パネル1−1´,1−2´と開口枠60−1に取り付け
る構造について、図1に基づいて説明する。
【0036】まず、押入れ302−2の背面を形成する
複数の間仕切りパネル1−1〜1−3を、開口枠60−
1と外壁パネル88との間(図4のA,B間)に横並び
に接合する構造について説明する。
【0037】図2に示すよに、A,B間の床80には、
長尺状の合板81,82がネジによって固定されてお
り、この合板81,82の上には、間仕切りパネル1−
1の下嵌合部15aに嵌合可能な支持材89が固定され
ている。
【0038】このような床80上に、開口枠60−1の
隣に位置させる最初の間仕切りパネル1−1が立てられ
る。
【0039】具体的には、雄嵌合部11aが開口枠60
−1方向に向けられた状態で、下嵌合部15aが支持材
89に嵌められて、間仕切りパネル1−1が床80上に
立てられる。
【0040】しかる後、露出した支持材89の両側に、
断面コ字状のスペーサ40が取り付けられる。すなわ
ち、スペーサ40の水平な上下面が合板82,石膏ボー
ド20の下面に当接され、ネジ41によって芯材89に
固定される。
【0041】このように、間仕切りパネル1−1の下側
が床80に固定された後、間仕切りパネル1−1の上部
に嵌め込まれた上間隙調整材31が天井83側に引き上
げられて固定される。
【0042】具体的には、上間隙調整材31が上嵌合部
19aから引っ張り上げられ、その合板31aの上面が
天井83に当接され、釘35によって天井83に固定さ
れて、天井83と間仕切りパネル1−1上端との間隙が
隠される。
【0043】このように開口枠60−1側に立設固定さ
れた最初の間仕切りパネル1−1に、2番目の間仕切り
パネル1−2が接合される(図1参照)。
【0044】すなわち、床80の支持材89に、2番目
の間仕切りパネル1−2の下嵌合部15aが嵌められ
て、間仕切りパネル1−2が床80の上に立てられる。
【0045】そして、図1に示すように、この立設した
間仕切りパネル1−2を既に立設している間仕切りパネ
ル1−1側に移動させる。
【0046】この移動は、図1に示すように、間仕切り
パネル1−2の雌嵌合部13aに間仕切りパネル1−1
の雄嵌合部11aが完全に嵌り込むまで行われる。
【0047】具体的には、雌嵌合部13aの凸部13b
が雄嵌合部11aの凹部11bに嵌合するまで行われ
る。
【0048】このように、雄嵌合部11aと雌嵌合部1
3aとを嵌合させた状態で、図2に示すように、露出し
た支持材89の両側にスペーサ40が嵌められ、ネジ4
1にて固定される。
【0049】次に、間仕切りパネル1−2の上部におい
て、上間隙調整材31が天井83側に引き出され、ネジ
35にて天井83に固定される。そして、上間隙調整材
31の芯材31bの両側にスペーサ40が嵌められ、ネ
ジ41にて固定される。
【0050】このように、複数の間仕切りパネル1が雄
嵌合部11aと雌嵌合部13aとの嵌合によって横並び
に接合されるので、現場での釘打ち作業や仕上げ処理が
省かれ、現場作業の省力化が図られる。
【0051】そして、複数の間仕切りパネル1が順に横
並びに接合された後、図1のAに示すように、最終の間
仕切りパネル1−3が外壁パネル88に固定される。
【0052】最終の間仕切りパネル1−3の雌嵌合部1
3aには、予め横間隙調整材30が嵌められており、こ
の横間隙調整材30を介して、間仕切りパネル1−3と
外壁パネル88とが接合される。
【0053】具体的には、横間隙調整材30の芯材30
b部分が間仕切りパネル1−3の雌嵌合部13aに嵌め
込まれた状態で、間仕切りパネル1−3が上記間仕切り
パネル1−1,1−2と同様に床80上に立設され、そ
の下部と上部を固定された後、横間隙調整材30が外壁
パネル88側に引き出される。
【0054】そして、この横間隙調整材30の合板30
aが外壁パネル88に当接され、合板30aの上からネ
ジ35が通されて、この横間隙調整材30が外壁パネル
88に固定される。
【0055】しかる後、露出した横間隙調整材30の芯
材30bの両側にスペーサ40が嵌められ、ネジ41に
て固定される。
【0056】このように、横間隙調整材30を外壁パネ
ル88と最終間仕切りパネル1−3との間に介在させる
ので、外壁パネル88と最終間仕切りパネル1−3との
間に間隙Sは生じない。
【0057】次いで、仕切用の間仕切りパネル1−1
´,1−2´を、図4に示すように、上記のごとく横並
びに立設された間仕切りパネル1−1〜1−3に垂直に
接合する構造について説明する。
【0058】図2に示すよに、B,B´間の床80に
も、合板81,82がネジによって固定され、この合板
81,82の上に、間仕切りパネル1−1´,1−2´
の下嵌合部15aに嵌合可能な支持材89が固定されて
いる。
【0059】この床80上に、間仕切りパネル1−1と
垂直に連結させる間仕切りパネル1−1´が立てられ
る。
【0060】具体的には、図1に示すように、縦芯材1
1を間仕切りパネル1−1側に向けた状態で、下嵌合部
15aが支持材89に嵌められて、間仕切りパネル1−
1´が床80上に立てられる。なお、この際、縦芯材1
1の雄嵌合部11aは、2点鎖線で示すように、切除
し、間仕切りパネル1−1´の端面を平面にしておく。
【0061】しかる後、図2に示すように、露出した支
持材89の両側に、断面コ字状のスペーサ40が取り付
けられる。すなわち、スペーサ40の水平な上下面が合
板82,石膏ボード20の下面に当接され、ネジ41に
よって芯材89に固定される。
【0062】そして、図1に示すように、間仕切りパネ
ル1−1´が、間仕切りパネル1−1側に移動させら
れ、間仕切りパネル1−1´の平面な端面と間仕切りパ
ネル1−1の石膏ボード20面とが当接させられて、間
仕切りパネル1−1と間仕切りパネル1−1´とがL字
状に直交する。
【0063】しかる後、連結材70によって、間仕切り
パネル1−1,1−1´同士が連結される。
【0064】具体的には、断面矩形状の連結材70が間
仕切りパネル1−1の外側に突出する雄嵌合部11aと
間仕切りパネル1−1´の石膏ボード20との間に配置
され、連結材70の一面70aが雄嵌合部11aの側面
に当接されてると共に、他方の面70bが石膏ボード2
0に当接される。
【0065】しかる後、ネジ72にて、連結材70と雄
嵌合部11aとが固定されると共に、ネジ70aにて、
連結材70と間仕切りパネル1−1´の縦芯材11とが
ネジ止め固定される。
【0066】このように、間仕切りパネル1−1´の下
側が床80に固定されると共に、間仕切りパネル1−1
に垂直に連結された後、間仕切りパネル1−1´の上部
に嵌め込まれた上間隙調整材31が天井83側に引き上
げられて固定され、天井83と間仕切りパネル1−1´
上端との間隙が隠される。
【0067】そして、開口枠60−1側に立設固定され
た間仕切りパネル1−1´に、間仕切りパネル1−2´
が接合される(図4参照)。
【0068】上述のように、間仕切りパネル1−1と間
仕切りパネル1−1´とが連結された後、開口枠60−
1が組み付けられる。
【0069】すなわち、縦枠61と上下の枠62とが方
形状に枠組みされ、縦枠61が、前述した連結材70の
外側面と嵌合部11aの端面とに当接される。
【0070】この際、連結材71の面70cと縦枠61
の面61aとが面一になるように開口枠60−1を立て
付けられる。
【0071】そして、縦枠61の外側から間仕切りパネ
ル1−1の縦芯材11に対してネジ63が通されて、縦
枠61が縦芯材11にネジ止め固定される。
【0072】しかる後、縦枠61に設けられた溝65に
カバー材64が嵌め込まれて、ネジ63の頭部が隠され
る。
【0073】そして、間仕切りパネル1−1の雄嵌合部
11aの面にコ字状のスペーサ40が嵌められ、ネジ4
1にて、スペーサ40が雄嵌合部11aにネジ止め固定
される。
【0074】このように、開口枠60−1において間仕
切りパネル1−1,1−1´同士をほぼ垂直に接合する
際に、間仕切りパネル1−1,1−1´同士を直接釘打
ちするのではなく、その接合部分と開口枠60−1の縦
枠61との間隙に嵌合した連結材70を介して接合する
ので、間仕切りパネル1−1,1−1´の石膏ボード2
0などの木口を傷つけたり、接合部分の外観を損なった
りすることはない。
【0075】上述のように、間仕切りパネル1−1と間
仕切りパネル1−1´とが連結材70で連結され、間仕
切りパネル1−1が開口枠60−1に固定された後、カ
バー材50,〜,53が間仕切りパネル1−1,〜,1
−3の周りに取り付けられる。
【0076】具体的には、開口枠60−1の縦枠61と
間仕切りパネル1−1の石膏ボードとの間の凹部に対応
した形状のカバー材50が、スペーサ41の上から嵌め
込まれる。
【0077】一方、外壁パネル88と最初の間仕切りパ
ネル1−3との間には、横間隙調整材30の合板30a
と石膏ボード20との間の凹部に対応した形状のカバー
材51が、スペーサ40の上から嵌め込まれる。
【0078】また、間仕切りパネル1−1,〜,1−3
の上下部に渡っては、図2に示すように、カバー材5
2,53が取付けられ、間仕切りパネル1−1,〜,1
−3の上下部が隠される。
【0079】すなわち、間仕切りパネル1の下部におい
ては、カバー材51と同形状のカバー材52がスペーサ
40の上から嵌められ、部屋300側からスペーサ40
等が見えないようにされている。また、間仕切りパネル
1の上部においては、同形状のカバー材53がスペーサ
40の上から嵌め込まれて、スペーサ40等が部屋30
0側から見えないようされている。
【0080】以上、押入れ302−2の背面の間仕切り
パネル1と仕切用の間仕切りパネル1´との連結状態及
び間仕切りパネル1と開口枠60−1との接合状態につ
いて説明したが、押入れ302−1の背面の間仕切りパ
ネル1と仕切用の間仕切りパネル1´(1−2´)との
接合連結状態及び間仕切りパネル1と開口枠62−2と
の接合状態についても同様である。
【0081】すなわち、図4においてBに示す連結構造
とB´に示す連結構造とは同様であり、Aに示す固定構
造とA´示す固定構造とは同様である。
【0082】この際、押入れ302−1の背面の間仕切
りパネル1には、部屋301側の面にカバー材50,
〜,53が取り付けられる。
【0083】なお、以上では、本実施例を押入れ302
−1,302−2に適用した例について説明したが、こ
れに限るものではない。
【0084】例えば、間仕切りパネル1,1´を単に部
屋の間仕切りとして適用することができる。
【0085】この場合には、図1の2点鎖線で示すよう
に、連結材70の面70cと縦枠61の面61aに渡っ
て、化粧材75が被せられて、連結材70に打ち込まれ
ているネジ72の頭部が隠されるようにする。また、間
仕切りパネル1−1´,1−2´の周りにも上記のカバ
ー材が取付けられる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、仕上処理された複数の間仕切りパネルを雄嵌合部と
雌嵌合部とを嵌合させながら横並びに接合することがで
き、間仕切りパネル同士の接合の際に釘打ち作業や仕上
処理作業をする必要がないので、現場作業の省力化を図
ることができる。
【0087】また、開口枠において間仕切りパネル同士
を略垂直に接合する際に、間仕切りパネル同士を直接釘
打ち接合するのでなく、その接合部分と開口枠の縦枠と
の間隙に嵌合した連結材を介して接合するので、間仕切
りパネルの仕上材等の木口を傷つけたり、接合部分の外
観を損ったりすることがない、という優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例に係る間仕切りパネルの取
付構造を示す横断面図である。
【図2】本実施例に適用される間仕切りパネルの縦方向
の取付状態を示す断面図である。
【図3】間仕切りパネルを一部破断して示す斜視図であ
る。
【図4】押入の構造を示す概略平面図である。
【図5】従来の間仕切りパネルの取付構造を示す断面図
である。
【図6】雄嵌合部と雌嵌合部を有する間仕切りパネル同
士の接合状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1´ 間仕切りパネル 10 芯材 20 石膏ボード 11a 雄嵌合部 11,13 縦芯材 13a 雌嵌合部 60−1,60−2 開口枠 61 縦枠 70 連結材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に縦芯材を有する略方形状の芯材
    と、この芯材の両面に貼り付けられる仕上材と、これら
    仕上材の側面から前記縦芯材の一方が突出して形成され
    る雄嵌合部と、仕上材の側面内部に前記縦芯材の他方が
    凹んで形成される雌嵌合部とを備える間仕切りパネル
    を、開口枠から前記雄嵌合部と雌嵌合部とを嵌合させな
    がら横並びに接合し、 前記開口枠の縦枠に固定した前記間仕切りパネルの仕上
    材端面に、この間仕切りパネルとは別体の間仕切りパネ
    ルの側端面を当接して略垂直に接合する間仕切りパネル
    の取付構造であって、 前記間仕切りパネル及び前記別体の前記間仕切りパネル
    の前記接合部分と前記開口枠の縦枠との間隙に連結材を
    配設し、この連結材を介して、前記間仕切りパネルと前
    記別体の間仕切りパネルとを接合したことを特徴とする
    間仕切りパネルの取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109958253A (zh) * 2019-03-29 2019-07-02 广东绿屋建筑科技工程有限公司 一种集成墙板的框架结构

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