JP2003020775A - 外装材取付構造および外装材取付方法 - Google Patents

外装材取付構造および外装材取付方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角部を覆う外装材を容易に取付けることが出
来る外装材取付構造および外装材取付方法を提供するこ
と。 【解決手段】 柱の直交する二側面を覆う断面視略L字
状の外装材の裏面に第1被係合部と第2被係合部とを取
付け、この第1被係合部および第2被係合部に対応し
て、柱の側面に第1係合部と第2係合部とを取付ける。
そして、第1被係合部と第1係合部とが、該第1係合部
を取付けた柱の側面と直交する直交方向から係合され、
第2係合部と第2被係合部とも前記第1係合部と同じ方
向から係合される外装材取付構造にして、略L字状の外
装材を、柱の角部に用意に取付けられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柱材に外装材を取
付ける外装材取付構造および外装材取付方法に関するも
のである。
【0002】
【背景の技術】近年、住宅の外壁には、外壁の外面にモ
ルタルを吹き付けるのではなく、板状の外装材を壁面に
貼り付けることが行われている。また、一般に、住宅の
構築においては、予め工場等で製造された木質パネルを
現場で組み付けることにより、住宅の床、壁、屋根等を
構築するパネル工法が知られている。上記パネル工法で
は、予め工場等において、複数の木質パネルを連結して
大型連結パネルを製造することにより、現場での木質パ
ネル同士の接合作業を省力化することが行われている。
さらに、上記パネル工法においては、予め工場等におい
て、住宅の壁を構成する大型連結パネル(以下、壁パネ
ルと称する)に、窓等のサッシ枠、サッシ枠にはめ込ま
れるガラス障子等の建具を取付けるとともに、壁パネル
の外面に防水シートや外装材(サイディング)の少なく
とも一部を取付けることにより、住宅の品質の向上及び
品質の均質化を図ることができるとともに、現場での建
具や外装材の取付け作業の省力化及び施工期間の短縮を
図ることができる。ところで、外装材を壁面に取付ける
際、柱の角部や、壁面どうしの接合部に形成される出隅
部においても外装材が取付けられる。角部における外装
材の取付けに関する技術として、特開2001−324
07号公報に記載の技術が知られている。特開2001
−32407号公報には、外壁材(外装材)付き壁パネ
ルどうしが接合して角部が形成されており、該壁パネル
に配設された胴縁に、断面視L字状に形成された外壁材
(外装材)が、止着材を打設して固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
角部を覆う外装材を、柱部に取付ける際に、止着材を打
設して固定しているが、例えば、出窓の出隅部のように
両面にサッシが取付けられた細い角部に外装材を取付け
る場合等は、止着材を打設する場所が狭く作業に手間が
かかっていた。本発明は上記課題を鑑みてなされるもの
であり、角部を覆う外装材を容易に取付けることが出来
る外装材取付構造および外装材取付方法を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題に対し、請求項
1の発明は、例えば図1〜図3に示すように、横断面矩
形状をなす柱1,11の直交する少なくとも二側面1
a,1b,11a,11bに外装材2,200を取付け
る外装材取付構造であって、前記外装材2,200は、
前記柱1,11の一方の側面1a,11aに取付けられ
る第1外装部21,210と、他方の側面1b,11b
に取付けられる第2外装部22,220とで構成されて
おり、前記柱1,11の一方の側面1a,11aには第
1係合部31が、他方の側面1bには第2係合部32が
設けられており、前記外装材2,200の第1外装部2
1,210の裏面23,230には、前記第1係合部3
1に係合される第1被係合部41が設けられており、第
2外装部22,220の裏面23,230には、前記第
2係合部32に係合される第2被係合部42が設けられ
ており、前記第1被係合部41は前記第1係合部31
に、前記柱1,11の一方の側面1a,11aと直交す
る直交方向(矢印A)から係合されており、前記第2被
係合部42は前記第2係合部32に前記直交方向(矢印
A)と同方向から係合されていることを特徴としてい
る。
【0005】請求項1の発明によれば、外装材2,20
0は、柱1,11の一方の側面1a,11aに取付けら
れる第1外装部21,210と、他方の側面1b,11
bに取付けられる第2外装部22,220とで構成され
ているので、一の外装材2,200によって、柱1,1
1の直交する少なくとも二側面1a,1b,11a,1
1bに外装材2,200を取付けることができる。これ
により、柱1,11の二側面1a,1b,11a,11
bが直交する部分に外装材2,200の接合部がなくな
るので、外装材2,200の取付け作業が軽減されるう
えに、すっきりした外観を呈することができる。さら
に、前記柱1,11の一方の側面1a,11aに設けら
れている第1係合部31には、前記外装材2,200の
第1外装部21,210の裏面23に設けられている第
1被係合部41が係合され、前記柱1,11の他方の側
面1b,11bに設けられている第2係合部32が、第
2外装部22,220の裏面23,230に設けられて
いる第2被係合部42に係合されている。したがって、
柱1,11に外装材2,200を係合して取付けること
ができ、外装材2,200の取付作業が容易に行える。
また、外装材2,200の表面から、釘等の止着材を用
いて固定する必要がないので、外装材2,200の表面
に止着材が露出することがなく、表面処理作業が軽減さ
れる。また、前記第1被係合部41は前記第1係合部3
1に、前記柱1,11の一方の側面1a,11aと直交
する直交方向(矢印A)から係合されており、前記第2
被係合部42は前記第2係合部32に前記直交方向(矢
印A)と同方向から係合されているので、少なくとも二
側面を形成する外装材2,200を柱1,11に取付け
る際に、前記直交方向(矢印A)から、外装材2,22
0を取付けることとなる。これにより、柱1,11の側
面1a,11aと対向する方向から外装材2,200を
取付けることができ、柱1,11に対して斜め方向や横
方向から取付ける場合に比べ、位置あわせが行いやすく
取付けやすい。
【0006】外装材2,200は、建物の躯体の表面を
覆う部材であり、防火性等を有する板状の素材を用いる
場合があり、例えば、タイル貼り状やレンガ積み状の模
様等、意匠性を高める模様が形成されている。
【0007】請求項2の発明は、例えば、図1に示すよ
うに、請求項1記載の外装材取付構造において、前記柱
1は出窓の出隅部に位置し、柱1の二側面1a,1bに
はそれぞれサッシ枠7,7が固定されており、前記外装
材2の端部24a,24bには、前記サッシ枠7,7と
対向する対向部8,8が設けられており、この対向部
8,8と前記サッシ枠7,7との隙間Sにはコーキング
材5,5が充填されていることを特徴としている。
【0008】請求項2の発明によれば、前記柱1は出窓
の出隅部に位置し、柱1の二側面1a,1bにはそれぞ
れサッシ枠7,7が固定されており、前記外装材2の端
部24a,24bに設けられている前記サッシ枠7,7
と対向する対向部8,8と前記サッシ枠7,7との隙間
Sにはコーキング材5,5が充填されているので、サッ
シ枠7と外装材2との当接部分の防水処理を確実に行う
ことができる。
【0009】請求項3の発明は、例えば、図1に示すよ
うに、請求項2記載の外装材取付構造において、前記外
装材2の対向部8とサッシ枠7との隙間Sには、前記コ
ーキング材5より奥側にバックアップ材6が配設されて
いることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明によれば、前記外装材2の
対向部8とサッシ枠7との隙間Sには、前記コーキング
材5より奥側にバックアップ材6が配設されているの
で、このバックアップ材6によって、外装材2の内外に
連通する隙間Sの奥側に仕切壁が形成されることによ
り、前記隙間Sが溝状に形成され、軟質材であるコーキ
ング材5を充填する際の、隙間Sの奥側の処理が容易に
行える。
【0011】請求項4の発明は、例えば、図1〜3に示
すように、請求項1記載の外装材取付構造を施工する際
に、柱1,11の直交する少なくとも二側面1a,1
b,11a,11bに外装材2,200を取付ける外装
材取付方法であって、裏面23,230に第1被係合部
41が設けられた第1外装部21,210と、裏面2
3,230に第2被係合部42が設けられた第2外装部
22,220とからなる外装材2,220を用意してお
き、前記柱1,11の一方の側面1a,11aには第1
係合部31を設け、他方の側面1b,11bには第2係
合部32を設け、前記第1被係合部41を前記第1係合
部31に、前記柱1,11の一方の側面1a,11aと
直交する直交方向(矢印A,B,C)から係合するとと
もに、前記第2被係合部42を前記第2係合部32に前
記直交方向(矢印A,B,C)と同方向から係合するこ
とを特徴としている。
【0012】請求項4の発明によれば、裏面23,23
0に第1被係合部41が設けられた第1外装部21,2
10と、裏面23,230に第2被係合部42が設けら
れた第2外装部22,220とからなる外装材2,20
0を用意しておくので、外装材2,200の取付作業現
場での作業を軽減できる。さらに、前記柱1,11の一
方の側面1a,11aには第1係合部31を設け、他方
の側面1b,11bには第2係合部32を設け、前記第
1被係合部41を前記第1係合部31に、前記柱1,1
1の一方の側面1a,11aと直交する直交方向から係
合するとともに、前記第2被係合部42を前記第2係合
部32に前記直交方向と同方向から係合するので、外装
材2,200を柱1,11に係合して取付けることがで
きる。また、少なくとも二側面を形成する外装材2,2
00を柱1,11に取付ける際に、前記直交方向(矢印
A,B,C)から、外装材2,200を取付けることと
なる。これにより、柱1,11の側面1a,11aと対
向する方向から外装材2,200を取付けることがで
き、柱1,11に対して斜め方向や横方向から取付ける
場合に比べ、位置あわせが行いやすく取付けやすい。
【0013】請求項5の発明は、請求項3記載の外装材
取付構造を施工する際に、柱1の直交する少なくとも二
側面1a,1bに外装材2を取付ける外装材取付方法で
あって、裏面23に第1被係合部41が設けられ、かつ
バックアップ材6が取付けられた第1外装部21と、裏
面23に第2被係合部42が設けられ、かつバックアッ
プ材6が取付けられた第2外装部22とからなる外装材
2を用意しておき、前記柱1の一方の側面1aには第1
係合部31を設け、他方の側面1bには第2係合部32
を設け、前記第1被係合部41を前記第1係合部31
に、前記柱1の一方の側面1aと直交する直交方向(矢
印A)から係合するとともに、前記第2被係合部42を
前記第2係合部31に前記直交方向(矢印A)と同方向
から係合し、さらに、前記バックアップ材6とサッシ枠
7に当接し、次に、外装材2とサッシ枠7とバックアッ
プ材6とに囲まれる隙間Sにコーキング材5を充填する
ことを特徴としている。
【0014】請求項5の発明によれば、裏面23に第1
被係合部41が設けられた第1外装部21と、裏面23
に第2被係合部42が設けられた第2外装部22とから
なる外装材2を用意しておくので、外装材2の取付作業
現場での作業を軽減できる。さらに、前記柱1の一方の
側面1aには第1係合部31を設け、他方の側面1bに
は第2係合部32を設け、前記第1被係合部41を前記
第1係合部31に、前記柱1の一方の側面1aと直交す
る直交方向(矢印A)から係合するとともに、前記第2
被係合部42を前記第2係合部31に前記直交方向(矢
印A)と同方向から係合するので、外装材2を柱1に係
合して取付けることができ、施工現場における取付作業
が軽減される。また、前記第1外装部21と第2外装部
22にはバックアップ材6が取付けられているので、バ
ックアップ材6によって、外装材2の内外に連通する隙
間Sの奥側に仕切壁が形成されて前記隙間Sが溝状に形
成され、軟質材であるコーキング材5を充填する際の、
隙間Sの奥側の処理が容易に行える。また、前記対向部
8と前記サッシ枠7との隙間Sにコーキング材5を充填
するので、サッシ枠7との隙間Sの防水処理を容易かつ
確実に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る外装材取付構造について説明する。図1は、本発明に
かかる外装材取付構造の第1の実施の形態の例を示す断
面図であり、出窓の出隅部に該外装材取付構造を適用し
た例である。出窓は、外壁面から突出した位置に設けら
れ、該出窓の正面略中央部と、両側面部には、窓サッシ
を備えたサッシ枠7が取付けられている。
【0016】図1において、符号1は柱、符号2は外装
材、符号5はコーキング材、符号6はバックアップ材、
符号7はサッシ枠、符号31は第1係合部、符号32は
第2係合部、符号41は第1被係合部、符号42は第2
被係合部であり、これら、柱1と、外装材2と、コーキ
ング材5と、バックアップ材6と、サッシ枠7と、第1
係合部31と、第2被係合部42と、第1被係合部41
と、第2係合部32とにより、外装材取付構造の主要部
が構成されている。
【0017】柱1は、長尺で断面矩形状の木製の角材で
あり、出窓の出隅部に配置されており、この柱1には、
サッシ枠7,7が互いに直交する向きで取付けられてい
る。また、外側に直交する二側面1a,1bを覆うよう
にして外装材2が取付けられている。
【0018】外装材2は、建物の躯体の表面を覆う部材
であり、防火性等を有する板状の素材であり、内部に外
装材2の長尺方向に延出する中空部25…を有し、例え
ば、タイル貼り状やレンガ積み状の模様等、意匠性を高
める模様が形成されている。この外装材2は、第1外装
部21と第2外装部22とが直交して断面視略L字状に
形成された長尺な部材であり、両端部24a,24bは
内側方向に直角に曲折している。前記両端部24a,2
4bの側面は、サッシ枠7の端部と対向する対向面8と
なる。
【0019】さらに、外装材2の裏面23には、前記端
部24a,24bの端面241まで達する取付部材90
が、リベット101,…を用いて取付けられている。取
付部材90の一方の端部901は、前記第1外装部21
側の端部24aの裏面23から端面241に沿って曲折
し、さらに、前記対向面8と面一となるように曲折して
取付部材90の対向面908を形成している。また、取
付部材90の他方の端部901は、前記第2外装部22
の端部24bの裏面23から端面241に沿って曲折
し、前記対向面8と面一となるように曲折して、取付部
材90の対向面908を形成している。そして、この対
向面908に連続して第2被係合部42が形成されてい
る。
【0020】コーキング材5は、水密性を確保するため
に充填されるパテ状の材料で、例えば、ポリウレタン
系、シリコーン系、変成シリコーン系、ポリサルファイ
ド系、ブチルゴム系等からなるものが挙げられる。
【0021】バックアップ材6は、前記コーキング材5
の下地であるとともに、前記対向面8とサッシ枠7との
隙間Sにコーキング材5が充填される際に、該コーキン
グ材5が外装材2の裏側23に流入することを防止する
圧縮可能なゴム状のもので、例えば、合成樹脂の発泡材
等の軟質なものである。
【0022】サッシ枠7は、その内側に窓などの引違い
戸がはめ込まれるものであり、図示は省略するが、正面
視略矩形状のサッシ枠本体と、前記引き違い戸を開閉可
能に取付けるレール、水切とから概略構成されており、
アルミニウム材で形成されている。ここで、開き戸や回
転式の戸などがはめ込まれる場合は、サッシ枠にはレー
ル部を備えていなくてもよい。このサッシ枠7の上下部
分は小壁に取付けられ、縦枠はそれぞれサッシ枠7の両
端部に配設された柱1に取付けられている。なお、取付
けにはビス100等が用いられている。そして、図示し
ないが、サッシ枠7と躯体との接合部分には、該接合部
分を覆うようにして防水テープが貼りつけられている。
【0023】第1係合部31は、内部が中空となる略矩
形の枠体31bの一面に開口する凹部31bが形成され
た金物である。そして、第1係合部31は、仲介部材3
1cを介して、前記凹部31aが前記柱1の側面1a側
から外方に向けて開口するようにして、柱1の側面1a
に取付けられる。
【0024】第1被係合部41は、前記第1係合部31
に係合される金物であり、外装材2の裏面23に取付け
る固定部41bと、この固定部41bより突出する凸部
41aとを備えている。第1被係合部41は、外装材2
に取付けられる前記外装材2の第1外装部21の裏面2
3にリベット101を用いて固定されており、第1外装
部21の裏面23から内側に向けて突出する凸部41a
を備えている。この凸部41aは、突出する先端部41
bが基部41cより幅が広くなるように設けられてお
り、前記第1係合部31の凹部31aに係合する大きさ
となっている。
【0025】第2被係合部42は、前記取付部材90の
端部901のうち、第2外装部22側の端部901に連
続して形成されており、前記第2係合部32の係合部3
22が挿入可能な溝部422を形成し、前記端部901
は、柱1側に傾斜するように曲折しており、前記係合部
322が容易に挿入できるように形成されている。
【0026】第2係合部32は、柱1の側面1bに取付
けられる金物であり、柱1の側面1bに当接して固定さ
れる当接部321を備えており、この当接部321より
外側にて平行に離間して対向する係合部322が連続し
て形成されている。
【0027】続いて、外装材取付構造を説明する。図1
に示すように、出窓の出隅部を形成している柱1には、
出窓の二側面に配設される窓サッシのサッシ枠7,7が
ビス100で取付けられている。柱1の出隅部側の角部
1eを覆う断面視L字状のスペーサ103が貼設されて
おり、このスペーサ103の一方の側面には前記第1係
合部31が、前記仲介部材31cを介して取付けられ、
他方の側面には前記第2係合部32が取付けられてい
る。そして、前記外装材2が、前記第1係合部31と第
1被係合部41とが係合するとともに、前記第2係合部
32が第2被係合部42と係合して、柱1の角部1eの
表面を覆っている。なお、前記第1被係合部41は第1
係合部31に、前記柱1の一方の側面と直交する直交方
向(図2の矢印A)から係合されており、前記第2被係
合部42は第2係合部32に前記直交方向(矢印A)と
同方向から係合されている。
【0028】また、前記取付部材90と、第1係合部3
1と、第1被係合部41と、第2被係合部42と、第2
係合部32とにより、外装材2と柱1との間には空間が
形成され、柱1の側面1a,1bより突出しているサッ
シ枠7,7の前面と、柱1の側面1a,1bとの凹凸を
調整している。
【0029】外装材2の端部24a,24bとサッシ枠
7,7の端部との隙間Sにおいては、前記取付部材90
の対向面908に前記バックアップ材6が貼設されてい
る。前記隙間Sの奥側において、このバックアップ材6
が外装材2の内外を仕切ることにより、隙間Sが溝状に
形成されている。この溝状の隙間Sにはコーキング材5
が充填されて、防水処理が施されている。
【0030】次に、本実施の形態の外装材取付構造を施
工する際に、外装材2を柱1に取付ける外装材取付方法
について図1および図2を用いて説明する。出窓の出隅
部に設けられている柱1には、出窓の2面に配設される
サッシ枠7,7の端部がビス100で取付けられてい
る。また、外装材2を取付ける柱1の角部1eには、こ
の角部1eを覆うようにして、断面視L字状のスペーサ
103が貼設されている。この状態において、まず、前
記スペーサ103に、第1係合部31と第2係合部32
とを、上下方向に間隔を空けて数カ所に取付ける。
【0031】第1係合部31の取付けは、前記仲介部材
31cを、該仲介部材31cの一方の端部が、前記スペ
ーサ103の角部に位置するようにして、スペーサ10
3にビス100を用いて固定して取付ける。
【0032】第2被係合部41の取付けは、該第2係合
部32の係合部322が、前記第1外装部21に向けて
突出するようにして、第2外装部22と対向する柱1の
側面1b側に位置するスペーサ103に取付ける。この
際、前記第2被係合部41の接合部421の端部は、前
記スペーサ103の角部に位置するようにしてビス10
0を用いて、スペーサ103に固定すると、係合部32
2の側壁部422aが、前記第2外装部22の対向部8
とほぼ面一となる。
【0033】次に、図2に示すように、外装材2を、前
記第1外装部21に面する側面1aに対して直交方向
(矢印A)から近づけ、前記第2係合部32の係合部3
22が、第2被係合部42の溝部422に挿入されると
ともに、前記第1被係合部41が、第1係合部31の凹
部31aに嵌入して係合される位置まで押し込む。
【0034】なお、外装材2を配置する際、前記第1外
装部21側に取付けたバックアップ材6は、外装材2と
サッシ枠7,7の端部との隙間Sの間隔に合わせた大き
さに設計されているので、前記バックアップ材6がサッ
シ枠7の端部に当接する位置に外装材2を配置すれば、
前記第1被係合部41と第1係合部31とが係合する位
置を容易に知ることができ、外装材2を容易に配置する
ことができる。
【0035】続いて、前記外装材2とサッシ枠7,7の
端部との間に形成された隙間Sに防水処理を施す。すな
わち、前記隙間Sは、サッシ枠7,7の端部と、外装材
2の対向面8と、外装材2に取付けられたバックアップ
材6とにより囲まれて形成され、この隙間Sにコーキン
グ材5を充填して外装材2の取付けが終了する。
【0036】本実施の形態における外装材取付構造によ
れば、第1被係合部41を第1係合部31に係合させる
とともに、第2係合部32を第2被係合部42に係合さ
せることにより、外装材2を柱1に取付るので、外装材
2の表面側から釘等の止着材を用いて固定する必要がな
く、出窓の出隅部に外装材2を容易に取付けることがで
きる。また、外装材2の表面に止着材が露出することが
ないので、外装材2の表面に止着材を隠す処理を施す必
要がない。
【0037】また、外装材2の対向部8とサッシ枠7,
7の端部との間に形成される隙間Sに、コーキング材5
が充填されるので、前記外装材2とサッシ枠7,7の端
部との隙間Sの防水処理を確実かつ容易に施すことがで
きる。
【0038】さらに、外装材2の両端部24a,24b
にはそれぞれにバックアップ材6,6を取付けるので、
該バックアップ材6,6により、前記隙間Sの奥側に、
外装材2の裏側と外部との仕切壁が形成される。したが
って、バックアップ材6により、コーキング材5が外装
材2の裏側に流入することを防ぎ、コーキング材5の充
填作業を容易に行うことができる。
【0039】さらに、外装材取付方法によれば、柱1の
直交する二側面1a,1bを覆う外装材2を、柱1の一
方の側面1aと直交する直交方向(矢印A)から配置し
て、第1係合部31に第1被係合部41を押し込むとと
もに、第2被係合部42に第2係合部32を挿入するこ
とにより取付けることができる。
【0040】これにより、例えば、施工現場に足場を組
んだ状態で外装材2を施工する場合に、足場に立った作
業者が、足場側から、柱1の側面1aと対向する方向か
ら外装材2を取付けることができ、柱1に対して斜め方
向や横方向から取付ける場合に比べ、位置あわせが行い
やすく取付けやすい。
【0041】なお、本実施の形態における外装材取付構
造では、第1被係合部41に凸部を備え、かつ第1係合
部31に凹部を備える構成としたが、例えば、第1被係
合部41に凹部を備え、第1係合部31に凸部を備える
構成としてもよい。すなわち、第1被係合部41と第1
係合部31とが係合可能な構成であればよい。同様に、
第2係合部32と第2被係合部42とが係合可能な構成
であれば良く、この際、それぞれの係合部と被係合部と
が係合する向きが同じ方向であれば良い。
【0042】次に、図3に示す本発明にかかる外装材取
付構造の第2の実施の形態の例について説明する。図2
は、玄関ポーチやバルコニ等に、四方が露出して設けら
れる柱11に外装材を取付ける際に、本発明の外装材取
付構造を適用した場合の断面図である。
【0043】図3において、符号11は柱、符号200
は外装材、符号31は第1係合部、符号41は第1被係
合部、符号32は第2係合部、符号42は第2被係合部
であり、これら、柱11と、外装材200と、第1係合
部31と、第1被係合部41と、第2被係合部42と、
第2係合部32とにより、本実施の形態における外装材
取付構造の主要部が構成されている。なお、前記柱11
と、第1係合部31と、第1被係合部41と、第2係合
部32とは、前記第1の実施の形態の例と同一のものが
用いられているので説明を割愛する。
【0044】外装材200は、第1外装部210と第2
外装部220とが直交して、略L字状に形成されてお
り、この外装材200の内部には、外装材200の長尺
方向に延出する中空部250…が複数形成されている。
【0045】第2被係合部42は、一枚の板状の部材を
曲折して形成した金物であり、外装材200の裏面23
0に、リベット101にて取付ける固定部320aと、
前記第2係合部32の係合部322が挿入される溝部4
22とを備えており、この固定部320aと溝部422
とは、連接部320cにより、互いの側面が平行な位置
に離間して設けられるように連続して形成されている。
なお、該第2被係合部42の溝部422側の端部42d
は、溝部422の開口部より外側に曲折しており、溝部
422の開口部が広く設けられ、係合部322が溝部4
22に挿入しやすいように設計されている。
【0046】図2の柱11には、本発明にかかる外装材
取付構造を用いて、柱11の直交する二側面1a,1b
を覆う外装材200を、二方向から対向するようにして
取付けることにより、前記柱11の四面を覆っている。
【0047】まず、一方の直交する二側面1a,1bを
覆う外装材200の取付構造を説明する。前記外装材2
00の第1外装部210の裏面230に、複数の第1被
係合部41…が、上下方向に間隔を設けて、リベット1
01にて取付けられている。また、第2外装部220の
裏面230には、複数の第2被係合部42が、上下方向
に間隔を設けて、リベット101にて取付けられてい
る。
【0048】一方、柱11の、外装材200の第1外装
部210が対向する側面11aには、第1係合部31が
ビス100にて取付けられており、第2外装部220が
対向する側面11bには、前記第2係合部32がビス1
00にて取付けられている。
【0049】前記外装材200の裏面230に取付けら
れた第1被係合部41と、柱11の側面11aに取付け
られた第1係合部31とが係合し、また、第2被係合部
42と第2係合部32とが係合することにより、外装材
200が柱11に取付けられている。
【0050】なお、前記第1被係合部41は前記第1係
合部31に、前記柱11の一方の側面1aと直交する方
向から係合されており、前記第2係合部32は前記第2
被係合部42に、前記直交方向と同方向から係合されて
いる。
【0051】上記外装材取付構造を用いて、柱11の他
方において直交する二側面11a,11bにも、外装材
200を同様の構成で取付けることにより、柱11の四
面を覆うようにして外装材200を取付けている。
【0052】次に、本実施の形態における外装材取付構
造を施工する際に、外装材200を柱11に取付ける外
装材取付方法について説明する。外装材200,200
は、その裏面230,230には、第1外装部210側
に前記第1被係合部41が、上下方向に離間して複数取
付けられており、第2外装部220側には、前記第2被
係合部42が、上下方向に離間して複数取付けられた状
態に加工されている。
【0053】まず、柱11の平行する二側面11a,1
1aに前記第1係合部31,31を、それぞれビス10
0にて上下方向に離間して複数取付けるとともに、他方
の平行する二側面11b,11bには、前記第2係合部
32を、それぞれビス100にて上下方向に離間して複
数取付ける。
【0054】続いて、一方の外装材200を、該第1係
合部31が取付けられた柱11の側面11aと直交する
方向(図3矢印B)から近付けて、前記第2係合部32
の係合部322が、第2被係合部42の溝部422に挿
入されるとともに、前記第1被係合部41が、第1係合
部31の凹部31aに嵌入して係合される位置まで押し
込む。
【0055】以上の工程にて、一方の直交する二側面1
1a,11bに外装材200を取付けたら、続いて、他
方の直交する二側面11a,11bにも同様にして、柱
11の側面11aと直交する方向(図3矢印C)から近
付けて外装材200を取付けると、柱11の四面が外装
材200,200にて覆われる。このとき、外装材20
0,200どうしが当接する部分は、接着剤(図示せ
ず)により密着される。
【0056】本実施の形態における外装材取付構造によ
れば、柱11の四面が外装材200,200で確実に覆
われるとともに、外装材200,200どうしの当接部
分が2カ所に抑えられるので、外装材200どうしの接
合処理が軽減されるとともに、外観をより美しく仕上げ
ることができる。
【0057】また、外装材200,200を、前記第1
被係合部41を第1係合部31に係合させるとともに、
第2係合部32を第2被係合部42に係合させることに
より、外装材200を柱11に取付けるので、外装材2
00の表面側から釘等の止着材を用いて固定する必要が
なく、柱11に外装材200を容易に取付けることがで
きる。また、外装材200の表面に止着材が露出するこ
とがないので、外装材200の表面に止着材を隠す処理
を施す必要がない。
【0058】なお、本実施の形態における外装材取付構
造の外装材200は、柱11の二側面11a,11bを
覆うように形成されているものとしたが、これに限定す
るものではなく、柱の少なくとも二側面を覆う外装材で
あればよい。例えば、柱11の三面を覆うように形成さ
れた外装材であってもよく、外壁より突出するようにし
て柱が設けられている場合に、このような外装材を用い
れば、外装材の施工が容易に行える。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外装材は、第
1外装部と、第2外装部とにより、一の外装材で、柱の
直交する少なくとも二側面を覆うことができる。これに
より、柱の二側面が直交する部分に接合部がなくなるの
で、外装材の取付け作業が軽減されるうえに、すっきり
した外観を呈することができる。さらに、柱に取付けら
れた第1係合部には、外装材裏面に取付けられた第1被
係合部が係合され、柱に設けられた第2係合部が、第2
外装部の裏面に設けられている第2被係合部に係合する
ことにより外装材を柱に取付けることができ、外装材の
柱への取付作業が容易に行える。また、外装材の表面か
ら、釘等の止着材を用いて固定する必要がなく、外装材
の表面に止着材が露出することがなく、表面処理作業が
軽減される。また、前記第1被係合部は前記第1係合部
に、前記柱1の一方の側面と直交する直交方向から係合
されており、前記第2被係合部は前記第2係合部に前記
直交方向と同方向から係合されているので、少なくとも
二側面を形成する外装材を柱に取付ける際に、前記直交
方向から、外装材を取付けることとなり、柱に対して斜
め方向や横方向から取付ける場合に比べ、位置あわせが
容易となり、取付け作業が軽減される。
【0060】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのはもちろんのこと、前記柱
は出窓の出隅部に位置し、柱の二側面にそれぞれ固定さ
れたサッシ枠と対向する前記対向部との隙間にはコーキ
ング材が充填されているので、サッシ枠と外装材との当
接部分の防水処理が確実に行われる。
【0061】請求項3の発明によれば、請求項2と同様
の効果を得ることができるのはもちろんのこと、前記外
装材の対向部とサッシ枠との隙間には、前記コーキング
材より奥側にバックアップ材が配設されているので、バ
ックアップ材によって、前記隙間が溝状に形成され、軟
質材であるコーキング材が外装材の裏側に流出すること
を防ぎ、コーキング材の充填処理が容易に行える。
【0062】請求項4の発明の外装材取付方法によれ
ば、裏面に第1被係合部が設けられた第1外装部と、裏
面に第2被係合部が設けられた第2外装部とからなる外
装材を用意しておくので、外装材の取付作業現場での作
業を軽減できる。さらに、前記柱の一方の側面には第1
被係合部を設け、他方の側面には第2係合部を設け、前
記第1被係合部を前記第1係合部に、前記柱の一方の側
面と直交する直交方向から係合するとともに、前記第2
被係合部を第2係合部に前記直交方向と同方向から係合
するので、少なくとも二側面を形成する外装材を柱の直
交方向から係合することによって取付けることができ
る。これにより、柱に対して斜め方向や横方向から取付
ける場合に比べ、位置あわせが行いやすく外装材が取付
けやすい。
【0063】請求項5の発明の外装材取付方法によれ
ば、裏面に第1被係合部が設けられた第1外装部と、裏
面に第2被係合部が設けられた第2外装部とからなる外
装材を用意しておくので、外装材の取付作業現場での作
業を軽減できる。さらに、前記柱の一方の側面には第1
被係合部を設け、他方の側面には第2係合部を設け、前
記第1被係合部を前記第1係合部に、前記柱の一方の側
面と直交する直交方向から係合するとともに、前記第2
被係合部を前記第2係合部に前記直交方向と同方向から
係合するので、外装材を柱に取付ける際の施工現場にお
ける作業が軽減される。また、前記対向部に取付けるバ
ックアップ材によって、前記隙間が溝状に形成され、こ
の隙間にコーキング材を充填するので、軟質材であるコ
ーキング材を充填する際に、外装材の裏側にコーキング
材が流出することを防ぎ、隙間の防水処理が容易にかつ
確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる外装材取付構造の一例を示す断
面図である。
【図2】図1の外装材取付構造を施工する外装材施工方
法を説明するための図である。
【図3】本発明にかかる外装材取付構造の第2の実施の
形態の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11 柱 1a,1b,11a,11b 側面 2,200 外装材 5 コーキング材 6 バックアップ材 7 サッシ枠 8,908 対向面 21,210 第1外装部 22,220 第2外装部 23,230 裏面 24a,24b 端部 31 第1係合部 32,320 第2係合部 41 第1被係合部 42 第2被係合部 S 隙間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横断面矩形状をなす柱の直交する少なく
    とも二側面に外装材を取付ける外装材取付構造であっ
    て、 前記外装材は、前記柱の一方の側面に取付けられる第1
    外装部と、他方の側面に取付けられる第2外装部とで構
    成されており、 前記柱の一方の側面には第1係合部が、他方の側面には
    第2係合部が設けられており、 前記外装材の第1外装部の裏面には、前記第1係合部に
    係合される第1被係合部が設けられており、第2外装部
    の裏面には、前記第2係合部に係合される第2被係合部
    が設けられており、 前記第1被係合部は前記第1係合部に、前記柱の一方の
    側面と直交する直交方向から係合されており、前記第2
    被係合部は前記第2係合部に前記直交方向と同方向から
    係合されていることを特徴とする外装材取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の外装材取付構造におい
    て、 前記柱は出窓の出隅部に位置し、柱の二側面にはそれぞ
    れサッシ枠が固定されており、 前記外装材の端部には、前記サッシ枠と対向する対向部
    が設けられており、 この対向部と前記サッシ枠との隙間にはコーキング材が
    充填されていることを特徴とする外装材取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の外装材取付構造におい
    て、 前記外装材の対向部とサッシ枠との隙間には、前記コー
    キング材より奥側にバックアップ材が配設されているこ
    とを特徴とする外装材取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の外装材取付構造を施工す
    る際に、柱の直交する少なくとも二側面に外装材を取付
    ける外装材取付方法であって、 裏面に第1被係合部が設けられた第1外装部と、裏面に
    第2被係合部が設けられた第2外装部とからなる外装材
    を用意しておき、 前記柱の一方の側面には第1係合部を設け、他方の側面
    には第2係合部を設け、 前記第1被係合部を前記第1係合部に、前記柱の一方の
    側面と直交する直交方向から係合するとともに、前記第
    2被係合部を前記第2係合部に前記直交方向と同方向か
    ら係合することを特徴とする外装材取付方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の外装材取付構造を施工す
    る際に、柱の直交する少なくとも二側面に外装材を取付
    ける外装材取付方法であって、 裏面に第1被係合部が設けられ、かつバックアップ材が
    取付けられた第1外装部と、裏面に第2被係合部が設け
    られ、かつバックアップ材が取付けられた第2外装部と
    からなる外装材を用意しておき、 前記柱の一方の側面には第1係合部を設け、他方の側面
    には第2係合部を設け、 前記第1被係合部を前記第1係合部に、前記柱の一方の
    側面と直交する直交方向から係合するとともに、前記第
    2被係合部を前記第2係合部に前記直交方向と同方向か
    ら係合し、さらに、前記バックアップ材とサッシ枠とを
    当接し、 次に、前記外装材とサッシ枠とバックアップ材とにより
    囲まれる隙間にコーキング材を充填することを特徴とす
    る外装材取付方法。
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