JP2001182160A - ユニットハウス - Google Patents

ユニットハウス

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Publication number
JP2001182160A
JP2001182160A JP36822099A JP36822099A JP2001182160A JP 2001182160 A JP2001182160 A JP 2001182160A JP 36822099 A JP36822099 A JP 36822099A JP 36822099 A JP36822099 A JP 36822099A JP 2001182160 A JP2001182160 A JP 2001182160A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
wall
panel
wall panel
unit house
Prior art date
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Pending
Application number
JP36822099A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Watabe
正人 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP36822099A priority Critical patent/JP2001182160A/ja
Publication of JP2001182160A publication Critical patent/JP2001182160A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】防犯面でも優れ、また、部品点数も少なく、現
場で簡単に各壁面を組み付けることができ、低コストな
ユニットハウスを提供する。 【解決手段】壁パネル4b同士の端面9間の下端には、
中間用連結部材12が固設され、この中間用連結部材1
2は、対向する壁パネル4bの溝部10にそれぞれ係合
する、水平断面形状がH状のパネル係合部12aを有
し、このパネル係合部12aの下端からは、室内側に向
けて床骨格2にネジ止めする板状のフレーム固定部12
bが延出されている。壁パネル4bと柱用フレーム3間
の下端には、端部用連結部材15が固設され、この端部
用連結部材15は、壁パネル4bの溝部10にのみ係合
する、水平断面形状がコ字状のパネル係合部15aを有
し、このパネル係合部15aの下端からは、部屋内に向
けて床骨格2にネジ止めする板状のフレーム固定部15
bが延出されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木現場や建築現
場等で事務所や倉庫として使用される組み立て分解自在
な仮設用のユニットハウスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、土木現場や建築現場等におい
ては、事務所や倉庫として、組み立て分解自在な仮設用
のユニットハウスが使用される。このようなユニットハ
ウスでは、矩形枠組の両面に面板を貼設してなる木質パ
ネルを用い、これを面方向に接合し、床、壁、天井等を
構成するパネル工法で組み立てるものや、多数の接合金
具、ボルト類を使用して溝形鋼、角形鋼管等の鉄骨軸組
材で、床枠組、壁枠組、天井枠組を組み立て、カラー合
板パネルや耐水パネル等からなる床材、壁材、天井材等
を貼設又は釘打ちして成形する骨格構造で組み立てるも
の等が知られている。
【0003】また、近年においては、このようなユニッ
トハウスは、施工現場での作業の簡素化と施工期間の短
縮を図るため、ユニットハウスの各壁面を室外側から脱
着可能に構成し、通常の壁面、ユニットタイプのエアコ
ンを組み込んだ壁面、扉を組み込んだ壁面などユーザー
のニーズに合わせて選択可能にしたユニットハウスが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにユニットハウスの各壁面を、室外側から容易に脱着
可能な構造とした場合、防犯面からは却って不利なもの
となってしまう虞があり、好ましくない。このため、各
壁面の連結には、例えば、特開平6−129033号公
報に示すように、建物のフレームに、間柱、継ぎ材等を
設けて壁パネルを確実に固定する必要があるが、このよ
うに壁パネルを組み付けるようにすると、現場での作業
が複雑化し、ユニットハウスの部品点数も多くなりコス
ト面、施工期間の面で不利となってしまう。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、防犯面でも優れ、また、部品点数も少なく、現場で
簡単に各壁面を組み付けることができ、低コストなユニ
ットハウスを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明によるユニットハウスは、フレー
ム上の構造体の端面に壁パネルの端面を連結して所定の
室内を区画形成するユニットハウスにおいて、上記構造
体の端面への上記壁パネル端面の連結に、上記壁パネル
端面に係合するパネル係合部と、室内側で上記フレーム
に固定自在なフレーム固定部とを有する連結部材を備え
たことを特徴とする。
【0007】すなわち、上記構成によるユニットハウス
は、フレーム上の構造体の端面に壁パネルの端面を連結
する際に、連結部材のパネル係合部を壁パネル端面に係
合し、連結部材のフレーム固定部を室内側でフレームに
固定する。このため、室外側から壁パネルを取り外すこ
とは困難で防犯性に優れる。また、簡単な連結部材を用
いるだけであるため、部品点数の増加も少なく、現場で
簡単に各壁面を組み付けることができ、低コストに実現
できる。
【0008】また、請求項2記載の本発明によるユニッ
トハウスは、請求項1記載のユニットハウスにおいて、
上記構造体は、壁パネルと柱用フレームのどちらかであ
ることを特徴とする。すなわち、具体的には、壁パネル
同士の連結や、柱用フレームと壁パネルとの連結に適用
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図5は本発明の実施の形態
を示し、図1は中間用連結部材の使用説明図、図2はユ
ニットハウス全体の構造説明図、図3は中間用連結部材
の斜視図、図4は端部用連結部材の使用説明図、図5は
端部用連結部材の斜視図である。
【0010】図2において、符号1はユニットハウスを
示し、このユニットハウス1は、予め工場等で長方形に
組んだ床骨格2の4隅に、設置位置で、柱用フレーム3
を垂直に固定し、後述する複数の壁パネル4a,4bを
組み込み、天井面5を組み付けて完成させる。尚、上記
床骨格2には、予め図示しない床材が床面として貼設さ
れている。
【0011】上記床骨格2の短辺側の両側面には、ユー
ザーの好みに応じて、窓或いはユニットタイプのエアコ
ンを組み込んだ壁パネル4aがそれぞれ1枚ずつ組み付
けられるようになっている。尚、この壁パネル4aは、
上記床骨格2の短辺側にヒンジ等を用いて、現場にて折
り畳み自在に組み付けられているものでも良い。
【0012】また、上記床骨格2の長辺側の両側面に
は、ユーザーの好みに応じて、ドア、窓等が組み込まれ
た、或いは何も組み込まれていない通常の複数の壁パネ
ル4bが組み付けられており、本実施の形態では、それ
ぞれの側面に4枚ずつ壁パネル4bを組み付けるように
なっている。
【0013】上記各壁パネル4a,4bは、基本的に、
図1に示すように、外壁材6と内壁材7との間に断熱材
8等を介装して構成されている。
【0014】また、上記壁パネル4bの両側の端面9に
は、垂直な縦長の溝部10が形成されている。更に、上
記各壁パネル4bは、上記床骨格2に沿って上面に一体
的に設けられた取付チャンネル2aの外側に取り付けら
れるようになっており、上記壁パネル4bの外壁材6
は、上記床骨格2との連結部分を覆うように、下方に長
く形成されている。
【0015】こうして、組み付けられる上記壁パネル4
bの、各パネル同士の端面間は互いの溝部10が対向し
て大きな隙間が形成されるため、この隙間には脱着自在
な合成ゴム材等の連結シール材11が嵌め込まれてい
る。また、この連結シール材11の下端には、後述する
中間用連結部材12が固設されている。
【0016】上記中間用連結部材12は、図3に示すよ
うに、各パネル同士の隙間を埋めつつ対向する壁パネル
4bの双方の溝部10にそれぞれ係合する、水平断面形
状がH状のパネル係合部12aを有し、このパネル係合
部12aの下端側からは、室内側に向けて、上記床骨格
2の取付チャンネル2aまで板状のフレーム固定部12
bが延出されている。
【0017】そして、上記中間用連結部材12は、フレ
ーム固定部12bに穿設した孔及び上記取付チャンネル
2aに穿設した孔にねじ13を挿通して、上記床骨格2
の取付ねじ孔2bに固定されている。
【0018】一方、上記壁パネル4bと上記柱用フレー
ム3との間には、図4に示すように、下端に、端部用連
結部材15が固設されている。
【0019】上記端部用連結部材15は、図5に示すよ
うに、壁パネル4bの溝部10にのみ係合する、水平断
面形状がコ字状のパネル係合部15aを有し、このパネ
ル係合部15aの下端側からは、室内側に向けて、上記
床骨格2の取付チャンネル2aまで板状のフレーム固定
部15bが延出されている。
【0020】そして、上記端部用連結部材15は、フレ
ーム固定部15bに穿設した孔及び上記取付チャンネル
2aに穿設した孔にねじ13を挿通して、上記床骨格2
の取付ねじ孔2bに固定されている。
【0021】このようにして構成された本発明によるユ
ニットハウス1を組み立てるには、まず、予め工場等で
長方形に組んだ床骨格2を設置位置に固定し、この床骨
格2の4隅に柱用フレーム3を垂直に固定して、床骨格
2の短辺側の両側面に壁パネル4aを組み付ける。
【0022】その後、床骨格2の長辺側には、一方の柱
用フレーム3の端面を基準にして壁パネル4bの一方の
端面を連結シール材等を介して固定する。
【0023】そして、この固定した壁パネル4bの他方
の端面9の溝部10と、隣に位置する壁パネル4bの溝
部10とにより形成される隙間に、連結シール材11を
介装すると共に、この連結シール材11の下端には、対
向する壁パネル4bの双方の溝部10にそれぞれ係合す
る中間用連結部材12のパネル係合部12aを係合し、
このパネル係合部12aの下端側から室内側に向けて延
出するフレーム固定部12bをねじ13で床骨格2に固
定する。尚、この固定は仮止め程度で行い、最終的に全
ての壁パネル4bを組み付けた段階において、強固に固
定するものとする。
【0024】次いで、上記連結シール材11及び中間用
連結部材12を介して更に隣の壁パネル4bの端面9を
同様に連結する。これを繰り返し、4枚の壁パネル4b
を組み付けた後、最後(4枚目)の壁パネル4bの他方
の柱用フレーム3と対向する端面9の溝部10の下端
に、端部用連結部材15のパネル係合部15aを係合
し、このパネル係合部15aの下端側から室内側に向け
て延出するフレーム固定部15bをねじ13で床骨格2
に固定する。
【0025】こうして、他方の側面の壁も同様に組み付
けた後、天井面5を組み付けてユニットハウス1を完成
させる。尚、ユニットハウス1の分解は、上述の手順と
逆の手順で行う。
【0026】このようにして完成されるユニットハウス
1では、室外側から簡単に組み付ける壁パネル4bを、
中間用連結部材12及び端部用連結部材15で室内側か
ら確実に固定されるため、室外側から壁パネル4bを取
り外すことは極めて困難で、防犯性に優れたものとな
る。また、中間用連結部材12及び端部用連結部材15
は簡単な部品であるため、現場で組み立てる部品点数の
増加も少なく、現場で簡単に各壁パネル4bを組み付け
ることができ、低コストに実現できる。更に、壁パネル
4bの形状を特別複雑に形成することなく実現でき、汎
用性に優れる。
【0027】尚、本実施の形態では、壁パネル4bが4
枚の例で説明したが、他の枚数であっても本発明は適用
できる。また、壁パネル4bの連結端面の下端に、中間
用連結部材12及び端部用連結部材15を取り付けるよ
うにしているが、上端にも中間用連結部材12及び端部
用連結部材15を取り付けるようにしても良い。さら
に、中間用連結部材12及び端部用連結部材15は、パ
ネル係合部12a,15aを下端側に短く形成している
が、連結シール材11の役割も兼用して上側に向けて長
く形成しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
レーム上の構造体の端面に壁パネルの端面を連結して所
定の部屋を区画形成するユニットハウスにおいて、構造
体の端面への壁パネル端面の連結に、壁パネル端面に係
合するパネル係合部と、室内側でフレームに固定自在な
フレーム固定部とを有する連結部材を備えたので、室外
側から壁パネルを取り外すことは困難で防犯性に優れ
る。また、簡単な連結部材を用いるだけであるため、部
品点数の増加も少なく、現場で簡単に各壁面を組み付け
ることができ、低コストに実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間用連結部材の使用説明図
【図2】ユニットハウス全体の構造説明図
【図3】中間用連結部材の斜視図
【図4】端部用連結部材の使用説明図
【図5】端部用連結部材の斜視図
【符号の説明】
1 ユニットハウス 2 床骨格(フレーム) 2a 取付チャンネル(フレーム) 3 柱用フレーム 4a 壁パネル 4b 壁パネル 9 端面 10 溝部 12 中間用連結部材 12a パネル係合部 12b フレーム固定部 15 端部用連結部材 15a パネル係合部 15b フレーム固定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム上の構造体の端面に壁パネルの
    端面を連結して所定の室内を区画形成するユニットハウ
    スにおいて、 上記構造体の端面への上記壁パネル端面の連結に、上記
    壁パネル端面に係合するパネル係合部と、室内側で上記
    フレームに固定自在なフレーム固定部とを有する連結部
    材を備えたことを特徴とするユニットハウス。
  2. 【請求項2】 上記構造体は、壁パネルと柱用フレーム
    のどちらかであることを特徴とする請求項1記載のユニ
    ットハウス。
JP36822099A 1999-12-24 1999-12-24 ユニットハウス Pending JP2001182160A (ja)

Priority Applications (1)

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JP36822099A JP2001182160A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 ユニットハウス

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JP36822099A Pending JP2001182160A (ja) 1999-12-24 1999-12-24 ユニットハウス

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JP (1) JP2001182160A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008095279A (ja) * 2006-10-06 2008-04-24 Sumiju Nakamichi House Co Ltd 脱着式壁パネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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