JPH0734306B2 - 記録媒体演奏装置 - Google Patents

記録媒体演奏装置

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JPH0734306B2
JPH0734306B2 JP1108261A JP10826189A JPH0734306B2 JP H0734306 B2 JPH0734306 B2 JP H0734306B2 JP 1108261 A JP1108261 A JP 1108261A JP 10826189 A JP10826189 A JP 10826189A JP H0734306 B2 JPH0734306 B2 JP H0734306B2
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久 木原
秀一 森
順一 布施
孝 三宅
仁克 伊形
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はカセットテープレコーダ等の記録媒体演奏装置
に関し、特に小型のカセットテープレコーダ等の記録媒
体挿入口を有する記録媒体演奏装置の構造に関する。
背景技術 自動車の運転席近傍に取付け配置されるいわゆるカース
テレオ装置の如きテープレコーダ等の車載用記録媒体演
奏装置の場合には、その操作面として許容される面積が
極めて限定される。例えば、1例として18×5cm程の小
面積内に記録媒体としてのカセットハーフの挿入口のみ
ならず、カセットテープレコーダ本体の操作制御回路や
表示回路等を設けるのが一般的である。
運転者にとって操作が極めて行い易い機器装置場所は、
ダッシュボード又はコンソールの一部等の極く限られた
スペースしかなく、よって前述した18×5cmの限られた
小面積に、更にラジオのチューナ機能の操作制御や表示
をなす回路をも伴わせて付加することが要求される。
かかる小面積部分に効率良くこれら各種回路を収納する
一つの解決策として例えば実公昭43−29326号公報に開
示の如く、カセットハーフ挿入口を覆う防塵ドアをラジ
オのダイアル部として兼用する方法がある。この方法で
は、ラジオ付カーステレオをラジオ受信機に使用する場
合には確かに無駄なスペースを有効利用できることにな
るが、テープレコーダ等の記録媒体演奏装置として使用
する場合には、この防塵ドアはカセットハーフ挿入の際
に本体内側へと押し込まれることから、表示や制御用の
回路素子を配置するスペースとして利用することは不可
能である。また、かかるドアは単にドアとしてのスペー
スだけでなく、ドアの周辺部にヒンジ機構やデザイン上
の処理等が必要となり、それだけ余分な面積がとられて
しまうことにもなる。
最近は、テープレコーダ等の記録媒体演奏装置に対する
高度のコントロール機能の要望が強く、テープレコーダ
としての基本的コントロールであるPLAY(再生)、FF
(早送り)、REW(巻戻し)、STOP(停止)、EJECT(テ
ープ取り出し)、電源スイッチ、ボリューム、音質調整
等の他に曲単位でプログラムを選択する飛越し選曲、数
曲先のプログラムを選択可能な多曲選曲、曲単位の繰返
し再生、テープの種類の選択(ノーマル、クローム、メ
タル)、ドルビー切換(OFF、Bタプ、Cタイプ)、テ
ープ走行方向切換(オートリバース機の場合)等の各種
機能が求められ、これら機能の切換制御やその表示のた
めの装置をも考慮すると18×5cm程度のスペースにこれ
らすべての表示や制御等の回路を備えることは困難であ
る。特にオーディオ機器として、テープレコーダ機能の
他にラジオチューナ機能等をも付加して一体化した場合
や、更にはこれらオーディオ機能の他にテレビジョンセ
ットやVTR(ビデオテープレコーダ)等のビデオ機能を
も付加する場合には、これら各機能の表示やコントロー
ルが必要となるが、これらをすべて上記の小スペースに
配置することは不可能となる。
特に、演奏部の操作やチューナ等の操作に関連する操作
情報や演奏内容に関連する演奏情報等を表示する表示器
はある程度大なる面積がなければ操作者は表示内容を認
識することが出来ないのであるが、既述の如く記録媒体
挿入口が演奏装置の前面にある場合には表示器の面積を
大とすることは困難であり、表示器はその表示機能を十
分に発揮し得ない不具合がある。
かかる問題を解決した記録媒体演奏装置として、例えば
特開昭58−150103号公報に開示されたものがある。この
公報に開示された記録媒体演奏装置においては、記録媒
体挿入口を閉塞すべく設けられた蓋体に演奏手段の動作
を操作するための操作部や各種機能の作動状態等を表示
する表示部などが設けられている。
このように、記録媒体挿入口の蓋体を利用して操作部あ
るいは表示部の面積を積極的に拡大したことにより、制
御機能の高度化に伴う操作部の増大及び表示すべき制御
情報や演奏情報の内容の増加に対処可能となっている。
発明の概要 本発明の目的とするところは、かかる操作部等を有する
記録媒体挿入口開閉蓋体を備えた記録媒体演奏装置であ
って、特に盗難からこれを守り且つ悪戯による損傷を防
止し、しかも操作性良好なる記録媒体演奏装置を提供す
ることである。
本発明による記録媒体演奏装置は、筐体前面部に形成さ
れた記録媒体挿入口を開閉自在に覆うべく設けられた開
閉体が、筐体に対して移動自在にして且つ該挿入口を開
閉する中蓋部と、筐体内の記録媒体演奏手段の動作を操
作するための操作部を含み且つ該中蓋部に対して係止手
段により着脱自在に係止せしめられる外蓋部とから成
り、該中蓋部及び外蓋部の一方及び他方に夫々設けられ
て互いに係合することにより該外蓋部を上記係止手段に
よる係止位置に案内する凸部及び凹部を有し、外蓋部を
中蓋部に装着せしめる際に外蓋部がその係止さるべき位
置に正確に案内されることを特徴としている。
実 施 例 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明す
る。
第1図ないし第8図に本発明の第1実施例としてのカセ
ットデッキを示す。
当該カセットデッキは例えば、自動車のダッシュボード
に固定された保持用ボックスの挿入口を介して保持空間
内に着脱自在に挿入装着される筐体すなわちキャビネッ
ト部2を主要部とし、このキャビネット部2の前面部す
なわちフロントパネル部は該保持空間外に露出せしめら
れる。
第1図及び第2図に示す如く、当該カセットデッキは、
記録媒体たるカセットテープ(図示せず)を挿入するた
めにフロントパネル部3に形成されたカセットテープ挿
入口4を開閉自在に覆う開閉体5を備えている。第3図
及び第4図にも示すように、開閉体5は中蓋部6と外蓋
部7とから成る。中蓋部6は鋼板などから成る全体とし
て矩形板状のものであり、キャビネット2の前端下部に
ブラケット8を介して固設された支持ピン9にその短手
方向における一端部にて揺動自在に取り付けられてい
る。また、中蓋部6は、カセットテープ挿入口4を含む
フロントパネル部3の略全面を覆い得、揺動することに
よってこのカセットテープ挿入口4を開閉する。
一方、外蓋部7は、樹脂などから成る直方体状の中空ハ
ウジングから成り、中蓋部6に着脱自在に取り付けられ
ている。
第3図並びに第4図(a)及び(b)に示す如く、中蓋
部6の主面には一対の凸部6aが突設されており、該凸部
の先端部には永久磁石10aが固着されている。これら凸
部6a及び永久磁石10aから成る結合体は、全体として、
頭部を切断した円錐状となっている。一方、外蓋部7の
背面部には、この凸部6a及び永久磁石10aから成る結合
体と嵌合し得る円錐状の凹部7aが形成されている。この
凹部7aの底面は円盤状の永久磁石11により形成されてお
り、中蓋部6に設けられた永久磁石10とこの永久磁石11
とが互いに吸着するようになされている。
上記した2つの永久磁石10及び11により、外蓋部7を中
蓋部6に対して着脱自在に係止せしめる係止手段が構成
されている。なお、当該実施例においては永久磁石10及
び11を夫々、凸部6aの先端部のみ及び凹部7aの底面のみ
に設けているが、かかる構成に限らず、該各永久磁石を
中蓋部6及び外蓋部7の相互の対向面の略全面に亘って
設けてもよい。また、該係止手段としては、このように
互いに吸着する一対の永久磁石から成る構成のものに限
らず、永久磁石と電磁石から成るもの、並びに、、電磁
石同士から成るものや、着磁されていない磁性部材と該
磁性部材を吸引する永久磁石あるいは電磁石とから成る
構成のものが挙げられる。このように電磁石を用いる場
合、外蓋部7が中蓋部6に装着されているときにのみ該
電磁石に通電して磁力を発生せしめる構成とすることも
出来る。また、永久磁石と電磁石との組み合せ、並び
に、電磁石同士から成る係止手段においては、外蓋部7
を中蓋部6から取り外さんとするときに電磁石(電磁石
同士の組み合せから成るものについては一方の電磁石の
み)の磁性を反転せしめれば、中蓋部6と外蓋部7との
間に磁力による反発力が発生し、外蓋部7の取り外しが
容易になされ得る。但し、電磁石への通電及びその極性
の反転は中蓋部6及び外蓋部7のうち当該電磁石が設け
られた方の蓋部上に設けられた操作ボタン等を操作する
ことによりなされることが好ましい。また、上記の如く
外蓋部7が中蓋部6に装着されているときにのみ電磁石
に通電される構成とする場合、外蓋部7を中蓋部6に装
着すると同時にこの装着力を以て上記操作ボタン等が自
動的に作動するように配置することが好ましい。
ところで、上述した如く、中蓋部6及び外蓋部7の相互
対向面部に、互いに嵌合することによって外蓋部7を中
蓋部6に対する係止位置に向けて案内する凸部6a及び凹
部7aが設けられていることにより、中蓋部6に対する外
蓋部7の着脱が容易になされ得、操作性が良好となって
いる。図示の如く、これら凸部6a及び凹部7aは、外蓋部
7を該外蓋部の全面に対して略直角な方向において案内
する。かかる構成の故、特に中蓋部6が閉位置にあると
きに外蓋部7を中蓋部6に対して着脱し易い。なお、当
該実施例においては凸部6aが中蓋部6に設けられ、凹部
7aが外蓋部7に設けられているが、逆に、凸部を外蓋部
7に設けて凹部を中蓋部6に設けてもよい。但し、外蓋
部7に凹部を設けた構成とすれば、後述するように当該
外蓋部を装置から取り外してこれを携帯する場合に持ち
易いという利点がある。また、凸部6a及び凹部7aが円錐
状に形成されているが、これらの形状については例えば
半球状など、互いの係合が円滑になされる形状であれば
よい。
なお、上記の如く中蓋部6の凸部6aに外蓋部7の凹部7a
が嵌合することにより、外蓋部7の左右方向及び上下方
向への移動が規制されるが、第1図に示す如く、中蓋部
6がカセットテープ挿入口4を閉塞する閉位置にあると
き、該中蓋部6に装着された外蓋部7は、フロントパネ
ル部3よりも更に前方に突出したキャビネット2の縁部
2aによっても上下方向及び左右方向への移動を規制さ
れ、これにより外蓋部7の中蓋部6に対する抜け止めが
なされている。
第5図から特に明らかな如く、中蓋部6を揺動自在に支
持する一対の支持ピン9のうち一方には扇状歯車13が回
転自在に取り付けられており、この扇状歯車13は中蓋部
6の側部に固着せしめられている。扇状歯車13は、複数
の歯車15ないし17を組み合わせてなる減速機構を介して
モータ18の出力軸19に連結されている。これら扇状歯車
13、減速機構及びモータ18によって、後述する制御回路
から発せられる蓋体駆動信号に応じて中蓋部6を揺動せ
しめる駆動手段が構成されている。
第2図及び第3図並びに第6図に示すように、中蓋部6
の右端部背面にはピン21aを有する係止部材21が固設さ
れている。第6図に示す如く、キャビネット2の内部に
設けられた固定シャーシ22上には、その自由端部に設け
られた爪部23aにて係止部材21のピン21aに係合すべく係
止レバー23が支持ピン23bを介して揺動自在に取り付け
られている。係止レバー23の下方にはソレノイドプラン
ジャ25が設けられており、該ソレノイドプランジャのロ
ッド25aが連結ピン25bにより係止レバー23と連結されて
いる。また、係止レバー23にはねじりコイルスプリング
26が連結されている。かかる構成においては、ソレノイ
ドプランジャ25がロッド25aを吸引することにより係止
レバー23が第6図において実線にて示す位置に揺動して
これが係止部21と係合し、ソレノイドプランジャ25への
電源が断たれるとコイルスプリング26の付勢力により係
止レバー23が第6図において二点鎖線で示される位置に
揺動して係止部材21との係合状態から解除される。
上記した係止部材21と、係止レバー23と、ソレノイドプ
ランジャ25とにより、中蓋部6を筐体すなわちキャビネ
ット2に対して係止する中蓋部係止手段が構成されてい
る。この中蓋部係止手段を設けたことにより、第1図に
示すように、中蓋部6及び外蓋部7から成る開閉体5が
キャビネット2に対して堅固に固定され、多少の力を加
えても当該開閉体5が開閉することがない。
第1図及び第7図に示す如く、外蓋部7の表面部には、
キャビネット2内に設けられたカセットテープ演奏装置
等の動作を操作するための各種操作スイッチ等を含む操
作部と、表示部31とが設けられている。また、外蓋部7
内には、該表示部を駆動する表示駆動回路が内蔵されて
いる。
第7図から特に明らかなように、外蓋部7上の操作部に
は電子式ボリューム制御用スイッチ32及び33が設けられ
ている。スイッチ32及び33はこれらが夫々押圧されてい
る間、音量を大及び小とする。また、飛越選曲動作を行
わせる際の制御スイッチ35ないし40が設けられており、
これらは何曲前(又は後)の曲を選曲せよという指令を
出力するためのものである。制御スイッチ35ないし40の
後方には、早送り用スイッチ42及び巻戻し用スイッチ43
と、オートリバース時におけるテープ走行切換指令用の
スイッチ45とが配置されている。
また、ドアオープンスイッチ47は前述した開閉体5を開
くためのものであり、その下のソース切換スイッチ48は
当該操作部をカセットデッキ、チューナ及びディジタル
オーディオディスクプレーヤのうちいずれの操作部とし
て使用するかを選択するためのものである。なお、図示
したカセットデッキはチューナ機能を内蔵したものであ
り、ディジタルオーディオディスクプレーヤのディスク
演奏部分については当該カセットデッキとは別に設けら
れる。ソース切換スイッチ48の下方には当該操作部を遠
隔操作するための遠隔操作器からの信号を受信するセン
サ49が設けられている。オートサウンドレベライザスイ
ッチ51は、これを押すことにより車両停止時には音量が
自動的に小となり、又、騒音が大きくなる車両走行時に
は音量が大となる。
音量調節用のスイッチ32及び33の下方にはシフトスイッ
チ52が設けられ、該シフトスイッチの側方にはラウドネ
ススイッチ53、クロックスイッチ54、イルミネーション
切換スイッチ55等が順に配列されている。イルミネーシ
ョン切換スイッチ55を押すことにより表示部31の照明の
色が例えば緑色及び赤色に代わる。表示部31の下方に
は、表示部31をしてカセットデッキ、チューナ及びディ
ジタルオーディオディスクプレーヤのうちのいずれの機
能につき表示せしめるかを選択する切換スイッチ56aな
いし56cが配置されている。
一方、上述した操作部と共に外蓋部7上に設けられた表
示部31については、カセットデッキ使用時においてはテ
ープ演奏時間、動作モード、A面及びB面のいずれの演
奏がなされているかなどを表示する。また、チューナ使
用時には選曲情報及び動作モード等を表示し、ディジタ
ルオーディオディスクプレーヤ使用時にはディスク演奏
経過時間及び動作モードなどを表示する。なお、前述し
た如く、外蓋部7内には表示部31を駆動する表示駆動回
路が内装されている。
なお、第2図に示す如く、中蓋部6の背面部には当該カ
セットデッキ外にカセットテープを排出せしめるための
イジェクトスイッチ57が配置されている。また、フロン
トパネル部3には、中蓋部6と係合することによって該
中蓋部6の開閉を検知するためのドア閉成検知スイッチ
59が設けられている。
上述した外蓋部7に設けられた操作部とキャビネット2
内に設けられたCPU(制御回路)との間の各信号の送受
信は、外蓋部7の背面部及び中蓋部6の表面部に夫々対
応すべく配置された端子群61及び62が互いに接続せしめ
られることによりなされる。また、該端子群61及び62の
うちいずれかによって、キャビネット2側から外蓋部7
に電源が供給される。これら各端子群61及び62は、外蓋
部7は中蓋部6に装着することによって接続され、外蓋
部7を中蓋部6から取り外すことにより接続を解除され
る。なお、前述した如く、外蓋部7上の表示部31を駆動
する表示駆動回路をキャビネット2側に設けず、外蓋部
7内に配置しているため、この端子群61及び62の端子数
が削減されている。
次いで、上記した構成のカセットデッキの開閉体5の開
閉動作と外蓋部7の着脱操作につき第8図及び第9図を
も参照しつつ説明する。
第1図に示す閉位置にある開閉体5を開く場合、外蓋部
7上に設けられたキーボードの各スイッチのうちドアオ
ープンスイッチ47を押す。第9図に示す如く、キーボー
ド70から発せられる信号はインターフェース71を介して
キャビネット2内のCPU(制御回路)72に送られ、CPU72
はROM(リードオンリーメモリ)73に定められた動作プ
ログラムに従い且つRAM(ランダムアクセスメモリ)74
を使用しつつ駆動回路(DRV)75及び76を夫々介してモ
ータ18及びソレノイドプランジャ25に駆動信号を発す
る。ドアオープンスイッチ47が押されることにより、CP
U72はまず、ソレノイドプランジャ25への電源供給を断
ち、係止部材21と係止レバー23との係止状態を解除し、
中蓋部6の揺動を自在にする。そして、モータ18の出力
軸19を第5図における時計方向に回転せしめる。モータ
18の駆動力は第5図に示す各歯車15ないし17を介して中
蓋部6と一体の扇状歯車13に伝えられ、中蓋部6及び外
蓋部7から成る開閉体5は第2図に示す開位置に向けて
揺動する。中蓋部6の開位置への揺動によってフロント
パネル部3上のドア閉成検知スイッチ59が作動せしめら
れてON状態からOFF状態になるとCPU72はこのドア閉成検
知スイッチ59の作動後に所定時間経た後にモータ18を停
止せしめる。
かくして開閉体5は第2図に示す開位置に達する。この
状態で、中蓋部6の背面側のイジェクトスイッチ57を押
すことが出来、該イジェクトスイッチを押すことにより
フロントパネル部3のカセットテープ挿入口4を通じて
カセットテープ(図示せず)が当該カセットデッキ外に
排出され、操作者はこれを回収することが出来る。そし
て、操作者が当該カセットデッキを搭載した自動車を駐
車して離れる場合、外蓋部7を中蓋部6から抜き出して
これを携帯することが出来る。
第2図に示す状態において外蓋部7が中蓋部6から取り
外された場合、中蓋部6と外蓋部7との間の各接続端子
群のうちいずれかの端子78(第8図に図示)、例えばキ
ャビネット2側から外蓋部7に対して電源を供給するた
めの端子の接続が断れたことを検知して第9図に示すフ
ローチャートに基き中蓋部6を閉位置に戻す。すなわ
ち、CPU72は、所定入力ポート78の電源電圧の供給が断
たれる(ステップS1)と、予め設定した時間T(例えば
2〜3秒)が経過するのを待ち(ステップS2及びS3)、
この後モータ18の出力軸19を第5図における反時計方向
に回転せしめる(ステップS4)。従って、中蓋部6は第
3図に示す閉位置に向けて揺動する。中蓋部6が閉位置
の極く近傍に達すると、フロントパネル部3上のドア閉
成検知スイッチ59が中蓋部6によってONせしめられ(ス
テップS5)、モータ18は停止せしめられ(ステップ
S6)。更に、モータ18の停止と同時に第6図に示すソレ
ノイドプランジャ25に対して電源を供給し、係止レバー
23を中蓋部6と一体の係止部材21に係合せしめる。かく
して、中蓋部6は第4図に示す閉位置に固定される。
さて、操作者が再び自動車に戻り、携帯していた外蓋部
7を中蓋部6に取り付ける場合、中蓋部6が閉塞状態の
ままこれを行なうことが出来る。即ち、第2図並びに第
4図(a)及び(b)に示す如く、閉塞状態にある中蓋
部6の主面に対してほぼ垂直に外蓋部7を近づける。す
ると、外蓋部7の背面部に形成された凹部7aが中蓋部6
の凸部6aに嵌合し、これによって外蓋部7が中蓋部6に
対する係止位置に案内される。そして、中蓋部6及び外
蓋部7に夫々設けられた永久磁石10及び11が互いに吸着
し、外蓋部7は中蓋部6に対して係止せしめられる。
なお、中蓋部6に対する外蓋部7の装着及び取り外しは
上述したように中蓋部6が閉位置にあるときは元より、
中蓋部6が第2図に示す閉位置にあるときにも可能であ
る。
かくして外蓋部7が中蓋部6に装着されると、中蓋部6
及び外蓋部7の夫々の接続端子群61及び62が互いに接続
する。CPU72はこの接続端子群同士の接続を検知し、こ
れに応じてソレノイドプランジャ25への電源供給を断
ち、係止部材21と係止レバー23との係合状態を解除し、
中蓋部6の揺動を自在とする。
尚、上記した実施例においては、外蓋部7が中蓋部6か
ら抜き取られたことの検知を、外蓋部7への電源供給ポ
ートが断となったことにより行っているが、この構成に
限らず、例えば、中蓋部6上に外蓋部7の着脱を検知す
る検知スイッチを設けてこの検知スイッチからの検知信
号に応じて中蓋部6を閉位置に戻す構成としてもよい。
また、実施例においては、モータ18を含む駆動手段によ
って中蓋部6を開方向及び閉方向に往復駆動する構成と
なっているが、該駆動手段による中蓋部6の駆動を閉方
向のみとし、中蓋部6を開く際には手動により行なう構
成としてもよい。この場合、モータ18の駆動力を中蓋部
6に伝える駆動力伝達機構に、一方向のみの駆動力を伝
達するいわゆるワンウェイクラッチを設けることなどが
考えられる。
更に、上述の如くモータ18により中蓋部6を閉方向に駆
動するのではなく、駆動源としてバネを用い、中蓋部6
を閉位置から開位置に移動せしめる際にこのバネにエネ
ルギを蓄える構成とし、更に中蓋部6が開位置に至った
ときに中蓋部6をフロントパネル部3に対して固定する
ロック機構を設け、中蓋部6から外蓋部7を抜き取った
ときにこのロック機構による中蓋部6の固定状態が解除
れて上記バネにより閉位置に移動せしめられる構成とす
ることも出来る。
第10図ないし第13図(b)に本発明の第2実施例として
のカセットデッキを示す。なお、当該カセットデッキは
以下に説明する部分以外は第1図ないし第9図に示した
カセットデッキと同様に構成されており、詳述はしな
い。また、以下の説明において第1図ないし第9図に示
したカセットデッキと同一又は対応する部分については
同じ参照符号を用いている。
第10図及び第11図に示す如く、外蓋部7は中蓋部6に着
脱自在に取り付けられている。詳しくは、第12図にも示
す如く、外蓋部7の長手方向両端部に一条ずつの凹部す
なわち溝80が形成されており、中蓋部6の長手方向両端
部に設けられた凸部すなわちコの字状の屈曲部の端部81
にこの溝80にて摺動自在に係合しているのである。ま
た、外蓋部7の背面部に尖頭部を有する係合凹部82が形
成されており、中蓋部6の前面部に該係合凹部82に嵌合
し得る尖頭状の係合凸部83が形成されている。外蓋部7
を中蓋部6に装着する際、これら係合凹部82及び係合凸
部83が互いに係合することにより、外蓋部7が中蓋部6
に対する係止位置に案内され、且つ、その長手方向すな
わち左右方向の移動が規制される。
第10図及び第11図並びに第13図(a)及び(b)に示す
如く、外蓋部7の背面部には板バネを片持梁状に固定し
てなる係止プレート85が取り付けられており、該係止プ
レート85の自由端部には係止突部85aが取り付けられて
いる。これに対して、中蓋部6にはこの係止突部85aが
係合し得る爪状の開口部86が形成されている。
第11図及び第12図並びに第14図(a)及び(b)に示す
如く、外蓋部7の底面には2枚の矩形板状の永久磁石88
が固着せしめられており、中蓋部66にはこの永久磁石88
と互いに吸着すべく電磁石89が設けられている。なお、
電磁石89は、永久磁石88に対向すべく設けられた一対の
磁性コア89aと、これら両コア89aに巻装された単一の電
磁コイル89bとから成る。
上記した係止プレート85と、中蓋部6の開口部86と、永
久磁石88と、電磁石89とにより、外蓋部7を中蓋部6に
対して係止する係止手段が構成されている。なお、電磁
石89に対する通電及びその断はCPU72(第8図に図示)
により制御される。また、CPU72は、この電磁石89の極
性を極性反転指令信号に応じて反転せしめる極性反転手
段を含む。なお、電磁石89の極性の反転は、中蓋部6の
背面に設けられたスイッチ90を操作することによりこれ
がなされる。
なお、当該実施例においては永久磁石88を外蓋部7に設
け、電磁石89を中蓋部6に設けているが、この逆に、電
磁石89を外蓋部7に設け永久磁石88を中蓋部6に設けて
もよい。
上記した構成のカセットデッキにおける開閉体5の開閉
動作及び外蓋部7の着脱操作は、第1図ないし第8図に
示した第1実施例としてのカセットデッキと同様になさ
れるので詳述しない。
当該カセットデッキにおいては、操作者が当該カセット
デッキを搭載した自動車を駐車して離れる場合、第13図
(b)において二点鎖線で示す如く外蓋部7の係止プレ
ート28の係止突部28aを指により押下して該係止プレー
トを撓ませて中蓋部6に対する外蓋部7の係止状態を解
除し、外蓋部7を中蓋部6から抜き出してこれを携帯す
ることが出来る。なお、このとき、操作スイッチ90を操
作することによって中蓋部6の電磁石89の極性を反転せ
しめれば、中蓋部6と外蓋部7との間に磁力による反発
力が発生し、第14図(b)において二点鎖線にて示すよ
うに外蓋部7はこの反発力により押し出され、これを容
易に取り出すことが出来る。なお、上記の係止プレート
28を指にて押下せしめる際にこの極性反転用の操作スイ
ッチ90も同時に作動するように構成することも出来る。
さて、操作者が再び自動車に戻り、携帯していた外蓋部
7を中蓋部6に取り付ける場合、第12図に示す如く中蓋
部6の表面側に配設されたもう1つのドアオープンスイ
ッチ92を押せばよい。このドアオープンスイッチ92が押
されることにより前述した動作と同じく中蓋部6は開
き、中蓋部6に対して外蓋部7を装着することが出来
る。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明による記録媒体演奏装置にお
いては、筐体前面部に形成された記録媒体挿入口を開閉
自在に覆うべく設けられた開閉体が、筐体に対して移動
自在にして且つ該挿入口を開閉する中蓋部と、筐体内に
設けられた記録媒体演奏手段の動作を操作するための操
作部を含み且つ該中蓋部に対して着脱自在な外蓋部とか
らなる。
即ち、例えば、記録媒体演奏装置が自動車に搭載される
ものである場合、駐車して自動車から離れる際に外蓋部
を取り外してこれを携帯することが出来るのである。操
作部を含む外蓋部を取り外された記録媒体演奏装置は一
見してそれと判別することができず、また、判別し得た
としても操作部が無い故その機能を発揮することは出来
ぬので魅力は減殺され、盗難あるいは悪戯による損傷か
らこれを守ることが出来るのである。
また、外蓋部を取り外しても中蓋部が記録媒体挿入口を
覆っている故、記録媒体演奏装置の存在を確認すること
は更に難しく、恰も記録媒体演奏装置が搭載されていな
いように見受けられ、盗難及び悪戯に遭遇する危険が殆
どないのである。
また、本願発明による記録媒体装置においては、上記中
蓋部及び外蓋部の一方及び他方に夫々設けられて互いに
係合することにより外蓋部を中蓋部に対する係止位置に
案内する凸部及び凹部を有している。
故に、中蓋部に対する外蓋部の着脱を容易かつ正確にな
すことが出来、操作性が良好となっているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例としてのカセットデッキの
斜視図、第2図は第1図に示したカセットデッキの開閉
体を開いた状態を示す斜視図、第3図及び第4図は第1
図に示すカセットデッキに対して操作部を含む外蓋部を
着脱する状態を示す各々一部断面を含む斜視図及び平面
図、第5図ないし第7図は第1図ないし第4図に示した
カセットデッキの一部の拡大図、第8図及び第9図は第
1図ないし第7図に示したカセットデッキの各々動作制
御系を示すブロック図及び動作説明図、第10図は本発明
の第2実施例としてのカセットデッキの開閉体を開いた
状態を示す斜視図、第11図は第10図に示すカセットデッ
キに対して操作部を含む外蓋部を着脱する状態を示す斜
視図、第12図は第10図及び第11図に示したカセットデッ
キから外蓋部を取り外した後の状態を示す斜視図、第13
図並びに第14図(a)及び(b)は第10図ないし第12図
に示したカセットデッキの各々一部拡大図及び動作説明
図である。 主要部分の符号の説明 2……キャビネット 3……フロントパネル、5……開閉体 6……中蓋部、6a……凸部 7……外蓋部、7a……凹部 10,11,88……永久磁石 18……モータ、21……係止部材 23……係止レバー 25……ソレノイドプランジャ 28……係止プレート、31……表示部 32,33,35,36,37,38,39,40……制御スイッチ 47,92……ドアオープンスイッチ 57……イジェクトスイッチ 59……ドア閉成検知スイッチ 89……電磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布施 順一 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 三宅 孝 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内 (72)発明者 伊形 仁克 埼玉県川越市大字山田字西町25番地1 パ イオニア株式会社川越工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号を担う記録媒体が挿入される挿入
    口を前面部に有し演奏手段を囲繞した筐体と、前記挿入
    口を開閉自在に覆うべく前記前面部に設けられ且つ前記
    演奏手段の動作を操作するための操作部を備えた開閉体
    とを含む記録媒体演奏装置であって、前記開閉体が前記
    筐体に対して移動自在にして且つ前記挿入口を開閉する
    中蓋部と、前記操作部を含み且つ前記中蓋部に対して係
    止手段により着脱自在に係止せしめられる外蓋部とから
    成り、前記中蓋部及び外蓋部の一方及び他方に夫々設け
    られて互いに係合することにより前記外蓋部を前記係止
    手段による係止位置に案内する凸部及び凹部を有するこ
    とを特徴とする記録媒体演奏装置。
  2. 【請求項2】前記凹部が前記外蓋部に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の記録媒体演奏装置。
  3. 【請求項3】前記凹部及び凸部は前記外蓋部を前記外蓋
    部の前面に対して略直角な方向に案内することを特徴と
    する請求項1又は2記載の記録媒体演奏装置。
  4. 【請求項4】前記係止手段が前記中蓋部及び外蓋部のい
    ずれか一方に設けられた永久磁石又は電磁石と、他方に
    設けられた磁性部材とからなることを特徴とする請求項
    1ないし3のうちいずれか1記載の記録媒体演奏装置。
  5. 【請求項5】前記係止手段が前記中蓋部及び外蓋部のい
    ずれか一方に設けられた電磁石と、他方に設けられた永
    久磁石と、前記電磁石の極性を反転せしめる極性反転手
    段とを含むことを特徴とする請求項1ないし4のうちい
    ずれか1記載の記録媒体演奏装置。
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