JPH0212438B2 - - Google Patents

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JPH0212438B2
JPH0212438B2 JP58075458A JP7545883A JPH0212438B2 JP H0212438 B2 JPH0212438 B2 JP H0212438B2 JP 58075458 A JP58075458 A JP 58075458A JP 7545883 A JP7545883 A JP 7545883A JP H0212438 B2 JPH0212438 B2 JP H0212438B2
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JP58075458A
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JPS59201598A (ja
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Yoshihiko Watanabe
Katsuaki Kawamura
Akihiro Fushimi
Yoshiharu Ueki
Shozaburo Sakaguchi
Seiichiro Matsuki
Atsushi Kurosawa
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Publication of JPS59201598A publication Critical patent/JPS59201598A/ja
Publication of JPH0212438B2 publication Critical patent/JPH0212438B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • H04B1/20Circuits for coupling gramophone pick-up, recorder output, or microphone to receiver

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車載用映像・音響装置に関する。
従来、車載用音響機器としては、ラジオ受信機
やカセツトデツキが広く知られているが、近時、
振動する場所でも使用可能なデジタルオーデイオ
デイスク(以下DADと略称する)プレーヤが開
発され、従来不可能とされていたデイスクプレー
ヤの自動車への搭載が可能となつた。一方、映像
機器にあつては、車載用テレビジヨン受信機が既
に市販されており、またビデオテープレコーダや
ビデオデイスクプレーヤを車載用として用いるこ
とも可能である。
これら音響機器及び映像機器の多くを一緒に自
動車に搭載できると情報源が多くなり便利である
が、各機器毎に操作部及び表示部を備えていたの
では、操作性及び視認性が悪く、運転上において
も安全性の点で問題が生ずることになる。また、
自動車の車内スペースが限られているので、すべ
ての機器を運転席の近傍に配設することは不可能
である。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたもので、
操作部及び表示部を機器本体と分離し、操作及び
表示を集中化することにより、操作性及び視認性
を向上した車載用映像・音響装置を提供すること
を目的とする。
本発明による車載用映像・音響装置において
は、映像・音響機器本体と操作部及び表示部とを
分離し、操作部及び表示部のみを車両の運転席近
傍に配設すると共に、操作部及び表示部と機器本
体との間において操作情報と表示情報とを識別す
る識別情報及び機器の種別を識別する識別情報を
含む伝送情報の双方向伝送を行なうようにし、該
操作部により機器本体を遠隔操作すると共に、該
表示部により該機器本体の各機器に関連する動作
情報及び映像機器からの映像の少なくとも一方を
表示する構成となつている。
以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図において、自動車1の例えばトランクル
ーム2内には、音響機器である例えばカセツトデ
ツキ3、DADプレーヤ4及びAM/FM受信機
5、映像機器である例えばTV受信機6、これら
各機器を集中制御するコントローラ7、各機器か
ら出力される音声信号を増幅する増幅部8等を含
む機器本体が収納されている。これら各機器の操
作部9は、運転席10において機器の選択や動作
モードの指令などを行えるように、機器本体と分
離されて運転席10の近傍、例えばメータパネル
部11及びコンソール部12に分割配置されてい
る。操作部9には、操作を簡単にするために、各
機器の操作に必要な最小限のキーが規則正しく配
列され、これらキーの多くを各機器の操作に共用
することによりその数を少なくでき、かつ専有ス
ペースを小さくできる。運転席10においてのみ
ならず、後部座席においても操作が可能なよう
に、運転席10側の操作部9とほぼ同機能を有す
る操作部13が運転席10の背面にも配設されて
いる。
CRT、ドツトマトリクス或いは多層液晶など
からなる表示部14は、機器本体及び操作部9と
分離され、例えばダツシユボード15に一体的に
組み込まれており、操作部9の操作情報、トラン
クルーム2内に収納された各機器の動作情報若し
くはTV受信機6からの映像などの表示をなす。
スピーカ16は後部座席の後方に配設されてい
る。なお、第1図においては、操作部9と表示部
14とを分離して設けたが、第2図に示すよう
に、両者9,14を一体に構成し運転席10の近
傍に配設することも可能である。
第3図において、トランクルーム2内に収納さ
れた機器本体と、運転席10の近傍に配設された
操作部9及び表示部14とは、双方に各々設けら
れた送・受信回路17a,17b及びこれら送・
受信回路17a,17b間において双方向に情報
信号の伝送を行う通信ライン18により電気的に
結合されている。通信ライン18の通信方式とし
てはワイヤレス、ワイヤードのいずれでも可能で
あり、ワイヤードの場合、例えば光フアイバを用
い、光信号による多重伝送方式によつて各種情報
信号を伝送することができる。光フアイバは、従
来一般に用いられていた銅ケーブルに比べて、重
量が非常に軽く(同じ性能で10分の1程度)、ノ
イズに対して強いなどの利点を有している。送・
受信回路17a,17b間には、各種情報信号の
伝送を行う通信ライン18の外、別にTV受信機
6からの映像を伝送する映像信号ライン19が平
行に設けられる。
機器本体側において、カセツトデツキ3は、複
数のカセツトテープを収容しその一つを選択して
自動的に再生位置にセツトするオートチエンジ機
能を有し、システムコントローラ7から発せられ
る制御信号を入力とするコントロール部3aによ
りカセツトテープの選択や動作モードの選択等が
なされる構成となつており、その具体的構成につ
いては後で詳述する。同様に、DADプレーヤ4
は、複数のデイスクを収容しその一つを選択して
自動的に再生位置にセツトするオートチエンジ機
能を有し、コントロール部4aによりデイスクの
選択や動作モードの選択等がなされる構成となつ
ている。オートチエンジ機能を有するDADプレ
ーヤとしては、本願出願人が特願昭56−67396号
等において提案したものなどを用い得る。このよ
うに、カセツトデツキ3及びDADプレーヤ4が
オートチエンジ機能を有すると、カセツトテープ
やデイスクを交換する手間が省け、運転席10に
て操作部9を操作するのみで自動的に連続演奏が
できるので、極めて便利である。
カセツトデツキ3、DADプレーヤ4及び
AM/FM受信機5から出力される音声信号は、
音質調整回路8a、グラフイツクイコライザ8b
び音声増幅回路8cからなる増幅部8を経てスピ
ーカ16に供給される。TV受信機6から出力さ
れる音声信号は、増幅部8における音声増幅回路
8cを経てスピーカ16に供給され、またTV受
信機6から出力される映像信号は、送・受信回路
17b、映像信号ライン19及び送・受信回路1
7aを経て、表示部14を制御する表示コントロ
ール部14aに供給される。これにより、表示部
14において、一般のテレビ放送の映像を映し出
すことができる。
操作部9には、第2図に示されるように、カセ
ツトデツキ3、DADプレーヤ4、AM/FM受信
機5及びTV受信機6のいずれか一つを選択する
フアンクシヨンキー群9aと、カセツトデツキ3
若しくはDADプレーヤ4のPLAY、STOP操作
又はAM/FM受信機5のAM/FM切換えを行う
モードキー群9bと、カセツトデツキ3のカセツ
トテープナンバー、DADプレーヤ4のデイスク
ナンバー、AM/FM受信機5のプリセツト局若
しくはTV受信機6のチヤンネルの選択を行うセ
レクトキー群9cと、AM/FM受信機5の選局
を行う選局キー9dと、ボリウムキー9e及び電
源スイツチ9fが設けられ、操作されたキーは発
光するようになつている。
操作部9の各キーの操作によつて発せられるフ
アンクシヨン情報信号、モード情報信号、セレク
ト情報信号等は、例えば光フアイバによる伝送方
式の場合、送・受信回路17aにおいて光の点滅
(ON・OFF)信号に変換され、光フアイバによ
る通信ライン18でトランクルーム2内の機器本
体側に伝送され、送・受信回路17bにおいてデ
コードされてシステムコントローラ7に供給され
る。これに応答してシステムコントローラ7は指
定された機器を選択しかつ作動せしめる。選択さ
れた機器に関連する動作情報は、一動作毎に、シ
ステムコントローラ7を経て送・受信回路17b
において光信号に変換され、表示側に伝送されて
表示部14にて表示される。例えば、テープデツ
キ3の場合、「指定されたカセツトテープのタイ
トル名等」、「指定されたカセツトテープを選択中
であること」、「カセツトテープが再生位置にセツ
トされたこと」或いは「再生中の曲番、曲名」な
どが表示される。また、指定されたカセツトテー
プに収録された曲番、曲名をすべて表示し、この
表示を見て任意の曲番を指定したり、プログラム
選曲することなどへの発展も可能である。
通信ライン18では双方向に情報の伝送が行わ
れる故、通信ライン18上のデータには、操作情
報か表示情報かの識別符号を付加しておく必要が
ある。その方法としては種々考えられるが、例え
ばデータ配列を全部で36ビツトだと仮定した場
合、例えば30,31番目のビツトを操作情報、
表示情報ビツトとして重みをつけておく方法があ
る。
なお、機器本体側にビデオデイスクプレーヤや
ビデオテープレコーダ等を配設することも可能で
あり、機器が多くなつた場合、通信ライン18上
のデータに機器の識別ビツトを設けることによ
り、効率良く通信を行うことが可能となる。ま
た、TV受信中であつても、各機器の情報を表示
させたい場合には、情報信号をTV映像信号に重
畳させてやれば、表示部14の画面の任意の位置
にその情報を表示させることもできる。更に、機
器本体の収納位置はトランクルーム2内に限ら
ず、座席の下や後部座席等であつても良い。
次に、オートチエンジ機能を有するカセツトデ
ツキ3の具体的構成について第4図ないし第12
図を用いて詳述する。
図示されるように、上面部に運搬用の取手51
aが固設されたハウジングA51には前後方向
(矢印X方向及びその反対方向)が開放されたキ
ヤリア収納部51bが設けられている。また、キ
ヤリア収納部51bと隔壁51cを隔てて収納部
51dが形成されている。収納部51dは前後方
向及び下方が開放されており、該収納部にはハウ
ジングB52の下部52aが収納されている。ハ
ウジングB52は下部52aに対して垂直な方
向、即ち、第5図及び第6図における上下方向
(矢印Z方向及びその反対方向)に伸長する後側
部52bを備えており、該後側部はハウジングA
51の背面部を覆つている。ハウジングA51の
左右両側面には一対ずつのクリツパー51eが固
着されており、該クリツパーに対応してハウジン
グB52に固設された受け金具52cと共に両ハ
ウジングA及びBの連結をなしている。ハウジン
グA51には該ハウジングAの前面部を開閉する
ドア51fが取り付けられており、該ドアを閉じ
た状態において、該ドアを含む両ハウジングA及
びBの外形が略直方体となるようになされてい
る。
ハウジングA51のキヤリア収納部51b内に
は複数、例えば、12個の直方体状のキヤリア53
がカセツトホルダとして移動自在に且つ互いに摺
動自在に当接して収納されている。各キヤリアは
その前端が全面に亘つて開放されており、この開
放部53aから再生さるべきカセツトテープ54
を収納保持し得るようになつている。後述する
が、デツキ部の磁気ヘツドが第5図及び第6図に
おける左方(矢印Y方向)に偏倚して設置されて
いることから、カセツトテープ54を各キヤリア
に収納する場合、該カセツトテープのヘツド挿入
窓54a及びキヤプスタン孔54b等が常に左方
となるようにし、また、リール軸挿入孔を下方に
向ける必要がある。キヤリア53にはこれらヘツ
ド挿入窓54a、キヤプスタン孔54b及びリー
ル軸挿入孔54cより所定分だけ大きな開口部5
3b,53c及び53dがこれらに対応して形成
されている。また、キヤリア53内には、該キヤ
リアの後方内面にその一端が固着されたカセツト
テープ押え用の板バネ53eが設けられている。
一方、ハウジングB52の後側部52b内には
外周にギア部55aが形成された円盤状の回転部
材55が配置されており、該ハウジングBの後壁
内面に突設された軸52dによつて回動自在に支
持されている。回転部材55は、ハウジングB5
2の後壁内面に設けられた突起部52eによつて
後方への移動を規制されており、該ハウジングB
の左下部に配設された駆動力付与機構としてのモ
ータA56によつて減速ギア56aを介して回転
駆動される。
回転部材55をを支持する軸52dにはまた、
該回転部材の前方において6組のアーム機構57
が枢支されている。アーム機構57は、軸52d
によつて回動自在に支持された支持部材57a
と、支持部材57aの両端部に形成された溝57
bに摺動自在に係合した一対のスライド部材57
cとによつて構成されている。各スライド部材5
7cの先端部には、キヤリア53の後端部に突設
された軸53fと嵌合する枢支部57dが設けら
れている。また、スライド部材57cと回転部材
55との間には該スライド部材にバイアス力を付
与する為のコイルスプリング57eが介装されて
おり、回転部材55の外周部近傍前面とスライド
部材57cの先端部後面とに各々突設された突起
部55b及び57fに該コイルスプリングの各一
端が連結されている。
上記回転部材55、モータ56、減速ギア56
a、アーム機構57及びコイルスプリング57e
等によつて、キヤリア53の全てを同時にハウジ
ングA51のキヤリア収納部51bの内壁面に押
圧しつつ回動せしめるように駆動力を付与するキ
ヤリア駆動機構が構成されている。また、キヤリ
ア53と当該キヤリア駆動機構とによつて、カセ
ツトテープ54を担持し且つ該カセツトテープを
所定再生位置近傍に搬送する搬送手段が構成され
ている。
デツキ部60は略直方体のケース60aに収納
されており、ケース60aと共に上下方向に往復
動自在である。尚、デツキ部60は磁気ヘツド6
0b、リール台60c、キヤプスタン軸60d及
びキヤプスタン軸駆動モータ60e等により構成
される通常のものであり、その具体的な構成につ
いてはここでは詳述しない。
デツキ部60の前方には左右方向に伸長するス
ピンドル61が回動自在に支持されている。スピ
ンドル61には、中央小径部61aを境として右
側に右ネジが、また、左側には左ネジが螺刻され
ている。また、スピンドル61の右端にはギア6
1bが固着されており、該ギア61bにはモータ
B62の出力軸に固着されたギア62aが噛合し
ている。スピンドル61の右ネジ部61c及び左
ネジ部61dには各々、内面にネジ部が形成され
た角柱状の移動部材63a及び63bが螺合して
いる。各移動部材63a及び63bには、ハウジ
ングB52の下部52aに設けられた支持部52
fに一端が枢支された一対のリンク部材64a及
び64bの各他端が枢着されている。また、移動
部材63a及び63bには更に、一端がケース6
0aに枢着された一対のリンク部材65a及び6
5bの各他端も枢着されている。
リンク部材64bにはマグネツト66aが固着
されている。また、リンク部材64bが作動した
状態におけるマグネツト66aの移動位置に対応
してホール素子等の感磁性素子66bが配置され
ており、且つ支持部52gに固定されている。
上記したスピンドル61、モータB62、移動
部材63a,63b、リンク部材64a,64
b,65a及び65bなどによつて、デツキ部6
0を往復動せしめる駆動手段が構成されている。
また、マグネツト66a及び感磁性素子66bは
デツキ部60の移動を検知する為に設けられたも
のである。
ハウジングA51すなわちカセツト収納部は、
デツキ部60側のハウジングB52と分離可能な
構成となつているので、ハウジングA51をカセ
ツトケースとして単独で持ち運ぶこともでき、実
用的である。
第4図及び第5図はキヤリア53の静止位置、
即ち、再生時における状態を示したものである。
この状態においては、左右に各々5つずつのキヤ
リア53が重畳しており、該各重畳群の上端部及
び下端部に横架される形で上下1つずつのキヤリ
ア53が配置されている。
ここで、第4図に示されるように、ハウジング
A51のキヤリア収納部51bの幅及び高さを
各々W及びHと定めキヤリア53の総数、幅及び
厚さを各々n,w及びhとすると、ハウジングA
51はW<3w、H<nh/2+2hを満足するよう
に構成されている。
ハウジングB52の後側部52b内には、上記
重畳群の最上部及び最下部に夫々位置するキヤリ
ア53の上面及び下面に各々係合し得、且つ上下
1つずつ配置されたキヤリア53の左右両側面に
も係合可能な4つのピン部材68a,68b,6
8c及び68dが前後方向に移動自在に設けられ
ている。また、後側部52bの前壁部には各ピン
部材68a,68b,68c及び68dに対応し
て丸孔52hが形成されており、該各ピン部材の
前端尖頭部が丸孔52hから突出収納自在である
ようになされている。ピン部材68a,68b,
68c及び68dはコイルスプリング69によつ
て突出方向に付勢されている。
上記各ピン部材68a〜6dの近傍にはプラン
ジヤ70が配置されている。また、プランジヤ7
0の側方には略くの字状の連結部材71が揺動自
在に支持されており、該連結部材の一端がピン部
材に係合し、他端がプランジヤ70のロツド部7
0aに枢着されることによつて各ピン部材とプラ
ンジヤ70との連結がなされている。
上記ピン部材68a,68b,68c,68
d、コイルスプリング69、プランジヤ70及び
連結部材71によつて、カセツトテープ54を上
記搬送手段と協働して再生位置に位置決めする位
置決め手段が構成されている。
ハウジングB52の上部にはカセツトテープ5
4が上記再生位置に位置決めされたことを検知す
るために、その作動子73aがキヤリア53の上
面に係合することによつて閉状態となる常開のス
イツチA73が設けられている。また、各ピン部
材68a,68b,68c及び68dの各近傍に
はスイツチA73と同様の働きをなすものとし
て、各ピン部材の前端尖頭部が丸孔52hから突
出している状態にて閉となるスイツチB74が設
けられている。
複数のカセツトテープ54の各々を識別し指定
された1つを選択する選択方式としては、種々の
方式が考えられる。その一方式として、カセツト
テープ54のハーフ部表面に第13図aに示され
るようにタイトル名等をバーコードで表示し、ハ
ウジングB52の下部52aの上面に露出して配
置された光学センサ75(第4図参照)により読
み取る方式がある。光学センサ75は、キヤリア
群の移動時において、第14図cに示す如き配列
のキヤリア群の右側最下部に位置するキヤリア5
3に収納されたカセツトテープ54のバーコード
を、キヤリア53に該バーコードに対向して形成
された開口部(図示せず)を通して読み取るもの
である。
光学センサ75によるバーコードの読取りは、
光学センサ75を第4図の左右方向において移動
自在とし、キヤリア群の移動を第14図cの配列
状態で一度停止させ、図示せぬ駆動手段によつて
光学センサ75を移動させることによつて行われ
る。また、光学センサ75を第4図に示された位
置より中心側に位置せしめて固定とし、読み取ら
れるべきカセツトテープが第14図cの配列状態
から第14図dの配列状態に移行する過程におい
て行なうようにすることも可能である。
他の選択方式としては、カセツトテープ54の
ハーフ部表面に、第13図bに示されるようにタ
イトル名等を記録された磁気テープTを貼着し、
この磁気テープTの記録内容を図示せぬ磁気ヘツ
ドで読み取ることにより、指定されたカセツトテ
ープ54を選択する方式がある。更に他の選択方
式としては、第13図cに示されるようにカセツ
トテープ54のハーフ部表面に記されたタイトル
名等の文字を、図示せぬイメージセンサで直接読
み取ることにより、指定されたカセツトテープ5
4を選択する方式がある。
なお、上記した各選択方式においては、いずれ
もハーフ部表面上に情報記録媒体或いは文字を付
しているが、これらをキヤリア53に付しても良
く、また各キヤリア53にナンバーを付しかつ各
キヤリアに収納されるカセツトテープ54のタイ
トル名、曲名等をキヤリアナンバーに対応して記
録しておき、キヤリアナンバーを選別することに
よつて指定のカセツトテープ54を選択する方式
等種々考えられる。
光学センサ75で読み取られたコードは、第3
図におけるコントロール部3aに送出され、この
コントロール部3aにおいて指定コードか否かの
判定が行なわれ、指定コードである場合、そのカ
セツトテープ54は再生位置にセツトされる。
以上の構成によるオートチエンジ機能を有する
カセツトデツキ3において、モータやプランジヤ
等の各駆動源は、コントロール部3aから後述の
動作説明にて詳述する所定のタイミングで発せら
れる制御信号に応答して作動する。
次に、オートチエンジ機能を有するカセツトデ
ツキ3の動作を主に第14図a〜dに基づいて説
明する。
第14図aにおいて、今、右方に5段に重畳し
て配置されたキヤリア53のうち、最下段のキヤ
リアに収納されたカセツトテープ54を再生する
場合を説明する。
コントロール部3a(第3図参照)から動作信
号が発せられるとまず、ピン部材68b及び68
cのプランジヤ70が作動して、ピン部材68b
及び68cは収納される。同時にモータA56が
作動して回転部材55及び各アーム機構57が例
えば第14図aにおける時計方向に回転を開始す
る。従つて、5つずつの重畳キヤリア群の上方及
び下方に夫々単独に位置していた2つのキヤリア
53は、各々右方及び左方に移動しハウジングB
51の側壁部内面に当接し、第14図aに示され
る状態から第14図bに示される状態に移行す
る。
これら2つのキヤリア53のうち、特に上方の
キヤリア53の移動に伴つて、スイツチA73が
オフ状態となり、キヤリアの移動が完了したこと
が検知されてコントロール部3aに信号が送られ
る。すると、ピン部材68a及び68dのプラン
ジヤ70が作動してピン部材68a及び68dが
収納され、上下方向に6段ずつ重畳した形の左右
のキヤリア群はコイルスプリング57eのバイア
ス力によつて互いに群の状態を保つたまま相対移
動をして第14図cに示される位置に移動する。
この状態で、光学センサ75によつて再生さるべ
きカセツトテープ54のバーコードが判読され
る。また、同時にピン部材68b及び68cのプ
ランジヤ70の作動状態が解除されるので、ピン
部材68b及び68cはコイルスプリング69に
より押圧されて突出する。ただし、回転部材55
は回転を続けている。次いで、ピン部材68a及
び68dのプランジヤ70の作動状態が解除され
るが、ピン部材68a及び68dはキヤリア53
によつて突出を規制される。回転部材55が更に
回転を続けることによつて、再生したいカセツト
テープ54を収納したキヤリア53は左方に移動
し、ピン部材68cによつて位置決めされる。ま
た、キヤリア群を隔てて最上方に位置するキヤリ
ア53も同様に右方に移動するので、第14図d
の状態となる。よつて、突出規制されていたピン
部材68b及び68cは突出可能となり、突出す
る。
尚、各キヤリアを、例えば第14図における反
時計方向に回動せしめてカセツトテープ54の入
れ替えを行う場合、上記した順方向、即ち、第1
4図における時計方向にキヤリア群を回動させる
場合と全く逆の過程を辿つてなされる。また、こ
の場合、再生さるべきカセツトテープ54に記さ
れたバーコードを光学センサ75によつて読み取
る為に一旦再生位置に位置決めされたカセツトテ
ープ54、従つて、キヤリア53を所定分だけ右
方に移動せしめて、然る後再び再生位置に戻すと
いう動作が追加される。
再生さるべきカセツトテープ54の再生位置へ
の位置決めが完了すると、モータA56が停止
し、次いでモータB62が作動する。すると、ス
ピンドル61が回転を始め、移動部材63a及び
63bが互いに離れる方向に移動する。従つて、
リンク部材64a,64b,65a及び65bが
作動してデツキ部60が上方に移動し、デツキ部
60のリール軸がカセツトテープ54のリール軸
挿入孔54cに挿入される。
かくしてテープ再生が開始される。
テープの再生が終了すると、上記と逆の過程を
辿つてデツキ部60が下降し、装置全体が元の静
止位置に復帰する。
カセツトデツキ3におけるオートチエンジヤ機
構としては、上述した構成のもの以外に、第15
図に示す如き構成のものを用いることも可能であ
る。第15図において、枢支軸20により回転自
在に枢支された回転機構部21には、例えば8個
のカセツトテープ54が一定の角度θで配列さ
れ、適当な手段によつて保持されている。回転機
構部21は、コントロール部3aから発せられる
回転制御信号に応答して作動する駆動部22によ
り、該回転制御信号の1パルス毎に角度θだけ回
転駆動される。1回の回転動作が終了すると、回
転終了検出部23から終了検知信号がコントロー
ル部3aに送出される。同時に、光学センサ75
において、第13図aに示されるようにカセツト
テープ54のハーフ部表面上に付されたタイトル
名等を表わすバーコードが読み取られ、そのコー
ドがコントロール部3aにおいて指定コードであ
るか否かの判定が行われる。指定コードでなけれ
ば、再度コントロール部3aから1パルスの回転
制御信号が発せられ、回転機構部21が更に角度
θだけ回転し、以後光学センサ75により読み取
られたコードが指定コードと一致するまで同じ動
作が繰り返される。
読み取られたコードが指定コードと一致する
と、回転機構部21の回転動作が停止し、光学セ
ンサ75と対向したカセツトテープ54の停止位
置が再生位置となり、先述した実施例と同様に、
それまでカセツトテープ54から離れていたデツ
キ部60が第15図に示される位置まで移動し、
これにより磁気ヘツド60bがテープに圧接した
再生動作が開始されるのである。再生終了後は、
デツキ部60が第15図の左方向に移動してカセ
ツトテープ54と離間した元の静止位置に復帰
し、次のカセツトテープの指定があれば、再び、
上述したカセツトテープ54の交換動作が繰り返
されるのである。
以上説明したように、本発明によれば、映像・
音響機器本体と操作部及び表示部とを分離し、操
作部及び表示部のみを車両の運転席近傍に配設
し、該操作部によりを遠隔操作すると共に、該表
示部により、該機器本体の各機器に関連する動作
情報及び映像機器からの映像の少なくとも一方を
表示するように構成したので、集中制御及び集中
表示が可能となり、操作性及び視認性を向上でき
ることになる。
また、操作部及び表示部と機器本体との間にお
いて操作情報と表示情報とを識別する識別情報及
び機器の種別を識別する識別情報を含む伝送情報
の双方向伝送を行なう構成となつているので、情
報の双方向伝送であつても伝送中の情報から操作
情報であるか表示情報であるかの識別、更には制
御対象の機器の識別を確実に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による映像・音響機器を搭載し
た自動車の一部破断面を含む斜視図、第2図は操
作部及び表示部の具体的構成を示す部分斜視図、
第3図は本発明による映像・音響機器の一実施例
を示すシステムブロツク図、第4図及び第5図は
オートチエンジ機能を有するカセツトデツキの
各々正面図及び斜視図、第6図は該カセツトテー
プの一部斜視図、第7図、第8図a,b、第9
図、第10図a,b及び第11図は該カセツトテ
ープの一部詳細図、第12図a及びbはカセツト
テープの各々上面図及び側面図、第13図a,b
及びcは識別情報源としてのバーコード、磁気テ
ープ及び文字をそれぞれハーフ部表面に有するカ
セツトテープの平面図、第14図a〜dはカセツ
トテープの入れ替え動作を説明するための動作
図、第15図はオートチエンジヤ機構の他の実施
例を示す構成図である。 主要部分の符号の説明、3……カセツトデツ
キ、4……DADプレーヤ、9……操作部、14
……表示部、18……通信ライン、19……映像
信号ライン、51……ハウジングA、52……ハ
ウジングB、53……キヤリア、60……デツキ
部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 映像・音響機器及び該映像・音響機器を集中
    制御するコントローラを含む機器本体と、前記機
    器本体と分離されて車両の運転席近傍に配設され
    前記機器本体を遠隔操作する操作手段と、前記機
    器本体と分離されて車両の運転席近傍に配設され
    前記機器本体の各機器に関連する動作情報及び前
    記映像機器からの映像情報の少なくとも一方を表
    示する表示手段と、前記操作手段及び表示手段と
    前記機器本体との間において双方向に情報の伝送
    を行なう伝送手段とを備え、前記伝送手段は送信
    側において伝送情報中に操作情報と表示情報とを
    識別する識別情報及び機器の種別を識別する識別
    情報を含ませることを特徴とする車載用映像・音
    響機器。 2 前記伝送手段は、情報の伝送に光信号を用い
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    車載用映像・音響装置。
JP58075458A 1983-04-28 1983-04-28 車載用映像・音響装置 Granted JPS59201598A (ja)

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