JP2772959B2 - 分離型制御機器 - Google Patents

分離型制御機器

Info

Publication number
JP2772959B2
JP2772959B2 JP63231221A JP23122188A JP2772959B2 JP 2772959 B2 JP2772959 B2 JP 2772959B2 JP 63231221 A JP63231221 A JP 63231221A JP 23122188 A JP23122188 A JP 23122188A JP 2772959 B2 JP2772959 B2 JP 2772959B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
set value
setting
setting display
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63231221A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0279592A (ja
Inventor
昭彦 中川
和彦 江島
基 藤木
哲夫 大開
理明 伊賀
勇 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP63231221A priority Critical patent/JP2772959B2/ja
Publication of JPH0279592A publication Critical patent/JPH0279592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2772959B2 publication Critical patent/JP2772959B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、制御部本体と設定表示部が別体に構成さ
れた、例えばタイマ、カウンタ、温度調節器等のいわゆ
る分離型制御機器に関する。
(ロ)従来の技術 従来、タイマ、カウンタ、温度調節器等の制御機器に
は、制御部と表示・設定機能を有する設定表示部とが一
体的に構成されるものと、制御部と設定表示部が別体に
構成され、設定表示部をコネクタ付きのリード線で制御
部の接続部に接続し、設定表示部からの設定データを制
御部に入力し、設定する分離型のものとがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記した従来の制御機器の内、制御部と設定表示部が
一体型の制御機器は、複数台の制御機器がある場合、表
示設定を常時必要としないものや、同一の設定値でよい
ものがあるにもかかわらず、それぞれの制御機器に設定
表示部を備えるものであるから、基本的には制御機器1
台ずつ手動で設定を行う必要があるため、調整に手間取
る上、低コスト、省力化のニーズに応えきれていないと
いう問題があった。
また、分離型の制御機器は、必要に応じて設定表示部
をコネクタで制御部本体に接続することで設定可能では
あるが、コネクタで接続する接続部の信頼性に劣るとい
う欠点があった。
また、従来の上記制御機器では、不特定の者が設定値
を変更することに際し、その防止対策が十分でなかっ
た。
この発明は、上記問題点に着目してなされたもので、
制御部に対し、必要時にのみ設定値データを設定し得る
とともに、みだりに誰でもが設定できない構造とした分
離型制御機器を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用 この発明の分離型制御機器は、制御機器本体である制
御部と、制御機器本体の一部を構成し、制御部に対して
着脱自在である設定表示部とからなる分離型制御機器で
あって、前記設定表示部に、少なくとも設定値入力モー
ドと送信モードを指定するモード指定手段と、設定値入
力手段と、この設定値入力手段で入力される設定値を記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された設定値を
表示する表示部とを備えるとともに、前記制御部と設定
表示部に無接触でデータを送受する送受信手段を備え、
前記モード指定手段による送信モードの指定により、前
記記憶手段に記憶された設定値を前記制御部に転送する
ようにしている。
この分離型制御機器では、通常、設定表示部を制御部
から分離し、結合させない状態で使用し、制御部の設定
値を設定する場合のみ、設定表示部を制御部に結合(送
受信手段により、無操作でデータを送受し得る程度に)
させる。この状態で、まずモード指定手段により、設定
値入力モードとし、設定値入力手段により、設定表示部
に設定データが入力され、記憶手段に記憶される。入力
が完了すると、モード指定手段で、送信モードとし、設
定表示部の記憶手段に記憶している設定値を送受信手段
により制御部に転送し、設定する。
この分離型制御機器では、無接触で設定データを設定
表示部から制御部に設定するものであるため、結合時の
接触不良等による不具合が発生せず、また通常は、設定
表示部を必要とせず、数種の制御部に対して兼用できる
ため、設定表示部の保管を確実に行えば(設定表示部が
なければ)、制御部の設定値を誰もが設定することはで
きない。従って、低コスト、省力化、信頼性、誤変更防
止機能を備えた制御機器を提供することができる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明を更に詳細に説明す
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す分離型制御機器
の斜視図である。この制御機器は、本体制御部1と設定
表示部2とから構成され、設定表示部2は、本体制御部
の1に対して着脱自在に構成されている。制御部1への
設定表示部2の結合は、係合機構で脱着してもよいし、
磁石等を用いて脱着させるものであってもよい。電気的
には、設定表示部2と制御部1とは直接接続されていな
い。
設定表示部2の前面には、表示器3、設定値Upキー
4、設定値Downキー5、モード切換キー6を備えてい
る。設定値Upキー4は、操作される毎に、表示器3の表
示数値がインクリメントされ、所望の数値で操作を止め
ることにより数値入力できる。同様に設定値Downキー5
は、操作される毎に、表示数値かデクリメントされて数
値入力される。モード切換キー6は、操作される毎に現
在値表示モード、設定値入力モード、送信モードと、順
次モードが切り換えられる。
設定表示部2の内部には、電子回路部を備えており、
この電子回路部には、第2図に示すように、設定値Upキ
ー4、設定値Downキー5及びモード切換キー6等の各ス
イッチを含むスイッチ群11、このスイッチ群11をCPU13
に入力するインターフェース12、CPU13、CPU13のプログ
ラムを記憶するROM15、設定値データ等を記憶するRAM1
6、表示器(LCD)3、更にこの表示器3を駆動するLCD
ドライバ14、またCPU13の制御のもと、設定値データを
制御部1に転送するための送受信部17を備えている。
同様に、制御部1は、第3図に示すように、設定表示
部2からの転送データを受ける送受信部18、CPU19、ROM
20、RAM21、更にCPU19からの出力をインターフェース22
を介して受けるリレー23から構成されている。制御部1
と設定表示部2とのデータのやりとりは、送受信部17と
送受信部18において行われるが、これらは無接触で電磁
誘導により送信される信号によって伝送される。従っ
て、送受信部17,18は、それぞれ第4図(a)に示すよ
うに、パラレル/シリアル変換回路31、モジュレータ3
2、トランジスタ回路33及びコイル34から構成される送
信部と、第4図(b)に示すように、受信コイル41、増
幅回路42、平滑回路43、波形整形回路44、シリアル/パ
ラレル変換回路45から構成される受信部とを備えてい
る。即ち、互いに制御部1と設定表示部2との間でデー
タの授受がなし得るように構成されている。
これらの送信部及び受信部では送信側のCPUからパラ
レルデータがパラレル/シリアル変換回路31でシリアル
データに変換され、更に、モジュレータ32で、このシリ
アルデータで高周波信号が変調され、その被変調信号が
トランジスタ回路33で信号増幅され、送信コイル34によ
り送出される。この電磁波を受信部の受信コイル41で受
信し、増幅回路42で信号増幅し、平滑回路43でデータ分
のみが導出され、波形整形回路44で波形整形されて、更
にシリアル/パラレル変換回路45でパラレル信号に変換
される。
次に、第5図(a)乃至第5図(d)に示すフロー図
を参照して、上記実施例の制御機器の動作について説明
する まず、設定表示部2では、第5図(a)で示すよう
に、“バッファ・インか”の判定を行い〔ステップ(以
下、STという)1〕、バッファにデータが転送されてき
たか否かを判定している。制御部1からバッファにデー
タが転送されてきていない場合には、ST1の判定がNOで
あり、ST3に移り、“キー入力有か”判定する。キー入
力がなされていない場合、ST3の判定がNOであり、現在
値、つまり現時点の設定値を表示器3に表示する(ST
4)。通常は、この状態で待機している。
一方、ST3でキー入力有の場合には、そのキー入力、
つまり設定内容をメモリに格納する(ST5)。そして、
設定値入力モードである場合に、このデータを新たな設
定値として書き替える(ST6)。次に、送信モードか否
か判定する。ここで、オペレータがモード切換キー6を
操作し、送信モードとすると、ST7の判定がYESとなり、
書き込み開始信号を制御部1に送信する(ST8)。
一方、制御部1では、第5図(b)に示すように、通
常は、ST10の“バッファ・インか”の判定がNOであり、
ST11で制御動作を実行している。しかし、設定表示部2
よりデータが送信されてくると、ST10の判定がYESとな
り、そのデータ、つまりバッファ内容をチェックする
(ST12)。チェックの結果、書き込みモードを示すコー
ドを含めば、ST13の判定がYESとなるが、書き込みモー
ドのコードを含まない場合は、ST14に移り、“書き込み
開始信号か”判定する。この判定がYESであれば、設定
値入力不可フラグをOFFして(ST16)、書き込み開始OK
信号を設定表示部2に送信する(ST17)。ST15で書き込
み開始信号でない場合は、エラー表示信号を送信する
(ST18)。
設定表示部2では、制御部1より書き込み開始OK信号
が送信されてくると、第5図(c)に示すように、書き
込み開始OK信号受信か(ST19)の判定がYESとなり、続
いて全設定データをチェックし(ST20)、データエラー
なしの場合には、全設定データを制御部1に向けて、書
き込みモードのコードを付して送信する(ST22)。ST21
でデータエラーがある場合には、エラー表示を行う(ST
23)とともに、データエラーのパラメータ表示を行い、
第5図(a)のST6にリターンする。
設定表示部2より、全設定データを受信すると、制御
部1は、第5図(b)で示すST10の“バッファ・イン
か”の判定がYESとなり、その内容をチェックする(ST1
2)。今回は書き込みモードのコードを含んでいるの
で、ST13の判定がYESとなり、“設定値入力不可フラグO
FFか”判定される(ST14)。既に、ST16で、このフラグ
がOFFされているので、この判定はYESとなり、第5図
(d)に示すフローに飛び、全設定データをメモリに格
納し(ST25)、新設定値に従って制御をスタートさせ
(ST26)、書き込み完了信号を発光する(ST27)。以
後、制御部1は第5図(b)のST11に移り、設定表示部
2は第5図(a)のST1に移る。
なお、上記設定表示部2のRAM16には、複数の制御部
に対応する設定値記憶領域と、装着された制御部の現在
データを一時記憶するデータ記憶領域とを備えている。
従って、複数台の制御部に順次装着され、対応する設定
値を書き込むことと、装着されている制御部の逐次デー
タを収集することができる。更に、設定表示部2は、第
6図に示すように親設定表示器50に装着できる。そし
て、設定表示部2から親設定表示器50に収集データや設
定データを転送し、二次元表示部51に収集データを表示
したり、編集用スイッチ52を用いて設定値の編集を行う
ことができる。
(ヘ)発明の効果 この発明によれば、制御機器本体である制御部に対
し、制御機器本体の一部を構成する設定表示部を着脱自
在に構成するとともに、制御部と設定表示部とは無接触
で、送信手段により設定データを入力するものであるか
ら、数種の制御部に対し、設定表示部を兼用できるから
制御機器単体毎に設定表示部を必要としない。また、コ
ネクタ等による直接接続により設定データを入力するも
のでないから、結合時に、接触不良等による不具合が発
生しない上に、設定表示部の保管を確実に行えば(設定
表示部がなければ)、制御部の設定値を誰もが設定する
ことはできない。従って、同種複数台の制御部の設定が
容易に行え、低コスト、省力化を図れるとともに、高信
頼性、誤変更防止等の機能を備えた制御機器を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す制御機器の斜視
図、第2図は、同実施例の制御機器の設定表示部の構成
を示すブロック図、第3図は、同実施例の制御機器の制
御部の構成を示すブロック図、第4図(a)は、同実施
例の制御機器の送信部の構成を示すブロック図、第4図
(b)は、同実施例の制御機器の受信部の回路構成を示
すブロック図、第5図(a)、第5図(b)、第5図
(c)及び第5図(d)は、上記実施例の制御機器の動
作を説明するためのフロー図、第6図は、同実施例の説
明機器の設定表示部を親設定表示器に装着させた場合の
前面図である。 1:制御部、2:設定表示部、3:表示器、4:設定値Upキー、
5:設定値Downキー、6:モード切換キー。
フロントページの続き (72)発明者 大開 哲夫 岡山県岡山市海吉2075番地 岡山立石電 機株式会社内 (72)発明者 伊賀 理明 岡山県岡山市海吉2075番地 岡山立石電 機株式会社内 (72)発明者 大原 勇 岡山県岡山市海吉2075番地 岡山立石電 機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−201598(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御機器本体である制御部と、制御機器本
    体の一部を構成し、制御部に対して着脱自在である設定
    表示部とからなる分離型制御機器であって、 前記設定表示部に、少なくとも設定値入力モードと送信
    モードを指定するモード指定手段と、設定値入力手段
    と、この設定値入力手段で入力される設定値を記憶する
    記憶手段と、この記憶手段に記憶された設定値を表示す
    る表示部とを備えるとともに、前記制御部と設定表示部
    に無接触でデータを送受する送受信手段を備え、前記モ
    ード指定手段による送信モードの指定により、前記記憶
    手段に記憶された設定値を前記制御部に転送するように
    した分離型制御機器。
JP63231221A 1988-09-14 1988-09-14 分離型制御機器 Expired - Fee Related JP2772959B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63231221A JP2772959B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分離型制御機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63231221A JP2772959B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分離型制御機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279592A JPH0279592A (ja) 1990-03-20
JP2772959B2 true JP2772959B2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=16920217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63231221A Expired - Fee Related JP2772959B2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14 分離型制御機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2772959B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5571332A (en) * 1995-02-10 1996-11-05 Jet Process Corporation Electron jet vapor deposition system
JP2006212193A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Takenaka Komuten Co Ltd 燻蒸処理室、燻蒸処理装置および燻蒸ガスの除去方法
JP5017351B2 (ja) * 2009-11-06 2012-09-05 三菱電機株式会社 設定診断装置、設定診断システム
JP2011146000A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Shimadzu Corp 分析装置用制御装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59201598A (ja) * 1983-04-28 1984-11-15 Pioneer Electronic Corp 車載用映像・音響装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0279592A (ja) 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2772959B2 (ja) 分離型制御機器
EP0404056A2 (en) Information processing system comprising a main memory having an area for memorizing a state signal related to a diagnosing operation
JPS60173631A (ja) 制御プログラム切換え方式
JPH03104221U (ja)
JPS61162114U (ja)
JPH0454517Y2 (ja)
JPS60160447A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPS5824804U (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPS62201801U (ja)
JPS58142706U (ja) 複数ル−プ制御装置用の補助制御装置
JPS58142707U (ja) 複数ル−プ制御装置用の補助制御装置
JPS63215136A (ja) テレテツクス装置の通信方式
JPS6278934A (ja) テレテツクス装置
JPS587204U (ja) ビデオテ−プレコ−ダ
JPS614236U (ja) マイクロコンピユ−タシステム
JPH054698B2 (ja)
JPS6230491U (ja)
JPH045U (ja)
JPH048545U (ja)
JPS6217264B2 (ja)
JPS5884110U (ja) 超音波プロ−ブ変換器
JPS58113139U (ja) キ−スイツチのレスポンス回路
JPS6038744B2 (ja) 音声合成装置
JPS59108993U (ja) 故障表示装置
JPS6416751U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees