JP2935773B2 - ディスク選択駆動装置 - Google Patents

ディスク選択駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆるディスクチェン
ジャと称されるディスク駆動ユニットが複数設けられた
場合に、それぞれのディスク駆動ユニットを共通の操作
面により操作できるようにしたディスク選択駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車載用の音響機器として複数枚のディス
クのうち選択されたものを駆動して再生などするディス
クチェンジャと称されるディスク駆動ユニットが使用さ
れている。従来のディスク駆動ユニットは6枚ないし9
枚などの多数のディスクが収納されたマガジンが装填さ
れ、このマガジン内から所望のディスクが選択され、こ
のディスクがディスク駆動部により駆動されて再生され
るようになっている。
【0003】この種のディスク駆動ユニットは多数のデ
ィスクが収納されるものであるため、ユニット全体が大
きなものとなっている。よってこのユニット本体が自動
車のトランクルームなどに設置され、車室内にはコント
ローラと称される操作装置が設置され、この操作装置を
操作することにより、トランクルーム内に設置されたユ
ニット本体にてディスクの選択動作およびディスク駆動
動作が行なわれるようになっている。このディスク駆動
ユニットは比較的多数のディスクを順次再生できるが、
例えば再生すべきディスクを新たに装填しようとした場
合、停車してトランクルームを開けてマガジンの交換操
作などを行う必要が生じ、装填操作がやりにくい欠点が
ある。
【0004】一方、最近では車室内のダッシュボードな
どに装着される小型のディスク選択機能を有するディス
ク駆動ユニットが開発されつつある。このディスク駆動
ユニットは、トランクルームを使用する必要がなくまた
車室内にて直接新たなディスクの装填操作などができる
利点を有しているが、その反面、設置場所が狭いダッシ
ュボードであるため大きさに限界があり、よって収納で
きるディスクの枚数も3枚あるいは4枚程度に限定され
てしまう欠点がある。
【0005】そこで、前記のトランクルームなどに設置
される大型のディスク駆動ユニットと、ダッシュボード
などに設置される小型のディスク駆動ユニットの双方を
自動車に搭載すれば、小型のディスク駆動ユニットを使
用するときには、新たなディスクを車室内にて自由に装
填し直すことができる操作性の利点を利用でき、さらに
長時間ドライブのときにはトランクルームなどに設置さ
れた大型のディスク駆動ユニットを連続動作させるなど
の使い分けができるようになる。さらに小型のディスク
駆動ユニットと大型のディスク駆動ユニットを交互に動
作させることにより、実質的に多数枚のディスクの再生
が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記2種類
のディスク駆動ユニットの双方を自動車に搭載した場合
には、それぞれのディスク駆動ユニットに対応した操作
パネルあるいはコントローラを別々に車室内に装備しな
くてはならなくなる。その結果、操作部材の配置箇所が
増えて、車室内のダッシュボードなどのスペースを有効
に利用できなくなるのみならず、それぞれのディスク駆
動ユニットに対応した操作面またはコントローラを使い
分けなくてはならないため、操作が非常に煩雑になる。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、2種類のディスク駆動ユニットを併用した場合で
あっても、操作面をシンプルなものにでき、また簡単な
操作でそれぞれのディスク駆動ユニットを使い別けるこ
とができるようにしたディスク選択駆動装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるディスク選
択駆動装置は、複数のディスクの収納部と、この複数の
ディスクのうち選択されたものを駆動するディスク駆動
部がそれぞれ設けられた第1と第2のディスク駆動ユニ
ットが設けられ、一方のディスク駆動ユニットには、第
1と第2のそれぞれのディスク駆動ユニットを操作する
操作部材を有する操作面が設けられていることを特徴と
するものである。
【0009】さらに上記手段において、操作面には、第
1または第2のディスク駆動ユニットのいずれかを動作
状態とする切換え操作部材と、第1と第2のディスク駆
動ユニットのそれぞれに対し共通にディスク選択指示を
行うディスク選択操作部材が設けられているものであ
る。
【0010】
【作用】上記手段では、それぞれがディスク選択機能と
ディスク駆動機能を有している第1と第2のディスク駆
動ユニットが設けられた場合において、それぞれのディ
スク駆動ユニットを操作できる操作面が一方のディスク
駆動ユニットに設けられている。よって例えばこの操作
面が設けられたディスク駆動ユニットを車室内のダッシ
ュボードなどに設置し、他方のディスク駆動ユニットを
トランクルームなどに設置することにより、車室内に設
けたディスク駆動ユニットの操作面により両ディスク駆
動ユニットの操作を行うことができるようになる。
【0011】また操作面において切換え操作部材により
第1と第2のディスク駆動ユニットを切換え、さらに共
通のディスク選択操作部材により、それぞれのディスク
駆動ユニット内でのディスク選択操作ができるようにな
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明によるディスク選択駆動装置の構成
の一例を示す各ユニットごとの斜視図、図2は各ユニッ
トの構成を示すブロック図、図3は一方のディスク駆動
ユニットに設けられた操作面を示す正面図である。図1
においてAは第1のディスク駆動ユニットを示し、Bは
第2のディスク駆動ユニットを示し、Cはスピーカを示
している。実際の装置構成ではスピーカCは2個以上設
けられるが図では1個のみ示している。
【0013】第1のディスク駆動ユニットAは、車室内
のダッシュボードに設置できる小型のものであり、その
外形寸法は車載用ラジオや車載用テーププレーヤなどと
同じいわゆる1ディーンサイズである。このディスク駆
動ユニットAの筺体1の前方にはノーズ部2が設けら
れ、このノーズ部2は、ダッシュボードにて車載用テー
ププレーヤの操作部などと並んで他の自動車操作部とほ
ぼ同一面に露出して配置される。
【0014】ノーズ部2には、マガジンM1が挿入され
る挿入口3が開口し、さらにノーズ部2の前面には操作
面4が設けられている。このノーズ部2の正面形状は図
3に示すとおりである。マガジンM1には例えば3枚程
度の少数のディスクが収納される。筺体1の内部には、
マガジンM1内から選択されて引出された1枚のディス
クDが装填されるディスク駆動部5が設けられている。
このディスク駆動部5には、ディスクをクランプして回
転させるターンテーブル機構と、回転するディスクDに
対向して再生を行う光ヘッドなどが設けられている。ま
た筺体1内には、マガジンM1内から所定のディスクを
引出して前記ディスク駆動部5に送り込むオートチェン
ジ駆動部21(図2参照、図1では図示せず)が設けら
れている。また筺体1の底部などには回路部6が設けら
れている。
【0015】前記オートチェンジ駆動部21によるディ
スク選択動作は、マガジンM1を一旦(イ)方向へ突出
させた状態でマガジンM1内の所定のディスクを選択し
て引出し、このディスクDをディスク駆動部5に装填し
た後にマガジンM1を(ロ)方向へひき戻し、マガジン
M1を再生中のディスクDと重なる位置へ収納するもの
である。
【0016】第2のディスク駆動ユニットBは比較的大
型のものであり、例えば自動車のトランクルーム内など
に設置される。このディスク駆動ユニットBの筺体10
には、マガジン挿入口11が設けられ、例えば6枚程度
の多数のディスクDが収納されたマガジンM2が、この
マガジン挿入口11から筺体10内に装着される。筺体
10内には、マガジンM2内から選択されたディスクD
が装填されるディスク駆動部12が設けられている。こ
のディスク駆動部12には、マガジンM2内から選択さ
れて引出されたディスクDがクランプされて回転駆動さ
れるターンテーブル機構と、回転するディスクDに対向
して再生を行う光ヘッドなどが設けられている。また筺
体10内には、マガジンM2内から選択されたディスク
Dを引出してディスク駆動部12に送り込むオートチェ
ンジ駆動部31(図2参照、図1では図示せず)が設け
られ、また筺体10の底部などには回路部13が収納さ
れている。
【0017】第2のディスク駆動ユニットB内に設けら
れた上記オートチェンジ駆動部31は、筺体10内に挿
入されて保持されたマガジンM2内から所定のディスク
Dを引出し、これをディスク駆動部12内のターンテー
ブルに送り込むものである。
【0018】図2に示すように、第1のディスク駆動ユ
ニットAには、前記ディスク駆動部5およびオートチェ
ンジ駆動部21が設けられている。また、前記回路部6
には、ディスク駆動部5の光ヘッドによりディスクDか
ら検出された信号の復調処理や誤り処理などを行うデー
タプロセッサ22、ステレオ復調処理やデエンファシス
処理などを行うオーディオ回路23およびオーディオス
イッチ24が設けられている。さらに回路部6にはCP
U25が設けられ、このCPU25により前記ディスク
駆動部5とオートチェンジ駆動部21などが制御され
る。またノーズ部2に設けられた操作面4により操作さ
れた操作信号は前記CPU25に入力される。また図3
に示すように、操作面4には液晶パネル7aが設けられ
ているが、この液晶パネル7aおよびその駆動回路など
を有する表示部7がCPU25により制御される。
【0019】前記オーディオスイッチ24は、第1のデ
ィスク駆動ユニットAのディスク駆動部5から再生され
たオーディオ出力と、第2のディスク駆動ユニットBの
ディスク駆動部12から再生されたオーディオ出力とを
切換えるものである。このオーディオスイッチ24によ
り切換えられたオーディオ出力が、アンプ27により増
幅されスピーカCから再生音量が出力される。このアン
プ27は、第1のディスク駆動ユニットAの回路部6に
設けられ、あるいは単体のアンプとして自動車に搭載さ
れる。
【0020】第2のディスク駆動ユニットBには、前記
ディスク駆動部12およびオートチェンジ駆動部31が
設けられているが、さらに前記回路部13には、データ
プロセッサ32、オーディオ回路33、およびオートチ
ェンジ駆動部31を制御するCPU34などが設けられ
ている。オーディオ回路33からのオーディオ出力は接
続線35により前記第1のディスク駆動ユニットA内の
オーディオスイッチ24に送られている。
【0021】第1のディスク駆動ユニットAのCPU2
5と第2のディスク駆動ユニットBのCPU34は、デ
ータバス36により接続されている。図1に示すよう
に、両ディスク駆動ユニットAとBは、前記接続線35
およびデータバス36により互いに接続されている。
【0022】第2のディスク駆動ユニットBに設けられ
た前記データプロセッサ32とオーディオ回路33の機
能は、第1のディスク駆動ユニットAに設けられたデー
タプロセッサ22およびオーディオ回路23と同じであ
る。よって、第1と第2のディスク駆動ユニットにてこ
のデータプロセッサとオーディオ回路を兼用することが
できる。具体的には、図2において第1のディスク駆動
ユニットAに設けられたオーディオスイッチ24、第2
のディスク駆動ユニットBに設けられたデータプロセッ
サ32とオーディオ回路33を設けず、ディスク駆動部
5からデータプロセッサ22への出力経路に切換えスイ
ッチを設け、この切換えスイッチへ第2のディスク駆動
ユニットBのディスク駆動部12からの再生検出出力を
送り、この切換えスイッチにより、ディスク駆動部5の
光ヘッドからの検出出力とディスク駆動部12の光ヘッ
ドからの検出出力を切換えて、共通のデータプロセッサ
22に送るようにすればよい。
【0023】次に、図3により、第1のディスク駆動ユ
ニットAに設けられたノーズ部2の前面の構成を詳しく
説明する。前述のようにこのノーズ部2にはマガジンM
1が挿入される挿入口3が開口しており、この挿入口3
には扉41が設けられている。この扉41は、挿入され
るマガジンM1に押されて筺体1の内方へ回動して開か
れる。またノーズ部2の前面には前記液晶パネル7aが
設けられ且つ操作面4が形成されている。
【0024】上記操作面4には各種操作部材が配設され
ている。この操作部材のうち主なものを説明する。操作
面4の下部左側には、切換え操作釦42a,42bが設
けられている。切換え操作釦42aを押すと、第1のデ
ィスク駆動ユニットAが動作状態となるように切換えら
れ、切換え操作釦42bを押すと第2のディスク駆動ユ
ニットBが動作状態となるように切換えられる。なおこ
れらの切換え操作釦42a,42bと並ぶ切換え釦43
は、チューナへの切換え用であり、この切換え釦43を
押すことにより、第1のディスク駆動ユニットAと同じ
筺体1内に設けられたチューナによりラジオ受信状態と
なる。
【0025】ほぼ中央に設けられた6個の釦は、ディス
ク選択釦44である。この6個の選択釦44にはそれぞ
れ1,2,…6の番号が付されている。前記切換え操作
釦42aが押されて第1のディスク駆動ユニットAが動
作状態になっているときには、前記ディスク選択釦44
のうちの上列の3個がそれぞれマガジンM1内に収納さ
れているディスクDを呼びだすものになる。すなわち
1,2,3の番号が付されたいずれかのディスク選択釦
44を押すことにより、マガジンM1に収納されている
3枚のいずれかのディスク例えばしたから順に1番目、
2番目または3番目のディスクが指定され、この指定さ
れたものがオートチェンジ駆動部21によりディスク駆
動部5に送り込まれる。
【0026】また前記切換え操作釦42bが押されて第
2のディスク駆動ユニットBが動作状態となっていると
きには、6個のディスク選択釦が、マガジンM2に収納
されている6枚のディスクを呼びだすものとなる。すな
わち1,2,…6の番号が付されているディスク選択釦
44のいずれかを押すと、その番号に対応したディスク
DがマガジンM2内から選択される。例えばマガジンM
2に収納されているディスクDの下から1段目、2段
目、3段めのものがそれぞれ、ディスク選択釦44の番
号1ないし6に対応する。この釦を押して選択されたデ
ィスクDが、オートチェンジ駆動部31によりマガジン
M2から選択されて引出されディスク駆動部12に送ら
れる。
【0027】操作面4の左上部には曲選択釦45aと4
5bが設けられている。いずれかのディスクDが選択さ
れて、ディスク駆動部5または12にクランプされてい
る状態において、曲選択釦(UP)45aを押すと、再
生曲が次の1曲の頭位置にジャンプする。曲選択釦(D
N)45bを押すと、再生曲が1曲戻ってその頭位置に
ジャンプする。なお曲選択釦45aをある時間以上押す
と、再生中の曲の早送りになり、曲選択釦45bをある
時間以上押すと、再生中の曲の早戻しになる。この曲選
択釦45aと45bは、第1のディスク駆動ユニットA
が動作状態となっているときと、第2のディスク駆動ユ
ニットBが動作状態となっているときとで、共通の操作
釦として使用されることになる。
【0028】このように前記ディスク選択釦44と曲選
択釦45a,45bは、共に第1のディスク駆動ユニッ
トAと第2のディスク駆動ユニットBのそれぞれに対し
共通の操作釦として使用される。これらの操作信号は第
1のディスク駆動ユニットAのCPU25に入力される
ものであるが、第1のディスク駆動ユニットAが動作状
態となっているときには、これらの操作釦の操作にした
がってCPU25がオートチェンジ駆動部21とディス
ク駆動部5を制御する。また第2のディスク駆動ユニッ
トBが選択されているときには、前記操作釦による操作
信号はCPU25に入力され、さらにデータバス36を
経て第2のディスク駆動ユニットB内のCPU34にデ
ータが送られ、このCPU34によりオートチェンジ駆
動部31とディスク駆動部12とが制御される。
【0029】46aと46bは音量/音質調整釦であ
る。音量と音質の調整は切換え釦47を押すことにより
切換えられる。音量調整に切換えられているときには、
調整釦(UP)46aを押すことにより音量が上がり、
調整釦(DN)46bを押すことにより音量が下がる。
また音質調整に切換えられているときには、調整釦46
aを押すと高音が強調され、調整釦46bを押すと低音
が強調される。操作面4の右下位置にはイジェクト釦4
8が設けられている。このイジェクト釦48を押すこと
により、第1のディスク駆動ユニットAに挿入されてい
るマガジンM1が外部に排出される。
【0030】次に動作について説明する。例えば前記切
換え操作釦42aを押して第1のディスク駆動ユニット
Aを選択すると、この操作入力がCPU25に与えら
れ、第1のディスク駆動ユニットAが動作状態になっ
て、CPU25がオートチェンジ駆動部21とディスク
駆動部5を制御するようになる。また切換え操作釦42
aを押すことによりCPU25からの指令によりオーデ
ィオスイッチ24が切換えられて、第1のディスク駆動
ユニットAのオーディオ回路23からのオーディオ出力
が選択されてアンプ27に送られるようになる。
【0031】第1のディスク駆動ユニットAが選択され
た状態で、ディスク選択釦44の上列の3個のいずれか
を操作することにより、CPU25からの指令によりオ
ートチェンジ駆動部21が動作して、マガジンM1内の
いずれかのディスクDが選択される。また曲選択釦45
aまたは45bにより、再生中のディスクにおける曲選
択が行なわれる。
【0032】切換え操作釦42bを押して第2のディス
ク駆動ユニットBが選択されると、この操作入力がCP
U25に与えられ、さらにそのデータがデータバス36
から第2のディスク駆動ユニットBのCPU34に与え
られて、CPU34がオートチェンジ駆動部31とディ
スク駆動部12を制御するようになる。このときCPU
25からの指令により、オーディオスイッチ24が切換
えられ、第2のディスク駆動ユニットBのオーディオ回
路33からのオーディオ出力が選択されてアンプ27に
送られる。そしてディスク選択釦44の操作信号、曲選
択釦45a,45bの操作信号はCPU25に入力さ
れ、そのデータがデータバス36からCPU34に与え
られ、オートチェンジ駆動部31が駆動されてマガジン
M2からディスクDが選択され、またディスク駆動部1
2が駆動されて、曲選択が行なわれる。
【0033】なお上記実施例では、切換え操作釦42a
または42bによりディスク駆動ユニットAまたはディ
スク駆動ユニットBが選択されると、両ユニットAおよ
びBに対してディスク選択釦44と、曲選択釦45a,
45bが共通に使用されるようになっているが、例えば
曲選択釦45a,45bのみが両ユニットAとBにて共
通に使用され、ディスク選択釦は別々に設けられていて
もよい。例えばディスク駆動ユニットAに対応する第1
のディスク選択釦と、ディスク駆動ユニットBに対応す
る第2のディスク選択釦がそれぞれ1個ずつ設けられて
おり、第1のディスク選択釦を1回押すごとに、第1の
ディスク駆動ユニットAにおいて選択されるディスクが
1番目、2番目、3番目に切換えられ、同様に第2のデ
ィスク選択釦を1回押すごとに、第2のディスク駆動ユ
ニットBにおいて選択されるディスクが1番目から6番
目まで順に切換えられるようにしてもよい。
【0034】さらに、操作面4が設けられた第1のディ
スク駆動ユニットAを1個設け、第2のディスク駆動ユ
ニットBを2個以上設けても、これらを接続することに
より、同じような操作が可能になる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方のデ
ィスク駆動ユニットに設けられた操作面の操作部材を操
作することにより、2つのディスク駆動ユニットのそれ
ぞれに対しディスク選択操作などができるようになり、
操作しやすくしかもディスク選択の幅を広げることがで
きる。
【0036】請求項2記載の発明では、それぞれのディ
スク駆動ユニットにおいてディスク選択操作部材を共通
に使用することができ、操作面における操作部材の配列
を簡単にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク選択駆動装置のそれぞれ
のユニットを示す斜視図、
【図2】ディスク選択駆動装置のそれぞれのユニットの
構成を示すブロック図、
【図3】操作面の構成の一例を示す正面図、
【符号の説明】
A 第1のディスク駆動ユニット B 第2のディスク駆動ユニット C スピーカ D ディスク M1,M2 マガジン 2 ノーズ部 3 挿入口 4 操作面 5,12 ディスク駆動部 7 表示部 21,31 オートチェンジ駆動部 22,32 データプロセッサ 23,33 オーディオ回路 24 オーディオスイッチ 25,34 CPU 42a,42b 切換え操作釦 44 ディスク選択釦 45a,45b 曲選択釦
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 17/26 G11B 19/02 501 G11B 33/12 313

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクの収納部と、この複数の
    ディスクのうち選択されたものを駆動するディスク駆動
    部がそれぞれ設けられた第1と第2のディスク駆動ユニ
    ットが設けられ、一方のディスク駆動ユニットには、第
    1と第2のそれぞれのディスク駆動ユニットを操作する
    操作部材を有する操作面が設けられていることを特徴と
    するディスク選択駆動装置。
  2. 【請求項2】 操作面には、第1または第2のディスク
    駆動ユニットのいずれかを動作状態とする切換え操作部
    材と、第1と第2のディスク駆動ユニットのそれぞれに
    対し共通にディスク選択指示を行うディスク選択操作部
    材が設けられている請求項1記載のディスク選択駆動装
    置。
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