JP3071610U - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報を記録または記録情報を再生させる操作
に必要な入力キーのみを露出させ、操作に不要な入力キ
ーを隠蔽してキー入力操作に混同が生じることのない情
報記録再生装置を提供する。 【解決手段】 各情報記録・再生方式相互の間で共通操
作が不可能な個別キー群11a,12a,12bのう
ち、1つの情報記録担体の情報記録・再生方式を選択し
てその入力操作を可能とする選択手段14と、この選択
手段14により前記何れかの情報記録担体の情報記録・
再生方式が選択されたとき、その個別キー11aを操作
パネル4上で露出させ、選択されない他の情報記録担体
用の個別キー12a,12bを前記操作パネル4から隠
蔽させるキー露出・隠蔽手段13と、を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、情報記録担体に対する情報の記録・再生方式が異なる映像音響機器 を1つの筐体に組み込んだ情報記録再生装置に係り、より詳細には、テレビジョ ン受像機(TV)にビデオテープレコーダ(VTR)やディジタル・ビデオ・デ ィスク(DVD)プレーヤ等を一体化した情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
筐体に複数の映像音響機器を組み込んだAV装置において、動作指令用の機能 スイッチを共用可能にするAV装置の一例として、ディスクおよびテープ再生装 置が知られている(特開昭58−133693号公報参照)。 このものは、キャビネット内のディスク再生部およびテープ再生部のファンク ション切換信号入力端子のうち、同一機能の入力端子を切換スイッチを介して共 通のファンクションスイッチに接続している。 そして、前記切換スイッチをディスク・テープ切換つまみで切り換えることに より、共通のファンクションスイッチからのファンクション切換信号をディスク 再生部とテープ再生部に対し選択的に印加する構成になっている。 これにより、ファンクションスイッチの数を少なくして構造の簡略化とコスト の低減が図られる。また、つまみによりディスクおよびテープの再生信号を切り 換えることで、再生信号の切換用つまみをファンクション信号の切換つまみに兼 用できるというものである。
【0003】 ところで、このディスクおよびテープ再生装置は、つまみをテープ側またはデ ィスク側に切り換えると、複数のファンクションスイッチを何れか一方の再生操 作に利用できるが、近時普及しつつあるテレビ一体型AV装置のように、兼用不 可能なスイッチを備えたタイプには採用できないという問題が残されていた。 すなわち、テレビ一体型のAV装置は、1つのキャビネットにVTRおよびD VDプレーヤを組み付けている。そして、キャビネットの操作パネルに、VTR およびDVDプレーヤの機能キーを複数個配置してある。
【0004】 これらの機能キーは、共通操作が可能な共通キーと共通操作の不可能な個別キ ーとに区分されている。共通キーには再生(PLAY)キー、停止(STOP) キー、巻戻し(REW)キー、早送り(FF)キー、一時停止(STILL)キ ーおよび排出(EJECT)キー等が含まれる。 また、個別キーについては、VTR側が録画(REC)キーであり、DVDプ レーヤ側が巻き戻し再生用のレビュー(REV)キーおよび早送り再生用のキュ ー(CUE)キーとなっている。 この個別キーにおいて、VTR用のRECキー、DVDプレーヤ用のREVキ ーおよびCUEキーは、それぞれ専用キーであり相互に兼用できないので、通常 、操作パネルには前記共通キーと離間させて配置している。
【0005】
【考案が解決しょうとする課題】
しかしながら、上記従来のテレビ一体型AV装置は、RECキー、REVキー およびCUEキーを個別キー群として隣接させてあるため、混同し易いという不 具合があった。 また、コスト面を重視して無理やり別の機能ボタンを兼用させれば混乱を招き 、個別キーにしたとしても隣接して露出するので、一方の動作の際にどのキーが 有効でどのキーが無効なのか分かり難かった。
【0006】 本考案は、上記課題に鑑みて創案されたもので、情報を記録または記録情報を 再生させる操作に必要な入力キーのみを露出させ、操作に不要な入力キーを隠蔽 してキー入力操作に混同が生じることのない情報記録再生装置を提供することを 目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のうち請求項1に記載の考案は、2種類以上 の情報記録担体に情報を記録または記録情報を再生させる情報記録・再生方式の 違いに応じた動作指令用の操作キーが筐体の操作パネルに複数個配置されており 、これら操作キー群が、前記各情報記録・再生方式相互の間で共通操作が可能な 共通キーと共通操作の不可能な個別キーとに区分されてなる情報記録再生装置に おいて、前記個別キー群のうち、1つの情報記録担体の情報記録・再生方式を選 択してその入力操作を可能とする選択手段と、この選択手段により前記何れかの 情報記録担体の情報記録・再生方式が選択されたとき、その個別キーを前記操作 パネル上で露出させ、選択されない他の情報記録担体用の個別キーを前記操作パ ネルから隠蔽させるキー露出・隠蔽手段と、を備えたことを特徴としている。 また、請求項2に記載の考案は、前記キー露出・隠蔽手段が、前記各個別キー を覆う形状のカバーで前記選択手段の選択操作に連動し、この選択手段が選択操 作されたときは、選択されない他の情報記録担体用の個別キーのみを覆うことを 特徴としている。 また、請求項3に記載の考案は、前記キー露出・隠蔽手段が、前記各個別キー を各一面に設けた多面体で、前記選択手段の選択操作に連動して回転し、この選 択手段が選択操作されたときは、その選択された情報記録担体用の個別キー側の 面のみを前記操作パネル上で露出させることを特徴としている。 また、請求項4に記載の考案は、前記何れかの情報記録担体に情報を記録また は再生させるモードを判別するモード判別手段を備え、このモード判別手段が自 動で情報を記録・再生させる自動モードを判別したとき、前記キー露出・隠蔽手 段がその情報記録担体用の個別キーを前記操作パネル上で露出させることを特徴 としている。 また、請求項5に記載の考案は、前記情報記録担体が、磁気テープ、ディスク 式の情報記録媒体であることを特徴としている。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図示例を参照しながら説明する。 図1は、本考案に係る情報記録再生装置を示す外観斜視図、図2は、キー操作 部を示す正面図である。 この情報記録再生装置は、TV1のキャビネット2にVTRおよびDVDプレ ーヤを組み付けたテレビ一体型AV装置に適用したもので、ブラウン管3の下部 側におけるフロントパネル4にDVD挿入口5、カセット挿入口6およびキー操 作部7等を設け、キャビネット2内に各機構部や回路各部を内蔵している。 DVD挿入口5の内側には、DVD用トレーが進退自在に装着され、カセット 挿入口6の内部には、ビデオカセットの搬送台等が配置されている。
【0009】 キー操作部7は、共通キー操作部8と個別キー操作部9とからなり、左側に共 通キー操作部8が、右側に個別キー操作部9が配置されている。そして、この個 別キー操作部9の前面9aにカバー13が設けられ、上部側に切換つまみ14が 取り付けられている。10は、音量やカラー調整用の操作ボタン部である。 共通キー操作部8は、VTRおよびDVDプレーヤに動作指令を与える複数の 機能キー群からなり、双方の兼用が可能なPLAYキー、STOPキー、REW キー、FFキー、STILLキーおよびEJECTキーその他を含んでいる。 なお、REWキーは、DVDの再生時に操作すると、1トラック毎に戻す指令 信号が出力され、FFキーを操作すると、1トラック毎に送る指令信号が出力さ れる。
【0010】 個別キー操作部9は、VTRおよびDVDプレーヤ双方の兼用が不可能なVT Rキー操作部11とDVDキー操作部12とからなり、VTRキー操作部11は RECキー11aのみであるが、DVDキー操作部12はREVキー12aおよ びCUEキー12bを含んでいる。 なお、RECキー11aは、本例装置がDVDへの録画機能を有していないこ とから、ビデオテープへの録画開始時にのみ使用される。 また、REVキー12aは、DVDの早戻しキーであり、再生時に操作すると 、再生映像を数秒前に戻す指令信号が出力される。さらに、CUEキー12bは 、DVDの早送りキーであり、再生時に操作すると、再生映像を数秒先に送る指 令信号が出力されるようになっている。
【0011】 カバー13は、個別キー操作部9の前面9aの略半部を覆う矩形状で、表面が 略偏平とされており、キャビネット2と同色にしてある。このカバー13は、図 3に示す如く上端部の中央に切換つまみ14およびスライド部15が、下端部の 中央にスライド部16が一体形成されている。 そして、このカバー13は、上下両端部が前面9aの上下に形成されたガイド 孔17,18に沿って左右に移動可能に緩挿されている。また、切換つまみ14 も、前面9aの上部側に形成されたガイド孔19に沿って左右に移動可能に緩挿 されている。 さらに、上下のスライド部15,16は、前記フロントパネル4と基板20と の間に介設された上下のガイドレール21,22に沿って左右に移動可能に係合 されている。
【0012】 これにより、切換つまみ14を右側に移動させると(図2のVTR表示側)、 カバー13も右側に移動し、DVDキー操作部12が覆われてREVキー12a およびCUEキー12bの操作が不可能となる。そして、VTRキー操作部11 のRECキー11aのみが露出し、操作が可能となる。 一方、切換つまみ14を左側に移動させると(図2のDVD表示側)、カバー 13も左側に移動し、VTRキー操作部11が覆われてRECキー11aの操作 が不可能となる。そして、DVDキー操作部12のREVキー12aおよびCU Eキー12bが露出し、何れかの操作が可能となる。
【0013】 図3において、23はREVキー12aのスイッチ部、24はCUEキー12 bのスイッチ部であり、図示省略したRECキー11aのスイッチ部とともにフ ロントパネル4に固着されている。 これらスイッチ部は、それぞれの可動接点が基板20側に配設された固定接点 に対向しており、何れかのキーが押圧されると、固定接点に可動接点が接してオ ン信号を出力するようになっている。 なお、前記切換つまみ14は、本体の左右側面に可動接点を設け、前記ガイド 孔19の右側にVTR用の固定接点を、左側にDVD用の固定接点をそれぞれ配 設したスイッチ部を備えている。 そして、切換つまみ14を右側に移動させたとき、VTR用の固定接点に可動 接点が接する一方、切換つまみ14を左側に移動させたとき、DVD用の固定接 点に可動接点が接する構成になっている。
【0014】 図4は、情報記録再生装置の概要構成を示す電気的ブロック線図である。 同図において、25は操作キー切換部であり、制御部30の出力が接続される 一方、VTRキー操作部11とDVDキー操作部12とに出力が接続されている 。そして、制御部30から切換信号が送出されてくると、VTRキー操作部11 またはDVDキー操作部12の何れか一方のみをオン状態にし、入力操作を可能 とする。 VTRキー操作部11とDVDキー操作部12とは、制御部30に各出力が接 続されており、VTRキー操作部11のRECキー11aが操作されると、その 指令信号が送出される。 また、DVDキー操作部12のREVキー12aまたはCUEキー12bが操 作されると、その指令信号が送出される。
【0015】 26は切換スイッチであり、制御部30に接続されていて、前記切換つまみ1 4の操作に応じた信号を出力するようになっている。 すなわち、切換つまみ14を右側に移動させると、VTR用の固定接点に可動 接点が接して、VTRの選択を示す信号が出力される。一方、切換つまみ14を 左側に移動させると、DVD用の固定接点に可動接点が接して、DVDの選択を 示す信号が出力される。 27は動作モード検出部であり、制御部30に接続されていて、VTR側の自 動再生/録画モードに応じた再生指令信号を出力するようになっている。 自動再生モードは、爪の折られたビデオカセットが前記カセット挿入口6に挿 入されたとき、自動再生に移行させるモードであり、爪折検出機構が爪折を検出 するに応じて動作モード検出部27から自動再生の指令信号が出力される。 自動録画モードは、タイマ予約に基づく動作開始時刻になったとき、自動録画 に移行させるモードであり、タイマプログラムに応じて動作モード検出部27か ら自動録画の指令信号が出力される。
【0016】 28はDVD制御回路であり、制御部30および図示省略したDVD駆動部と 双方向性に接続されていて、制御部30からの指令信号に応じた制御信号を出力 し、DVDの再生動作を制御するようになっている。 29はVTR制御回路であり、制御部30や図示省略したVTR駆動部と双方 向性に接続されていて、制御部30からの指令信号に応じた制御信号を出力し、 ビデオテープの再生・録画動作を制御するようになっている。 制御部30は、CPU、ROM、RAMおよびタイマ30aからなり、前記回 路各部や図示しない各種回路とその機能に応じて一方向または双方向性に接続さ れていて、装置全体の動作を制御する構成となっている。
【0017】 次に、上記情報記録再生装置の動作について説明する。 まず、ユーザーが、DVDの記録情報を再生したい場合、DVD挿入口5にD VDを挿入し、共通キー操作部8のPLAYキーを操作する。すると、共通キー 操作部8から制御部30に再生指令信号が送出される。 この制御部30は、再生指令信号を受けると、DVD制御回路28に再生開始 指令を与えるので、DVDの記録情報が再生されて、画面に再生画像が映し出さ れるとともに、スピーカから音声が放音される。 このDVD再生時に、再生画像を早送りまたは早戻ししたい場合、個別キー操 作部9の切換つまみ14が図2に示す如く予め右側にあると、ユーザーは切換つ まみ14を左側のDVD表示側に移動させる。
【0018】 この切換つまみ14の移動に伴い、カバー13も左側に移動するので、VTR キー操作部11のRECキー11aが覆われて操作が不可能となる。一方、DV Dキー操作部12のREVキー12aおよびCUEキー12bが露出するため、 何れかのキー操作が可能となる。 また、切換スイッチ26から制御部30にDVDの選択信号が送出されてくる ので、DVDキー操作部12側がオンにされる。 ここで、ユーザーが、REVキー12aを操作すると、再生画像が数秒間だけ 早送りされる。一方、CUEキー12bを操作すると、再生画像が数秒間だけ早 戻しされる。
【0019】 つぎに、ユーザーが、ビデオテープを再生したい場合、カセット挿入口5にビ デオカセットを挿入し、共通キー操作部8のPLAYキーを操作する。すると、 共通キー操作部8から制御部30に再生指令信号が送出される。 この制御部30は、再生指令信号を受けると、VTR制御回路29に再生開始 指令を与えるので、ビデオテープの記録情報が再生されて、画面に再生画像が映 し出されるとともに、スピーカから音声が放音される。 このビデオ再生時に、再生画像を早送りまたは早戻ししたい場合は、共通キー 操作部8のFFキーもしくはREWキーを操作すればよい。
【0020】 続いて、ユーザーが、ビデオテープに放送番組等を録画したい場合、個別キー 操作部9の切換つまみ14が図2の左側にあると、ユーザーは切換つまみ14を 右側のVTR表示側に移動させる。 この切換つまみ14の移動に伴い、カバー13も右側に移動するので、同図の 点線に示す如くDVDキー操作部12のREVキー12aおよびCUEキー12 bが覆われて操作が不可能となる。一方、VTRキー操作部11のRECキー1 1aが露出するため、そのキー操作が可能となる。 また、切換スイッチ26から制御部30にVTRの選択信号が送出されてくる ので、VTRキー操作部11側がオンにされる。 ここで、ユーザーが、RECキー11aを操作すると、放送番組の録画が開始 される。そして、番組終了に伴い共通キー操作部8のSTOPキーを操作すると 、制御部30が録画動作を停止させる。
【0021】 ところで、ユーザーが、放送番組のタイマ予約をしておいた場合は、メモリに 記憶されたタイマプログラムに応じて動作モード検出部27から自動録画の指令 信号が制御部30に出力される。 この制御部30は、録画指令信号を受けると、VTR制御回路29に録画開始 指令を与えるので、ビデオテープに映像・音声信号が記録される。 また、ユーザーが、爪の折られたビデオカセットをカセット挿入口6に挿入す ると、爪折検出機構が爪折を検出するに応じて動作モード検出部27から自動再 生の指令信号が制御部30に出力される。 この制御部30は、再生指令信号を受けると、VTR制御回路29に再生開始 指令を与えるので、ビデオテープの記録情報が自動再生される。
【0022】 図5は、本考案の他の実施の形態に係る個別キー操作部を示す正面図である。 本例は、前記個別キー操作部9および切換操作部14に代えて個別キー操作部 31と切換ボタン35とを設けたもので、電気回路は上記実施の形態と略同一で ある。 個別キー操作部31は、回転板32と支軸33,34とを備えており、フロン トパネル4に形成した方形状の開口4aに取り付けられている。回転板32は、 開口4aよりも略小形の方形状で、中空内に小形スイッチ部の基板が内蔵されて いる。
【0023】 そして、図5(a)に示す如く一方面32aに前記VTRキー操作部11のR ECキー11aが、図5(b)に示す如く他方面32bに前記DVDキー操作部 12のREVキー12aおよびCUEキー12bがそれぞれ配設されている。 これらRECキー11a、REVキー12aおよびCUEキー12bは、各ス イッチ部が図4に示す前記VTRキー操作部11とDVDキー操作部12とにそ れぞれ接続されている。 よって、何れかのキーを押圧操作すると、そのスイッチ部の可動接点が固定接 点に接し、VTRキー操作部11またはDVDキー操作部12から対応する信号 が制御部30に送出される。
【0024】 また、この回転板32は、一側部に支軸33の一端が、他側部に支軸34の一 端がそれぞれ固着されている。 この両支軸33,34は、各他端が軸受に回転自在に枢支され、一方の支軸3 3の他端に回転駆動部のシャフトが連結されている。 この回転駆動部は、図示省略しているが制御部30に接続されており、この制 御部30からの駆動指令信号を受けて回転駆動し、回転板32を180度回転さ せる。 なお、この回転板32は、図6に示す如く一方面32aまたは他方面32bが 前面9aと面一になる静止状態が定位置である。
【0025】 切換ボタン35は、押圧部35aとスイッチ部35bとからなり、押圧部35 aが前面9aより突出するように、回転板32の上部に形成した小穴に取り付け られている。 スイッチ部35bは、図4に示す切換スイッチ26に接続されており、押圧部 35aが押圧操作される毎に選択信号を制御部30に送出するようになっている 。 なお、切換ボタン35は、図5(a),(b)に示す如く近傍にDVDやVT Rの英文字を表示するとともに、それぞれ表示ランプを設け、押圧部35aの押 圧操作に応じて何れかの表示ランプを点灯させるようにしてもよい。
【0026】 これにより、ユーザーが、ビデオテープに放送番組等を録画したい場合、回転 板32の他方面32bが前面9a側に向いているときは、切換ボタン35の押圧 部35aを押圧操作する。 すると、スイッチ部35bがオン動作し、切換スイッチ26から選択信号が制 御部30に送出される。この制御部30は、選択信号を受けて回転駆動部に駆動 信号を出力し、回転板32を回転させる。 このため、DVDキー操作部12のREVキー12aおよびCUEキー12b が隠れて操作が不可能となる。一方、VTRキー操作部11のRECキー11a が露出するため、そのキー操作が可能となる。
【0027】 また、制御部30は、選択信号に応じてVTRキー操作部11側をオンにする ので、ユーザーがRECキー11aを操作すると、放送番組の録画が開始される 。 一方、ユーザーが、DVDの再生中に再生画像を早送りまたは早戻しさせたい 場合、切換ボタン35の押圧部35aを押圧操作すると、スイッチ部35bがオ ン動作し、切換スイッチ26から選択信号が制御部30に送出される。 この制御部30は、選択信号を受けて回転駆動部に駆動信号を出力し、回転板 32を反転させる。
【0028】 このため、VTRキー操作部11のRECキー11aが隠れて操作が不可能と なる。一方、DVDキー操作部12のREVキー12aおよびCUEキー12b が露出するため、そのキー操作が可能となる。 また、制御部30は、選択信号に応じてDVDキー操作部12側をオンにする ので、ユーザーがREVキー12aまたはCUEキー12bを操作すると、再生 画像が早送りもしくは早戻しされる。
【0029】 なお、上記実施の形態においては、回転板32の一方面にRECキー11a、 他方面にREVキー12aおよびCUEキー12bを配設したが、他の種類の情 報記録媒体に応じた操作キーを配設可能な構成としてもよい。 この場合は、回転板32を多面体にして各一面に情報記録・再生方式の違いに 応じた動作指令用の操作キーをそれぞれ配置し、前記切換ボタン35の選択操作 に応じて前面9a側に何れかの操作キーを露出させ、他の操作キーは隠蔽させる 。 これにより、各種情報記録担体用の個別キーを配設して、多種多様な情報記録 ・再生が可能になる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のうち請求項1に記載の考案は、選択手段により 何れかの情報記録担体の情報記録・再生方式が選択されたとき、その個別キーを 操作パネル上で露出させ、選択されない他の情報記録担体用の個別キーを操作パ ネルから隠蔽させることから、操作パネルに動作指令用の操作キーが複数個配置 されていても、混同することなく入力操作を行える効果がある。 また、請求項2に記載の考案は、選択手段が選択操作されたときは、選択され ない他の情報記録担体用の個別キーをカバーで覆うから、必要な個別キーのみが 露出し、入力操作が容易になる利点がある。 また、請求項3に記載の考案は、キー露出・隠蔽手段が各個別キーを各一面に 設けた多面体であり、選択手段が選択操作されたときは、その選択された情報記 録担体用の個別キー側の面のみを操作パネル上で露出させるので、複数の情報記 録・再生方式の違いに応じた多種多様な情報の記録再生操作を混同することなく 行える利点がある。 また、請求項4に記載の考案は、モード判別手段が自動で情報を記録・再生さ せる自動モードを判別したとき、キー露出・隠蔽手段がその情報記録担体用の個 別キーを操作パネル上で露出させるため、自動的に情報が記録開始または再生開 始されるに応じて直ぐに必要な操作を行える利点がある。 また、請求項5に記載の考案は、情報記録担体が磁気テープやディスク式の情 報記録媒体であるから、これら情報記録媒体への情報記録または情報再生の操作 を混同することなく簡便に行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態に係る情報記録再生装置を
示す外観斜視図である。
【図2】同情報記録再生装置のキー操作部を示す正面図
である。
【図3】図2のIII−III線に沿った縦断面図である。
【図4】情報記録再生装置の概要構成を示す電気的ブロ
ック線図である。
【図5】他の実施の形態に係るキー操作部を示す正面図
である。
【図6】同キー操作部を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11a 個別キー 12a 個別キー 12b 個別キー 13 キー露出・隠蔽手段 14 選択手段

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2種類以上の情報記録担体に情報を記録
    または記録情報を再生させる情報記録・再生方式の違い
    に応じた動作指令用の操作キーが筐体の操作パネルに複
    数個配置されており、これら操作キー群が、前記各情報
    記録・再生方式相互の間で共通操作が可能な共通キーと
    共通操作の不可能な個別キーとに区分されてなる情報記
    録再生装置において、 前記個別キー群のうち、1つの情報記録担体の情報記録
    ・再生方式を選択してその入力操作を可能とする選択手
    段と、 この選択手段により前記何れかの情報記録担体の情報記
    録・再生方式が選択されたとき、その個別キーを前記操
    作パネル上で露出させ、選択されない他の情報記録担体
    用の個別キーを前記操作パネルから隠蔽させるキー露出
    ・隠蔽手段と、を備えた情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記キー露出・隠蔽手段が、前記各個別
    キーを覆う形状のカバーで前記選択手段の選択操作に連
    動し、この選択手段が選択操作されたときは、選択され
    ない他の情報記録担体用の個別キーのみを覆うことを特
    徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記キー露出・隠蔽手段が、前記各個別
    キーを各一面に設けた多面体で、前記選択手段の選択操
    作に連動して回転し、この選択手段が選択操作されたと
    きは、その選択された情報記録担体用の個別キー側の面
    のみを前記操作パネル上で露出させることを特徴とする
    請求項1に記載の情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記何れかの情報記録担体に情報を記録
    または再生させるモードを判別するモード判別手段を備
    え、このモード判別手段が自動で情報を記録・再生させ
    る自動モードを判別したとき、前記キー露出・隠蔽手段
    がその情報記録担体用の個別キーを前記操作パネル上で
    露出させることを特徴とする請求項1ないし3の何れか
    に記載の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記情報記録担体が、磁気テープ、ディ
    スク式の情報記録媒体であることを特徴とする請求項1
    ないし4の何れかに記載の情報記録再生装置。
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