JP3093152U - Dvd再生装置 - Google Patents

Dvd再生装置

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JP3093152U
JP3093152U JP2002006200U JP2002006200U JP3093152U JP 3093152 U JP3093152 U JP 3093152U JP 2002006200 U JP2002006200 U JP 2002006200U JP 2002006200 U JP2002006200 U JP 2002006200U JP 3093152 U JP3093152 U JP 3093152U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体の側に、トップメニューキーやメニュ
ーキーの機能を兼用させることが適切となるキースイッ
チが無い場合に、1つのキースイッチを追加するのみ
で、装置本体側において、DVDフォーラムの規格によ
り定められたトップメニューキーの機能およびメニュー
キーの機能を実現する。 【解決手段】装置本体の前面パネルに、トップメニュー
キーとメニューキーとの双方を兼ねる兼用キー51を設
け、制御手段3は、DVD再生部2が停止状態にあると
きに兼用キー51が操作されたことを検出した場合に
は、兼用キー51をトップメニューキーと見なしてDV
D再生部2の動作を制御し、DVD再生部2が本編映像
の再生状態にあるときに兼用キー51が操作されたこと
を検出した場合には、兼用キー51をメニューキーと見
なしてDVD再生部2の動作を制御している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、DVDフォーラムによる規格によって定められたトップメニューキ ーとメニューキーとを備えたDVD再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVD再生装置においては、DVDフォーラムによる規格によって、トップメ ニューキーとメニューキーとを設けることが義務づけられている。この規格を図 5を参照しつつ説明する。すなわち、トップメニューキーとは、最上位のメニュ ー画面を表示させる(Menu_Call(Title))ためのキーであり、 メニューキーとは、ユーザにより選択されたメニュー画面を表示させる(Men u_Call(Root))ためのキーとなっている。そして、DVD再生装置 が停止状態(StopState)にあるときには、トップメニューキーの操作 を受け付ける必要があり、DVD再生装置が本編映像の再生状態(再生の一時停 止状態を含む)(TT_DOM状態)にあるときには、メニューキーの操作を受 け付ける必要のあることが示されている。また、DVD再生装置が停止状態にあ るときには、メニューキーの操作の受け付けは任意であり、DVD再生装置が本 編映像の再生状態にあるときには、トップメニューキーの操作の受け付けが任意 であることが示されている。また、タイトル選択用メニューの表示状態(VMG M状態)では、トップメニューキーの操作の受け付け、あるいは、メニューキー の操作の受け付けについては、任意でよいことが示されている。また、オーディ オ・ストリームの選択用メニューや、サブピクチャ・ストリーム選択用メニュー や、アングル番号選択用メニューや、PTT番号選択用メニューや、他のVTM Sへアクセスするためのメニューや、VTMSに分類しにくい選択をするための メニューの表示状態(VTSM状態)でも、トップメニューキーの操作の受け付 け、あるいは、メニューキーの操作の受け付けについては、任意でよいことが示 されている。
【0003】 DVDフォーラムによる規格は上記のようになっている。このため、DVD再 生装置においては、操作される機会の多いリモートコントローラの側にのみ、ト ップメニューキーとメニューキーとを設け、装置本体側においては、トップメニ ューキーやメニューキーを省略した構成とすることによって、DVDフォーラム による規格を満たしつつ、装置本体の側におけるキースイッチの数の増加を抑制 している。なお、装置本体の側における操作性の向上を図った機種においては、 トップメニューキーとメニューキーとは、リモートコントローラの側に設けられ とともに、前面パネルにも設けられている(第1の従来技術とする)。
【0004】 また、AVC機器(オーディオ・ヴィジュアル・コンピュータ機器)において 、キースイッチの数の増加を抑制するため、以下に示す従来技術(第2の従来技 術とする)が提案されている。すなわち、この技術においては、音量のアップダ ウンキーとチャンネルのアップダウンキーとの4つのキースイッチを、メニュー 表示しているときには、カーソルを4方向に移動させるためのキースイッチとし て用いるようになっている。また、DVDモードとなるときには、数字キーを機 能キーとして用いている。また、数字キーを機能キーとして用いている状態にお いて、数字入力設定キーを操作したときには、数字キーは数字を入力するための キーとして機能するようになっている。なお、数字キーが機能キーとなるときで は、『1』を示す数字キーにはトップメニューキーの機能が振り当てられ、『2 』を示す数字キーにはメニューキーの機能が振り当てられるようになっているこ とも、併せて開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】 また、メディア再生装置において、キースイッチの増加を抑制するための従来 技術(第3の従来技術とする)が提案されている。すなわち、この技術において は、カーソルの4種の移動方向のそれぞれに対応して設けられた4つのキースイ ッチのうち、右方向へカーソルを移動させるためのキースイッチと、左方向へカ ーソルを移動させるためのキースイッチとが、メディアの再生モードとなるとき には、早送りを指示するキーや早戻しを指示するキーとして機能するようになっ ている。従って、早送りキーや早戻しキーを設けなくても、再生時では、早送り や早戻しの指示ができることになる(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】 特開2001−273078号公報 (段落0020−0022)
【特許文献2】 特開2002−124015号公報 (段落0019)
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したように、メニュー画面の表示に関して装置本体側の操 作性を向上させるためには、装置本体の前面パネルに、トップメニューキーとし て機能するキースイッチと、メニューキーとして機能するキースイッチとの2つ のキースイッチを追加して設ける必要がある。一方、前面パネルに設けられるキ ースイッチの数は、リモートコントローラに比したときには極めて少ない。この ため、トップメニューキーの機能を兼用させることが適切となるキースイッチや 、メニューキーの機能を兼用させることが適切となるキースイッチが設けられて いない。従って、トップメニューキーとして機能するキースイッチと、メニュー キーとして機能するキースイッチとを設ける場合では、キースイッチの数が2つ 増加するので、部品点数の増加による部品原価の上昇を招く。このため、装置本 体側において、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキーと しての機能とメニューキーとしての機能を満たすようにするときにも、装置本体 の側におけるキースイッチの増加の抑制が望まれていた。
【0008】 また、第2の従来技術においては、10個のキースイッチに、数字キーとして の機能と、機能キーとしての機能とを、モードに応じて振り分けるようになって いる。また、この機能の振り分けにおいて、『1』を示す数字キーには、DVD モードとなるときにトップメニューキーの機能を振り当て、『2』を示す数字キ ーには、DVDモードとなるときにメニューキーの機能が振り当てている。つま り、トップメニューキーの機能とメニューキーの機能とを、互いに異なるキース イッチに割り当てている。このため、数字キーを備えていない装置本体側におい て、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキーとしての機能 とメニューキーとしての機能とを実現しようとする場合には、装置本体の側に2 つのキースイッチを追加して設ける必要がある。
【0009】 また、第3の従来技術では、カーソルの4種の移動方向のそれぞれに対応して 設けられた4つのキースイッチのうち、右方向へカーソルを移動させるためのキ ースイッチと、左方向へカーソルを移動させるためのキースイッチとが、メディ アの再生モードとなるときには、早送りを指示するキーや早戻しを指示するキー として機能させていることが開示されているに過ぎない。このため、装置本体側 において、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキーとして の機能とメニューキーとしての機能を満たすようにする場合には、装置本体の側 に2つのキースイッチを追加して設ける必要がある。
【0010】 本考案は上記課題を解決するため創案されたものであって、その目的は、1つ のキースイッチを追加するのみで、装置本体側に、DVDフォーラムの規格によ り定められたトップメニューキーの機能およびメニューキーの機能を実現するこ とのでき、且つ、使い勝手をより向上させることのでき、且つ、前面パネルに設 けられたキースイッチによって、メニュー画面におけるカーソルの移動を可能に するときにも、キースイッチの数の増加を抑制することのできるDVD再生装置 を提供することにある。
【0011】 また本考案の目的は、1つのキースイッチに、停止状態においてはトップメニ ューキーとしての機能を振り当て、本編映像の再生状態においてはメニューキー としての機能を振り当てることにより、装置本体側に、トップメニューキーの機 能を兼用させることが適切となるキースイッチや、メニューキーの機能を兼用さ せることが適切となるキースイッチが無い場合に、装置本体側に、1つのキース イッチを追加するのみで、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニ ューキーの機能およびメニューキーの機能を実現することのできるDVD再生装 置を提供することにある。
【0012】 また上記目的に加え、本編映像とは異なる映像の再生状態やメニュー画面表示 状態において上記キースイッチが操作されたときには、トップメニューキーが操 作されたと見なす制御を行うことにより、使い勝手をより向上させることのでき るDVD再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案に係るDVD再生装置は、トップメニューキー とメニューキーとが設けられたリモートコントローラと、DVDを再生して映像 信号や音声信号を出力するDVD再生部とを備えている。また、装置本体の前面 パネルに設けられた再生キーや停止キーや早送りキーや早戻しキーや一時停止キ ーを備えている。そして、DVD再生部が停止状態にあるときにトップメニュー キーが操作されたときには、DVD再生部を、メニュー画面のうちの最上位とな るメニュー画面の表示動作状態に移行させ、DVD再生部がDVDに記録された 本編映像の再生状態にあるときにメニューキーが操作されたときには、DVD再 生部を、ユーザにより選択されたメニュー画面の表示動作状態に移行させる制御 手段とを備えたDVD再生装置において、装置本体の前面パネルに設けられ、ト ップメニューキーとメニューキーとの双方を兼ねる兼用キーを備え、制御手段は 、DVD再生部が停止状態にあるとき又はDVD再生部が本編映像とは異なる映 像としてDVDに記録された映像の再生状態にあるとき又はDVD再生部がメニ ュー画面の表示状態にあるときに兼用キーが操作されたことを検出した場合には 、兼用キーをトップメニューキーと見なしてDVD再生部の動作を制御し、DV D再生部がDVDに記録された本編映像の再生状態にあるときに兼用キーが操作 されたことを検出した場合には、兼用キーをメニューキーと見なしてDVD再生 部の動作を制御し、且つ、制御手段は、DVD再生部がメニュー画面の表示動作 状態となるときには、再生キーと停止キーと早送りキーと早戻しキーとの4つの キーにカーソルの4種の移動方向の指示機能を振り当て、一時停止キーにカーソ ルによる選択の確定機能を振り当てている。
【0014】 すなわち、DVD再生部が停止状態にあるときには、兼用キーはトップメニュ ーキーの機能となり、DVD再生部がDVDに記録された本編映像の再生状態に あるときには、兼用キーはメニューキーの機能となる。つまり、1つの兼用キー を設けるのみで、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキー とメニューキーとの機能の双方が、不都合を招くことなく実現されることになる 。また、DVD再生部が本編映像とは異なる映像としてDVDに記録された映像 の再生状態にあるときや、DVD再生部がメニュー画面の表示状態にあるときに は、兼用キーはトップメニューキーの機能となる。従って、本編映像とは異なる 映像が再生されているときや、ユーザが選択したメニュー画面の表示状態にある ときに、兼用キーを操作すると、ユーザにとって便利なメニュー画面である最上 位のメニュー画面が表示される。また、カーソルキーを設けなくても、カーソル の移動を行わせることができる。
【0015】 また本考案に係るDVD再生装置は、トップメニューキーとメニューキーとが 設けられたリモートコントローラと、DVDを再生して映像信号や音声信号を出 力するDVD再生部と、DVD再生部が停止状態にあるときにトップメニューキ ーが操作されたときには、DVD再生部を、メニュー画面のうちの最上位となる メニュー画面の表示動作状態に移行させ、DVD再生部がDVDに記録された本 編映像の再生状態にあるときにメニューキーが操作されたときには、DVD再生 部を、ユーザにより選択されたメニュー画面の表示動作状態に移行させる制御手 段とを備えている。また、装置本体の前面パネルに設けられ、トップメニューキ ーとメニューキーとの双方を兼ねる兼用キーを備え、制御手段は、DVD再生部 が停止状態にあるときに兼用キーが操作されたことを検出した場合には、兼用キ ーをトップメニューキーと見なしてDVD再生部の動作を制御し、DVD再生部 がDVDに記録された本編映像の再生状態にあるときに兼用キーが操作されたこ とを検出した場合には、兼用キーをメニューキーと見なしてDVD再生部の動作 を制御するようになっている。
【0016】 すなわち、DVD再生部が停止状態にあるときには、兼用キーはトップメニュ ーキーの機能となり、DVD再生部がDVDに記録された本編映像の再生状態に あるときには、兼用キーはメニューキーの機能となる。つまり、1つの兼用キー を設けるのみで、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキー とメニューキーとの機能の双方が、不都合を招くことなく実現されることになる 。
【0017】 上記構成に加え、制御手段は、DVD再生部が本編映像とは異なる映像として DVDに記録された映像の再生状態にあるとき又はDVD再生部がメニュー画面 の表示状態にあるときに兼用キーが操作されたことを検出した場合には、兼用キ ーをトップメニューキーと見なしてDVD再生部の動作を制御する。
【0018】 すなわち、DVD再生部が本編映像とは異なる映像としてDVDに記録された 映像の再生状態にあるときや、DVD再生部がメニュー画面の表示状態にあると きには、兼用キーはトップメニューキーの機能となる。従って、本編映像とは異 なる映像が再生されているときや、メニュー画面の表示状態にあるときに、兼用 キーを操作すると、ユーザにとって便利なメニュー画面である最上位のメニュー 画面が表示される。
【0019】
【考案の実施の形態】
以下に本考案の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。 図2は、本考案に係るDVD再生装置の一実施形態の前面パネルの様子を示す 説明図である。
【0020】 図において、装置本体10の前面パネル11の中央部には、DVDが搭載され るトレー12が設けられている。また、トレー12の下方には、再生の開示時か らの経過時間やチャプタ等を表示する表示器8が設けられている。また、前面パ ネル11の左側の下方には、消費電力が微少となるスタンバイモードと電源オン モードとに切り換えるための電源キー57が設けられている。また、前面パネル 11の右側には、トップメニューキーとメニューキーとを兼ねる兼用キー51が 設けられている。そして、兼用キー51の左下方の側には、DVDの再生を開始 させる再生キー52と、DVDの再生を停止させる停止キー55と、DVD再生 における早送りを行わせる早送りキー54と、DVD再生における早戻しを行わ せる早戻しキー53と、DVDの再生を一時停止させる一時停止キー56とが設 けられている。
【0021】 図3は、実施形態に使用されるリモートコントローラに設けられたキースイッ チを示す説明図である。 リモートコントローラ7の操作面の上部右側には、装置の動作状態を、消費電 力が微少となるスタンバイモードと電源オンモードとに切り換えるための電源キ ー71が設けられている。また、その下方には、数字キー72が設けられている 。また、再生、停止、早送り、早戻し、および、一時停止の5つのキー73が設 けられている。また、トップメニューキー74とメニューキー75とが設けられ ている。また、その他の指示を行うための複数のキースイッチ76が設けられて いる。
【0022】 図1は、実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。 DVD再生部2は、DVD1を再生するとともに、再生した映像信号(アナロ グ映像信号)と音声信号(アナログ音声信号およびデジタル音声信号)とを外部 に出力する。キースイッチ群5は、前面パネル11に設けられた7つのキースイ ッチ51〜57を示している。また、キー入力回路4は、7つのキースイッチ5 1〜57のうち、操作されたキースイッチに対応した電圧の信号を生成し、制御 手段3に出力する。受光回路6は、リモートコントローラ7からの赤外線を受光 し、受光した出力を制御手段3に出力する。
【0023】 制御手段3は、マイクロコンピュータを主要部として構成されたブロックとな っていて、DVD再生装置としての主要動作を制御する。すなわち、リモートコ ントローラ7にユーザの指示が入力されたときには、入力された指示に対応した 動作をDVD再生部2に実行させる。また、キースイッチ51〜57が操作され たときは、キー入力回路4の出力電圧に基づいて、操作されたキースイッチ51 〜57を検出する。そして、検出したキースイッチに対応した動作をDVD再生 部2に実行させる。
【0024】 詳細には、制御手段3は、DVD再生部2が停止状態にあるときにメニューキ ー75が操作された場合、DVD再生部2を、メニュー画面のうちの最上位とな るメニュー画面の表示動作状態に移行させる。また、DVD再生部2がDVD1 に記録された本編映像の再生状態(再生の一時停止状態を含む)にあるときにメ ニューキー75が操作された場合、DVD再生部2を、再生状態となる前にユー ザが選択していたメニュー画面の表示動作状態に移行させる。
【0025】 また、制御手段3は、DVD再生部2が停止状態にあるときに兼用キー51が 操作されたことを検出した場合、兼用キー51をトップメニューキーであると見 なした制御を行う。すなわち、DVD再生部2を、最上位となるメニュー画面の 表示動作状態に移行させる。また、DVD再生部2がDVD1に記録された本編 映像の再生状態にあるときに兼用キー51が操作されたことを検出した場合、兼 用キー51をメニューキーであると見なした制御を行う。すなわち、DVD再生 部2を、再生状態となる前にユーザが選択していたメニュー画面の表示動作状態 に移行させる。
【0026】 また、制御手段3は、DVD再生部2の状態が本編映像とは異なる映像として DVD1に記録された映像の再生状態にあるとき、又は、DVD再生部2がユー ザの選択したメニュー画面の表示動作状態にあるとき、兼用キー51が操作され たことを検出した場合、兼用キー51をトップメニューキーであると見なした制 御を行う。すなわち、DVD再生部2を、最上位となるメニュー画面の表示動作 状態に移行させる。
【0027】 また、制御手段3は、兼用キー51が操作されることによって、DVD再生部 2が、最上位のメニュー画面の表示動作状態、あるいは、ユーザにより選択され たメニュー画面の表示動作状態にある場合、再生キー52と停止キー55と早送 りキー54と早戻しキー53との4つのキーに、カーソルの移動方向を指示する 機能を割り当て、一時停止キー56に選択の確定を示す機能を割り当てる。
【0028】 すなわち、再生キー52が操作されたときには、カーソルを上方に移動させる 制御を行い、停止キー55が操作されたときには、カーソルを下方に移動させる 制御を行う。また、早送りキー54が操作されたときには、カーソルを右方に移 動させる制御を行い、早戻しキー53が操作されたときには、カーソルを左方に 移動させる制御を行う。また、一時停止キー56が操作されたときには、そのと きのカーソル位置に対応した動作をDVD再生部2に行わせる。
【0029】 図4は、兼用キー51を操作したときの主要動作を示すフローチャートである 。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0030】 ユーザが兼用キー51を操作したことを検出すると、制御手段3は、DVD再 生部2の動作状態がどの状態にあるのかを調べる(ステップS1,S2)。そし て、DVD再生部2が停止状態にあるとき(ステップS3)、または、DVD再 生部2がユーザにより選択されたメニュー画面の表示状態にあるとき(ステップ S3,S4)、あるいは、本編映像以外の映像の再生状態にあるとき(ステップ S3〜S5)には、兼用キー51をトップメニューキーと見なした制御を行う。 すなわち、DVD再生部2に、最上位のメニュー画面の表示を行わせる(ステッ プS9,S10)。
【0031】 一方、ユーザが兼用キー51を操作したことを検出したときのDVD再生部2 の状態が、本編映像の再生状態(一時停止状態を含む)であるとき(ステップS 1〜S6)、制御手段3は、兼用キー51をメニューキーと見なした制御を行う 。すなわち、DVD再生部2に、ユーザにより選択されたメニュー画面の表示を 行わせる(ステップS7,S8)。
【0032】 なお、制御手段3は、兼用キー51が操作されたことを検出したとき、DVD 再生部2の状態が、停止状態でもなく、ユーザにより選択されたメニュー画面の 表示状態でもなく、本編映像以外の映像の再生状態でもなく、本編映像の再生状 態でもない場合、このキー操作を無効とする(ステップS1〜S6)。
【0033】 また、制御手段3は、最上位のメニュー画面が表示された状態、あるいは、ユ ーザにより選択されたメニュー画面が表示された状態においては、再生キー52 が操作された場合には、カーソルを上方に移動させる制御を行い、停止キー55 が操作された場合には、カーソルを下方に移動させる制御を行う。また、早戻し キー53が操作された場合には、カーソルを左方向に移動させる制御を行い、早 送りキー54が操作された場合には、カーソルを右方向に移動させる制御を行う 。また、一時停止キー56が操作されたときには、カーソルによる選択が確定し たとして、そのときのカーソル位置に従った制御を行う。
【0034】 なお、本考案は上記実施形態に限定されず、テレビ受像機の機能を併せ持った DVD再生装置、あるいは、テレビ受像機の機能とビデオカセットレコーダとし ての機能を併せもったDVD再生装置にも、同様に適用することができる。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案では、装置本体の前面パネルに設けられた兼用キ ーは、DVD再生部が停止状態にあるときにはトップメニューキーの機能となり 、DVD再生部がDVDに記録された本編映像の再生状態にあるときにはメニュ ーキーの機能となる。つまり、1つの兼用キーを設けるのみで、DVDフォーラ ムの規格により定められたトップメニューキーとメニューキーとの機能の双方が 、不都合を招くことなく実現される。また、DVD再生部が本編映像とは異なる 映像としてDVDに記録された映像の再生状態にあるときや、DVD再生部がメ ニュー画面の表示状態にあるときには、兼用キーはトップメニューキーの機能と なる。このため、本編映像とは異なる映像が再生されているときや、メニュー画 面の表示状態にあるときに、兼用キーを操作すると、ユーザにとって便利なメニ ュー画面である最上位のメニュー画面が表示される。また、カーソルキーを設け なくても、カーソルの移動を行わせることができる。このため、装置本体側に、 トップメニューキーの機能を兼用させることが適切となるキースイッチや、メニ ューキーの機能を兼用させることが適切となるキースイッチが無い場合に、1つ のキースイッチを追加するのみで、DVDフォーラムの規格により定められたト ップメニューキーの機能およびメニューキーの機能を実現することができ、且つ 、使い勝手をより向上させることができ、且つ、前面パネルに設けられたキース イッチによって、メニュー画面におけるカーソルの移動を可能にするときにも、 キースイッチの数の増加を抑制することができる。
【0036】 また本考案では、装置本体の前面パネルに設けられた兼用キーは、DVD再生 部が停止状態にあるときにトップメニューキーとなり、DVDに記録された本編 映像の再生状態にあるときにはメニューキーとなる。つまり、1つの兼用キーを 設けるのみで、DVDフォーラムの規格により定められたトップメニューキーと メニューキーとの機能の双方が、不都合を招くことなく実現されることになる。 このため、装置本体側に、トップメニューキーの機能を兼用させることが適切と なるキースイッチや、メニューキーの機能を兼用させることが適切となるキース イッチが無い場合に、1つのキースイッチを追加するのみで、DVDフォーラム の規格により定められたトップメニューキーの機能およびメニューキーの機能を 実現することができる。
【0037】 またさらに、制御手段は、DVD再生部が本編映像とは異なる映像としてDV Dに記録された映像の再生状態にあるとき又はDVD再生部がメニュー画面の表 示状態にあるときに兼用キーが操作されたことを検出した場合には、兼用キーを トップメニューキーと見なしてDVD再生部の動作を制御している。このため、 本編映像とは異なる映像が再生されているときや、ユーザが選択したメニュー画 面の表示状態にあるときに、兼用キーを操作すると、ユーザにとって便利なメニ ュー画面である最上位のメニュー画面が表示されるので、使い勝手をより向上さ せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るDVD再生装置の一実施形態の電
気的構成を示すブロック線図である。
【図2】実施形態の前面パネルの様子を示す説明図であ
る。
【図3】実施形態に使用されるリモートコントローラに
設けられたキースイッチを示す説明図である。
【図4】兼用キーを操作したときの主要動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】DVDフォーラムの規格を示す説明図である。
【符号の説明】
1 DVD 2 DVD再生部 3 制御手段 7 リモートコントローラ 10 装置本体 11 前面パネル 51 兼用キー 52 再生キー 53 早戻しキー 54 早送りキー 55 停止キー 56 一時停止キー 74 トップメニューキー 75 メニューキー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップメニューキーとメニューキーとが
    設けられたリモートコントローラと、 DVDを再生して映像信号や音声信号を出力するDVD
    再生部と、 装置本体の前面パネルに設けられ、DVDの再生を開始
    させる再生キーと、 装置本体の前面パネルに設けられ、DVDの再生を停止
    させる停止キーと、 装置本体の前面パネルに設けられ、DVD再生における
    早送りを行わせる早送りキーと、 装置本体の前面パネルに設けられ、DVD再生における
    早戻しを行わせる早戻しキーと、 装置本体の前面パネルに設けられ、DVDの再生を一時
    停止させる一時停止キーと、 DVD再生部が停止状態にあるときにトップメニューキ
    ーが操作されたときには、DVD再生部を、メニュー画
    面のうちの最上位となるメニュー画面の表示動作状態に
    移行させ、DVD再生部がDVDに記録された本編映像
    の再生状態にあるときにメニューキーが操作されたとき
    には、DVD再生部を、ユーザにより選択されたメニュ
    ー画面の表示動作状態に移行させる制御手段とを備えた
    DVD再生装置において、 装置本体の前面パネルに設けられ、トップメニューキー
    とメニューキーとの双方を兼ねる兼用キーを備え、 制御手段は、DVD再生部が停止状態にあるとき又はD
    VD再生部が本編映像とは異なる映像としてDVDに記
    録された映像の再生状態にあるとき又はDVD再生部が
    メニュー画面の表示状態にあるときに兼用キーが操作さ
    れたことを検出した場合には、兼用キーをトップメニュ
    ーキーと見なしてDVD再生部の動作を制御し、DVD
    再生部がDVDに記録された本編映像の再生状態にある
    ときに兼用キーが操作されたことを検出した場合には、
    兼用キーをメニューキーと見なしてDVD再生部の動作
    を制御し、 且つ、制御手段は、DVD再生部がメニュー画面の表示
    動作状態となるときには、再生キーと停止キーと早送り
    キーと早戻しキーとの4つのキーにカーソルの4種の移
    動方向の指示機能を振り当て、一時停止キーに選択の確
    定機能を振り当てることを特徴とするDVD再生装置。
  2. 【請求項2】 トップメニューキーとメニューキーとが
    設けられたリモートコントローラと、 DVDを再生して映像信号や音声信号を出力するDVD
    再生部と、 DVD再生部が停止状態にあるときにトップメニューキ
    ーが操作されたときには、DVD再生部を、メニュー画
    面のうちの最上位となるメニュー画面の表示動作状態に
    移行させ、DVD再生部がDVDに記録された本編映像
    の再生状態にあるときにメニューキーが操作されたとき
    には、DVD再生部を、ユーザにより選択されたメニュ
    ー画面の表示動作状態に移行させる制御手段とを備えた
    DVD再生装置において、 装置本体の前面パネルに設けられ、トップメニューキー
    とメニューキーとの双方を兼ねる兼用キーを備え、 制御手段は、DVD再生部が停止状態にあるときに兼用
    キーが操作されたことを検出した場合には、兼用キーを
    トップメニューキーと見なしてDVD再生部の動作を制
    御し、DVD再生部がDVDに記録された本編映像の再
    生状態にあるときに兼用キーが操作されたことを検出し
    た場合には、兼用キーをメニューキーと見なしてDVD
    再生部の動作を制御することを特徴とするDVD再生装
    置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、DVD再生部が本編映像と
    は異なる映像としてDVDに記録された映像の再生状態
    にあるとき又はDVD再生部がユーザにより選択された
    メニュー画面の表示状態にあるときに兼用キーが操作さ
    れたことを検出した場合には、兼用キーをトップメニュ
    ーキーと見なしてDVD再生部の動作を制御することを
    特徴とする請求項2記載のDVD再生装置。
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