JP2005086481A - ディスク装置一体型テレビジョン受像機およびオーディオビジュアル機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモートコントローラを紛失した場合でも、機器本体のキーのみでリモートコントローラの各キーの機能を実現でき、リモートコントローラのキーの数が多い場合でも各キーの機能を実現でき、且つ各キーの選択(割り当て)を容易に行うことのできるディスク装置一体型テレビジョン受像機およびオーディオビジュアル機器を提供する。
【解決手段】操作部に「キー選択メニュー」キーを設け、このキーが押されると、表示部49にキー選択メニューの画像11が表示される。この画像中の大括弧内には、現在選択されているキーの名称が表示される。「キー選択メニュー」キーが押される度に、リモートコントローラの各キーの名称が順次切り替わって表示される。選択したいキーの名称が表示された時点で「再生」キー62が押されると、そのとき表示されていたキーの機能が実行される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ディスク装置一体型テレビジョン受像機およびオーディオビジュアル機器に関するものである。
ビデオテープレコーダ、DVDレコーダ等のオーディオビジュアル機器の操作には、再生、停止、早送り、早戻し等の基本操作と、録画予約等の付加操作とがある。操作性、設置スペース、コスト等を考慮して、機器本体に設けられたキーによって基本操作のみが行われ、リモートコントローラに設けられたキーによって基本操作および付加操作が行われるようになっている。このため、リモートコントローラを紛失すると、付加操作ができなくなってしまうという問題がある。
特許文献1には、機器の動作状態に応じて、リモートコントローラにのみ設けられたキーの機能を機器本体に設けられたキーに割り当てることにより、上記問題を解決することが示されている。より具体的には、機器で録画・再生をしていないときには、機器本体に設けられた「停止」キーをリモートコントローラにのみ設けられた「メニュー」キーとして機能させてメニューモードに入り、機器本体に設けられた「TV/VTR切換え」キーをリモートコントローラにのみ設けられた「セレクト」キーとして機能させることにより、テレビジョン受像機の画面に表示されたメニューを選択して、実行させることが示されている。
特許文献2には、複数の記録媒体の記録再生を行う機器において、記録媒体ごとに実現できる機能(例えば、プレイリストの作成、プログラムナビ等)が異なるために、各機能に対応したキーをリモートコントローラに備えなければならないという問題を解決するために、「機能一覧表示」キーと「カーソル」キーとをリモートコントローラに設け、「機能一覧表示」キーが押されると、機器にセットされている記録媒体の実現可能な機能の一覧が表示され、「カーソル」キーにより実行される機能が選択されることが示されている。
特開平5−151651号公報(段落0013〜段落0021、図5、図6) 特開2002−269963号公報(段落0005、段落0014〜段落0018、図1、図2)
しかしながら、特許文献1のものにおいては、機器の動作状態に応じて、リモートコントローラのキーの機能を機器本体のキーに割り当てているので、割り当てを行うリモートコントローラのキーの数が増えると割り当てができなるという問題がある。また、割り当てが機器に内蔵されたプログラムによって予め決められているので、視聴者は、動作状態、機器本体のキーおよび当該キーに割り当てられるリモートコントローラのキーの機能の関係を操作マニュアルで調べなければならず、使い勝手が良くないという問題もある。尚、特許文献2のものは、「機能一覧表示」キーを設けることにより操作性を向上させるものであって、リモートコントローラを紛失した場合に機器本体のキーのみでリモートコントローラの機能を実現するものではない。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、リモートコントローラを紛失した場合でも、機器本体のキーのみでリモートコントローラの各キーの機能を実現でき、リモートコントローラのキーの数が多い場合でも各キーの機能を実現でき、且つ各キーの選択(割り当て)を容易に行うことのできるディスク装置一体型テレビジョン受像機およびオーディオビジュアル機器を提供することにある。
本発明では、複数のキーを有する操作部と複数のキーを有するリモートコントローラとを備えたディスク装置一体型テレビジョン受像機において、操作部に第1特別キーと第2特別キーと設ける。テレビジョン受像機の制御部は、第1特別キーが押される度にリモートコントローラのキーのいずれかの名称を順番に表示部に表示し、第2特別キーが押されたときに表示部に表示されているキーがテレビジョン受像機にかかるものであれば当該キーの機能を実行し、且つ当該キーが前記ディスク装置にかかるものであれば、当該キーの情報をディスク装置の制御部に送る。当該キーの情報を受けたディスク装置の制御部は、当該キーの機能を実行する。
このようにすることで、第1特別キーが押される度にリモートコントローラのキーの名称が順番に表示部に表示され、第2特別キーが押されたときに表示されているキーの機能が実行される。これにより、リモートコントローラを紛失した場合でも、操作部のキーのみによってリモートコントローラのキーの機能を実行することができる。また、選択可能なリモートコントローラのキーの名称が順番に表示されるので、リモートコントローラのキーの数が多い場合でも、キーの機能の割り当てをすることができる。さらに、実行されるキーの名称が表示部に表示されるので、視聴者は操作マニュアル等を調べる必要がなく、容易に各キーの選択(割り当て)操作を行うことができる。
また、本発明では、複数のキーを有する機器本体と複数のキーを有するリモートコントローラとを備えたオーディオビジュアル機器において、機器本体に第1特別キーと第2特別キーと設ける。その制御部は、第1特別キーが押される度にリモートコントローラのキーの名称を順番に機器本体に接続された表示部に表示し、第2特別キーが押されたときに表示部に表示されているキーの機能を実行する。
このようにすることで、第1特別キーが押される度にリモートコントローラのキーの名称が順番に表示部に表示され、第2特別キーが押されたときに表示されているキーの機能が実行される。これにより、リモートコントローラを紛失した場合でも、操作部のキーのみによってリモートコントローラのキーの機能を実行することができる。また、選択可能なリモートコントローラのキーの名称が順番に表示されるので、リモートコントローラのキーの数が多い場合でも、キーの機能の割り当てをすることができる。さらに、実行されるキーの名称が表示部に表示されるので、視聴者は操作マニュアル等を調べる必要がなく、容易に各キーの選択(割り当て)操作を行うことができる。尚、機器本体に接続された表示部は、オーディオビジュアル機器自体の表示部または他の機器の表示部のいずれでもよい。
本発明においては、制御部は、第2特別キーが押されたことにより実行されたキー、機器本体のキー、およびリモートコントローラのキーの押された履歴からステータスの情報を作成し、且つ第1特別キーが押されたステータスにおいて有効なリモートコントローラのキーの名称を表示部に表示する。このようにすることで、当該ステータスにおいて受け付けられないキーの名称が表示部に表示されなくなり、効率的にリモートコントローラのキーの選択(割り当て)をすることができる。尚、リモートコントローラを紛失してしまっている場合には、リモートコントローラのキーが押された履歴は上記履歴に含まれない。
また、本発明においては、制御部は、第1特別キーが押されたときのステータスごとに、第2特別キーが押されたときに表示されていたキーの履歴を管理し、且つ履歴に基づく順番でリモートコントローラのキーの名称を表示部に表示する。このようにすることで、当該ステータスにおいて使用頻度の高いキーの名称から順番に表示されるので、キーの選択操作を効率的に行うことができる。
また、本発明においては、記録媒体を再生する再生部を更に備え、制御部は、再生部にセットされている記録媒体の種別または記録媒体の有無を判断し、且つ当該判断に基づいて有効なキーの名称を表示部に表示する。このようにすることで、例えば、セットされている記憶媒体では実現できない機能のためのキーは表示部に表示されなくなるので、キーの選択操作を効率的に行うことができる。
さらに、本発明においては、第2特別キーは通常の操作に用いられるキー(例えば、「再生」キー)である。このようにすることで、専用の第2特別キーを設ける必要がなくなり、操作部のコストが低減され、スペース効率も向上する。
本発明によれば、リモートコントローラを紛失した場合でも、機器本体のキーのみでリモートコントローラの各キーの機能を実現でき、リモートコントローラのキーの数が多い場合でも各キーの機能を実現でき、且つ各キーの選択(割り当て)を容易に行うことができる。
図1は、本発明に係るディスク装置一体型テレビジョン受像機1の外観図である。本ディスク装置一体型テレビジョン受像機1は、ディスク装置2、テレビジョン受像機4、操作部6およびリモートコントローラ8から構成される。26はディスク10(図3参照)をディスク装置2に搬入出するためのトレイ、60は電源スイッチである。操作部6には複数のキーが設けられている。61は、本発明にかかる第1特別キーである「キー選択メニュー」キーである。62は、本発明にかかる第2特別キーであり、且つディスク10の再生を開始するための「再生」キーである。
63は早送り再生を行うための「早送り」キー、64は早戻し再生を行うための「早戻し」キー、65はトレイ26を開閉するための「オープン/クローズ」キー、66は再生を停止するための「ストップ」キー、67は再生を一時停止するための「ポーズ」キーである。68はチャンネルを変えるための「チャンネルアップ」キー、「チャンネルダウン」キーである。69は音量を増減するための「音量アップ」キー、「音量ダウン」キーである。リモートコントローラ8には、電源スイッチ80、操作部6に設けられているキーと同じ機能のキー81、およびリモートコントローラ8にのみあるキー82が設けられている。図2は、リモートコントローラ8にのみ設けられているキー82の名称および機能の概略を示す。これ以外のキーもあるが、本発明の要部ではないので説明は省略する。
図3は、本発明に係るディスク装置一体型テレビジョン受像機1のブロック図である。まず、ディスク装置2の構成について説明する。このディスク装置2は、映像または音声の記録されたDVD、CD、VCD(ビデオCD)等の各種の記録媒体であるディスク10のデータを再生する。
再生部25は、ディスク10を戴置して搬入出するためのトレイ26、ディスク10のデータを再生するための再生ヘッドおよび再生の際にディスク10を回転させるための回転駆動機構等から構成される。また、再生部25にはセンサが設けられており、CPU21からディスク10の有無、トレイ26のオープン状態等を調べることができるようになっている。再生部25で再生されたディスク10のデータは、再生信号処理部24で復号化され、その後D/A変換されてOSD処理部23に送られる。
本ディスク装置2は、ディスク10の有無、トレイ26のオープン状態等を視聴者に知らせるために各種メッセージをディスク10の再生データまたは背景画像データに重畳させて表示するオンスクリーン表示(以下、OSDという)機能を備えている。背景画像データおよびOSDデータはメモリー22に格納されている。ある場合は、CPU21により取り出された背景画像データおよびOSDデータが合成され、OSD処理部23を経由してテレビジョン受像機4の信号選択部44に送られる。また、別の場合は、OSDデータがOSD処理部23で再生データに重畳されてテレビジョン受像機4の信号選択部44に送られる。
CPU21には、メモリー22が接続されている。メモリー22には、ディスク装置2の動作を制御するためのプログラム、上述の背景画像データおよびOSDデータ、各種の制御データ等が格納されている。また、メモリー22はCPU21の演算作業領域としても使用される。
次に、テレビジョン受像機4の構成について説明する。アンテナ52で受信された放送信号は、チューナ50で選局され、信号選択部44に送られる。信号選択部44では、CPU41からの信号により、放送信号、外部入力端子51からの信号またはディスク装置2のOSD処理部23からの信号のいずれかが選択される。信号選択部44の出力信号はOSD処理部43に送られ、ここでCPU41から送られてくるOSDデータが重畳される。このOSD処理部43では、テレビジョン受像機4用のOSDデータが重畳される。上記重畳された信号は、映像信号処理部45に送られ、そこで音声信号と、映像信号、水平走査信号および垂直走査信号とに分離される。音声信号は音声アンプ46で増幅されて音声出力部47(例えば、スピーカ)から出力される。映像関連の信号は、表示駆動部48を介して表示部49(例えば、CRT、液晶パネル等)に送られる。
CPU41にはメモリー42が接続されている。メモリー42には、テレビジョン受像機4の動作を制御するためのプログラム、上述のOSDデータおよび各種の制御データ等が格納されている。また、メモリー42はCPU41の演算作業領域としても使用される。
複数のキー61〜69(図1参照)を備えた操作部6もCPU41に接続されている。また、複数のキー81、82(図1参照)を備えたリモートコントローラ8からの信号もCPU41に送られる。キー61〜69、81、82には、ディスク装置2の操作専用のキー、テレビジョン受像機4の操作専用のキーおよび両者で共用されるキーがあり、いずれかのキーが押されると、信号がCPU41に送られ、キー61〜69、81、82の種類に応じた処理が行われる。
次に、フローチャートに沿って本発明の動作について説明する。図4は、ディスク装置2側の動作を示すフローチャートである。図5は、テレビジョン受像機4側の動作を示すフローチャートである。以下では、ディスク10はDVDであるとして説明される。尚、フローチャートには、ディスク装置一体型テレビジョン受像機1の全体の動作ではなく、本発明に関連する部分の動作が示される。まず、図4について説明する。
まず、電源が投入されると、所定の初期化処理がされた後に、CPU21は、ディスク情報を収集して(S1)、その情報をテレビジョン受像機4側のCPU41に送信する(S2)。ディスク情報としては、トレイ26がオープンであるか否か、ディスク10がトレイ26にセットされているか否か、ディスク10がトレイ26にセットされている場合にはディスク10の種別(DVD,CD等)等がある。ディスク情報を参照することにより、例えば、トレイ26がオープン状態であれば、「オープン/クローズ」キー65が押されたときに、トレイ26は閉じられる。
次に、ディスク10がトレイ26に新たにセットされて再生可能な状態になったか否かが調べられる(S3)。新たに再生可能な状態になった場合は、DVDのディスクメニューが再生される(S4)。ディスクメニューのデータは、再生信号処理部24およびOSD処理部23を介してテレビジョン受像機4側に送られ、表示部49に表示される。次に、CPU21は、ディスクメニューが表示中である旨をテレビジョン受像機4側のCPU41に送信する(S5)。その後、S1に戻る。尚、S3でYESと判断されて、S4〜S2が実行された後にS3へ戻ったときは、同じディスク10がセットされているので、S3の判定はNOとなる。
S3でディスク10が新たにセットされて再生可能な状態になったと判断されなかった場合は、テレビジョン受像機4側からディスク装置2の動作に関するキーの情報を受信したか否かが調べられる(S6)。このキーの情報は、単なるキーのコードではなく、CPU21が実行すべき内容を示す一種のコマンドである。キーの情報を受信した場合は、キー情報に応じた処理が行われる(S7)。例えば、リモートコントローラ8の「セットアップ」キーが押された場合には、セットアップメニューがOSDとして表示される。また、セットアップメニューの表示中にリモートコントローラ8の「戻る」キーが押された場合には、そのOSDは消去される。その後、S1に戻る。キーの情報を受信しなかった場合は、何もせずにS1に戻る。
次に、図5を参照しつつテレビジョン受像機4側の動作を説明する。まず、電源が投入されると、所定の初期化処理がされる。この際、メモリー42中のステータス情報も初期化される。その後、ディスク装置2側のCPU21からディスク情報を受信したか否かが調べられ(S21)、受信しなかった場合はS23に進む。受信した場合は、そのディスク情報によりステータス情報を更新し(S22)、S23に進む。ステータス情報については後述する。
S23では、「ディスクメニュー表示中」を受信したか否かが調べられ、受信しなかった場合はS25に進む。受信した場合は、「ディスクメニュー表示中」であるという情報によりステータス情報を更新し(S24)、S25に進む。キーの中には、ディスクメニューが表示部49に表示されているときにのみ受け付けられるキーがあるので、押されたキーを受け付けるか否かを判断する際に、この情報がCPU41により参照される。
S25では、いずれかのキーが押されたか否かが調べられ、押されていない場合はS21に戻る。押された場合は、当該キーが有効であるか否かがステータス情報に基づいて判断される(S26)。ここで、ステータス情報について説明する。ステータス情報とは、ディスク装置一体型テレビジョン受像機1の動作状態であるステータスに関する情報である。例えば、電源投入時の初期化処理により、所定のステータス(ST0)になるとする。ステータス(ST0)において、キー(K0)が押されると、機能(F0)が実行されてステータス(ST0)に戻る。キー(K1)が押されると、機能(F1)が実行されてステータス(ST1)に遷移する。しかし、キー(K3)は受け付けられない(キーが有効ではない)。また、ステータス(ST0)とステータス(ST1)とでは、受け付けられるキーの種類も異なる。また、ステータスが異なれば、同じキーでも異なった機能が実行されることもある。
また、ディスク10の再生中であっても、DVDの再生中は映像のズームをオン/オフする「ズーム」キーは受け付けられるが、映像の記録されていないCDの再生中は「ズーム」キーは受け付けられない。つまり、キーが有効であるか否かを判断するためには、各種のキーの押された順序の情報のみでなく、ディスク10の種別、ディスクメニューを表示中であるか否か等のディスク情報も併せて考慮する必要がある。すなわち、ステータス情報とは、各種のキーの押された順序の情報とディスク情報が合体された情報から得られるディスク装置一体型テレビジョン受像機1のステータスを示す情報である。
S26でキーが有効ではないと判断された場合は、S21に戻る。有効であると判断された場合は、当該キーが「キー選択メニュー」キー61(第1特別キー)であるか否かが調べられ(S27)、該当しない場合はS30に進む。該当する場合は、関数(サブルーチン)を呼び出すことによって、キー選択メニュー処理が行われる(S28)。「キー選択メニュー」キー61が押されたステータスで受け付けられるキーの名称とキーコードの組のリスト(受付可能キーリスト)をパラメータとして関数が呼び出される。
次に、上記関数からキーコードが戻されたか否かが調べられ(S29)、戻されなかった場合はS21に戻る。戻された場合は、S30に進む。S30では、S26で有効と判断されたキーのコードまたは上記関数から戻されたキーコード、およびステータス情報から、当該キーがディスク装置2用のキーであるか否かが判断される。ディスク装置2用のキーである場合は、ディスク装置2のCPU21にキーの情報を送信し(S31)、S33に進む。このキーの情報は単なるキーコードではなく、キーコードおよび現在のステータスから求められたディスク装置2のCPU21が実行すべき処理内容(例えば、セットアップメニューを表示せよ)を示すものであり、一種のコマンドである。
ディスク装置2用のキーであると判断されなかった場合は、当該キーはテレビジョン受像機4用のキー(例えば、放送番組の選局用のキー)または共用されるキー(例えば、音量アップキー)であるので、CPU41は、現在のステータスに従って当該キーの種類に応じた処理を行う。その後、S33に進む。S33では、S26で有効と判断されたキーまたは上記関数から戻されたキーコードのキーによってステータスが変化する場合があるので、それに合わせてステータス情報を更新する。
次に、図6を参照しつつキー選択メニュー処理について説明する。この処理は、テレビジョン受像機4のCPU41によって実行される。まず、図7に示されるキー選択メニューの画像11が表示部49に表示される(S41)。図中の斜線部は、ディスク10の再生データの画像、静止の背景画像等である。キー選択メニューの画像11の大括弧内には、上記受付可能キーリストの先頭にあるキーの名称(ここでは、「サブタイトル」キー)が表示される。キー選択メニューの画像11の表示は、CPU41がメモリー42から当該画像の表示用のOSDデータを取り出して、それを部分的に加工してOSD処理部43に送ることによって行われる。
次に、いずれかのキーが押されたか否かが調べられ(S42)、押された場合は、そのキーが「再生」キー62(第2特別キー)であるか否かが調べられる(S43)。「再生」キー62である場合は、キー選択メニューの画像11が消去され(S44)、「再生」キー62が押されたときに大括弧内に表示されているキーのコードを戻り値として呼び出し元に戻る(S45)。キー選択メニューの画像11の消去は、当該画像用のOSDデータをOSD処理部43に送るのを止めることによって行われる。
S43で「再生」キー62であると判断されなかった場合は、押されたキーが「キー選択メニュー」キー61(第1特別キー)であるか否かが調べられる(S46)。「キー選択メニュー」キー61である場合は、受付可能キーリスト中の次のキーの名称をキー選択メニューの画像11中の大括弧内に表示して(S47)、S42に戻る。「キー選択メニュー」キー61ではない場合は、何もせずにS42に戻る。つまり、キー選択メニュー処理においては、「キー選択メニュー」キー61および「再生」キー62以外のキーは無視される。S42でキーが押されたと判断されなかった場合は、直近の「キー選択メニュー」キー61が押されてから所定の時間(例えば、5秒)が経過したか否かが調べられる(S48)。経過していない場合は、S42に戻る。経過した場合は、キー選択メニューの画像11を消去して、戻り値無しで呼び出し元に戻る(S50)。
ここで、受付可能キーリスト(以下、「リスト」という)について説明する。このリストは、ステータスごとのリストの集合であり、メモリー42に固定データ(定数)として格納されている。「キー選択メニュー」キー61が押された時点のステータスに対応するリストがメモリー42から読み出されて、キー選択メニュー処理の関数が呼び出されるときにパラメータとして渡される。このリストは、当該ステータスで受け付けられるキーの名称およびキーコードの組から構成される。
また、操作部6に設けられているキー63〜69の名称は、そのキーを押せばよいので、リストには格納されていない。また、DVDがトレイ26にセットされていないステータスでは、DVDのタイトルを表示することができないので、「タイトル」キーの名称は当該ステータスに対応するリストには格納されていない。DVDを再生中のステータスでは、映像のズームをオン/オフするための「ズーム」キーの名称は当該ステータスに対応するリストに格納されているが、映像の記録されていないCDの再生中のステータスでは、「ズーム」キーの名称は当該ステータスに対応するリストには格納されていない。このように、「キー選択メニュー」キー61が押された時点のステータスに応じて、有効なキーの名称のみがリストに格納されているので、キーの選択を効率的に行うことができる。
次に、リモートコントローラ8を紛失した場合を想定して、図8〜図10を参照しつつ本発明の動作例を説明する。尚、図8〜図10では、キー選択メニューの画像11が簡略的に図示されている。DVDの再生中に他のタイトルを再生したくなった場合について述べる。「タイトル」キーはリモートコントローラ8にしかないので、まず「キー選択メニュー」キー61が押される。そうすると、図8(a)に示されるように表示部49にキー選択メニューの画像11が表示される。「キー選択メニュー」キー61が押される度に選択されているキーの表示が順次切り替わる。「タイトル」キーが表示(選択)されている時点で、「再生」キー62が押されると、「タイトル」キーの機能が実行され、図8(b)に示されるように、キー選択メニューの画像11が消え、タイトルメニューの画像12が表示される。この画像には、タイトル(1)〜(6)の名称が表示され、この時点ではタイトル(1)が選択されている。
次に、「キー選択メニュー」キー61が押されると、図9(a)に示されるように、キー選択メニューの画像11が表示される。この時点では、「右カーソル」キーが選択されている。「キー選択メニュー」キー61が再度押されると、図9(b)に示されるように、「下カーソル」キーが選択される。次に、「再生」キー62が押されると、「下カーソル」キーの機能が実行され、図10(a)に示されるようにキー選択メニューの画像11が消えると共に、タイトルメニューの画像12中のタイトル(4)が選択される。次に、「キー選択メニュー」キー61が押されると、図10(b)に示されるように、キー選択メニューの画像11が表示され、「決定」キーが選択されている状態で、「再生」キー62が押されると、選択されているタイトル(4)が実行される。
以上述べた実施形態においては、DVD等のディスク10のデータを再生するディスク装置2とテレビジョン受像機4とからなるディスク装置一体型テレビジョン受像機1について説明したが、テレビジョン受像機、DVDレコーダ、DVDプレーヤ、VTR(ビデオテープレコーダ)等のオーディオビジュアル機器においても本発明を実施することができる。また、上記実施形態では、ディスク装置2側、テレビジョン受像機4側に夫々CPU21、41およびメモリー22,42を持たせ、夫々で機能を分担する場合について説明したが、CPUおよびメモリーを夫々1つとしても本発明を実施することができる。
さらに、上記実施形態では、第1特別キーとして通常の操作にしない専用の「キー選択メニュー」キー61を設け、第2特別キーとして通常の操作でも使用する「再生」キー62を用いる場合について説明したが、第2特別キーとして専用キーを設けてもよい。
さらに、上記実施形態では、「キー選択メニュー」キー61(第1特別キー)が押される度に、メモリー42に固定データとして格納されている受付可能キーリストの先頭から順番にキーの名称を表示するようにしていたが、これ以外の方法も考えられる。例えば、各キーの名称に対応させてメモリー42に変数領域を確保し、「再生」キー62(第2特別キー)が押される度に、選択されていたキーおよびその他のキーの変数領域を更新し、「キー選択メニュー」キー61が押されたときは、各キーの変数領域の値に基づく順番(「再生」キー62が押されたときに選択(表示)されていたキーの履歴に基づく順番)にキーの名称を表示するようにしてもよい。上記の変数領域の更新は、例えば、以下のように行われる。最初に「再生」キー62が押されたときに「アングル」キーが選択されていたときは「アングル」キーの変数領域に1を設定する。2回目に、「サブタイトル」キーが選択されていたときは、「サブタイトル」キーの変数領域に1を設定し、「アングル」キーの変数領域に2を設定する。そして、「キー選択メニュー」キー61が押されたときには、小さな数値を持つ変数に対応するキーから順番に表示される。
ディスク装置一体型テレビジョン受像機の外観図である。 リモートコントローラにのみ設けられているキーを示す図である。 ディスク装置一体型テレビジョン受像機のブロック図である。 ディスク装置側の動作を示すフローチャートである。 テレビジョン受像機側の動作を示すフローチャートである。 キー選択メニュー処理の動作を示すフローチャートである。 キー選択メニュー画面を示す図である。 本発明の動作例を示す図である。 本発明の動作例を示す図である。 本発明の動作例を示す図である。
符号の説明
1 ディスク装置一体型テレビジョン受像機
2 ディスク装置
4 テレビジョン受像機
6 操作部
8 リモートコントローラ
10 ディスク
11 キー選択メニューの画像
12 タイトルメニューの画像
21,41 CPU(制御部)
22,42 メモリー(記憶部)
49 表示部
61 「キー選択メニュー」キー(第1特別キー)
62 「再生」キー(第2特別キー)

Claims (6)

  1. 映像または音声の記録されたディスクのデータを再生するディスク装置と、ディスク装置により再生されたデータまたは放送信号のいずれかの映像を表示する表示部を備えたテレビジョン受像機と、複数のキーを有する操作部と、複数のキーを有するリモートコントローラとからなるディスク装置一体型テレビジョン受像機において、
    前記ディスク装置は、その動作を制御する制御部を備え、
    前記テレビジョン受像機は、その動作、前記操作部の動作、および前記リモートコントローラの動作を制御する制御部を備え、
    前記操作部は、第1特別キーと第2特別キーとを備え、
    前記テレビジョン受像機の制御部は、前記第1特別キーが押される度に前記リモートコントローラのキーの名称を順番に前記表示部に表示し、前記第2特別キーが押されたときに前記表示部に表示されているキーが前記テレビジョン受像機にかかるものであれば当該キーの機能を実行し、且つ当該キーが前記ディスク装置にかかるものであれば、当該キーの情報を前記ディスク装置の制御部に送り、
    当該キーの情報を受けた前記ディスク装置の制御部は、当該キーの機能を実行することを特徴とするディスク装置一体型テレビジョン受像機。
  2. 複数のキーを有する機器本体と、複数のキーを有するリモートコントローラとを備えたオーディオビジュアル機器において、
    機器本体に設けられた第1特別キーと、機器本体に設けられた第2特別キーと、機器本体、リモートコントローラ、および前記機器本体に接続された表示部の動作を制御する制御部とを備え、
    前記第1特別キーが押される度に、前記制御部は前記リモートコントローラのキーの名称を順番に前記表示部に表示し、
    前記第2特別キーが押されると、前記制御部は前記表示部に表示されているキーの機能を実行することを特徴とするオーディオビジュアル機器。
  3. 請求項2に記載のオーディオビジュアル機器において、前記制御部は、前記第2特別キーが押されたことにより実行されたキー、前記機器本体のキー、および前記リモートコントローラのキーの押された履歴からステータスの情報を作成し、且つ前記第1特別キーが押されたステータスにおいて有効な前記リモートコントローラのキーの名称を前記表示部に表示することを特徴とするオーディオビジュアル機器。
  4. 請求項3に記載のオーディオビジュアル機器において、前記制御部は、前記第1特別キーが押されたときの前記ステータスごとに、前記第2特別キーが押されたときに表示されていたキーの履歴を管理し、且つ前記履歴に基づく順番で前記リモートコントローラのキーの名称を前記表示部に表示することを特徴とするオーディオビジュアル機器。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のオーディオビジュアル機器において、記録媒体を再生する再生部を更に備え、前記制御部は、再生部にセットされている記録媒体の種別または記録媒体の有無を判断し、且つ前記判断に基づいて有効なキーの名称を前記表示部に表示することを特徴とするオーディオビジュアル機器。
  6. 請求項2ないし請求項5のいずれかに記載のオーディオビジュアル機器において、前記第2特別キーは通常の操作に用いられるキーであることを特徴とするオーディオビジュアル機器。
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