JPH0240602Y2 - - Google Patents

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JPH0240602Y2
JPH0240602Y2 JP1982072287U JP7228782U JPH0240602Y2 JP H0240602 Y2 JPH0240602 Y2 JP H0240602Y2 JP 1982072287 U JP1982072287 U JP 1982072287U JP 7228782 U JP7228782 U JP 7228782U JP H0240602 Y2 JPH0240602 Y2 JP H0240602Y2
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tape
switches
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子機器の操作制御装置に関し、特に
小スペースを余儀なくされている車載用等の音響
機器に用いて好適な電子機器の操作制御装置に関
する。
自動車の運転席近傍に取付け配置されるいわゆ
るカーステレオ装置の如きカセツトテープデツキ
等の場合には、その操作面や表示面として許容さ
れる面積が極めて限定される。一例として18×5
cm程度の小面積内にカセツトハーフの着脱用孔の
みならず、カセツトテープデツキ本体の操作制御
回路や表示回路等を設けるのが一般的である。
運転者にとり操作性の良好な場所はダツシユボ
ードやコンソールの一部等の極く限られたスペー
スしかなく、よつて前述した小面積内に上記回路
の他、更にラジオチユーナ機能の操作制御や表示
をなす回路をも合せて付加することが要求され
る。かかる小面積部分にこれら各種回路部を効率
良く収納する解決策として、本願出願人により提
案中の構造がある。すなわち、カセツトハーフ挿
入孔を覆う蓋体に操作制御回路や表示回路等を備
え、カセツトハーフ着脱に際してはこの蓋体を開
状態とする構成である。こうすることにより、カ
セツトハーフ挿入孔を設けるべき部分にも他の電
子回路や操作スイツチ、表示素子等の回路部品を
配設し得ることとなつて、小面積に極めて効率良
く利用することができることになる。
かゝる装置すなわち当該蓋体である扉状の開閉
自在なパネル部に機器本体側の動作状態を制御す
る操作スイツチ素子群が取付けられている装置に
おいては、パネルの開閉操作時に誤つて当該操作
スイツチ素子の1つを押すことがあり、かゝる場
合にはこの誤操作されたスイツチ素子に対応した
動作モードに機器が制御されるという欠点があ
る。
特に電子制御方式の場合には、動作荷重の少な
いいわゆるフエーザタツチスイツチを用いること
が一般的であり、よつて軽くスイツチ素子に触れ
るだけでもスイツチ素子が作動していわゆるキー
入力がなされたのと同等となり好ましくない。
従つて、本考案は開閉自在な操作パネルの開成
操作時に誤つて操作スイツチ素子に触れても何等
誤動作することのない電子機器の操作制御装置を
提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、電子機器の開閉自在
な操作パネルに配置されて操作指令信号を発生す
る操作スイツチ素子と、前記操作指令信号に応じ
て電子機器本体を制御する制御手段とを含む電子
機器の操作制御装置において、上記制御手段は、
上記操作指令信号の存在下にて上記操作パネルが
開状態から閉状態になつたとき上記操作指令信号
には応答しないことを特徴とする。
以下本考案につき図面を用いて説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例の操作制御
装置を適用したカセツトテープデツキの本体斜視
図であり、第1図はパネルを閉とした場合、第2
図はパネルを開とした場合の図である。テープデ
ツキ本体11の前面にはカセツトハーフ挿入孔1
0(第2図参照)を覆うパネル1が設けられてお
り、その前面には電子式ボリユームコントロール
スイツチ2及び3が取付けられている。スイツチ
2及び3はこれらが夫々押圧されている間音量を
大及び小とする働らきを有する。また、PAUSE
(ポーズ)、FF(早送り)、REW(巻戻し)等の各
操作スイツチ4〜6が設けられており、中央上部
には表示部8が取付けられて例えばテープカンタ
等の表示がなされる。
操作スイツチ9はパネル1の開制御をなすと共
にカセツトハーフイジエクト制御機能をも有する
ものである。スイツチ13はドアスイツチであ
り、パネル1の開閉に連動してオンオフ制御され
るもので、このドアスイツチ13によりパネル1
の開閉検出がなされる。このスイツチ13の動作
については、第6図乃至第8図を参照して後述す
る。
12はヒンジ機構でありパネル1の開閉のため
の支持部である。またパネル1と本体11との信
号や電源の電気的接続は、特に図示しないが例え
ばフレキシブルジヤンパー線を用いてなされてい
るものとする。当該フレキシブルジヤンパー線の
数を少くするために、操作制御用の各スイツチか
らの信号をすべてデイジタル化してシリアル伝送
形式にてパネル1と本体11とを連結するように
すればよい。また表示のための信号についても同
様とする。
第3図乃至第5図は本考案の実施例装置を適用
したラジオ付カーステレオの場合の例である。第
3図はこのラジオ付カーステレオをテーププレー
ヤとして使用している場合の斜視図であり、本体
11の前面左右両端には突出部11a,11bが
設けられており、突出部11aには電子ボリユー
ム用スイツチ2及び3が、また突出部11bには
ドアオープン及びイジエクトスイツチ9が取付け
られている。
カセツトハーフ挿入孔10(第4図参照)を覆
うように設けられたパネル1には、飛越選曲動作
を行わせる際の制御スイツチ16〜20が設けら
れており、何曲前又は後の曲を選曲せよという指
令を出力するためのものである。またスイツチ2
1〜25が設けられており、各スイツチの上下に
文字が付されているが、上段文字はテープレコー
ダとして使用する場合の表示であり、下段文字は
ラジオチユーナとして使用する際の表示である。
テーププレーヤとしての使用時には、スイツチ
21を押すと、テープを逆方向(Backward)即
ちテープ巻戻し方向に送りつつ曲間の無録音部分
を検出してテープ巻戻し状態を停止し、次の曲の
頭から再生してそれを短時間(約10秒)行つた後
に、再び巻戻し動作に移ることを繰返す。つま
り、巻戻し方向に如何なる曲が録音されているか
を調べるいゆるスキヤンニング動作をするために
スイツチ21が用いられる。聞きたい曲があつた
時にはスキヤンニング動作を解除することにより
通常再生に切換えられる。スイツチ22は、テー
プ早送り方向に上述と同様なスキヤンニング動作
をなすためのものである。23は巻戻し、24は
早送り、25はオートリバース機におけるテープ
走行方向切換指令の各スイツチである。
スイツチ26はテーププレーヤとして使用する
時の切換スイツチであり、スイツチ27なるチユ
ーナ使用時の切換スイツチと関連して用いられ
る。両スイツチ26,27の一方の機能が使用さ
れている時に他方のスイツチを押すと、当該スイ
ツチの機能に切換わるようになされている。
更に、表示部28が取付けられており、この例
では、二層の液晶表示装置LCDを用い、第一層
をテープレコーダ関係の表示に、第二層をチユー
ナ関係の表示に使用する。従つて、テープレコー
ダとして使用する時には、表示部全体をテープ関
連表示として使用することが可能となる。図の例
における表示部29は電子ボリユームの絞り状態
を表示するものであり、下部よりバー状の表示が
ボリユームを上げるに従つて増大し音量コントロ
ール状態が判別され得る。音量コントロールを最
大とすれば、最上部まですべてバーが並んだ形態
となる。表示部30はテープの走行状態を視覚的
に示すためのものであり二つの円形図形を複数セ
グメントに分割して明暗のコントラストを持た
せ、このセグメントがテープ回転方向に従つて回
転するように表示制御し二つの円を結ぶ直線部分
をテープ走行に応じて移動して点滅制御する。表
示部31はテープ走行方向を矢印にて示すもので
ある。表示部32は、テープレコーダが巻戻し方
向に3番目の曲を探せとの指令を受けていわゆる
飛越選曲の動作中であることを表示している。4
4〜49はチユーナのプリセツト選局用スイツチ
であり、44はメモリスイツチ、45〜49はプ
リセツトスイツチを示す。
第4図は第3図のパネル1を開とした時の斜視
図であり、10はカセツトハーフ挿入孔を示し、
33はドルビーノイズリダクシヨン方式にて録音
されたテープを使用する際の切換スイツチ、34
はクローム又はメタルテープを使用する際のテー
プイコライザの時定数を70μsに切換えるためのス
イツチであり、これらスイツチ33,34はパネ
ル1の前面に設けても良いが、これ等はカセツト
ハーフ挿入時点で既に定まつているので、挿入孔
10の近傍の適当な場所に設けるのが良い。すな
わち操作が煩繁になされる操作スイツチ類は蓋体
前面に取付け、操作回数が少なく1回のプリセツ
トにより十分用が済むスイツチ類は本体部11の
前面に取付ければより一層の高密度実装が可能と
なる。
第5図はFMチユーナ使用時の斜視図であり、
表示装置28は第2層目の液晶を用いており80M
HzのFM波の受信状態であることを表示してい
る。他の構成は第3,4図と同等である。尚、表
示装置28として3層構造のLCDを用い、第3
層目の液晶部をタイマ表示とすることも可能であ
り、またチユーナ使用時のプリセツト局の表示と
することもでき、種々の表示機能の増大が図れる
ことになる。
第6図は上述したドアスイツチ13を用いて参
考例を構成した回路図であり、第1図乃至第5図
において示した各種操作スイツチ素子S1〜Soの1
端は共通とされて回路電源+VDDが印加されてお
り、各他端出力はアンドゲートG1〜Goを夫々介
してシステムコントローラ60へ供給され、各ス
イツチS1〜Soの操作指令信号がいわゆるキー入力
として送出される。各アンドゲートG1〜Goの他
入力にはドアスイツチ13を経て接地電位が印加
されるようになつている共に、スイツチ13がオ
フの場合には回路電源+VDDが抵抗Rを介して供
給される。
かゝる構成において、パネル1が閉となつてい
る場合には、スイツチ13がオフ状態に制御され
ており、よつて各ゲートG1〜Goの他入力には回
路電源+VDDが印加されてゲートオープン状態に
ある。従つて、各操作スイツチ素子S1〜Soの択一
的操作に応じて操作指令信号がシステムコントロ
ーラ60へ伝送され、キー入力可能となつてい
る。
一方、パネル1が開になれば、スイツチ13が
オン状態となり、よつて各ゲートG1〜Gnの他入
力は接地電位となるから、すべてのゲートはクロ
ーズ状態となつて操作スイツチによるキー入力は
断とされることになる。こうすることによつて、
パネルの開時における誤操作をなくすことが可能
となる。こゝで、操作スイツチを操作しながらパ
ネルを閉めると、閉めた瞬間すなわちスイツチ1
3がオフとなつた瞬間に当該操作スイツチによる
キー入力が有効となり、それに応じた動作モード
となる。このキー入力が操作者の望むものであれ
ばよいが、パネル閉時に操作者が誤つて操作スイ
ツチに触れた場合には、誤動作となる。
このような欠点を解決するための本考案の実施
例の回路が第7図に示すように得られる。各種操
作スイツチS1〜Soの1端は回路電源+VDDに接続
され、各スイツチの他端出力は2入力アンドゲー
トG1〜Goを介してシステムコントローラ60へ
印加されている。これらは各種操作スイツチS1
Soの出力はすべてオアゲートG0の入力となつて
おり、このゲートG0の出力はフリツプフロツプ
61のC/K端子へ印加されてフリツプフロツプ
をセツトする。このフリツプフロツプ61はC/
K端子の信号の立上り遷移によりトリガされるも
のとする。このフリツプフロツプ61のCL端子
には、パネルの開閉に連動してオンオフされるス
イツチ13を介して回路電源+VDDが供給されて
おり、スイツチ13のオン期間フリツプフロツプ
61はクリヤ状態にある。このフリツプフロツプ
61のQ出力はアンドゲートG1〜Goの各他入力
へ印加されて各ゲートのオープン及びクローズ状
態を制御する。
第8図のタイミングチヤートを用いて第7図の
回路の動作を説明する。操作パネル1が開状態に
あるとすると、スイツチ13はオープンとなつて
おりパネル開状態に対応した高レベル信号(電源
+VDDのレベル)をフリツプフロツプ61のCL端
へ供給している。よつて、フリツプフロツプ61
はクリヤ状態にある。この状態で操作者が誤つて
操作スイツチ素子S1〜Soの少くとも1つに触れつ
つパネルを閉めたとする。従つて、オアゲート
G0の出力は高レベルとなり(第8図のキー入力
波形参照)フリツプフロツプ61のC/K端子へ
この高レベル信号が供給されることになるが、こ
のキー入力波形の立上り遷移タイミング時には未
だフリツプフロツプ61のCL端子は高レベあを
維持しているから、フリツプフロツプ61はセツ
トされない。
パネルが閉められると、スイツチ13が時刻t1
にてオフとなり、フリツプフロツプ61のクリヤ
状態は解除されトリガ可能となるが、キー入力信
号は高レベルにあるからフリツプフロツプ61の
状態は変化しない。よつて各アンドゲートG1
Goはクローズとなつており、キー入力を禁止し
ている。パネルが完全に閉となつて始めて操作者
はパネルから手を離すからこの時刻t2において誤
つたキー入力信号は低レベルとなる。しかる後
に、操作者は希望する動作モードとすべく操作ス
イツチ素子S1〜Snの1つを選択的に押圧する
(時刻t3)。この時、キー入力信号は始めて高レベ
ルへ遷移してオアゲートG0を介してフリツプフ
ロツプ61をトリガするから、そのQ出力は低レ
ベルから高レベルへ変化する。よつて、各ゲート
G1〜Goはオープンとなり、当該希望するキー入
力が対応するゲートを介してシステムコントロー
ラ60へ供給され、正常動作をなすことになる。
尚、第6,7図におけるシステムコントローラ
60は、各操作スイツチ素子S1〜Snの操作キー
入力に対応して機器本体を所望動作モードやフア
ンクシヨン状態に切換え制御する回路である。
第9図乃至第11図はドアスイツチの例を示す
図であり、第9図では受光素子50を本体側の側
部11bの内壁に設け、パネル1の対応する部分
に発光素子51を取付けてドアスイツチとして用
いたものである。第10図は本体前面に固定接点
52を取付け、パネル1の対応する部分に弾性材
より成る可動的接点53を設けたものである。第
11図は、パネル1の開時に点灯して内部を照明
するためのランプ54が本体側に取付けられてい
るものがあるから、この照明ランプ54の照明光
を受光する受光素子55をパネル1に取付けるこ
とによりドアスイツチとして用いることができ
る。従つて、夜間等の暗部ではパネル1の開時に
ランプ54による光が受光素子55へ印加される
ことになり、昼間等の明部ではパネル1の開時に
おける外光が受光素子55へ印加されて目的が達
成される。
以上説明したように、本考案によれば、記録媒
体挿入口を覆う蓋体に設けられたスイツチに手を
触れたまま、蓋体の閉成操作をなしても蓋体の開
状態のみならず、蓋体を閉成した瞬間においても
装置が誤動作しない利点がある。従つて、蓋体を
閉じるために手を触れるためのスペースやその周
辺のデザイン処理のためのスペースを設ける必要
がないので、特に車載記録媒体演奏装置の如き極
端に操作部の面積が制約を受ける装置の操作スイ
ツチや表示部の高密度実装がより一層容易にな
る。更に、カセツトテープデツキのみならずチユ
ーナとの1体化や、ビデオ機器との1体化等をも
図ることができ、車載用に限らず一般に小スペー
スを余儀なくされている機器に好適となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例装置を適
用した場合のカセツトテープデツキの斜視図、第
3図乃至第5図は本考案の一実施例装置を適用し
た場合のラジオチユーナ付カセツトテープデツキ
の斜視図、第6図は参考例の回路図、第7図は本
考案の実施例回路図、第8図は第7図の回路の動
作タイミングチヤート、第9図乃至第11図はパ
ネル開閉検出用スイツチの例を夫々示す図であ
る。 主要部分の符号の説明、1……操作パネル、1
1……本体、13……検出スイツチ、61……フ
リツプフロツプ、S1〜So……操作スイツチ素子、
G1〜Go……アンドゲート、G0……オアゲート。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器の開閉自在な操作パネルに配置されて
    操作指令信号を発生する操作スイツチ素子と、前
    記操作指令信号に応じて電子機器本体を制御する
    制御手段とを含む電子機器の操作制御装置であつ
    て、 前記制御手段は、前記操作指令信号の存在下に
    て前記操作パネルが開状態から閉状態になつたと
    き前記操作指令信号には応答しないことを特徴と
    する電子機器の操作制御装置。
JP7228782U 1982-05-18 1982-05-18 操作制御装置 Granted JPS58176230U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7228782U JPS58176230U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 操作制御装置

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JP7228782U JPS58176230U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 操作制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS58176230U JPS58176230U (ja) 1983-11-25
JPH0240602Y2 true JPH0240602Y2 (ja) 1990-10-30

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ID=30081857

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JP7228782U Granted JPS58176230U (ja) 1982-05-18 1982-05-18 操作制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5718160B2 (ja) * 1973-09-10 1982-04-15
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