JPH07336085A - 金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部 - Google Patents
金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部Info
- Publication number
- JPH07336085A JPH07336085A JP6145422A JP14542294A JPH07336085A JP H07336085 A JPH07336085 A JP H07336085A JP 6145422 A JP6145422 A JP 6145422A JP 14542294 A JP14542294 A JP 14542294A JP H07336085 A JPH07336085 A JP H07336085A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- housing
- pedestal
- shielding layer
- cylindrical body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筐体の小型化を可能とした金属しゃへい層を
有するケーブルの筐体貫通部を提供する。 【構成】 筐体外部に突き出る円筒体と、筐体内部に位
置する接地金具を取付けるための円筒状台座を一体化
し、上記台座の端部は円筒の一部が切削されており、前
記円筒体を貫通して筐体内に導入されたケーブルの金属
しゃへい層が上記台座の切削部に位置し、接地金具によ
り締付けた金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通
部。
有するケーブルの筐体貫通部を提供する。 【構成】 筐体外部に突き出る円筒体と、筐体内部に位
置する接地金具を取付けるための円筒状台座を一体化
し、上記台座の端部は円筒の一部が切削されており、前
記円筒体を貫通して筐体内に導入されたケーブルの金属
しゃへい層が上記台座の切削部に位置し、接地金具によ
り締付けた金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通
部。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属しゃへい層を有す
るケーブルを接続箱等の筐体内に導入し筐体に取付ける
際におけるケーブルの筐体貫通部の構造に関するもので
ある。
るケーブルを接続箱等の筐体内に導入し筐体に取付ける
際におけるケーブルの筐体貫通部の構造に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図５
（イ）は従来の金属しゃへい層を有するケーブルの筐体
貫通部の一例の説明図、図５（ロ）は筐体内における接
地金具取付け状態の説明図である。従来は、金属しゃへ
い層12を有するケーブル１の上記金属しゃへい層12を接
地するための接地金具４を取付ける台座３を、筐体１内
の底板53に一列に配置し、固着されていた。そして、筐
体１の側板51には上記台座３に対応する位置に円筒体２
が設けられており、該円筒体２を貫通して筐体５内に導
入されたケーブル１の金属しゃへい層12を前記台座３上
に位置せしめ、その上から接地金具４を当て、ネジ41に
より締付けて金属しゃへい層12を台座３に接地する。
（イ）は従来の金属しゃへい層を有するケーブルの筐体
貫通部の一例の説明図、図５（ロ）は筐体内における接
地金具取付け状態の説明図である。従来は、金属しゃへ
い層12を有するケーブル１の上記金属しゃへい層12を接
地するための接地金具４を取付ける台座３を、筐体１内
の底板53に一列に配置し、固着されていた。そして、筐
体１の側板51には上記台座３に対応する位置に円筒体２
が設けられており、該円筒体２を貫通して筐体５内に導
入されたケーブル１の金属しゃへい層12を前記台座３上
に位置せしめ、その上から接地金具４を当て、ネジ41に
より締付けて金属しゃへい層12を台座３に接地する。
【０００３】しかし、このようなケーブルの筐体貫通部
においては、ケーブルの金属しゃへい層を接地する接地
金具を取付けるための台座を、ケーブル接続箱等の筐体
内部に固着しているため、ケーブルが貫通する円筒体を
筐体の側板に一列に配列しなければならず、多数本のケ
ーブルを接続するためには筐体を大型化しなければなら
ないという問題があった。
においては、ケーブルの金属しゃへい層を接地する接地
金具を取付けるための台座を、ケーブル接続箱等の筐体
内部に固着しているため、ケーブルが貫通する円筒体を
筐体の側板に一列に配列しなければならず、多数本のケ
ーブルを接続するためには筐体を大型化しなければなら
ないという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点を
解消し、筐体の小型化を可能とした金属しゃへい層を有
するケーブルの筐体貫通部を提供するもので、その特徴
は、筐体外部に突き出る円筒体と、筐体内部に位置する
接地金具を取付けるための円筒状台座を一体化し、上記
台座の端部は円筒の一部が切削されており、前記円筒体
内を貫通して筐体内に導入されたケーブルの金属しゃへ
い層が上記台座の切削部に位置し、接地金具により締付
けたことにある。
解消し、筐体の小型化を可能とした金属しゃへい層を有
するケーブルの筐体貫通部を提供するもので、その特徴
は、筐体外部に突き出る円筒体と、筐体内部に位置する
接地金具を取付けるための円筒状台座を一体化し、上記
台座の端部は円筒の一部が切削されており、前記円筒体
内を貫通して筐体内に導入されたケーブルの金属しゃへ
い層が上記台座の切削部に位置し、接地金具により締付
けたことにある。
【０００５】
【実施例】図１は本発明の金属しゃへい層を有するケー
ブルの筐体貫通部の具体例の上面図、図２は筐体貫通部
組立前の構成部品の説明図である。図面において、１は
プラスチックケーブル等のケーブル、11は塩化ビニル、
ポリエチレン等のケーブルシース、12は銅テープ等の金
属テープの巻回により形成した金属しゃへい層である。
２は組立時に筐体５より外に突き出る円筒体で、内部に
はケーブル挿通孔を有しており、その基部には筐体５の
側板51に形成されたネジ穴52に螺合するネジ部21を具え
ており、その基部において組立時筐体内に位置する円筒
状台座３と一体に構成されている。上記円筒状台座３は
内部にケーブル挿通孔33を有する円筒部31と、端部にお
ける円筒の一部を切削した切削部33より構成されてお
り、切削部33にはケーブルの金属しゃへい層12を位置せ
しめる半円形凹部34が形成されている。
ブルの筐体貫通部の具体例の上面図、図２は筐体貫通部
組立前の構成部品の説明図である。図面において、１は
プラスチックケーブル等のケーブル、11は塩化ビニル、
ポリエチレン等のケーブルシース、12は銅テープ等の金
属テープの巻回により形成した金属しゃへい層である。
２は組立時に筐体５より外に突き出る円筒体で、内部に
はケーブル挿通孔を有しており、その基部には筐体５の
側板51に形成されたネジ穴52に螺合するネジ部21を具え
ており、その基部において組立時筐体内に位置する円筒
状台座３と一体に構成されている。上記円筒状台座３は
内部にケーブル挿通孔33を有する円筒部31と、端部にお
ける円筒の一部を切削した切削部33より構成されてお
り、切削部33にはケーブルの金属しゃへい層12を位置せ
しめる半円形凹部34が形成されている。
【０００６】ケーブルの筐体貫通部の組立てに際して
は、円筒体２基部のネジ部21を筐体５の貫通孔のネジ部
52に矢印の方向にねじ込んで、円筒体２を筐体５外部に
突き出させて固定する。これにより、円筒体２は筐体５
と接地される。次にケーブル１を円筒体２に挿通し、そ
の先端部を筐体５内に導入する。そして、ケーブル１の
金属しゃへい層12を台座３の端部の切削部32に形成した
半円形凹部34に位置せしめ、その上から接地金具４の内
面に形成した凹部42を係合し、ネジ41により締付けて固
定する。これにより、金属しゃへい層12は筐体５に接地
される。
は、円筒体２基部のネジ部21を筐体５の貫通孔のネジ部
52に矢印の方向にねじ込んで、円筒体２を筐体５外部に
突き出させて固定する。これにより、円筒体２は筐体５
と接地される。次にケーブル１を円筒体２に挿通し、そ
の先端部を筐体５内に導入する。そして、ケーブル１の
金属しゃへい層12を台座３の端部の切削部32に形成した
半円形凹部34に位置せしめ、その上から接地金具４の内
面に形成した凹部42を係合し、ネジ41により締付けて固
定する。これにより、金属しゃへい層12は筐体５に接地
される。
【０００７】図３は本発明の筐体貫通部の他の具体例の
上面図、図４は筐体貫通部組立前の構成部品の説明図で
ある。図１及び２に示す具体例では、円筒体２と台座３
とを一体に構成したものを示したが、本具体例のように
円筒体２と台座は別個に構成されている。円筒体２の一
端にはネジ21が切ってあり、筐体５の側板51の外側から
円筒体２を矢印の方向にねじ込んで筐体５の貫通孔のネ
ジ部52と螺合するとともに、台座３の円筒部31内のネジ
部35とも螺合し、固定する。これにより、円筒体２と台
座３は筐体５と接地される。この状態で、ケーブル１を
円筒体２に挿通し、その先端部を筐体５内に導入する。
そして、ケーブル１の金属しゃへい層12を台座３の端部
の切削部32に形成した半円形凹部34に位置せしめ、その
上から接地金具４の内面に形成した凹部42を係合し、ネ
ジ41により締付けて固定する。これにより金属しゃへい
層12は筐体５に接地される。
上面図、図４は筐体貫通部組立前の構成部品の説明図で
ある。図１及び２に示す具体例では、円筒体２と台座３
とを一体に構成したものを示したが、本具体例のように
円筒体２と台座は別個に構成されている。円筒体２の一
端にはネジ21が切ってあり、筐体５の側板51の外側から
円筒体２を矢印の方向にねじ込んで筐体５の貫通孔のネ
ジ部52と螺合するとともに、台座３の円筒部31内のネジ
部35とも螺合し、固定する。これにより、円筒体２と台
座３は筐体５と接地される。この状態で、ケーブル１を
円筒体２に挿通し、その先端部を筐体５内に導入する。
そして、ケーブル１の金属しゃへい層12を台座３の端部
の切削部32に形成した半円形凹部34に位置せしめ、その
上から接地金具４の内面に形成した凹部42を係合し、ネ
ジ41により締付けて固定する。これにより金属しゃへい
層12は筐体５に接地される。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の金属しゃ
へい層を有するケーブルの筐体貫通部によれば、従来の
ように接地金具を取付ける台座を筐体に固着することな
く、ケーブルを挿通する円筒体と一体化することによ
り、多数本のケーブルをケーブル接続箱等の筐体に接続
する際、図６に示すように円筒体を筐体の側板に複数列
に配列して接続することが可能となり、筐体の小型化を
実現することができる。
へい層を有するケーブルの筐体貫通部によれば、従来の
ように接地金具を取付ける台座を筐体に固着することな
く、ケーブルを挿通する円筒体と一体化することによ
り、多数本のケーブルをケーブル接続箱等の筐体に接続
する際、図６に示すように円筒体を筐体の側板に複数列
に配列して接続することが可能となり、筐体の小型化を
実現することができる。
【図１】本発明の金属しゃへい層を有するケーブルの筐
体貫通部の具体例の上面図である。
体貫通部の具体例の上面図である。
【図２】上記筐体貫通部組立前の構成部品の説明図であ
る。
る。
【図３】本発明の金属しゃへい層を有するケーブルの筐
体貫通部の他の具体例の上面図である。
体貫通部の他の具体例の上面図である。
【図４】上記筐体貫通部組立前の構成部品の説明図であ
る。
る。
【図５】図５（イ）は従来の金属しゃへい層を有するケ
ーブルの筐体貫通部の一例の説明図、図５（ロ）は筐体
内における接地金具取付け状態の説明図である。
ーブルの筐体貫通部の一例の説明図、図５（ロ）は筐体
内における接地金具取付け状態の説明図である。
【図６】本発明による効果の説明図である。
１ 金属しゃへい層を有するケーブル 11 ケーブルシース 12 金属しゃへい層 ２ 円筒体 21 ネジ部 ３ 台座 31 円筒部 32 切削部 33 挿通孔 34 半円形凹部 35 ネジ部 ４ 接地金具 41 ネジ 42 凹部 ５ 筐体 51 側板 52 ネジ部 53 底部
Claims (1)
- 【請求項１】 筐体外部に突き出る円筒体と、筐体内部
に位置する接地金具を取付けるための円筒状台座を一体
化し、上記台座の端部は円筒の一部が切削されており、
前記円筒体内を貫通して筐体内に導入されたケーブルの
金属しゃへい層が上記台座の切削部に位置し、接地金具
により締付けたことを特徴とする金属しゃへい層を有す
るケーブルの筐体貫通部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145422A JPH07336085A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6145422A JPH07336085A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07336085A true JPH07336085A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15384889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6145422A Pending JPH07336085A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07336085A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6470866B2 (en) | 2000-01-05 | 2002-10-29 | Siemens Canada Limited | Diesel engine exhaust gas recirculation (EGR) system and method |
| US6625986B2 (en) | 2001-06-26 | 2003-09-30 | Iveco Motorenforschung Ag | IC engine-turbocharger unit for a motor vehicle, in particular an industrial vehicle, with turbine power control |
| WO2017154394A1 (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | フラッシュ光源装置 |
| CN110601111A (zh) * | 2019-11-01 | 2019-12-20 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种带磁屏蔽的穿墙套管 |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP6145422A patent/JPH07336085A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6470866B2 (en) | 2000-01-05 | 2002-10-29 | Siemens Canada Limited | Diesel engine exhaust gas recirculation (EGR) system and method |
| US6625986B2 (en) | 2001-06-26 | 2003-09-30 | Iveco Motorenforschung Ag | IC engine-turbocharger unit for a motor vehicle, in particular an industrial vehicle, with turbine power control |
| WO2017154394A1 (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | 浜松ホトニクス株式会社 | フラッシュ光源装置 |
| CN108779911A (zh) * | 2016-03-10 | 2018-11-09 | 浜松光子学株式会社 | 闪光光源装置 |
| US20190086048A1 (en) * | 2016-03-10 | 2019-03-21 | Hamamatsu Photonics K.K. | Flash light source device |
| US10514142B2 (en) | 2016-03-10 | 2019-12-24 | Hamamatsu Photonics K.K. | Flash light source device |
| CN110601111A (zh) * | 2019-11-01 | 2019-12-20 | 云南电网有限责任公司电力科学研究院 | 一种带磁屏蔽的穿墙套管 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6464538B2 (en) | Shield connector and terminal connecting device for shielding electric wire | |
| JP2002218640A (ja) | シールド接続構造 | |
| US5807138A (en) | End housing for a plug-in connector | |
| US7347730B2 (en) | Grommet | |
| JPH07336085A (ja) | 金属しゃへい層を有するケーブルの筐体貫通部 | |
| KR20010005607A (ko) | 케이블 트랜싯 | |
| JP2002329981A (ja) | ケーブル引き込み用防水構造 | |
| JP3313479B2 (ja) | コネクタ付ケーブル | |
| JPH0864973A (ja) | 線材の保持構造 | |
| JPS6020297Y2 (ja) | ケ−ブルのシ−ルド構造 | |
| JPS605233U (ja) | シ−ルドケ−ブルの固定構造 | |
| JPH05243753A (ja) | ケーブルクランプ | |
| US4101933A (en) | Television cameras | |
| JPH0652928A (ja) | コネクタ用シールドシェル | |
| JPH09102692A (ja) | シールドボックス | |
| JPH0423355B2 (ja) | ||
| JPS6333508Y2 (ja) | ||
| JP2002271951A (ja) | 封止機構 | |
| JPH06112670A (ja) | 電気機器組立方法 | |
| JPH11260645A (ja) | フェライトコア実装構造 | |
| JPS6240358Y2 (ja) | ||
| JP2002313494A (ja) | ケーブルコネクタおよびコネクタの接続構造 | |
| JPH11162533A (ja) | シールドケーブル接地用クランプ | |
| JP3308150B2 (ja) | 直列ユニット | |
| JPH0517963U (ja) | Ｃａｔｖ機器用筐体 |