JP2002271951A - 封止機構 - Google Patents

封止機構

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JP2002271951A
JP2002271951A JP2001111952A JP2001111952A JP2002271951A JP 2002271951 A JP2002271951 A JP 2002271951A JP 2001111952 A JP2001111952 A JP 2001111952A JP 2001111952 A JP2001111952 A JP 2001111952A JP 2002271951 A JP2002271951 A JP 2002271951A
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JP
Japan
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cable
insertion hole
gantry
sealing
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001111952A
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English (en)
Inventor
Ayako Fujisawa
綾子 藤澤
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Hitachi Information Systems Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルと架台のケーブル挿通穴との間を簡
単かつ確実に塞ぐ。 【解決手段】 封止具7は、架台1のケーブルケーブル
挿通穴5と電源ケーブル4との間の隙間を塞ぐためのも
ので、伸縮自在なゴム材からなる長四角の板状に形成さ
れ、周囲にねじ穴6に対応するねじ挿通穴8が複数穿設
されている。封止具7の中央部、即ち、架台1のケーブ
ル挿通穴5に対応する位置に切り込み部9が複数形成さ
れている。この切り込み部9は、封止具7において、そ
の短手方向に沿う長さをなすと共に、表面から裏面まで
達するスリットであって、しかも長手方向に沿い適宜の
間隔をもって複数設けられ、電源ケーブル4を挿通す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封止機構に係り、
特に、装置から引き出されたケーブルとケーブル周辺と
の間の隙間を塞ぐのに好適な封止機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、交換器ユニット等は、枠組され
た架台に収納されている。このような架台には電源ユニ
ットも収納されており、電源ユニットからの電源ケーブ
ルが架台に設けられた挿通穴を通して、外部に引き出さ
れるようになっている。
【0003】図4は、そのような従来の架台を上から見
た平面図であり、架台20の天板21には電源ケーブル
を通すためのケーブル挿通穴22が設けられている。こ
の挿通穴22から電源ケーブル23を引き出したり、挿
入したりすることとなるが、その際、電源ケーブル23
と挿通穴22との間に隙間があると、ネズミ等が侵入し
て電源ケーブル23が損傷し、切断されたりするおそれ
がある。特に、海外に設置されている架台ではそのよう
な被害が多いものとなっている。
【0004】そこで、従来では、図5に示すように、一
端部にねじ挿通穴31を設けると共に、他端部にベリク
ロ係合テープ32の一端部を装着した布製の筒状体30
を用意し、この筒状体30に電源ケーブル23を挿通し
た後、筒状体30の一端部を、天板部21の挿通穴22
の周囲に設けられたねじ穴にねじ止めすると共に、ベリ
クロ係合テープ32により筒状体30の他端側を電源ケ
ーブル23と共に一体的に縛ることにより、電源ケーブ
ル23と天板21の挿通穴22との間の隙間を塞ぐよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記に示す
従来の封止機構は、筒状体30が布によって形成されて
いるので、架台20に取り付けるのに手間がかかり、作
業性に劣る不具合があった。つまり、布製の筒状体30
では、形状が固定されておらず、不定形なものであるの
で、電源ケーブル23を挿通したままの状態で取り付け
ようとして筒状体30の一カ所をねじ止めすると、それ
以外の他の部分が対応するねじ穴からずれてしまうの
で、ねじ止めするのに、筒状体30に設けられているね
じ挿通穴31を一カ所ずつ合わせながらねじ止めしなけ
ればならず、それだけ手間および時間がかかっていた。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
作業性を改善し、ケーブルと架台のケーブル挿通穴との
間の隙間を簡単かつ確実に塞ぐことができる封止機構を
提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、以下の手段を採用した。本発明で
は、架台に設けられたケーブル挿通穴と、その挿通穴を
挿通するケーブルとの間の隙間を塞いでなる封止機構に
おいて、伸縮自在な材料により板状の封止具を形成する
と共に、その封止具にケーブルを挿通する切り込み部を
設け、前記封止具を、架台の前記ケーブル挿通穴を形成
する周縁部に締結手段によって取り付けると共に、封止
具の前記切り込み部よりケーブルを挿通させることを特
徴とする。
【0008】このように、封止具が伸縮自在な材料で板
状からなり、固定された形状となっているので、従来の
ように布製の筒状体を用いた場合に比較すると、封止具
を架台上のケーブル挿通穴に合わせるだけで、封止具と
架台との間で締結手段のための位置をそれぞれ一致させ
ることができ、架台に対し封止具を簡単かつ確実に取り
付けることができる。また、封止具が伸縮自在であるの
で、切り込み部において電源ケーブルを挿通している部
分だけの口が開くと共に、それ以外の部分が閉じた状態
となり、このため、電源ケーブルとケーブル挿通穴との
間の隙間を可吸的に塞ぐことができ、ネズミなどが架台
内に侵入するのを防ぐことができる。
【0009】また、本発明では、前記封止具は、ゴム
と、導電性を有するゴムとの何れか一方からなることを
特徴とする。このように、封止具が板状のゴムで形成さ
れると、固定物であるので取扱いが容易となるばかりで
なく、折り畳む必要もなくなってそれだけ保管が容易と
なり、また導電性を有するゴムで形成されると、上記効
果を得ることができるのに加え、外乱ノイズに対するシ
ールド効果を果たすこともでき、ノイズの影響に対して
の信頼性を高めることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図3に基づいて説明する。図1は本発明による封止
機構を適用する架台を示す要部の斜視図、図2は架台に
取り付ける封止具を示す正面図、図3は架台上の封止具
に電源ケーブルを挿通した状態を示す要部の斜視図であ
る。本実施形態においては、交換器ユニット2を収納す
る架台1に適用したものであって、架台1の天板3の一
方のコーナ部には図示しない電源ユニットからの電源ケ
ーブル4を挿通するためのケーブル挿通穴5が設けられ
ている。また、架台天板3のケーブル挿通穴5の周囲に
はねじ穴6が複数刻設され、これらねじ穴6にねじ10
を螺合することによって封止具7が取り付けられるよう
になっている。
【0011】封止具7は、図2に示すように、架台1の
ケーブル挿通穴5と電源ケーブル4との間の隙間を塞ぐ
ためのものであって、伸縮自在なゴム材によって長四角
の板状に形成されており、その周囲にねじ穴6に対応す
るねじ挿通穴8が複数穿設されている。また、封止具7
にはその中央部、即ち、架台1のケーブル挿通穴5と対
応する位置に切り込み部9が複数形成されている。この
切り込み部9は、電源ケーブル4を挿通するためのもの
で、封止具7において、その短手方向に沿う長さをなす
と共に、表面から裏面まで達するスリットをなしてお
り、しかも長手方向に沿い適宜の間隔をもって複数設け
られている。
【0012】そして、図3に示すように、封止具7の切
り込み部9中に電源ケーブル4を挿通したとき、その封
止具7のねじ挿通穴8を架台1のねじ穴6に一致させ、
これにねじ10を締め付けることにより、封止具7が電
源ケーブル4と架台1のケーブル挿通穴5との間の隙間
を塞ぐようになっている。なお、封止具7を形成するゴ
ム材としては、天然ゴムに限らず、合成樹脂からなるゴ
ムであってもよいのは勿論である。
【0013】上記のように構成された封止具7を架台1
に取り付ける場合には、まず、封止具7に設けられた切
り込み部9中に電源ケーブル4を挿通した後、その封止
具9を架台1の天板3に取り付ける。この場合、封止具
9のねじ挿通穴8を架台1の天板2上のねじ穴6に一致
させ、その状態でねじ10の先端部をねじ挿通穴8から
ねじ穴6に締め付けることにより、天板3のケーブル挿
通穴5を形成する周縁部に取り付ける。
【0014】これにより、封止具7がゴム材であって、
かつ固定された形状となっているので、従来のように布
製の筒状体20を用いた場合に比較すると、封止具7を
架台1上のケーブル挿通穴5に合わせるだけで、封止具
7のねじ挿通穴8の各々を架台1上のねじ穴6にそれぞ
れ一致させることができ、架台1に対し封止具7を簡単
かつ確実に取り付けることができる。
【0015】また、封止具7がゴム材であることによっ
て伸縮自在であるので、図3に示すように、切り込み部
9において電源ケーブル4を挿通している部分だけの口
9aが開くと共に、それ以外の部分が閉じたままの状態
となり、このため、電源ケーブル4とケーブル挿通穴5
との間の隙間を可吸的に塞ぐことができ、ネズミなどが
架台1内に侵入するのを防ぐことができる。
【0016】さらに、封止具7は板状のゴムであると、
固定物であるので取扱いが容易となるばかりでなく、従
来のような布製の筒状体30と異なり、折り畳む必要も
なくなってそれだけ保管が容易となる。
【0017】なお、図示実施形態においては、封止具7
として、天然ゴム,合成樹脂製のゴムを用いた例を示し
たが、これに限らず、導電性を有するゴムで形成すれ
ば、上記作用効果を得ることができるのに加え、外乱ノ
イズに対するシールド効果を果たすこともでき、ノイズ
の影響に対しての信頼性を高めることもできる。導電性
のゴムとして、例えばゴム材に銅粉,あるいは粉末アル
ミ等のシールド用金属粉を混入させて形成してもよい。
【0018】また、図示実施形態においては、熱交換ユ
ニット2を収納する架台1および電源ケーブル4に適用
した例を示したが、例えば、他の信号を入・出力させる
ためのケーブルと、他の電装装置の架台との間に適用し
て同様の作用効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、封
止具が伸縮自在な板状からなり、固定された形状となっ
ているので、架台に対し封止具を簡単かつ確実に取り付
けることができ、作業性の向上を図ることができる効果
がある。
【0020】また、本発明によれば、封止具の取扱いが
容易となるばかりでなく、保管も容易となり、また導電
性のゴムとすることにより、外乱ノイズに対するシール
ド効果を果たすこともでき、ノイズの影響に対しての信
頼性を高めることもできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による封止機構を適用した架台を示す要
部の斜視図である。
【図2】架台に取り付ける封止具を示す正面図である。
【図3】架台上の封止具に電源ケーブルを挿通した状態
を示す要部の斜視図である。
【図4】従来の封止機構を示す要部の斜視図である。
【図5】従来の封止機構に用いた筒状体を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 架台 3 天板 4 電源ケーブル 5 ケーブル挿通穴 6 ねじ穴 7 封止具 8 ねじ挿通穴 9 切り込み部 10 ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台に設けられたケーブル挿通穴と、そ
    の挿通穴を挿通するケーブルとの間の隙間を塞いでなる
    封止機構において、伸縮自在な材料により板状の封止具
    を形成すると共に、その封止具にケーブルを挿通する切
    り込み部を設け、前記封止具を、架台の前記ケーブル挿
    通穴を形成する周縁部に締結手段によって取り付けると
    共に、封止具の前記切り込み部よりケーブルを挿通させ
    ることを特徴とする封止機構。
  2. 【請求項2】 前記封止部は、ゴムと、導電性を有する
    ゴムとの何れか一方からなることを特徴とする請求項1
    記載の封止機構。
JP2001111952A 2001-03-07 2001-03-07 封止機構 Pending JP2002271951A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129888A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Kawamura Electric Inc 配線ダクト
JP2016223786A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 エスペック株式会社 環境試験装置に用いられる栓体、及び、これを用いた環境試験装置
JP2017077774A (ja) * 2015-10-20 2017-04-27 マツダ株式会社 車両の後部構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129888A (ja) * 2005-10-07 2007-05-24 Kawamura Electric Inc 配線ダクト
JP2016223786A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 エスペック株式会社 環境試験装置に用いられる栓体、及び、これを用いた環境試験装置
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