JP3345031B2 - 電気コンセント付ガス栓の取付け構造 - Google Patents

電気コンセント付ガス栓の取付け構造

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JP3345031B2 JP27282391A JP27282391A JP3345031B2 JP 3345031 B2 JP3345031 B2 JP 3345031B2 JP 27282391 A JP27282391 A JP 27282391A JP 27282391 A JP27282391 A JP 27282391A JP 3345031 B2 JP3345031 B2 JP 3345031B2
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喜生 渡辺
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コンセント付ガス
栓の取付け構造、特に、電気コンセントを具備させ且壁
面などに埋設する形式のガス栓の取付け構造に関するも
のである。
【0002】
【従来技術及び課題】最近のガス器具では電装部品が多
用されており、ガス器具にはガス配管と共に電気配線が
必要となる。そこで、埋設式のガス栓では電気コンセン
トが並設されることが多く、図1に示すように、ガス栓
(1) を取付ける取付け板(2) に電気コンセント(3) を取
付けるようにしている。
【0003】そして、この取付け板(2) は、壁面(W) に
形成した矩形の開口(H) の周縁に添設され、この取付け
板(2) が壁面(W) の内面に配設固定される背面部材(図
示せず)にネジ止め固定される。従って、この取付け板
(2) に取付けたガス栓(1) 及び電気コンセント(3) が共
に壁面(W) に埋設固定されることとなる。又、前記ガス
栓(1) 及び電気コンセント(3) が接近して取付けられて
いることから、ガス器具へのガス配管及び電気配線が簡
単となり、ガス器具へのガス管接続が可能であるのに電
気コンセントが離れ過ぎていて電気接続のために延長コ
ードを接続するような不便も解消できる。
【0004】ところが、この従来のものでは、ガス栓
(1) を取付けるための取付け板(2) に、電気コンセント
(3) を取付けるための開口及び取付け部を設けて電気コ
ンセント(3) に具備させたフランジ部(31)を前記取付け
板(2) の取付け部にネジ止めする構成としているから、
修理点検に際してガス栓(1) や電気コンセント(3) を個
別に取外せないという問題がある。ガス栓(1) の取外し
のために取付け板(2) を壁面(W) から取外すとき電気コ
ンセント(3) まで壁面から取外すこととなる。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『壁面(W)や床面等の被取付け面に設けた開口
(H) 内にガス栓(1) 及び電気コンセント(3) を収容さ
せ、前記ガス栓(1) 及び電気コンセント(3) が前記被取
付け面に添設固定された共通の取付け板(2)に位置決め
されるようにした電気コンセント付ガス栓』において、
ガス栓(1) の取付け取外しと電気コンセント(3) の取付
け取外しが相互に独立して行えるようにしてガス栓(1)
と電気コンセント(3) のそれぞれの修理点検を容易にす
ることをその課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『取付け板(2)は複数の取付けネジによって
被取付け面の内面に配設される背面部材にネジ止めされ
る構成とし、取付け板(2)にはガス栓(1)を取外し可能に
取付けると共にこのガス栓(1)と所定の間隔で電気コン
セント(3)の全体を挿通させ得る位置決め孔(21)を開設
し、被取付け面の開口(H)の周縁で前記位置決め孔(21)
と一致する位置には電気コンセント(3)のフランジ部(3
1)をネジ止めできる補助枠(4)が仮止めされ、この補助
枠(4)には前記取付け板(2)における前記位置決め孔(21)
側のネジ挿通孔(20)と一致するネジ挿通孔(40)を設け、
この補助枠(4)の前面側から前記ガス栓(1)を取付けた前
記取付け板(2)が添設されてこの取付け板(2)の取付けネ
ジの一つが前記ネジ挿通孔(20)と前記ネジ挿通孔(40)を
挿通するようにしこの取付け板(2)を被取付け面に添設
固定させガス栓(1)を前記補助枠(4)とは無連結状態で前
記開口(H)内に収容すると共に、前記電気コンセント(3)
のフランジ部(31)を位置決め孔(21)の範囲内で前記補助
枠(4)にネジ止めした』ことである。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。電気コ
ンセント(3) は位置決め孔(21)内に位置決め固定される
から、取付け板(2) に取付けられたガス栓(1) と所定の
間隔で配設される。電気コンセント(3)は、取付け板(2)
の裏面に位置する補助枠(4) に取付けられ、この補助
枠(4) は、開口(H) の周縁に仮止めされている。従っ
て、取付け板(2) を取外すと、前記電気コンセント(3)
は、補助枠(4) に取付けられたままでガス栓(1) のみが
取出される。
【0008】電気コンセント(3) のフランジ部(31)は位
置決め孔(21)の範囲内で補助枠(4)にネジ止めされてい
るから、また、この位置決め孔(21)は、電気コンセント
(3)の全体を挿通させ得る大きさとなっているから、取
付け板(2) の前面側からフランジ部(31)と補助枠(4) と
のネジ止めを外すと、ガス栓(1) を取付けた取付け板
(2) が被取付け面に残ったままで電気コンセント(3) の
みが取外せる。
【0009】このように、電気コンセント(3) とガス栓
(1) とが取外し順序の制約のない条件で各別に取外せ
る。尚、補助枠(4) は開口(H) の周縁に仮止めされてい
るが、取付け板(2) の取付けネジの一つがネジ挿通孔(4
0)を挿通するから、取付け板(2) の取付け状態では補助
枠(4) は被取付け面に確実に固定される。
【0010】
【効果】電気コンセント(3) とガス栓(1) とが取外し順
序の制約のない条件で各別に取外せるから、それぞれの
修理点検の際の作業性がよい。
【0011】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。図2〜図4に示す実施例は壁面(W) に取付
け板(2) を添設固定するようにしたもので、取付け板
(2) の上部にガス栓(1) が取付けられ下部に電気コンセ
ント(3) のプラグ接続部が露出するように取付けられ
る。前記ガス栓(1) は、直方体状のガス栓本体の入口部
に可撓性のあるガス配管(例えば蛇腹管)が接続される
形式のものであり、取付け板(2)の上部に形成した開口
(22)からガス栓(1) のソケット接続部(11)が露出するよ
うにネジ止めされている。そして取付け板(2) の下部に
位置決め孔(21)が開設されている。尚、前記ガス栓は、
ガス管連結具のソケットの接続取外しにより、内部のガ
ス回路が開閉される形式である。
【0012】前記取付け板(2) は略矩形の縦長の板状体
であり、その上辺部中央と下辺部中央にネジ挿通孔(20)
が設けられ、図4に示すように、壁面(W) の裏面で開口
(H)の周縁近傍に配設した背面板(5) に前記ネジ挿通孔
(20)を挿通させた取付けネジ(23)(23)によりネジ止めさ
れ、これにより取付け板(2) が背面板(5) との間に壁面
(W) を挟圧した態様で固定される。
【0013】電気コンセント(3) のフランジ部(31)は、
その本体部のプラグ接続部(32)の周縁から張出すように
形成された公知のものであり、上記位置決め孔(21)の形
状及び大きさは前記フランジ部(31)のそれよりも僅かに
大きく設定されている。補助枠(4) は、電気コンセント
(3) のフランジ部(31)の裏面側の本体部を挿通させ得る
大きさの略矩形の開口(41)を有する枠状体となってお
り、全体は位置決め孔(21)よりも一回り大きく設定され
ている。そして、その上下両辺部には、電気コンセント
(3) のフランジ部(31)の取付け孔に対応する位置にネジ
孔(43)(43)が設けられており、さらに、前記下辺部に
は、取付け板(2) の下方のネジ挿通孔(20)と一致する位
置にネジ挿通孔(40)が追加形成されている。又、補助枠
(4) の開口(41)の横幅は開口(H) の横幅と略一致させて
あり、開口(41)の両側縁から一対の細長い脚片(42)(42)
を延長させている。補助枠(4) は全体が金属板から形成
されていることから、この脚片(42)(42)は手で折曲げら
れる。
【0014】上記取付け板(2) 及び補助枠(4) を用いて
ガス栓(1) 及び電気コンセント(3)を壁面(W) の開口(H)
に取付けるには、開口(22)からソケット接続部(11)が
露出する態様で取付け板(2) にガス栓(1) を取付ける。
尚、これに先立って、ガス栓(1) と壁面(W) 内の可撓性
ガス管とを接続しておく。次に、開口(H) の下部の所定
の位置に補助枠(4) を取付けるが、このとき、開口(41)
の横幅と開口(H) のそれとが一致していることから、脚
片(42)(42)の基端部を折曲げて壁面(W) の裏面側に屈曲
させ、さらに、この裏面から突出する脚片(42)(42)の先
端部を壁面(W) の断面を迂回するように外側に屈曲させ
る。これにより、補助枠(4) の両側辺部が壁面(W) の表
面に対接し上記のように屈曲させた脚片(42)(42)が開口
(H) の周縁部近傍を把持し、補助枠(4) が壁面(W) に仮
止めされる。
【0015】この仮止めの際、壁面(W) の裏面の開口
(H) の周縁には背面板(5) を添設しておくと、脚片(42)
(42)を前記のように折曲げたときに前記背面板(5) も壁
面(W)の裏面に仮止めされる。この補助枠(4) の前面側
からガス栓(1) を取付けた取付け板(2) を添設して上方
のネジ挿通孔(20)を挿通させた取付けネジ(23)を背面板
(5) の上辺部にネジ止めし、下方のネジ挿通孔(20)を挿
通させた取付けネジ(23)をネジ挿通孔(40)を挿通させて
背面板(5) の下辺部にネジ止めすると、取付け板(2) が
壁面(W) に添設固定され、ガス栓(1) が開口(H) 内に収
容される。
【0016】この状態では、位置決め孔(21)内に補助枠
(4) の開口(41)の上辺部及び下辺部が露出しており、フ
ランジ部(31)の取付け孔を挿通させた取付けネジをネジ
孔(43)に螺合させると、電気コンセント(3) が位置決め
孔(21)内に固定される。尚、この電気コンセント(3) の
取付けに先立って、開口(41)及び位置決め孔(21)に電気
コードを挿通させて事前に電気コンセント(3) と接続し
てあることは言うまでもない。
【0017】この実施例では、ガス栓(1) のみを取出す
場合には、ネジ挿通孔(20)に挿通させた取付けネジ(23)
(23)を外せばよく、これにより電気コンセント(3) が補
助枠(4) に取付けられた状態に置かれる。また、電気コ
ンセント(3) を取外すには、フランジ部(31)からネジ孔
(43)に貫通螺合させた取付けネジを取外すと、電気コー
ドが開口(41)及び位置決め孔(21)を挿通した状態で外部
に取出せる。
【0018】尚、この実施例では、開口(H) の周縁に沿
うように配設される矩形の板状枠体によって背面板(5)
を構成し、これを既述の技術的手段の項に記載した背面
部材としたが、ガス栓(1) や電気コンセント(3) を収容
する箱体を壁面(W) の裏面に配設固定し、これの一部に
ネジ挿通孔(20)を挿通させる取付けネジ(23)を螺合する
ようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の説明図
【図2】本発明実施例の分解斜視図
【図3】補助板(4) を仮止めした状態の詳細斜視図
【図4】各部を取付けた状態の断面図
【符号の説明】
(W) ・・・壁面 (H) ・・・開口 (1) ・・・ガス栓 (3) ・・・電気コンセント (2) ・・・取付け板 (21)・・・位置決め孔 (31)・・・フランジ部 (4) ・・・補助枠 (20)・・・ネジ挿通孔 (40)・・・ネジ挿通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 5/00 F16K 27/00 H01R 13/73

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面(W)や床面等の被取付け面に設けた開
    口(H)内にガス栓(1)及び電気コンセント(3)を収容さ
    せ、前記ガス栓(1)及び電気コンセント(3)が前記被取付
    け面に添設固定された共通の取付け板(2)に位置決めさ
    れるようにした電気コンセント付ガス栓において、 取付け板(2)は複数の取付けネジによって被取付け面の
    内面に配設される背面部材にネジ止めされる構成とし、 取付け板(2)にはガス栓(1)を取外し可能に取付けると共
    にこのガス栓(1)と所定の間隔で電気コンセント(3)の全
    体を挿通させ得る位置決め孔(21)を開設し、 被取付け面の開口(H)の周縁で前記位置決め孔(21)と一
    致する位置には電気コンセント(3)のフランジ部(31)を
    ネジ止めできる補助枠(4)が仮止めされ、 この補助枠(4)には前記取付け板(2)における前記位置決
    め孔(21)側のネジ挿通孔(20)と一致するネジ挿通孔(40)
    を設け、 この補助枠(4)の前面側から前記ガス栓(1)を取付けた前
    記取付け板(2)が添設されてこの取付け板(2)の取付けネ
    ジの一つが前記ネジ挿通孔(20)と前記ネジ挿通孔(40)を
    挿通するようにしこの取付け板(2)を被取付け面に添設
    固定させガス栓(1)を前記補助枠(4)とは無連結状態で前
    記開口(H)内に収容すると共に、前記電気コンセント(3)
    のフランジ部(31)を位置決め孔(21)の範囲内で前記補助
    枠(4)にネジ止めした電気コンセント付ガス栓の取付け
    構造。
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