JP3781482B2 - 端末装置用筐体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末装置用筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の端末装置用筐体としては、例えば図7に示すようなものがある。端末装置内部回路を収納するケース22、端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー23とで端末装置用筐体21が構成されている。端末装置用筐体21は、取付け金具24及びこの取付け金具24を固定するための木ねじ25を介して需要者建屋等の壁28に取り付けられている。26はカバー23を取付け金具24に固定するための取付けねじである。
【0003】
端末装置用筐体21を壁28に取り付ける際は、壁28にドリル等でねじ穴を開け、木ねじ25を用いて、まず取付け金具24を壁28にねじ止めする。次に、壁28にねじ止めされた取付け金具24にケース袋部27を挿入してケース22を取付け金具24にはめ込む。この状態でカバー23をかぶせ、正面から取付けねじ26を用いて、カバー23の下部に開けられた透孔を通過させ取付け金具24にねじ止めする。このように、端末装置用筐体21は、取付け金具24を用いて需要者建屋等の壁28に直付けされている。
【0004】
図8は、端末装置がガスメータと電話回線に接続される際の工事配線結線を示している。20は端末装置、29はガスメータ、30は保安器、31は需要家電話機、32はガスメータ29からのメータ信号線、33は端末装置20からの2芯ケーブル、34はメータ信号線32と2芯ケーブル33を結線するコネクタ、35は端末装置20と保安器30及び需要家電話機31とを接続する4芯ケーブル、36は電話線、37は2芯ケーブル33及び4芯ケーブル35を壁に固定するためのビスである。
【0005】
端末装置20を工事配線する場合は、メータ信号線32と2芯ケーブル33をコネクタ34を使って接続する。次に4芯ケーブル35を使って保安器30と需要家電話機31に接続する。接続後、2芯ケーブル33と4芯ケーブル35がたわまないように、端末装置20の近傍にビス37を使って壁にビス止めし、固定する。このように、端末装置20とガスメータ29間の信号線は、コネクタ接続されている。また端末装置20に配線される4芯ケーブル35、2芯ケーブル33は、端末装置20の近傍で壁にビス止めされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の端末装置用筐体では、需要家建屋の壁に取り付け作業を行う際、壁にドリル等でねじ穴を開けるため、ねじ穴の位置について需要家に確認を取らなければならず、確認のための手間と時間を要し、かつ壁に穴(ねじ穴、ビスによるもの)を開ける箇所を需要家に限定された場合には、最適な工事配線を行えない場合があるという問題点があった。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、第1に需要家建屋の壁等にねじ穴を開けなくても容易に取り付けを行うことができ、第2に外部からの配線を、近傍にビス止め等を行わなくても、側面又は背面に、たわませることなく固定することができ、第3にガス等のメータからのメータ信号線を、他のケーブル及びコネクタ等の部品を利用しなくても、その信号線自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで結線用端子部に結線することができ、第4に外部からの配線を、いたずらや引っ掛け等による断線から防止することができ、第5にサイズの異なるメータ筐体に取り付ける場合でも取り付け作業及び結線用端子部への結線作業を容易に行うことができる端末装置用筐体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、請求項1記載の発明は、端末装置内部回路を収納する直方体状のケース部と、該ケース部に着脱され前記端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー部とを備えた端末装置用筐体において、前記ケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面下部に、前記端末装置内部回路に接続される外部からの配線を通す切欠き孔を設けてなることを要旨とする。この構成により、端末装置用筐体の取り付けの際、需要者建屋の壁等にねじ孔を開けなくても取り付けを行うことが可能となる。またガス等のメータからのメータ信号線は、その信号線自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで結線用端子部に結線することが可能となる。また、外部からの配線が、切欠き孔で固定されて、端末装置用筐体の裏側に、たわむことなく固定される。
【0009】
請求項2記載の発明は、端末装置内部回路を収納する直方体状のケース部と、該ケース部に着脱され前記端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー部とを備えた端末装置用筐体において、前記ケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面に複数個の固定足を突設し、該複数個の固定足のうち前記メータ筐体の大きさに応じた個数の固定足を当該メータ筐体の腹板部に当接させるように構成してなることを要旨とする。この構成により、端末装置用筐体の取り付けの際、需要者建屋の壁等にねじ孔を開けなくても取り付けを行うことが可能となる。またガス等のメータからのメータ信号線は、その信号線自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで結線用端子部に結線することが可能となる。また、端末装置用筐体を、取り付け作業及び結線用端子部への結線作業時に起こるねじ止めによる正面からの力に対し、メータ筐体の腹板部をベースにして所要個数の固定足で支えることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1及び図2は、本発明の第1の実施の形態を示す図である。図1は、端末装置用筐体を、需要者建屋の壁等に既設置のガスメータ筐体に取り付ける際の概略図、図2は、端末装置用筐体がガスメータ筐体に取り付けられた状態での配線を示している。まず、図1において、端末装置内部回路を収納するケース2と、端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー3とで端末装置用筐体1が構成されている。ケース2における図の右上部には、ねじ4を通すための2個の透孔5が開けられた取付け部2aが突設されている。一方、ガスメータ筐体7における取付け部2aに対応した部位には、ねじ穴8が設けられている。そして、端末装置用筐体1は、ねじ4を透孔5を通してねじ穴8にねじ止めすることにより、ガスメータ筐体7の前面部に取り付け固定されるようになっている。したがって、端末装置用筐体1の取り付けの際、需要家建屋の壁にねじ穴を開けなくても容易に取り付けを行うことができ、また需要家建屋の壁を傷めることがなくなる。
【0015】
次に、図2を用いて、ガスメータ筐体7に取り付けられた端末装置を工事配線する場合を述べる。ケース2の側面には、配線を挟持し固定するための挟持部6が突設されている。保安器30及び需要家電話機31に接続された4芯ケーブル10及びガスメータからのメータ信号線9は、挟持部6を経由して端末装置用筐体1の下部から端末装置用筐体1内部の結線用端子部に接続する。このようにすると、メータ信号線9は、端末装置用筐体1がガスメータ筐体7にねじ止め固定されていることからメータ信号線9自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで、端末装置に接続することが可能となる。したがって、コネクタ等の部品を利用しなくてもガスメータと端末装置間の信号線接続を行うことができるという利点がある。
【0016】
図3及び図4には、本発明の第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、端末装置に配線されるメータ信号線9と4芯ケーブル10の固定方法について示している。ガスメータ筐体7に直接ねじ止め固定された端末装置用筐体1にメータ信号線9と4芯ケーブル10を配線する場合は、双方の線9,10をケース2の側面にある挟持部6で挟持された後、端末装置用筐体1の側面に沿ってカバー3の下部に設けられたカバー配線孔11を通し、端末装置用筐体1内部の結線用端子部に結線する。このようにすると、双方の線9,10ともに、カバー配線孔11の角と挟持部6の2箇所で固定できるため、線9,10をたわませることなく固定することが可能となる。したがって、配線の固定とたわみ防止のために、配線を端末装置用筐体の近傍でビス止めしていた従来技術に比べ、ビス等を利用しなくてもカバー配線孔11と挟持部6を利用することで、配線をたわませることなく固定することができるという利点がある。
【0017】
図5には、本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、端末装置に配線されるメータ信号線9と4芯ケーブル10の他の固定方法について示している。端末装置に配線されるメータ信号線9は、ケース2の背面に設けたL字型掛止め部12に掛止めた後、ケース2背面の最下部に設けた切欠き孔13aを通って端末装置用筐体1内部の結線用端子部に結線する。また4芯ケーブル10は、ケース2側面の挟持部6を経由した後、ケース2の背面を通過し、ケース2背面の最下部に設けた切欠き孔13bを通って端末装置用筐体1内部の結線用端子部に結線する。このようにすると、双方の線9,10ともに、端末装置用筐体1の裏側に配線することが可能となり、また同時に、メータ信号線9は、L字型掛止め部12と切欠き孔13aの2箇所で固定され、4芯ケーブル10は、ケース2側面の挟持部6と切欠き孔13bの2箇所で固定できるため、線をたわませることなく固定することが可能となる。したがって、端末装置用筐体1の裏側に配線9,10をたわませることなく固定できるため、いたずらや引っ掛け等による断線を防止することができるという利点がある。
【0018】
図6には、本発明の第4の実施の形態を示す。本実施の形態は、端末装置用筐体を、サイズの異なるガスメータ筐体に対し安定した状態で取り付けられるようにしたものである。ガスメータ筐体に直接ねじ止め固定される端末装置用筐体1は、ケース2の背面部に備えさせた4個の固定足14a〜14d(図4参照)を、ガスメータ筐体の腹板部15に対し、最も小型のガスメータ筐体7aでは3個の固定足14a,14b,14dを接触させ、中型及び大型のガスメータ筐体7b,7cでは4個の固定足14a〜14dを接触させる。このようにすると、端末装置用筐体1は、取り付け作業及び結線用端子部への結線作業時に起こるねじ止めによる正面からの力に対し、4個の固定足14a〜14dが、ガスメータ筐体の腹板部15をベースにして3点もしくは4点で支えることが可能になる。したがって、サイズの異なるガスメータ筐体7a〜7cに取り付けられる場合でも、端末装置用筐体1は固定足14a〜14dにより安定した状態が保たれるので端末装置用筐体1の取り付け作業及び結線用端子部への結線作業を容易に行うことができるという利点がある。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、端末装置内部回路を収納するケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面下部に、前記端末装置内部回路に接続される外部からの配線を通す切欠き孔を設けてなるように構成したため、端末装置用筐体の取り付け、取り外しの際、ねじの着脱を需要者建屋の壁等に対して行う必要がなく、需要者建屋の壁等を傷めることがない。またガス等のメータからのメータ信号線は、他のケーブル及びコネクタ等の部品を利用しなくても、その信号線自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで結線用端子部に結線することができる。また、外部からの配線が、切欠き孔で固定されて、端末装置用筐体の裏側に、たわむことなく固定される。
【0020】
請求項2記載の発明によれば、ケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面に複数個の固定足を突設し、該複数個の固定足のうち前記メータ筐体の大きさに応じた個数の固定足を当該メータ筐体の腹板部に当接させるように構成したため、端末装置用筐体の取り付け、取り外しの際、ねじの着脱を需要者建屋の壁等に対して行う必要がなく、需要者建屋の壁等を傷めることがない。またガス等のメータからのメータ信号線は、他のケーブル及びコネクタ等の部品を利用しなくても、その信号線自身がもともと備えている線の長さを利用するだけで結線用端子部に結線することができる。また、端末装置用筐体を、取り付け作業及び結線用端子部への結線作業時に起こるねじ止めによる正面からの力に対し、メータ筐体の腹板部をベースにして所要個数の固定足で支えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る端末装置用筐体のガスメータ筐体への取り付けを説明するための図である。
【図2】上記第1の実施の形態がガスメータ筐体に取り付けられた状態での配線を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態において4芯ケーブルの固定状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態においてメータ信号線の固定状態を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示す図である。
【図7】従来の端末装置用筐体を示す側面図である。
【図8】上記従来技術における配線状態を示す図である。
【符号の説明】
1 端末装置用筐体
2 ケース
2a 取付け部
3 カバー
4 ねじ
6 挟持部
7,7a〜7d ガスメータ筐体
8 ねじ穴
9 メータ信号線(外部からの配線)
10 4芯ケーブル(外部からの配線)
12 L字型掛止め部
13a,13b 切欠き孔
14a〜14d 固定足
15 腹板部
Claims (2)
- 端末装置内部回路を収納する直方体状のケース部と、該ケース部に着脱され前記端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー部とを備えた端末装置用筐体において、前記ケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面下部に、前記端末装置内部回路に接続される外部からの配線を通す切欠き孔を設けてなることを特徴とする端末装置用筐体。
- 端末装置内部回路を収納する直方体状のケース部と、該ケース部に着脱され前記端末装置内部回路の結線用端子部を保護するカバー部とを備えた端末装置用筐体において、前記ケース部の上部側端にねじによる2つの穴を有する取付け部を突設し、前面上部に直方体状の突起部を設けた略直方体状のメータ筐体の前面上部で且つ前記突起部の側方に配置されたねじ突起部に形成された2つのねじ穴に、前記ねじを前記2つの穴を有する取付部を介してねじ止めすることにより前記ケース部を前記メータ筐体の前面下部で且つ中央より側方の位置に直接ねじ止め固定するように構成してなるとともに前記ケース部の背面に複数個の固定足を突設し、該複数個の固定足のうち前記メータ筐体の大きさに応じた個数の固定足を当該メータ筐体の腹板部に当接させるように構成してなることを特徴とする端末装置用筐体。
Priority Applications (1)
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| JP19789396A JP3781482B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 端末装置用筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19789396A JP3781482B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 端末装置用筐体 |
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ID=16382050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19789396A Expired - Lifetime JP3781482B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 端末装置用筐体 |
Country Status (1)
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-
1996
- 1996-07-26 JP JP19789396A patent/JP3781482B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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