JP3608375B2 - 防災設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防災設備に係り、さらに詳しくは、天井裏に設置された給水管とスプリンクラヘッドとを直接又はヘッダを介して可撓管で接続すると共に、可撓管に火災感知器用の信号線を沿わせて配設した防災設備に関すものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ビル、デパート、病院などには、火災感知器を含む火災報知設備と、火災発生時にこれを検知して散水し、初期消火を行うスプリンクラヘッドを含むスプリンクラ設備とからなる防災設備が設けられており、各階の天井裏には、火災報知設備のための電気配線、及びスプリンクラ設備のための配管が張り回らされている。そして、天井板には、複数個のスプリンクラヘッドに対して概ね1個の割合いで火災感知器が取付けられ、その一部を室内側に露出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような防災設備の施工にあたっては、スプリンクラ設備の配管工事と、火災報知設備の配線工事とはそれぞれ専門の業者により別々に行われるため、両工事の日程の調整などが面倒で、往々にして工事遅延を招くことがあった。
【0004】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、配管工事と配線工事を同時に行うことのできる防災設備を得ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明は、給水管と、該給水管から分岐して設けられた可撓管と、該可撓管の一端に接続されたスプリンクラヘッドとを備えた防災設備において、前記給水管と可撓管との間に複数の接続口を有するヘッダを設け、該ヘッダに信号線が接続される端子部を設けて前記給水管又は可撓管に沿って信号線を配設した。
【0006】
(2)上記(1)の給水管に信号線を沿わせて配設し、該信号線の一端を火災受信機に接続し他端をヘッダの端子部に接続した。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施形態の模式図、図2はその要部の斜視図である。図において、1は一端が例えば送水ポンプを介して貯水槽(共に図示せず)に接続された給水本管、2はこの給水本管1から分岐し、例えば流水検知装置(図示せず)を介して天井裏にほぼ水平に設置された給水管、3は給水管2にこれと直交してほぼ垂直又は水平に設けられた分岐管である。
【0011】
5は分岐管3に継手4を介して接続されたヘッダで、図3に示すように、通水路7を有する円筒状の本体6からなり、通水路7の一端は閉塞されている。8a,8bは本体6の両側を平行に切除して形成した平坦部で、この平坦部8a,8bには、通水路7に連通し、外周におねじを有する複数の接続口9が設けられている。
10はヘッダ5上に設けられた端子箱で、例えば、接続端子である複数のコネクタ11を備えたプリント基板からなる端子部(図示せず)が収容されている。
【0012】
図4はヘッダ5の他の例を示すもので、本例におけるヘッダ5は、図4の右側に示すように、少なくとも本体6の一方の端部にフランジ6aを設けると共に、分岐管3にもフランジを設け、フランジによりヘッダ5を分岐管3に接続するようにしたものである。
また、図4の左側のヘッダ5のように、本体6の両端部にフランジ6a,6bを設けると共に、通水路7の両端部を開放し、このヘッダ5aのフランジ6aを分岐管3のフランジに接続し、他方のフランジ6bにヘッダ5のフランジ6aを接合してヘッダ5a,5を連接し、接続口9の数を2倍にしたものである。
なお、ヘッダは上記構造に限定するものではなく、適宜構造のものを用いることができる。
【0013】
再び図1、図2において、15は給水本管1及び給水管2に沿って配設された電源線を兼ねた信号線(以下、信号線という)で、一端は直接又は中継器を介して火災受信機16に接続されている。17は信号線15を給水本管1及び給水管2に固定する結束バンドであるが、他の固定手段を用いてもよい。
15aは一端が信号線15に並列接続された分岐信号線で、他端は端子箱10内に収容された端子部に接続されている。なお、信号線15と分岐信号線15aとをコネクタで接続するようにすると作業性がよく、また、分岐信号線15aと端子箱10の端子部との間もコネクタで接続するようにすると、作業性がよい。
【0014】
21(図2)は例えば合成樹脂からなる可撓管で、一端にはヘッダ5の接続口9に接続される継手22が設けられており、他端には後述のスプリンクラヘッドが取付けられるエルボ24に接続される継手23が設けられている(図5(a)参照)。
【0015】
25は合成樹脂からなる可撓管21aと信号線とを一体に形成した信号線付き可撓管で、図5に示すように、外周に被覆された信号線15bをインサートして、可撓管21aと、信号線15bを内蔵する鞍部26とを一体成形し、断面ほぼ達磨状に形成したものである。
そして、鞍部26の両端部を可撓管21aから切り離して信号線15bを露出させ、被覆部を剥離してそれぞれ接続端子である例えば自己鎖錠手段を有するコネクタ受け口27a,27bを取付ける。
【0016】
24(図2には24a,24b,24cで示してある)は例えばチャンネル等の天井下地材など(図示せず)に固定されたエルボで、一端には可撓管21又は信号線付き可撓管25の継手23が接続される接続部が設けられており、他端にはスプリンクラヘッド31が取付けられる接続部が設けられている。
32は天井板41等に取付けられた火災感知器、15cは一端に接続端子であるコネクタ33を有し、他端が火災感知器32の本体又は図示しないベースに接続された火災感知器用の信号線である。
【0017】
次に、上記のように構成した本発明に係る防災設備の施工手順の一例について説明する。なお、給水本管1及び給水管2は敷設されており、給水管2の分岐管3には端子部が内蔵された端子箱10を有するヘッダ5が接続されているものとし、また、エルボ24は所定の位置において天井下地材等に固定されているものとする。
【0018】
先ず、給水本管1及び給水管2に沿って信号線15を配設して結束バンド17等により固定し、その一端を火災受信機16に接続する。
次に、分岐信号線15aの一端を信号線15に接続し、分岐管3及びヘッダ5上を這わせて他端を端子箱10内の端子部にはんだ付け、ねじ止めその他の手段により接続する。
【0019】
次に、近傍に火災感知器32が存在しないエルボ(例えば、図2の24b,24c)の接続口に可撓管21の継手23をそれぞれ接続し、他方の継手22をヘッダ5の接続口9にそれぞれ接続する。
また、火災感知器32が取付けられる位置の比較的近傍に存在するエルボ(例えば、24a)には、信号線付き可撓管25の継手23を接続し、他方の継手22をヘッダ5の接続口9に接続する。そして、図6に示すように、信号線15bのコネクタ受け口27aを端子箱10に設けたコネクタ11に接続する。
【0020】
この状態で天井下地材に天井板41が張られ、エルボ24に対応して設けた開口部42からスプリンクラヘッド31を挿入して各エルボ24の接続部に螺入し、その一部を天井板41から屋内に露出させてスプリンクラヘッド31の取付けを終る。
また、天井板41の所定の位置に設けた取付穴43に、信号線15cが接続された火災感知器32のベースを屋内側から装着して信号線15cを天井裏に引上げ、そのコネクタ33を信号線付き可撓管25の信号線15bに設けたコネクタ受け口27bに接続する。そして、ベースに火災感知器32を例えば刃金具、刃受金具を介して装着する。
これにより、防災設備のすべての配管、配線工事が終了する。
【0021】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば配管工事と同時に配線工事も行うことができるので、施工作業が単純化され、工期を短縮することができる。
【0022】
上記の説明では、給水管2に1個のヘッダ5が取付けられている場合を示したが、実際の防災設備においては、各警戒区域においてそれぞれ複数のヘッダが設けられており、したがって、警戒区域の天井には多数のスプリンクラヘッドが設置され、また、警戒区域に見合った数の火災感知器が設けられている。
また、可撓管21及び信号線付き可撓管25の両端部に設けた継手22,23も図示のものに限定するものではなく、適宜構造のものを用いることができる。
【0023】
さらに、信号線の接続端子として、端子箱10内及び火災感知器用の信号線15cにコネクタ11,33を、また、信号線付き可撓管25の信号線15bの両端部にコネクタ受け口27a,27bを設けた場合を示したが、これら接続端子はこれに限定するものではなく、適宜構造の接続端子を用いることができ、場合によっては、ねじ止め、はんだ付けなどによって接続してもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る防災設備は、給水管と、この給水管から分岐して設けられた可撓管と、可撓管の一端に接続されたスプリンクラヘッドとを備えた防災設備において、給水管と可撓管との間に複数の接続口を有するヘッダを設け、このヘッダに信号線が接続される端子部を設けて給水管又は可撓管に沿って信号線を配設したので、配管工事と配線工事を同時に行うことができ、これにより、工事に伴うトラブルを無くし、その上工期を短縮することができる。
【0025】
また、上記の給水管に信号線を沿わせて配設し、この信号線の一端を火災受信機に接続し他端をヘッダの端子部に接続したので、配線作業が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の模式図である。
【図2】図1の要部の斜視図である。
【図3】図2のヘッダの断面図及び正面図である。
【図4】ヘッダの他の例の断面図である。
【図5】図2の信号線付き可撓管の側面図及びそのA−A断面図である。
【図6】ヘッダと信号線付き可撓管との接続状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 給水本管
2 給水管
5 ヘッダ
9 接続口
10 端子箱
11,27a,27b,33 接続端子
15,15a,15b,15c 信号線
16 火災受信機
17 結束バンド
21 可撓管
22,23 継手
24 エルボ
25 信号線付き可撓管
31 スプリンクラヘッド
32 火災感知器

Claims (2)

  1. 給水管と、該給水管から分岐して設けられた可撓管と、該可撓管の一端に接続されたスプリンクラヘッドとを備えた防災設備において、前記給水管と可撓管との間に複数の接続口を有するヘッダを設け、該ヘッダに信号線が接続される端子部を設けて前記給水管又は可撓管に沿って信号線を配設したことを特徴とする防災設備。
  2. 給水管に信号線を沿わせて配設し、該信号線の一端を火災受信機に接続し他端をヘッダの端子部に接続したことを特徴とする請求項1記載の防災設備。
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