JPH10323403A - スプリンクラ消火設備用ヘッダ及びスプリンクラ消火設備 - Google Patents

スプリンクラ消火設備用ヘッダ及びスプリンクラ消火設備

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JPH10323403A
JPH10323403A JP9136226A JP13622697A JPH10323403A JP H10323403 A JPH10323403 A JP H10323403A JP 9136226 A JP9136226 A JP 9136226A JP 13622697 A JP13622697 A JP 13622697A JP H10323403 A JPH10323403 A JP H10323403A
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Mitsunami Aoki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いスラブと天井板との間に、複数の接続口
を有するヘッダを複数個積層して設置することができ、
その組立作業も容易なスプリンクラ消火設備用ヘッダ及
びスプリンクラ消火設備を得ること。 【解決手段】 本発明に係るスプリンクラ消火設備用ヘ
ッダは、上下に貫通して設けられ消火用水が供給される
給水口22を有し、スプリンクラ給水管に接続される本
体部21と、この本体部21に上下に貫通して設けられ
固定ねじ35が挿通される複数のねじ挿通穴26と、給
水口22に連通して側方に開口し、配管を介してスプリ
ンクラヘッドが接続される複数の接続口23a〜23d
とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物のスプリンク
ラ消火設備に用いるヘッダ及びスプリンクラ消火設備に
係り、さらに詳しくは、複数のスプリンクラヘッドが配
管を介して接続されるヘッダ及びこのヘッダを備えたス
プリンクラ消火設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スプリンクラ消火設備は、一般に、流水
検知装置などに接続された給水本管に接続され、建物の
各階の天井裏に設置された主配管に所定の間隔で枝管を
接続し、この枝管にそれぞれ立下り管を設け、その先端
部に一部が天井板から室内に露出するようにスプリンク
ラヘッドを接続している。この場合、各スプリンクラヘ
ッドは、火災発生時に所定の範囲に所定量の消火用水を
放水しうるような位置関係に設置される(従来技術
1)。
【0003】また、最近は、例えば特開平6−1259
99号公報に記載されているように、外周部に複数のね
じ込み式取出し接続口を有する分岐継手を給水本枝管に
直接接続し、取出し接続口に取出し管部をねじ込み、そ
の取出し管部から天井裏に固定したスプリンクラヘッド
の取付管部までの間を可撓性の管で接続するようにした
配管構造も行われている(従来技術2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1は、多くの
鋼製配管を必要とし、また、スプリンクラヘッドは天井
裏の状態や室内等の配置により必ずしも等間隔に設置さ
れていないため、主配管に接続される枝管の加工に技術
を要するなど、多大な労力と費用が必要で、設備費が高
くなるという問題があった。
【0005】また、従来技術2においては、分岐継手を
給水本枝管の軸方向に接続する場合は、従来技術1のよ
うな問題を解決することができる。しかし、分岐継手を
継手本体やエルボ等を介して給水本枝管と直交して設置
する場合、特により多くの可撓性の管を接続するため
に、給水本枝管と直交して上下方向に複数個の分岐継手
を接続しようとする場合は、建物のスラブと天井板との
間がきわめて狭いのにかかわらず、分岐継手に継手本体
や上下の分岐継手、あるいは止水ねじと接続するための
おねじ及びめねじが設けられているため、上下方向の長
さが長くなり、分岐継手の接続が困難で設置が不可能に
なることがある。
【0006】さらに、分岐継手の外径は継手本体やエル
ボの外径とほぼ等しく、したがって、これに設けられる
おねじやめねじも大径になるので、継手本体やエルボ、
分岐継手間及び分岐継手と止水ねじとの接続に大きな力
を要するため大きな治具や広い作業スペースが必要であ
り、また、分岐継手を増設するため止水ねじを外す際
に、既設の分岐継手と継手本体やエルボとの接続が緩ん
でしまい漏水のおそれがある等、種々問題がある。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、狭いスラブと天井板との間に、複数の接
続口を有するヘッダを複数個積層して設置することがで
き、その組立作業も容易なスプリンクラ消火設備用ヘッ
ダ及びスプリンクラ消火設備を得ることを目的としたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係るスプリンクラ消火設備用ヘッダは、
上下に貫通して設けられ消火用水が供給される給水口を
有し、スプリンクラ給水管に接続される本体部と、該本
体部に上下に貫通して設けられ固定ねじが挿通される複
数のねじ挿通穴と、前記給水口に連通して側方に開口
し、配管を介してスプリンクラヘッドが接続される複数
の接続口とを備えたものである。
【0009】(2)上記(1)の給水口の外周に、シー
ル部材を配設する凹溝を設けた。 (3)また、上記(1)又は(2)の本体部をブロック
状に形成した。
【0010】(4)また、本発明に係るスプリンクラ消
火設備は、スプリンクラ給水管と、複数のねじ穴を有し
前記スプリンクラ給水管に接続される結合部材と、該結
合部材に結合されるヘッダと、複数のねじ挿通穴を有し
前記ヘッダの下端部に結合されるエンドキャップと、前
記結合部材、ヘッダ及びエンドキャップを一体に結合す
る固定ねじとを有し、前記ヘッダを、上下に貫設した給
水口を有する本体部、該本体部に上下に貫設された複数
のねじ挿通穴、及び前記給水口に連通して側方に開口し
配管を介してスプリンクラヘッドが接続される複数の接
続口によって構成したものである。 (5)上記(4)において、複数のヘッダを上下方向に
積層して設置した。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は本発明の実施形態1の説明図、図2はその継手部
材とヘッダの分解斜視図である。図において、1は建物
のスラブ61と天井板62との間に設置されたスプリン
クラ消火設備で、2はスラブ61に近接して設置された
主配管である。3は主配管2に接続された継手、10は
ヘッダ20等からなるヘッダ組立体、71は一部が開口
部63から突出して天井板62に固定されたスプリンク
ラヘッド、72はヘッダ20とスプリンクラヘッド71
を接続する配管である金属製や樹脂製のフレキシブル管
である。
【0012】継手3は一端におねじを、他端にめねじを
有し、主配管2に接続される継手管4と、この継手管4
に直交して設けられた連結管5と、複数のねじ挿通穴7
を有し、連結管5の端部に設けられたフランジ6とによ
りほぼT字状に形成されている。
【0013】ヘッダ組立体10は、結合部材11、ヘッ
ダ20及びエンドキャップ30等からなっており、結合
部材11は、上下に貫設され消火用水が供給される給水
口13を有する連結部12の一端に設けられ、複数のね
じ挿通穴15を有して継手3のフランジ6に結合される
フランジ14と、他端に設けられたフランジ14より小
径で複数のねじ穴17を有するヘッダフランジ16とか
らなっている。なお、このねじ穴17をねじ挿通穴と
し、その上部にナットを設けるようにしてもよい。
【0014】ヘッダ20は、図3に示すように、中心部
に上下に貫設されて消火用水が供給される給水口22を
有し、結合部材11のヘッダフランジ16の外径とほぼ
等しい外径で、ほぼ円盤状の本体部21と、本体部21
の外壁からほぼ等間隔で突設された複数の接続口23
a,23b,23c,23dとからなり、各接続口23
a〜23dにはそれぞれ給水口22に連通するねじ穴2
4a,24b,24c,24dが設けられている。25
は給水口22の外周に同心的に設けられた凹溝で、例え
ば、Oリングの如きシール部材が配設される。26は隣
接する接続口23bと23c、23dと23aとの間に
おいて、上下方向に貫設されたねじ挿通穴である。な
お、ヘッダ20の厚さtは、接続口23a〜23dにね
じ穴24a〜24dを設けるのに支障のない範囲で、で
きるだけ薄く形成することが望ましい。
【0015】エンドキャップ30は、ヘッダ20の本体
部21の外径とほぼ等しい外径に形成され、シール部材
が配設される凹溝31と、上下方向に貫設した複数のね
じ挿通穴32とが設けられている。35は固定ねじであ
る。
【0016】上記のような各部からなるヘッダ組立体1
0を組立てるには、例えば、作業台の上にフランジ14
を下にして結合部材11を載置し、ヘッダフランジ16
上に凹溝25に配設したシール部材を介してヘッダ20
を載置し、そのねじ挿通穴26をヘッダフランジ16の
ねじ穴17と整合させる。なお、必要に応じて、ヘッダ
20の上にさらに1個又は複数個のヘッダ20をシール
部材を介して載置し、そのねじ挿通穴を最下位のヘッダ
20のねじ挿通穴26と整合させる。ついで、最上位の
ヘッダ20の上にシール部材を介してエンドキャップ3
0を載置し、そのねじ挿通穴32をヘッダ20のねじ挿
通穴26と整合させる。
【0017】そして、エンドキャップ30のねじ挿通穴
32からヘッダ20のねじ挿通穴26に固定ねじ35を
挿通し、結合部材11のヘッダフランジ16に設けたね
じ穴17に螺入する。これにより、図4に示すように、
結合部材11、ヘッダ20及びエンドキャップ30は一
体に結合され、ヘッダ組立体10の組立てが完了する。
このとき、各給水口13,22は同一線上に位置し、か
つ、シール部材により水密にシールされる。なお、この
ような作業は、あらかじめ工場などで行われるが、勿論
現場で行ってもよい。
【0018】上記のようなヘッダ組立体10を主配管2
に取付けて配管を行う場合は、あらかじめ主配管2に接
続されている継手3のフランジ6に、シール部材を介し
て結合部材11のフランジ14を当接し、両者のねじ挿
通穴7,15に挿通したボルトにナットを螺入して固定
すればよい。なお、この場合、継手3と結合部材11の
フランジ6,14に設けたねじ挿通穴7,15の何れか
一方をねじ穴とし、ボルトをこのねじ穴に直接螺入して
両者を結合してもよい。
【0019】ついで、両端部におねじを有する接続管3
6の一方のおねじをヘッダ20のねじ穴24a〜24d
に螺入して固定する。そして、両端部に接続ナット73
を有するフレキシブル管72の一方の接続ナット73を
接続管36のおねじに螺入すると共に、他方の接続ナッ
ト73をあらかじめ天井板62に取付けられたスプリン
クラヘッド71のおねじに螺入して固定すれば、配管を
完了する。なお、ヘッダ20に使用しないねじ穴がある
ときは、このねじ穴に止水栓を螺入しておく。
【0020】上記のように構成した本実施形態において
は、ヘッダ20は、結合部材11、他のヘッダ20及び
エンドキャップ30に接続するためのおねじやめねじが
なく、平盤状に形成されており、エンドキャップ30の
ねじ挿通穴32に挿通した固定ねじ35を、ヘッダ20
のねじ挿通穴26を通して結合部材11のねじ穴l7に
螺入してこれらを一体に結合するようにしたので、組立
作業がきわめて容易であり、その上ヘッダ組立体10の
高さを低くすることができる。このことは、高さに制限
のある天井裏に設置する場合、きわめて有効である。
【0021】また、固定ねじ35は結合部材11の連結
部12の外径よりはるかに小径のものを用いるため、組
立作業が容易でねじ締めのための特別の治具などは不要
である。さらに、ヘッダ20を増設する場合も、固定ね
じ35を緩めることによりエンドキャップ30を簡単に
取外すことができるので、増設作業を容易かつ短時間で
行うことができる。
【0022】実施形態2 図5は本発明の実施形態2の分解斜視図である。なお、
実施形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明
を省略する。40は結合部材で、給水口42を有する連
結部41の上端部には、主配管2の外径とほぼ等しい内
径で半円状の当接部43、及びその両側に設けられねじ
挿通穴45を有する固定腕44が設けられており、下端
部にはねじ穴47を有するヘッダフランジ46が設けら
れている。48は固定金具で、主配管2の外径とほぼ等
しい内径で半円状の当接部49、及びその両側に設けら
れたねじ挿通穴51を有する固定腕50からなってい
る。なお、2aは主配管2に設けた開口部である。
【0023】上記のような結合部材40、ヘッダ20、
エンドキャップ30及び固定ねじ35によりヘッダ組立
体10を組立てる手順は、実施形態1の場合と同様であ
る。
【0024】工場等で組立てられたヘッダ組立体10
は、シール部材を介して結合部材40の当接部43を主
配管2の下面に当接し、その給水口42を主配管2の開
口部2aと整合させる。ついで、固定金具48の当接部
49を結合部材40の当接部43と対向させて主配管2
の上面に当接し、そのねじ挿通穴51から結合部材40
のねじ挿通穴45にボルト52を挿通し、ナット53を
螺入して両者と主配管2を一体に結合する。これによ
り、ヘッダ組立体10の主配管2への取付けを完了す
る。このとき、主配管2の開口部2a、結合部材40及
びヘッダ20の給水口42,22は同一線上に位置す
る。なお、フレキシブル管72によるヘッダ20とスプ
リンクラヘッド71との接続は、実施形態1の場合と同
様である。
【0025】本実施形態においても実施形態1の場合と
ほぼ同様の効果が得られるが、特に、本実施形態におい
ては、実施形態1における継手3を省略し、結合部材4
0を直接主配管2に取付けるようにしたので、ヘッダ組
立体10の高さをより低くすることができる。また、こ
のような結合部材40を用いると、主配管2の一部を切
欠くだけでヘッダ20を結合することができるので、施
工性が向上する。
【0026】実施形態3 図6は本発明の実施形態3のヘッダの一例を示す平面図
及び正面図である。本実施形態においては、ヘッダ20
aの本体部21aを平面ほぼ円形で厚みの薄いブロック
状に形成し、その中心部に給水口22及び凹溝25を設
けると共に、外壁の一部をほぼ等間隔で平坦に切除して
複数の接続口23a,23b,23c,23dを設け、
この接続口23a〜23dにそれぞれ給水口22に連通
するねじ穴24a,24b,24c,24dを設けて、
隣接するねじ挿通穴24aと24b、24bと24c、
24cと24d、24dと24aの間にそれぞれねじ挿
通穴26を設けたものである。
【0027】また、図7の例は、ヘッダ20aの本体部
21aを平面四角形で厚みの薄いブロック状に形成し、
中心部に給水口22及び凹溝25を設けると共に、側壁
にそれぞれ給水口22に連通するねじ穴24a,24
b,24c,24dを設けて接続口23a,23b,2
3c,23dを形成し、四隅にねじ挿通穴26を設けた
ものである。
【0028】さらに、図8の例は、ヘッダ20aの本体
部21aを平面長方形で厚みの薄いブロック状に形成
し、その中心部に給水口22及び凹溝25を設けると共
に、中央部に給水口22に連通する横長の通水路24を
設け、短辺側の側壁に通水路24に連通するねじ穴24
a,24eを、また、長辺側の側壁に通水路24又は給
水口22に連通するねじ穴24b,24c,24d,2
4f,24g,24hを設けて、接続口23a〜23h
を形成したもので、本例においては、1個のヘッダ20
aに8本のフレキシブル管72を接続しうるようにした
ものである。なお、26は隣接するねじ穴24a〜24
hの間にそれぞれ設けたねじ挿通穴である。
【0029】本実施形態においても、結合部材11(又
は40)、ヘッダ20a及びエンドキャップ30を固定
ねじ35で一体に結合する手順は、実施形態1,2の場
合と同様であるが、結合部材11(又は40)のヘッダ
フランジ16(又は46)及びエンドキャップ30を、
ヘッダ20aの平面形状に対応した形状に形成し、ま
た、これらのねじ挿通穴17(又は47)及び32をヘ
ッダ20aのねじ挿通穴26に対応して設けることが望
ましい。なお、本実施形態におけるヘッダ20aの平面
形状は、円形又は四角形に限定するものではなく、適宜
形状に形成することができる。
【0030】上記の各実施形態においては、結合部材1
1(又は40)を継手3を介して、又は直接主配管2に
接続した場合を示したが、主配管2に接続された枝管又
は立下り管(以下主配管2、枝管及び立下り管を一括し
てスプリンクラ給水管という)に継手3を介して又は直
接結合部材11(又は40)を接続してもよい。また、
結合部材11(又は40)のスプリンクラ給水管への接
続手段も上記実施形態に限定するものではなく、適宜の
接続手段を用いることができる。さらに、実施形態1,
2及び実施形態3の図6、図7では、フレキシブル管7
2が接続される4個の接続口23a〜23dを設けた場
合を示したが、接続口の数はこれに限定するものではな
く、2個以上であればよい。また、ヘッダ20に上下に
貫通した給水口22を設けた場合を示したが、例えばヘ
ッダ20とエンドキャップ30を一体に成形して、上部
にのみ開口する有底の給水口22を設けるようにしても
よい。
【0031】
【発明の効果】
(1)本発明に係るスプリンクラ消火設備用ヘッダは、
上下に貫通して設けられ消火用水が供給される給水口を
有し、スプリンクラ給水管に接続される本体部と、この
本体部に上下に貫通して設けられ固定ねじが挿通される
複数のねじ挿通穴と、給水口に連通して側方に開口し、
配管を介してスプリンクラヘッドが接続される複数の接
続口とによって構成したので、構造が簡単で製造及び組
立てが容易である。また、上下方向にねじ等が設けられ
ていないので厚みを薄くできるため、上下方向の高さを
低くすることができ、上下方向の狭い天井裏にも容易に
設置することができる。
【0032】(2)また、上記(1)の給水口の外周に
シール部材を配設する凹溝を設けたので、複数のヘッダ
又はヘッダと他の部材とを接続する際に、この凹溝にシ
ール部材を配設することにより水密にシールすることが
でき、消火用水が漏水することはない。
【0033】(3)さらに、上記(1)又は(2)の本
体部をブロック状に形成したので、上記(1)と同様の
効果を得ることができる。
【0034】(4)また、本発明に係るスプリンクラ消
火設備は、スプリンクラ給水管と、複数のねじ穴を有し
スプリンクラ給水管に接続される結合部材と、この結合
部材に結合されるヘッダと、複数のねじ挿通穴を有しヘ
ッダの下端部に結合されるエンドキャップと、結合部
材、ヘッダ及びエンドキャップを一体に結合する固定ね
じとを有し、ヘッダを、上下に貫設した給水口を有する
本体部、この本体部に上下に貫設された複数のねじ挿通
穴、及び給水口に連通して側方に開口し配管を介してス
プリンクラヘッドが接続される複数の接続口によって構
成したので、結合部材、ヘッダ及びエンドキャップによ
るヘッダ組立体の組立及びスプリンクラ給水管への接続
が容易であり、また、ヘッダの増設も簡単に行うことが
できる。さらに、ヘッダ組立体の高さを低くできるため
上下方向の狭い天井裏にも容易に設置することができ
る。
【0035】(5)上記(4)において、複数のヘッダ
を上下方向に積層したので、配管により多数のスプリン
クラを1個所に設けたヘッダに接続することができ、配
管を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の全体構成を示す説明図で
ある。
【図2】図1の要部の分解斜視図である。
【図3】一部を断面で示した図1のヘッダの平面図であ
る。
【図4】図1のヘッダ組立体の正面図である。
【図5】本発明の実施形態2の分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態3のヘッダの平面図及び正面
図である。
【図7】本発明の実施形態3のヘッダの他の例の平面図
及び正面図である。
【図8】本発明の実施形態3のヘッダの更に他の例の平
面図及び正面図である。
【符号の説明】
1 スプリンクラ消火設備 2 主配管 3 継手 10 ヘッダ組立体 11,40 結合部材 16 ヘッダフランジ 17 ねじ穴 20,20a ヘッダ 21,21a 本体部 13,22,42 給水口 23〜23h 接続口 24 通水路 24a〜24h ねじ穴 25,31 凹溝 26,32 ねじ挿通穴 30 エンドキャップ 35 固定ねじ 43,49 当接部 44,50 固定腕 48 固定金具 61 スラブ 62 天井板 71 スプリンクラヘッド 72 フレキシブル管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に貫通して設けられ消火用水が供給
    される給水口を有し、スプリンクラ給水管に接続される
    本体部と、 該本体部に上下に貫通して設けられ固定ねじが挿通され
    る複数のねじ挿通穴と、 前記給水口に連通して側方に開口し、配管を介してスプ
    リンクラヘッドが接続される複数の接続口とを備えたこ
    とを特徴とするスプリンクラ消火設備用ヘッダ。
  2. 【請求項2】 給水口の外周にシール部材を配設する凹
    溝を設けたことを特徴とする請求項1記載のスプリンク
    ラ消火設備用ヘッダ。
  3. 【請求項3】 本体部をブロック状に形成したことを特
    徴とする請求項1又は2記載のスプリンクラ消火設備用
    ヘッダ。
  4. 【請求項4】 スプリンクラ給水管と、複数のねじ穴を
    有し前記スプリンクラ給水管に接続される結合部材と、
    該結合部材に結合されるヘッダと、複数のねじ挿通穴を
    有し前記ヘッダの下端部に結合されるエンドキャップ
    と、前記結合部材、ヘッダ及びエンドキャップを一体に
    結合する固定ねじとを有し、 前記ヘッダを、上下に貫設した給水口を有する本体部、
    該本体部に上下に貫設された複数のねじ挿通穴、及び前
    記給水口に連通して側方に開口し配管を介してスプリン
    クラヘッドが接続される複数の接続口によって構成した
    ことを特徴とするスプリンクラ消火設備。
  5. 【請求項5】 複数のヘッダを上下方向に積層したこと
    を特徴とする請求項4記載のスプリンクラ消火設備。
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