JP3502113B2 - 空気調和機の冷媒分岐ユニット - Google Patents

空気調和機の冷媒分岐ユニット

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JP3502113B2 JP27256992A JP27256992A JP3502113B2 JP 3502113 B2 JP3502113 B2 JP 3502113B2 JP 27256992 A JP27256992 A JP 27256992A JP 27256992 A JP27256992 A JP 27256992A JP 3502113 B2 JP3502113 B2 JP 3502113B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の冷媒分岐
ユニット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の空気調和機の冷媒分岐ユニ
ット101は、例えば図4のような構造になっていた。
すなわち本体102内を仕切り板103により電装ブロ
ックeと冷凍サイクルブロックfに分割し、仕切り板1
03には電子制御装置104および配線接続具105を
取り付け、カバー106により覆われていた。また、複
数の室内ユニットと接続される各出口側配管108およ
び室外ユニットと接続される入口側配管109は冷凍サ
イクルブロックfから本体102へ突出して設けられ、
複数の室内ユニットおよび室外ユニットと接続される信
号線110は複数の室内ユニットの各出口側配管108
および室外ユニットの入口側配管109の本体102か
らの突出の根元A部までそれぞれが対になって一体にテ
ーピングB工事され、その後別れて配線接続具105に
接続されている。また各信号線110が入る本体102
には長方形の開口部111、112が設けられ、開口部
111、112には各信号線110を傷付けないように
するため、外形が長方形の開口部111、112と同一
形状の弾力性のある断熱材113、114を接着剤等で
貼り付けて設けている。さらに、この断熱材113、1
14は天井裏のねずみが本体102内に入らないように
するため、各信号線110が通るだけの長穴の断面形状
115をもった成形加工品で作られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構造のものでは、各信号線110は根元A部までそ
れぞれ対になって一体にテーピングB工事された後、別
れてかつ離れた所の配線接続具105に接続されている
ので、各信号線110の接続時に見誤り誤接続されるこ
とがある。さらに、各信号線110を開口部111、1
12を通すとき傷を付けないようにするためには、余分
な成形加工品の断熱材113、114を設けなければな
らない。
【0004】また、各信号線110は根元A部から配線
接続具105まで安全上最短距離で接続されているた
め、冷凍サイクルブロックfのメンテナンス時には配線
接続具105から信号線110を取り外し、その後仕切
り板103を取り外して行わなければならなかった。そ
の結果、冷凍サイクルを運転しながらのメンテナンスが
できなかった。
【0005】そこで、本発明は通信線110を傷を付け
ずに、正しく接続ができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記問題点を解決
する本発明の技術的な手段は、各室内ユニットと制御手
段は各冷媒配管が通る開口部を介して各冷媒配管と対を
なす信号線で結ばれ、その信号線はそれと対をなす冷媒
配管を覆う弾性を有する断熱材とメンテナンス用蓋体の
端部によって挟持されている構成とするものである。ま
た、配線接続具を取り付けた支持板に開口溝を設けたも
のである。
【0007】
【作用】この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、冷媒分岐ユニット設置時に、複数の室内ユニ
ットおよび室外ユニットと接続される信号線は複数の室
内ユニットの各出口側配管および室外ユニットの入口側
配管とそれぞれが本体内まで対になって配線接続具に接
続されているので、信号線と各配管との相関関係がわか
りやすくなっている。また、開口部において、冷媒配管
周囲の弾性を有する断熱材により、信号線の被覆および
線心を柔らかく包み込んでいる。また、支持板の開口溝
の空間に信号線を円周状に巻き付けて配線接続具に接続
することにより、メンテナンス時には円周状に巻き付け
た信号線が崩れて伸び、信号線を配線接続具から外ずさ
ずに支持板を取り外し冷凍サイクルの運転ができる。
【0008】この結果、従来のような信号線の誤接続が
防げ、かつ信号線の被覆および線心を傷をつけずに取り
付けられ、またメンテナンス時に冷凍サイクルを運転し
ながらできるものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面の図1〜
図3に基づいて説明する。ここで、従来例とおなじもの
は、同一の符号を付して説明を省略する。
【0010】まず、図1、図2、図3により、本発明の
一実施例について説明する。同図において、2は冷媒分
岐ユニット1の箱体で、この箱体2の内部に複数の膨張
弁3とその膨張弁3の開度制御する電子制御装置4およ
び信号線5を接続する配線接続具105を支持板6に取
り付けている。また、各膨張弁3には、箱体2に形成さ
れた複数の半円形状の開口部7を介し、複数の室内ユニ
ットに接続される冷媒用の各出口側配管8および室外ユ
ニットと接続される入口側配管9を取り付けている。
【0011】ここで、冷媒用の各出口側配管8および室
外ユニットと接続される入口側配管9には周囲を弾性の
ある断熱材10で巻き付け、箱体2の内部の取り付け金
具11まで挿入されている。また、開口部7は箱体2の
正面のメンテナンス用蓋体12によって覆われ、支持板
6はメンテナンス用蓋体12とほぼ平行に対向して取り
付けられ、一端が開口部7の近くに箱体2の取り付け部
13と固定可能に形成し、かつメンテナンス用蓋体12
に対して斜めに形成してビス14で固定されている。さ
らに、支持板6は斜めに形成された所へ開口溝15を形
成している。
【0012】次に、この一実施例の構成における作用を
説明する。まず、冷媒分岐ユニット1の設置時に、複数
の室内ユニットおよび室外ユニットと接続される各信号
線5は複数の室内ユニットの各出口側配管8および室外
ユニットの入口側配管9とそれぞれが開口部7まで対に
なってテーピングB工事されその後、各出口側配管8お
よび入口側配管9に沿って配線接続具105に接続され
ている。よって信号線5と各配管8、9との相関関係が
わかりやすくなっている。また、開口部7において、冷
媒配管周囲の弾性を有する断熱材10により、信号線5
の被覆および線心を柔らかく包み込んでいる。また、支
持板6の開口溝15の空間Cに信号線5を円周状16に
巻き付けて配線接続具105に接続することにより、メ
ンテナンス時には円周状16に巻き付けた信号線5が崩
れて伸びて支持板6は矢印Dで示す移動を行って点線で
示す位置まで移動さすことができる。よって、信号線5
を配線接続具105から外ずさずに冷凍サイクルの運転
確認ができる。
【0013】この結果、従来のような信号線と冷媒用の
配管が、別れてかつ離れた所の配線接続具105に接続
されることが無いので信号線5の誤接続が防げ、かつ、
各信号線5を開口部に通すとき傷を付けないようにする
ための余分な成形加工品の断熱材を不要とし、かつ成形
加工品に設けた長穴に通信線をわざわざ通す必要もな
い。また、配線接続具105から信号線5を取り外ずさ
ずにメンテナンスができるため冷凍サイクルを運転しな
がら確認できるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、各室内ユニットと制御手段は
各冷媒配管が通る開口部を介して各冷媒配管と対をなす
信号線で結ばれ、その信号線はそれと対をなす冷媒配管
を覆う弾性を有する断熱材とメンテナンス用蓋体の端部
によって挟持されている構成とするものであり、また、
配線接続具を取り付けた支持板に開口溝を設けたもので
あるので、信号線の誤接続が防げ、かつ信号線の被覆お
よび線心を傷をつけずに取り付けられ、またメンテナン
ス時に冷凍サイクルを運転しながらでき、しかも次のよ
うな効果も奏する。
【0015】すなわち本発明では、信号線の工事ミスを
少なくしかつ迅速な工事ができると共に、メンテナンス
時には冷凍サイクルを運転することで故障箇所を早期に
発見できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷媒分岐ユニットの一
部分解の横断面図
【図2】同冷媒分岐ユニットの一部分解斜視図
【図3】同冷媒分岐ユニットの収納構成部の側面図
【図4】従来例を示す冷媒分岐ユニットの一部分解斜視
【符号の説明】
2 箱体 5 信号線 7 開口部 8 出口側配管 9 入口側配管 15 開口溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−11203(JP,A) 特開 平4−151466(JP,A) 実開 平5−1924(JP,U) 実開 昭62−12427(JP,U) 実開 昭62−152166(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 F25B 41/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体内部に複数の膨張弁とその各膨張弁
    の開度を制御する制御手段を設け、前記各膨張弁には、
    前記箱体に形成された複数の開口部を介して複数の室内
    ユニットに接続される冷媒配管を有し、前記各室内ユニ
    ットと前記制御手段は前記各冷媒配管が通る前記開口部
    を介して前記各冷媒配管と対をなす信号線で結ばれ、前
    記信号線はそれと対をなす前記冷媒配管を覆う弾性を有
    する断熱材とメンテナンス用蓋体の端部によって挟持さ
    れている空気調和機の冷媒分岐ユニット。
  2. 【請求項2】 箱体の一部にメンテナンス用蓋体によっ
    て覆われる開口部を形成し、前記箱体の内部には配線接
    続具を設けた支持板を設け、その支持板は前記蓋体とほ
    ぼ平行に対向し前記配線接続具を取り付ける取り付け部
    と、その取り付け部と一体に形成され、一端が前記開口
    部近くに固定可能に形成され、かつ前記蓋体に対して斜
    めに形成された固定部とからなり、その固定部には前記
    配線接続具に接続される信号線が一部挿入される開口溝
    が形成されている請求項1記載の空気調和機の冷媒分岐
    ユニット。
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JP5971008B2 (ja) * 2012-07-30 2016-08-17 株式会社富士通ゼネラル 冷媒回路ユニット
JP7048901B2 (ja) * 2019-11-14 2022-04-06 ダイキン工業株式会社 空気調和機

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