JP3213506B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3213506B2 JP3213506B2 JP08765495A JP8765495A JP3213506B2 JP 3213506 B2 JP3213506 B2 JP 3213506B2 JP 08765495 A JP08765495 A JP 08765495A JP 8765495 A JP8765495 A JP 8765495A JP 3213506 B2 JP3213506 B2 JP 3213506B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内ユニットと室外ユ
ニットとからなる分離型の空気調和機に関し、特に室外
ユニットの内部配線に結線される給電コ−ドあるいは制
御用コ−ド等、種々の配線コ−ドの装着固定の改良に関
する。
ニットとからなる分離型の空気調和機に関し、特に室外
ユニットの内部配線に結線される給電コ−ドあるいは制
御用コ−ド等、種々の配線コ−ドの装着固定の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の室内ユニットと室外ユニットとか
らなる分離型の空気調和機の一例であるエアコンにおい
ては、室内ユニットに配された室内側熱交換器と共に、
冷凍サイクルを構成する圧縮機及び室外側熱交換器等を
室外ユニットに配すると共に、圧縮機からの冷媒を室内
器側熱交換器に循環供給するために室内ユニットと室外
ユニットとを冷媒管で配管接続する一方、圧縮機の駆動
および各ユニットに夫々設けている送風装置等を回転動
作させるための電源用配線や圧縮機や送風装置等の適切
な運転制御を行うための制御用の配線など、多くの必要
な電気配線を室内ユニットと室外ユニットの夫々の内部
に施すと共に、また両ユニット間の電気配線を施すよう
にしている。
らなる分離型の空気調和機の一例であるエアコンにおい
ては、室内ユニットに配された室内側熱交換器と共に、
冷凍サイクルを構成する圧縮機及び室外側熱交換器等を
室外ユニットに配すると共に、圧縮機からの冷媒を室内
器側熱交換器に循環供給するために室内ユニットと室外
ユニットとを冷媒管で配管接続する一方、圧縮機の駆動
および各ユニットに夫々設けている送風装置等を回転動
作させるための電源用配線や圧縮機や送風装置等の適切
な運転制御を行うための制御用の配線など、多くの必要
な電気配線を室内ユニットと室外ユニットの夫々の内部
に施すと共に、また両ユニット間の電気配線を施すよう
にしている。
【0003】ところで、図9は、このような必要な電気
配線の例えば室外ユニットにおいてとり行っていた従来
の配線接続の仕方を示す図である。同図において、1は
室外ユニット1Aの本体にして、該本体1内には圧縮
機、熱交換器及び送風装置等が配されている。2は室外
ユニット1Aの本体1内に施した内部配線で、前記圧縮
機の駆動モ−タや前記送風装置のファンモ−タ等を駆動
するための給電線やこれらの駆動制御を行う制御部との
制御用線、また室内ユニットのある部屋の温度情報が入
力したり制御信号を出力したり入出力線など様々な線を
含むものとなっている。3は室外ユニットの側面1bに
取付固定されている接続端子板で、線固定用のネジを設
けた複数の接続端子4を有している。そして、この接続
端子板3の所定の接続端子4に前記内部配線2からの各
リ−ド線がネジにより上端に結線接続されている。6a
及び6bは給電用のコ−ド及び制御用のコ−ドで、前記
接続端子板3の所定の接続端子4と前記ネジにより下端
で接続されることにより、前述の給電線や制御用線及び
入出力線などと結線接続されるようになる。
配線の例えば室外ユニットにおいてとり行っていた従来
の配線接続の仕方を示す図である。同図において、1は
室外ユニット1Aの本体にして、該本体1内には圧縮
機、熱交換器及び送風装置等が配されている。2は室外
ユニット1Aの本体1内に施した内部配線で、前記圧縮
機の駆動モ−タや前記送風装置のファンモ−タ等を駆動
するための給電線やこれらの駆動制御を行う制御部との
制御用線、また室内ユニットのある部屋の温度情報が入
力したり制御信号を出力したり入出力線など様々な線を
含むものとなっている。3は室外ユニットの側面1bに
取付固定されている接続端子板で、線固定用のネジを設
けた複数の接続端子4を有している。そして、この接続
端子板3の所定の接続端子4に前記内部配線2からの各
リ−ド線がネジにより上端に結線接続されている。6a
及び6bは給電用のコ−ド及び制御用のコ−ドで、前記
接続端子板3の所定の接続端子4と前記ネジにより下端
で接続されることにより、前述の給電線や制御用線及び
入出力線などと結線接続されるようになる。
【0004】さて、7aと7bは接続端子板3に接続さ
れる給電用のコ−ド6a及び制御用のコ−ド6bを夫々
固定する樹脂製のコ−ド固定具で、ヒンジで開閉自在と
された樹脂製の2枚の部材8a、8bで形成されると共
に、コ−ド6a、6bを固定する時は、コ−ド取付用の
基板8aに対して前方のコ−ド受け用の凹部のある押さ
板8bを開き、コ−ド6a、6bを横から入れて挾んだ
後、両板8a、8bを挿通する固定ネジ9で室外ユニッ
ト1Aの側面1bにこのコ−ド固定具7a、7bを取付
固定することで、コ−ド6a、6bの固定を行うように
しているものである。
れる給電用のコ−ド6a及び制御用のコ−ド6bを夫々
固定する樹脂製のコ−ド固定具で、ヒンジで開閉自在と
された樹脂製の2枚の部材8a、8bで形成されると共
に、コ−ド6a、6bを固定する時は、コ−ド取付用の
基板8aに対して前方のコ−ド受け用の凹部のある押さ
板8bを開き、コ−ド6a、6bを横から入れて挾んだ
後、両板8a、8bを挿通する固定ネジ9で室外ユニッ
ト1Aの側面1bにこのコ−ド固定具7a、7bを取付
固定することで、コ−ド6a、6bの固定を行うように
しているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のコ−ド固定装置であると、コ−ド固定具の基板と押
さ板は単にヒンジ結合している構造なので、コ−ド固定
の時、図9の左のコ−ド固定具7aに示すようにその押
さえ板8bは基板8aに対し手前に開き、コ−ド6aを
側方から挿入させるという取付方としている。ここで、
コ−ド6aを挿入のし易い真正面方向から行おうとして
押さえ板8bを大きく開くと、隣のコ−ド固定具の押さ
え板が邪魔になるため、その真正面方向からのコ−ド取
付作業をスムーズに進めるには問題があった。
来のコ−ド固定装置であると、コ−ド固定具の基板と押
さ板は単にヒンジ結合している構造なので、コ−ド固定
の時、図9の左のコ−ド固定具7aに示すようにその押
さえ板8bは基板8aに対し手前に開き、コ−ド6aを
側方から挿入させるという取付方としている。ここで、
コ−ド6aを挿入のし易い真正面方向から行おうとして
押さえ板8bを大きく開くと、隣のコ−ド固定具の押さ
え板が邪魔になるため、その真正面方向からのコ−ド取
付作業をスムーズに進めるには問題があった。
【0006】また最近では、室外ユニットは設置スペ−
スを余り取らないように薄型化傾向にあり、しかも一台
の室外ユニットに複数台の室内ユニットが接続されて使
用されるようにもなっており、そのため幅が狭くなった
室外ユニットの本体の側面に数の増えたコ−ドを配線す
ることとなり、コ−ド固定具の取付及びコ−ド固定が益
々困難となってしまうという不具合があっった。
スを余り取らないように薄型化傾向にあり、しかも一台
の室外ユニットに複数台の室内ユニットが接続されて使
用されるようにもなっており、そのため幅が狭くなった
室外ユニットの本体の側面に数の増えたコ−ドを配線す
ることとなり、コ−ド固定具の取付及びコ−ド固定が益
々困難となってしまうという不具合があっった。
【0007】本発明は上述の点に鑑みて成されたもの
で、新しく改良したコ−ド固定具の採用により、側面幅
が小さくなる室外ユニットであっても、コ−ドの固定及
び配線作業を容易に行うことができるようにした空気調
和機を提供することを目的とするものである。
で、新しく改良したコ−ド固定具の採用により、側面幅
が小さくなる室外ユニットであっても、コ−ドの固定及
び配線作業を容易に行うことができるようにした空気調
和機を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、圧縮
機と熱交換器及び該熱交換器と外部空気との熱交換を促
進させる送風装置とを搭載した室外ユニットと、前記圧
縮機及び送風装置への給電および各種制御用の配線を施
した前記室外ユニット内の内部配線と、前記室外ユニッ
トの一方の側面に前記内部配線と接続可能に装備させた
電源コードや複数本の制御用信号コードと、前記各コー
ドを前記内部配線に中継接続するための複数の接続端子
を有して前記一方の側面の上部に設けられている接続端
子板と、この接続端子板の所定の接続端子に接続される
前記各コードを夫々保持固定するために前記一方の側面
に装着した樹脂製のコード固定具とを備え、前記コード
固定具は、前面に前記コードを導く一対の突設されたコ
ード保持片とこのコード保持片間に形成された数条のコ
ード止め用リブとを有したコード受け板と、前面に前記
コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード受け板側の
コード止め用リブに対応する数条のコード止め用リブと
を有したコード押さ板とを有すると共に、これらコード
受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一平面上にあ
り、かつその各コード止め用リブを直角な位置関係に配
置させて連繋させるフレキシブルな連結片とを有したも
のである。
機と熱交換器及び該熱交換器と外部空気との熱交換を促
進させる送風装置とを搭載した室外ユニットと、前記圧
縮機及び送風装置への給電および各種制御用の配線を施
した前記室外ユニット内の内部配線と、前記室外ユニッ
トの一方の側面に前記内部配線と接続可能に装備させた
電源コードや複数本の制御用信号コードと、前記各コー
ドを前記内部配線に中継接続するための複数の接続端子
を有して前記一方の側面の上部に設けられている接続端
子板と、この接続端子板の所定の接続端子に接続される
前記各コードを夫々保持固定するために前記一方の側面
に装着した樹脂製のコード固定具とを備え、前記コード
固定具は、前面に前記コードを導く一対の突設されたコ
ード保持片とこのコード保持片間に形成された数条のコ
ード止め用リブとを有したコード受け板と、前面に前記
コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード受け板側の
コード止め用リブに対応する数条のコード止め用リブと
を有したコード押さ板とを有すると共に、これらコード
受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一平面上にあ
り、かつその各コード止め用リブを直角な位置関係に配
置させて連繋させるフレキシブルな連結片とを有したも
のである。
【0009】また、請求項2の発明は、圧縮機と熱交換
器及び該熱交換器と外部空気との熱交換を促進させる送
風装置とを搭載した室外ユニットと、前記圧縮機及び送
風装置への給電および各種制御用の配線を施した前記室
外ユニット内の内部配線と、前記室外ユニットの一方の
側面に前記内部配線と接続可能に装備させた電源コード
や複数本の制御用信号コードと、前記各コードを前記内
部配線に中継接続するための複数の接続端子を有して、
前記一方の側面の上部に設けられている接続端子板と、
この接続端子板の長さ寸法より短い幅寸法で前記一方の
側面に形成されて前記コードを平行に収容させるコード
収容用凹部と、このコード収容用凹部から引出され前記
接続端子板の所定の接続端子に夫々接続させた前記各コ
ードを保持固定するために前記一方の側面に横方向に配
設した複数の樹脂製のコード固定具とを備え、前記コー
ド固定具は、前面に前記コードを導く一対の突設された
コード保持片とこのコード保持片間に形成された数条の
コード止め用リブとを有したコード受け板と、前面に前
記コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード受け板側
のコード止め用リブに対応する数条のコード止め用リブ
とを有したコード押さ板とを有すると共に、これらコー
ド受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一平面上に
あり、かつその各コード止め用リブを直角な位置関係に
配置させて連繋させるフレキシブルな連結片とを有し、
これら複数のコード固定具がその各コード受け板を収納
凹部と向かい合わせて前記一方の側面に順次横方向に並
べて取付固定されるとき、前記コード収容用凹部の幅域
から外れて取付配置される端位置のコード固定具は、そ
のコード受け板をコード収容用凹部に対して斜めに向か
い合うように傾斜させて設置させ、端のコードを収納凹
部から斜め外向き引き出し状態でコード止め可能とした
ものである。
器及び該熱交換器と外部空気との熱交換を促進させる送
風装置とを搭載した室外ユニットと、前記圧縮機及び送
風装置への給電および各種制御用の配線を施した前記室
外ユニット内の内部配線と、前記室外ユニットの一方の
側面に前記内部配線と接続可能に装備させた電源コード
や複数本の制御用信号コードと、前記各コードを前記内
部配線に中継接続するための複数の接続端子を有して、
前記一方の側面の上部に設けられている接続端子板と、
この接続端子板の長さ寸法より短い幅寸法で前記一方の
側面に形成されて前記コードを平行に収容させるコード
収容用凹部と、このコード収容用凹部から引出され前記
接続端子板の所定の接続端子に夫々接続させた前記各コ
ードを保持固定するために前記一方の側面に横方向に配
設した複数の樹脂製のコード固定具とを備え、前記コー
ド固定具は、前面に前記コードを導く一対の突設された
コード保持片とこのコード保持片間に形成された数条の
コード止め用リブとを有したコード受け板と、前面に前
記コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード受け板側
のコード止め用リブに対応する数条のコード止め用リブ
とを有したコード押さ板とを有すると共に、これらコー
ド受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一平面上に
あり、かつその各コード止め用リブを直角な位置関係に
配置させて連繋させるフレキシブルな連結片とを有し、
これら複数のコード固定具がその各コード受け板を収納
凹部と向かい合わせて前記一方の側面に順次横方向に並
べて取付固定されるとき、前記コード収容用凹部の幅域
から外れて取付配置される端位置のコード固定具は、そ
のコード受け板をコード収容用凹部に対して斜めに向か
い合うように傾斜させて設置させ、端のコードを収納凹
部から斜め外向き引き出し状態でコード止め可能とした
ものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、電源コ−ドや制御信号コ
−ドは、室外ユニットの本体側面に形成したコ−ド収容
用凹部をその装着部として配線され、そして、コ−ド収
容用凹部から導出した各コ−ドの先が接続端子板の所定
端子に中継接続されることで、室外ユニット内の内部配
線と各コ−ドとが電気配線接続される。
−ドは、室外ユニットの本体側面に形成したコ−ド収容
用凹部をその装着部として配線され、そして、コ−ド収
容用凹部から導出した各コ−ドの先が接続端子板の所定
端子に中継接続されることで、室外ユニット内の内部配
線と各コ−ドとが電気配線接続される。
【0011】こうして、接続端子板に結線したコ−ド
は、コ−ド固定具のコ−ド受け板側の一対のコ−ド保持
片の間に入れられて位置決めされる。そして、コ−ド受
け板とフレキシブルな連結片で繋いでいるコ−ド固定具
のもう一方の部材のコ−ド押さえ板を、その挿通孔を介
してコ−ド保持片に挿し通してコ−ド受け板と合体させ
てその間にコ−ドを挾持する。
は、コ−ド固定具のコ−ド受け板側の一対のコ−ド保持
片の間に入れられて位置決めされる。そして、コ−ド受
け板とフレキシブルな連結片で繋いでいるコ−ド固定具
のもう一方の部材のコ−ド押さえ板を、その挿通孔を介
してコ−ド保持片に挿し通してコ−ド受け板と合体させ
てその間にコ−ドを挾持する。
【0012】ここで、コ−ド取付に当たって、コ−ド押
さえ板をコ−ド受け板から離すべくコ−ド保持片から抜
き取ると、コ−ド押さえ板は前述した連結片でもってコ
−ド受け板と直角に開くようになっているので、コ−ド
押さえ板を開いた時、コ−ド受け板の前方にはコードの
挿入を邪魔する部材は何も無く、全面開放されることと
なる。よって、コ−ドを正面方向から挿入して、コ−ド
受け板の1対のコ−ド保持片に一時的に止める作業が簡
単に行えるようになる。
さえ板をコ−ド受け板から離すべくコ−ド保持片から抜
き取ると、コ−ド押さえ板は前述した連結片でもってコ
−ド受け板と直角に開くようになっているので、コ−ド
押さえ板を開いた時、コ−ド受け板の前方にはコードの
挿入を邪魔する部材は何も無く、全面開放されることと
なる。よって、コ−ドを正面方向から挿入して、コ−ド
受け板の1対のコ−ド保持片に一時的に止める作業が簡
単に行えるようになる。
【0013】請求項2の発明では、薄型化により室外ユ
ニットの側面に設けるコード収容用凹部も寸法規制を受
け、その幅が接続端子板の長さより短くなるような場合
がある。その場合にコード収容用凹部の上方に横1列に
水平状態で全てのコード固定具のコード受け板を設置す
るのではなく、コード収容用凹部から遠く離れた端に位
置するコード固定具は、そのコード受け板をコード収容
用凹部に対して斜めに向かい合うように傾斜させて設置
する。
ニットの側面に設けるコード収容用凹部も寸法規制を受
け、その幅が接続端子板の長さより短くなるような場合
がある。その場合にコード収容用凹部の上方に横1列に
水平状態で全てのコード固定具のコード受け板を設置す
るのではなく、コード収容用凹部から遠く離れた端に位
置するコード固定具は、そのコード受け板をコード収容
用凹部に対して斜めに向かい合うように傾斜させて設置
する。
【0014】こうすると、コ−ド収容用凹部の端部に収
容されているコ−ドを斜めに少し曲げる程度で上方へ導
出できるようになり、これに続くところの作業である端
に位置するコ−ド固定具へのコ−ド挾持及び接続端子板
への結線もし易くなる。
容されているコ−ドを斜めに少し曲げる程度で上方へ導
出できるようになり、これに続くところの作業である端
に位置するコ−ド固定具へのコ−ド挾持及び接続端子板
への結線もし易くなる。
【0015】もし、全てのコ−ド固定具を水平設置する
従来仕様であると、端の水平なコ−ド固定具にコ−ドを
取り付けるには、コ−ドをコ−ド収容用凹部から直角に
曲げて引出すことになり、配線作業が困難となるが、本
発明では、コ−ド固定具の工夫した配し方で配線作業の
改善ができるようになる。
従来仕様であると、端の水平なコ−ド固定具にコ−ドを
取り付けるには、コ−ドをコ−ド収容用凹部から直角に
曲げて引出すことになり、配線作業が困難となるが、本
発明では、コ−ド固定具の工夫した配し方で配線作業の
改善ができるようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0017】図1は、本発明の一実施例に係る取付方で
コ−ドの固定を行った空気調和機の一例であるエアコン
の室外ユニットの斜視図である。
コ−ドの固定を行った空気調和機の一例であるエアコン
の室外ユニットの斜視図である。
【0018】同図において、10は室外ユニット本体で
あり、図2に示すように複数(同図においては2台)の
室内ユニット11、11と冷媒配管12、12により接
続されて冷媒回路を形成する。そして、図2において、
13は圧縮機、14はアキュムレ−タ、15は四方弁、
16は室外側熱交換器、17は室外側熱交換器冷却用フ
ァン、18は室内側熱交換器、19は室内側熱交換器冷
却用ファンである。
あり、図2に示すように複数(同図においては2台)の
室内ユニット11、11と冷媒配管12、12により接
続されて冷媒回路を形成する。そして、図2において、
13は圧縮機、14はアキュムレ−タ、15は四方弁、
16は室外側熱交換器、17は室外側熱交換器冷却用フ
ァン、18は室内側熱交換器、19は室内側熱交換器冷
却用ファンである。
【0019】22は前記室外ユニット本体10aの一方
の側面10bに設けた配管部で、各室内ユニット11、
11とつながる冷媒配管12,12を接続する第1バル
ブ23、23と第2バルブ24、24を有している。従
って、例えば冷房運転時圧縮機13から吐出された冷媒
は、図2の矢印で示すように四方弁15を通過した後、
第1バルブ23、23内に流入し、冷媒配管12、12
からを室内ユニット11、11に向かい、そして、室内
ユニットの室内側熱交換器18、18にて熱交換された
冷媒は、冷媒配管12、12から第2バルブ24、24
内に流入した後、室外側熱交換器16、四方弁15を通
って圧縮機15に戻るようになっている。
の側面10bに設けた配管部で、各室内ユニット11、
11とつながる冷媒配管12,12を接続する第1バル
ブ23、23と第2バルブ24、24を有している。従
って、例えば冷房運転時圧縮機13から吐出された冷媒
は、図2の矢印で示すように四方弁15を通過した後、
第1バルブ23、23内に流入し、冷媒配管12、12
からを室内ユニット11、11に向かい、そして、室内
ユニットの室内側熱交換器18、18にて熱交換された
冷媒は、冷媒配管12、12から第2バルブ24、24
内に流入した後、室外側熱交換器16、四方弁15を通
って圧縮機15に戻るようになっている。
【0020】また、図1において、25は吐出口であ
り、室外ユニット10の前面に形成されて、本体の内部
に設けられた室外側熱交換器冷却用ファン17により吸
い込まれて室外側熱交換器16と熱交換させた後の空気
を本体の外部に吐出するためのものである。
り、室外ユニット10の前面に形成されて、本体の内部
に設けられた室外側熱交換器冷却用ファン17により吸
い込まれて室外側熱交換器16と熱交換させた後の空気
を本体の外部に吐出するためのものである。
【0021】26は室外ユニット本体10aの一方の側
面10bに配線されるところの後述する各種のコ−ドを
カバーする配線カバーである。そして、27は図3及び
図4に示すように、この配線カバー26を外すと現われ
る接続端子板で、多数の横に並んだ接続端子28を有し
ていて、前記室外ユニット10の上方の側面10bに取
付固定されている。
面10bに配線されるところの後述する各種のコ−ドを
カバーする配線カバーである。そして、27は図3及び
図4に示すように、この配線カバー26を外すと現われ
る接続端子板で、多数の横に並んだ接続端子28を有し
ていて、前記室外ユニット10の上方の側面10bに取
付固定されている。
【0022】30は室外ユニット本体10a内に配線し
た内部配線で、圧縮機13の駆動モ−タや送風装置すな
わち室外側熱交換器冷却用ファン17のファンモ−タに
つながれたり、室外ユニット本体10a内に設けた電装
部に取り付けているコンデンサ−31等、各種の電気部
品につながれている複数のリ−ド線を有し、そして、こ
のリ−ド線が前記接続端子板27の夫々の所定の接続端
子28にネジ29aによって配線接続されている。
た内部配線で、圧縮機13の駆動モ−タや送風装置すな
わち室外側熱交換器冷却用ファン17のファンモ−タに
つながれたり、室外ユニット本体10a内に設けた電装
部に取り付けているコンデンサ−31等、各種の電気部
品につながれている複数のリ−ド線を有し、そして、こ
のリ−ド線が前記接続端子板27の夫々の所定の接続端
子28にネジ29aによって配線接続されている。
【0023】33は室外ユニット本体の上方の側面10
bに沿うように装着させた電源コ−ドであり、また34
は同じく室外ユニットの側面10bに装着させた複数本
の制御信号コ−ドであり、前記電源コ−ド33と複数本
の制御用信号コ−ド34は、夫々前記接続端子板27の
所定の接続端子28の下部にネジ29bによって配線接
続される。
bに沿うように装着させた電源コ−ドであり、また34
は同じく室外ユニットの側面10bに装着させた複数本
の制御信号コ−ドであり、前記電源コ−ド33と複数本
の制御用信号コ−ド34は、夫々前記接続端子板27の
所定の接続端子28の下部にネジ29bによって配線接
続される。
【0024】35は前記電源コ−ド33及び複数本の制
御用信号コ−ド34を平行させて一緒に収容させるよう
に室外ユニット本体の側面10bに形成したコ−ド収容
用凹部で、前記接続端子板27の長さLより短い幅Wで
形成されている。
御用信号コ−ド34を平行させて一緒に収容させるよう
に室外ユニット本体の側面10bに形成したコ−ド収容
用凹部で、前記接続端子板27の長さLより短い幅Wで
形成されている。
【0025】37はコ−ド固定具にして、室外ユニット
本体の上方の側面10bにおいて、前記接続端子板27
と前記コ−ド収容用凹部35との間の位置で取り付けら
れている。
本体の上方の側面10bにおいて、前記接続端子板27
と前記コ−ド収容用凹部35との間の位置で取り付けら
れている。
【0026】前記コ−ド固定具37は、図5等に示すよ
うに、樹脂にて形成された2つの部材38、39が細い
線材状のフレキシブルな樹脂製の連結片40で繋がれた
構造物で、一方の部材であるコ−ド受け板38には、間
に前記コ−ド33、34を挿入係止させる一対のコ−ド
保持片41、41が突設されていると共に、このコ−ド
保持片41、41が突設されている前面側に数条のコ−
ド止め用リブ42が形成されたものとなっている。さら
にこのコ−ド受け板38は、上下に設けた一対の後方に
突設した取付爪53、53と、コ−ド保持片41、41
の夫々外側に形成したネジ取付孔43、43とを有す
る。
うに、樹脂にて形成された2つの部材38、39が細い
線材状のフレキシブルな樹脂製の連結片40で繋がれた
構造物で、一方の部材であるコ−ド受け板38には、間
に前記コ−ド33、34を挿入係止させる一対のコ−ド
保持片41、41が突設されていると共に、このコ−ド
保持片41、41が突設されている前面側に数条のコ−
ド止め用リブ42が形成されたものとなっている。さら
にこのコ−ド受け板38は、上下に設けた一対の後方に
突設した取付爪53、53と、コ−ド保持片41、41
の夫々外側に形成したネジ取付孔43、43とを有す
る。
【0027】一方、他方の部材であるコ−ド押さえ板3
9には前記コ−ド保持片41、41に差し込まれる一対
の挿通孔44、44が形成されると共に、コ−ド受け板
38との合わせ面側に数条のコ−ド止め用リブ45が形
設されている。そして、このコ−ド押さえ板39のコ−
ド止め用リブ45と前記コ−ド受け板38のコ−ド止め
用リブ42とは、図7に示すように合わせた時、互いに
喰い違うような位置間隔で形成されている。
9には前記コ−ド保持片41、41に差し込まれる一対
の挿通孔44、44が形成されると共に、コ−ド受け板
38との合わせ面側に数条のコ−ド止め用リブ45が形
設されている。そして、このコ−ド押さえ板39のコ−
ド止め用リブ45と前記コ−ド受け板38のコ−ド止め
用リブ42とは、図7に示すように合わせた時、互いに
喰い違うような位置間隔で形成されている。
【0028】また、コ−ド押さえ板39には、前記ネジ
取付孔43、43と対応してネジ挿通孔46、46が設
けられていると共に、ネジ挿通孔46、46の裏方向
に、コ−ド受け板38との間に少しの空隙を確保させる
ために短い高さでネジ挿通用筒部46b、46bを突設
させている。ここで、この空隙はコ−ドを傷付けないで
挾持固定するのに役立つものとなっている。
取付孔43、43と対応してネジ挿通孔46、46が設
けられていると共に、ネジ挿通孔46、46の裏方向
に、コ−ド受け板38との間に少しの空隙を確保させる
ために短い高さでネジ挿通用筒部46b、46bを突設
させている。ここで、この空隙はコ−ドを傷付けないで
挾持固定するのに役立つものとなっている。
【0029】ここで、コ−ド受け板38とコ−ド押さえ
板39の端部同士を繋いでいる前記連結片40は、コ−
ド押さえ板39の挿通孔44、44をコ−ド受け板38
の突設しているコ−ド保持片41、41に余裕をもって
差し込めるような長さを有するものにすると共に、差し
込んでコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とが合わ
さった時は、連結片40はUの字状に湾曲するように変
形し、またコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とが
開く時は、図4、図5更に図6に示すように直角に折れ
曲がった形に変形するものとなっている。そして、この
ようにコ−ドを挾持しない開かれた状態の時、コード固
定具37は、そのコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板3
9とが、連結片40でもって、互いの前面が同一平面上
にあり且つコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とは
重ならない直角な位置で開くような関係にされている。
板39の端部同士を繋いでいる前記連結片40は、コ−
ド押さえ板39の挿通孔44、44をコ−ド受け板38
の突設しているコ−ド保持片41、41に余裕をもって
差し込めるような長さを有するものにすると共に、差し
込んでコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とが合わ
さった時は、連結片40はUの字状に湾曲するように変
形し、またコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とが
開く時は、図4、図5更に図6に示すように直角に折れ
曲がった形に変形するものとなっている。そして、この
ようにコ−ドを挾持しない開かれた状態の時、コード固
定具37は、そのコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板3
9とが、連結片40でもって、互いの前面が同一平面上
にあり且つコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とは
重ならない直角な位置で開くような関係にされている。
【0030】ところで、コ−ド固定具37の装着される
室外ユニットの本体側面10bには、コ−ド固定具37
の一方の部材であるコ−ド受け板38の取付爪53、5
3を係止する係止孔が複数設けられており、よって、取
付爪53、53をこの係止孔に弾性的に係止すること
で、簡単にコ−ド固定具37を室外ユニットの本体側面
10bへ仮装着ができる。
室外ユニットの本体側面10bには、コ−ド固定具37
の一方の部材であるコ−ド受け板38の取付爪53、5
3を係止する係止孔が複数設けられており、よって、取
付爪53、53をこの係止孔に弾性的に係止すること
で、簡単にコ−ド固定具37を室外ユニットの本体側面
10bへ仮装着ができる。
【0031】そして、仮装着したコ−ド固定具37は、
コ−ド受け板38と、このコ−ド受け板38のコ−ド保
持片41、41に差し通されるコ−ド押さえ板39とを
2本の取付ネジ48、48で一体に締め付けることによ
り、その間にコ−ド33、34を挾持して室外ユニット
の本体側面10bに取付固定することができる。
コ−ド受け板38と、このコ−ド受け板38のコ−ド保
持片41、41に差し通されるコ−ド押さえ板39とを
2本の取付ネジ48、48で一体に締め付けることによ
り、その間にコ−ド33、34を挾持して室外ユニット
の本体側面10bに取付固定することができる。
【0032】ところで、このようなフレキシブルな連結
片40でコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とがつ
ながれた構造のコ−ド固定具37であると、コ−ド3
3、34を取り付けようとして、コ−ド押さえ板39を
開くと、フレキシブルな連結片40が直角に曲がり、コ
−ド押さえ板39はコ−ド受け板38とは重ならないで
直角な位置関係に開くようになる。
片40でコ−ド受け板38とコ−ド押さえ板39とがつ
ながれた構造のコ−ド固定具37であると、コ−ド3
3、34を取り付けようとして、コ−ド押さえ板39を
開くと、フレキシブルな連結片40が直角に曲がり、コ
−ド押さえ板39はコ−ド受け板38とは重ならないで
直角な位置関係に開くようになる。
【0033】この結果、コ−ド押さえ板39はコ−ド挿
入路50から完全に外へ逃げた状態に開かれるので、コ
−ド33、34を従来のように横からではなく、コ−ド
保持片41、41の間に正面方向から挿入できるように
なり、コ−ドの固定が容易になる。
入路50から完全に外へ逃げた状態に開かれるので、コ
−ド33、34を従来のように横からではなく、コ−ド
保持片41、41の間に正面方向から挿入できるように
なり、コ−ドの固定が容易になる。
【0034】また、コ−ド受け板38とコ−ド押さえ板
39とが直角な位置関係に開くものであると、図4、図
6に示すようにコ−ド押さえ板39は隣のコ−ド固定具
37のコ−ド受け板38にぶつからずに開き、しかも、
隣のコ−ド固定具37のコ−ド挿入路50内に入り込む
ように開いても、互いに隣のコ−ドの挿入には何ら支障
とならないように開かせることができる。
39とが直角な位置関係に開くものであると、図4、図
6に示すようにコ−ド押さえ板39は隣のコ−ド固定具
37のコ−ド受け板38にぶつからずに開き、しかも、
隣のコ−ド固定具37のコ−ド挿入路50内に入り込む
ように開いても、互いに隣のコ−ドの挿入には何ら支障
とならないように開かせることができる。
【0035】このため、コ−ド固定具37はそのコ−ド
受け板38を互いに接近させて並設することが可能とな
り、室外ユニットが薄型化し、幅の狭い側面になっても
そこに複数箇のコ−ド固定具37を確実に横方向に並べ
て設置することができるようになる。
受け板38を互いに接近させて並設することが可能とな
り、室外ユニットが薄型化し、幅の狭い側面になっても
そこに複数箇のコ−ド固定具37を確実に横方向に並べ
て設置することができるようになる。
【0036】もし、従来のヒンジでつながれたコ−ド固
定具7a、7bでもって、正面方向からのコ−ド挿入を
させようとすると、開いたコ−ド押さえ板8aが隣のコ
−ド固定具のコ−ド受け板8bに当たらず、隣のコ−ド
の支障物にならないようにする必要があり、そうすると
隣接するコ−ド受け板8a、8a同士の間を十分に取っ
て、コ−ド固定具7a、7bを互いに離して取り付ける
こととなって、室外ユニットの薄くなった側面には少な
い数のコ−ド固定具6a、6bの設置しかできなくな
り、複数台の室内ユニットを接続して運転するようなシ
ステムには不向きなものになるのであるが、本発明の改
良したコ−ド固定具37で薄型化した室外ユニットにも
多数本のコ−ドを配線装着できるようになる。
定具7a、7bでもって、正面方向からのコ−ド挿入を
させようとすると、開いたコ−ド押さえ板8aが隣のコ
−ド固定具のコ−ド受け板8bに当たらず、隣のコ−ド
の支障物にならないようにする必要があり、そうすると
隣接するコ−ド受け板8a、8a同士の間を十分に取っ
て、コ−ド固定具7a、7bを互いに離して取り付ける
こととなって、室外ユニットの薄くなった側面には少な
い数のコ−ド固定具6a、6bの設置しかできなくな
り、複数台の室内ユニットを接続して運転するようなシ
ステムには不向きなものになるのであるが、本発明の改
良したコ−ド固定具37で薄型化した室外ユニットにも
多数本のコ−ドを配線装着できるようになる。
【0037】ところで、コ−ド収容用凹部35はその幅
Wを、接続端子板27の長さL寸法より短くしたものと
して形成されている。従って、右の2つのコ−ド34、
34のようにコ−ドを接続端子板27に接続し易い真っ
直な状態で配線させるべく、全てのコ−ド固定具37を
室外ユニットの本体側面10bに整然と横方向に並べる
と、端部、この場合では左端のコ−ド固定具37Aがコ
−ド収容用凹部35から遠く外れた位置になる。する
と、この左端に取り付けたコ−ド固定具37Aにコ−ド
を真っ直ぐに挿し込むには、例えば図8に示すコ−ド3
3Bように、コ−ド収容用凹部35から出たコ−ドを直
角に曲げるようにしなければならなくなる。
Wを、接続端子板27の長さL寸法より短くしたものと
して形成されている。従って、右の2つのコ−ド34、
34のようにコ−ドを接続端子板27に接続し易い真っ
直な状態で配線させるべく、全てのコ−ド固定具37を
室外ユニットの本体側面10bに整然と横方向に並べる
と、端部、この場合では左端のコ−ド固定具37Aがコ
−ド収容用凹部35から遠く外れた位置になる。する
と、この左端に取り付けたコ−ド固定具37Aにコ−ド
を真っ直ぐに挿し込むには、例えば図8に示すコ−ド3
3Bように、コ−ド収容用凹部35から出たコ−ドを直
角に曲げるようにしなければならなくなる。
【0038】このような曲げ作業は大変であると共に、
一般にコ−ド収容用凹部35にはコ−ド間の電気的な相
互干渉の影響を抑えるために、電源コ−ド33と制御ラ
インコ−ド34は分けて入れようにしており、そのた
め、たとえば左端に制御ラインコ−ド34よりも太い線
の電源コ−ド33が配線されるようになり、余計に電源
コ−ド33の接続に苦労することになる。
一般にコ−ド収容用凹部35にはコ−ド間の電気的な相
互干渉の影響を抑えるために、電源コ−ド33と制御ラ
インコ−ド34は分けて入れようにしており、そのた
め、たとえば左端に制御ラインコ−ド34よりも太い線
の電源コ−ド33が配線されるようになり、余計に電源
コ−ド33の接続に苦労することになる。
【0039】そこで、図4に示すようにコ−ド収容用凹
部35から外れた左端のコ−ド固定具37Aを、コ−ド
収容用凹部35に向いた傾斜した格好で取り付けるよう
にする。こうすると、電源コ−ド33は図4に示すよう
に、コ−ド固定具37Aに導く時、直角でなく、少し斜
めに曲げれば良いので、その程度の曲げなら電源コ−ド
33が太くても造作もなく行え、そしてコ−ド固定具3
7Aで挾持した後の電源コ−ド33の接続端子板27の
接続端子29bへの配線接続も容易に行えるようにな
る。
部35から外れた左端のコ−ド固定具37Aを、コ−ド
収容用凹部35に向いた傾斜した格好で取り付けるよう
にする。こうすると、電源コ−ド33は図4に示すよう
に、コ−ド固定具37Aに導く時、直角でなく、少し斜
めに曲げれば良いので、その程度の曲げなら電源コ−ド
33が太くても造作もなく行え、そしてコ−ド固定具3
7Aで挾持した後の電源コ−ド33の接続端子板27の
接続端子29bへの配線接続も容易に行えるようにな
る。
【0040】このように、接続端子板27の長さLより
幅Wが狭くなっているコ−ド収容用凹部35であって
も、コ−ド固定具37の工夫した設置により、複数本の
コ−ドを接続端子板27と接続がやり易いほぼ真っ直な
状態にして引出すことができるようになる。
幅Wが狭くなっているコ−ド収容用凹部35であって
も、コ−ド固定具37の工夫した設置により、複数本の
コ−ドを接続端子板27と接続がやり易いほぼ真っ直な
状態にして引出すことができるようになる。
【0041】また、各コ−ド固定具37の間に挾まった
各種コ−ド33、34は、コ−ド受け板38とコ−ド押
さえ板39のコ−ド止め用リブ42、45でその絶縁被
覆部をしっかりと押さえられて、抜けないように保持さ
れる。
各種コ−ド33、34は、コ−ド受け板38とコ−ド押
さえ板39のコ−ド止め用リブ42、45でその絶縁被
覆部をしっかりと押さえられて、抜けないように保持さ
れる。
【0042】さらにまた、コ−ド受け板38とコ−ド押
さえ板39とは全面密着するのではなく、ネジ挿通用筒
部46b、46bでその間に少しの空隙を持って合わせ
ているので、コ−ド33、34をコ−ド固定具37に挿
通する際に、コ−ド33、34がコ−ド止め用リブ4
2、45以外の個所で挾まれるようなことがあっても、
コ−ド33、34を強く噛ませないようにできるので内
部のリ−ド線の破損が防止される。
さえ板39とは全面密着するのではなく、ネジ挿通用筒
部46b、46bでその間に少しの空隙を持って合わせ
ているので、コ−ド33、34をコ−ド固定具37に挿
通する際に、コ−ド33、34がコ−ド止め用リブ4
2、45以外の個所で挾まれるようなことがあっても、
コ−ド33、34を強く噛ませないようにできるので内
部のリ−ド線の破損が防止される。
【0043】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
コード受け板側から突設している1対のコード保持片に
コード押さえ板を差し通して、コード保持片の間に入れ
たコードを、コード受け板とコード押さえ板の互い前面
に設けたコード止め用リブにより挾持すると共に、コー
ド受け板とコード押さえ板とがフレキシブルな連結片で
その互いの前面が同一平面上にあり、且つ互いのコード
止め用リブが直角な位置関係で開くように繋がれた構造
のコード固定具を用いて、室外ユニットの側面にコード
を配線固定するものであるから、コード固定に際し、コ
ード押さえ板を開くとコード受け板から完全に逃げ、コ
ードを難なく正面からコード保持片間に差し入れること
ができ、コードの固定作業が捗る。
コード受け板側から突設している1対のコード保持片に
コード押さえ板を差し通して、コード保持片の間に入れ
たコードを、コード受け板とコード押さえ板の互い前面
に設けたコード止め用リブにより挾持すると共に、コー
ド受け板とコード押さえ板とがフレキシブルな連結片で
その互いの前面が同一平面上にあり、且つ互いのコード
止め用リブが直角な位置関係で開くように繋がれた構造
のコード固定具を用いて、室外ユニットの側面にコード
を配線固定するものであるから、コード固定に際し、コ
ード押さえ板を開くとコード受け板から完全に逃げ、コ
ードを難なく正面からコード保持片間に差し入れること
ができ、コードの固定作業が捗る。
【0044】またこのような互いの前面が同一平面とな
って開き且つ重ならない直角な位置関係でコ−ド受け板
とコ−ド押さえ板が開くコ−ド固定具であると、コ−ド
固定具を近接して横方向に並ぶように配しても、コ−ド
押さえ板は隣接するコ−ド固定具のコ−ド挿入路を邪魔
しないように開かれるので、コ−ド押さえ板の取り付け
る順番等の規制も受けず、コ−ド固定が自在にできて便
利である。
って開き且つ重ならない直角な位置関係でコ−ド受け板
とコ−ド押さえ板が開くコ−ド固定具であると、コ−ド
固定具を近接して横方向に並ぶように配しても、コ−ド
押さえ板は隣接するコ−ド固定具のコ−ド挿入路を邪魔
しないように開かれるので、コ−ド押さえ板の取り付け
る順番等の規制も受けず、コ−ド固定が自在にできて便
利である。
【0045】そして、請求項2の発明によれば、接続端
子板の長さに比して、短い幅のコード収容用凹部から引
出したコードをコード固定具で保持固定する際、各コー
ドに対応して並ぶ複数のコード固定具のうち、コード収
容用凹部から外れた遠い端のコード固定具をそのコード
受け板がコード収容用凹部に斜めに向かい合うように傾
斜させて取り付けるようにしたので、コード収容用凹部
の端からコードを斜めに導出すれば端のコード固定具に
保持して接続端子板に格別の困難性も伴わず配線接続で
きる。
子板の長さに比して、短い幅のコード収容用凹部から引
出したコードをコード固定具で保持固定する際、各コー
ドに対応して並ぶ複数のコード固定具のうち、コード収
容用凹部から外れた遠い端のコード固定具をそのコード
受け板がコード収容用凹部に斜めに向かい合うように傾
斜させて取り付けるようにしたので、コード収容用凹部
の端からコードを斜めに導出すれば端のコード固定具に
保持して接続端子板に格別の困難性も伴わず配線接続で
きる。
【0046】従って、薄型化される空気調和機に対して
も、コ−ドを室外ユニットの狭くなった本体側面に確実
に配線装備でき、万全に対応できるようになる。
も、コ−ドを室外ユニットの狭くなった本体側面に確実
に配線装備でき、万全に対応できるようになる。
【図1】本発明に係る空気調和機の室外ユニットの斜視
図。
図。
【図2】上記空気調和機の冷媒回路図。
【図3】接続端子板を介してのコ−ド配線の様相を示す
室外ユニットの斜視図。
室外ユニットの斜視図。
【図4】接続端子板へのコ−ド配線及びコ−ド固定の様
相を示す室外ユニットの要部側面図。
相を示す室外ユニットの要部側面図。
【図5】コ−ド固定具の斜視図。
【図6】コ−ド受け板とコ−ド押さえ板との開いた状態
のコ−ド固定具の平面図。
のコ−ド固定具の平面図。
【図7】コ−ド受け板とコ−ド押さえ板とを閉じた時に
互いのコ−ド止め用リブが喰い違う様相を説明するコ−
ド固定具の断面図。
互いのコ−ド止め用リブが喰い違う様相を説明するコ−
ド固定具の断面図。
【図8】横一列に並べたコ−ド固定具の場合のコ−ドを
強く曲げての取付となる問題を説明する配線状態図。
強く曲げての取付となる問題を説明する配線状態図。
【図9】従来のコ−ド固定具によるコ−ド配線の様相を
示す室外ユニットの要部斜視図。
示す室外ユニットの要部斜視図。
10 室外ユニット 27 接続端子板 30 内部配線 33、34 コ−ド 35 コ−ド収容用凹部 37 コ−ド固定具 38 コ−ド受け板 39 コ−ド押さえ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 犬塚 正人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 高山 英之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 大野 景子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−50574(JP,A) 特開 平5−196286(JP,A) 実開 昭59−52686(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】 圧縮機と熱交換器及び該熱交換器と外部
空気との熱交換を促進させる送風装置とを搭載した室外
ユニットと、前記圧縮機及び送風装置への給電および各
種制御用の配線を施した前記室外ユニット内の内部配線
と、前記室外ユニットの一方の側面に前記内部配線と接
続可能に装備させた電源コードや複数本の制御用信号コ
ードと、前記各コードを前記内部配線に中継接続するた
めの複数の接続端子を有して前記一方の側面の上部に設
けられている接続端子板と、この接続端子板の所定の接
続端子に接続される前記各コードを夫々保持固定するた
めに前記一方の側面に装着した樹脂製のコード固定具と
を備え、 前記コード固定具は、前面に前記コードを導く一対の突
設されたコード保持片とこのコード保持片間に形成され
た数条のコード止め用リブとを有したコード受け板と、
前面に前記コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード
受け板側のコード止め用リブに対応する数条のコード止
め用リブとを有したコード押さ板とを有すると共に、こ
れらコード受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一
平面上にあり、かつその各コード止め用リブを直角な位
置関係に配置させて連繋させるフレキシブルな連結片と
を有することを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 圧縮機と熱交換器及び該熱交換器と外部
空気との熱交換を促進させる送風装置とを搭載した室外
ユニットと、前記圧縮機及び送風装置への給電および各
種制御用の配線を施した前記室外ユニット内の内部配線
と、前記室外ユニットの一方の側面に前記内部配線と接
続可能に装備させた電源コードや複数本の制御用信号コ
ードと、前記各コードを前記内部配線に中継接続するた
めの複数の接続端子を有して、前記一方の側面の上部に
設けられている接続端子板と、この接続端子板の長さ寸
法より短い幅寸法で前記一方の側面に形成されて前記コ
ードを平行に収容させるコード収容用凹部と、このコー
ド収容用凹部から引出され前記接続端子板の所定の接続
端子に夫々接続させた前記各コードを保持固定するため
に前記一方の側面に横方向に配設した複数の樹脂製のコ
ード固定具とを備え、 前記コード固定具は、前面に前記コードを導く一対の突
設されたコード保持片とこのコード保持片間に形成され
た数条のコード止め用リブとを有したコード受 け板と、
前面に前記コードが挿通する一対の挿通孔と前記コード
受け板側のコード止め用リブに対応する数条のコード止
め用リブとを有したコード押さ板とを有すると共に、こ
れらコード受け板とコード押さ板とを互いの前面が同一
平面上にあり、かつその各コード止め用リブを直角な位
置関係に配置させて連繋させるフレキシブルな連結片と
を有し、これら複数のコード固定具がその各コード受け
板を収納凹部と向かい合わせて前記一方の側面に順次横
方向に並べて取付固定されるとき、前記コード収容用凹
部の幅域から外れて取付配置される端位置のコード固定
具は、そのコード受け板をコード収容用凹部に対して斜
めに向かい合うように傾斜させて設置させ、端のコード
を収納凹部から斜め外向き引き出し状態でコード止め可
能としたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08765495A JP3213506B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08765495A JP3213506B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08261509A JPH08261509A (ja) | 1996-10-11 |
JP3213506B2 true JP3213506B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=13920955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08765495A Expired - Fee Related JP3213506B2 (ja) | 1995-03-22 | 1995-03-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213506B2 (ja) |
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