JP2002106887A - 空気調和装置の室外機 - Google Patents

空気調和装置の室外機

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JP2002106887A
JP2002106887A JP2000303107A JP2000303107A JP2002106887A JP 2002106887 A JP2002106887 A JP 2002106887A JP 2000303107 A JP2000303107 A JP 2000303107A JP 2000303107 A JP2000303107 A JP 2000303107A JP 2002106887 A JP2002106887 A JP 2002106887A
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JP
Japan
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casing
board
switch
outdoor unit
auxiliary
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JP2000303107A
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English (en)
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Seiya Kira
誠也 吉良
Shigehiko Matsuoka
滋彦 松岡
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F1/00Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
    • F24F1/06Separate outdoor units, e.g. outdoor unit to be linked to a separate room comprising a compressor and a heat exchanger
    • F24F1/20Electric components for separate outdoor units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/20Casings or covers
    • F24F2013/207Casings or covers with control knobs; Mounting controlling members or control units therein

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置の室外機(1) を設置する際に、
ディップスイッチ(14)等のスイッチ操作部の切り替えや
設定を簡単に行えるようにして作業性を高め、作業工数
の削減も可能にする。 【解決手段】 スイッチボックス(10)のプリント基板(1
1)をメイン基板(12)と補助基板(13)に分離する。そし
て、補助基板(13)にディップスイッチ(14)等を設け、デ
ィップスイッチ(14)等を操作しやすい向きに配置できる
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の室
外機に関し、特に、スイッチボックスに設けられるプリ
ント基板の構成に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置の室外機は、例
えば特開2000−161716号公報に記載されてい
るように、直方体形状のケーシング内が、水平方向に隣
り合った2つの空間に分けられている。そして、一方の
空間には熱交換器とファンなどが配置され、この空間が
熱交換スペースに構成されている。また、他方の空間に
は、圧縮機や冷媒配管、さらには冷媒配管に接続される
制御機器などの各種の部品が配置され、この空間が機械
室に構成されている。この機械室に配置される部品に
は、室内機への連絡配管を接続するための閉鎖弁も含ま
れている。
【0003】一方、空気調和装置の室外機には、上記公
報にも記載されているように、例えばケーシング内の上
部にスイッチボックスが配置されている。このスイッチ
ボックスには、各種の電子部品が装着されたプリント基
板が固定され、該プリント基板にはケーシング内の各機
器が接続されている。そして、このようにスイッチボッ
クスをケーシングの上部に配置する場合には、プリント
基板は一般にケーシングの天板とほぼ平行になるような
状態で設置されている。
【0004】ところで、室外機を設置または移設する際
には、機械室の閉鎖弁に連絡配管を接続する作業を行う
とともに、その連絡配管の長さをプリント基板上で設定
する作業を行う場合がある。このような場合、プリント
基板には一般にディップスイッチが設けられ、このディ
ップスイッチを適宜切り換えることで連絡配管の長さを
設定するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記室外機で
は、プリント基板がケーシング内の空間の上部に天板と
平行に設けられているために、ディップスイッチを切り
換えようとするとケーシングから天板を外す作業が必要
となる。しかし、ケーシングの天板は複数個のボルトで
ケーシングの上端にしっかりと固定されており、着脱作
業は容易ではない。また、設置状況によって室外機の上
方に十分な作業スペースがないような場合には、天板を
外しても作業が行いにくいこともある。このように、従
来はプリント基板の位置に合わせてケーシングの一部
(上述の例では天板)を着脱しないとディップスイッチ
を操作できないため、据え付け時の作業性に問題のある
場合があった。
【0006】さらに、上述の例で室外機を設置したり移
設したりする場合には、閉鎖弁への配管接続をケーシン
グの側方から行うのに対して、ディップスイッチの設定
と、そのために天板を着脱する作業をケーシングの上方
から行うため、作業の方向性が別々になり、作業工数が
多くなってしまう。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みて創案
されたものであり、その目的とするところは、空気調和
装置の室外機を設置または移設する際に、ディップスイ
ッチ等のスイッチ操作部の切り替えや設定を簡単に行え
るようにして作業性を高め、かつ作業工数の削減も可能
にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチボッ
クスのプリント基板をメイン基板と補助基板に分離して
ディップスイッチ等のスイッチ操作部を補助基板に設
け、この補助基板を自由な向きに配置できるようにした
ものである。
【0009】具体的に、本発明が講じた解決手段は、プ
リント基板(11)が固定されたスイッチボックス(10)をケ
ーシング(2) 内に有する空気調和装置の室外機を前提と
している。そして、この空気調和装置の室外機では、該
プリント基板(11)が、メイン基板(12)と、該メイン基板
(12)から分離された補助基板(13)とから構成され、補助
基板(13)に、スイッチ操作部(14,16) が設けられてい
る。
【0010】この構成においては、補助基板(13)を、メ
イン基板(12)と異なる向きに配置することができる。し
たがって、メイン基板(12)が天板(23)の近傍などの操作
性の悪い位置に配置されていても、補助基板(13)はスイ
ッチ操作部(14,16) の操作性を考えた向きに配置するこ
とができ、それにより操作性を改善できる。
【0011】また、上記構成においては、補助基板(13)
のスイッチ操作部(14,16) にディップスイッチ(14)を用
いることができる。ディップスイッチ(14)を用いること
により、連絡配管(9a,9b) の長さの設定などを簡単に行
うことができる。
【0012】また、上記構成においては、メイン基板(1
2)がケーシング(2) 内の上部に該ケーシング(2) の天板
(23)と略平行に配置されている場合に、補助基板(13)を
ケーシング(2) の側板(24c) と略平行に配置することが
できる。このように構成すれば、補助基板(13)のスイッ
チ操作部(14,16) は、ケーシング(2) の側板(24c) の方
向から操作することができる。
【0013】また、上記構成においては、ケーシング
(2) 内に、ほぼ水平方向に互いに隣り合って配置された
2つの空間(2a,2b) を形成して、これらの空間(2a,2b)
の一方を熱交換スペース(2a)に、他方を機械室(2b)に構
成するとともに、上記補助基板(13)を、ケーシング(2)
の機械室(2b)側の側板(24c) と略平行に配置することが
できる。このように構成すれば、補助基板(13)のスイッ
チ操作部(14,16) は、ケーシング(2) の機械室(2b)側よ
り操作することができる。また、機械室(2b)には閉鎖弁
(8a,8b) が設けられるので、据え付け時には、この閉鎖
弁(8a,8b) への連絡配管(9a,9b) の接続とスイッチ操作
部(14,16) の操作を一緒に行うことができる。
【0014】また、上記構成において、ケーシング(2)
は、機械室(2b)側の側板(24c) の少なくとも一部が開口
した構成として、その開口部分を覆うように該ケーシン
グ(2) に着脱可能に構成されたカバー部材(25)を設ける
ことができる。このように構成すると、補助基板(13)の
スイッチ操作部(14,16) は、機械室(2b)側の側板(24c)
の開口部分を覆うカバー部材(25)を外すことにより、閉
鎖弁(8a,8b) を操作するときに一緒に操作することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】上記解決手段によれば、プリント基板(1
1)をメイン基板(12)と補助基板(13)とから構成している
ので、補助基板(13)をメイン基板(12)とは異なる向きに
配置することができ、そうすることによって、補助基板
(13)に設けられるディップスイッチなどのスイッチ操作
部(14,16) を操作しやすい向きに自由に配置することが
できる。したがって、スイッチ操作部(14,16) を操作す
る際の作業性を高めることができる。
【0016】また、メイン基板(12)をケーシング(2) 内
の上部にケーシング(2) の天板(23)とほぼ平行に配置し
て、補助基板(13)をケーシング(2) の側板(24c) とほぼ
平行に配置すると、スイッチ操作部(14,16) をこの側板
(24c) 側から操作できるので、ケーシング(2) の上方か
らではスイッチ操作部(14,16) を操作しにくい場合に、
操作性を改善できるようになる。
【0017】また、補助基板(13)をケーシング(2) の機
械室(2b)側の側板(24c) とほぼ平行に配置すると、機械
室(2b)に閉鎖弁(8a,8b) が設けられることから、閉鎖弁
(8a,8b) への連絡配管(9a,9b) の接続時に、同時にスイ
ッチ操作部(14,16) の操作も行うことが可能となり、作
業を非常に容易にすることができる。そして、このよう
にすれば、作業工数の削減が可能となり、コストダウン
も可能となる。
【0018】また、機械室(2b)側の側板(24c) の開口部
にカバー部材(25)を設けて、このカバー部材(25)をケー
シング(2) に着脱可能な構成にすると、ケーシング(2)
の天板(23)を外す場合に比べてカバー部材(25)の着脱を
容易に行えるようにすることができるので、補助基板(1
3)に設けたスイッチ操作部(14,16) の操作性をより一層
高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。本実施形態は、セパレート型
の空気調和装置の室外機(1) に関するものである。
【0020】図1及び図2は、それぞれ、室外機(1) 内
の概略の機器配置を示す正面図及び平面図である。図示
するように、この室外機(1) は、輪郭を示したケーシン
グ(2) 内に、室外熱交換器(3) 、送風機(4) 、圧縮機
(5) 、電動膨張弁(6) 、レシーバ(7) 、及び閉鎖弁(ガ
ス側閉鎖弁(8a)及び液側閉鎖弁(8b))等の機器が配置さ
れている。
【0021】室外熱交換器(3) は、詳細構造は示してい
ないがクロスフィンコイル型の熱交換器であり、平面視
形状がほぼL字形に形成され、ケーシング(2) に固定さ
れている。上記送風機(4) は、ファンモータ取付台(41)
に固定されたファンモータ(42)と、ファンモータ(42)の
出力軸に固定されたプロペラファン(43)とから構成さ
れ、ファンモータ取付台(41)は、図において室外熱交換
機(3) の前面側中央部に固定されている。
【0022】上記室外熱交換器(3) の右側の端部にはい
わゆるチャンネル形状に形成された管板(31)が固定さ
れ、鉛直上下方向に沿って延在している。この管板(31)
には仕切板(21)が固定されている。そして、この仕切板
(21)がケーシング(2) の前面と連結されて、該ケーシン
グ(2) の内部が水平方向に隣接する大小2つの空間(2a,
2b) に仕切られている。
【0023】上記室外熱交換器(3) と送風機(4) は、図
において仕切板(21)の左側の大きい方の空間(2a)に配設
され、この空間(2a)が、室外熱交換器(3) の伝熱管内を
流れる冷媒と室外空気との熱交換スペースとなってい
る。また、上記圧縮機(5) 、電動膨張弁(6) 、レシーバ
(7) 、及び閉鎖弁(8a,8b) 等の機器は、仕切板(21)の右
側の小さい方の空間(2b)に配設されており、この空間(2
b)が機械室に構成されている。
【0024】上記圧縮機(5) やレシーバ(7) や閉鎖弁(8
a,8b) は、図示しない固定部材を用いてケーシング(2)
に固定されている。また、電動膨張弁(6) は、図示を省
略した冷媒配管の経路中に接続されて、所定の位置に配
設されている。連絡配管(9a,9b) (図5参照)を接続す
るためのガス側閉鎖弁(8a)と液側閉鎖弁(8b)は機械室(2
b)の下部に配置され、機械室(2b)における図1の右側端
部に位置している。各閉鎖弁(8a,8b) は据え付けが完了
するまでは閉じられており、室外機(1) 側の冷媒配管内
をクリーンに保っている。
【0025】図3及び図4は、ケーシング(2) の正面図
及び右側面図である。図示するように、ケーシング(2)
の前面側には吹出口(22)が設けられ、その反対側の面に
は図示しない吸込口が設けられている。また、ケーシン
グ(2) の上端部には天板(23)が設けられ、この天板(23)
は、ケーシング(2) の前後の側板(24a,24b) の上端に複
数個のボルトで固定されている。
【0026】上記ケーシング(2) は、機械室(2b)側の側
板(24c) の幅方向中央部が、上部から下部まで開口して
いる。また、ケーシング(2) は、この側板(24c) の開口
部分を覆うカバー部材(25)を備えている。カバー部材(2
5)はプラスチック成形部品であり、ケーシング(2) の機
械室(2b)側の側板(24c) に対して容易に着脱できるよう
に構成されている。
【0027】カバー部材(25)はケーシング(2) に対して
上下にスライドするように構成されており、例えば、ケ
ーシング(2) に上下方向に走るガイド溝(図示せず)を
形成する一方、カバー部材(25)の左右の縁をそのガイド
溝に挿入して上下させるように構成することができる。
また、カバー部材(25)は、ケーシング(2) の機械室(2b)
側の開口部分を覆った状態で、図示しないビスを一つ締
めることによりケーシング(2) に固定できるように構成
されている。
【0028】このカバー部材(25)の下部は、ケーシング
(2) に装着した状態で閉鎖弁(8a,8b) に対応する(25a)
で示す位置が、機械室(2b)側の側板(24c) から外へ張り
出している。そして、この張り出し部分(25a) には図示
しない開口が形成され、この開口に連絡配管(9a,9b) が
通るようにしている。なお、図5には、カバー部材(25)
を外した状態での室外機(1) の側面図を示している。こ
の図5では、閉鎖弁(8a,8b) などの一部の部品を除き、
室外機(1) の内部構造は省略している。
【0029】一方、上記ケーシング(2) 内の上部には、
図1及び図2に仮想線で示すようにスイッチボックス(1
0)が配置されている。スイッチボックス(10)は、室外機
(1)の部分破断斜視図である図6に示すように、上方が
開放したプラスチック製の箱形ケースにより構成されて
いる。このスイッチボックス(10)にはプリント基板(11)
が固定され、プリント基板(11)には、各種の電子部品が
装着されるとともに、ケーシング(2) 内の各機器が電気
的に接続されている。
【0030】プリント基板(11)は、上記各機器の駆動回
路や制御回路を備えたメイン基板(12)と、ディップスイ
ッチ(14)を備えた補助基板(13)とに分割され、メイン基
板(12)と補助基板(13)は、図示しないリード線やフラッ
トケーブルなどを介して互いに接続されている。
【0031】ディップスイッチ(14)は、閉鎖弁(8a,8b)
に接続される連絡配管(9a,9b) の長さに応じて設定され
るスイッチ操作部であり、本実施形態では室外機(1) の
据え付け時や移設時に連絡配管(9a,9b) の長さに応じて
切り換え操作を行うものとして用いられている。また、
このディップスイッチ(14)は、室外機(1) の静音運転を
設定するのにも用いられており、具体的には、冷房時だ
け静音運転にする設定と、冷房時と暖房時に静音運転に
する設定とが切り換え可能となっている。
【0032】そして、配管長を短、中、長の3種類に設
定するのに、2個のスイッチ接片のオンとオフを組み合
わせて使用し(オン/オフ、オン/オン、オフ/オフの
3通りの組み合わせ)、静音運転の設定にも2個のスイ
ッチ接片を使用するようにしている。このため、本実施
形態のディップスイッチ(14)は、4つのスイッチ接片(1
4a〜14d)を備えている(図7及び図8参照)。
【0033】上記メイン基板(12)は、駆動用基板(12a)
と制御用基板(12b) とに分割されており、それぞれ、ケ
ーシング(2) の天板(23)とほぼ平行に位置するようにス
イッチボックス(10)内に固定されている。一方、ディッ
プスイッチ(14)が取り付けられた補助基板(13)は、メイ
ン基板(12)とは異なる向きでスイッチボックス(10)に固
定されている。この補助基板(13)は、具体的には、ケー
シング(2) の機械室(2b)側の側板(24c) の開口に面する
ように配置されている。つまり、補助基板(13)は、メイ
ン基板(12)に対して約90度の角度をなす向きで配置さ
れている。そして、図5の部分拡大図である図7に示す
ように、該側板(24c) の開口からディップスイッチ(14)
の操作が可能な配置となっている。
【0034】補助基板(13)は、図8に概略形状を示す補
助基板ホルダ(15)に取り付けられている。補助基板ホル
ダ(15)はプラスチック成形品であり、角形に形成された
ホルダ本体(15a) と、ホルダ本体(15a) の左右両端から
後方へ突出する取付片(15b)とを一体的に有している。
ホルダ本体(15a) は、補助基板(13)を後方からはめ込ん
で嵌合状態に保持するように構成されており、かつ、補
助基板(13)を組み込んだ状態でディップスイッチ(14)を
操作可能な前面開口(15c) を備えている。
【0035】補助基板ホルダ(15)の取付片(15b) は、細
い板状でその厚さ方向に可撓性を持っており、先端部に
は補助基板ホルダ(15)の左右外側に膨出する先端係止部
(15d) を有している。そして、スイッチボックス(10)に
おける機械室(2b)側の側面(10a) には、補助基板ホルダ
(15)の取付片(15b) を差し込んで装着するため、図7に
示す取り付け穴(10b) が形成されている。スイッチボッ
クス(10)の取り付け穴(10b) は、補助基板ホルダ(15)の
取付片(15b) を差し込むときに先端係止部(15d) が通過
すると該取付片(15b) を補助基板ホルダ(15)の内側に向
かってたわませる一方、先端係止部(15d) が通過した後
は取付片(15b) が変形前の形状に復元するようにして、
補助基板ホルダ(15)をスイッチボックス(10)から抜け止
めしている。
【0036】補助基板(13)にはポンプダウン用の押しボ
タンスイッチ(16)も設けられており、ホルダ本体(15a)
にはこのポンプダウン用押しボタンスイッチ(16)を操作
するための前面開口(15e) も形成されている。補助基板
ホルダ(15)は、ポンプダウン用押しボタンスイッチ(16)
を誤って押してしまうことがないように構成されてお
り、具体的には該前面開口(15e) の周囲の部分が押しボ
タンスイッチ(16)より少し前方に位置するように構成さ
れている。
【0037】ポンプダウン用押しボタンスイッチ(16)
は、室外機(1) を移設するときに冷媒回収をするために
用いられるスイッチで、移設作業の時に閉鎖弁(8a,8b)
から連絡配管(9a,9b) を外すのに先だって操作を行う。
この押しボタンスイッチ(16)は、スイッチボックス(10)
の側面(10a) にディップスイッチ(14)と並べて配置され
ている。
【0038】また、スイッチボックス(10)には、補助基
板(13)の横に端子台(17)が設けられている。この端子台
(17)はメイン基板(12)とフラットケーブル等で接続され
ている。そして、端子台(17)に電源などの電気配線(17
a) を接続すると、メイン基板(12)から各機器に電源電
流を供給することができる。なお、図6において、符号
(18)は、静音運転用の端子台を示している。
【0039】−室外機の据え付け作業− 据え付け時には、まず、上記室外機(1) と、図示しない
室内機をそれぞれ所定の位置に設置する。その後、室外
機(1) のケーシング(2) からカバー部材(25)を外して、
ガス側閉鎖弁(8a)と液側閉鎖弁(8b)に連絡配管(9a,9b)
を接続する。また、スイッチボックス(10)の側面(10a)
の端子台(17)には、電源などへの電気配線を接続する。
【0040】カバー部材(25)を取り外した状態におい
て、ケーシング(2) の機械室(2b)側の側壁(24c) の開口
部分には、上記ディップスイッチ(14)が露出している。
そこで、据え付け時には、連絡配管(9a,9b) の接続作業
などに続いて、その連絡配管(9a,9b) の長さに応じてデ
ィップスイッチ(14)を切り換え、配管長に応じた適正な
制御動作を行えるようにプリント基板(11)側での設定を
行う。また、本実施形態では、設定すべき静音運転の種
類に応じて、ディップスイッチ(14)の切り換え操作も行
う。
【0041】このようにして連絡配管(9a,9b) 及び配線
(17a) の接続とディップスイッチ(14)の切り替えが終わ
ると、各閉鎖弁(8a,8b) を開き、カバー部材(25)をケー
シング(2) に装着する。そして、ビスを一つ締め付ける
とカバー部材(25)がケーシング(2) に固定され、据え付
け作業が完了する。
【0042】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、プリント基板(11)をメイン基板(1
2)と補助基板(13)に分けているので、ケーシング(2) の
上方に作業スペースがなくてメイン基板(12)に対する操
作性が悪い場合でも、補助基板(13)を横向きに配置する
ことが可能となる。
【0043】そして、メイン基板(12)から分離した補助
基板(13)を、ケーシング(2) のカバー部材(25)を外せば
露出するスイッチボックス(10)の側面(10a) にディップ
スイッチ(14)が位置するように配置しているので、据え
付け時にケーシング(2) からカバー部材(25)を外した状
態で、ディップスイッチ(14)の切り換えを側方から容易
に行うことができる。
【0044】さらに、従来、ケーシング(2) の天板(23)
と平行に配置されたプリント基板(メイン基板(12))上
にディップスイッチ(14)が設けられている場合には、ケ
ーシング(2) の側方から行う配管作業や配線作業とは別
に、ケーシング(2) の天板(23)を外してディップスイッ
チ(14)の操作を上方から行う必要があるために作業が繁
雑になっていたのに対して、本実施形態では配管作業や
配線作業と一緒にディップスイッチ(14)を操作できる。
このため、作業工数を削減できるので、コストダウンも
可能となる。
【0045】
【発明のその他の実施の形態】本発明は、上記実施形態
について、以下のような構成としてもよい。
【0046】例えば、上記実施形態では、メイン基板(1
2)と分離した補助基板(13)にディップスイッチ(14)と押
しボタンスイッチ(16)を設けるようにしているが、補助
基板(13)には、据え付け時に操作するスイッチ操作部で
あれば、これら以外のものを設けてもよい。なお、スイ
ッチ操作部であっても据え付け時に操作しないものは、
メイン基板(12)に設けておいてよい。
【0047】また、上記実施形態ではメイン基板(12)を
ケーシング(2) の天板(23)と平行に配置し、補助基板(1
3)をケーシング(2) の機械室(2b)側の側板(24c) と平行
に配置しているが、補助基板(13)は、この側板(24c) と
平行な向きに限らず、室外機(1) の具体的な構成や設置
状況に合わせてディップスイッチ(14)等が操作しやすい
向きとなるように配置すればよい。また、メイン基板(1
2)の配置もケーシング(2) の天板(23)と平行な向きに限
定するものではない。
【0048】要するに、本発明においては、メイン基板
(12)上にディップスイッチ(14)等が配置されていると操
作しにくい場合に、メイン基板(12)から分離した補助基
板(13)にディップスイッチ(14)等を設けることにより、
補助基板(13)をメイン基板(14)とは異なる向きに配置で
きるようにして、ディップスイッチ(14)等の操作性を高
められるようにしておけばよい。
【0049】また、上記実施形態においては、ディップ
スイッチ(14)をスイッチボックス(10)の機械室(2b)側の
側面(10a) の左下側部分に設けているが、この位置はス
イッチボックス(10)の具体的な構成に合わせて適宜変更
してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る空気調和装置の室外機
において、ケーシング内の概略の機器配置を示す正面図
である。
【図2】図1の室外機において、ケーシング内の概略の
機器配置を示す平面図である。
【図3】室外機の正面図である。
【図4】室外機の右側面図である。
【図5】機械室側のカバー部材を外した状態での室外機
の右側面図である。
【図6】室外機の部分破断斜視図である。
【図7】図5の部分拡大図である。
【図8】補助基板と補助基板ホルダの概略形状を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
(1) 室外機 (2) ケーシング (2a) 熱交換スペース (2b) 機械室 (3) 室外熱交換器 (4) 送風機 (5) 圧縮機 (6) 電動膨張弁 (7) レシーバ (8a) ガス側閉鎖弁 (8b) 液側閉鎖弁 (9a,9b) 連絡配管 (10) スイッチボックス (11) プリント基板 (12) メイン基板 (13) 補助基板 (14) ディップスイッチ(スイッチ操作部) (15) 補助基板ホルダ (16) 押しボタンスイッチ (17) 端子台 (23) 天板 (24c) 側板 (25) カバー部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板(11)が固定されたスイッチ
    ボックス(10)をケーシング(2) 内に有する空気調和装置
    の室外機であって、 該プリント基板(11)が、メイン基板(12)と、該メイン基
    板(12)から分離された補助基板(13)とから構成され、該
    補助基板(13)にスイッチ操作部(14,16) が設けられてい
    る空気調和装置の室外機。
  2. 【請求項2】 補助基板(13)が、メイン基板(12)とは異
    なる向きに配置されている請求項1記載の空気調和装置
    の室外機。
  3. 【請求項3】 補助基板(13)の有するスイッチ操作部(1
    4,16) に、ディップスイッチ(14)が含まれている請求項
    1または2記載の空気調和装置の室外機。
  4. 【請求項4】 メイン基板(12)が、ケーシング(2) 内の
    上部に該ケーシング(2) の天板(23)と略平行に配置さ
    れ、 補助基板(13)が、ケーシング(2) の側板(24c) と略平行
    に配置されている請求項1ないし3の何れか1記載の空
    気調和装置の室外機。
  5. 【請求項5】 ケーシング(2) 内に、略水平方向に互い
    に隣り合って配置された2つの空間(2a,2b) が形成され
    るとともに、該空間(2a,2b) の一方が熱交換スペース(2
    a)に、他方が機械室(2b)に構成され、 補助基板(13)が、ケーシング(2) の機械室(2b)側の側板
    (24c) と略平行に配置されている請求項4記載の空気調
    和装置の室外機。
  6. 【請求項6】 ケーシング(2) は、機械室(2b)側の側板
    (24c) の少なくとも一部が開口するとともに、その開口
    部分を覆うように該ケーシング(2) に着脱可能に構成さ
    れたカバー部材(25)を備えている請求項5記載の空気調
    和装置の室外機。
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