JP5018050B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

この発明は、空気調和機の室外機に電装ユニットを設ける技術に関する。
一般的な空気調和機の室外機は、仕切壁によって熱交換器室と機械室とに仕切られている。
熱交換器室内には、室外熱交換器等が収容されている。機械室には、送風機や圧縮機等を駆動制御するための回路等を内蔵した電装ユニットや、冷房及び暖房時における外部冷媒流路を構成する圧縮機、膨張弁、四方切替弁等が収容されている。
なお、室外機における電装ユニットの設置態様を開示する先行技術として、例えば、特許文献1及び2に記載のものがある。
実開昭62−19535公報 特開平3−75424号公報
しかしながら、上記のような電装ユニットに対しては、送風機や圧縮機等、電装ユニット外の電気要素に接続するための配線を接続する必要がある。そこで、電装ユニットに対して配線を容易に接続できるようにすることが要請されている。
そこで、本発明のは、空気調和機の機械収納部内に配設される電装ユニットに対して配線を容易に接続できるようにすることである。
上記課題を解決するため、この空気調和機の室外機は、機械収納部を有する室外機筐体であって、前記機械収納部に開放及び閉塞自在な開口部が形成されると共にその開口部周りに外側に面する外側壁が形成された室外機筐体と、前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニットと、前記機械収納部内に配設される膨張弁と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器との間を流れる冷媒が通過する冷却部材と、を備え、前記電装ユニットは、前記電気接続部を前記機械収納部の開放及び閉塞自在な開口部に向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、前記冷却部材が前記電装ユニットのうち前記開口部に向く面に取付けられ、前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁近傍に設けられており、前記電装ユニットが前記外側壁近傍に設けられている。
また、上記課題を解決するため、この空気調和機の室外機は、機械収納部を有する室外機筐体と、前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニットと、前記機械収納部内に配設される膨張弁と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器との間を流れる冷媒が通過する冷却部材と、を備え、前記電装ユニットは、前記電気接続部を前記機械収納部の開放及び閉塞自在な開口部に向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、前記冷却部材が、前記電装ユニットのうち前方に前記機械収納部内の少なくとも一部であって前記冷却部材の取付作業空間が広がる前記機械収納部内向きの面に取付けられ、前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁近傍に設けられており、前記電装ユニットが前記外側壁近傍に設けられている。
また、上記課題を解決するため、この空気調和機の室外機は、機械収納部を有する室外機筐体と、前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニットと、前記機械収納部内に配設される膨張弁と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器との間を流れる冷媒が通過する冷却部材と、を備え、前記電装ユニットは、前記電気接続部を、前記機械収納を囲う壁部に接しないで、前記電気接続部の先端側に前記機械収納の少なくとも一部であってコネクタ接続作業用の空間が広がるような、前記機械収納部内向きに向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、前記冷却部材が、前記電装ユニットのうち前方に前記機械収納部内の少なくとも一部であって前記冷却部材の取付作業空間が広がる前記機械収納部内向きの面に取付けられ、前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁近傍に設けられており、前記電装ユニットが前記外側壁近傍に設けられている。
また、上記課題を解決するため、この空気調和機の室外機は、機械収納部を有する室外機筐体であって、前記機械収納部に開放及び閉塞自在な開口部が形成されると共にその開口部周りに外側に面する外側壁が形成された室外機筐体と、前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニットと、前記機械収納部内に配設される膨張弁と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器との間を流れる冷媒が通過する冷却部材と、を備え、前記電装ユニットは、前記電気接続部を、前記機械収納を囲う壁部に接しないで、前記電気接続部の先端側に前記機械収納の少なくとも一部であってコネクタ接続作業用の空間が広がるような、前記機械収納部内向きに向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、 前記冷却部材が、前記電装ユニットのうち前記開口部(31)に向く面に取付けられ、前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁近傍に設けられており、前記電装ユニットが前記外側壁近傍に設けられている。
この空気調和機の室外機によると、前記電装ユニットは、前記電気接続部を前記機械収納部内向き又は開放可能な開口部に向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定されているため、空気調和機の機械収納部内に配設される電装ユニットに対して配線を容易に接続できる。また、前記機械収納部内に配設される膨張弁と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器との間を流れる冷媒が通過する冷却部材によって電装ユニットをよく冷却することができる。
さらに、前記冷却部材が、前記電装ユニットのうち前記機械収納部内向きの面又は前記機械収納部の開放及び閉塞自在な開口部に向く面に取付けられると、当該開口部を介して、水冷ジャケットを電装ユニットに容易に取付けることができる。
また、前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁近傍に設けられており、前記電装ユニットが前記外側壁近傍に設けられていると、膨張弁と冷却部材との間の冷媒配管の取り回しが容易となる。
以下、実施形態に係る空気調和機の室外機について説明する。図1は空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図であり、図2は空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図であり、図3は空気調和機全体の熱交換システムを示す図である。
<1.空気調和機及び室外機の全体構成>
この空気調和機は、室内機10と室外機20とを備えており、これらは所定の冷媒配管を介して相互接続されている。通常、室内機10は空調対象となる室内に空気を供給可能な位置(例えば室内)に設置され、室外機20は外気との間で熱交換可能な位置(例えば室外)に設置される。
室内機10は、室内熱交換器12を備えている。
室外機20は、機械収納部として機械室30を有する室外機筐体22と、前記機械室30内に収容された電装ユニット40とを備えている。
室外機筐体22は、打抜き屈曲加工等された金属版で又はこのような金属板と成型樹脂板との組合わせ等により構成されており、全体形状は略筺状形状に形成されている。
この室外機筐体22内は、仕切壁23により2つの空間に仕切られている。そのうちの一方の空間は、熱交換器室24に構成されており、この熱交換器室24内に、室外熱交換器26、室外熱交換器用ファン27及びファン27駆動用のモータ27aが収容されている。また、室外機筐体22のうち熱交換器室24を構成する部分には、通風孔(図示省略)が形成されており、室外熱交換器用ファン27の送風機能により外気が熱交換器室24に導入された後、室外熱交換器26回りを通って外部に排出されるようになっている。
また、室外機筐体22内で仕切られた2つの空間のうちの他方は、機械室30に構成されている。この機械室30内には、上記電装ユニット40の他に、冷媒を圧縮する圧縮機32、圧縮機32に対する吸込蒸気中の冷媒液を分離するアキュムレータ33、室外機20内を流れる冷媒圧力を調整する膨張弁34(電子膨張弁)、冷媒の流れる方向を切り替える四方切替弁36及びこれらを接続する配管38等が収容されている。また、機械室30を囲む側壁のうち、上記仕切壁23と対向し外側に面する外側壁30aの下半部には、一対の閉鎖弁39a,39bが設けられている。これらの閉鎖弁39a,39bは、室内機10と室外機20とを接続する冷媒配管を上記配管38に接続するための一対の接続口を開閉自在に閉鎖する。なお、ここでは、室外機筐体22が熱交換器室24と機械室30とを有する構成を前提として説明するが、室外機筐体22全体が上記のような仕切板が無く1つの収容室を形成する構成であってもよい。この場合には、当該1つの収容室内に上記室外熱交換器24が収容される。また、その収容室の一部が機械収容部として電装ユニット40等を収容固定する機械収容部ということになる。
また、この機械室30のうちの一方は、開放及び閉塞自在な開口部31に形成されている。ここでは、機械室30の正面のほぼ全体に開口部31が設けられている。本開口部31に板状の蓋部材31a(正面パネル)をネジ止や係合構造等を介して取付けることで、当該開口部31が閉塞される。なお、室外機筐体22の正面全体が開口しており、当該開口が一枚の蓋部材(正面パネル)にて閉塞される構成であってもよい。
電装ユニット40は、扁平な略直方体形状に形成されており、この内部に電源電圧を所望の交流電圧に変換しこれを圧縮機32に供給するインバータ回路が組込まれている。この電装ユニット40には、本空気調和機や室外機20の動作を全部又は部分的に処理する制御回路等の諸電気回路が組込まれていてもよい。
この電装ユニット40は、上記インバータ回路を圧縮機32に接続するための電気接続部としてコネクタ部42を有している。また、この電装ユニット40は、内部の電気回路を他の制御対象や電気回路等に接続するための他の電気接続部としてコネクタ部44を有している。
これらのコネクタ部42,44は、電装ユニット40の外殻となるケーシング41の外面である一主面41aに設けられている。そして、上記圧縮機32より延出する配線48端部のコネクタ部48aがコネクタ部42に接続されることで、電装ユニット40内部のインバータ回路と上記圧縮機32との電気的な接続がなされる。また、他の制御対象や電気回路等から延出された配線49端部のコネクタ部49aがコネクタ部44に接続されることで、電装ユニット40内部の電気回路と他の制御対象や電気回路等との電気的な接続がなされる。
さらに、本電装ユニット40は、冷却部材50を備えている。冷却部材50は、前記機械室30内を流れる冷媒で冷却可能に構成されている。より具体的には、冷却部材50は、アルミニウムや銅等の金属部材又は熱伝導性樹脂部材内に上記冷媒を通す配管52を形成したものである。この配管52には、上記機械室30内に配設される膨張弁34と上記熱交換器室24内に配設される室外熱交換器26との間を流れる冷媒が通過するようになっている。そして、当該冷媒によって、電装ユニット40を周辺温度よりも冷却するようになっている。この冷却部材50は、上記電装ユニット40の外面、より具体的には、電装ユニット40の外面であって上記コネクタ部42,44が形成された主面41aの反対側の主面41bに、ネジ等の取付具54を用いて固定されている。
機械室30内における本電装ユニット40の取付位置及び取付姿勢については後に詳述する。
ここで、図3を参照して本空調装置における冷媒配管と、冷房及び暖房時における冷媒流路について説明しておく。なお、図3において、実線矢印及び四方切替弁36の実線は冷房時における冷媒流路を示しており、破線矢印及び四方切替弁36の破線は暖房時における冷媒流路を示している。
すなわち、室内熱交換器12の一方の接続口は四方切替弁36の接続口に接続されている。四方切替弁36の他の3つの接続口のうち一つは、アキュムレータ33を介して圧縮機32の吸込口32aに接続され、他の一つは圧縮機32の吐出口32bに接続され、さらに他の1つは室外熱交換器26の一方の接続口に接続されている。四方切替弁36は冷房時及び暖房時において次のように冷媒の流路を切換える。すなわち、冷房時においては、圧縮機32の吸込口32aを、アキュムレータ33を介して室内熱交換器12に接続すると共に、圧縮機32の吐出口32bを室外熱交換器26に接続するようにする。一方、暖房時においては、逆に、圧縮機32の吸込口32aを、アキュムレータ33を介して室外熱交換器26に接続すると共に、圧縮機32の吐出口32bを室内熱交換器12に接続するようにする。これにより、冷房及び暖房の切替が可能となっている。また、室外熱交換器26の他方の接続口は冷却部材50及び膨張弁34を経由して室内熱交換器12の他方の接続口に接続されている。
なお、上記膨張弁34は、上記外側壁30aの下半部に取付けられた一方の閉鎖弁39aに配管38を介して接続されている。このため、本膨張弁34は、機械室30内であって外側壁30a近傍に配設されている。
そして、冷房時においては、室外熱交換器26で凝縮された冷媒は冷却部材50を通った後膨張弁34で膨張されて室内熱交換器12に与えられる。室内熱交換器12に与えられた冷媒は当該室内熱交換器12で蒸発し冷却する作用を行った後、アキュムレータ33を介して圧縮機32により吸込まれて圧縮される。圧縮機32で圧縮された冷媒は室外熱交換器26で再度凝縮され、本冷媒配管内を循環する。
この冷房時において、冷却部材50を流れる冷媒は、室外熱交換器26で冷却、凝縮されているので、電装ユニット40を冷却し得る程度に十分に低温である。
一方、暖房時においては、室内熱交換器12で凝縮された冷媒は、膨張弁34で膨張された後冷却部材50を通って室外熱交換器26に与えられる。室外熱交換器26に与えられた冷媒は蒸発した後、アキュムレータ33を介して圧縮機32により吸込まれて圧縮される。圧縮機32で圧縮された冷媒は室内熱交換器12で再度凝縮され、本冷媒配管内を循環する。
この暖房時において、冷却部材50を流れる冷媒は、室内熱交換器12で冷却、凝縮され、さらに膨張弁34で膨張されているので、電装ユニット40を冷却し得る程度に十分に低温である。
<2.電装ユニットの取付姿勢及び取付構成>
上記電装ユニット40は、下記姿勢及び構成にて機械室30内に収容固定される。
すなわち、電装ユニット40は、コネクタ部42,44を機械室30内向きにした姿勢で、機械室30内に固定される。ここでは、コネクタ部42,44を機械室30内向きにした姿勢とは、例えば、当該コネクタ部42,44が機械室30を囲う壁部に接しないで、当該コネクタ部42,44の先端側に機械室30内の少なくとも一部の空間が広がっているような姿勢をいう。ここでは、電装ユニット40が外側壁30aに取付けられており、コネクタ部42,44と仕切壁23との間に、機械室30内の上方空間が介在した態様とされている。
つまり、コネクタ部42,44の先端側には、空間が広がっており、当該空間を利用して、上記コネクタ部48a,48bをコネクタ部42,44に容易に接続作業できるようになっている。
また、上記電装ユニット40は、機械室30の外側壁との間に上記冷却部材50を配設可能な位置に取付けられており、上記冷却部材50は、外側壁30a近傍、即ち、外側壁30aと電装ユニット40との間に配設される。
より具体的には、機械室30の上記外側壁30aの上半部は、電装ユニット固定部30bが形成されている。電装ユニット固定部30bは、機械室30内に突出するように形成されている。この電装ユニット固定部30bの突出端部に上記電装ユニット40の主面41b部分が、ネジ等で取付けられている。この取付状態では、電装ユニット40の扁平方向は外側壁30aの面方向に沿った姿勢となっている。これにより、電装ユニット40の主面41bと外側壁30aの内面との間に、電装ユニット固定部30bの突出寸法分の間隔をあけた状態で、電装ユニット40が固定される。そして、電装ユニット40の前記主面41bであって電装ユニット固定部30bへの固定部分下方の位置に固定された冷却部材50が、電装ユニット40の主面41bと外側壁30aの内面との間に配設される。
また、上記機械室30の上記外側壁30aのうち電装ユニット40に対向する部分、より具体的には、前記冷却部材50と対向する部分に、固定作業用開口部30hが形成されている。この固定作業用開口部30hは、冷却部材50を電装ユニット40に取付作業できる程度の大きさ及び形状を有している。冷却部材50が電装ユニット40の主面41bにネジ等の取付具54を用いて取付けられる場合、固定作業用開口部30hは、当該取付具54を冷却部材50近傍に配設し、かつ、ネジ回し具による締結作業等の取付作業を実施できる程度の大きさ及び形状を有している。この固定作業用開口部30hは、樹脂や金属板等で形成された蓋材で開放及び閉塞可能にするとよい。
上記のような室外機20を製造するにあたっては、機械室30内に、圧縮機32やアキュムレータ33、膨張弁34、四方切替弁36、閉鎖弁39a,39b、さらにはこれらを接続する配管38等を組込んで、冷媒経路を形成した後、電装ユニット40が取付けられる。ここで、冷却部材50は、上記冷媒経路に組込まれており、自由な取り回しは困難であるため、電装ユニット40に事前に冷却部材50を取付けておくことは困難である。そこで、電装ユニット40と外側壁30aとの間に電装ユニット40を配設しつつ、電装ユニット40を外側壁30aに取付ける。そして、固定作業用開口部30hを利用して、冷却部材50を電装ユニット40に取付けることができる。
このように構成された空気調和機の室外機20によると、電装ユニット40は、コネクタ部42,44を機械室30内向きにした姿勢で、機械室30内に固定される。このため、コネクタ部42,44の先端側に機械室30内の空間が広がっている。したがって、当該空間を利用して、配線48,49端部のコネクタ部48a,49aを電装ユニット40のコネクタ部42,44に容易に接続することができる。
また、電装ユニット40が機械室30の外側壁30aとの間に冷却部材50を配設可能な位置に取付けられると共に、外側壁30aのうち電装ユニット40に対向する部分に固定作業用開口部30hが形成されているため、当該固定作業用開口部30hを介して、冷却部材50を電装ユニット40に容易に取付けることができる。
また、通常、上記膨張弁34は閉鎖弁39aに接続されているため、当該膨張弁34は閉鎖弁39a近傍、即ち、機械室30内の外側壁30a近傍に設けられる。さらに、上記冷却部材50には膨張弁34近傍を流れる冷媒が流れる。そこで、電装ユニット40も機械室30内の外側壁30a近傍に設けることによって、電装ユニット40に取付けられる冷却部材50と膨張弁34との距離を短くすることができ、それらの間の冷媒配管38の取り回しを容易とすることができる。例えば、図2に示す例では、膨張弁34から延出する配管38を上方に立上げるように取り回すことで、両者間の接続を行え、当該取り回しは容易となっている。
また、本室外機20では、冷媒を用いて冷却する冷却部材50を用いているため、上記のような位置に電装ユニット40を配設しても、問題なく冷却を行える。
<3.変形例>
以下、変形例に係る空気調和機の室外機について説明する。なお、以下では、上記実施形態で説明したものと同様構成要素については同一符号を付して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
図4は第1変形例に係る空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図であり、図5は同空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図である。なお、図5では配管等を省略している。
この第1変形例に係る室外機120では、上記電装ユニット40に対応する電装ユニット140の扁平方向を外側壁30aに略直交させると共に略鉛直にした姿勢で、外側壁30aに固定されている。そして、冷却部材50が、上記実施形態と同様構成及び製造工程にて、電装ユニット140の外面のうちその外側壁30aに対向する主面141bに固定されている。
また、上記電装ユニット140の外面のうち開口部31側を向く主面141aに、上記コネクタ部42,44に対応するコネクタ部142,144が設けられている。換言すれば、コネクタ部142,144を開口部31に向けた姿勢で、電装ユニット140が固定されている。
このため、コネクタ部142,144の先端側には、開口部31を通じて空間が広がっており、当該空間を利用してコネクタ部48a,48bをコネクタ部142,144に容易に接続作業できるようになっている。
図6は第2変形例に係る空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図であり、図7は同空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図である。なお、図7では配管等を省略している。
この第2変形例に係る室外機220では、上記電装ユニット40に対応する電装ユニット240の外面のうち開口部31側を向く主面241aに、上記コネクタ部42,44に対応するコネクタ部242,244を取付けると共に、冷却部材50に対応する冷却部材250に取付けている。
換言すれば、コネクタ部242,244及び冷却部材250を開口部31に向けた姿勢で、電装ユニット240が固定されている。
このため、コネクタ部242,244の先端側には、開口部31を通じて空間が広がっており、当該空間を利用してコネクタ部48a,48bをコネクタ部242,244に容易に接続作業できるようになっている。
また、電装ユニット240を外側壁30aに取付けた状態で、主面241aの外方には開口部31を通じて空間が広がっているため、当該冷却部材250を容易にネジ等の固定部を用いて当該主面241aに取付固定することができる。
また、電装ユニット240の主面241aにおいて、仕切壁23側にコネクタ部242,244が設けられ、外側壁30a側に冷却部材250が取付けられる。このため、冷却部材250は、外側壁30a近傍に設けられることになり、当該外側壁30a近傍に設けられた膨張弁34からの配管38を容易に取り回して冷却部材250に接続された構成とすることができる。
特に、この第2変形例では、電装ユニット240の一つの主面241aに、コネクタ部242,244及び冷却部材250が設けられることになるため、コネクタ部242,244に対する接続作業や冷却部材250の取付作業を同一方向から行うことができ、さらに、組立作業性の向上に貢献する。
<4.その他の変形例>
なお、上記実施形態等では、電装ユニット40,140,240を外側壁30aに取付けているが、取付対象は本例に限られない。例えば、電装ユニット40,140,240を、開口部31を閉塞する蓋部材31aに固定する構成や、機械室30内に固定された取付板を介して固定する構成等を採用し得る。電装ユニット40,140,240を、開口部31を閉塞する蓋部材31aに固定する場合においては、冷却部材250の取付やコネクタ部42,44,142,144,242,244に対する接続等を終えてから、電装ユニット40,140,240を蓋部材31aに取付けるようにするとよい。
また、電装ユニット240の取付構成や、冷却部材250の取付構造は、ネジ止に限られず、フック等を利用した構造等、種々の取付構成を採用し得る。
また、上記実施形態等では、機械室30の上側の位置に電装ユニット40,140,240を配設しているが、下側の位置に配設するようにしてもよい。
また、上記各実施形態において、コネクタ部42,44,142,144,242,244が取付けられる電装ユニット40,140,240の面は、電装40,140,240の最も広い面や側面等のいずれの面であってもよい。また、電装ユニット40,140,240がケーシングを有さず、基板が露出している構成において、当該基板の一方面等にコネクタ部42,44,142,144,242,244が固定された構成であってもよい。つまり、コネクタ部42,44,142,144,242,244は、その具体的な取付部位に拘らず、電装ユニット40,140,240に対して上記した向きで取付けられていればよい。
実施形態に係る空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図である。 同上の空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図である。 同上の空気調和機全体の熱交換システムを示す図である。 第1変形例に係る空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図である。 同上の空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図である。 第2変形例に係る空気調和機の室外機を上方から見た状態を示す説明図である。 同上の空気調和機の室外機を正面から見た状態を示す説明図である。
符号の説明
20,120,220 室外機
24 熱交換器室
30 機械室
30a 外側壁
30h 固定作業用開口部
31 開口部
34 膨張弁
40,140,240 電装ユニット
42,44,142,144,242,244 コネクタ部
50,250 冷却部材
54 取付具

Claims (4)

  1. 機械収納部(30)を有する室外機筐体(22)であって、前記機械収納部に開放及び閉塞自在な開口部(31)が形成されると共にその開口部周りに外側に面する外側壁(30a)が形成された室外機筐体
    前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニット(40;140;240)と、
    前記機械収納部内に配設される膨張弁(34)と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器(26)との間を流れる冷媒が通過する冷却部材(50;250)と、
    を備え、
    前記電装ユニットは、前記電気接続部(42,44;142,144;242,244)を前記機械収納部の開放及び閉塞自在な開口部(31)に向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、
    前記冷却部材が前記電装ユニットのうち前記開口部(31)に向く面に取付けられ、
    前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁(30a)近傍に設けられており、
    前記電装ユニット(250)が前記外側壁近傍に設けられている、空気調和機の室外機(20;120;220)。
  2. 機械収納部(30)を有する室外機筐体(22)と、
    前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニット(40;140;240)と、
    前記機械収納部内に配設される膨張弁(34)と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器(26)との間を流れる冷媒が通過する冷却部材(50;250)と、
    を備え、
    前記電装ユニットは、前記電気接続部(42,44;142,144;242,244)を前記機械収納部の開放及び閉塞自在な開口部(31)に向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、
    前記冷却部材が、前記電装ユニット(240)のうち前方に前記機械収納部内の少なくとも一部であって前記冷却部材の取付作業空間が広がる前記機械収納部内向きの面に取付けられ、
    前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁(30a)近傍に設けられており、
    前記電装ユニット(250)が前記外側壁近傍に設けられている、空気調和機の室外機(20;120;220)。
  3. 機械収納部(30)を有する室外機筐体(22)と、
    前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニット(40;140;240)と、
    前記機械収納部内に配設される膨張弁(34)と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器(26)との間を流れる冷媒が通過する冷却部材(50;250)と、
    を備え、
    前記電装ユニットは、前記電気接続部(42,44;142,144;242,244)を、前記機械収納を囲う壁部に接しないで、前記電気接続部の先端側に前記機械収納の少なくとも一部であってコネクタ接続作業用の空間が広がるような、前記機械収納部内向きに向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、
    前記冷却部材が、前記電装ユニット(240)のうち前方に前記機械収納部内の少なくとも一部であって前記冷却部材の取付作業空間が広がる前記機械収納部内向きの面に取付けられ、
    前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁(30a)近傍に設けられており、
    前記電装ユニット(250)が前記外側壁近傍に設けられている、空気調和機の室外機(20;120;220)。
  4. 機械収納部(30)を有する室外機筐体(22)であって、前記機械収納部に開放及び閉塞自在な開口部(31)が形成されると共にその開口部周りに外側に面する外側壁(30a)が形成された室外機筐体
    前記機械収納部内に収容され、外部配線接続用の電気接続部を有する電装ユニット(40;140;240)と、
    前記機械収納部内に配設される膨張弁(34)と前記室外機筐体内に配設される室外熱交換器(26)との間を流れる冷媒が通過する冷却部材(50;250)と、
    を備え、
    前記電装ユニットは、前記電気接続部(42,44;142,144;242,244)を、前記機械収納を囲う壁部に接しないで、前記電気接続部の先端側に前記機械収納の少なくとも一部であってコネクタ接続作業用の空間が広がるような、前記機械収納部内向きに向けた姿勢で、前記機械収納部内に固定され、
    前記冷却部材が、前記電装ユニットのうち前記開口部(31)に向く面に取付けられ、
    前記膨張弁が前記機械収納部内であって外側壁(30a)近傍に設けられており、
    前記電装ユニット(250)が前記外側壁近傍に設けられている、空気調和機の室外機(20;120;220)。
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