JPH0212501Y2 - - Google Patents

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JPH0212501Y2
JPH0212501Y2 JP1985003155U JP315585U JPH0212501Y2 JP H0212501 Y2 JPH0212501 Y2 JP H0212501Y2 JP 1985003155 U JP1985003155 U JP 1985003155U JP 315585 U JP315585 U JP 315585U JP H0212501 Y2 JPH0212501 Y2 JP H0212501Y2
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casing
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electrical component
component box
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機、詳しくは、フアンと熱交
換器とを内装するケーシングに電装品箱を内装
し、該電装品箱における側板の外面に沿つて外部
配線用の端子盤を設ける空気調和機に関する。
(従来の技術) 従来、電装品の省スペース化を図る関係から電
装品箱における側面の外面に沿つて外部配線用の
端子盤を設けたものが提供されている。
このものは、例えば実開昭58−148518号公報に
示され、第6,7図に示した如くケーシングAの
側板間に仕切板Bを設けて電気品室Cを区画形成
して、この電気品室Cに電装品を内装すると共
に、前記電気品室Cを形成する仕切板Bの側板外
面に、外部配線用の端子盤Dを設け、該端子盤D
に外部配線Eを接続すべく成したものが知られて
いる。
そして、前記端子盤Dの仕切板Bへの固定及び
外部配線Eの端子盤Dへの固定手段としては、何
れも仕切板Bに対し直角方向即ち、ケーシングA
の側方からねじ(図示せず)によりねじ止めして
固定するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、斯かる従来構造にあつては、前記し
た如く端子盤Dの仕切板Bへの固定及び外部配線
Eの端子盤Dへの固定に際し、前記各ねじを仕切
板Bに対し直角方向からねじ止めするものである
から、前記空気調和機Aを壁際に据付けた場合、
該空気調和機Aの側面と壁面とが近接していて、
この据付位置において前記各ねじのねじ込み或い
はねじ戻し作業が行なえず、このため前記端子盤
Dの仕切板Bへの取付け、取外し作業及び外部配
線Eの端子盤Dへの取付け、取外しを行なうこと
ができないものであつた。
この結果、前記接続部の点検・修理や外部電線
の交換を行なう場合や、特に空気調和機の据付
時、室内外連絡電線(外部配線)の端子盤Dに接
続する場合に、前記仕切板Bと共に電装品を前記
ケーシングAからわざわざ取出さなければ、前記
接続部の補修点検や、前記室内外連絡電線の接続
作業が行なえず、その作業が非常に面倒で手間を
要する問題があつた。
本考案の目的は、空気調和機を壁際に据付ける
場合でも、前記空気調和機の前面は室内側に対面
していることに着目して、外部配線の端子盤の電
装品箱における側板外面への取付け、取外しを空
気調和機の前面側から行なえるようにして、前記
電装品又は電装品箱を空気調和機から取出すこと
なく、前記外部配線の端子盤への接続や、該外部
配線の端子盤との接続部の補修点検或いは交換な
どの作業が迅速、かつ容易に行なえ得る如く成す
点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、フアン4と熱交換器3とを内装する
ケーシング1に電装品箱10を内装し、該電装品
箱10における側板11の外面に沿つて、外部配
線用の端子盤9を設ける空気調和機において、前
記電装品箱10に、前記ケーシング1の前面に開
口するねじ穴13aをもつ取付部13を形成する
一方、前記端子盤9を保持する保持部21と、該
保持部21から前記取付部13に対接する如く延
出され、かつ、前記ねじ穴13aに符号する取付
穴22aをもつ固定部22とから成る取付板20
を形成して、該取付板20の前記固定部22の前
記取付部13に、前記ケーシング1の前面側から
前記取付穴22aを介して前記ねじ穴13aに螺
着するねじ体14により固定する如くしたもので
ある。
(作用) しかして、前記端子盤9に外部配線を接続する
ような場合、前記電装品箱10を前記ケーシング
1から取外すことなく、前記ケーシング1の前面
側から前記ねじ体14を前記取付部13より外
し、前記取付板20と共に端子盤9を前記側板1
1部分からケーシング1の前方側に取出して、前
記外部配線の接続作業を行なえ、また、前記ケー
シング1の前面側から前記ねじ体14を前記固定
部22の取付穴22aを介して前記取付部13の
ねじ穴13aにねじ込むことにより前記固定部2
2を前記取付部13に固定し、前記取付体20と
共に端子盤9を前記側板11に沿わせて固定でき
るのである。
(実施例) 以下本考案にかゝる空気調和機を図面の実施例
に基づいて説明する。
第5図に示す空気調和機は分離形空気調和機に
おける壁掛式の室内機であつて、ケーシング1内
を仕切壁2により空調室と電気部品室とに区画し
て、前記空調室に、熱交換器3、フアン4及びフ
アンモータ5を内装すると共に、該ケーシング1
の前面における上部に吸込口6を、また下部に吹
出口7を設ける一方、前記電気部品室に圧縮機
(図示せず)や前記フアンモータ5などをコント
ロールする各種電装品(図示せず)を格納した電
装品箱10を内装するのである。
そして、前記電装品箱10の側板11には室内
外連絡電線(外部配線)8の端子盤9が前記側板
11の外面に沿つて設けられている。
しかして、前記した如く構成する空気調和機に
おいて、前記電装品箱10の側板11の中間部に
凹所12を形成すると共に、該凹所12の側壁1
2a内面に、前記ケーシング1の前面に開口する
ねじ穴13aをもつ筒状の取付部13を設ける一
方、前記端子盤9を保持する断面略〓字形を呈す
る保持部21と、該保持部21から前記取付部1
3に対接する如く延出され、かつ、前記ねじ穴1
3aに符合する取付穴22aをもち、先端を屈曲
した固定部22とから成る取付板20を形成し
て、該取付板20の前記固定部22を前記取付部
13に、前記ケーシング1の前面側から前記取付
穴22aを介して前記ねじ穴13aに螺着するね
じ体14により固定し、前記端子盤9を前記凹所
12の側壁12aに沿わせて着脱可能に取付けた
のである。
即ち、前記取付板20は、第2,3,4図に示
す如く、一枚の略方形状金属板を打抜及び折曲加
工して形成したもので、基板20aの中間部上下
に、鉤状の保持片21a,21bを前記基板20
aの前面側に折曲形成して、これら保持片21
a,21bと前記基板20aの中間部とにより第
4図に示す如く前記端子盤を抱持する断面略〓形
の保持部21を形成している。また、前記基板2
0aの第2図右端側部には、上下方向に亘つて内
面側(端子盤を保持する側)に切起した起立片2
4を形成し、第3図に示す如く前記端子盤9を前
記取付板20に保持させた時に、前記端子盤9の
背面に設けた係合溝91に前記起立片24が嵌合
して、前記端子盤9の前記取付板20に対する抜
止めと位置決めとが行えるようにしている。
また第3図に示す如く前記基板20aの左側端
部には、その側縁下部から屈曲して前記基板20
aの後方側に延びる前記固定部22を形成すると
共に、前記他側部の上方に前記端子盤9から電装
品箱10内に延びる配線(図示せず)を取付バン
ド(図示せず)により結束支持するための掛止片
25が形成されている。
又図に示す実施例では、前記凹所12における
下壁12bのケーシング1の背面側を切欠くと共
に、該凹所12の背面側に、前記ケーシング1の
前面に向つて開口する止金差込穴15aをもつ第
1係止体15を設けると共に、前記凹所12にお
ける前面側に、前記ケーシング1の前面に向つて
開口するビス孔をもつ第2係止体16を設ける一
方、一側に前記第1係止体15の止金差込穴15
aに突入する差込片31をもち、他側に前記第2
係止体16の前面に係合し、前記第2係止体16
のねじ穴(図示せず)に対向する貫通孔(図示せ
ず)をもつた係合片32をもち、更に各係止体1
5,16間に位置する前記側板11と対向し、該
側板11との間で前記連絡電線8を挟持する押片
33をもつ電線止金30を形成して、該電線止金
30を前記第2係止体16に前記ケーシング1の
前面側からビス34によりねじ止めすべく成して
いる。
又19は、電源コードで前記電装品箱10内に
内装した電源用端子盤(図示せず)に接続されて
いる。
本考案の実施例は以上の如く構成するもので、
例えば空気調和機を室内の壁際に据付ける際に、
該空気調和機を予め室内に設置した後で、ケーシ
ング1内における電装品箱10の側板11に設け
た端子盤9に室内外連絡電線8を接続する場合、
先ず、ケーシング1の前面パネルを取外して、該
ケーシング1の前面側から前記ねじ体14及びビ
ス34を外して前記端子盤9を保持した取付板2
0と電線止金30とを前記凹所12から取出す。
次に前記連絡電線8をケーシング1の背面に設け
た挿通口1aからケーシング1内に挿通し、か
つ、前記凹所12から前面側に引出して、該連絡
電線8を前記端子盤9に接続する。そして、電線
接続を終えた端子盤9を前記取付板20と共に前
記凹所12内に挿入する一方、前記ケーシング1
の前面側からねじ体14を前記固定部22の取付
穴22aを介して前記取付部13のねじ穴13a
にねじ込むことにより、前記固定部22を前記取
付部13に固定し、前記取付板20と共に端子盤
9を前記凹所12の側壁12aに沿つて固定する
のである。
然る後、前記電線止金30の差込片31を第1
係止体15の止金差込穴15aに突入させると共
に、前記差込片31に続く押片33と前記側板1
1とにより前記連絡電線8を挟持しながら前記係
合片32を第2係止体16の前面に係合させ、か
つ、前記係合片32と第2係止体16とを前記ケ
ーシング1の前面側からねじ止めすることにより
前記連絡電線8を前記側壁12aに固定するので
ある。
又、前記連絡電線8と端子盤9とにおける接続
部の点検や修理或いは前記連絡電線8の交換等を
行なう場合についても、前記した連絡電線8の接
続作業と同様に前記端子盤9及び電線止金30を
前記凹所12から取外して行なえば良いのであ
る。
以上の如く、空気調和機を壁際に据付ける場合
における前記連絡電線8の前記端子盤9への接続
作業や、また前記空気調和機の据付後における前
記接続部の補修点検なとを行なう際に、ケーシン
グ1から前記電装品箱10を取出すことなく、前
記ケーシング1の前面側から迅速、かつ、容易に
行なうことができるのである。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、電装品箱10に、ケーシ
ング1の前面に開口するねじ穴13aをもつ取付
部13を形成する一方、外部配線用の端子盤9を
保持する保持部21と、該保持部21から前記取
付部13に対接する如く延出され、かつ、前記ね
じ穴13aに符号する取付穴22aをもつ固定部
22とから成る取付板20を形成して、該取付板
20の前記固定部22を前記取付部13に、前記
ケーシング1の前面側から前記取付穴22aを介
して前記ねじ穴13aに螺着するねじ体14によ
り固定したものであるから、前記端子盤9のねじ
止めによる前記電装品箱10の側板への取付け、
取外しが、前記ケーシング1の前面側から行なう
ことができ、これにより前記ケーシング1を壁際
に据付ける場合に、従来例のようにわざわざ電装
品箱10をケーシング1から取出すことなく、前
記外部配線8の前記端子盤9への接続や、該外部
配線8と端子盤9との接続部の補修点検或いは交
換などの作業が迅速、かつ、容易に行なえるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案空気調和機の一実施例を示す要
部の前方からみた斜視図、第2図は取付板の正面
図、第3図は同底面図、第4図は同側面図、第5
図は空気調和機全体の一部切欠正面図、第6図及
び第7図は従来例の説明図で、第6図はその斜視
図、第7図は第6図−線断面図である。 1……ケーシング、3……熱交換器、4……フ
アン、9……端子盤、10……電装品箱、11…
…側板、13……取付部、13a……ねじ穴、1
4……ねじ体、20……取付板、21……保持
部、22……固定部、22a……取付穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フアン4と熱交換器3とを内装するケーシング
    1に電装品箱10を内装し、該電装品箱10にお
    ける側板11の外面に沿つて、外部配線用の端子
    盤9を設ける空気調和機において、前記電装品箱
    10に、前記ケーシング1の前面に開口するねじ
    穴13aをもつ取付部13を形成する一方、前記
    端子盤9を保持する保持部21と、該保持部21
    から前記取付部13に対接する如く延出され、か
    つ、前記ねじ穴13aに符合する取付穴22aを
    もつ固定部22とから成る取付板20を形成し
    て、該取付板20の前記固定部22を前記取付部
    13に、前記ケーシング1の前面側から前記取付
    穴22aを介して前記ねじ穴13aに螺着するね
    じ体14により固定する如くしたことを特徴とす
    る空気調和機。
JP1985003155U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0212501Y2 (ja)

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