JPH0230855Y2 - - Google Patents

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JPH0230855Y2
JPH0230855Y2 JP1984069743U JP6974384U JPH0230855Y2 JP H0230855 Y2 JPH0230855 Y2 JP H0230855Y2 JP 1984069743 U JP1984069743 U JP 1984069743U JP 6974384 U JP6974384 U JP 6974384U JP H0230855 Y2 JPH0230855 Y2 JP H0230855Y2
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JP
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board
case
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bent
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JP1984069743U
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JPS60183473U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は例えば温風暖房機などに設ける制御
基板装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
温風暖房機においては、燃焼運転や温風の送出
を電気的に制御するための制御基板が組込まれて
いる。制御基板はPC板に各種の電子制御素子を
配設してなり、この制御基板を温風暖房機の機体
に取付けたのちに、その機体内に配線されている
各リード線をPC板の充電部に接続する。そして
各リード線はPC板やその近くに樹脂製のクラン
プで固定するか、或いは金属線を樹脂で被覆して
なるビニタイで結束してその処理を図つている。
しかしながら前者の場合、クランプのコストが
高く、割高となり、また後者の場合、各リード線
を接続したのちにその全部を集めて結束しなけれ
ばならず、つまりリード線を接続する際にそれを
固定することが困難であり、このため作業が二重
手間となり、能率が低下してしまう。さらにビニ
タイの場合、その芯の金属線がノイズを誘発する
原因となつたり、その金属線が充電部に触れて短
絡等の事故を招くおそれがあつた。
〔考案の目的〕
この考案はこのような点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、リード線の処理
を安価に能率よく、またノイズの誘発や短絡事故
の招来を伴うおそれなく的確に行なうことができ
るようにした制御基板装置を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
すなわちこの考案は、基板ケースと、この基板
ケース内に組込まれる制御基板と、この制御基板
に接続されるリード線とを具備し、上記基板ケー
スの一側面には、一端側端部、中間部および他端
側端部に少なくともそれぞれ互いに対向する一対
ずつの掛止片を一体的に設け、上記一端側端部お
よび中間部の掛止片は基板ケースの一側面の長手
方向沿いに位置をずらして配置するとともに、互
いにその対向側に直角に折曲するほぼL形に形成
され、上記他端側端部の掛止片はその一方が基板
ケースの一端側にほぼ直角に折曲するL形で、他
方が基板ケースの他端側にほぼ直角に折曲するL
形に形成され、その内側に配置してその間に空間
部およびこの空間部に連なる〓間を有してなり、
上記制御基板に接続したリード線を上記掛止片の
内側に選択的に挿通させて配線するようにしたも
である。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。図中1は温風暖房機の機体で、こ
の機体1は前面が開口し、この開口の周縁にフラ
ンジ2が一体に形成され、このフランジ2に取付
孔3,3およびねじ孔4が穿設されている。
5は合成樹脂により浅底の箱型状に一体に形成
された基板ケースで、この基板ケース5の上端縁
から取付片6が突出し、この取付片6に透孔7が
穿設されているとともに、両側部に直角に折曲す
る支持舌片8,8が設けられ、さらにこの取付片
6の内面に段差6aが形成されている。基板ケー
ス5の内底面には、互いに対応する偶部にボス
9,9が突出し、これらボス9,9にねじ孔1
0,10が穿設されている。また、基板ケース5
の一側面には、上端部、中間部および下端部に位
置してそれぞれ掛止部を構成する一対ずつの掛止
片11a,11b…が突設されている。上端部お
よび中間部に位置する掛止片11a,11bは、
基板ケース5の側面の長手方向沿いに位置をずら
して配置するとともに、互いにその対向側に直角
に折曲するL形に形成されている。下端部に位置
する掛止片11a,11bは、その一方の掛止片
11aが下方側に直角に折曲するL形に、他方が
上方側に直角に折曲するL形にそれぞれ形成され
ている。そして一方の掛止片11aが他方の掛止
片11bの内側に配置してその間に空間部12お
よびその空間部12に連なる隙間13が形成され
ている。
15は制御基板で、この制御基板15はPC板
16に各種の電子制御素子17…を取付け、かつ
これら電子制御素子17…に導通する充電部18
…を設けてなる。そしてPC板16に基板ケース
5のボス9,9に対応する透孔19,19が形成
されている。
次に組立の手順について述べる。まず、基板ケ
ース5の支持舌片8,8を機体1の取付孔3,3
に挿入し、さらに透孔7からねじ孔4にねじ20
を螺挿して基板ケース5を機体1に固定する。つ
いで、基板ケース5の内部に制御基板15を組込
み、透孔19,19からボス9,9のねじ孔1
0,10にねじ21,21を螺挿し、制御基板1
5を基板ケース5に固定する。そして、機体1内
に配線されている各リード線22…をその対応す
る充電部18…に半田等により接続する。この
際、各リード線22…を接続するごとに、そのリ
ード線22…を次のように基板ケース5の側面に
掛止する。すなわち、PC板16の上段部分に配
置する充電部18に接続するリード線22…にあ
つては、第2図に示すようにそれを基板ケース5
の上端部および中間部に配置する掛止片11a,
11b…の内側に順次通し、さらに第3図に示す
ように下端部の掛止片11a,11bの相互間の
空間部12に隙間13を通して挿入する。PC板
16の中段部分に配置する。充電部18に接続す
るリード線22…にあつては、同様に中間部の掛
止片11a,11bから下端部の掛止片11a,
11bの空間部12に挿入する。さらにPC板1
6の下段部分に配置する充電部18に接続するリ
ード線22…にあつては、下端部の掛止片11
a,11bの空間部12に直接挿入する。
このようにして各リード線22…を掛止片11
a,11b…を介して基板ケース5に掛止して処
理するわけであるが、その掛止の作業は各リード
線22…を各充電部18…に接続する際に、その
作業の一連の作業として能率よく行なうことがで
きる。
リード線22…の接続作業が終了したのちに
は、第4図に示すように機体1の前面に前面板2
3を配し、その上端の折曲片24を基板ケース5
の段差6aの内側に差込んで取付ける。
なお、上記実施例においては、この考案の制御
基板装置を温風暖房機に設ける場合を例に挙げた
が、他の機器に設ける場合であつてもよいことは
勿論であり、またリード線を掛止する掛止部も上
記実施例の構成に限らず、種々変形することが可
能であることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、基板ケ
ースに掛止部を設け、この掛止部にリード線を掛
止して処理するようにしたから、従来のように別
個のクランプやビニタイを必要とすることがな
く、したがつてコスト的に有利となり、またリー
ド線を制御基板に接続する際にその作業の一連の
作業として能率的にリード線を掛止でき、さらに
ビニタイを用いる場合のようなノイズの誘発や短
絡事故の招来というおそれもない利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は分
解状態の斜視図、第2図は要部の側面図、第3図
は同じく斜視図、第4図は基板ケースの取付部分
の断面図である。 5……基板ケース、11a,11b……掛止片
(掛止部)、15……制御基板、22……リード
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板ケースと、この基板ケース内に組込まれる
    制御基板と、この制御基板に接続されるリード線
    とを具備し、上記基板ケースの一側面には、一端
    側端部、中間部および他端側端部に少なくともそ
    れぞれ互いに対向する一対ずつの掛止片を一体的
    に設け、上記一端側端部および中間部の掛止片は
    基板ケースの一側面の長手方向沿いに位置をずら
    して配置するとともに、互いにその対向側に直角
    に折曲するほぼL形に形成され、上記他端側端部
    の掛止片はその一方が基板ケースの一端側にほぼ
    直角に折曲するL形で、他方が基板ケースの他端
    側にほぼ直角に折曲するL形に形成され、かつそ
    のいずれか一方の掛止片が他方の掛止片の内側に
    配置してその間に空間部およびこの空間部に連な
    る〓間を有してなり、上記制御基板に接続したリ
    ード線を上記掛止片の内側に選択的に挿通させて
    配線することを特徴とする制御基板装置。
JP6974384U 1984-05-15 1984-05-15 制御基板装置 Granted JPS60183473U (ja)

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JP6974384U JPS60183473U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 制御基板装置

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JP6974384U JPS60183473U (ja) 1984-05-15 1984-05-15 制御基板装置

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JPS60183473U JPS60183473U (ja) 1985-12-05
JPH0230855Y2 true JPH0230855Y2 (ja) 1990-08-20

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ID=30605706

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JPS60183473U (ja) 1985-12-05

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