JP4239189B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、各種電線が接続される電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の電線が接続される電気機器として、例えば、居室等の壁面に設置される住宅情報盤において、図3に示されるように、1は受話器、2はカバー、3は本体、4は埋込ボックスであって、本体3の背面側から電線引込口31を通して、図4のように、電源線PLおよび各種信号線SLが引き込まれている。この電源線PLは通常100Vの強電であり、また、信号線SLは通常12Vまたは24V程度の弱電であって、これらの電線を混在させることは、電源線PLの電圧変動等が信号線SLに誘導されて機器を誤動作させるおそれがあるとして好まれない。そこで、従来から、強電側端子台32と弱電側端子台33a、33bとで電線を接続する端子台を分けて配置したり、さらに、壁面内部に配線するとき、図5に示すような、いわゆる埋込ボックス4内においてその内部を二分する隔壁41を設け、強電側の電源線PLと弱電側の信号線SLとがなるべく離れるように工夫されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、このような電気機器を施工する際には、人件費等の関係で作業が簡便な機器が好まれる。そして、配線作業を簡便にするためには、電気機器が設置される前の電線のみの配線状態では、壁面の埋込ボックスから比較的余裕をもって電線が露出されるとともに、実際の電気機器取付時に余分の電線は、埋込ボックスまたは電気機器内に押し込められ、結果的に、電気機器内で予想外に強電側と弱電側との電線が接触してしまうことが起こり得る。
【0004】
したがって、この発明は、電気機器内において確実に強電側と弱電側の電線を接触させずに取付けることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、本体内に基板が配置されて、該基板に搭載された電気回路部に強電線および弱電線を接続するため、該本体の平面部に電線引込口を備える電気機器において、該電線引込口は、前記強電線と前記弱電線とを離間させるため、前記電線引込口を覆うとともに、必要に応じ各電線を挿通させる複数の開口が形成された平面板であるセパレータを備え、前記強電線と前記弱電線とを押返すことを特徴とすることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の参考例について説明する。図1は、参考例である電気機器としての住宅情報盤の一部断面右側面図であり、全体構造として従来の技術として示した図3から図5と同様の構造を有するものであり、同一部材には同一の符号を付与する。
【0008】
この本体3内には、平面部36に対して略一面に、詳細に説明しない電気回路部が搭載される基板34が配置され、平面部36の電線引込口31と同様に基板34にも開口が設けられている。そして、この電線引込口31の周囲には、本体3を埋込ボックス4または直接壁面にねじ止めするための取付穴35が6ヶ所、本体3の平面部36に配置されている。これらの取付穴35のうち4個については、埋込ボックス4の4個のねじ穴42に対応しており、4本のねじ61によって本体3が埋込ボックス4にねじ止めできるようになっている。
【0009】
そして、6個の取付穴35のうち、中央部分の上下2個については使われないことが多く、この第1の実施形態では、これら2個の取付穴35を利用してセパレータとしての板状の隔壁5を取付けている。この隔壁5の両端には、略L字状の引掛部51が形成され、引掛部51のそれぞれの先端を取付穴35に挿入して装着できるようになっている。この隔壁5の平面部52は、略埋込ボックス4内の隔壁41近傍から、本体3内に配置される基板34を余裕をもって超える位置までの幅に形成されている。この平面部52によって、電線引込口31から引込まれた図示しない電線は、隔壁5に区画された一方から他方へ渡ることを防止することができる。なお、この平面部52の幅としては、埋込ボックス4内の隔壁41の近傍または本体3平面部36のいずれかの位置を一端として、基板34を超える位置からカバー2内面近傍までの位置を他端とする範囲が選択できる。
【0010】
このように構成される参考例の住宅情報盤は、次のように取付作業が行われる。まず、共同住宅等の部屋の壁面に埋込ボックス4が予め埋込み設置されていて、その埋込ボックス4には、図示しない必要な電線、上記の電源線や各種信号線が配設されて、隔壁41によって振分けられて引出されている。この埋込ボックス4に、まず本体3を取付ける。
【0011】
この本体3の取付は、上記のように、埋込ボックス4の4個のねじ穴42に本体3の取付穴35を位置合わせして、4本のねじ61によってねじ止めして本体3を固定する。この固定の際には、埋込ボックス4から引出されている電線(図4の電源線PLおよび信号線SL)を電線引込口31に通して行われ、本体3の固定状態で図1では図示しない電線は、電線引込口31から引出されている。ここで、セパレータとしての隔壁5を取付ける。
【0012】
本体3の電線引込口31から引出されている図1に示さない電線を、埋込ボックス4内に合わせて振分け、セパレータとしての隔壁5の両端の引掛部51を、使用していない取付穴35に挿入して取付ける。このように、隔壁5を取付けると、埋込ボックス4から振分けられているのと同様に、電線引込口31からも隔壁5により振分けられている状態となる。
【0013】
この状態で、強電側の電源線PLを強電側端子台32に接続するとともに、弱電側の各種信号線SLを弱電側端子台33a、33bに接続する。このとき、もしこれら電線が長く余ったとしても、振分けられた電線が近接することはなく、隔壁5の平面部52によって分離されることとなる。
【0014】
なお、セパレータとしての隔壁5の配置は、埋込ボックス4の隔壁41の位置に合わせて設けられてよいが、電線本数の関係で一方の領域(通常信号線SL側の本数が多いので信号線SL側の領域)が広くなるように、湾曲させる等で形成してもよく、また、簡単に許容範囲内で中央位置をずらすように隔壁5を配置してもよい。
【0015】
このように内部に配線を行った後、本体3にカバー2を被せる。カバー2は、詳細に説明しないが、本体3との嵌合構造を有しており、位置合わせして本体に装着される。さらに、カバー2には受話器1が設置され、詳細に説明しないが、受話器1のコネクタがカバー2の端子部に接続される。こうして、壁面に住宅情報盤が取付けられる。
【0016】
つぎに、この発明の実施形態について説明する。図2はの実施形態に使用するセパレータとしての平面板7の斜視図であり、上記の参考例と同様に、図1および図3から図5に示される電気機器しての住宅情報盤に使用されるものである。したがって、全体構造として参考例と同様の構造を有し、同一部材には同一の符号を付与して重複する説明は省略する。
【0017】
図2において、セパレータとしての平面板7は、平面部71によって本体3の電線引込口31をほぼ覆う大きさに形成され、その平面部71の各角部に、本体3に装着するため、本体3の取付穴35の配置に合わせて取付部72がそれぞれ形成されている。
【0018】
これらの取付部72は本体3に形成された6個の取付穴35と共締めされるように形成され、この取付部72を利用したねじ止めであってもよいが、図2にしめすようなワンタッチで押込まれる円錐形の頭部を備えた止め具74を押込んで止めるようにすると、取付が簡便となる。
【0019】
そして、平面部71には、4列×5列で20個の開口73が形成されていて、これらには本体3内の各端子台32、33a、33bの位置による都合に合わせて、必要な開口73に図2に示さない電線を挿通させる。
【0020】
この平面部71は、ほぼ基板34の位置で電線引込口31を覆うことになるが、各開口73から引き出される図2に示さない電線は、開口73の部分において位置決めされ、各端子台32、33a、33bへの配線後に、余り部分を押返すことでほぼ埋込ボックス4内の隔壁41で形成された一方のスペースに押込むことができ、開口73の部分で電線の位置決めを行うことで、本体3側での強電側と弱電側との電線(図4の電源線PLおよび信号線SL)が近接することを防止することができる。
【0021】
このように構成されるこの発明の実施形態の住宅情報盤は、次のように取付作業が行われる。まず、参考例と同様、埋込ボックス4が予め埋込み設置され、その埋込ボックス4に、まず本体3を取付けた後、セパレータとしての平面板7を取付ける。このとき、止め具74を用いることで、簡便に固定することができる。
【0022】
本体3の電線引込口31から引出されている電線(図4の電源線PLおよび信号線SL)を、所定の接続先である各端子台32、33a、33bに合わせて平面板7の開口73いずれかに通す。そして、平面板7の各引掛部72をそれぞれ対応する取付穴35に挿入して取付ける。このように、平面板7を取付けると、電線引込口31から平面板7により、図2に示さない電線が振分けられている状態となる。
【0023】
この状態で、強電側の電源線PLを強電側端子台32に接続するとともに、弱電側の各種信号線SLを弱電側端子台33a、33bに接続する。このとき、もし電線が長く余ったとしても、開口73から押し込むことで埋込ボックス4内で分離され、本体3側において強電側と弱電側との電線が近接することはない。
【0024】
この後、参考例と同様に、本体3にカバー2を被せ、カバー2に受話器1が設置される。
【0025】
このようなこの発明の実施形態において、平面板7に対して参考例の隔壁5の形状を組合せることもでき、その場合には、さらに確実に強電および弱電の電線を振分けることが可能となる。なお、この実施形態における平面板7においては、本体3の基板34上にある端子台33a、33bが二辺に設けられているときに、複数の開口73を選択して位置を選択することができるので、参考例より方向の自由度から配線作業が行いやすい。
【0026】
上記各実施形態において、セパレータとしての隔壁5または平面板7の材質は丈夫なものが好ましく、電源線PLおよび信号線SLに用いる電線が硬くまた束になっても、その応力に対抗できる材質が好ましい。
【0027】
また、上記各実施形態は、電気機器として住宅情報盤について説明してきたが、本体引込口から強電側および弱電側の電線を引き込む形態を備える電気機器であればよく、さらに、埋込ボックス4を必ず用いる必要はなく、本体に対してダイレクトに電線を通すパイプがつながっていたり、設置面内部が空間である場合、あるいは、露出で配線されているもの等であってもよい。
【0028】
以上のような、各実施形態に基づいて、内部の電気回路部に強電線および弱電線を接続するため本体に電線引込口を備える電気機器において、該電線引込口は、前記強電線と前記弱電線とを離間させるセパレータを備え、電気機器内において確実に強電側と弱電側の電線を接触させずに取付けることができる。
【0029】
また、セパレータは、電線開口部をほぼ覆うとともに、必要に応じ各電線を挿通させる複数の開口が形成された平面板によるもので、強電線と弱電線とを押返すことで、強電側および弱電側の電線接触を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例としての住宅情報盤の一部断面右側面図。
【図2】この発明の実施形態に利用する平面板の斜視図。
【図3】従来の技術の電気機器を示す住宅情報盤の取付図。
【図4】図3の本体に電線を結線した状態の斜視図。
【図5】図3の埋込ボックスから電線を引き出した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
3 本体
31 電線引込口
5 隔壁
7 平面板

Claims (1)

  1. 本体内に基板が配置されて、該基板に搭載された電気回路部に強電線および弱電線を接続するため、該本体の平面部に電線引込口を備える電気機器において、
    該電線引込口は、前記強電線と前記弱電線とを離間させるため、前記電線引込口を覆うとともに、必要に応じ各電線を挿通させる複数の開口が形成された平面板であるセパレータを備え、前記強電線と前記弱電線とを押返すことを特徴とする電気機器。
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