JP3283366B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP3283366B2 JP3283366B2 JP30047593A JP30047593A JP3283366B2 JP 3283366 B2 JP3283366 B2 JP 3283366B2 JP 30047593 A JP30047593 A JP 30047593A JP 30047593 A JP30047593 A JP 30047593A JP 3283366 B2 JP3283366 B2 JP 3283366B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は1台の室外ユニットを複
数台の室内ユニットにより共用するマルチ型の空気調和
機に係り、特に、室外ユニットのパックドバルブの取付
角度を異にした空気調和機に関する。
数台の室内ユニットにより共用するマルチ型の空気調和
機に係り、特に、室外ユニットのパックドバルブの取付
角度を異にした空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のマルチ型空気調和機は1
台の室外ユニットに、複数台の室内ユニットを冷媒配管
によりそれぞれ接続して共用するものであり、図5に示
すように室外ユニット1の背面等には配管取出口2を開
口させている。この配管取出口2には、図6で示すよう
に、その内部の取付板3に、液側Lとガス側Gで一対を
なす複数対のパックドバルブ4L,4G,5L,5G
を、複数台の室内ユニットA,Bにそれぞれ対応させて
取付けている。これらパックドバルブ4L,4G,5
L,5Gには各液側冷媒配管6L,6G、各ガス側冷媒
配管7L,7Gをそれぞれ接続し、これら配管6L〜7
Gを水平方向外方へ引き出すようになっている。
台の室外ユニットに、複数台の室内ユニットを冷媒配管
によりそれぞれ接続して共用するものであり、図5に示
すように室外ユニット1の背面等には配管取出口2を開
口させている。この配管取出口2には、図6で示すよう
に、その内部の取付板3に、液側Lとガス側Gで一対を
なす複数対のパックドバルブ4L,4G,5L,5G
を、複数台の室内ユニットA,Bにそれぞれ対応させて
取付けている。これらパックドバルブ4L,4G,5
L,5Gには各液側冷媒配管6L,6G、各ガス側冷媒
配管7L,7Gをそれぞれ接続し、これら配管6L〜7
Gを水平方向外方へ引き出すようになっている。
【0003】これら各対の冷媒配管6Lと6G,7Lと
7Gはそれぞれ各対毎に結束されて各接続配管8,9と
して各室内ユニットA,Bに接続されている。配管取出
口2には各接続配管8,9を通すための切欠10cを形
成した配管カバー10が着脱自在に装着される。
7Gはそれぞれ各対毎に結束されて各接続配管8,9と
して各室内ユニットA,Bに接続されている。配管取出
口2には各接続配管8,9を通すための切欠10cを形
成した配管カバー10が着脱自在に装着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の室外ユニット1では、図6に示すように各パ
ックドバルブ4L〜5Gを取付板3にそれぞれ取付ける
上下一対の固定ねじ10aから10bまでの図中縦方向
の距離が長いにも拘らず、これらパックドバルブ4L〜
5Gを、その上下一対の固定ねじ10a,10bが図中
上下に位置するように図中垂直方向に沿って縦配列して
いるので、取付板3と配管取出口2の図中縦方向(垂直
方向)の長さが長くなる。このために、配管取出口2を
閉じる配管カバー10を必要としている。
うな従来の室外ユニット1では、図6に示すように各パ
ックドバルブ4L〜5Gを取付板3にそれぞれ取付ける
上下一対の固定ねじ10aから10bまでの図中縦方向
の距離が長いにも拘らず、これらパックドバルブ4L〜
5Gを、その上下一対の固定ねじ10a,10bが図中
上下に位置するように図中垂直方向に沿って縦配列して
いるので、取付板3と配管取出口2の図中縦方向(垂直
方向)の長さが長くなる。このために、配管取出口2を
閉じる配管カバー10を必要としている。
【0005】また、パッグドバルブ4L〜5Gを縦配列
しているために、これらパックドバルブ4L〜5Gにそ
れぞれ接続される各冷媒配管6L〜7Gが図6に示すよ
うに、水平方向外方へそれぞれほぼ平行に引き出され
る。
しているために、これらパックドバルブ4L〜5Gにそ
れぞれ接続される各冷媒配管6L〜7Gが図6に示すよ
うに、水平方向外方へそれぞれほぼ平行に引き出され
る。
【0006】このために、各対A,B毎の冷媒配管6L
と6G,7Lと7G同士の各間隔a,bと、B室用のガ
ス側冷媒配管4GとA室用の液側冷媒配管7Lとの間隔
cとがパックドバルブ4L〜5Gの近傍では比較的大き
くなってしまう。したがって、これら冷媒配管6L〜7
Gを各接続配管8,9毎に結束するように、冷媒配管6
L〜7Gをその剛性に抗して折曲し、各接続配管8,9
内に通して引き廻す配管作業が必ずしも容易ではないと
いう課題がある。
と6G,7Lと7G同士の各間隔a,bと、B室用のガ
ス側冷媒配管4GとA室用の液側冷媒配管7Lとの間隔
cとがパックドバルブ4L〜5Gの近傍では比較的大き
くなってしまう。したがって、これら冷媒配管6L〜7
Gを各接続配管8,9毎に結束するように、冷媒配管6
L〜7Gをその剛性に抗して折曲し、各接続配管8,9
内に通して引き廻す配管作業が必ずしも容易ではないと
いう課題がある。
【0007】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は、簡単な構成により室外ユ
ニットの配管取出口を縮小して配管カバーを省略するこ
とができる上に、配管作業を容易にすることができるマ
ルチ型空気調和機を提供することにある。
なされたもので、その目的は、簡単な構成により室外ユ
ニットの配管取出口を縮小して配管カバーを省略するこ
とができる上に、配管作業を容易にすることができるマ
ルチ型空気調和機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために次のように構成させる。
するために次のように構成させる。
【0009】本願の請求項1に記載の発明(以下、第1
の発明という)は、複数の室内ユニットに冷媒配管を介
してそれぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外
ユニットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所要
の間隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続され
た冷媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から
外方に引き出すようにしている空気調和機において、前
記各パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口
に接続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続され
るバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する
位置にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記
室外ユニットの取付板に固定されることによりこのバル
ブ本体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備
え、これら複数のパックドバルブは、前記取付板に、そ
の長手方向に1列で取り付けられると共に、各パックド
バルブの各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中
心線が前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の
中心同士を通る中心線に対して所定角度傾斜するように
それぞれ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取
付角度を、前記各室内ユニットに対応させて異にすると
ともに、前記各室内ユニットに対応する前記パックドバ
ルブに接続された各冷媒配管を前記配管取出口の近傍で
近接させたことを特徴とする。
の発明という)は、複数の室内ユニットに冷媒配管を介
してそれぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外
ユニットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所要
の間隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続され
た冷媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から
外方に引き出すようにしている空気調和機において、前
記各パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口
に接続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続され
るバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する
位置にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記
室外ユニットの取付板に固定されることによりこのバル
ブ本体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備
え、これら複数のパックドバルブは、前記取付板に、そ
の長手方向に1列で取り付けられると共に、各パックド
バルブの各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中
心線が前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の
中心同士を通る中心線に対して所定角度傾斜するように
それぞれ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取
付角度を、前記各室内ユニットに対応させて異にすると
ともに、前記各室内ユニットに対応する前記パックドバ
ルブに接続された各冷媒配管を前記配管取出口の近傍で
近接させたことを特徴とする。
【0010】本願の請求項2に記載の発明(以下、第2
の発明という)は、一室内ユニットに対応する所要のパ
ックドバルブは、その液側とガス側とを、これら各対の
固定ねじの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバル
ブ本体の中心同士を通る前記中心線に共にほぼ一致する
ように取付けており、他の室内ユニットに対応するパッ
クドバルブは、その液側とガス側とをこれらの各対の固
定ねじの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバルブ
本体の中心同士を通る前記中心線に対して共に所要角度
をなすように取付けていることを特徴とする。
の発明という)は、一室内ユニットに対応する所要のパ
ックドバルブは、その液側とガス側とを、これら各対の
固定ねじの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバル
ブ本体の中心同士を通る前記中心線に共にほぼ一致する
ように取付けており、他の室内ユニットに対応するパッ
クドバルブは、その液側とガス側とをこれらの各対の固
定ねじの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバルブ
本体の中心同士を通る前記中心線に対して共に所要角度
をなすように取付けていることを特徴とする。
【0011】本願の請求項3に記載の発明(以下、第3
の発明という)は、他の室内ユニットに対応するパック
ドバルブは、その液側とガス側とを、これらの各対の固
定ねじの中心同士を通る前記取り付け中心線が複数のバ
ルブ本体の中心同士を通る前記中心線に対してなす取付
角度が互いに異になるように取り付けていることを特徴
とする。
の発明という)は、他の室内ユニットに対応するパック
ドバルブは、その液側とガス側とを、これらの各対の固
定ねじの中心同士を通る前記取り付け中心線が複数のバ
ルブ本体の中心同士を通る前記中心線に対してなす取付
角度が互いに異になるように取り付けていることを特徴
とする。
【0012】本願の請求項4に記載の発明(以下、第4
の発明という)は、複数の室内ユニットに冷媒配管を介
してそれぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外
ユニットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所定
の間隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続され
た冷媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から
外方に引き出すようにしている空気調和機において、前
記各パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口
に接続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続され
るバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する
位置にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記
室外ユニットの取付板に固定されることによりこのバル
ブ本体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備
え、これら複数のパックドバルブは、前記取付板に、そ
の長手方向に1列で取り付けられると共に、各パックド
バルブの各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中
心線が前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の
中心同士を通る中心線に対して所定角度傾斜するように
それぞれ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取
付角度を、その液側とガス側とを含めてそれぞれ異にす
るとともに、前記パックドバルブに接続された各冷媒配
管を前記配管取出口の近傍で近接させたことを特徴とす
る。
の発明という)は、複数の室内ユニットに冷媒配管を介
してそれぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外
ユニットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所定
の間隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続され
た冷媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から
外方に引き出すようにしている空気調和機において、前
記各パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口
に接続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続され
るバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する
位置にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記
室外ユニットの取付板に固定されることによりこのバル
ブ本体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備
え、これら複数のパックドバルブは、前記取付板に、そ
の長手方向に1列で取り付けられると共に、各パックド
バルブの各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中
心線が前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の
中心同士を通る中心線に対して所定角度傾斜するように
それぞれ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取
付角度を、その液側とガス側とを含めてそれぞれ異にす
るとともに、前記パックドバルブに接続された各冷媒配
管を前記配管取出口の近傍で近接させたことを特徴とす
る。
【0013】
【作用】本発明は、室外ユニットの内方に設けた取付板
に、複数のパックドバルブを、その一対の固定ねじの中
心同士を通る取付中心線と、取付板に取り付けられる複
数のバルブ本体の中心同士を通る中心線とにより形成さ
れる取付角が各室内ユニットに対応して相違するように
取付けることにより、これら各パックドバルブ同士間
と、これらにそれぞれ接続される冷媒配管同士の間隔を
縮小させることができる。このために、これらパックド
バルブと、これらにそれぞれ接続される複数の冷媒配管
同士間の距離も縮小させて互いに近接させることができ
る。
に、複数のパックドバルブを、その一対の固定ねじの中
心同士を通る取付中心線と、取付板に取り付けられる複
数のバルブ本体の中心同士を通る中心線とにより形成さ
れる取付角が各室内ユニットに対応して相違するように
取付けることにより、これら各パックドバルブ同士間
と、これらにそれぞれ接続される冷媒配管同士の間隔を
縮小させることができる。このために、これらパックド
バルブと、これらにそれぞれ接続される複数の冷媒配管
同士間の距離も縮小させて互いに近接させることができ
る。
【0014】このために、これら冷媒配管を配管取出口
近傍にて互いに近接配置することにより、これら冷媒配
管を室外ユニットから外方へ引き出す配管取出口の垂直
方向(取付板の長手方向)の長さを縮小させて配管カバ
ーを省略することができる上に、冷媒配管を各室内ユニ
ット毎に結束して引き廻す等の配管作業を容易にするこ
とができる。
近傍にて互いに近接配置することにより、これら冷媒配
管を室外ユニットから外方へ引き出す配管取出口の垂直
方向(取付板の長手方向)の長さを縮小させて配管カバ
ーを省略することができる上に、冷媒配管を各室内ユニ
ット毎に結束して引き廻す等の配管作業を容易にするこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図4に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0016】図2は本発明の一実施例の要部背面斜視図
であり、図において、室外ユニット11は複数台の図示
しない室内ユニットにより共用されるマルチ型空気調和
機用の室外ユニットである。
であり、図において、室外ユニット11は複数台の図示
しない室内ユニットにより共用されるマルチ型空気調和
機用の室外ユニットである。
【0017】室外ユニット11は、例えばその背面に配
管取出口12を開口し、この配管取出口12の内方の取
付板13には、複数室、例えば2室A,B用のパックド
バルブ14,15をそれぞれ取付けている。各パックド
バルブ14,15は室外ユニット11の配管取出口12
に接続されるバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向
で対向する位置にて外方へ突出するようにそれぞれ突設
された図中上下一対の固定ねじ16a,16bとを備え
ている。
管取出口12を開口し、この配管取出口12の内方の取
付板13には、複数室、例えば2室A,B用のパックド
バルブ14,15をそれぞれ取付けている。各パックド
バルブ14,15は室外ユニット11の配管取出口12
に接続されるバルブ本体と、このバルブ本体の直径方向
で対向する位置にて外方へ突出するようにそれぞれ突設
された図中上下一対の固定ねじ16a,16bとを備え
ている。
【0018】これらパックドバルブ14,15は図1に
も示すように各室A,B毎に液側14L,15Lとガス
側14G,15Gとを有し、上下一対の固定ねじ16
a,16bにより取付板13にそれぞれ固定されてい
る。これら固定ねじ16a,16bを取付板13に固定
することによりバルブ本体が取付板13に固定される。
も示すように各室A,B毎に液側14L,15Lとガス
側14G,15Gとを有し、上下一対の固定ねじ16
a,16bにより取付板13にそれぞれ固定されてい
る。これら固定ねじ16a,16bを取付板13に固定
することによりバルブ本体が取付板13に固定される。
【0019】また、各パックドバルブ14L〜15G
は、各フレアナット14a,14b,15a,15bの
内方(図1では図面の裏面方向)にてほぼ平行に延びる
接続口端部に、液側Lとガス側Gの冷媒配管17L,1
7G,18L,18Gをそれぞれ接続し、これら冷媒配
管17L〜18Gを各室A,Bにそれぞれ対応する接続
配管19,20として、各室A,Bの図示しない室内ユ
ニットに接続するようになっている。
は、各フレアナット14a,14b,15a,15bの
内方(図1では図面の裏面方向)にてほぼ平行に延びる
接続口端部に、液側Lとガス側Gの冷媒配管17L,1
7G,18L,18Gをそれぞれ接続し、これら冷媒配
管17L〜18Gを各室A,Bにそれぞれ対応する接続
配管19,20として、各室A,Bの図示しない室内ユ
ニットに接続するようになっている。
【0020】そして、A,B室の一方、例えばB室用の
液側Lとガス側Gのパックドバルブ14L,14Gは、
これらパックドバルブ14L,14Gの上下一対の固定
ねじ16a,16bの両中心を通る取付中心線Oと、取
付板13にそれぞれ取り付けられた複数のパックドバル
ブ14,15の各バルブ本体の中心同士を結ぶ垂直中心
線である垂直線Vとにより形成される取付角度が所要角
度θになるように取付板13に取り付けられている。
液側Lとガス側Gのパックドバルブ14L,14Gは、
これらパックドバルブ14L,14Gの上下一対の固定
ねじ16a,16bの両中心を通る取付中心線Oと、取
付板13にそれぞれ取り付けられた複数のパックドバル
ブ14,15の各バルブ本体の中心同士を結ぶ垂直中心
線である垂直線Vとにより形成される取付角度が所要角
度θになるように取付板13に取り付けられている。
【0021】一方、他室A用の液側Lとガス側Gのパッ
クドバルブ15L,15Gの取付角度については、上下
一対の固定ねじ16a,16bの両中心を通る取付中心
線Oが垂直線Vとほぼ一致するほぼ0度に設定され、い
わゆる縦配列を形成している。
クドバルブ15L,15Gの取付角度については、上下
一対の固定ねじ16a,16bの両中心を通る取付中心
線Oが垂直線Vとほぼ一致するほぼ0度に設定され、い
わゆる縦配列を形成している。
【0022】このために、図1に示すようにB室用の液
側Lとガス側Gの一対のパックドバルブ14L,14G
同士を近接配置することができると共に、そのガス側パ
ックドバルブ14GとA室用の液側パックドバルブ15
Lとを近接することができるので、その分、取付板13
の図中縦方向(長手方向)の長さを縮小させることがで
きる。
側Lとガス側Gの一対のパックドバルブ14L,14G
同士を近接配置することができると共に、そのガス側パ
ックドバルブ14GとA室用の液側パックドバルブ15
Lとを近接することができるので、その分、取付板13
の図中縦方向(長手方向)の長さを縮小させることがで
きる。
【0023】また、B室用の一対のパックドバルブ14
L,14Gにそれぞれ接続される一対の冷媒配管17
L,17Gからなる接続配管19はA室用の接続配管2
0に、配管取出口12近傍で近接して、図3に示すよう
に外部へ延出することができるので、配管取出口12の
高さhと幅Wとを共に縮小させることができる。
L,14Gにそれぞれ接続される一対の冷媒配管17
L,17Gからなる接続配管19はA室用の接続配管2
0に、配管取出口12近傍で近接して、図3に示すよう
に外部へ延出することができるので、配管取出口12の
高さhと幅Wとを共に縮小させることができる。
【0024】例えばパックドバルブ14L,14Gの取
付角度θを0<θ≦45°に設定すると、配管取出口1
2の高さhと幅Wの寸法(cm)を100≦h≦15
0,30≦W≦60に縮小させることができる。
付角度θを0<θ≦45°に設定すると、配管取出口1
2の高さhと幅Wの寸法(cm)を100≦h≦15
0,30≦W≦60に縮小させることができる。
【0025】その結果、図5で示す従来の配管カバー1
0を削除して部品点数を削減することができる上に、外
観上の美観を高め、さらに配管取出口12への雨水の侵
入や鼠等の小動物の侵入を防止し、これらによる室外ユ
ニット11の信頼性の低下を防止することができる。
0を削除して部品点数を削減することができる上に、外
観上の美観を高め、さらに配管取出口12への雨水の侵
入や鼠等の小動物の侵入を防止し、これらによる室外ユ
ニット11の信頼性の低下を防止することができる。
【0026】また、両接続配管19,20が配管取出口
12近傍で既に互いに近接しているので、従来例のよう
にこれらを互いに近接させるようにその剛性に抗して折
り曲げて引き廻す等の配管作業の簡単化を図ることがで
きる。
12近傍で既に互いに近接しているので、従来例のよう
にこれらを互いに近接させるようにその剛性に抗して折
り曲げて引き廻す等の配管作業の簡単化を図ることがで
きる。
【0027】なお、前記実施例ではB室用の一対のパッ
クドバルブ14L,14Gのみの取付角を、同一角の所
要角度θに設定した場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばパックドバルブ
14L〜15Gの全部、または一部の取付角度をそれぞ
れ異にしてもよく、全部の取付角度を異にする場合は、
図1中上方のパックドバルブ14Bから下方のパックド
バルブ15Aに行くに従って、次第に取付角度を小さく
させたり、下方のパックドバルブ15Aから上方のパッ
クドバルブ14Bに行くに従って、次第に取付角度が小
さくなるように設定してもよい。
クドバルブ14L,14Gのみの取付角を、同一角の所
要角度θに設定した場合について説明したが、本発明は
これに限定されるものではなく、例えばパックドバルブ
14L〜15Gの全部、または一部の取付角度をそれぞ
れ異にしてもよく、全部の取付角度を異にする場合は、
図1中上方のパックドバルブ14Bから下方のパックド
バルブ15Aに行くに従って、次第に取付角度を小さく
させたり、下方のパックドバルブ15Aから上方のパッ
クドバルブ14Bに行くに従って、次第に取付角度が小
さくなるように設定してもよい。
【0028】また、液側パックドバルブ15Lのみを、
その上下一対の固定ねじ16a,16b同士の取付中心
線Oが垂直中心線Vと一致するように垂直に取付け、他
のパックドバルブである14Lおよび14Gと15Gと
が液側パックドバルブ15Lを介して互いに反対の角度
となるように取付けてもよい。
その上下一対の固定ねじ16a,16b同士の取付中心
線Oが垂直中心線Vと一致するように垂直に取付け、他
のパックドバルブである14Lおよび14Gと15Gと
が液側パックドバルブ15Lを介して互いに反対の角度
となるように取付けてもよい。
【0029】さらに、図4に示すようにパックドバルブ
14B,15Aの一部の取付角度を異にする場合は、B
室用の一対のパックドバルブ14L,14Gの取付角を
それぞれ所要角θL,θGに設定する一方、A室用の一
対のパックドバルブ15L,15Gを縦配列し、上方に
位置するB室用の液側パックドバルブ14Lの取付角θ
Lを、その下方のガス側パックドバルブ14Gの取付角
θGよりも大きく設定して、例えば0<θG<θL≦4
5°に設定してもよい。
14B,15Aの一部の取付角度を異にする場合は、B
室用の一対のパックドバルブ14L,14Gの取付角を
それぞれ所要角θL,θGに設定する一方、A室用の一
対のパックドバルブ15L,15Gを縦配列し、上方に
位置するB室用の液側パックドバルブ14Lの取付角θ
Lを、その下方のガス側パックドバルブ14Gの取付角
θGよりも大きく設定して、例えば0<θG<θL≦4
5°に設定してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、室外ユニ
ットの内方に設けた取付板に、複数のパックドバルブ
を、そのバルブ本体の中心同士を通る中心線と一対の固
定ねじの中心同士を通る取付中心線とにより形成される
取付角が各室内ユニットに対応して相違するように取付
けることにより、これら各パックドバルブ同士と、これ
らにそれぞれ接続される冷媒配管同士を共に近接させる
ことができる。
ットの内方に設けた取付板に、複数のパックドバルブ
を、そのバルブ本体の中心同士を通る中心線と一対の固
定ねじの中心同士を通る取付中心線とにより形成される
取付角が各室内ユニットに対応して相違するように取付
けることにより、これら各パックドバルブ同士と、これ
らにそれぞれ接続される冷媒配管同士を共に近接させる
ことができる。
【0031】このために、これら冷媒配管を外方へ引き
出す室外ユニットの配管取出口を縮小させて従来の配管
カバーを削減できる上に、これら配管の引廻し等の配管
作業の簡単化を図ることができる。
出す室外ユニットの配管取出口を縮小させて従来の配管
カバーを削減できる上に、これら配管の引廻し等の配管
作業の簡単化を図ることができる。
【図1】図2で示す要部の平面図。
【図2】本発明に係る空気調和機の一実施例の室外ユニ
ットの要部斜視図。
ットの要部斜視図。
【図3】図2で示す室外ユニットの一部切欠背面斜視
図。
図。
【図4】本発明の他の実施例の要部正面図。
【図5】従来の室外ユニットの一部切欠背面斜視図。
【図6】図5で示す従来例の一部正面図。
11 室外ユニット 12 配管取出口 13 取付板 14 B室用パックドバルブ 14L 液側B室用パックドバルブ 14G ガス側B室用パックドバルブ 15 A室用パックドバルブ 15L 液側A室用パックドバルブ 15G ガス側A室用パックドバルブ 16a,16b 固定ねじ 17L,17G 液側冷媒配管 18L,18G ガス側冷媒配管 19,20 接続配管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−27372(JP,A) 実開 平3−13035(JP,U) 実開 昭61−66761(JP,U) 実開 平2−96533(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の室内ユニットに冷媒配管を介して
それぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外ユニ
ットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所要の間
隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続された冷
媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から外方
に引き出すようにしている空気調和機において、前記各
パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口に接
続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続されるバ
ルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する位置
にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記室外
ユニットの取付板に固定されることによりこのバルブ本
体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備え、こ
れら複数のパックドバルブは、前記取付板に、その長手
方向に1列で取り付けられると共に、各パックドバルブ
の各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中心線が
前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の中心同
士を通る中心線に対して所定角度傾斜するようにそれぞ
れ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取付角度
を、前記各室内ユニットに対応させて異にするととも
に、前記各室内ユニットに対応する前記パックドバルブ
に接続された各冷媒配管を前記配管取出口の近傍で近接
させたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 一室内ユニットに対応する所要のパック
ドバルブは、その液側とガス側とを、これら各対の固定
ねじの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバルブ本
体の中心同士を通る前記中心線に共にほぼ一致するよう
に取付けており、他の室内ユニットに対応するパックド
バルブは、その液側とガス側とをこれらの各対の固定ね
じの中心同士を通る前記取付中心線が複数のバルブ本体
の中心同士を通る前記中心線に対して共に所要角度をな
すように取付けていることを特徴とする請求項1記載の
空気調和機。 - 【請求項3】 他の室内ユニットに対応するパックドバ
ルブは、その液側とガス側とを、これらの各対の固定ね
じの中心同士を通る前記取り付け中心線が複数のバルブ
本体の中心同士を通る前記中心線に対してなす取付角度
が互いに異になるように取り付けていることを特徴とす
る請求項2記載の空気調和機。 - 【請求項4】 複数の室内ユニットに冷媒配管を介して
それぞれ接続される複数のパックドバルブを、室外ユニ
ットの内方に設けた取付板に、その長手方向に所定の間
隔を置いて取付け、前記パックドバルブに接続された冷
媒配管を前記室外ユニットに設けた配管取出口から外方
に引き出すようにしている空気調和機において、前記各
パックドバルブは、前記室外ユニットの配管取出口に接
続される一方、前記冷媒配管に直交方向で接続されるバ
ルブ本体と、このバルブ本体の直径方向で対向する位置
にて外方に突出するようにそれぞれ突設されて前記室外
ユニットの取付板に固定されることによりこのバルブ本
体をこの取付板に固定する一対の取付ねじとを備え、こ
れら複数のパックドバルブは、前記取付板に、その長手
方向に1列で取り付けられると共に、各パックドバルブ
の各対の前記固定ねじの中心同士を通る各取付中心線が
前記取付板に取り付けられた複数のバルブ本体の中心同
士を通る中心線に対して所定角度傾斜するようにそれぞ
れ取り付けられ、これら各パックドバルブの各取付角度
を、その液側とガス側とを含めてそれぞれ異にするとと
もに、前記パックドバルブに接続された各冷媒配管を前
記配管取出口の近傍で近接させたことを特徴とする空気
調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30047593A JP3283366B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30047593A JP3283366B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07151358A JPH07151358A (ja) | 1995-06-13 |
JP3283366B2 true JP3283366B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=17885250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30047593A Expired - Fee Related JP3283366B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3283366B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3771626B2 (ja) * | 1996-04-23 | 2006-04-26 | 三菱重工業株式会社 | 分離形空気調和機の室外ユニット |
CN100414202C (zh) * | 2004-04-30 | 2008-08-27 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 装有工作阀门组件的空调器室外机 |
KR20230116539A (ko) * | 2022-01-28 | 2023-08-04 | 삼성전자주식회사 | 천장형 공기조화기 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP30047593A patent/JP3283366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07151358A (ja) | 1995-06-13 |
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