JPH07236211A - 住宅情報通信装置用中継器 - Google Patents

住宅情報通信装置用中継器

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Publication number
JPH07236211A
JPH07236211A JP6025284A JP2528494A JPH07236211A JP H07236211 A JPH07236211 A JP H07236211A JP 6025284 A JP6025284 A JP 6025284A JP 2528494 A JP2528494 A JP 2528494A JP H07236211 A JPH07236211 A JP H07236211A
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JP
Japan
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repeater
information communication
communication device
mounting base
wiring
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Pending
Application number
JP6025284A
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English (en)
Inventor
Junji Senoo
純二 妹尾
Hideo Togawa
英夫 戸川
Toru Yamada
徹 山田
Kenji Hirota
健二 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住宅情報通信装置へ配線を行う場合の中継器
の使用融通性を高め、住宅情報通信システムを拡張又は
変更する際に住宅情報通信装置自体を取り替える等とい
った不便さを適切に解消し、その使用利便性を高める。 【構成】 住宅情報通信装置2への配線接続を行うため
の中継器1であって、この中継器1は前記住宅情報通信
装置2を形成する取付けベース2B及びこの取付けベー
ス2Bの前面側に接合される本体パネル2Aとは別体で
形成され、しかもこの中継器1には、この中継器1を前
記住宅情報通信装置2の取付けベース2Bに対して着脱
自在に取付けるための取付手段10、10が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅等において使
用される住宅情報通信装置へ信号線等の配線接続を行う
のに適用される住宅情報通信装置用中継器の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の住宅情報通信装置用中継
器としては、例えばドアホン子器等の住宅情報通信装置
の取付けベースに一体的に固定して取付けられたものが
提案されている。この従来のものでは、例えば集合住宅
の各住戸に設置された住戸インターホンを、共同玄関口
に設置されたロビーインターホン等と配線接続させる場
合に、所謂渡り配線方式を採用し、その省線化が図れ
る。即ち、かかる配線に際しては、各住戸のドアホン子
器に取付けられた複数の中継器を直列状態に配線接続さ
せた状態で、これら複数の中継器をロビーインターホン
等と接続した上で、これらの各中継器から各住戸内の住
戸インターホンへの信号線の引き込みを行うことがで
き、省線化が図れる。
【0003】一方、従来では、上記のような中継器とは
異なり、ドアホン子器等の通信装置とは何の関連性もな
い中継器単体として構成されているものも存在するが、
このようなタイプの中継器は、例えば家屋の壁面等に設
置される埋込みボックスに取付けて使用できるように構
成されていたに過ぎなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の前者のもの
では、住宅情報通信装置の取付けベースに中継器が一体
的に取付けられているために、例えば住宅情報通信シス
テムの拡張や変更等により、渡り配線方式を採用しなく
なった場合には、中継器が不要となる。そして、このよ
うな場合には、中継器を一体化させた住宅情報通信装置
を、中継器を具備しない通常タイプの住宅情報通信装置
とそっくり取り替える必要がある。従って、この点で不
便を生じていた。
【0005】一方、上記従来の後者のものでは、例えば
埋込みボックスに取付けての使用用途に限定されている
ために、この中継器を例えば配電盤の如きボックス内の
木板に取付けて使用するようなことはできなかった。従
って、この従来の後者のものにあっても、その使用融通
性に欠け、住宅情報通信システムの拡張や変更等に際し
てやはり不便を生じていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、住宅情報通信装置へ配線を行う場合の中継器の使用
融通性を高め、住宅情報通信システムを拡張又は変更す
る際に、住宅情報通信装置自体を取り替える等といった
不便さを適切に解消し、その使用利便性を高めること
を、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、住宅情報通信装置への配線接続を行
うための中継器であって、この中継器は前記住宅情報通
信装置を形成する取付けベース及びこの取付けベースの
前面側に接合される本体パネルとは別体で形成され、し
かもこの中継器には、この中継器を前記住宅情報通信装
置の取付けベースに対して着脱自在に取付けるための取
付手段が設けられている。
【0008】請求項2に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、上記請求項1の構成において、前記
中継器の側面には、中継器の接続端子に接続された配線
の導通チェックを行うための試験用の孔部が設けられ、
しかもこの試験用の孔部は、中継器を住宅情報通信装置
の取付けベースの背面側へ取付けたときにこの取付けベ
ースに形成された開口部から露呈するように構成されて
いる。
【0009】請求項3に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、上記請求項1又は2の構成におい
て、前記中継器には、その接続端子に接続された配線を
住宅情報通信装置に対して接続させるための住宅情報通
信装置用の接続端子が設けられ、しかもこの住宅情報通
信装置用の接続端子は、中継器を住宅情報通信装置の取
付けベースに取付けたときに住宅情報通信装置の接続端
子と相互に嵌合して導通接触するように構成されてい
る。
【0010】請求項4に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、住宅情報通信装置への配線接続を行
うための中継器であって、この中継器を埋込みボックス
へ取付けるための埋込みボックス用取付ねじ固定孔と、
この中継器を木板へ取付けるための木板用取付ねじ固定
孔とを備えている。
【0011】請求項5に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、上記請求項4の構成において、前記
中継器を埋込みボックスに取付けたときには、その前面
側に中継器表面を覆い隠すための化粧板が取付け可能に
構成されている。
【0012】請求項6に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器は、上記請求項4又は5の構成におい
て、前記中継器を埋込みボックスへ取付けたときに表面
側に配置される中継器の一側面側には、中継器の反対面
側に設けられた接続端子に接続された配線の導通チェッ
クを行うための試験用の孔部が設けられている。
【0013】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係る住宅情報通信装置用中継器では、住宅情報通信装
置の取付けベースに対してこの中継器を着脱自在である
から、例えば住宅情報通信装置への配線に際していわゆ
る渡り配線方式を採用するような場合には、住宅情報通
信装置に中継器を取付けることによりかかる方式の配線
接続を行うことができる。これに対して、渡り配線方式
等を採用せず、中継器を介在させずに住宅情報通信装置
の配線接続を行う場合には、取付けベースからこの中継
器を取り外しておけばよいこととなる。従って、住宅情
報通信装置としては、渡り配線方式であるか否かを問わ
ず、同一種類の住宅情報通信装置を用いることができ、
通信システムの配線方式の変更等に対応して住宅情報通
信装置自体を取り替えるような必要がなくなる。
【0014】請求項2に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器では、この中継器を住宅情報通信装置の
取付けベースの背面側に取付けると、この中継器の試験
用の孔部が取付けベースの開口部の箇所から露呈するこ
ととなる。従って、中継器の接続端子に接続された配線
の導通チェックを行うに際しては、中継器を取付けベー
スからわざわざ取り外す必要がなくなり、中継器が取付
けられた取付けベースを壁面等の所定箇所へ取付けた状
態のまま、配線の導通チェックが容易に行える。
【0015】請求項3に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器では、この中継器を住宅情報通信装置の
取付けベースに取付けた状態において、この中継器に設
けられた住宅情報通信装置用の接続端子を住宅情報通信
装置の接続端子に対して相互に嵌合させて導通接触させ
ることができる。従って、中継器を介して住宅情報通信
装置を配線接続させる際に、中継器の接続端子と住宅情
報通信装置の接続端子との相互間を別途配線コードを利
用して接続させる手間が不要となり、その接続作業が容
易となる。
【0016】請求項4に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器では、埋込みボックス用の取付ねじ固定
孔を利用すれば、この中継器を埋込みボックスに取付け
ることができ、また木板用取付ねじ固定孔を利用すれ
ば、この中継器を配電盤ボックスの如き木板に対して取
付けることができる。即ち、埋込みボックスと木板との
何れにも取付けて使用することができ、その使用融通性
が高まる。
【0017】請求項5に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器では、中継器を埋込みボックスに取付け
たときには、その前面側を化粧板によって覆い隠すこと
ができ、中継器が不体裁な状態で外部から見えることを
防止でき、また中継器の保護が図れる。
【0018】請求項6に記載の本発明に係る住宅情報通
信装置用中継器では、中継器を埋込みボックスへ取付け
たときに、試験用の孔部が表面側に配置されるので、こ
の中継器を埋込みボックスから取り外すことなく、この
中継器の接続端子に接続された配線の導通チェックを容
易に行うことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 〔第1実施例(請求項1乃至3に対応)〕図1は、本発
明の第1実施例に係る住宅情報通信装置用中継器1を示
す斜視図である。この中継器1は、同図に示すように、
例えば住宅情報通信装置の一例としてのドアホン子器2
に取付けられて使用されるものである。ドアホン子器2
は、取付けベース2B及びこの取付けベース2Bの前面
側に接合される本体パネル2Aとから構成されている。
ドアホン子器2の取付けベース2Bは、壁面等に埋設さ
れた埋込みボックス3に取付けられて使用されるが、こ
の取付けは取付けベース2Bの開口部20の内周縁に設
けられたネジ用孔21に挿通させたネジ体4を埋込みボ
ックス3のネジ孔30に螺合することにより行われる。
ドアホン子器2の本体パネル2Aは、取付けベース2B
に対して係合装着できる等、着脱自在であるが、その内
部には住戸内に設置される住戸インターホン親機との相
互間でインターホン通話等を実行するための各種回路が
設けられている。
【0020】中継器1は、ドアホン子器2の取付けベー
ス2Bや本体パネル2Aとは別体で形成されたもので、
その左右両側部には、取付けベース2Bに対してこの中
継器1を着脱自在に係合させるための係止用突片10、
10が設けられている。この係止用突片10、10は、
取付けベース2Bの開口部20よりも幅広となるように
左右両側方向へ膨出した突起部11を有するもので、こ
の突起部11を取付けベース2Bの背面側から開口部2
0内へ圧縮させた状態で押し込むことにより、図3及び
図4に示すように、前記突起部11を取付けベース2B
に形成されている係止用凹部24の箇所へ係合できるよ
うに構成されている。尚、中継器1の表面側(図1にお
いて表面側)と取付けベース2Bの背面側との各所に
は、前記係止用突片10、10を取付けベース2Bの係
止用凹部24、24へ位置合わせするための位置決め用
リブ12及びこの位置決め用リブ12を嵌入させるため
の位置決め用孔22が設けられている。
【0021】中継器1は、図2に示すように、その裏面
側に複数の接続端子13・・を縦横に配列して設けてい
る。これらの各接続端子13としては、例えば配線Lを
ネジの締付けによって固定接続させる所謂端子ねじ式の
ものや、或いはネジの締付けが不要な速結端子方式のも
のが採用される。
【0022】一方、中継器1の表面側には、前記複数の
接続端子13・・の各々と導通した試験用の孔部14が
複数設けられている。この複数の試験用の孔部14は、
各接続端子13に接続される配線Lの導通チェックを行
うためのものである。但し、これら試験用の孔部14
は、上記した中継器1の係止用突片10、10を利用し
て中継器1を取付けベース2Bに取付けたときに、この
取付けベース2Bの開口部20内の位置に配置されて、
取付けベース2Bの表面側へ露呈されるように配慮され
ている。
【0023】また、中継器1の表面側には、接続端子1
3に接続される配線Lをドアホン子器2側に導通させる
ための住宅情報通信装置用の接続端子15が複数設けら
れている。この接続端子15の具体例としては、ばね付
きピン方式のものが採用される。尚、ドアホン子器2の
本体パネル2Aの背面側には、かかる接続端子15を嵌
入接続させるための接続端子23が設けられている。中
継器1側の接続端子15は、この中継器1を取付けベー
ス2Bに取付けた状態において、本体パネル2Aを取付
けベース2Bに接合させると、本体パネル2Aの接続端
子23に丁度嵌合し、相互に導通接続されるように設定
されている。尚、中継器1とドアホン子器2との電気接
続方式としては、ばね付きピン方式のものに代えて、例
えば図5に示すような所謂端子かぶせ方式の住宅情報通
信装置用の接続端子15aと接続端子23aを用いても
よい。
【0024】上記構成の住宅情報通信装置用中継器1
は、例えばマンション等の集合住宅の各住戸に設置され
る複数のドアホン子器2を利用した渡り配線方式を採用
する場合に使用される。即ち、先ず図2で示した裏面側
の複数の接続端子13・・に信号線や通話線等の配線L
を接続させてから、この中継器1をドアホン子器2の取
付けベース2Bに取付ける。次いで、この取付けベース
2Bを住戸の玄関先の壁面等に設置された埋込みボック
ス3に取付け、その後この取付けベース2Bの前面側へ
本体パネル2Aを取付ければよい。これによりドアホン
子器2の設置が完了する。
【0025】図6は、上記のようにして集合住宅の各住
戸に取付けたドアホン子器2を用いて構成された渡り配
線方式の通信システムの一例を示す説明図である。この
通信システムでは、集合住宅の各住戸に設置された複数
のドアホン子器2・・が、各ドアホン子器2に取付けら
れている中継器1を介して信号線、通話線、映像信号線
等の配線Lによって直列に接続されている。そして、こ
のようにして接続された各ドアホン子器2は、集合住宅
の共同玄関に設置されたロビーインターホン50や、管
理人室等に設置される警報監視盤51等に対して一連に
接続されている。また、各住戸内に設置される住戸イン
ターホン52は、ドアホン子器2と接続されることによ
って、ロビーインターホン50や警報監視盤51と接続
され、必要なインターホン通話や映像信号の受信等が行
えるように構成されてる。このような渡り配線方式で
は、各住戸の住戸インターホン52やドアホン子器2を
各々個別の配線経路でロビーインターホン50等に対し
て接続させる必要がなく、その省線化が図れ、配線施工
が容易となる。
【0026】尚、上記のような通信システムを構成する
場合においては、ドアホン子器2の裏面側に取付けられ
た中継器1への配線Lの接続が正しいか否かを事前に確
認しておく必要がある。而して、この確認を行う場合に
は、取付けベース2Bから本体パネル2Aを取り外せば
よい。この状態においては、取付けベース2Bの背面側
に取付けられている中継器1の試験用の孔部14・・が
取付けベース2Bの開口部20から露呈するので、取付
けベース2Bを埋込みボックス3から取り外すような手
間を要することなく、前記孔部14・・を利用して配線
Lの接続が適切であるか否かのチェックを容易且つ迅速
に行うことができる。
【0027】また、ドアホン子器2の取付けに際して、
その本体パネル2Aを取付けベース2Bの前面に取付け
ると、この本体パネル2Aの接続端子23と中継器1の
住宅情報通信装置用の接続端子15との両者が相互に嵌
合接触する。従って、中継器1の接続端子15とドアホ
ン子器2の接続端子23とを配線コード等を用いて相互
に接続させる手間が不要となり、また取付けベース2B
と本体パネル2Aとの両者間に配線コードが噛み込むと
いった不具合もなく、便利である。
【0028】一方、集合住宅の通信システムの内容如何
では、ドアホン子器2を図6に示したような渡り配線に
利用しない場合がある。この場合には、中継器1を用い
る必要はないので、取付けベース2Bに中継器1を取付
けることなく、ドアホン子器2を埋込みボックス3に取
付ければよい。従って、このドアホン子器2自体を他の
タイプのドアホン子器2と交換するような必要はなく、
中継器1を取付けベース2Bに取付けるか否かによっ
て、同一のドアホン子器2を渡り配線方式を利用する用
途と利用しない用途との何れにも使用することができ、
便利となる。
【0029】尚、上記実施例では、ドアホン子器2を住
宅情報通信装置の一例に挙げて説明したが、本発明では
住宅情報通信装置の具体的な種類は決してこれに限定さ
れない。
【0030】〔第2実施例(請求項4〜6に対応)〕図
7は、本発明の第2実施例に係る住宅情報通信装置用中
継器1Aを示す斜視図である(尚、第1実施例と同一部
位は同一符号で示す)。この中継器1Aは、その片面側
(図7では背面側)に、第1実施例の中継器1の接続端
子13と同様な速結端子方式等の複数の接続端子13A
・・が設けられている。そして、その反対面側には、各
接続端子13Aに接続された配線Laの導通チェックを
行うための試験用の孔部14Aが複数設けられている。
【0031】また、中継器1Aの上下両端部には、この
中継器1Aを埋込みボックス3Aのネジ孔30に螺合さ
れるネジ体4を利用して埋込みボックス3Aに取付ける
ための埋込みボックス用取付ねじ固定孔6、6が設けら
れている。また、この中継器1Aを後述する木板に取付
けるために利用される木板用取付ねじ固定孔6a、6a
も上下に2箇所ずつ計4箇所設けられている。更には、
化粧プレート5をネジ体4bを用いてこの中継器1Aに
取付けるための固定孔6b、6bも設けられている。
【0032】上記構成の住宅情報通信装置用中継器1A
では、その埋込みボックス用取付ねじ固定孔6、6を利
用してこの中継器1Aを埋込みボックス3Aに取付けれ
ば、この埋込みボックス3A内に引き込まれる配線La
の中継に用いることができる。即ち、住宅情報通信装置
が未だ取付けられていない状態の埋込みボックス3Aの
スペースを有効に利用して、配線Laの中継が行える。
【0033】また、かかる中継器1Aの取付け状態で
は、その表面側に試験用の孔部14Aが配置されるの
で、この中継器1Aを埋込みボックス3Aから取り外す
ことなく、接続端子13Aに接続された配線Laの導通
チェックを行うことができる。更に、通常時にあって
は、中継器1Aの表面側に化粧プレート5を取付けるこ
とにより、この中継器1Aを覆い隠すことができるの
で、この中継器1Aの保護が図れ、また外観体裁も良好
な状態にできることとなる。
【0034】一方、住宅用通信システムのシステム内容
如何では、上記した埋込みボックス3Aを利用せず、例
えば図8に示すような配電用中継ボックス7を利用して
中継を行わねばならない場合がある。而して、この場合
には、中継器1Aを図7に示す場合とは表裏を逆にした
状態で、配電用中継ボックス7内の木板8に当接させ、
その上下計4箇所の木板用取付ねじ固定孔6a・・にネ
ジ体4aを挿通させて木板8にねじ止めすればよい。こ
れにより、中継器1Aを配電用中継ボックス7に確実且
つ適切に取付けることができる。
【0035】図9は、配電用中継ボックス7の木板8に
取付けた中継器1Aを利用して構成された集合住宅の通
信システムの一例を示すものである。即ち、このシステ
ムでは、集合住宅の各階に設置された配電用中継ボック
ス7に取付けた中継器1Aどうしが相互に配線接続さ
れ、これら複数の中継器1Aがロビーインターホン50
等に対して一連に接続されている。そして、各住戸の住
宅情報通信装置は、各階の中継器1Aと配線接続される
ことによって、ロビーインターホン50等と接続された
状態となっている。このように、本実施例に係る中継器
1Aでは、木板8を備えた配電用中継ボックス7と埋込
みボックス3Aとの何れにも取付けることができ、通信
システムを構築する場合に便利となる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至6に記載の本発明に係る住宅情報通信装置用中
継器によれば、住宅情報通信装置へ配線を行う場合の中
継器の使用融通性を高めることができ、住宅情報通信シ
ステムを拡張又は変更する際に住宅情報通信装置自体を
取り替えたり、或いは中継器の取付箇所が埋込みボック
スの箇所のみに限定されるといった不便さを適切に解消
でき、その使用利便性を高めることができるという効果
が得られる。
【0037】特に、請求項2や請求項6に記載の本発明
によれば、中継器の接続端子に接続させた配線の導通チ
ェックが容易に行えるので一層便利である。また請求項
3に記載の本発明によれば、中継器の接続端子と住宅情
報通信装置の接続端子との相互間を別途配線コードを利
用して接続させる手間も不要となるので、その接続作業
が容易となる利点も得られる。更に請求項5に記載の本
発明によれば、埋込みボックスに中継器を取付けたとき
にこの中継器を化粧プレートにより保護し、また外観体
裁も良好にできるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る住宅情報通信装置用中継器の一例
を示す斜視図。
【図2】図1に示す住宅情報通信装置用中継器の背面
図。
【図3】図1に示す住宅情報通信装置中継器を住宅情報
通信装置の取付けベースに取付けた状態を示す要部斜視
図。
【図4】図1に示す住宅情報通信装置中継器を住宅情報
通信装置の取付けベースに取付ける状態を示す要部断面
図。
【図5】住宅情報通信装置用中継器の接続端子の他の例
を示す説明図。
【図6】図1に示した住宅情報通信装置中継器を用いて
構成された住宅情報通信システムの一例を示す説明図。
【図7】本発明に係る住宅情報通信装置用中継器の他の
例を示す斜視図。
【図8】図7に示す住宅情報通信装置用中継器の使用例
を示す斜視図。
【図9】図7に示す住宅情報通信装置用中継器を用いて
構成された住宅情報通信システムの一例を示す説明図。
【符号の説明】
1,1A 住宅情報通信装置用中継器 2 住宅情報通信装置(ドアホン子器) 2A 本体パネル 2B 取付けベース 3,3A 埋込みボックス 5 化粧プレート 6 埋込みボックス用取付ねじ固定孔 6a 木板用取付ねじ固定孔 8 木板 10 係止用突片 11 突起部 13,13A 接続端子 14,14A 試験用の孔部 15 住宅情報通信装置用の接続端子 20 開口部 23 接続端子 L,La 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 健二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住宅情報通信装置への配線接続を行うため
    の中継器であって、この中継器は前記住宅情報通信装置
    を形成する取付けベース及びこの取付けベースの前面側
    に接合される本体パネルとは別体で形成され、しかもこ
    の中継器には、この中継器を前記住宅情報通信装置の取
    付けベースに対して着脱自在に取付けるための取付手段
    が設けられていることを特徴とする住宅情報通信装置用
    中継器。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記中継器の側面に
    は、中継器の接続端子に接続された配線の導通チェック
    を行うための試験用の孔部が設けられ、しかもこの試験
    用の孔部は、中継器を住宅情報通信装置の取付けベース
    の背面側へ取付けたときにこの取付けベースに形成され
    た開口部から露呈するように構成されていることを特徴
    とする住宅情報通信装置用中継器。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、上記中継器に
    は、その接続端子に接続された配線を住宅情報通信装置
    に対して接続させるための住宅情報通信装置用の接続端
    子が設けられ、しかもこの住宅情報通信装置用の接続端
    子は、中継器を住宅情報通信装置の取付けベースに取付
    けたときに住宅情報通信装置の接続端子と相互に嵌合し
    て導通接触するように構成されていることを特徴とする
    住宅情報通信装置用中継器。
  4. 【請求項4】住宅情報通信装置への配線接続を行うため
    の中継器であって、この中継器を埋込みボックスへ取付
    けるための埋込みボックス用取付ねじ固定孔と、この中
    継器を木板へ取付けるための木板用取付ねじ固定孔とを
    備えていることを特徴とする住宅情報通信装置用中継
    器。
  5. 【請求項5】請求項4において、上記中継器を埋込みボ
    ックスに取付けたときには、その前面側に中継器表面を
    覆い隠すための化粧板が取付け可能に構成されているこ
    とを特徴とする住宅情報通信装置用中継器。
  6. 【請求項6】請求項4又は5において、上記中継器を埋
    込みボックスへ取付けたときに表面側に配置される中継
    器の一側面側には、中継器の反対面側に設けられた接続
    端子に接続された配線の導通チェックを行うための試験
    用の孔部が設けられていることを特徴とする住宅情報通
    信装置用中継器。
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