JPH07105457A - 火災報知用機器等の端子台 - Google Patents

火災報知用機器等の端子台

Info

Publication number
JPH07105457A
JPH07105457A JP24509393A JP24509393A JPH07105457A JP H07105457 A JPH07105457 A JP H07105457A JP 24509393 A JP24509393 A JP 24509393A JP 24509393 A JP24509393 A JP 24509393A JP H07105457 A JPH07105457 A JP H07105457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
screw
terminal block
wiring
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24509393A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Tamura
寿男 田村
Hideo Matsubara
英夫 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP24509393A priority Critical patent/JPH07105457A/ja
Publication of JPH07105457A publication Critical patent/JPH07105457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fire Alarms (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線の接続作業が容易で、導通が確実な端子
台を得ること。 【構成】 等間隔に設けられた隔壁3a,3b,…3n
によりねじ穴5又はねじ挿通穴を有する複数の端子部4
a,4b,…4nが形成された基台2、ねじ挿通穴12
又はねじ穴を有する基板11、及びこの基板11から斜
め上方に折曲げられた差込み片13からなり、基板11
が基台2の端子部4a,4b,…4nにそれぞれ取付け
られた接続金具10と、端子座金15を有し、接続金具
10のねじ穴又はねじ挿通穴12を介して基台2のねじ
穴5のいずれかに螺入された端子ねじ14とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災報知用機器等の端
子台に係り、さらに詳しくは、例えば、火災報知設備に
おける総合盤のごとく、収納箱内に設置され、電源線や
信号線と、収納箱に取付けた表示灯、ベル、発信機など
の防災機器のリード線とを接続する場合などに用いて特
に有効な火災報知用機器等の端子台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、火災報知設備における総合盤
は、壁面に埋込まれ又は壁面に取付けられたボックス
と、開閉可能の扉が設けられボックスの開口部に装着さ
れたプレートとによって構成された収納箱を有し、この
収納箱内に設置された端子台の接続金具に、電源線や信
号線(以下外部配線という)と、収納箱に設けられた表
示灯、ベル、発信機などの防災機器のリード線(以下内
部配線という)とを接続している。
【0003】このような火災報知設備の端子台として、
例えば、実公昭53−6058号公報や実開平2−12
6299号公報に開示された考案がある。これらの公報
に記載された端子台は、外部配線が接続される一次端子
群と、内部配線が接続される二次端子群とを備え、これ
ら両端子群は接続金具や端子等を介して対応する端子ご
とに接続されており、外部配線及び内部配線は、これら
端子群に端子ねじ、はんだ付け、あるいはコネクタによ
り接続されている。
【0004】また、図4に示すように、隔壁3a,3
b,…3nにより複数の端子部4a,4b,…4nが形
成され、各端子部4a,4b,…4nにはそれぞれねじ
穴が設けられた基台2と、ねじ挿通穴を有する基板及び
接続部13aからなる平板状の接続金具10aと、端子
座金15を有する端子ねじ14とからなり、接続金具1
0aの基板を接続部13aが基台2から突出するように
各端子部4a〜4nに装着し、そのねじ挿通穴を介して
基台2のねじ穴に端子ねじ14を螺入した端子台1があ
る。この端子台1は、端子ねじ14を緩めて接続金具1
0aと端子座金15との間に、先端部の被覆が除去され
た外部配線の導線を挿入して端子ねじ14を締めて固定
し、また、内部配線を各接続金具10aの接続部13a
にはんだ付けして接続するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実公昭53−6058
号や実開平2−126299号公報に記載された端子台
を、例えば、総合盤の収納箱内に設置した場合は、収納
箱内には端子台以外にもベルやベル取付台などが設置さ
れているため、これらが邪魔になって端子台への内部配
線や外部配線の結線がやり難いという問題がある。ま
た、内部配線と外部配線の両者を端子ねじにより端子台
に接続する場合は、当然のことながらきわめて面倒で非
能率であり、特に、時間的に余裕のない場合などには誤
配線のおそれもある。
【0006】図4に示した従来技術においては、接続金
具10aと端子座金15との間に外部配線の被覆を除去
した部分を差込むと、外部電線はどこまでも挿入できる
ため所定の長さ以上差込まれてしまい、被覆を除去され
ない部分が接続金具10aと端子座金15との間に固定
されたり、あるいは差込不十分な状態で固定されてしま
い、導通不良や接触不良を生ずることがある。このた
め、外部配線を接続する前に接続金具10aの接続部1
3aに配線した方がよいという制約を生じる。また、接
続金具10aの接続部13aに内部配線をはんだ付けに
より接続するようにしているのできわめて面倒であり、
多くの工数を要する。さらに、接続金具10aの接続部
13aが基台2から水平方向に突出しているため、収納
箱内に端子台1を取付ける際にその奥行きを考慮しなけ
ればならず、このため収納箱自体の小形化を阻害してい
る。
【0007】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、配線の接続作業が容易で、その上導通が確実
な端子台を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る火災報知用
機器等の端子台は、等間隔に設けられた隔壁によりねじ
穴又はねじ挿通穴を有する複数の端子部が形成された基
台と、ねじ挿通穴又はねじ穴を有する基板とこの基板か
ら斜め上方に折曲げられた差込み片とからなり、基板が
基台の端子部にそれぞれ取付けられた接続金具と、端子
座金を有し、接続金具のねじ穴又は接続金具のねじ挿通
穴を介して基台のねじ穴のいずれかに螺入された端子ね
じとからなるものである。また、上記の端子台におい
て、接続金具の差込み片の折曲げ角度を30°〜80
°、好ましくは55°〜65°としたものである。
【0009】
【作用】例えば、外部配線と内部配線を接続金具を介し
て接続する場合、外部配線を端子ねじにより接続金具の
基板に接続し、内部配線には差込み端子を設けてこれを
接続金具の差込み片に差込む。これにより、外部配線と
内部配線を接続金具を介して容易かつ確実に接続するこ
とができる。また、上記の接続金具の差込み片の折曲げ
角度を30°〜80°、好ましくは55°〜65°に設
定したことにより、端子台の斜め上方から周囲の部材に
邪魔されることなく、差込み端子を差込むことができ
る。
【0010】
【実施例】図1は本発明に係る端子台の実施例の斜視図
である。図において、1は端子台、2は絶縁材料からな
る基台で、等間隔に設けられた隔壁3a,3b,…3n
の間には、それぞれナットがインサートされたねじ穴5
を有する端子部4a,4b,…4nが形成されている。
6a,6bは基台2の長さ方向の両端部に突設した取付
部で、ねじ挿入穴7が設けられており、後述する取付具
等に取付けられるようになっている。なお、この基台2
は、前後左右が対称的に作られている。
【0011】10はねじ挿通穴12を有する基板11
と、基板11から角度θで斜め上方に折曲げられた差込
み片13とからなる接続金具で、基板11はそのねじ挿
通穴12をねじ穴5に整合させて各端子部4a,4b,
…4nにそれぞれ固定されている。この差込み片13の
折曲げ角θは端子台1の取付場所によって異なるが、3
0°未満であると従来の平板状の接続金具と大差がな
く、また、80°を超えると差込み片13に差込んだ内
部配線が高さ方向に出張り、収納箱の扉の開閉に不都合
が生じると共に、接続金具に変形を来たすおそれもあ
り、30°〜80°の範囲であればよく、種々実験の結
果、55°〜65°の範囲が最適であることがわかっ
た。
【0012】14は端子ねじ、15は端子ねじ14に回
転はするが抜けないように取付けられた端子座金、16
は端子ねじ14の頭部と端子座金15との間に配設され
たばね座金で、端子ねじ14は接続金具10のねじ挿入
穴12から基台2に設けたねじ穴5に螺入される。
【0013】次に、図2により本発明の作用を説明す
る。なお、図において、20は外部配線で、21は被覆
を除去して露出した導線である。また、22は差込み端
子で、23は差込み部、24は内部配線26の被覆を除
去して露出した導線27をかしめ固定するかしめ部、2
5は内部配線26のかしめ部で、これらは先端部を除
き、例えばビニールチューブ28で被覆されている。
【0014】先ず、端子ねじ14を緩めて、接続金具1
0の基板11と端子座金15の間に、外部配線20の導
線21を差込む。このとき、外部配線20を挿入すると
その先端部が接続金具10の折曲げられた差込み片13
に当って停止するので、差込み不足を生じたり、所定長
以上に差込んだりすることはない。ついで、端子ねじ1
4を締めて外部配線20を接続金具10と端子座金15
との間に固定する。次に、内部配線26に接続された差
込み端子22の差込部23を接続金具10の差込み片1
3に差込めば、外部配線20と内部配線26は、接続金
具10を介して電気的に接続される。
【0015】図3は本発明に係る端子台を備えた総合盤
の斜視図である。図において、30は例えば壁面に埋込
まれた収納箱のボックスで、下壁には壁内に配設された
外部配線(図示せず)をボックス30内に引き込むため
の挿入穴31が設けられており、底部には取付具32を
介して本発明に係る端子台1が取付けられている。な
お、取付具32を省略し、端子台1を直接取付けてもよ
い。33はボックス30の開口部に装着されたプレート
で、ヒンジ35,35により扉34が開閉可能に取付け
られている。そして、プレート33に装着されたベル取
付台37にはベル36が取付けられており、扉34に
は、表示灯38、発信機39が取付けられ、両者の間に
はベル36の音響穴40が設けられている。
【0016】なお、ベル36、表示灯38及び発信機3
9のリード線(内部配線26)は一纏めにされてベル取
付台37の上から取出されており、各内部配線26の端
部には差込み端子22が取付けられている(図には1個
だけ示してある)。
【0017】総合盤は、一般にプレート33の損傷を防
止するため、壁面には最初ボックス30のみを埋込んで
おき、建物の竣工直前の非常に忙しく時間的に余裕のな
い時期にプレート33を取付け、端子台1に内部配線2
6を接続するようにしている。上述の総合盤において
は、壁面に埋込まれたボックス30内に、壁内に配設さ
れた外部配線を挿入穴31から取込んで、あらかじめ端
子ねじ14により端子台1にそれぞれねじ止めしてお
く。外部配線をねじ止めするのは、外部配線は引張られ
ることがあり、ある程度の張力に耐えられるようにする
ためである。
【0018】次に、建物の竣工直前に、扉34が取付け
られプレート33をボックス30に装着し、内部配線2
6の各差込み端子22を端子台1の対応した接続金具1
0の差込み片13にそれぞれ差込む。この際、外部配線
は差込み片13の折曲げ部により差込み片13側には突
出しないので、差込み端子22を差込み片13の所定の
位置まで確実に差込むことができる。これにより、外部
配線とこれに対応した内部配線26とは、接続金具10
を介してそれぞれ接続される。
【0019】このように、本発明に係る端子台1によれ
ば、内部配線26はその差込み端子22を端子台1の対
応した接続金具10の差込み片13に差込むだけでよい
ので、建物の竣工直前のような極めて短かい時間に配線
作業が要求される場合でも、誤配線のおそれがなく確実
に内部配線26を端子台1に接続することができる。こ
の場合、接続金具10の差込み片13は角度θで斜め上
方に折曲げられているので、差込み端子22を差込む
際、手がベル取付台37等に触れることがなく、最適の
位置から容易に差込むことができる。
【0020】上記の説明では、本発明に係る端子台を総
合盤に使用した場合を示したが、他の電気機器にも使用
することができる。また、端子ねじにより外部配線を、
差込み片により内部配線を接続した場合を示したが、本
発明の端子台は接続される配線の種類を限定するもので
はなく、第1の配線群(外部配線)と第2の配線群(内
部配線)とをそれぞれ端子ねじ又は差込み片の何れかに
接続するものであればよい。
【0021】さらに、端子ねじを基台のねじ穴に螺入す
る場合を示したが、例えば基台のねじ穴をねじ挿通穴
に、また、接続金具のねじ挿通穴をねじ穴にし、接続金
具の基板を基台の端子部に固定して端子ねじをこのねじ
穴に螺入するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る端子台は、第1の配線群と第2の配線群の何れか
一方を端子ねじにより接続金具に接続し、他方を差込み
端子により斜め上方に折曲げられた接続金具の差込み片
に差込んで接続するようにしたので、きわめて短時間に
誤配線のおそれがなく確実に接続することができる。
【0023】また、接続金具の差込み片の折曲げ角度を
30°〜80°、好ましくは55°〜65°としたの
で、周囲の部材に邪魔されることなく、最適の位置から
差込み端子を差込むことができる。さらに、端子ねじに
より配線を固定する際に、接続金具と端子座金との間に
差込まれた配線は、接続金具の差込み片に当って停止す
るので常に所定の長さに差込むことができ、これにより
接続不良や導通不能等の発生を防止することができる。
また、接続金具の差込み片を斜め上方に折曲げたことに
より、基台からの水平方向への突出長を短かくできるの
で、収納箱を小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を分解して示した本発明実施例の斜視図で
ある。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】本発明の使用例を示す斜視図である。
【図4】従来の端子台の一例の斜視図である。
【符号の説明】
1 端子台 2 基台 3a,3b,〜3n 隔壁 4a,4b,…4n 端子部 5 ねじ穴 10 接続金具 11 基板 12 ねじ挿通穴 13 差込み片 14 端子ねじ 15 端子座金 20 外部配線 22 差込み端子 26 内部配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等間隔に設けられた隔壁によりねじ穴又
    はねじ挿通穴を有する複数の端子部が形成された基台
    と、 ねじ挿通穴又はねじ穴を有する基板と該基板から斜め上
    方に折曲げられた差込み片とからなり、前記基板が前記
    基台の端子部にそれぞれ取付けられた接続金具と、 端子座金を有し、前記接続金具のねじ穴又は該接続金具
    のねじ挿通穴を介して前記基台のねじ穴のいずれかに螺
    入された端子ねじとからなる火災報知用機器等の端子
    台。
  2. 【請求項2】 接続金具の差込み片の折曲げ角度を30
    °〜80°、好ましくは55°〜65°とした請求項1
    記載の火災報知用機器等の端子台。
JP24509393A 1993-09-30 1993-09-30 火災報知用機器等の端子台 Pending JPH07105457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24509393A JPH07105457A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 火災報知用機器等の端子台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24509393A JPH07105457A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 火災報知用機器等の端子台

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07105457A true JPH07105457A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17128504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24509393A Pending JPH07105457A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 火災報知用機器等の端子台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07105457A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122734A (ja) * 2003-10-10 2005-05-12 Rosemount Inc 改良されたリード線接続を有するコンパクトプロセス送信機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122734A (ja) * 2003-10-10 2005-05-12 Rosemount Inc 改良されたリード線接続を有するコンパクトプロセス送信機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0756819B2 (ja) 同軸ケーブル接続器
US5478032A (en) Retrofit drywall mounting frame
JP3446972B2 (ja) 出口コネクタキット
JPS6232582B2 (ja)
JP3324016B2 (ja) 火災報知設備の中継器
JPH07105457A (ja) 火災報知用機器等の端子台
JP3343179B2 (ja) ヒュージブルリンク用接続箱
JP3781482B2 (ja) 端末装置用筐体
JPH0449739Y2 (ja)
JPH0247069B2 (ja)
JP3243280B2 (ja) 配線装置
JP3284482B2 (ja) 防災機器収納箱及びその取付方法
JP3779767B2 (ja) 電話交換機用主装置の連結装置
JP2558766Y2 (ja) 電装ユニットの取付け構造
JPH08222875A (ja) 電子機器のアース構造
JPH0244464Y2 (ja)
JP3023485U (ja) アースピン付差込プラグ用コンセントおよび該コンセントを有するケーブルドラム
JPH0418190Y2 (ja)
JPH03191228A (ja) 空調機の電装部取付装置
JP3443738B2 (ja) Vvfケーブル配線システム
JPS61104572A (ja) 同軸ケ−ブル接続器
JP2595392Y2 (ja) 電気機器の接続構造
JP3131712B2 (ja) 感知器用ベース
JP3031834U (ja) 電子機器筐体の固定構造
JPS5915419Y2 (ja) 端子台