JPH08167779A - 情報機器用接続装置 - Google Patents

情報機器用接続装置

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JPH08167779A
JPH08167779A JP6307255A JP30725594A JPH08167779A JP H08167779 A JPH08167779 A JP H08167779A JP 6307255 A JP6307255 A JP 6307255A JP 30725594 A JP30725594 A JP 30725594A JP H08167779 A JPH08167779 A JP H08167779A
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housing
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Takayuki Fujiwara
孝之 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つの筐体間を回路的に接続している接続手
段に、一方の筐体を宙吊りの状態にしても接続手段に一
方の筐体の重みを掛けずに施工作業を進めることができ
るようにした情報機器用接続装置を提供する。 【構成】 外部入力線と接続される下基板3が取り付け
られて壁面に半埋め込み状態で設置されるロアカバー2
と、室内側の機器と接続される部品が実装された上基板
4が内側に取り付けられてロアカバー2を塞いで取り付
けられるアッパーカバー5と、上基板4と下基板3との
間を回路的に接続しているケーブル15と、このケーブ
ル15よりも短い紐部材31とを備え、この紐部材31
でロアカバー2とアッパーカバー5との間を接続し、ア
ッパーカバー5を宙吊りの状態にしてもケーブル15に
アッパーカバー5の重みを直接掛けずに施工作業を進め
ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住居内の各所に設置さ
れる情報機器を住居内あるいは外部とケーブル回線を用
いて電気的に接続するのに使用される情報機器用接続装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報化が進むに従い、住居内に設置され
る情報機器、いわゆる住宅情報機器を居室間あるいは外
部とケーブル回線を用いて接続し、情報のやり取りを行
うことが多くなりつつある。この場合、その都度、ケー
ブル回線を設置すると壁面等にケーブルが這う形にな
り、見栄えを悪くするばかりか、他の物がぶっかった
り、ネズミがかじったり等して損傷する虞がある。そこ
で、壁内に回線ケーブルを予め埋め込んだ状態に配線
し、その回線ケーブルに接続装置を取り付けておき、そ
の接続装置を介して情報機器と回線ケーブルとを接続す
る方法等が用いられている。
【0003】図5は従来における情報機器用接続装置の
一例を示す要部分解斜視図である。図5において、この
情報機器用接続装置51は、大きくはロアカバー52、
下基板53、上基板54、アッパーカバー55等で構成
されている。
【0004】さらに詳述すると、ロアカバー52は、ベ
ース部52aと、このベース部52aの中心内側を後方
へ膨出させて六面体をした箱状に形成してなる凹部52
bとを一体に有して、樹脂材で形成されている。また、
ベース部52aの周囲には、この周囲の一部が上方に連
続して折り曲げられて周回壁52cが形成されており、
この周回壁52cによってベース部52a上に凹所56
が作られた状態となっている。さらに、ベース部52a
の四隅にそれぞれ偏った位置には、上下方向に貫通した
取付穴57が各々形成されている。一方、凹部52bの
底面には2つのボス58が凹部52bと一体に形成され
ているとともに、凹部52bの側面には、外部入力線7
0(図7参照)をロアカバー52内に引き込むための配
線導入孔67が形成されている。
【0005】下基板53はロアカバー52内に受け入れ
可能な大きさをした板状体として形成されているととも
に、ロアカバー52側のボス58とそれぞれ対応した位
置にはボス58の直径よりも小さい内径をした取付穴5
9が各々形成されている。また、下基板53の上面側に
は、コネクタ半体60aと、配線工事時に図示しないセ
ンサや電力線等の外部入力線70を受ける端子台60c
が、それぞれ取付穴59を逃げた位置に配設されてい
る。そして、この下基板53は、予め凹部52b内に入
れられて取付穴59をボス58に対応させ、この状態で
取付穴59を通ってボス58にねじ込まれるタッピング
スクリュー61で固定して取り付けられる。
【0006】アッパーカバー55は樹脂材で形成されて
おり、ロアカバー52のベース部52aよりも若干大き
く形成されたベース部55aと、このベース部55aの
内面側における四隅より略直角に同じ方向に向かって各
々突出されている4つのボス55bを一体に有している
とともに、ベース部55aの周囲には、この周囲の一部
が下方に連続して折り曲げられて周回壁55cが形成さ
れ、この周回壁55cの内側にロアカバー52の周回壁
52cを受け入れるための凹所55dが形成されてい
る。そして、このアッパーカバー55は、ロアカバー5
2と突き合わされると、凹所55d内にロアカバー52
が受け入れられて、周回壁52cが内側で周回壁55c
が外側となって互いに重なり合った状態となるように構
成されている。また、周回壁55cには、ロアカバー5
2と重なり合った状態で、ロアカバー52におけるベー
ス部52aの裏面側と対応した位置に固定ネジ62を貫
通させてネジ止めするためのネジ孔63が形成されてい
る。一方、4つのボス部55bは、ロアカバー52の凹
部52bの内側に突出可能な位置に配置されている。
【0007】上基板54は、ロアカバー52の凹部52
b内に受け入れ可能な大きさをした板状体として形成さ
れているとともに、アッパーカバー55のボス部55b
と対応した各位置に取付孔63がそれぞれ形成されてい
る。また、上基板54の内面側には図示しないが警報ラ
ンプや音響装置等の部品が実装されているとともに、先
端に下基板53側のコネクタ半体60aと着脱自在に接
続可能なコネクタ半体60bが取り付けられているケー
ブル65の他端側が接続されている。そして、この上基
板54は、取付孔63をボス部55bに対応させ、この
状態で取付孔63を通ってボス部55bにねじ込まれる
タッピングスクリュー64で固定して取り付けられる。
また、こうして上基板54がアッパーカバー55に取り
付けられた状態で、アッパーカバー55がロアカバー5
2に突き合わされて位置決めされると、下基板53との
間にコネクタ半体60aとコネクタ半体60bを受け入
れる隙間が確保された状態で、ボス部55bに取り付け
られている上基板54が凹部52b内に受け入れられ
る。
【0008】そして、このように構成された情報機器用
接続装置では、下基板53の上面側に取り付けられてい
る外部入力線70を受ける端子台60bを上基板54側
に固定して取り付けておくことは施工の容易性を阻害す
ることになるので出来ない。また、上基板54と下基板
53とを回路的に接続しているケーブル65のコネクタ
60(コネクタ半体60a,60b)間は、これを外し
た場合における復帰時の接続不良やミスの発生を防ぐた
め、いかなる場合も外すことはできない。したがって、
工場での組立後は、上基板54をタッピングスクリュー
64で取り付けたアッパーカバー55と下基板53をタ
ッピングスクリュー61で取り付けたロアカバー52と
の間をコネクタ60とケーブル65で接続された状態で
常に取り扱われることになる。また、工場からユーザー
に渡るまでの間は、上基板54をタッピングスクリュー
64で取り付けたアッパーカバー55と下基板53をタ
ッピングスクリュー61で取り付けたロアカバー52と
を互いに突き合わせ、この状態で取付孔63に固定ネジ
62をねじ込み、この固定ネジ62の一部をロアカバー
52側のベース部52aの裏面に突出させることによっ
て仮組立されて取り扱われる。
【0009】図6は、このようにして上基板54をタッ
ピングスクリュー64で取り付けたアッパーカバー55
と下基板53をタッピングスクリュー61で取り付けた
ロアカバー52との間をコネクタとケーブル65で接続
した状態にして組み立てられている情報機器用接続装置
51を住宅等の壁面101に組み込む施工例を示すもの
である。この場合、壁面101側には、ロアカバー52
の凹部52bを受け入れるための開口102が形成され
ている。
【0010】そして、壁面101に取り付ける場合は、
まず仮組立している固定ネジ62を取り外し、ロアカバ
ー52とアッパーカバー55とを分離する。次に、ロア
カバー52の凹部52bを開口102内に差し込み、ベ
ース部52aを壁面101に密着させ、この状態で取付
孔57を通してタッピングスクリュー66を壁面101
側にネジ止めし、ロアカバー52を壁面101に固定す
る。次いで、ロアカバー52の配線導入孔67より外部
入力線70を凹部52b内に引き込み、下基板53の端
子台60cに接続する。これにより、ロアカバー52側
における壁面101への取り付けが完了する。この後、
アッパーカバー55をロアカバー52に突き合わせ、こ
の状態で取付孔63に固定ネジ62をねじ込むと、アッ
パーカバー55がロアカバー52に再び固定されて施工
を完了させることができる。図7は、このようにして情
報機器用接続装置51を壁面101に取り付けられた状
態で示している断面図である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来構造の情報機器用接続装置51では、壁面101
にロアカバー52を取り付ける施工時や、外部入力線7
0を接続する時等、ロアカバー52からアッパーカバー
55を分離させた状態では、アッパーカバー55をケー
ブル64でロアカバー52から吊り下げた、いわゆる宙
吊りになってしまい、ケーブル64のコネクタ60の部
分に力が掛かってコネクタのピンが抜けてしまったり、
あるいはケーブル65あるいはコネクタ60の半田が剥
がれてしまうことがあり、それらに気づかずに施工を完
了した場合、住宅情報機器は動作しない。また、上記の
ような事故を防ぐために、施工者にアッパーカバー55
を片手で持って行う作業を強いると、手間がかかり過ぎ
てしまい、いたずらに施工時間を長引かせてしまうと言
う問題点があった。
【0012】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は2つの筐体間を回路的に接続して
いる接続手段に、無理な力を掛けずに、一方の筐体を他
方の筐体に対して吊るして宙吊りにした状態で施工作業
を進めることができるようにして、作業性を向上させる
ことができる情報機器用接続装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的は、本発明にあ
っては、外部入力線と接続される基板が取り付けられて
壁面に半埋め込み状態で設置される第1の筐体と、室内
側の機器と接続される部品が実装された基板が内側に取
り付けられて前記第1の筐体を塞いで取り付けられる第
2の筐体と、前記第1の筐体側の前記基板と前記第2の
筐体側の前記基板との間を回路的に接続しているケーブ
ルとを有した情報機器用接続装置において、前記第1の
筐体と前記第2の筐体との間を前記ケーブルよりも短い
紐で接続した構成とすることによって達成される。
【0014】
【作用】この構成によれば、第2の筐体が第1の筐体に
対して取り付けられるまでの間、第2の筐体を紐で宙吊
りにした状態にして作業をすることができる。すなわ
ち、第2の筐体を第1の筐体に対して宙吊りにしても、
ケーブルには第2の筐体の重みが掛かることがない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例として示す情
報機器用接続装置の要部分解斜視図である。図1におい
て、この情報機器用接続装置1は、大きくはロアカバー
2、下基板3、上基板4、アッパーカバー5、紐部材3
1等で構成されている。
【0016】さらに詳述すると、ロアカバー2は、ベー
ス部2aと、このベース部2aの中心内側を後方へ膨出
させて六面体をした箱状に形成してなる凹部2bとを一
体に有して、樹脂材で筐体として形成されている。ま
た、ベース部2aの周囲には、この周囲の一部が上方に
連続して折り曲げられて周回壁2cが形成されており、
この周回壁2cによってベース部2a上に凹所6が作ら
れた状態となっている。さらに、ベース部2aの四隅に
それぞれ偏った位置には、上下方向に貫通した取付穴7
が各々形成され、また一部には紐部材31の一端側を取
り付けるためのボス部29が形成されている。一方、凹
部2bの底面には2つのボス8が凹部2bと一体に形成
されているとともに、凹部2bの側面には外部入力線2
0(図4参照)をロアカバー2内に引き込むための配線
導入孔7が形成されている。
【0017】下基板3はロアカバー2内に受け入れ可能
な大きさをした板状体として形成されているとともに、
ロアカバー2側のボス8とそれぞれ対応した位置にはボ
ス8の直径よりも小さい内径をした取付穴9が各々形成
されている。また、下基板3の上面側には、コネクタ半
体10aと、配線工事時に図示しないセンサや電力線等
の外部入力線20を受ける端子台10cが、それぞれ取
付穴9を逃げた位置に配設されている。そして、この下
基板3は、予め凹部2b内に入れられて取付穴9をボス
8に対応させ、この状態で取付穴9を通ってボス8にね
じ込まれるタッピングスクリュー11で固定して取り付
けられる。
【0018】アッパーカバー5は樹脂材で筐体として形
成されており、ロアカバー2のベース部2aよりも若干
大きく形成されたベース部5aと、このベース部5aの
内面側における四隅より略直角に同じ方向に向かって各
々突出されている4つのボス5bを一体に有していると
ともに、ベース部5aの周囲には、この周囲の一部が下
方に連続して折り曲げられて周回壁5cが形成され、こ
の周回壁5cの内側にロアカバー2の周回壁2cを受け
入れるための凹所5dが形成されている。そして、この
アッパーカバー5は、ロアカバー2と突き合わされる
と、凹所5d内にロアカバー2が受け入れられて、周回
壁2cが内側で周回壁5cが外側となって互いに重なり
合った状態となるように構成されている。また、周回壁
5cにはロアカバー2と重なり合った状態で、ロアカバ
ー2におけるベース部2aの裏面側と対応した位置に固
定ネジ12を貫通させてネジ止めするためのネジ孔13
が形成されている。一方、4つのボス部5bは、ロアカ
バー2の凹部2bの内側に突出可能な位置に配置されて
いる。
【0019】上基板4は、ロアカバー2の凹部2b内に
受け入れ可能な大きさをした板状体として形成されてい
るとともに、アッパーカバー5のボス部5bと対応した
各位置に取付孔13がそれぞれ形成されている。また、
上基板4の内面側には図示しないが警報ランプや音響装
置等の部品が実装されているとともに、先端に下基板3
側のコネクタ半体10aと着脱自在に接続可能なコネク
タ半体10bが取り付けられているケーブル15の他端
側が接続されている。そして、この上基板4は、取付孔
13をボス部5bに対応させて、この状態で取付孔13
を通ってボス部5bにねじ込まれるタッピングスクリュ
ー14で固定して取り付けられる。また、こうして上基
板4がアッパーカバー5に取り付けられた状態で、アッ
パーカバー5がロアカバー2に突き合わされて位置決め
されると、下基板3との間にコネクタ半体10aとコネ
クタ半体10bを受け入れる隙間が確保された状態で、
ボス部5bに取り付けられている上基板4が凹部2b内
に受け入れられる。
【0020】紐部材31は、絶縁性で、かつ可撓性を有
したループ状の紐32と、この紐32の一端に取り付け
られたワッシャ33とで構成されている。また、ワッシ
ャ33は紐32が通された貫通孔33aと取付孔33b
が形成されている。そして、この紐部材31は上基板4
がアッパーカバー5に取り付けられるとき、1つのボス
部5bがループ内に通された状態で取り付けられ、これ
によりボス部5b、すなわちアッパーカバー5に一端側
が掛け止めされた状態で取り付けられている。一方、他
端側は、ロアカバー2のボス部29に取付孔33bを対
応させ、取付孔33bを通ってボス部5bにねじ込まれ
るタッピングスクリュー34で固定して取り付けられ
る。さらに、この紐部材31は、ケーブル15よりも短
く形成されていて、この紐部材31でアッパーカバー5
を吊るすと、ケーブル15が張られる前にアッパーカバ
ー5が張られてアッパーカバー5の重みを受けた状態と
なり、ケーブル15側にアッパーカバー5側の重みが加
わることが無いように形成されている。
【0021】そして、このように構成された情報機器用
接続装置でも、工場での組立後は、上基板4をタッピン
グスクリュー14で取り付けたアッパーカバー5と下基
板3をタッピングスクリュー11で取り付けたロアカバ
ー2との間をコネクタ10とケーブル15で接続された
状態で常に取り扱われることになる。また、工場からユ
ーザーに渡るまでの間は、上基板4をタッピングスクリ
ュー14で取り付けたアッパーカバー5と下基板3をタ
ッピングスクリュー11で取り付けたロアカバー2と
を、この間を紐部材31で連結した状態で互いに突き合
わせ、この状態で取付孔13に固定ネジ12をねじ込
み、固定ネジ12の一部をロアカバー52におけるベー
ス部52aの裏面に突出させることによって仮組立され
て取り扱われる。なお、この場合、紐32は折り畳まれ
て凹部2b内に格納される。
【0022】図2は、このようにして上基板4をタッピ
ングスクリュー14で取り付けたアッパーカバー5と下
基板3をタッピングスクリュー11で取り付けたロアカ
バー2との間をコネクタ10とケーブル15で接続した
状態にされて組み立てられている情報機器用接続装置1
を住宅等の壁面101に組み込む施工例を示すものであ
る。この場合、壁面101側には、ロアカバー2の凹部
2bを受け入れるための開口102が形成されている。
【0023】そして、壁面101に取り付ける場合は、
まず仮組立している固定ネジ12を取り外し、ロアカバ
ー2とアッパーカバー5とを分離する。そして、ロアカ
バー2を持ってアッパーカバー5を離すと、このアッパ
ーカバー5はロアカバー2に対して紐部材31で宙吊り
にされた状態になるが、ケーブル15は弛んだ状態にあ
り、アッパーカバー5の重みはケーブル15には掛から
ず、紐部材31により受けられた状態にある。次に、ロ
アカバー2の凹部2bを開口102内に差し込み、ベー
ス部2aを壁面101に密着させて半埋め込み状態に
し、この状態で取付孔7を通してタッピングスクリュー
16を壁面101側にネジ止めし、ロアカバー2を壁面
101に固定する。次いで、ロアカバー2の配線導入孔
17より外部入力線20を凹部2b内に引き込み、下基
板3の端子台10cに接続する。これにより、ロアカバ
ー2側における壁面101への取り付けが完了する。こ
の後、紐32を折り畳んで凹部2b内に格納させる状態
にしながら、アッパーカバー5をロアカバー2に突き合
わせ、この状態で取付孔13に固定ネジ12をねじ込む
と、アッパーカバー5がロアカバー2に再び固定されて
施工を完了させることができる。図4は、このようにし
て情報機器用接続装置1が壁面101に取り付けられた
状態で示している断面図である。
【0024】したがって、本実施例の情報機器用接続装
置によれば、アッパーカバー(第2の筐体)5がロアカ
バー(第1の筐体)2に対して取り付けられるまでの
間、アッパーカバー5を紐部材31で宙吊りにした状態
で作業をしてもケーブル15にはアッパーカバー5の重
みが掛かることがないので、ケーブル15及びその接続
部分等に負担を掛けることなく作業をすることができ
る。また、紐32をループ状に形成し、一端側をワッシ
ャ33を介してロアカバー2に固定し、他端側をループ
内に通されたピン状のボス部5bに掛け止めするように
しているので、紐を32の取り付が簡単にできる。さら
に、アッパーカバー5をロアカバー2に取り付けると
き、ロアカバー2とアッパーカバー5との間に紐32を
折り畳んで収納させて外部より隠すようにしているの
で、外観上の見栄えを悪くするようなこともない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
第2の筐体が第1の筐体に対して取り付けられるまでの
間、第2の筐体を紐で宙吊りにした状態で作業をしても
ケーブルには第2の筐体の重みが直接掛かることがない
ので、ケーブル及びその接続部分等に負担を掛けること
なく作業をすることができる。これにより、信頼性並び
に作業性が向上する。また、紐をループ状に形成し、一
端側をワッシャを介して一方の筐体に固定し、他端側を
ループ内に通されたピン状のボス部に掛け止めするよう
にした場合では、紐を第1の筐体と第2の筐体との間に
簡単に取り付けることができる。さらに、第2の筐体を
第1の筐体に取り付けるとき、第1の筐体と第2の筐体
との間に紐を折り畳んで収納させて外部より隠すように
した場合では、機器の外観上の見栄えを良くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す情報機器用接続装
置の要部分解斜視図である。
【図2】本発明装置の施工例を説明するための要部分解
斜視図である。
【図3】本発明装置の紐部材を単品で示す平面図であ
る。
【図4】本発明装置を壁面に取り付けた状態での概略断
面図である。
【図5】従来の情報機器用接続装置の一例を示す要部分
解斜視図である。
【図6】従来装置の施工例を説明するための要部分解斜
視図である。
【図7】従来装置を壁面に取り付けた状態で示す概略断
面図である。
【符号の説明】
1 情報機器用接続装置 2 ロアカバー(筐体) 3 下基板 4 上基板 5 アッパーカバー(筐体) 5b ボス部 15 ケーブル 31 紐部材 32 紐 33 ワッシャ 101 壁面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部入力線と接続される基板が取り付け
    られて壁面に半埋め込み状態で設置される第1の筐体
    と、室内側の機器と接続される部品が実装された基板が
    内側に取り付けられて前記第1の筐体を塞いで取り付け
    られる第2の筐体と、前記第1の筐体側の前記基板と前
    記第2の筐体側の前記基板との間を回路的に接続してい
    るケーブルとを有した情報機器用接続装置において、 前記第1の筐体と前記第2の筐体との間を前記ケーブル
    よりも短い紐で接続したことを特徴とする情報機器用接
    続装置。
  2. 【請求項2】 前記紐はループ状に形成されており、一
    端側がワッシャを介して一方の筐体に固定され、他端側
    がループ内を通したピン状のボス部に掛け止めされてい
    る請求項1に記載の情報機器用接続装置。
  3. 【請求項3】 前記紐は前記第2の筐体を前記第1の筐
    体に取り付けるとき、前記第1の筐体と前記第2の筐体
    との間に折り畳んで収納させ、外部より隠すことができ
    る請求項1または2に記載の情報機器用接続装置。
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