JP2002329981A - ケーブル引き込み用防水構造 - Google Patents

ケーブル引き込み用防水構造

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JP2002329981A
JP2002329981A JP2001135988A JP2001135988A JP2002329981A JP 2002329981 A JP2002329981 A JP 2002329981A JP 2001135988 A JP2001135988 A JP 2001135988A JP 2001135988 A JP2001135988 A JP 2001135988A JP 2002329981 A JP2002329981 A JP 2002329981A
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bushing
housing
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好行 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの固定強度が大きく、防水/耐湿性
が高い、ケーブル引き込み用防水構造を提供する。 【解決手段】 本ケーブル引き込み用防水構造10は、
筐体12の円形開口部14に嵌入される鍔付きブッシン
グ16と、ブッシングを締めつけるナット18と、ナッ
トと筐体との間に介在するO−リング20とを備えてい
る。ブッシングは、長手方向にケーブル22を貫通させ
る貫通孔16aと、筐体12の内壁に密着する鍔部16
bと、円筒部16cと、円筒部16cに設けられたネジ
山部16dとで構成されている。ナットは、ナットとブ
ッシングの鍔部との間に筐体を挟んでブッシングのネジ
山部にネジ結合し、ナットと筐体との間にO−リングを
介在させてブッシングを筐体に締め付けてブッシングを
固定する。ケーブルのシース26のテーパ状開口端部2
6aには、芯線24とシースとの間、芯線同士の間を樹
脂系接着剤で充填して封止した樹脂詰め栓28が設けて
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルを筐体に
引き込むためのケーブル引き込み用防水構造に関し、更
に詳細には防水/耐湿性が良好で、ケーブルを筐体に引
き込む際の作業性が良い、ケーブル引き込み用防水構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の外側に取り付ける形式の車載電
子機器は、長期間にわたり、動作信頼性を良好に維持す
るために、性能の良い防水/耐湿構造を必要としてい
る。水分や湿気、更には腐食性ガスは、車載電子機器の
筐体内にケーブル等の配線材を引き込む筐体の開口部か
ら侵入し易いので、筐体の開口部を防水/耐湿構造にす
ることが重要である。また、車載電子機器用のケーブル
には、芯線をシースで保護したケーブルが使用されるこ
とが多いので、水分や湿気が、シース内を経由して車載
電子機器の筐体内に侵入することもある。従って、ケー
ブル自身を防水/耐湿構造にすることも必要である。
【0003】ここで、図4を参照して、車載電子機器の
筐体にケーブル等の配線材を引き込む際の従来のケーブ
ル引き込み用防水構造の構成を説明する。従来のケーブ
ル引き込み用防水構造40は、図4に示すように、筐体
12に設けられたケーブル引き込み用円形開口部14を
貫通するケーブル22及び開口部の防水/耐湿性を高め
るために設けてある。ケーブル22は、多数本の芯線2
4と芯線24の外側にあって芯線24を保護するシース
26とから構成されていて、筐体12の外側から筐体1
2の開口部14を貫通して筐体12の内部に入る。ケー
ブル22が筐体12内に入ったところで、シース26は
筐体12内に向かって開口径が拡大するテーパ状開口端
部26aを有し、芯線22はシース26のテーパ状開口
端部26aから飛び出して筐体内の所定の場所に延びて
いる。
【0004】シース26のテーパ状開口端部26aに
は、芯線24とシース26との間、芯線24同士の間を
樹脂系接着剤で充填して封止してなる樹脂詰め栓28が
設けてある。樹脂詰め栓28は、テーパ状開口端部26
aの内部輪郭に応じた円錐台形の形状を有している。テ
ーパ状開口端部26aの内壁に密着して芯線24間を樹
脂系接着剤で充填してなる樹脂詰め栓28は、空気、ガ
ス、水分、湿気等がシース26内を経由して筐体12の
内部に進入するのを防止している。
【0005】ケーブル22が貫通する筐体12の開口部
14の内側には、ケーブル22のシース26の外径とほ
ぼ同じ直径の貫通孔を有するシール板42がビス44で
筐体12に取り付けてあって、ケーブル22はシール板
42の貫通孔を貫通している。そして、シール板42と
シース26とは、樹脂系接着剤層46により封止されて
いる。シール板42と樹脂系接着剤層46とは、空気、
ガス、水分、湿気等がシース26と筐体12の開口部1
4との間から筐体12の内部に進入するのを防止してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
ケーブル引き込み用防水構造には、以下のような問題が
あった。第1には、ケーブル22は樹脂系接着剤層46
により筐体12に固定されているので、固定強度が大き
くなく、ケーブル22が当初位置から移動したり、筐体
12から引き抜かれ易かったりすることである。第2に
は、ケーブル22が当初位置から移動すると、シース2
6と接着剤層46との封止が解離し、防水/耐湿性が低
下することである。
【0007】第3には、ケーブル22を筐体12に引き
込む際、テーパ状開口端部26aの位置、即ち樹脂詰め
栓28の位置を設計通りに位置決めすることが難しいの
で、従って、筐体12内の芯線24の長さに予めマージ
ンを持たさせることが必要になる。その結果、樹脂詰め
栓28の位置が設計通りのときには、芯線24の長さが
過剰になるために、筐体12内で邪魔になり、またケー
ブル引き込みの作業性が悪いことである。
【0008】そこで、本発明の目的は、ケーブルの固定
強度が大きく、しかも良好な防水/耐湿性を長期にわた
り維持でき、かつ作業性の良い、ケーブル引き込み用防
水構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るケーブル引き込み用防水構造は、芯線
をシースで保護したケーブルを筐体内に引き込む際のケ
ーブル引き込み用防水構造であって、ケーブルを貫通さ
せ、かつ筐体の開口部に嵌入された鍔付きブッシング
と、ブッシングにネジ結合して筐体にブッシングを締め
付けるナットとを備え、ブッシングは、筐体の内壁に密
着する鍔部と、鍔部から筐体の開口部を貫通して筐体の
外方に突出する筒部と、筒部に設けられたネジ山部と、
鍔部及び筒部を長手方向に貫通し、ケーブルを嵌入させ
る貫通孔とを有し、ナットは、ナットとブッシングの鍔
部との間に筐体を挟んでブッシングのネジ山部にネジ結
合し、ナットと筐体との間のO−リングを介してブッシ
ングを筐体に固定し、シースは、ケーブルがブッシング
の貫通孔を貫通して筐体内に入った位置で、開口端部を
有して芯線を露出させ、シースの開口端部には、芯線と
シースとの間及び芯線同士の間を樹脂で充填して封止し
てなる樹脂詰め栓が設けてあることを特徴としている。
【0010】本発明に係るケーブル引き込み用防水構造
は、ケーブルが、芯線と芯線を保護するシースとを備え
たケーブルである限り、ケーブルの種類、芯線の本数を
問わず適用できる。筐体の開口部の形状には制約は無
く、例えば円形でも、楕円形でも四角形でも良い。ブッ
シングの筒部は、ネジ山部が円筒形である限り、開口部
を貫通し、開口部の形状に整合する外形形状を備えてお
れば良い。
【0011】本発明に係るケーブル引き込み用防水構造
では、ブッシングと筐体との間の良好な防水/耐湿性
は、筐体とナットとの間にO−リングを介在させてナッ
トを筐体に向けて締め付けることにより、もたらされ
る。また、ケーブルのシースと芯線との間の良好な防水
/耐湿性は、シースのテーパ状開口端部に密着させ、芯
線間を樹脂で充填して設けた樹脂詰め栓によりより、も
たらされる。
【0012】更に、ケーブルとブッシングとの間の防水
/耐湿性は、ケーブルがブッシングの比較的長い貫通孔
にに嵌合していることにより、もたらされる。更に、好
適には、ブッシングの貫通孔とケーブルのシースとの間
が樹脂系接着剤で封止されている。ケーブルを嵌入させ
たブッシングが、ブッシングの鍔部とナットの間に筐体
を挟んで締め付けられ、筐体に固定されているので、ケ
ーブルの固定強度が著しく大きく、ケーブルが当初位置
から移動するようなことは生じない。
【0013】好適には、シースの開口端部は、筐体内に
向かって開口径が拡大するテーパ状開口端部として形成
され、樹脂詰め栓が、テーパ状開口端部とは逆方向の円
錐台形である。これにより、樹脂詰め栓による樹脂封止
が確実になる。
【0014】樹脂は、好適には樹脂系接着剤である。こ
れにより、ケーブルのシースと芯線との間の防水/耐湿
性が更に一層確実になる。
【0015】本発明の好適な実施態様では、本発明に係
るケーブル引き込み用防水構造の形成を容易にするため
に、ケーブル引き込み用防水構造は、ブッシング付きケ
ーブルのブッシングを筐体の開口に嵌入させることによ
り、構成されている。ブッシング付きケーブルは、テー
パ状開口端部を有するシースとシースから突出する芯線
とを備え、テーパ状開口端部に芯線とシースとの間及び
芯線同士の間を樹脂で充填して封止した樹脂詰め栓が設
けてあるケーブルをブッシングに貫通させ、かつケーブ
ルのシースの外面とブッシングの貫通孔の内面との間が
樹脂系接着剤により封止されたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
形態例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に
説明する。実施形態例 本実施形態例は、本発明に係るケーブル引き込み用防水
構造の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の
ケーブル引き込み用防水構造の構成を示す断面図、及び
図2はブッシング付きケーブルの構成を示す断面図であ
る。本実施形態例のケーブル引き込み用防水構造(以
下、簡単に防水構造と言う)10は、芯線をシースで保
護したケーブルを筐体内に引き込む際の防水構造であっ
て、図1に示すように、筐体12に設けられたケーブル
引き込み用円形開口部14に筐体12の内側から外側に
向けて嵌入され、かつケーブル22を長手方向に貫通さ
せている鍔付きブッシング16と、ブッシング16を締
めつけるナット18と、ナット18と筐体12との間に
介在するO−リング20とを備えている。
【0017】ブッシング16は、長手方向にケーブル2
2を貫通させる貫通孔16aを有する軟質の金属、例え
ば銅製の部品であって、筐体12の内壁に密着する鍔部
16bと、鍔部16bに直交して延び、筐体12の開口
部14を貫通して外方に突出している円筒部16cと、
円筒部16cの突出部分に設けられたネジ山部16dと
で構成されている。貫通孔16aの内径は、ケーブル2
2の外径とほぼ同じになっている。円筒部16cの外径
は、筐体12の開口部14の直径より僅かに小さい直
径、いわゆるマイナス公差の寸法である。
【0018】ナット18は、ナット18とブッシング1
6の鍔部16aとの間に筐体12を挟んでブッシング1
6のネジ山部16dにネジ結合し、ナット18と筐体1
2との間にO−リング20を介在させてブッシング16
を筐体12に締め付け、ブッシング16を筐体12に固
定する。筐体12とナット18との間にO−リング20
を介在させてナット18を筐体12に向けて締め付ける
ことにより、ブッシング16と筐体12との間の防水/
耐湿性が向上し、ブッシング16と筐体12との間を経
由した空気、ガス、水分、湿気等の侵入が防止される。
【0019】ケーブル22は、多数本の芯線24と芯線
24の外側にあって芯線24を保護するシース26とか
ら構成されていて、筐体12の外側からブッシング16
の貫通孔孔16aを貫通して鍔部16bを出て筐体12
の内部に入る。ケーブル22が、ブッシング16の鍔部
16bから筐体12内に出たところで、シース26は、
筐体12内に向かって開口径が拡大するテーパ状開口端
部26aを有し、芯線22はテーパ状開口端部26aか
ら飛び出して筐体内の所定の場所に延びている。ケーブ
ル22のシース26の外面とブッシング16の貫通孔1
6aの内面との間は、樹脂系接着剤層30で封止されて
いる。
【0020】シース26のテーパ状開口端部26aに
は、芯線24とシース26との間、芯線24同士の間を
樹脂系接着剤で充填して封止してなる樹脂詰め栓28が
設けてある。樹脂詰め栓28は、テーパ状開口端部26
aの内部輪郭に応じた円錐台形の形状を有している。テ
ーパ状開口端部26aの内壁に密着して芯線24間に樹
脂系接着剤を充填してなる樹脂詰め栓28は、空気、ガ
ス、水分、湿気等がシース26内を経由して筐体12の
内部に進入するのを防止している。
【0021】本実施形態例では、防水構造10の形成を
容易にするために、ケーブル22を筐体12に引き込む
前に、予め、ブッシング16とケーブル22とは、図2
に示すように、一体型のブッシング付きケーブル32と
して形成されている。つまり、一体型のブッシング付き
ケーブル32のケーブル22は、テーパ状開口端部26
を有するシース26とシース26から突出する芯線24
とを備え、テーパ状開口端部26aのシース26と芯線
24との間及び芯線24同士の間を樹脂で充填して封止
した樹脂詰め栓28が設けてあるケーブル22である。
このケーブル22をブッシング16の貫通孔16aに通
し、かつシース26の外面とブッシング16の貫通孔1
6aの内面との間を樹脂系接着剤層30で封止すること
により、ブッシング付きケーブル32を形成することが
できる。
【0022】筐体12、例えば図3に示すような筐体1
2内にケーブル22を引き込み、本実施形態例の防水構
造10を形成する方法を説明する。筐体12は、図3に
示すように、筐体部12Aと筐体部12Bとの二つの部
分から構成され、一体の筐体12を形成する際には、筐
体部12Aと筐体部12Bとの連結部に防水パッキン3
4を介在させるようになっている。
【0023】先ず、テーパ状開口端部26から突出した
芯線24の長さが所定の長さのブッシング付きケーブル
32を用意する。芯線24の長さは、筐体12内の接続
端子(図示せず)と、筐体12の開口部14の位置から
求めることができる。
【0024】次いで、テーパ状開口端部26とは反対側
のケーブル22の端部を筐体12の開口部14に貫通さ
せて外方に引き出し、ブッシング16を筐体12の開口
部14に嵌入させ、続いてケーブル22を引っ張ってブ
ッシング16の鍔部16bを筐体12の内壁に密着させ
る。。続いて、ケーブル22のテーパ状開口端部26と
は反対側の端部からO−リング20、次いでナット18
をケーブル22に挿入し、次いでナット18をブッシン
グ16のネジ山部16dにネジ結合させ、筐体12に向
けて締め付けて、ブッシング16を筐体12に固定す
る。尚、O−リング20の外側で、ナット18と筐体1
2との間に接着剤層(図示せず)を設けて、封止を更に
完全にすることもできる。
【0025】上述のように、本実施形態例の防水構造1
0では、ブッシング16と筐体12との間の良好な防水
/耐湿性は、筐体12とナット18との間にO−リング
20を介在させてナット18を筐体12に向けて締め付
けることにより、もたらされる。また、ケーブル22の
シース26と芯線24との間の良好な防水/耐湿性は、
シース26のテーパ状開口端部26aに密着させ、芯線
24間を樹脂系接着剤をで充填してなる樹脂詰め栓28
により、もたらされる。また、ケーブル22のシース2
6の外面とブッシング16の貫通孔16aの内面との間
の良好な防水/耐湿性は、ケーブル22のシース26の
外面とブッシング16の貫通孔16aの内面との間を樹
脂系接着剤層30で封止することにより、もたらされ
る。
【0026】更には、ブッシング16とケーブル22の
シース26とが接着剤層30で一体化され、かつブッシ
ング16が、ブッシング16の鍔部16bとナット18
の間に筐体12を挟んで締めつけることにより、ブッシ
ング16が筐体12に固定されているので、ケーブル2
2の固定強度が著しく大きく、ケーブル22が当初位置
から移動するようなことは生じない。また、樹脂詰め栓
28が設計通りの位置に位置決めされるので、芯線24
はマージンを取って設計長さより長くする必要がないで
の、余剰長さの芯線を収める空間が不要になると共に作
業性が向上する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブルを貫通させ、
かつ筐体の開口部に嵌入される鍔付きブッシングとし
て、筐体の内壁に密着する鍔部と、鍔部から筐体の外方
に突出する筒部と、筒部に設けられたネジ山部とを有す
るブッシングを用い、ナットとブッシングの鍔部との間
に筐体を挟んでブッシングのネジ山部にナットをネジ結
合させ、ナットと筐体との間のO−リングを介してブッ
シングを筐体に固定し、かつシースの端部開口に樹脂詰
め栓を設けることにより、防水/耐湿性が極めて良好
で、しかもケーブルの固定強度が高い、ケーブル引き込
み用防水構造を実現している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例のケーブル引き込み用防水構造の構
成を示す断面図である。
【図2】ブッシング付きケーブルの構成を示す断面図で
ある。
【図3】筐体の構成を示す模式的断面図である。
【図4】従来のケーブル引き込み用防水構造の構成を示
す断面図である。
【符号の説明】
10……実施形態例のケーブル引き込み用防水構造、1
2……筐体、14……ケーブル引き込み用円形開口部、
16……ブッシング、16a……貫通孔、16b……鍔
部、16c……円筒部、16d……ネジ山部、18……
ナット、20……O−リング、22……ケーブル、24
……芯線、26……シース、26a……テーパ状開口端
部、28……樹脂詰め栓、30……樹脂系接着剤層、3
2……ブッシング付きケーブル、40……従来のケーブ
ル引き込み用防水構造、42……シール板、44……ビ
ス、46……接着剤層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA06 AA07 BB15 CC02 CC04 CC12 CC17 CC32 CC33 CC36 CC46 DD01 DR03 DR13 DR40 GG04 GG10 GG12 5G361 AA06 AB09 AC01 AC11 AE01 5G363 AA01 BA02 CA05 CA12 CB08 DC02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線をシースで保護したケーブルを筐体
    内に引き込む際のケーブル引き込み用防水構造であっ
    て、 ケーブルを貫通させ、かつ筐体の開口部に嵌入された鍔
    付きブッシングと、ブッシングにネジ結合して筐体にブ
    ッシングを締め付けるナットとを備え、 ブッシングは、筐体の内壁に密着する鍔部と、鍔部から
    筐体の開口部を貫通して筐体の外方に突出する筒部と、
    筒部に設けられたネジ山部と、鍔部及び筒部を長手方向
    に貫通し、ケーブルを嵌入させる貫通孔とを有し、 ナットは、ナットとブッシングの鍔部との間に筐体を挟
    んでブッシングのネジ山部にネジ結合し、ナットと筐体
    との間のO−リングを介してブッシングを筐体に固定
    し、 シースは、ケーブルがブッシングの貫通孔を貫通して筐
    体内に入った位置で、開口端部を有して芯線を露出さ
    せ、 シースの開口端部には、芯線とシースとの間及び芯線同
    士の間を樹脂で充填して封止してなる樹脂詰め栓が設け
    てあることを特徴とするケーブル引き込み用防水構造。
  2. 【請求項2】 シースの開口端部は、筐体内に向かって
    開口径が拡大するテーパ状開口端部として形成され、樹
    脂詰め栓が、テーパ状開口端部とは逆向きの円錐台形で
    あることを特徴とする請求項1に記載のケーブル引き込
    み用防水構造。
  3. 【請求項3】 樹脂詰め栓は樹脂系接着剤で形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル
    引き込み用防水構造。
  4. 【請求項4】 ブッシングの貫通孔とケーブルのシース
    との間が樹脂系接着剤で封止されていることを特徴とす
    る請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のケーブ
    ル引き込み用防水構造。
  5. 【請求項5】 ブッシング付きケーブルのブッシングを
    筐体の開口に嵌入させることにより構成されていて、 ブッシング付きケーブルが、テーパ状開口端部を有する
    シースとシースから突出する芯線とを備え、更に、テー
    パ状開口端部には芯線とシースとの間及び芯線同士の間
    を樹脂で充填して封止してなる樹脂詰め栓を備えて、ケ
    ーブルをブッシングに貫通させ、かつケーブルのシース
    の外面とブッシングの貫通孔の内面との間が樹脂系接着
    剤により封止されていることを特徴とする請求項4に記
    載のケーブル引き込み用防水構造。
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