JPH0733537U - 枠体製造装置 - Google Patents

枠体製造装置

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JPH0733537U
JPH0733537U JP6408793U JP6408793U JPH0733537U JP H0733537 U JPH0733537 U JP H0733537U JP 6408793 U JP6408793 U JP 6408793U JP 6408793 U JP6408793 U JP 6408793U JP H0733537 U JPH0733537 U JP H0733537U
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俊一 安田
明 諏訪
一 西野
敏雄 辻村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業員の負担を軽減して効率よく一対の枠材同
士をカシメ加工によって接合する。 【構成】L字状の一対の枠材11の一方の自由端部を、
相互に対向して配置されたパンチ22およびダイス23
の近傍に固定した状態で、他方の枠材11の自由端部を
ガイド部材25に沿って移動させる。ガイド部材25に
沿って移動される枠材11の自由端部が光電スイッチ2
7によって検出されると、所定時間経過後にパンチ22
が駆動されて、所定の状態になった各枠材11の自由端
部同士がカシメ加工によって接合される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば建材として使用される鉄枠等の枠体を、L字状の枠材のそれ ぞれの自由端部同士をカシメ加工によって接合することによって製造する枠体製 造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建材として使用される鉄枠は、通常、L字状になった一対の枠材におけるそれ ぞれの対角に位置する各自由端部同士をそれぞれカシメ加工することにより製造 されている。このような枠体の製造に際しては、作業台における対角位置にパン チおよびダイスがそれぞれ配置された枠体製造装置が使用される。この枠体製造 装置では、一方のパンチおよびダイス近傍において、一方の枠材を手作業によっ て固定した状態で、他方の枠材を、固定された枠材とパンチおよびダイスとに対 して、カシメ加工される部分が相互に重なった所定の状態になるように、作業員 の手作業によって作業台上にセットする必要がある。そして、各枠材同士がそれ ぞれ所定の状態にセットされると、作業員は片手で各枠材を固定した状態で、パ ンチを駆動させるスイッチを操作する。これにより、パンチが駆動されて各枠材 における自由端部同士がカシメ加工される。
【0003】 このようにして、一方の自由端部同士がカシメ加工されると、一対の枠材は、 作業台上をスライドされて、作業台における対角位置に設けられたパンチおよび ダイスの近傍に、各枠材における接合されていない他方の自由端部がそれぞれ位 置される。そして、前述の動作と同様の動作が繰り返されて、作業員のスイッチ 操作によってパンチが駆動され、その自由端部同士がカシメ加工される。
【0004】 このように、一対の枠材における対角位置の二箇所をそれぞれパンチおよびダ イスによってカシメ加工することによって、鉄枠が製造され、製造された鉄枠は 、所定の搬送ライン上に移載されて搬送される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
このような枠体製造装置では、作業員が手作業によって各枠材を作業台上の所 定の位置に固定した状態で、パンチを駆動するスイッチを操作しなければならな い。一方の手によって各枠材を所定の位置に固定することは容易ではなく、しか も、固定した状態を保持してさらにスイッチを操作することも容易でない。その 結果、作業員の負担が大きく、作業効率が悪くなるという問題がある。
【0006】 本考案は、このような問題を解決するものであり、その目的は、作業員の負担 を軽減して、効率よく枠材同士をカシメ加工することができる枠体製造装置を提 供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の枠体製造装置は、L字状になった一対の枠材の自由端部同士をカシメ 加工によって接合して枠体を製造する枠体製造装置であって、各枠材が載置され る作業台と、その作業台の所定位置に相互に適当な間隔をあけて配置されたパン チおよびダイスと、これらのパンチおよびダイスの間にカシメ加工される自由端 部が位置された一方の枠材に対して、他方の枠材を案内するように前記作業台上 に配置されたガイド部材と、該ガイド部材に沿って案内される他方の枠材の自由 端部が所定の位置に達したことを検出して、その検出結果に基づいて前記パンチ を動作させる光電スイッチと、を具備することを特徴とするものであり、そのこ とにより上記目的が達成される。
【0008】
【作用】
本考案の枠体製造装置では、作業台上の所定位置に一方の枠材を固定した状態 で、他方の枠材をガイド部材に沿って移動させる。そして、ガイド部材に沿って 移動する枠材が、一方の固定された枠材に対して所定の位置に達すると、光電ス イッチが作動する。そして、ガイド部材に沿って移動する枠材が、固定状態にな った枠材に対して所定の状態になるまでの時間が経過すると、パンチが駆動され て、各枠材における自由端部同士がカシメ加工されて接合される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の枠体製造装置の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の枠体製造装置の主要部を示す平面図である。この枠体製造装 置は、例えば、建材として使用される鉄枠を製造する際に、鉄枠を構成するL字 状の枠材同士を接合するために使用される。この鉄枠は、図2および図3に示す ように、溝形鋼を使用した長枠部11aと短枠部11bとを直角に接合して構成 された一対の枠材11同士をかしめ加工によって接合することにより、長方形状 になった額縁状に形成される。
【0011】 各枠材11は、図3に示すように、短枠部11bの自由端部において溝形鋼の ウエブを各フランジ部から分離して直角に折り曲げて接合部11cを形成してい る。そして、この接合部11cに、他方の枠材11における長枠部11aのウエ ブが重ね合わされて、重ね合わされた部分同士がカシメ加工によって接合されて 、所定の鉄枠10とされる。
【0012】 図1に示すように、本考案の鉄枠製造装置は、鉄枠10とされる一対の枠材1 1が載置される作業台21上に配置されたパンチ22と、このパンチ22に対向 して配置されたダイス23とを有している。パンチ22は、ダイス23との対向 面が開放されたカバー26によって覆われている。パンチ22およびダイス23 との間には、一方の枠材(以下第1枠材とする)11における短枠部11bに設 けられた接合部11cが位置される。そして、他方の枠材(以下第2枠材とする )11における長枠部11aの自由端部がこの接合部11cに重ね合わされるよ うに、その枠材11が作業台21上に配置される。
【0013】 作業台21上の第1枠材11は、その接合部11cがパンチ22およびダイス 23に対向するように、予め作業員の手作業によって固定される。そして、この ような状態で、他方の第2枠材11における長枠部11aが、接合される自由端 部を先頭として矢印Aで示す方向へと移動され、その長枠部11aの自由端部が 、第1枠材11における短枠部11bに当接される。
【0014】 作業台21におけるパンチ22およびダイス23の第2枠材11が進入してく る側方には、その進入する第2枠材11の長枠部11aを案内するガイド部材2 5が、その進入方向に沿って配置されている。第2枠材11の長枠部11aは、 作業員の手作業によって、このガイド部材25に沿って、作業台21上に固定さ れた第1枠材11の短枠材11bに向かって移動される。
【0015】 ダイス23とガイド部材25との間には、ガイド部材25に沿って進入する第 2枠材11の長枠部11aを検出する光電スイッチ27が設けられている。この 光電スイッチ27は反射型であり、ガイド部材25に沿って進入する第2枠材1 1の長枠部11aの進入路に向かって光を照射しており、長枠部11aがその照 射域内に達して照射される光が長枠部11aによって反射されることにより、光 電スイッチ27が作動するようになっている。光電スイッチ27が作動されると 、所定時間が経過することによって、パンチ22が駆動されるようになっている 。
【0016】 作業台21におけるパンチ22およびダイス23の配置位置の対角位置には、 同様に、パンチ、ダイス、光電スイッチ、およびガイド部材が配置されており、 各枠材11における他方の自由端部同士がこれらによって接合されるようになっ ている。
【0017】 このような構成の枠体製造装置では、作業台21上に搬入された第1枠体11 を、その短枠部11bがパンチ22の移動方向に沿うように配置されて、その短 枠部11bの自由端部に設けられた接合部11cが、パンチ22とダイス23と の間に位置される。このような状態になると、作業台21上に搬入された第2枠 材11が、第1枠材11とは長方形状になるように配置されて、長枠部11aが ガイド部材25に沿って、第1枠材11における短枠部11bの自由端部に接近 するように移動される。
【0018】 第2枠材11の長枠部11aの自由端部が、光電スイッ27の検知域内に進入 すると、この光電スイッチ27が作動する。その後に、第2枠材11における長 枠部11aの自由端部が、第1枠材11の短枠部11bに当接するまでの所定時 間が経過するのを待って、パンチ22が駆動されて第1枠材11の接合部11c と、その接合部11cに重ね合わされた第2枠材11の長枠部11aがカシメら れて両者が強固に接合される。
【0019】 このようにして、第1および第2の枠材11における一方の自由端部同士が相 互に連結されると、それらの枠材11は、作業台21上をスライドされて、その 対角位置に移動され、その対角位置に配置されたパンチおよびダイスによって、 各枠材11における接合されていない自由端部同士が、上述した動作と同様の動 作によって接合される。
【0020】 このようにして各枠材のそれぞれの自由端部同士がカシメ加工されて鉄枠が形 成されると、その鉄枠は、所定の搬送装置上に移載されて、次の工程に搬送され る。
【0021】
【考案の効果】
本考案の枠体製造装置は、このように、一方の枠材に対して他方の枠材がガイ ド部材に沿って移動されて、所定の位置を通過することにより、光電スイッチが 作動し、その光電スイッチの作動に基づいてパンチが駆動されるようになってい るために、パンチの駆動のための特別な操作が不要になり、作業員の負担が著し く軽減されて、作業効率は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の枠体製造装置の一例を示す要部の平面
図である。
【図2】その枠体製造装置によって製造される枠体の斜
視図である。
【図3】その枠体の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 枠体 11 枠材 11a 長枠部 11b 短枠部 11c 接合部 21 作業台 22 パンチ 23 ダイス 25 ガイド部材 27 光電スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻村 敏雄 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字状になった一対の枠材の自由端部同
    士をカシメ加工によって接合して枠体を製造する枠体製
    造装置であって、 各枠材が載置される作業台と、 その作業台の所定位置に相互に適当な間隔をあけて配置
    されたパンチおよびダイスと、 これらのパンチおよびダイスの間にカシメ加工される自
    由端部が位置された一方の枠材に対して、他方の枠材を
    案内するように前記作業台上に配置されたガイド部材
    と、 該ガイド部材に沿って案内される他方の枠材の自由端部
    が所定の位置に達したことを検出して、その検出結果に
    基づいて前記パンチを動作させる光電スイッチと、 を具備することを特徴とする枠体製造装置。
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