JPS61176477A - 組立溶接装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロンヂ材と面材のＴ形組立溶接装置に関する。

〈従来の技術〉 面材とロンヂ材のＴ形組立てには第１図（Ａ）〜（Ｈ）
　Ｋ示す態様のものがある。すなわち、（Ａ）のように
ロンヂ材ＩＯ中央に面材■の端面を揃えて直立させＴ形
に組立てた態様のもの、（Ｂ）に示すように、ロンヂエ
に対し面材■をずらしＴ形に直立させて組立てたもの、
（Ｃ）のようにロンヂ材工の片側によせてＬ形になるよ
うに面材１を直立させて組立てた態様のもの、（Ｄ）の
ようにホールカット■を有するロンヂ材■を面材丁の中
央に直立させて組立てたもの、（Ｅ）のように、ロンヂ
材工の中央にローパを有するロンヂ材１を直立させるよ
うに組立てたもの、（Ｆ）のようにスロット■を有する
もの、（Ｇ）のようにロヂン材Ｔの四隅をスニツプカッ
トしたものにロンヂ材工を直立させて組立てた構造のも
の、（Ｈ）面材■の上下にそれぞれロンヂ材１，１を直
交させＨ形に組立てたものなどがある。

従来、これらのロンヂ材と面材の組立てにおいては、予
じめ倒れ止め治具等を配した定盤上に面材を配置し、次
にこの面材の所定の位置にロンヂ材をのせて、当該ロン
ヂ材を上方より押圧して面材面にロンヂ材を密着させて
から、仮付溶接を行ってから、本溶接を施工していた。

〈発明が解決しようとする問題点〉 このような従来方法によると５次のような不具合がある
。

■　面材、ロンヂ材の組立、仮付、加圧等各作業の段取
りに多大の工数を必要であり能率が悪かったつ ■　また、ロンヂ材を上方から面材に強制的に押圧して
密着させ溶接するので、面材工は第２図に示すように抑
圧による変形、溶接による歪？生じ、これらをいちいち
手直しする必要があった。

本考案は、板材とロンヂ材の組立溶接におけるこのよう
な不具合をなくすためになされたものであって、板材と
ロンヂ材の組立配置、加圧。

仮付等の段取および板材に対するａンヂ材の押圧密着、
溶接、抑圧および溶接により発生する歪の手直しを、自
動的に一貫して行いうる組立溶接装置を提供しようとす
るものである。

く問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するだめの本発明の組立溶接装置は１面
材およびロンヂ材の組立材を誘導可能に形成した組立材
ガイド路と、組立材ガイド路内にロール間の相互の間隔
を調整可能に配置した少くとも一対のロンヂガイドロー
ラおよび面材ガイドローラと１組立材ガイド路内に配置
した面材をロンヂ材当接面を凸状変形するように面材の
上下に配置した矯正ローラと凸状駆動ロー２と、 組立材ガイド路内の凸状駆動ローラの下流側に配置した
溶接トーチと、組立材ガイド路内において溶接トーチに
近接して配置した一対の面材加圧ローラを有することを
特徴とするものである。

く作　用〉 以上のように構成されているから、 ■　面材とロンヂ材が所定の形状の組立状態で。

ロンチ材ガイドローラおよび面材ガイドローラにより組
立材ガイド路内を誘導される。

■　さらに１面材は矯正ローラで、逆歪を取りながら搬
送されると共に、支持ローラで面材を押し上げなからロ
ンヂ材の自重で面材とロンヂ材を圧着させながら、装置
組付の溶接トーチで溶接を行うことができるので仮付溶
接を省略することができる。

θ　また、上述したように、支持ローラを押し上げるこ
とにより反力を受ける加圧ローラが設けであるから、支
持ローラの上で１面材の強制的な反り（湾曲）によりロ
ンヂ材と面材は密着され、かつ溶接後の歪取り作業が不
要となる。

〈実施例〉 つぎに、図面を用いて本発明の一実施例について説明す
る。

第３図乃至第６図は本発明の一実施例の組立溶接装置の
概略構成を示し、第３図はその平面図、第４図は第３図
のＸ−Ｘ矢視断面図、第５図は第４図のＡ−Ａ矢視断面
図、第６図は第４図のＢ−Ｂ矢視断面図である。

図中、ｌは制御盤、２は圧着ローラ乎動ポンプ、３は電
動モータ、４は溶接トーチ、５はロンヂガイドローラ、
６は板材ガイドローラ、７は矯正ローラ、８は駆動ロー
ラ、９は支持ローラ、１０は面材加圧ローラ、１１は板
材、１２はロンヂ材である。

第３図乃至第６図の組立溶接装置は、上述したように１
面材１１とロンヂ材１２の組立材を誘導可能に形成した
組立材ガイド路Ｃと、組立材ガイド路内Ｃにロール間の
相互の間隔を調整可能に配置した少くとも一対のロンヂ
ガイドローラ５および面材ガイドローラ６と１組立材ガ
イド路Ｃ内に配置した面材１１’ｔｌ：Ｉンヂ板１２当
接面を凸状変形するように面材の上下に配置した矯正ロ
ーラ７と凸状駆動ローラ８と、組立材ガイド路Ｃ内の凸
状駆動ローラ８の下流側に配置した溶接トーチ４と１組
立材ガイド路Ｃ内において溶接トーチ４に近接して配置
した一対の面材加圧ローラ１０ｔ−有しており。

ロンヂガイドローラ５は、ロンヂ材１２の板厚に合せ１
手動ハンドル操作にて調整するもので、組立材ガイド路
Ｃに沿って配置されている２面材ガイドローラ６は、　
　　　面材（ＦＡＣＥ　）の板巾に合せ手動ノ・ンドル
操作 にて調整するもので、 組立材ガイド路に沿っ て配置されている。

矯正ロー２７は、　　　　面材の逆歪を取る為のローラ
で８の駆動ロー ラ（電動）で下から押 上げ駆動する事により 逆歪を取りながら部材 を搬送するものである。

駆動ロー２８は、　　　電動モータにて下から押し上げ
て、歪矯正口 −ラ７に押し当て駆動 する事によって部材を 搬送する為の太鼓型の ローラで・ある。

支持ローラ９は、　　　ロンヂ材（ＷＥＢ）１２と面材
（ＦＡＣＥ）　ｌ　ｌを圧 着する為の支持ローラ で手動ポンプにて板材 （ＦＡＣＥ）を押し上げロ ンヂ材（ＷＥＢ）の自重 にて圧着を行う。

面材（ＦＡＣＥ）加圧ローラＷは、９の支持ローラを押
し上げる事により反力を 受けるローラで９支持 ローラの上で圧着を行 う為のものである。

このような装置において、面材　１１　　と、ロンヂ材
　１２　　ｔ−組立て溶接する時には、先ず面材　１１
　の巾に応じて、対向配置した２対の面材ガイドローラ
　６　の距離を手動７−ンドルにて調整する。又、ロン
ヂ材１２の板厚及び面材１１の配設位置に応じて、ロン
ヂガイドローラ５の対向間隔及び面材１１に対する全体
配置を位置決めする。

面材１１及びロ／ヂ材１２は、第３図矢印で示す方向に
送給されると１面材１１ｔ”ｔ、矯正ローラ７と太鼓型
の駆動ロー２８との間に挾持成をされて、太鼓型に沿っ
て、溶接歪と逆向きに湾曲せらるる。

前記駆動ローラ８の回転によシ、更に面材１１が送られ
ると１面材１１は、その上下方向から支持ローラ９と加
圧ロー２１０との間で保持される。この部位でロンヂ材
１２はその自重により下端が面材１１の上面に密接され
るので、溶接トーチ４で溶接を行なう。溶接により、面
材１１は、その巾方向の両端が上向きに変形歪が。

発生するが予じめその逆向きに強制的に湾曲させている
ので、これらが丁度打ち消し合って、溶接後は、正規の
状態に維持される。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなごとく、本発明の組立溶接装置
によれば。

■　ロンヂ材を上方より加圧することなく、その自重と
面材の強制的な反りにより両者を密着させるようにした
ので溶接後の歪取り作業が不要となる。

■　面材とロンヂ材の配材、送りが、ガイドローラで自
動的に行われるので１作業能率が著しく向上する。

■　更Ｋｔた、これらの装置に溶接トーチを組み込んだ
ので仮付溶接が省略できる。

■　従来のごとく、上部から加圧して圧着溶接を行なえ
ば、完成後その長手方向に弓なりに変形するが、下部か
ら押上げ圧着するので、変形が生じない。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）〜（Ｈ）は面材およびロンヂ材のＴ形組立
て態様図、第２図はロンヂ材抑圧密着時の面材の変形状
態を示す説明図、第３図は本発明の一実施例にかかる組
立溶接装置の要部平面図、第４図は第３図のＸ−Ｘ矢視
断面図、第５図は第４図のＡ−Ａ矢視断面図、第６図は
第４図のＢ−Ｂ矢視断面図である。 図　　面　　中、 ４・・溶接トーチ。 ５・・・ロンヂガイドローラ。 ６・・面材ガイドローラ。 ７・・・矯正ローラ。 ８・・・駆動ローラ。 ９−・支持ローラ。 １０・・・面材加圧ローラ。 Ｃ・・・組立材ガイド路 特許出願人　三菱重工業株式会社 復代理人弁理士　　元方　士　部（他１名）第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　面材およびロンヂ材の組立材を誘導可能に形成した組
   立材ガイド路と、 組立材ガイド路内にロール間の相互の間隔を調整可能に
   配置した少くとも一対のロンヂガイドローラおよび面材
   ガイドローラと、 組立材ガイド路内に配置した面材が、ロンヂ材当接面を
   凸状変形するように面材の上下に配置した矯正ローラと
   凸状駆動ローラと、 組立材ガイド路内の凸状駆動ローラの下流側に配置した
   溶接トーチと、 組立材ガイド路内において溶接トーチに近接して配置し
   た一対の面材加圧ローラを有することを特徴とする組立
   溶接装置。