JPH0763787B2 - 角筒の巻締め加工方法 - Google Patents

角筒の巻締め加工方法

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JPH0763787B2
JPH0763787B2 JP61057801A JP5780186A JPH0763787B2 JP H0763787 B2 JPH0763787 B2 JP H0763787B2 JP 61057801 A JP61057801 A JP 61057801A JP 5780186 A JP5780186 A JP 5780186A JP H0763787 B2 JPH0763787 B2 JP H0763787B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、角筒と端板とを接合するため、それぞれに
設けられた巻きしろをともに巻締める角筒の巻締め加工
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来より、部材を接合する方法として、それぞれの部材
に巻きしろを設け、両方の巻きしろをともに巻締めるこ
とにより接合する方法が知られている。重ね合わせた巻
きしろをカーリング加工するには、巻きしろを外側から
内側に向かってプレスし巻き締める場合が多い。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような接合方法を用いて、角筒の一
方端に端板を接合する場合には以下のような問題があっ
た。すなわち、このような場合巻き締められる部分が、
一定の形状を有したループ状となるため、その形状にの
み適合した専用のプレス型を用いなければ一度に巻き締
めることができなかった。このような専用のプレス型は
汎用性がなく、経済上および製造上の面から好ましくな
かった。また、対向する側板の巻きしろ部分のみを順次
プレスして巻き締めることも可能であるが、この場合に
は巻きしろのコーナ部分がプレスできないという問題点
があった。
上記従来の問題点に鑑み、この発明は、巻きしろのコー
ナ部分をも同時にプレスすることができ、かつ角筒およ
び端板の大きさが異なる場合にも使用することが可能な
角筒の巻締め加工方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明の角筒の巻締め加工方法は、各側板が連設して
なる平面形状が多角形をなす角筒の一方側開口部に、角
筒の平面形状と同一の多角形をなす略平板状の端板を、
角筒の一方側開口部を該端板がちょうど遮蔽するように
取付けるため、角筒の各側板の一方端側および端板の周
縁に、その全周にわたって外側に向かって延びる巻きし
ろをそれぞれ設け、該巻きしろを互いに重ね合せた後、
外側から内側に巻きしろをともに押圧して巻締めること
により、角筒と端板とを接合する方法に関している。
この方法においては、まず、角筒の側板の巻きしろおよ
び端板の巻きしろの各々のコーナ部を該コーナ部におい
て互いに交わる端板の2つの辺のいずれとも略等しい角
度をなす直線方向に切断して所定の切欠きを設ける。
次に、互いに、各々の巻きしろ同士を重ね合せた状態で
角筒および端板を固定手段によって固定し、該固定手段
の側部周囲に形成される、外側が開放された断面コ字状
凹部に、重ね合された巻きしろを配置させるとともに、
角筒および端板の周りに、巻きしろを押圧し巻締め加工
する押圧面が形成されているブロックを、角筒の側板に
対応した数だけ、断面コ字状凹部に嵌合してその内部に
おいて摺動可能に配置し、かつ各ブロックの押圧面が該
ブロックの内側で連接して角筒の多角形の相似形を形成
するように、各ブロックを互いに隣接させる。
次に、各ブロックの押圧面がそれぞれ角筒の各側板に対
し略平行状態を保つように、互いに隣接するブロックの
うちの一方のブロックの押圧面と他方のブロックの片側
側端とを互いに摺動させ、各ブロックの押圧面により形
成されるコーナ部を対応する巻きしろのコーナ部に向か
って同時に移動させて、角筒の側板および端板の巻きし
ろ同士を押圧して巻締める。
この方法の特徴は、各ブロックの押圧面を、該押圧面同
士が隣接するコーナ部において丸みを帯びた形状となる
ように形成し、かつ、角筒の側板の巻きしろおよび端板
の巻きしろの各々のコーナ部を、該コーナ部において互
いに交わる端板の2つの辺のいずれとも略等しい角度を
なす直線方向に切断して所定の切欠きを設けることによ
り、巻きしろの各コーナ部と巻きしろの他の部分とが略
均一に押圧されるようにすることである。
[作用] この発明の角筒の巻締め加工方法によれば、各ブロック
の押圧面がブロックの内側で連接して角筒の多角形の相
似形を形成するように各ブロックを連設させ、各ブロッ
クの押圧面がそれぞれ角筒の各側板に対し略平行状態を
保つように隣接したブロックの一方の押圧面上で、各ブ
ロックを互いに摺動させる。それによって、各ブロック
の内側で連設するそれぞれの押圧面を、固定手段の側部
に形成された、互いに重ね合された巻きしろが収納され
る断面コ字状凹部に嵌合した状態で摺動させて、内側へ
移動させている。したがって、各ブロックの押圧面によ
り形成されるコーナ部は、対応する巻きしろのコーナ部
に向かって移動し、巻きしろの各コーナ部を押圧して巻
締める。
また、角筒の側板の巻きしろおよび端板の巻きしろの各
々の各コーナ部は、該コーナ部において互いに交わる端
板の2つの辺のいずれとも略等しい角度をなす直線方向
に切断して予め適切な大きさの切欠きを設けておくこと
により、コーナ部における余分な巻きしろを除去し、巻
きしろのコーナ部においても、巻きしろのその他の部分
とほぼ同じ圧力で押圧することが可能となる。さらに、
ブロックの押圧面を、押圧面同士が隣接するコーナ部に
おいて丸みを帯びた形状となるように形成することによ
り、巻きしろのコーナ部においても均一の押圧力で、か
つ滑らかな曲面となるように巻締めを行なうことが可能
となる。
[実施例] 第1図には、この発明の方法を実施するための装置の平
面図を示している。この装置は、正四角形の角筒に端板
を巻締め加工して接合する際に用いるものであり、4つ
のブロック10,20,30,40から構成されている。ブロック1
0には押圧面11、ブロック20には押圧面21、ブロック30
には押圧面31、ブロック40には押圧面41がそれぞれ形成
されている。各押圧面11,21,31,41は、各ブロックの内
側で連設して正四角形の形状を形成している。ブロック
10の押圧面11は隣接するブロック20の摺動面22と接して
おり、ブロック20の押圧面21は隣接するブロック30の摺
動面32と接している。同様にして、ブロック30の押圧面
31は隣接するブロック40の摺動面42と接し、ブロック40
の押圧面41は隣接するブロック10の摺動面12と接してい
る。このようにして、各ブロックは隣接するブロックと
の間で加工面と摺動面を接して隣り合うよう配置されて
いる。さらに、各ブロックの移動を案内するため、ガイ
ドブロック14,24,34,44が各ブロックに対応して配置さ
れており、それぞれ各ブロックの第2の摺動面15,25,3
5,45と接している。また、各ブロック10,20,30,40に
は、それぞれ油圧シリンダ1,2,3,4が取付けられてい
る。ブロック10は、油圧シリンダ1により矢印A方向
に、ガイドブロック14に案内されながら、隣接するブロ
ック20の摺動面22上を摺動して移動する。また、ブロッ
ク20は油圧シリンダ2により、矢印B方向に、ガイドブ
ロック24に案内されながら、隣接するブロック30の摺動
面32上を摺動して移動する。他のブロック30,40も、同
様にして油圧シリンダ3,4により矢印Cおよび矢印D方
向にそれぞれ移動する。
各ブロックが油圧シリンダにより同時に移動すると、第
1図に想像線で示すように押圧面が平行に移動する。し
たがって、各ブロックの押圧面の連接により形成される
形状は、その相似形を保ちながら徐々に小さくなる。よ
ってブロック内側に配置された角筒および端板の巻きし
ろは、各ブロックの押圧面により周囲から内側に押圧さ
れる。
この装置についてさらに説明するため、第2〜4図を示
す。第2図はこの装置の初期状態を示す正面図、第3図
はこの装置の押圧直前の状態を示す平面図、第4図はこ
の装置の押圧状態を示す平面図である。第2〜4図に示
すように、押圧面11,21,31,41のそれぞれは、さらにそ
の内側に側方パッド13,23,33,43が設けられている。該
側方パッドは、先行して角筒50に当接し、後述する上方
パッドおよび下方パッドとともに角筒50を保持する役割
を果たす。各側方パッドは、それぞれ押圧面の下方に位
置しており、各ブロックが摺動して押圧面が内側に向か
って移動する際、隣接するブロックの摺動面の下方の位
置を移動する。
ここで、押圧面および側方パッドの構造について説明す
るため、第5図を示す。第5図は、ブロックの押圧面付
近を示す断面図である。ブロック10には、押圧部16およ
び該押圧部16の下に位置する側方パッド支持部14が取付
けられている。押圧部16の上方にはガイド溝当接部19が
突出るようにして形成されており、その下方には押圧面
11が形成されている。該押圧部16と側方パッド支持部14
との間には側方パッド13が設けられており、該側方パッ
ド13はコイルばね18により、内側(第5図では図面左
側)に付勢されている。コイルばね18の中を通るように
してガイド棒17が設けられており、該ガイド棒17の一方
端は側方パッド13に取付けられている。該ガイド棒の他
方端には、係止部17aが形成されており、側方パッド支
持部14内に設けられた係止部14aと係止することにより
側方パッド13をつなぎ止めている。このように、側方パ
ッド13と側方パッド支持部14との間にはコイルばね18が
介されているため、該側方パッド13は角筒の側板に当た
ると側板を押しつけるように作用する。
ここで、第3図および第4図を参照してこの装置の作用
について説明する。第3図は、各ブロックが摺動し、押
圧面が内側に移動した押圧直前の状態を示す平面図であ
る。第3図においては、角筒50の側板に、それぞれ各ブ
ロックの側方パッド13,23,33,43が当接している。第5
図で説明したように、側方パッドはコイルばねを介して
支持されているため、角筒50の側板に当たるとその側板
に押し戻されて外側に向かって押し込まれる。この状態
を示したのが第4図の平面図である。第4図において
は、側方パッド13,23,33,43が、角筒50の側板に当接し
て押し込まれ、押圧面11,21,31,41が角筒50の巻きしろ
を押圧している状態を示している。
ここで、角筒について説明するため第9〜11図を示す。
第9図は角筒および端板のコーナ部における接合前の状
態を示す斜視図である。第9図において、側板51,52に
は外側に向かって延びる巻きしろ54が連設されており、
端板53の周囲にも同様に、巻きしろ55が外側に向かって
連設されている。巻きしろ55の周縁端部は巻締め加工し
やすいようにやや下方に向かって折り曲げられている。
巻きしろ54と巻きしろ55とを重ね合わせて、外側から巻
きしろを押圧して巻き締め、端板53を取付けた状態を示
すのが第10図である。第10図に示されるように、巻きし
ろ55のコーナ部55aは巻き締めの際、他の巻きしろ部分
と同様に押圧されるため、丸められた形状となってい
る。
第11図は、第10図のXI-XI線に沿う断面図である。第11
図に示すように、側板51の巻きしろ54と端板53の巻きし
ろ55は、共に巻き締められて接合されている。しかしな
がら、巻きしろのコーナ部55aにおいては、この部分の
巻きしろを切欠くことなく残しておくと、この部分の巻
きしろの大きさが他の部分に比べて過剰となり、コーナ
部を他の部分と同じ圧力で巻き締めることができない。
そこで、第9図に示すように、巻きしろ55および巻きし
ろ54のコーナ部を、該コーナ部において互いに交わる端
板の2つの辺のいずれともほぼ等しい角度をなす直線方
向に切断して切欠きを設け、コーナ部の過剰な巻きしろ
を除去することによって、他の部分とほぼ均一な押圧力
で、第10図に示すような丸みを帯びた形状にコーナ部55
aを巻き締めることができるようにしている。
ここで、第4図の状態にあるブロック押圧面付近の断面
図を第6図に示す。第6図において、巻きしろが重ね合
わせられた側板51および端板53は、その端板53が固定手
段としての上方パッド6および下方パッド7により挟持
され、端板51が下方パッド7の側面に当接することによ
って互いに固定されており、さらに側板51は側方パッド
13により付勢されて保持されている。
巻きしろを押圧する際、押圧部16のガイド溝当接部19
は、上方パッド6のガイド溝8内に嵌め合わされ、押圧
面11が所定の位置で押圧するよう位置決めする作用をし
ている。
ここで、第6図を参照して巻きしろ押圧の際の各部の作
用について説明する。まず巻きしろの重ね合わされた側
板51と端板53は上方パッド6および下方パッド7により
挟持し固定される。次にブロック10が側方から側板51に
向かって移動し、まず側方パッド13が先行して側板51に
当接し、その付勢力により側板51を保持する。次に、押
圧部16のガイド溝当接部19が上方パッド6のガイド溝8
内に嵌め合わされ、これにより押圧面11が所定位置にセ
ットされながら巻きしろに近づく。さらにブロック10が
接近し、押圧面11が巻きしろ11を押圧し、巻きしろが共
に巻き締められて側板51と端板53が巻締め加工により接
合される。
各ブロックが移動する際の押圧面コーナ部の状態を説明
するため第7図および第8図を示す。第7図は、初期状
態における押圧面のコーナ部を示す斜視図である。な
お、押圧部は押圧面を有する部分16a,26aについてのみ
示し簡略化した。第7図において、押圧部16aの押圧面1
1は、押圧部26aの摺動面22と接している。押圧部26aの
押圧面21の端は押圧面コーナ部21aを丸みを帯びるよう
に形成している。この状態で、各ブロックが摺動しなが
ら移動すると、押圧部16aは矢印E方向に、押圧部26aは
矢印F方向に移動する。したがって、押圧面11上を摺動
面22が摺動しながら移動する。この状態を示したのが第
8図である。
第8図に示されるように、押圧面11,21が図面手前側
(すなわちブロックの内側)に移動すると同時に、押圧
面のコーナ部21aも移動することとなる。したがって、
この発明の方法によると、巻きしろのコーナ部分を、他
の部分と同様に押圧して成形することができる。
以上実施例として装置を例示することによりこの発明を
説明したが、この発明の方法はこの装置を用いる方法に
限定されるものでないことは言うまでもない。したがっ
て、角筒の形状および押圧面が連接して形成する形状
は、この実施例に示した正四角形に限定されるものでは
なく、多角形であればどのような形状でも、この発明の
方法を応用することができる。すなわち、この発明の特
徴とするところは、巻きしろを押圧する押圧面がそれぞ
れ角筒の各側板に対し略平行状態を保ちながら、各押圧
面のすべてが移動するため、各押圧面により形成される
コーナ部も同時に移動して、巻きしろのコーナ部が押圧
されることにある。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明の方法によれば、押圧面
が巻きしろを押圧する際、内側に配置される角筒および
端板に向かって、常に角筒の多角形の相似形を保持しな
がら内側に移動する。したがって、巻きしろ全体が均一
に押圧されるため、巻きしろコーナ部も押圧されて形成
される。
また、巻きしろのコーナ部も、それ以外の部分と同様に
均一の押圧力で、かつ丸みを帯びるように形成されるた
め、巻きしろのコーナ部においても、その他の部分と連
続する滑らかな曲面状に形成され、角部やエッジを生じ
ないようにすることができる。したがって、美観を損な
うことがないとともに、取扱う上での安全性を向上させ
るこどができる。
また、押圧面が外側から内側に向かって移動する範囲内
の大きさであれば、異なる大きさの角筒および端板の接
合にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法を実施するための装置の一例
を示す平面図である。第2図は、第1図の装置の初期状
態を示す平面図である。第3図は、第1図の装置の押圧
直前の状態を示す平面図である。第4図は、第1図の装
置の押圧状態を示す平面図である。第5図は、第1図の
装置のブロックの押圧面付近を示す断面図である。第6
図は、ブロック押圧面付近の押圧状態を示す断面図であ
る。第7図は、押圧面により形成されるコーナ部を示す
斜視図である。第8図は、押圧面により形成されるコー
ナ部が移動した状態を示す斜視図である。第9図は、角
筒および端板のコーナ部における接合前の状態を示す斜
視図である。第10図は、角筒および端板のコーナ部にお
ける接合後の状態を示す斜視図である。第11図は、第10
図のXI-XIに沿う断面図である。 図において、10,20,30,40はブロック、11,21,31,41は押
圧面、12,22,32,42は摺動面、50は角筒、51,52は側板、
53は端板、54,55は巻きしろ、55aは巻きしろコーナ部を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各側板が連設してなる平面形状が多角形を
    なす角筒の一方側開口部に、前記角筒の平面形状と同一
    の多角形をなす略平板状の端板を、前記角筒の前記一方
    側開口部を該端板がちょうど遮蔽するように取付けるた
    め、前記角筒の各側板の一方端側および前記端板の周縁
    に、その全周にわたって外側に向かって延びる巻きしろ
    をそれぞれ設け、該巻きしろを互いに重ね合せた後、外
    側から内側に巻きしろをともに押圧して巻締めることに
    より、前記角筒と前記端板とを接合する角筒の巻締め加
    工方法において、 前記角筒の側板の巻きしろおよび前記端板の巻きしろの
    各々のコーナ部を、該コーナ部において互いに交わる前
    記端板の2つの辺のいずれとも略等しい角度をなす直線
    方向に切断して所定の切欠きを設ける工程と、 互いに各々の巻きしろ同士を重ね合せた状態で前記角筒
    および前記端板を固定手段によって固定し、該固定手段
    の側部周囲に形成される、外側が開放された断面コ字状
    凹部に、重ね合せられた前記巻きしろを配置させるとと
    もに、前記角筒および前記端板の周りに、前記巻きしろ
    を押圧し巻締め加工する押圧面が形成されているブロッ
    クを、前記角筒の側板に対応した数だけ、前記断面コ字
    状凹部に嵌合してその内部において摺動可能に配置し、
    かつ各前記ブロックの押圧面が該ブロックの内側で連接
    して前記角筒の多角形の相似形を形成するように各前記
    ブロックを互いに隣接させる工程と、 各前記ブロックの押圧面がそれぞれ前記角筒の各側板に
    対し略平行状態を保つように、互いに隣接する前記ブロ
    ックのうちの一方のブロックの押圧面と他方のブロック
    の片側側端とを互いに摺動させ、各前記ブロックの押圧
    面により形成されるコーナ部を対応する巻きしろのコー
    ナ部に向かって同時に移動させて、前記角筒の側板およ
    び前記端板の巻きしろ同士を押圧して巻締める工程と を備え、 前記各ブロックの押圧面が、該押圧面同士が隣接するコ
    ーナ部において丸みを帯びた形状となるように形成され
    ており、かつ、前記角筒の側板の巻きしろおよび前記端
    板の巻きしろの各々のコーナ部を切断して所定の切欠き
    を設ける前記工程を有することにより、前記巻きしろの
    各コーナ部と前記巻きしろの他の部分とが略均一の押圧
    力で押圧されるようにしたことを特徴とする、角筒の巻
    締め加工方法。
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