JP2597175Y2 - 枠体製造装置 - Google Patents

枠体製造装置

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JP2597175Y2
JP2597175Y2 JP1993064087U JP6408793U JP2597175Y2 JP 2597175 Y2 JP2597175 Y2 JP 2597175Y2 JP 1993064087 U JP1993064087 U JP 1993064087U JP 6408793 U JP6408793 U JP 6408793U JP 2597175 Y2 JP2597175 Y2 JP 2597175Y2
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俊一 安田
明 諏訪
一 西野
敏雄 辻村
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Sekisui House Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば建材として使用
される鉄枠等の枠体を、L字状の枠材のそれぞれの自由
端部同士をカシメ加工によって接合することによって製
造する枠体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建材として使用される鉄枠は、通常、L
字状になった一対の枠材におけるそれぞれの対角に位置
する各自由端部同士をそれぞれカシメ加工することによ
り製造されている。このような枠体の製造に際しては、
作業台における対角位置にパンチおよびダイスがそれぞ
れ配置された枠体製造装置が使用される。この枠体製造
装置では、一方のパンチおよびダイス近傍において、一
方の枠材を手作業によって固定した状態で、他方の枠材
を、固定された枠材とパンチおよびダイスとに対して、
カシメ加工される部分が相互に重なった所定の状態にな
るように、作業員の手作業によって作業台上にセットす
る必要がある。そして、各枠材同士がそれぞれ所定の状
態にセットされると、作業員は片手で各枠材を固定した
状態で、パンチを駆動させるスイッチを操作する。これ
により、パンチが駆動されて各枠材における自由端部同
士がカシメ加工される。
【0003】このようにして、一方の自由端部同士がカ
シメ加工されると、一対の枠材は、作業台上をスライド
されて、作業台における対角位置に設けられたパンチお
よびダイスの近傍に、各枠材における接合されていない
他方の自由端部がそれぞれ位置される。そして、前述の
動作と同様の動作が繰り返されて、作業員のスイッチ操
作によってパンチが駆動され、その自由端部同士がカシ
メ加工される。
【0004】このように、一対の枠材における対角位置
の二箇所をそれぞれパンチおよびダイスによってカシメ
加工することによって、鉄枠が製造され、製造された鉄
枠は、所定の搬送ライン上に移載されて搬送される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような枠体製造装
置では、作業員が手作業によって各枠材を作業台上の所
定の位置に固定した状態で、パンチを駆動するスイッチ
を操作しなければならない。一方の手によって各枠材を
所定の位置に固定することは容易ではなく、しかも、固
定した状態を保持してさらにスイッチを操作することも
容易でない。その結果、作業員の負担が大きく、作業効
率が悪くなるという問題がある。
【0006】本考案は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、作業員の負担を軽減して、効率よ
く枠材同士をカシメ加工することができる枠体製造装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の枠体製造装置
は、L字状の溝型鋼によって構成された一方の枠材の自
由端部におけるウエブを外側に直角に折り曲げた接合部
を、L字状の溝型鋼によって構成された他方の枠材の自
由端部内に挿入してその枠材のウエブと重ね合わせて、
接合部とウエブとをカシメ加工することによって、各自
由端部同士が直角になるように接合して枠体を製造する
枠体製造装置であって、各枠材が載置されて、一方の枠
材が固定状態とされる作業台と、その作業台に固定され
た一方の枠材の接合部を挟むように、相互に適当な間隔
をあけて配置されたパンチおよびダイスと、前記作業台
上に配置されており、これらのパンチおよびダイスの間
にて、接合部が配置された一方の枠材に対して、他方の
枠材が突き当てられて、その他方の枠材における自由端
部のウエブが一方の枠材の接合部に重ねられるように、
他方の枠材を案内するガイド部材と、このガイド部材に
沿って案内される他方の枠材における自由端部のウエブ
が、一方の枠材の接合部に対して所定位置を通過したこ
とを検出するように配置されており、所定位置を通過し
た後に所定時間が経過した時点で前記パンチを動作させ
る光電スイッチと、を具備することを特徴とする。
【0008】
【作用】本考案の枠体製造装置では、作業台上の所定位
置に一方の枠材を固定した状態で、他方の枠材をガイド
部材に沿って移動させる。そして、ガイド部材に沿って
移動する枠材が、一方の固定された枠材に対して所定の
位置に達すると、光電スイッチが作動する。そして、ガ
イド部材に沿って移動する枠材が、固定状態になった枠
材に対して所定の状態になるまでの時間が経過すると、
パンチが駆動されて、各枠材における自由端部同士がカ
シメ加工されて接合される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の枠体製造装置の実施例を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本考案の枠体製造装置の主要部を
示す平面図である。この枠体製造装置は、例えば、建材
として使用される鉄枠を製造する際に、鉄枠を構成する
L字状の枠材同士を接合するために使用される。この鉄
枠は、図2および図3に示すように、溝形鋼を使用した
長枠部11aと短枠部11bとを直角に接合して構成さ
れた一対の枠材11同士をかしめ加工によって接合する
ことにより、長方形状になった額縁状に形成される。
【0011】各枠材11は、図3に示すように、短枠部
11bの自由端部において溝形鋼のウエブを各フランジ
部から分離して直角に折り曲げて接合部11cを形成し
ている。そして、この接合部11cに、他方の枠材11
における長枠部11aのウエブが重ね合わされて、重ね
合わされた部分同士がカシメ加工によって接合されて、
所定の鉄枠10とされる。
【0012】図1に示すように、本考案の鉄枠製造装置
は、鉄枠10とされる一対の枠材11が載置される作業
台21上に配置されたパンチ22と、このパンチ22に
対向して配置されたダイス23とを有している。パンチ
22は、ダイス23との対向面が開放されたカバー26
によって覆われている。パンチ22およびダイス23と
の間には、一方の枠材(以下第1枠材とする)11にお
ける短枠部11bに設けられた接合部11cが位置され
る。そして、他方の枠材(以下第2枠材とする)11に
おける長枠部11aの自由端部がこの接合部11cに重
ね合わされるように、その枠材11が作業台21上に配
置される。
【0013】作業台21上の第1枠材11は、その接合
部11cがパンチ22およびダイス23に対向するよう
に、予め作業員の手作業によって固定される。そして、
このような状態で、他方の第2枠材11における長枠部
11aが、接合される自由端部を先頭として矢印Aで示
す方向へと移動され、その長枠部11aの自由端部が、
第1枠材11における短枠部11bに当接される。
【0014】作業台21におけるパンチ22およびダイ
ス23の第2枠材11が進入してくる側方には、その進
入する第2枠材11の長枠部11aを案内するガイド部
材25が、その進入方向に沿って配置されている。第2
枠材11の長枠部11aは、作業員の手作業によって、
このガイド部材25に沿って、作業台21上に固定され
た第1枠材11の短枠材11bに向かって移動される。
【0015】ダイス23とガイド部材25との間には、
ガイド部材25に沿って進入する第2枠材11の長枠部
11aを検出する光電スイッチ27が設けられている。
この光電スイッチ27は反射型であり、ガイド部材25
に沿って進入する第2枠材11の長枠部11aの進入路
に向かって光を照射しており、長枠部11aがその照射
域内に達して照射される光が長枠部11aによって反射
されることにより、光電スイッチ27が作動するように
なっている。光電スイッチ27が作動されると、所定時
間が経過することによって、パンチ22が駆動されるよ
うになっている。
【0016】作業台21におけるパンチ22およびダイ
ス23の配置位置の対角位置には、同様に、パンチ、ダ
イス、光電スイッチ、およびガイド部材が配置されてお
り、各枠材11における他方の自由端部同士がこれらに
よって接合されるようになっている。
【0017】このような構成の枠体製造装置では、作業
台21上に搬入された第1枠体11を、その短枠部11
bがパンチ22の移動方向に沿うように配置されて、そ
の短枠部11bの自由端部に設けられた接合部11c
が、パンチ22とダイス23との間に位置される。この
ような状態になると、作業台21上に搬入された第2枠
材11が、第1枠材11とは長方形状になるように配置
されて、長枠部11aがガイド部材25に沿って、第1
枠材11における短枠部11bの自由端部に接近するよ
うに移動される。
【0018】第2枠材11の長枠部11aの自由端部
が、光電スイッ27の検知域内に進入すると、この光電
スイッチ27が作動する。その後に、第2枠材11にお
ける長枠部11aの自由端部が、第1枠材11の短枠部
11bに当接するまでの所定時間が経過するのを待っ
て、パンチ22が駆動されて第1枠材11の接合部11
cと、その接合部11cに重ね合わされた第2枠材11
の長枠部11aがカシメられて両者が強固に接合され
る。
【0019】このようにして、第1および第2の枠材1
1における一方の自由端部同士が相互に連結されると、
それらの枠材11は、作業台21上をスライドされて、
その対角位置に移動され、その対角位置に配置されたパ
ンチおよびダイスによって、各枠材11における接合さ
れていない自由端部同士が、上述した動作と同様の動作
によって接合される。
【0020】このようにして各枠材のそれぞれの自由端
部同士がカシメ加工されて鉄枠が形成されると、その鉄
枠は、所定の搬送装置上に移載されて、次の工程に搬送
される。
【0021】
【考案の効果】本考案の枠体製造装置は、このように、
一方の枠材に対して他方の枠材がガイド部材に沿って移
動されて、所定の位置を通過することにより、光電スイ
ッチが作動し、その光電スイッチの作動に基づいてパン
チが駆動されるようになっているために、パンチの駆動
のための特別な操作が不要になり、作業員の負担が著し
く軽減されて、作業効率は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の枠体製造装置の一例を示す要部の平面
図である。
【図2】その枠体製造装置によって製造される枠体の斜
視図である。
【図3】その枠体の要部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 枠体 11 枠材 11a 長枠部 11b 短枠部 11c 接合部 21 作業台 22 パンチ 23 ダイス 25 ガイド部材 27 光電スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻村 敏雄 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−82632(JP,A) 特開 昭61−191787(JP,A) 実開 昭57−38730(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B23P 19/04 B21D 39/02 B23P 21/00 302

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字状の溝型鋼によって構成された一方
    の枠材の自由端部におけるウエブを外側に直角に折り曲
    げた接合部を、L字状の溝型鋼によって構成された他方
    の枠材の自由端部内に挿入してその枠材のウエブと重ね
    合わせて、接合部とウエブとをカシメ加工することによ
    って、各自由端部同士が直角になるように接合して枠体
    を製造する枠体製造装置であって、 各枠材が載置されて、一方の枠材が固定状態とされる
    業台と、 その作業台に固定された一方の枠材の接合部を挟むよう
    に、相互に適当な間隔をあけて配置されたパンチおよび
    ダイスと、前記作業台上に配置されており、 これらのパンチおよび
    ダイスの間にて、接合部が配置された一方の枠材に対し
    て、他方の枠材が突き当てられて、その他方の枠材にお
    ける自由端部のウエブが一方の枠材の接合部に重ねられ
    るように、他方の枠材を案内するガイド部材と、この ガイド部材に沿って案内される他方の枠材における
    自由端部のウエブが、一方の枠材の接合部に対して所定
    位置を通過したことを検出するように配置されており、
    所定位置を通過した後に所定時間が経過した時点で前記
    パンチを動作させる光電スイッチと、 を具備することを特徴とする枠体製造装置。
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