JPH0221149Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0221149Y2 JPH0221149Y2 JP1985064304U JP6430485U JPH0221149Y2 JP H0221149 Y2 JPH0221149 Y2 JP H0221149Y2 JP 1985064304 U JP1985064304 U JP 1985064304U JP 6430485 U JP6430485 U JP 6430485U JP H0221149 Y2 JPH0221149 Y2 JP H0221149Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- tongue
- ram
- frame
- tongue piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 235000010503 Plantago lanceolata Nutrition 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は部品に変形を与えて当該部品と他の部
品とを結合する装置に関する。
品とを結合する装置に関する。
(ロ) 従来の技術
産業用ロボツトの普及に伴ない、ロボツトに行
なわせる作業の種類も増えてきた。オーソドツク
スな用法である物の移送に加え、塗装、溶接、シ
ール剤塗布、ねじ締め等様々な用途が開発されて
いる。用途に応じ、作業ユニツトの構造も特殊化
する。実公昭55−49194号公報に記載されたもの
は、物品の組立に用いられるものであるが、部品
の移送機能とプレスばね機能を併せ持つている。
ところで組立作業の中には次のようなものがあ
る。すなわち板金製部品に舌片を形設し、この舌
片を折り曲げて他部品と結合する方式である。内
容としては軽いプレス作業のみであり、移送機能
は必要でない。但し舌片はぐしやりとつぶれたり
しないよう正しく美しく曲げねばならない。従つ
て実公昭55−49194号公報のように単に上から押
さえるだけでは適当でない。
なわせる作業の種類も増えてきた。オーソドツク
スな用法である物の移送に加え、塗装、溶接、シ
ール剤塗布、ねじ締め等様々な用途が開発されて
いる。用途に応じ、作業ユニツトの構造も特殊化
する。実公昭55−49194号公報に記載されたもの
は、物品の組立に用いられるものであるが、部品
の移送機能とプレスばね機能を併せ持つている。
ところで組立作業の中には次のようなものがあ
る。すなわち板金製部品に舌片を形設し、この舌
片を折り曲げて他部品と結合する方式である。内
容としては軽いプレス作業のみであり、移送機能
は必要でない。但し舌片はぐしやりとつぶれたり
しないよう正しく美しく曲げねばならない。従つ
て実公昭55−49194号公報のように単に上から押
さえるだけでは適当でない。
(ハ) 考案が解決しようとする課題
本考案は、部品の舌片を手際良く曲げることの
できる装置を提供しようとするものである。
できる装置を提供しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段
本考案では、エレベータに支持されたフレーム
から支持脚を垂下させる。フレームには、垂直面
内で回動可能なレバーを支持脚に並べて支持させ
る。同じくフレームには、レバーの先端の回動軌
跡を突き抜ける移動経路を有するラムを支持させ
る。そしてレバーとラムに対し、各々アクチユエ
ータを連結する。
から支持脚を垂下させる。フレームには、垂直面
内で回動可能なレバーを支持脚に並べて支持させ
る。同じくフレームには、レバーの先端の回動軌
跡を突き抜ける移動経路を有するラムを支持させ
る。そしてレバーとラムに対し、各々アクチユエ
ータを連結する。
(ホ) 作用
第1部品の表側に第2部品を重ね、この第2部
品に形設した舌片を第1部品の裏側に突出させ
る。エレベータを降下させ、第1部品の裏側に支
持脚を当てる。レバーをアクチユエータで回動さ
せると、レバー先端の回動軌跡内に位置していた
舌片に曲がりが生じる。レバーを原位置に復元さ
せた後、ラムを進出させる。ラムを舌片を押し、
舌片の曲がりを一層深くする。
品に形設した舌片を第1部品の裏側に突出させ
る。エレベータを降下させ、第1部品の裏側に支
持脚を当てる。レバーをアクチユエータで回動さ
せると、レバー先端の回動軌跡内に位置していた
舌片に曲がりが生じる。レバーを原位置に復元さ
せた後、ラムを進出させる。ラムを舌片を押し、
舌片の曲がりを一層深くする。
(ヘ) 実施例
図において、1は合成樹脂製の第1部品、2は
板金製の第2部品である。第2部品2の縁部には
複数個の舌片3を形設し、第1部品1にはこれを
通す穴4を形設する。また第1部品1の裏側には
穴4に沿つてリブ5を形設する。第1部品1の表
側に第2部品2を重ねて舌片3を穴4に通し、リ
ブ5を抱くように舌片3を曲げれば第1部品1と
第2部品2の結合が完了する。第6図にこの状況
を示す。
板金製の第2部品である。第2部品2の縁部には
複数個の舌片3を形設し、第1部品1にはこれを
通す穴4を形設する。また第1部品1の裏側には
穴4に沿つてリブ5を形設する。第1部品1の表
側に第2部品2を重ねて舌片3を穴4に通し、リ
ブ5を抱くように舌片3を曲げれば第1部品1と
第2部品2の結合が完了する。第6図にこの状況
を示す。
上記結合作業を行なう舌片カシメ装置10は第
5図のように支持される。すなわち11はロボツ
トアームで、その先端にはフレーム12を取り付
け、フレーム12の支持する垂直なガイドバー1
3に、エアシリンダ14によつて昇降するエレベ
ータ15を装着する。エレベータ15に設けた垂
直な軸受部16には電動機17によつて角度を変
更せしめられる垂直軸18が軸支される。この垂
直軸18の下端にカシメ装置10が支持さるもの
である。
5図のように支持される。すなわち11はロボツ
トアームで、その先端にはフレーム12を取り付
け、フレーム12の支持する垂直なガイドバー1
3に、エアシリンダ14によつて昇降するエレベ
ータ15を装着する。エレベータ15に設けた垂
直な軸受部16には電動機17によつて角度を変
更せしめられる垂直軸18が軸支される。この垂
直軸18の下端にカシメ装置10が支持さるもの
である。
カシメ装置10はフレーム19を有し、フレー
ム19の下端から水平断面コ字形の支持脚20を
垂下させている。21は支持脚20の内部に配置
されたレバーで、軸22を支点として支持脚20
と平行な面内、つまり垂直な面内で回動する。2
3は水平に配置したエアシリンダで、ジヨイント
24を介してレバー21にロツドを連結する。す
なわちエアシリンダ23はレバー21を回動させ
るアクチユエータとなる。25は垂直配置のエア
シリンダで、そのロツドは軸受部26を通じて垂
下し、ラム27として使用される。当然のことな
がら、エアシリンダ23がラム27のアクチユエ
ータとなる。ラム27はレバー21に隣り合い、
その移動経路は、レバー21の先端の回動軌跡を
突き抜ける形になる。28は先端をラム27の下
端から出没させるるピンで、ばね29により常時
突出方向に附勢されている。
ム19の下端から水平断面コ字形の支持脚20を
垂下させている。21は支持脚20の内部に配置
されたレバーで、軸22を支点として支持脚20
と平行な面内、つまり垂直な面内で回動する。2
3は水平に配置したエアシリンダで、ジヨイント
24を介してレバー21にロツドを連結する。す
なわちエアシリンダ23はレバー21を回動させ
るアクチユエータとなる。25は垂直配置のエア
シリンダで、そのロツドは軸受部26を通じて垂
下し、ラム27として使用される。当然のことな
がら、エアシリンダ23がラム27のアクチユエ
ータとなる。ラム27はレバー21に隣り合い、
その移動経路は、レバー21の先端の回動軌跡を
突き抜ける形になる。28は先端をラム27の下
端から出没させるるピンで、ばね29により常時
突出方向に附勢されている。
上記装置は次のように動作する。まず第1図の
ように、第1部品1が裏返しに置かれ、第2部品
2の舌片3が穴4から突出している状態で、エレ
ベータ15を降下させ、支持脚20をリブ5に接
地させる。この時支持脚20は、第4図に示すよ
うに、舌片3を内部にとり込む形になつている。
次にエアシリンダ23が動作すると、レバー21
が回動し、舌片3をリブ5の方へ曲げる。この状
態を第2図に示す。次いで第3図のようにエアシ
リンダ23がレバー21を元の位置に復帰させ
る。復帰したレバー21の脇をかすめるようにし
てラム27が降下する(第7図)。レバー21の
回動軌跡を突き抜けて第1部品1に接近したラム
27は舌片3をリブ5の上面に完全に押しつけて
舌片3の曲がりを深め、更にピン28は、舌片3
のリブブ5からはみ出した部分を下方に押して曲
げる。これにより第2部品2は、舌片3によりリ
ブ5を抱く形でしつかりと第1部品1に固定され
る。
ように、第1部品1が裏返しに置かれ、第2部品
2の舌片3が穴4から突出している状態で、エレ
ベータ15を降下させ、支持脚20をリブ5に接
地させる。この時支持脚20は、第4図に示すよ
うに、舌片3を内部にとり込む形になつている。
次にエアシリンダ23が動作すると、レバー21
が回動し、舌片3をリブ5の方へ曲げる。この状
態を第2図に示す。次いで第3図のようにエアシ
リンダ23がレバー21を元の位置に復帰させ
る。復帰したレバー21の脇をかすめるようにし
てラム27が降下する(第7図)。レバー21の
回動軌跡を突き抜けて第1部品1に接近したラム
27は舌片3をリブ5の上面に完全に押しつけて
舌片3の曲がりを深め、更にピン28は、舌片3
のリブブ5からはみ出した部分を下方に押して曲
げる。これにより第2部品2は、舌片3によりリ
ブ5を抱く形でしつかりと第1部品1に固定され
る。
(ト) 考案の効果
本考案では、エレベータに支持させたフレーム
に支持脚、レバー、ラムを設けて舌片のカシメを
行うようにしたものであり、舌片を横からレバー
で押してある程度曲げておいてから、ラムで深く
曲げるので、舌片は常に正しい形でカシメ加工さ
れるものである。そしてこの装置は1個のエレベ
ータをベースとして組み立てられているので、全
体をロボツトアームに支持させることができ、部
品の機種が変わつて舌片の配置パターンが変化し
たとしても簡単に対応できる。また支持脚を部品
に当てておいてレバーを回動させる構成にしたこ
とにより、レバーと部品との間に所定の間隔が保
たれ、レバーが部品に当たつて損傷することもな
くなる。
に支持脚、レバー、ラムを設けて舌片のカシメを
行うようにしたものであり、舌片を横からレバー
で押してある程度曲げておいてから、ラムで深く
曲げるので、舌片は常に正しい形でカシメ加工さ
れるものである。そしてこの装置は1個のエレベ
ータをベースとして組み立てられているので、全
体をロボツトアームに支持させることができ、部
品の機種が変わつて舌片の配置パターンが変化し
たとしても簡単に対応できる。また支持脚を部品
に当てておいてレバーを回動させる構成にしたこ
とにより、レバーと部品との間に所定の間隔が保
たれ、レバーが部品に当たつて損傷することもな
くなる。
図は本考案の一実施例を示し、第1図乃至第3
図は異なる動作状態の断面図、第4図は部分水平
断面図、第5図は側面図、第6図は部品の結合状
況を示す斜視図、第7図は第4図と同様の部分水
平断面図で、第4図とは異なる動作状態を示すも
のである。 1…第1部品、2…第2部品、3…舌片、10
…舌片カシメ装置、15…エレベータ、19…フ
レーム、21…レバー、27…ラム、23…エア
シリンダ(アクチユエータ)、25…エアシリン
ダ(アクチユエータ)。
図は異なる動作状態の断面図、第4図は部分水平
断面図、第5図は側面図、第6図は部品の結合状
況を示す斜視図、第7図は第4図と同様の部分水
平断面図で、第4図とは異なる動作状態を示すも
のである。 1…第1部品、2…第2部品、3…舌片、10
…舌片カシメ装置、15…エレベータ、19…フ
レーム、21…レバー、27…ラム、23…エア
シリンダ(アクチユエータ)、25…エアシリン
ダ(アクチユエータ)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 第1部品の表側に重なる第2部品の舌片を第1
部品の裏側で折曲して両部品を結合するためのも
のにして、 エレベータに支持されたフレームと、 前記フレームから垂下する支持脚と、 前記支持脚に並んでフレームに支持され、垂直
面内での回動が可能なレバーと、 同じくフレームに支持され、前記レバーの先端
の回動軌跡を突き抜ける移動経路を有するラム
と、 支持脚が前記第1部品の裏側に当たつてからレ
バーを回動させ、レバー先端の回動軌跡内に位置
していた前記第2部品の舌片が曲がりを生じた
後、レバーを原位置に復元させるアクチユエータ
と、 レバーが原位置に復元した後、前記ラムを進出
させて舌片を押させ、舌片の曲がりを一層深くさ
せるアクチユエータとを備えた舌片カシメ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985064304U JPH0221149Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985064304U JPH0221149Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61195819U JPS61195819U (ja) | 1986-12-06 |
JPH0221149Y2 true JPH0221149Y2 (ja) | 1990-06-07 |
Family
ID=30595262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985064304U Expired JPH0221149Y2 (ja) | 1985-04-30 | 1985-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0221149Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0519150Y2 (ja) * | 1987-05-30 | 1993-05-20 | ||
JPH0731853Y2 (ja) * | 1988-06-28 | 1995-07-26 | ダイキン工業株式会社 | ワーク拡管工具駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5465160A (en) * | 1977-11-04 | 1979-05-25 | Toyota Motor Corp | Curler |
-
1985
- 1985-04-30 JP JP1985064304U patent/JPH0221149Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5465160A (en) * | 1977-11-04 | 1979-05-25 | Toyota Motor Corp | Curler |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61195819U (ja) | 1986-12-06 |
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