JPS6134412Y2 - - Google Patents

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JPS6134412Y2
JPS6134412Y2 JP6999780U JP6999780U JPS6134412Y2 JP S6134412 Y2 JPS6134412 Y2 JP S6134412Y2 JP 6999780 U JP6999780 U JP 6999780U JP 6999780 U JP6999780 U JP 6999780U JP S6134412 Y2 JPS6134412 Y2 JP S6134412Y2
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JP
Japan
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girder
plate
panel
upper plate
lower plate
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JP6999780U
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English (en)
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JPS56171917U (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパネルと桁との接合構造に関するもの
であり、更に具体的には上端部に木桟を用いたパ
ネルと桁との接合構造に関するものである。
第1図に示す様にパネル1の上端部に溝型鋼等
の枠材2が固定されている場合にはパネル1と桁
4との接合はボルト30及びナツト31で簡単に
行うことが出来る。しかしながら上端部に枠材2
が固定されていない(上端部に木桟が露出してい
る)パネルにおいては桁との接合はボルト30及
びナツト31で行うことが出来ない。
本考案はこの様な上端部に木桟を用いたパネル
と桁との接合構造の提供を目的とし、以下本考案
を図面に示す実施例に従い説明する。
第2図及び第3図は本考案の接合構造に用いる
パネル、接合金具及び桁を示し、各々の構成は次
の通り。
パネル1はその上端部に露出して固定された木
桟3を有する点は前述の通りである。
接合金具は上板10と下板15とからなり、
各々の構成は次の通り。
まず上板10は中央にねじ穴12を有する板部
11と、該板部11の後端において下方に屈曲す
る屈曲片13とを有して略L字状断面にされる。
次に下板15は中央に凹所20を有する底部1
6と、該底部16の後端において上方に屈曲して
連続する壁部17を有して略L字状断面にされ
る。
更に下板15は底部16の前端において下方に
屈曲して連続する屈曲片18を有する。
又壁部17は中央において下方に突出する抜起
し片19を有する。
桁5はH型鋼(第1図に示した様な溝型鋼でも
良い)からななり、その下方のフランジの適所に
穴6が設けられる。
本考案の第2図及び第3図に示したパネルと桁
との接合構造の組立方法は次の通り。
まず桁5の下方にパネル1を位置決めし、桁5
の穴6の下方においてパネル1の上端部の木桟3
の角に下板15の底部16及び屈曲片18を密着
させる。
次に上板10を、その屈曲片13が下板15の
壁部17に接触する状態で、下板15の上方に位
置決めする。
次にボルト30を桁5の穴6の上方から挿入し
上板10のねじ穴12にねじ込み、上板10を貫
通させてその下端を下板15の凹所20に嵌入さ
せる。
更にボルト30を回転させると上板10は、そ
の屈曲片13が下板15の壁部17に接触して回
転が停止されているため、ボルト30の回転に従
い上昇して行く。
最終的に上板10は桁5の下方のフランジの下
面に接触するが、更にボルト30を回転させると
上板10には桁5の下面に密着する方向の力が且
つ下板15にはパネル1の上端部の木桟3に密着
する方向の力が各々作用することになる。
すなわちボルト30の回転により上板10、ボ
ルト30及び下板15を介してパネル1は固定さ
れた桁5の下方に押下げられて固定されることに
なる。
ここで下板15がパネル1を下方に押下げる際
に、その抜起し片19は木桟3に食込んでパネル
1と桁5との接合をより強固にする。
第4図及び第5図は本考案の他の接合構造に用
いるパネル、接合金具及び桁を示し、各々の構成
は次の通り。
パネル1及び桁5は第2図及び第3図に示した
ものと同一であり説明を省略する。
接合金具21は第2図及び第3図に示したもの
と相違して、中央にねじ穴26を有する上板の板
部22と、該上板の板部22の後端において下方
に屈曲して連続し第3図に示した屈曲片13に相
当する部分が一体にされた壁部23と、該壁部2
3の下端において前方に屈曲して連続し中央に凹
所27を有する下板の底部24と、該下板の底部
24の前端において下方に屈曲して連続する屈曲
片25とを有する。
本考案の第4図及び第5図に示したパネルと桁
との接合構造の組立方法は次の通り。
まず桁5の下方にパネル1をはめ込み、桁5の
穴6の下方においてパネル1の上端部の木桟3の
角に接合金具21の下板の底部24及び屈曲片2
5を密着させる。
ここで接合金具21の上下厚さは桁5の下端面
とパネル1の上端面との間隔にほぼ一致する様調
整されているため、接合金具21は上板の板部2
2が桁5に近接して接着されることになる。
次にボルト30を桁5の穴6の上方から挿入し
上板の板部22のねじ穴26にねじ込み、上板の
板部22を貫通させてその下端を下板の底部24
の凹所27に嵌入させる。
更にボルト30を回転させると上板の板部22
は上方に傾斜して桁5の下面に密着し且つ下板の
底部24は下方に傾斜してパネル1の上端部の木
桟3に密着することになる。
すなわちボルト30の回転により接合金具21
を介してパネル1は固定された桁5の下方に押下
げられて固定されることになる。
本考案の接合構造に用いた接合金具は以上の実
施例においてはパネル1に密着される屈曲片1
8,25を有していたが、これは接合金具の位置
決めに便利であるが除いても差支えない。
本考案のパネルと桁との接合構造は以上の構
成、組立方法において次の効果を有する。
(1) 本考案のパネルと桁との接合構造は実用新案
登録請求の範囲に記載した構成であり、特に上
板のねじ穴にボルトをねじ込んで該上板を桁の
下面に密着する様にしたため桁に直接ねじ穴を
設ける必要がない。
(2) 本考案のパネルと桁との接合構造は同上の構
成であり、特に下板の凹所にボルトが嵌入され
るため回転によつて該ボルトがずれる心配はな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図はパネルの上端部に枠材が固定されてい
る場合のパネルと桁との接合構造の側面断面図、
第2図は本考案のパネルと桁との接合構造の側面
断面図、第3図は第2図の接合構造に用いる接合
金具及び桁の斜視図、第4図は本考案の他のパネ
ルと桁との接合構造の側面断面図、第5図は第4
図の接合構造に用いる接合金具の斜視図。 1:パネル、2:枠材、3:木桟、4:桁、
5:桁、6:穴、10:上板、11:板部、1
2:ねじ穴、13:屈曲片、15:下板、16:
底部、17:壁部、18:屈曲片、19:抜起し
片、20:凹所、21:接合金具、22:上板の
板部、23:壁部、24:下板の底部、25:屈
曲片、26:ねじ穴、27:凹所、30:ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端部に木桟が露出して固定され桁の下方に位
    置決めされたパネルと、前記桁に設けられた穴
    と、該穴の下方に位置決めされたねじ穴を有する
    板部及び該板部の後端において下方に屈曲する屈
    曲片とを有して略L字状断面にされた上板と、該
    上板の下方に位置決めされ中央に凹所を有する底
    部及び該底部の後端において上方に屈曲し前記上
    板の屈曲片と一体又は別体にされた壁部とを有し
    て略L字状断面にされた下板と、前記桁の穴を貫
    通して前記上板のねじ穴にねじ込まれその下端が
    前記下板の凹所に嵌入されて前記上板に前記桁の
    下面に密着する方向の力を及び前記下板に前記パ
    ネルの木桟に密着する方向の力を各々作用するボ
    ルトとからなるパネルと桁との接合構造。
JP6999780U 1980-05-20 1980-05-20 Expired JPS6134412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6999780U JPS6134412Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

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JP6999780U JPS6134412Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

Publications (2)

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JPS56171917U JPS56171917U (ja) 1981-12-18
JPS6134412Y2 true JPS6134412Y2 (ja) 1986-10-07

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JP6999780U Expired JPS6134412Y2 (ja) 1980-05-20 1980-05-20

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