JP2847748B2 - テープカートリッジ - Google Patents

テープカートリッジ

Info

Publication number
JP2847748B2
JP2847748B2 JP12377289A JP12377289A JP2847748B2 JP 2847748 B2 JP2847748 B2 JP 2847748B2 JP 12377289 A JP12377289 A JP 12377289A JP 12377289 A JP12377289 A JP 12377289A JP 2847748 B2 JP2847748 B2 JP 2847748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
leaf spring
fixed
wall
fixed end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12377289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02302977A (ja
Inventor
啓好 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP12377289A priority Critical patent/JP2847748B2/ja
Publication of JPH02302977A publication Critical patent/JPH02302977A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847748B2 publication Critical patent/JP2847748B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリール押え板ばねを備えたテープカートリッ
ジに係り、その板ばねの固着手段に改善を加えたもので
ある。
〔従来の技術〕
従来のリール押え板ばねの固着手段としては、一般
に、その板ばねの固定部に孔を設け、プラスチック製の
本体ケースの内壁からピンを一体に突設し、このピンを
前記孔に通したうえで、該ピンの孔から突出した先端を
超音波溶着でかしめる方式が採られている。これによれ
ば、リール押え板ばねはねじやリベット等の固着部材を
用いないで固着できて有利である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このようなかしめによる固着手段では、ピ
ンの先端をいちいち超音波溶着でかしめる面倒な作業を
要するばかりか、高価な加工設備を要し、しかも超音波
溶着時に粉塵が発生するため、ドロップアウトなどの原
因となる。
本発明はこうした問題を解消し、ねじ等を用いない固
着方法に確保したうえで、リール押え板ばねの超音波溶
着によるかしめ作業を廃止することができ、その固着作
業の省力化を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のテープカートリッジでは、例えば第1図に示
すように、リール押え板ばね5の固定端部5cを本体ケー
ス1の内壁4に設けたばね固着部6に対し圧入嵌合によ
り固着したものである。
本体ケース1側のばね固着部6に対してリール押え板
ばね5の固定端部5cを圧入嵌合する手段としては、単な
る嵌め合いに代えて、第1図に示すように本体ケース1
の内壁から支持リブ7・7と押えリブ8とを相対状に突
設し、その両リブ7・8間にリール押え板ばね5の固定
端部5cが羽交締め状に圧入嵌合されたものとする。
〔作用〕
しかるときは、本体ケース1の内壁4に対しリール押
え板ばね5を固着するにあたり、その板ばね5の固定端
部5cをばね固着部6に圧入するだけで済む。
リール押え板ばね5の固定端部5cをばね固着部6の支
持リブ7・7と押えリブ8間に羽交締め固定すると、そ
の板ばね5はこれ自体の反発力で支持リブ7および押え
リブ8に対し強く摩擦係止するため、安定した確実な固
定状態となる。
〔発明の効果〕
本発明のテープカートリッジによれば、本体ケース1
の内壁4に設けたばね固着部6にリール押え板ばね5の
固定端部5cを圧入するだけの簡単な手段で、超音波溶着
によるかしめ作業のごとき煩わしさや粉塵発生などの問
題はなく、リール押え板ばね5を簡単に固定することが
できる。
また、ばね固着部6を一対の支持リブ7・7と押えリ
ブ8とで構成し、この両リブ7・8間に固定端部5cを羽
交締め状に圧入することにより、簡単に固着することが
でき、しかも安定した信頼性に優れる固定状態が得られ
る。
〔第1実施例〕 本発明の第1実施例を第1図ないし第4図に基づき説
明する。図面はビデオ用のテープカートリッジを例示し
ている。第2図において、これの本体ケース1はプラス
チック製の上下ケース1a・1bを突き合わせて一体的に結
合してなり、この内部左右にテープ2が巻かれるテープ
リール3を回転自在に収納配置している。テープ2は一
方のテープリール3からケース前面側に導出されて他方
のテープリール3に巻き取られる。
上ケース1aの内壁4における後側に左右コーナにそれ
ぞれ、リール押え板ばね5を固定している。
第3図において、リール押え板ばね5は、テープリー
ル3の上端面中心部に押圧接当する自由端部5aと、内壁
4の面上に接当する平坦部5bと、平坦部5bに対してほぼ
直角に屈曲され、かつ平坦部5bの幅hより広い幅Hを有
する固定端部5cとを有する形に形成している。一方、第
1図および第3図に示すように、内壁4のコーナにはば
ね固着部6を設ける。そのばね固着部6は、内壁4から
一対の支持リブ7・7がリール押え板ばね5の平坦部5b
の幅hとほぼ同じ間隔をおいて並ぶように突設されると
ともに、支持リブ7・7間の真後ろに押えリブ8が該支
持リブ7と僅かな隙間gをおいて相対向するよう突設さ
れている。その両リブ7・8間の隙間gはリール押え板
ばね5の固定端部5cの厚みtより小となるように設定し
ている。
かくして、リール押え板ばね5は平坦部5bを支持リブ
7・7間に入れ、固定端部5cを支持リブ7・7と押えリ
ブ8間に圧入すると、固定端部5cのA点およびB点が支
持リブ7・7で内壁4に対して垂直に支持されるととも
に、固定端部5cのA・B点間のC点に押えリブ8による
押え荷重Wが加えられて固定端部5cは僅かにたわみ変形
し、つまり固定端部5cは両リブ7・8により羽交締め状
に僅かに変形して保持固定される。リール押え板ばね5
はかかる変形による固定端部5cを反発力により両リブ7
・8との間に摩擦力が生じて安定した状態で固定される
ことになる。
なお、この場合、第4図に示すようにリール押え板ば
ね5の固定端部5cと平坦部5bの曲げ角度θを90゜より僅
かに大きく設定しておくと、固定端部5cは両リブ7・8
間で内壁4の面に対しほぼ直角に固定されるため、平坦
部5bは内壁4の面上に対し矢印F方向に強く押しつけら
れることになり、従ってリール押え板ばね5は内壁4の
面上により一層安定よく固定される。
〔第2実施例〕 第1実施例ではリール押え板ばね5が自由端部5aに固
定端部5cを平坦部5bを介して屈曲連設する形に形成する
が、これに代えて第5図に示すようにリール押え板ばね
5を平坦部5bの無い形に形成して自由端部5aと固定端部
5c間の屈曲部を内壁4の面上に接当させるようにしても
よい。
〔その他の実施例〕
図示する実施例の全容は以上の通りであるが、本発明
はリール押え板ばね5を本体ケース1の内壁4の面上の
コーナ位置に配置固定するに代えて、内壁4面上のその
他の位置に固定することもできる。もっとも、リール押
え板ばね5が何れの箇所に固定されるにしても、ばね固
着部6はテープリール3は接当干渉することのないよう
に設けることが必要であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明に係るテープカートリッジ
の第1実施例を示しており、第1図はリール押え板ばね
の固定構造部の平面図、第2図はテープカートリッジを
一部切り欠き状態で示す平面図、第3図はリール押え板
ばねを固定する前の状態を示す一部斜視図、第4図はリ
ール押え板ばねの固定状態を示す縦断側面図である。 第5図は本発明の第2実施例を示すリール押え板ばねの
固定状態を示す縦断側面図である。 1……本体ケース、 3……テープリール、 4……内壁、 5……リール押え板ばね、 5a……自由端部、 5b……平坦部、 5c……固定端部、 6……ばね固着部、 7……支持リブ、 8……押えリブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体ケース1の内壁に、テープリール3を
    その中心軸方向に押圧付勢するリール押え板ばね5の固
    定端部5cを固定しているテープカートリッジにおいて、 リール押え板ばね5の固定端部5cが、本体ケース1の内
    壁に相対向状に突設した支持リブ7・7と押えリブ8間
    に羽交締め状に圧入嵌合されていることを特徴とするテ
    ープカートリッジ。
JP12377289A 1989-05-16 1989-05-16 テープカートリッジ Expired - Fee Related JP2847748B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12377289A JP2847748B2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 テープカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12377289A JP2847748B2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 テープカートリッジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02302977A JPH02302977A (ja) 1990-12-14
JP2847748B2 true JP2847748B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=14868900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12377289A Expired - Fee Related JP2847748B2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 テープカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847748B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009245524A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujifilm Corp 記録テープカートリッジ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02302977A (ja) 1990-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2847748B2 (ja) テープカートリッジ
JP2851837B2 (ja) 接触部材
JP2720949B2 (ja) 接続端子装置
JP2514681Y2 (ja) 連結具
JP2000123916A (ja) 補機用コネクタ
JP3084192B2 (ja) バッテリ端子
JP2767483B2 (ja) コネクタ
JP2737964B2 (ja) 取付機構
JP2543053Y2 (ja) スイッチの可動接点組付構造
JP3193652B2 (ja) 雌端子
JP3528303B2 (ja) ランプソケット
JP2523444Y2 (ja) 扁平受像管の取付装置
JPS605466Y2 (ja) 押釦装置
JPH0619144Y2 (ja) コネクタのシールドケース固定機構
JPS62157076U (ja)
JPH0721333Y2 (ja) リボンマスクの取付構造
JPS6113905A (ja) 板金加工によるコンパクトの蝶番の芯金止め方法
JPS6312534Y2 (ja)
JP2538343Y2 (ja) クリップ構造
JPH0117781Y2 (ja)
JPH0651020Y2 (ja) 部品の取付け構造
JP2613845B2 (ja) 直流モータにおけるブラシ保持部の構造
JPH0810820Y2 (ja) ラベル保持具
JP3279214B2 (ja) 端子装置
JPH088534Y2 (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees