JP2720949B2 - 接続端子装置 - Google Patents

接続端子装置

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JP2720949B2 JP62320194A JP32019487A JP2720949B2 JP 2720949 B2 JP2720949 B2 JP 2720949B2 JP 62320194 A JP62320194 A JP 62320194A JP 32019487 A JP32019487 A JP 32019487A JP 2720949 B2 JP2720949 B2 JP 2720949B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リード線を電気的に接続した状態で抜け止
め保持する、いわゆる自己鎖錠形の接続端子を備える接
続端子装置に関する。 〔従来の技術〕 この種の端子装置の自己鎖錠形接続端子として、従
来、帯板状のベース板の一端部を折り曲げて、この折り
曲げ片の折り曲げ角部にリード線が挿通される挿通孔を
設けるとともに、前記折り曲げ片の先端部をV字状に折
り返し、この折り返し片の先端をベース板の裏面にまで
延設した構造のものが知られている。 前記接続端子は、この端子を収容する端子収容体の導
入孔を通って導入されたリード線の先端を、ベース板と
折り返し片の先端との間に挿入して、これらの間で挾み
込むことにより、電気的な接続と機械的な抜け止め保持
をなしており、このリード線の挾持は、折り返し片の折
り返し部分のばね力によってなされている。そして、前
記のように挾持されるリード線を位置決めする構造とし
て、前記折り返し片にV字形の電線案内溝を曲げ成形に
より設けた技術が、実開昭57−45782号公報で知られて
いる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、リード線を挾持する前記接続端子の折り返
し片は、折り曲げ片の先端部とV字形をなすように単に
折返して曲げたにすぎないので、リード線をベース板に
向って押付けようとするばね力が弱い。しかも、ばねと
しての変位量が小さく、折り曲げ片と折り返し片との境
をなす鋭角な曲げ部に荷重が集中し易く、それにより、
へたりを生じ易い。そのため、ばねとしての特性がよく
なく、このリード線の挟持が不安定となる傾向にあっ
た。 したがって従来の接続端子装置は、リード線と接続端
子との接触状態を良好に維持できない傾向があって、リ
ード線と接続端子との間の接触抵抗が増大し易く、又、
リード線にテンションが加わると、このリード線がずれ
動いたり、場合によっては折り返し片とベース板との間
から脱落してしまう虞れがあった。又、V字形の電線案
内溝は折り返し片の一部をV字形状に折り曲げることで
設けているため、この案内溝の成形には、それに応じた
成形型が必要であるとともに、その曲げ成形に手間が掛
かり易い。 したがって、本発明は、リード線を強固に挾持できて
接続の信頼性を高くでき、しかも、接続端子の下降が容
易な接続端子装置を得ることを目的とする。 〔問題点を解決するための手段) 本発明は、接続端子と、リード線の導入孔を有して前
記接続端子を収容する端子収容体とを具備する接続端子
装置を前提とする。 そして、前記問題点を解決するために、前記接続端子
を、 金属製のベース板の端部を折り曲げて、この折り曲げ
片の折り曲げ部に前記導入孔と対向されるとともに前記
リード線が挿通される挿通孔を設け、前記折り曲げ片の
先端部に前記ベース板の裏面側に向って180゜以上の円
弧を有して折り返された第1の曲げ部を連続して設け、
この第1の曲げ部の周面にその曲げ方向に沿うとともに
前記リード線の挿入方向に延びる前記端子収容体の内面
に点状に接するビードを設け、前記第1の曲げ部の先端
に、第1の曲げ部の曲げ方向とは逆向きに円弧状に曲げ
られて、その先端部が前記ベース板の裏面に向って延び
る挟持片部をなすとともに、この挟持片部が前記ベース
板に近づくに従い前記挿通孔から遠ざかる方向に傾斜さ
れた第2の曲げ部を連続して設け、この第2の曲げ部の
曲率よりも前記第1の曲げ部の曲率を大きくし、前記挟
持片部に前記挿通孔と対向するV字状の溝を切り欠いて
設けて、形成し、 前記挟持片部のV字状溝の一対の斜めの縁と前記ベー
ス板の裏面との曲で、前記挿通孔から挿通される前記リ
ード線を挟持することを特徴とするものである。 〔作用〕 この構成によれば、第1の曲げ部と第2の曲げ部は、
共に円弧状に曲げられて、その第2の曲げ部の先端部を
形成する挟持片部をベース板側に押圧するばね性を有し
ているので、リード線にはこれら両曲げ部のばね力が相
乗的に作用する。その上、第1の曲げ部は180゜以上の
円弧をなすとともに第2の曲げ部の曲率よりも大きい曲
率をもって形成されていて、第1の曲げ部を端子収容体
の内面に局部的に接触させて、この接触個所を支点とし
てばね作用を得るので、前記支点から挟持片部の先端に
わたってばね板部として関与する部分を長く確保でき
る。それにより、曲げ部を含む前記ばね板部全体の変形
で荷重を分散しながらスムーズに変形できて、へたりを
生じることも少なくでき、しかも、急角度の曲げ部を有
していないことから荷重の集中も少なくできる。さら
に、第1の曲げ部の周面に沿って設けたビードにより、
この第1の曲げ部の曲げ強度が高められるとともに、前
記支点部での端子収容体との接触が点状となるので、支
点部での接触抵抗を極小にして前記のスムーズな変形を
もたらすことができる。したがって、第1、第2の曲げ
部からなるばね板部のばねとしての特性がよいから、リ
ード線を第2の曲げ部の挟持片部とベース板との間で強
固に挟持して接続の信頼性を高めることができる。しか
も、挟持片部はV字状の溝を有しているから、その一対
の斜めの縁でリード線を挟持片部の幅方向中央にガイド
し位置決めできるとともに、前記一対の斜めの縁とベー
ス板との3個所でリード線を挟持できるから、良好な接
触状態を得て、リード線との接触抵抗を少なくできる。
その上、前記V字状の溝を切り欠いて設けたから、曲げ
成形により設ける場合に比較して、複雑な曲げ成形型や
曲げ成形作業を必要とすることがなく、簡単な切断作業
により容易にV字状の溝を加工できる。 〔実施例〕 以下、本発明の第1実施例を、第1図ないし第7図に
もとづいて説明する。 第7図中符号1はトランス等の電気機器のコイルボビ
ンであり、このコイルボビン1はコイル2が巻回される
巻胴部3と、この巻胴部3の両端のフランジ部4とで構
成される。フランジ部4の外側面に突設した端子台5に
は、一対の接続端子6が取付けられており、これら接続
端子6にコイル2の巻き始め端および巻き終り端に連な
る引出し線7が接続されている。 接続端子6は第1図および第2図に示すように、帯板
状をなした金属製のベース板8を備えている。ベース板
8の一端は下向きに略直角に折り曲げられた固定舌片9
をなしており、この固定舌片9が端子台5に設けた挿入
孔10に嵌入固定されている。また、ベース板8上には、
引出し線7を接合するための接合舌片11が設けられてい
る。接合舌片11はベース板8の一部を長方形板状に切り
起すとともに、この切り起し部分を180゜反対側に折り
返すことで構成され、この接合舌片11とベース板8との
間に引出し線7が挾み込まれてスポット溶接されてい
る。 ベース板8の固定舌片9とは反対側の端部は、固定舌
片9と同様に略直角に折り曲げられており、この折り曲
げ片12の折り曲げ部13には、外部から挿入されるリード
線14を通すための挿通孔15が開口されている。折り曲げ
片12の先端部には、ベース板8の裏面8a側に向って180
゜以上の円弧で滑らかな曲率を描いて折り返された第1
の曲げ部16が連続して設けられており、この第1の曲げ
部16の先端には、第1の曲げ部16の曲げ方向とは逆向き
に円弧状に曲げられた第2の曲げ部17が連続して設けら
れている。したがって、これら第1および第2の曲げ部
16、17は、側面視略S字形に連続しており、夫々上下方
向に弾性変形可能に形成されて、ベース板8側に向う上
向きのばね力を有している。そして、第3図に示すよう
に、第1の曲部16の曲率R1の方が第2の曲げ部17の曲率
R2よりも大きく形成されて、ばね力が強くなっており、
この第1の曲げ部16の外周面には、曲げ強度を高めるた
めのビード18が周方向に沿って一体に形成されている。 第2の曲げ部17はその先端部をなす平板状の挟持片部
19を有している。挟持片部19はベース板8の裏面8aに向
って直線状に延びており、その先端がベース板8の裏面
8aに接触もしくは近接されているとともに、この挟持片
部19はベース板8の裏面8aに近づくに従い、前記挿通孔
15から遠ざかる方向に傾斜されている。このため、挟持
片部19とこの挟持片部19と対面するベース板8の裏面8a
とは、挿通孔15に対し鋭角(例えば25゜〜30゜)の挾み
角αをなすリード線導入用の空問20を構成しており、こ
の空問20に挿通孔15を通過したリード線14の先端部が導
入されるとともに、このリード線14の先端部はベース板
8の裏面8aと挟持片部19の先端部との間に差し込まれて
いる。したがって、リード線14の先端部は、前記第1お
よび第2の曲げ部16、17のばね力を受けてベース板8に
押付けられて、これらベース板8と挾持片部19との間で
挾持される。そして、挾持片部19の先端縁には、第6図
に示すように、リード線14が挿通されるV字状の溝21が
挿通孔15と対向して形成されている。このため、挾持片
部19の溝21とベース板8との間には、図4に示されるよ
うにベース板8の裏面8aを底とする三角形状の空間21a
が設けられている。 このような接続端子6は端子台5に取付けた状態にお
いて端子カバー22によって覆われている。これら接続端
子6と端子カバー22とを備えて接続端子装置が形成され
る。接続端子6を収容する端子収容体としての端子カバ
ー22は、端子台5側が開口された箱形をなしており、そ
の接続端子6の折り曲げ片12と対面する面には、挿通孔
15に対向してリード線14を導入するための導入孔23が開
口されている。そして、この端子カバー22は、フランジ
部4の外側面に突設した一対の係止腕部24間に挿入し
て、これら係止腕部24に端子カバー22の左右両側部の係
止段部25を引掛けることにより、フランジ部4に対し着
脱可能に取付けられている。この取付けにより、接続端
子6は、その第1の曲げ部16に設けたビード18の一部を
第1図に示されるようにリード線14の挿入方向に延びる
端子カバー22の内面に点状に接触させて、端子カバー22
に収容される。前記点状の接触部は第1、第2の曲げ部
16、17からなるばね板部の支点をなす。 このような構成において、リード線14を接続端子6に
接続するには、まず、リード線14を端子カバー22の導入
孔23から導入して接続端子6の挿通孔15に挿入する。そ
して、このリード線14の先端部で挾持片部19の先端を押
圧して、この挾持片部19をベース板8の裏面8aから離間
する方向に変形させ、前記リード線14の先端部をベース
板8の裏面8aと挾持片部19の溝21との間の空間21aに挿
入する。 すると、挾持片部19は第1および第2の曲げ部16、17
のばね力によりベース板8側に押圧付勢されているの
で、リード線14はベース板8の裏面8aに押付けられて、
このベース板8の裏面8aと溝21の縁部との問で挾持され
る。この時、第2の曲げ部17の曲率が第1の曲げ部16の
曲率より小さいため、2か所の曲げ部16、17の変形量は
第2の曲げ部17の方が小さく、当初の挟み角αを保ちつ
つ第1の曲げ部16が大きく変形していき、接続端子6に
対する電気的な接続と機械的な抜け止め保持が同時にな
される。そして、この場合、挾持片部19は挿通孔15から
遠ざかるに従いベース板8に近づく方向に傾斜されて、
このベース板8との挾み角αが鋭角となっているから、
リード線14は確実にベース板8と挾持片部19との間に挟
まれることになり、その上、第2の曲げ部17の曲率が小
さいことにより挟持片部19を長く確保できるので、前記
リード線14の挿入を容易に行なえる。 しかも、リード線14の挿入後においては、前記挾持片
部19の傾斜方向との兼合いから、リード線14にこれを引
き抜こうとする方向のテンションが加わると挟持片部19
の先端に形成された溝21の一対の縁部14がより強く食い
込むことになり、その分、テンションに対する抵抗を増
大して、リード線14が抜け難くなる。 このような第1実施例によれば、リード線14をベース
板8との間で挾持する挾持片部19は、S字状に連続した
第1および第2の曲げ部16、17のばね力によってベース
板8側に押圧付勢されているので、リード線14には第1
および第2の曲げ部16、17のばね力が相乗的に作用する
ことになり、従来に比べてリード線14をベース板8に押
圧しようとする力が強くなる。その上、第1の曲げ部16
は180゜以上の円弧をなすとともに第2の曲げ部17の曲
率R2よりも大きい曲率R1をもって形成されていて、第1
の曲げ部16のビード18を端子カバー22の内面に局部的に
接触させて、この接触個所を支点としてばね作用を得る
ので、前記支点から挟持片部19の先端にわたってばね板
部として関与する部分を長く確保できる。それにより、
曲げ部16、17を含む前記ばね板部全体の変形で荷重を分
散しながらスムーズに変形できて、へたりを生じること
も少なくでき、しかも、急角度の曲げ部を有していない
ことから荷重の集中も少なくできる。 そのため、リード線14をベース板8と挾持片部19との
間で強固に挾持することができ、これら両者の接触状態
が良好となって、リード線14の接触抵抗を減少できると
ともに、接続後にリード線14にテンションが加わったと
しても、このリード線14が接続端子6から離脱する虞れ
もなく、接続の信頼性を向上できる。 特に、ベース板8に連なる第1の曲げ部16の曲率R1を
大きくしてあるので、リード線14をベース板8に押付け
ようとするばね力が大きくなり、しかも、この曲げ部16
の外周面をビード18を設けて、第1の曲げ部16の曲げ強
度、言い換えれば、ばね性をより高めたので、リード線
14の挟持力が増大する。しかも、第1の曲げ部16のビー
ド18により、端子カバー22の内面との接触が点状となる
ので、この接触をなした支点部での接触抵抗を極小にし
て前記のスムーズな変形をもたらすことができる。した
がって、第1、第2の曲げ部16、17からなるばね板部の
ばね特性がよいから、リード線14を第2の曲げ部17の挟
持片部19とベース板8との間で強固に挟持して接続の信
頼性を高めることができる。 それとともに、挾持片部19の先端縁にV字状の溝21を
設けたことにより、リード線14をベース板8との間に挿
入する際、リード線14の先端部は必ず溝21とベース板8
との間の空間21aに入り込むことになり、V字状溝21の
一対の斜めの縁のガイド作用により、挿入されるリード
線14の挾持片部19に対する位置がこの片部19の幅方向中
央となるように確実にガイドできる。また、溝21にリー
ド線14が挿通された以降は、このリード線14がV字状に
切り欠かれた溝21の底部に押し込まれるので、挾持片部
19とリード線14との接触長が増すとともに、溝21の一対
の斜めの縁がリード線14に対し強固に食い込むことにな
る。この場合、前記一対の斜めの縁とベース板8との3
個所でリード線14を挟持できる。 このため、リード線14の挾持力がより一層向上し、リ
ード線14を引き抜こうとする方向への抵抗が増大すると
ともに、接触抵抗をより少なく抑えることができる利点
がある。また、以上のようにリード線14への食い込みを
強くするV字状の溝21を切り欠きによって形成したか
ら、切り欠き加工で簡単に得ることができ、曲げ形成を
伴う複雑な成形型を必要とすることなく、溝21の成形性
を向上できる。 なお、本発明は前記第1実施例に特定されるものでは
なく、例えば第8図および第9図に示す本発明の第2実
施例のように、ベース板8の固定舌片9とは反対側の端
部を幅広く形成し、この幅広部31の端部を下方に折り曲
げて、幅広の折り曲げ片32を形成するとともに、その折
り曲げ部33に一対の挿通孔15を並設し、これらの挿通孔
15に対応して折り曲げ片32の先端に一対の第1および第
2の曲げ部16、17を互いに並置しても良い。そして、こ
のように挿通孔15を一対設けた場合には、端子カバー22
にも一対の導入孔23を設けて実施すればよい。 〔発明の効果〕 以上詳述した本発明によれば、端子収容体内に差込ま
れたリード線を、曲率が大きくビードを有して曲げ強度
が高い第1の曲げ部を変形させて荷重を分散させるとと
もに曲率が小さい第2の曲げ部を変形させて、接続端子
のベース板の裏面と第2の曲げ部の挟持片部のV字状溝
との間で強固に挾持できるから、接触端子へのリード線
の接触状態が良好となって、リード線の接触抵抗が減少
するとともに、接続後にリード線にテンションが加わっ
ても、このリード線が離脱する虞れもなく、接続の信頼
性を格段に向上でき、しかも、前記V字状溝を切り欠い
て設けたので、接触端子の加工が容易である等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第7図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は接続端子とリード線を接続した状態の断面図、第2
図は接続端子の斜視図、第3図は接続端子の側面図、第
4図は接続端子の正面図、第5図は接続端子の平面図、
第6図は第3図中VI部の斜視図、第7図は接続端子をト
ランスに組付ける状態の分解斜視図、第8図および第9
図は本発明の第2実施例を示し、第8図は接続端子の斜
視図、第9図は接続端子の背面図である。 6……接続端子、8……ベース板、8a……裏面、12、32
……折り曲げ片、13、33……折り曲げ部、14……リード
線、15……挿入孔、16……第1の曲げ部、17……第2の
曲げ部、18……ビード、19……挟持片部、21……V字状
の溝、22……端子カバー(端子収容体)、23……導入
孔、R1……第1の曲げ部の曲率、R2……第2の曲げ部の
曲率。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−165974(JP,A) 特開 昭59−132579(JP,A) 特開 昭56−88270(JP,A) 実開 昭57−45782(JP,U) 実開 昭60−92488(JP,U) 実公 昭55−50944(JP,Y2)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.接続端子と、リード線の導入孔を有して前記接続端
    子を収容する端子収容体とを具備する接続端子装置であ
    って、 前記接続端子を、 金属製のベース板の端部を折り曲げて、この折り曲げ片
    の折り曲げ部に前記導入孔と対向されるとともに前記リ
    ード線が挿通される挿通孔を設け、 前記折り曲げ片の先端部に前記ベース板の裏面側に向っ
    て180゜以上の円弧を有して折り返された第1の曲げ部
    を連続して設け、 この第1の曲げ部の周面にその曲げ方向に沿うとともに
    前記リード線の挿入方向に延びる前記端子収容体の内面
    に点状に接するビードを設け、 前記第1の曲げ部の先端に、第1の曲げ部の曲げ方向と
    は逆向きに円弧状に曲げられて、その先端部が前記ベー
    ス板の裏面に向って延びる挟持片部をなすとともに、こ
    の挟持片部が前記ベース板に近づくに従い前記挿通孔か
    ら遠ざかる方向に傾斜された第2の曲げ部を連続して設
    け、 この第2の曲げ部の曲率よりも前記第1の曲げ部の曲率
    を大きくし、 前記挟持片部に前記挿通孔と対向するV字状の溝を切り
    欠いて設けて、形成し、 前記挟持片部のV字状溝の一対の斜めの縁と前記ベース
    板の裏面との間で、前記挿通孔から挿通される前記リー
    ド線を挾持することを特徴とする接続端子装置。
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