JP3054197B2 - ソケット端子 - Google Patents

ソケット端子

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JP3054197B2
JP3054197B2 JP2402814A JP40281490A JP3054197B2 JP 3054197 B2 JP3054197 B2 JP 3054197B2 JP 2402814 A JP2402814 A JP 2402814A JP 40281490 A JP40281490 A JP 40281490A JP 3054197 B2 JP3054197 B2 JP 3054197B2
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JP
Japan
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flange
lamp pin
web
opening
socket terminal
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伸通 西浜
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具等に用いられ
るソケット端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のソケット端子は、実開昭54─4
6177号公報、実開昭50─75574号公報および
実開昭50─75575号公報等に示すように、薄板を
略円状または三角形状に曲げ加工してランプピン挿入穴
を形成したものがあった。また、実開昭54─7757
5号公報に示すソケット端子では、薄板を略コの字状に
曲げ加工して曲げ先端部にランプピン挿入穴が形成して
ある。さらに、実開昭57─140083号公報、実開
昭50─158476号公報、実公昭62─14627
号公報、実公昭63─14380号公報、実開昭57─
164981号公報および実開昭52─76177号公
報等では、薄板を略コの字状に曲げ加工してばね部を形
成し、曲げ先端部にランプピンガイド部を設けたソケッ
ト端子が示され、実開昭49─107879号公報およ
び実開昭58─8887号公報等では、薄板を2枚貼り
合わせてばね部とランプピン挿入部を形成したソケット
端子が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来のソケッ
ト端子は、ランプピンを挟着するためのばね部が全て曲
げ加工により形成してあるので、曲げ角度によりばね性
能が大きく変わるという問題点があった。一方、曲げ加
工は打抜き加工等に比して精度が出しにくく、ばね圧を
高精度に設定することは困難であった。さらに、曲げ加
工時に残留応力が発生することもあり、長期間の使用に
おいては変形しやすくなり、初期のばね性能を失う恐れ
もあった。
【0004】したがって、この発明の目的は、高精度の
ばね性能を有し、長期にわたりばね性能が安定したソケ
ット端子を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のソケット端子
は、略平行となった対向するフランジの長手方向の一端
縁をウエブで連結した略コ字形状であって、前記ウエブ
の中間部に、両端部が残るように略長方形の開口部を前
記フランジの長手方向の一端縁に沿って設け、フランジ
の一端縁もしくは他端縁の中央にランプピンを案内する
ランプピンガイド部を対向するフランジの間隔が拡がる
ように折曲形成し、対向するフランジでランプピンを弾
性挟持するようにした。
【0006】
【作用】この発明の構成によれば、ウエブの中間部を開
口部としたとにより、ランプピンを弾性挟持するランプ
ピンガイド部付近のばね部となるフランジの部分には曲
げ加工が行われない。すなわち、略平行となった対向す
るフランジの長手方向の一端縁をウエブで連結した略
形状であって、ウエブの中間部に、両端部が残るよう
に略長方形の開口部をフランジの長手方向の一端縁に沿
って設けたので、開口部の幅(短手方向の寸法)によっ
て対向するフランジの間隔が決まる。したがって、開口
部の幅をランプピンの径に適合するように加工すること
で、開口部の幅に対応した一定の間隔をあけたフランジ
によりランプピンを確実に弾性挟持することができる。
そして、開口部は打抜き加工により形成でき、これによ
りフランジの間隔を設定できるため、曲げ加工に比べて
フランジの間隔の精度が出しやすく、設計によるばね性
能を高精度に実現できる。また、これに伴い残留応力に
よる変形が生じることはなく、長期にわたり安定した性
能を維持できる。
【0007】
【実施例】この発明の第1の実施例のソケット端子を図
1および図2に基づいて説明する。このソケット端子
は、略平行となった対向するフランジ1,1の長手方向
の一端縁1aをウエブ2で連結した略コ字形状であっ
て、ウエブ2の中間部には両端部3,3だけが残るよう
に開口部4がフランジ1,1の長手方向の一端縁に沿っ
て形成してある。この開口部4に面するフランジ1,1
の一端縁1aの中央には対向するフランジ1,1の間隔
が拡がるようにランプピンガイド部6,6が曲げ加工さ
れ、ランプピンがこのランプピンガイド部6に案内され
てばね部となるフランジ1,1にて弾性挟持されるよう
に、フランジ1,1間がランプピンの径よりもやや小さ
く設定される。この場合、載置側となるフランジ1,1
の他端縁1bの両端部を下側に延出して脚部7,7を設
け、他端縁1bの中間部と脚部7の載置面との間に隙間
Aを形成してフランジ1の弾性変形を妨げないようにし
ている。また、ウエブ2の一方の端部3から引出し線溶
接部8が延出されるとともにその先端に引出し線9を挿
入する引出し線ガイド部10が折り曲げ形成してある。
なお、引出し線9が接続されない側のフランジ1の側縁
の下方には傾斜部11が設けられ、組立て時にソケット
端子が装着しやすいようにしている。
【0008】このソケット端子の製造においては、一枚
の弾性を有する薄板を打抜き加工して開口部4、引出し
線ガイド部8、脚部7および傾斜部11等を打抜き加工
により形成し、つぎに行う曲げ加工により、フランジ
1、引出し線ガイド部8およびランプピンガイド部6を
形成する。図2はソケット端子を樹脂絶縁物12に装着
した状態を示したものである。樹脂絶縁物12には、ソ
ケット端子の脚部7を載置する載置部(図示せず)が設
けられ、ウエブ2の両端部3に相当するフランジ1が嵌
合する嵌合部13が載置部の上方に設けてある。また、
ランプピン14はランプピンガイド部6に案内されて対
向するフランジ1,1にて弾性挟持されるが、樹脂絶縁
物12でフランジ1の弾性変形が妨げられることのない
ようにしてある。
【0009】この実施例によれば、ウエブ2の中間部に
開口部4を設けたので、ランプピン14を挟持するラン
プピンガイド部6付近のばね部となるフランジ1の部分
には曲げ加工が行われない。すなわち、略平行となった
対向するフランジ1,1の長手方向の一端縁1aをウエ
ブ2で連結した略コ字形状であって、ウエブ2の中間部
に、両端部3,3が残るように略長方形の開口部4をフ
ランジの長手方向の一端縁1aに沿って設けたので、開
口部4の幅(短手方向の寸法)によって対向するフラン
ジ1,1の間隔が決まる。したがって、開口部4の幅を
ランプピン14の径に適合するように加工することで、
開口部4の幅に対応した一定の間隔をあけたフランジ
1,1によりランプピン14を確実に弾性挟持すること
ができる。そして、開口部4は打抜き加工により形成で
、これによりフランジ1,1の間隔を設定できるた
め、曲げ加工に比べてフランジ1,1の間隔の精度が出
しやすく設計によるばね性能を高精度に実現できる。ま
た、ばね部に曲げ加工を行わないので残留応力による変
形が生じる恐れはなく、長期にわたり安定した性能を維
持できる。この場合、フランジ1を曲げる金型の精度お
よびフランジ1の一端縁1aの両端を位置決めする樹脂
絶縁物12の樹脂成形精度に配慮することで、ばね部の
寸法が高い精度となる。また、ランプピン14が挿入さ
れる時、ランプピンガイド部6を通過直後に保持力のピ
ーク値が発生するので、ランプピン14が挿入不足状態
でも接触不良とならない。さらに、ランプピン14を2
方向から線接触で固定するので、機械的にも電気的にも
安定した接触状態が得られる。
【0010】
【発明の効果】この発明のソケット端子によれば、ウエ
ブの中間部を開口部としたとにより、ランプピンを弾性
挟持するランプピンガイド部付近のばね部となるフラン
ジの部分には曲げ加工が行われない。すなわち、略平行
となった対向するフランジの長手方向の一端縁をウエブ
で連結した略コ字形状であって、ウエブの中間部に、両
端部が残るように略長方形の開口部をフランジの長手方
向の一端縁に沿って設けたので、開口部の幅(短手方向
の寸法)によって対向するフランジの間隔が決まる。し
たがって、開口部の幅をランプピンの径に適合するよう
に加工することで、開口部の幅に対応した一定の間隔を
あけたフランジによりランプピンを確実に弾性挟持する
ことができる。そして、開口部は打抜き加工により形成
でき、これによりフランジの間隔を設定できため、曲げ
加工に比べてフランジの間隔の精度が出しやすく、設計
によるばね性能を高精度に実現できる。また、これに伴
い残留応力による変形が生じることはなく、長期にわた
り安定した性能を維持できる。また、単一物品を打抜き
加工および曲げ加工するだけでよいので、コストがかか
らない。
【0011】
【発明の効果】この発明のソケット端子によれば、ウエ
ブの中間部を開口部としたとにより、ランプピンを弾性
挟持するランプピンガイド部付近のばね部となるフラン
ジには曲げ加工が行われない。このため、精度が出しや
すく設計によるばね性能を高精度に実現できる。また、
これに伴い残留応力による変形が生じることはなく、長
期にわたり安定した性能を維持できる。また、単一物品
を打抜き加工および曲げ加工するだけでよいので、コス
トがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のソケット端子の斜視
図である。
【図2】このソケット端子を樹脂絶縁物に装着した状態
を示す斜視図である。
【図3】第2の実施例のソケット端子の斜視図である。
【符号の説明】
1 フランジ 1a 一端縁 1b 他端縁 2 ウエブ 3 端部 4 開口部 6 ランプピンガイド部 14 ランプピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平行となった対向するフランジの長手
    方向の一端縁をウエブで連結した略コ字形状であって、
    前記ウエブの中間部に、両端部が残るように略長方形の
    開口部を前記フランジの長手方向の一端縁に沿って設
    け、フランジの一端縁もしくは他端縁の中央にランプピ
    ンを案内するランプピンガイド部を対向するフランジの
    間隔が拡がるように折曲形成し、対向するフランジでラ
    ンプピンを弾性挟持するようにしたことを特徴とするソ
    ケット端子。
JP2402814A 1990-12-17 1990-12-17 ソケット端子 Expired - Lifetime JP3054197B2 (ja)

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