JPS588534B2 - 接点ばね組とその製造方法 - Google Patents

接点ばね組とその製造方法

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JPS588534B2
JPS588534B2 JP52156380A JP15638077A JPS588534B2 JP S588534 B2 JPS588534 B2 JP S588534B2 JP 52156380 A JP52156380 A JP 52156380A JP 15638077 A JP15638077 A JP 15638077A JP S588534 B2 JPS588534 B2 JP S588534B2
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JP
Japan
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contact
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spring
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JP52156380A
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阿部剛
伊藤武彦
松田隆一
鈴木英雄
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁継電器に使用される接点ばねをその性能
を損うことなく量産性に富みかつ低コストで製作できる
接点ばね組の構成方法に関するものである。
一般に電磁継電器は複数個の接点ばねを有し、各接点ば
ねは樹脂積層板よりなる絶縁板等多数の部品により電気
的に互いに絶縁性を保つように組立てられている。
従来のこの種のばねの組立は (1)2枚の絶縁積層板の間に接点ばねをはさみ込み、
押え板およびねじ座を介しねじの締結力で固定する方法
(2)固定、可動接点ばねの締結部を夫々樹脂成形によ
り包みクランプばねを用い、加圧密着させる等の方法が
知られている。
しかしながら上記のような接点ばねの組立方法は次のよ
うな欠点を有している。
即ち(υの方法は、複数の絶縁板、押え板、ねじ座およ
びぬじ等の多数の構成部品を要することと、これらの多
数の構成部品を要することと、これらの多数の構成部品
は正常な接点整合、動作ゲージング、および端子配列等
を保つだめの精密な組立治具による組立を要し従って組
立工数も大きなものとなる。
このことは(2)においても同様である。また従来の電
磁継電器の構造においては、継電器の外部よりの損傷あ
るいは塵埃等の防止のために別個のケース、あるいは底
板等の部品によって機器を保護するため多くの構成部品
を必要とした。
本発明は、これらの欠点を除去したもので、合成樹脂成
形の升形継電器筐体を用い、この合成樹脂筐体成形時筐
体側壁上面において、あらかじめ組立てられた可動接点
ばね組と固定接点ばね組とを組合わせだ接点ばね組のば
ね端部を、インサートされる面が側壁上面と同一平面上
にあるように升形筺体タ一体に形成して各接卑ばねの接
点対向・位置を所定位置に精密に固定すると共に各接点
ばね間は合成樹脂筐体により電気的に絶縁され、かつ升
形筐体内部には磁気回路・接極子を含むばね駆動機構部
品を収容するスペースを保有し升形筺体は継電器の外筐
をも兼用することを特徴とすることを特徴とするもので
ある。
以下、本発明の一実施例を電磁継電器に適用した例につ
いて説明する。
図中第1図〜第9図は夫夫4切替接点の電磁継電器接点
ぱね組として形成された本発明実施例を示すものである
まず第1図に示すように良導体金属板からプレス工程を
経て固定接点ばねに対し直交する方向にばね先端を有す
るL字状の町動接点ばね1のそれぞれの基部が接続片a
と連結されている可動接点ばね組リードフレームをつく
り、後述の固定接点位置に夫々対向する可動接点ばね1
の位置に固定接点2,2′を固定する。
次に第2図に示すように良導体金属板からプレス工程を
経てばね先端に互に反対方向でL字形の段差を有する一
対の固定接点ばね4,5、のそれぞれの基部が接続片b
と連結されている固定接点ばね組リードフレームをつく
り、固定接点ばね4,5に固定接点6.6′を固着する
なお鎖線部分3はそれぞれ可動接点ばねリードフレーム
および固定接点ばねリードフレームの合成樹脂成形位置
を示す。
第4図および第5図は、第1図の可動接点ばね組リード
フレームと第2図の固定接点ばね組のリードフレームを
組合せた仮組立接点ばねを示すもので、仮組立後に一対
の固定接点6,6′と可動接点2,2′、が所定の間隔
で対向するように各リードフレームを互いに整列して各
リードフレームをかしめまたは溶接により固着する。
つぎに第9図に示すように2枚のリードフレームを成形
金型間に保持しつつ各接点ばねの基部で成形金型により
合成樹脂成形の升形筐体9に一体成形し、成形された接
点ばね組立は周辺部B−B’,c−c’で切離し、各端
子の折曲げ、および可動接点ばねのテンション曲げ等の
工程を経て第10図に示すように継電器の接点ばね部分
となる。
なお接点溶接、,テンション曲げ等の工程は、その他の
加工工程、各種の条件に応じ適宜順序を入れ替えてもよ
い。
升形筐体9は、ばね部下部にスペースを有し、磁気回路
等駆動部分(図示省略)を収容出来るものであり、別途
外筺等を必要としない。
第6図、第7図は本発明の他の実施例による電磁継電器
の仮組立の接点ばね組を示すものである。
第6図は同一材料・同一板厚の1枚の良導体金属板から
プレス工程を経て成形された可動接点ばねと固定接点ば
ねとを有するリードフレームで、一方の接続片から側肢
により延長され、延長された先端に設けたL字状の可動
接点ばね1と、リードフレームの他方の接続片から延長
され可動接点ばねと直角方向に対向する一対の固定接点
ばね45、とを設けたリードフレームで、前述と同様に
各接点2,2’,6,6’を固着し、第7図に示すよう
にリードフレームの外枠部7,7′、および88′でV
形状に折曲げる。
この折曲形状は可動接点ばねと固定接点ばねが互いに近
寄り、固定接点6,6′と可動接点2,2′が所定の間
隔で対向するように折曲げればよい。
本工程以降の後工程については前述したとおりである。
本実施例によるときは、多数の固定、および可動ばねは
1ピースとして1回の抜き成形により得られ、抜き成形
工程数が極めて少くなると共に、接点溶接および合成樹
脂成形工程等も1ピースのため取扱いも極めて簡単とな
る。
以上実施例について説明したように本発明によれば次の
ような利点を有している。
1)部品点数が極めて少ない。
2)インサート面が同一平面であるため簡単な合成樹脂
成形型でよく、まだばね組立を得るため他の組立作業、
治工具を必要としない。
3)高精度の寸法が得られる。
4)多数の可動接点ばね、固定接点ばねを1枚の材料に
より得ることも出来る。
5)接点ばねを固定する合成樹脂によって同時に継電器
の外筺を形成することができる。
従って本発明は、電磁継電器に1吏用される接点ばねの
製造に際し、性能の維持と量産性に富み、かつコスト低
減を計れる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による可動接点ばね組リー
ドフレームの平面図で1は可動接点ばね。 第2図は、本発明の一実施例による固定接点ばね組潟ー
ドフレームの平面図で4,5は固定接点ばね。 第3図は第2図の側面図。第4図は第1図、第2図に示
す各リードフレームを仮組立てした平面図。 第5図は第4図の側面図。第6図は可動接点ばね、固定
接点ばねを1枚の同一材料・同一板厚より成形したリー
ドフレームの平面図。 第7図は、第6図のリードフレームを折り曲げた組立図
。 第8図は第7図の側面図。 第9図は第4図に示すリードフレームに合成樹脂成形を
施した斜視図。 第10図は、本発明による接点ばね組を使用した継電器
の接点ばね部分の斜射図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 接極子により駆動される可動接点ばねと一対の固定
    接点ばねとを有する電磁継電器において、固定接点ばね
    先端に互に逆方向のL字形の段部を有し所定の間隔で可
    動接点と対向する固定接点を前記段部に固着した一対の
    固定接点ばねと、一対の固定接点ばねに対し直交する方
    向にばね先端を有し前記一対の固定接点ばね間に先端が
    配置され前記固定接点のいずれかに接触する可動接点が
    固着された可動接点ばねとを設け、前記各接点ばね基部
    の一端をそれぞれ同一面内に位置するように合成樹脂よ
    りなる升形の電磁継電器筐体側壁に筐体と一体成形し切
    替接点を構成したことを特徴とする接点ばね組。 2 一対の固定接点ばねと可動接点ばねとよりなる第1
    の切替接点部と、第1の切替接点と同一の構成による第
    2の切替接点部とを合成樹脂よりなる升形筐体の左半部
    の側壁に配設するとともに、前記第1の切替接点部と同
    一の構成による第3、第4の切替接点部を前記升形筐体
    の右半部側壁に配設し、升形筐体中央部に配した電磁継
    電器の磁気回路の接極子により前記各切替接点部の可動
    接点ばねを駆動することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の接点ばね組。 3 固定接点ばねに対し直交する方向にばね先端を有す
    る可動接点ばねと、ばね先端にL字形の段差を有する一
    対の固定接点ばねと、合成樹脂よりなる升形筐体側壁に
    前記各接点ばね基部の一端をそれぞれ同一平行面内に位
    置するように一体成形した接点ばの組を製造する方法に
    おいて、可動接点ぱね組と固定接点ばね組とを良導体金
    属板からなるリードフレームにより夫々個別に形成する
    工程と、前記各リードフレームの接点ばねの接点固着部
    に接点を固着する工程と、一対の固定接点と可動接点が
    所定の間隔で対向するように前記各リードフレームを互
    いに整列する工程と、各リードフレームを整列後にかし
    めまたは溶接により固着する工程と、前記リードフレー
    ムの各接点ばねの基部において各接点ばねを合成樹脂よ
    りなる升形筐体側壁に一体成形する工程と、升形筐体を
    含み各接点ばね部分のみを残すように前記リードフレー
    ムを切断して接点ばね組を形成する工程とからなること
    を特徴とする接点ばね組の製造方法。 4 前記特許請求の範囲第3項記載の接点ばね組を製造
    する方法において、可動接点ばね組と固定接点ばね組と
    を、同一材料・同一板厚の良導金属板からなる1枚のリ
    ードフレームに形成する工程と、リードフレームの外枠
    部を折り曲げて折り曲げることにより可動接点ばねと固
    定接点ばねが互いに近寄り両者の接点が所定の間隔で対
    向するように整列する工程とからなることを特徴とする
    接点ばね組の製造方法。
JP52156380A 1977-12-27 1977-12-27 接点ばね組とその製造方法 Expired JPS588534B2 (ja)

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