JPH0351867Y2 - - Google Patents

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JPH0351867Y2
JPH0351867Y2 JP1984009518U JP951884U JPH0351867Y2 JP H0351867 Y2 JPH0351867 Y2 JP H0351867Y2 JP 1984009518 U JP1984009518 U JP 1984009518U JP 951884 U JP951884 U JP 951884U JP H0351867 Y2 JPH0351867 Y2 JP H0351867Y2
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【考案の詳細な説明】 この考案は小形でストローク長が比較的大き
く、軽動作力のスイツチに関する。
<背景> この種のスイツチとして実願昭57−185235号
「スイツチ」が提案されている。このスイツチは
動作子が動作されると、動作子によりねじりコイ
ルの一端部が金属製の挾持片と接触し、その挾持
片は第1端子と接触し、ねじりコイルの他端部が
第2端子と接触しており、よつて第1端子−挾持
片−ねじりコイル−第2端子なる電気的通路を構
成する。このスイツチは第1端子、第2端子、挾
持片、ねじりコイルの4つの部品により回路を構
成するものであるため、これらの部品の組立てに
手数を要し、かつこれら各部品間の電気的接触の
すべてが良好に行われる必要があり、特に挾持片
と第1端子間、ねじりコイルと第2端子間の接触
が必ずしも良好に行われないおそれがある。
<考案の目的> この考案の目的は超小形でストローク長が大き
く、動作力が軽く、しかも信頼性が高く、部品点
数が少なく、組立てが容易なスイツチを提供する
ことにある。
<実施例> 以下この考案によるスイツチの実施例を図面を
参照して説明しよう。
第1図及び第2図はこの考案のスイツチの実施
例の要部を示し、絶縁材の支持体11が設けら
れ、支持体11に接片12,13が支持される。
この例では支持体11は方形板状をしており、接
片12,13の一半部は接触部14,15とさ
れ、その接触部14,15は支持体11と一体に
モールドされて支持され、接触部14,15の接
触面と、支持体11の一面とはほゞ同一面上に位
置され、これら接触部14,15はほゞ平行とさ
れ、支持体11より突出した位置でほゞ直角に同
一方向に折曲げられて、接片12,13の他半部
は端子16,17とされている。
接片12,13の接触部14,15と摺動接触
することができる接触片18が配される。接触片
18は動作子19に保持される。接触片18は弾
性金属板の切断折曲げにより構成され、その一端
部は接触部14,15と摺動接触することができ
る接点部21,22とされ、これら接点部21,
22より折返した後再び折返されてU字状取付部
23とされる。一方、動作子19はピン状部24
と、その一端にこれとほゞ直角な直方体状の保持
部25とよりなり、その保持部25がU字状取付
部23に嵌合挿入され、動作子19に接触片18
が保持される。
動作子19の延長方向は接触部14,15の延
長方向と平行し、動作子19が動作される前は接
点部22は接触部15の板面と弾性的に接触して
いるが、接点部21は接触部14と接することな
く、支持体11の板面と弾性的に接触している。
動作子19が駆動されて図において押し下げられ
て接触部14,15の延長方向と平行に移動する
と接点部21,22が接触部14,15上に同時
に弾性的に接触し、接触部14,15は接触片1
8で互に電気的に短絡される。
動作子19に対する駆動が解除されると、弾性
材よりなるねじりコイル26で復帰される。例え
ば接触部14,15間において、支持体11に切
溝27が形成され、切溝27と対向して接触片1
8の接点部21,22間に切欠き28、またU字
状取付部23に切込み29が形成される。ねじり
コイル26の一方の直線状部31は切溝27に挿
通され、接点部21,22間を通り、保持部25
の下端に形成された係合溝33に挿入係合され
る。ねじりコイル26の他方の直線状部32は図
に示してないが固定部に係合されている。なおU
字状取付部23の切込み39の両端が保持部25
の小突起34,34に引掛けられて接触片18は
動作子19に保持される。
動作子19が駆動されると、前述のように接触
片18により接片12,13が短絡され、つまり
端子16,17間が導通し、これと同時にねじり
コイル26が動作子19の移動によりねじられ、
つまり弾性エネルギーがコイル26に蓄積され
る。動作子19に対する駆動を解除すると、ねじ
りコイル26のばね力により、動作子19はその
駆動時と逆方向に移動し、よつて接触片18は少
なくとも一方の接触部14から離れ、端子16,
17間は不導通となる。
<効果> このように端子16,17間に介在される部品
は接触片18のみであり、部品点数が少なく、こ
れらの組立てが容易である。接触片18は動作子
19に保持されており、動作子19を組込めば接
触片18も自動的に正しい位置に組込まれるため
組立て作業が簡単である。また部品間の電気的接
触点も接触片18と接片12,13との二個所で
あり、これらは互に摺動接触するものであるた
め、接触部が互に磨かれ、常に良好な接触が得ら
れ、信頼性が高いものとなる。また支持体11と
接片12,13とを成形により互に一体化するか
らこれら間に位置合わせを正確にすることがで
き、しかも支持体11の切溝27でねじりコイル
26の姿勢を正しく保持でき、かつ支持体11、
接片12,13を1つの部品として処理でき、組
立て作業が容易になる。
さらに支持体11の両側に動作子19とねじり
コイル26を配したことにより超小形にスイツチ
を構成することができる。
<具体例> 次に第1図に示した各部品を組込んだ具体例を
第3図以下の図面を参照して説明する。この例で
は第1図の各部品を3組収容した例であり、直方
体状の絶縁材よりなるケース41は一面が開放と
された直方体状本体42と、その開放面を蓋する
蓋体43とよりなる。ケース41の蓋体43と反
対の面(上面)44から3つの動作子19a,1
9b,19cが出入自在に突出している。ケース
41の面44と隣接する面(正面)45の本体4
2及び蓋体43の境界線上から端子16a,16
b,16cが突出している。端子16b及び16
c間において前記境界線上から共通端子17が突
出している。
第4図及び第5図に示すようにケース本体42
の開放面の一側部にスイツチ収容部46cが形成
され、収容部46cに動作子19cが収容され、
動作子19は上面44に形成された孔49cから
出入自在とされる。スイツチ収容部46cの正面
45の近くの壁面に動作子19cの移動方向と平
行した一対の案内溝47c,47cが対向して形
成される。第2図に添字の「c」を省略して示す
ように動作子19cの保持部25cの両側面に一
体に案内突条48c,48cが形成され、これら
案内突条48c,48cが案内溝47c,47c
に挿入係合されて動作子19cが案内保持され
る。
先に述べたように動作子19cに接触片18c
が保持され、その接点部22c側が正面45と反
対側となるように、本体42の開放面から収容部
46c内に接触片18c、動作子19cが収容さ
れる。
この実施例では第5図に示すようにスイツチ収
容部46a,46bも形成され、これらに動作子
19a,19bが孔49a,49bより出入自在
に収容され、図に示してないが動作子19a,1
9bに接触片18a,18bがそれぞれ保持され
ている。第6図乃至第8図に示すようにこれら接
触片18a,18b,18cの各接点部21a2
2a,21b22b,21c22cとそれぞれ摺
動接触する接触部14a15a,14b15b,
14c15cが同一の絶縁支持体11に支持され
る。これら接触部は同一面上で互にほゞ平行し、
接触部14a15a,14c15cは支持体11
の一面に接触面が現われ、接触部14b,15b
は支持体11の他面に接触面が現わされている。
また接触部15a,15b,15cは共通の端
子17に連結され、かつ接触部14a,15a,
14b,15b,14c,15c、端子16a,
16b,16c,17は例えば第9図に示すよう
に一枚の金属板の打抜き加工により一挙に作るこ
とができる。このため接触部は14a,15a,
14b,15b,15c,14cと配列され、接
触部15b15cは一枚の金属片の一側部と他側
部とがそれぞれ用いられ、接触部15a,15b
の端子16a,16bと反対の端は連結部51で
連結されている。また端子16a,16b,16
c,17の端は連結片52で連結され、更に必要
に応じて各接触部の支持体11から出た所が補助
片53で順次連結され、接触部を支持体11にモ
ールド支持した後に、連結片52、補助片53が
切断除去される。第4図に示すように接触部と端
子とがほゞ互に直角に折曲げられているが、その
折曲げを容易に行うため、プレスにより切込み5
4が形成されている。
第5図に示すようにスイツチ部収容部46a,
46b,46cの配列方向に延長し、これらと連
通し、かつ動作子19a,19b,19cの移動
方向と平行して支持体収容部55が本体42に形
成され、その支持体収容部55に支持体11が嵌
合されて保持される。その支持体収容部55に対
し、スイツチ部収容部46a,46cと46bと
は互に反対側に位置されている。第8図に示すよ
うに接触部14a,15a,14b,15b,1
4c,15cにそれぞれ摺動接触することができ
る接触片18a,18b,18cがそれぞれ設け
られ、これら接触片18a,18b,18cはそ
れぞれ動作子19a,19b,19cに保持され
る。
第5図に示すように支持体収容部55に対し、
スイツチ部収容部46a,46b,46cとそれ
ぞれ反対の位置に支持体収容部55とそれぞれ連
通してコイル収容部56a,56b,56cが本
体42に形成され、第4図に代表して示すように
コイル収容部56cにねじりコイル26cが収容
され、その直線状部31cは切溝27c(第6図、
第8図)を通じ、スイツチ部収容部46c内に延
長され、その動作子19cの保持部25cの係合
溝33c内に挿入される。図に示してないが、コ
イル収容部56a,56bにそれぞれねじりコイ
ル26a,26bが収容され、その直線状部31
a,31bが切溝27a,27bをそれぞれ通じ
てスイツチ部収容部46a,46b内に挿入さ
れ、動作子19a,19bの係合溝33a,33
bにそれぞれ係合される。なおコイル収容部56
a,56b,56cにそれぞれ直線状部31a,
31b,31cが案内位置決めされる案内溝57
a,57b,57cが形成されている。第5図に
おいて複数の突起58、蓋体43と本体42とを
連結するためのものである。
以上述べた具体例によれば第1図、第2図につ
いて述べたものと同様な効果が得られ、しかも第
8図に示すように、接触部15b,15cを一枚
の金属片の反対の面を利用することにより、二つ
のスイツチに対し共通端子17を導出できる。更
に第6図乃至第9図に示したように1直線上にな
い複数の動作子19a,19b,19cに対し一
枚の金属板のプレス加工により三つのスイツチの
接触部14a,15a,14b,15b,14
c,15cを一平面上で得ることができ、これら
は共通の支持体11に支持され、しかもモールド
後に、互に端子を電気的に分離することができ、
これら接触部の正しい相対位置を容易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスイツチの要部を示す斜視
図、第2図は第1図の分解斜視図、第3図はこの
考案のスイツチの具体例を示す斜視図、第4図は
第3図のAA線断面図、第5図はケース本体42
の開放面を示す図、第6図は接片を支持した支持
体11を示す正面図、第7図は第6図の背面図、
第8図は第7図のBB線断面図、第9図は接片を
一挙に作る場合の連結状態を示す図である。 11:支持体、12,12a,12b,12
c,13,13a,13b,13c:接片、1
4,14a〜14c,15,15a〜15c:接
触部、16,16a〜16c,17:端子、1
8,18a〜18c:接触片、19,19a〜1
9c:動作子、21,22:接点部、25,25
a〜25c:保持部、26,26a〜26c:ね
じりコイル、41:ケース、42:本体、43:
蓋体、46a〜46c:スイツチ部収容部、5
5:支持体収容部、56a〜56c:コイル収容
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁材のボデイと、そのボデイ内に収容され、
    一縁より形成された切溝を有する絶縁材の板状支
    持体と、 その支持体の上記切溝の両側において一半部が
    それぞれ一面を露出させ、互いに平行して支持体
    に一体に成形されて支持され、他半部が上記支持
    体の一縁部付近でそれぞれ同一側に直角に折曲げ
    られ端子として上記ボデイの外部に導出され、上
    記各一半部がそれぞれ接触部とされた少なくとも
    一対の接片と、 上記接触部と対向し、上記ボデイ内に上記接触
    部の延長方向において出入自在に保持された動作
    子と、 上記ボデイ内でその動作子に保持され、上記接
    片の接片の接触部と弾性的に摺動接触し、その動
    作子の移動により上記両接触部と同時に接触して
    電気的に短絡し、または少なくともその接触部の
    一方から離れ、その短絡を解除する接触片と、 上記支持体の上記動作子と反対側にコイル部
    が、そのコイル面を上記接触部の延長方向とほゞ
    平行して配され、一方の直線状部が上記切溝に挿
    通され、その直線状部に対し上記動作子と係合
    し、その動作時にばね力が蓄積され、その動作子
    を復帰させる弾性材よりなるねじりコイルとを具
    備するスイツチ。
JP951884U 1984-01-25 1984-01-25 スイツチ Granted JPS60123833U (ja)

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JP951884U JPS60123833U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 スイツチ

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JP951884U JPS60123833U (ja) 1984-01-25 1984-01-25 スイツチ

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Publication Number Publication Date
JPS60123833U JPS60123833U (ja) 1985-08-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5032570U (ja) * 1973-07-17 1975-04-09
JPS5644257Y2 (ja) * 1977-02-07 1981-10-16

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JPS60123833U (ja) 1985-08-21

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