JP3528303B2 - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

Info

Publication number
JP3528303B2
JP3528303B2 JP03891695A JP3891695A JP3528303B2 JP 3528303 B2 JP3528303 B2 JP 3528303B2 JP 03891695 A JP03891695 A JP 03891695A JP 3891695 A JP3891695 A JP 3891695A JP 3528303 B2 JP3528303 B2 JP 3528303B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
fitting
lamp
socket
metal fitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP03891695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08236231A (ja
Inventor
雅章 磯田
安広 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP03891695A priority Critical patent/JP3528303B2/ja
Publication of JPH08236231A publication Critical patent/JPH08236231A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3528303B2 publication Critical patent/JP3528303B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプソケットに関
し、特に高出力形の蛍光ランプが装着されるランプソケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18乃至図21は、高出力形の蛍光ラ
ンプが装着される従来のランプソケット(第1の従来
例)を示すもので、このランプソケットは、特開平5−
29047号公報に開示されたものであり、主に、ソケ
ット筐体1と、摺動体2、接触金具3、ばね4、コイル
ばね5、及び導電金具6を有して構成されている。
【0003】ソケット筐体1は、合成樹脂製であって、
前面側に開口部1aを備え後面側に開口したソケット本
体1bと、そのソケット本体1bの後面側から固着され
て、ソケット本体1bとの間で内部に空間を形成するソ
ケットカバー1cとにより形成されている。
【0004】摺動体2は、合成樹脂製であって、ソケッ
ト筐体1の開口部1aに挿入されて、前後方向に摺動自
在とされるもので、後部外周には開口部1aからの抜け
止めをなすフランジ部2aが突設されると共に、前部に
は前面から見た形状が略小判形をなしランプ端子7が挿
入される挿入穴2bが形成されて構成されている。ま
た、その挿入穴2bの略中央部には、前面側から見た形
状が略H字形状のガイド部2cが形成されており、その
ガイド部2cを挟んでスリット状の一対の収納部2dが
設けられ、摺動体2は、その後面側に配設されるコイル
ばね5により、前面側であるランプ端子7の挿入穴2b
側に付勢されている。
【0005】接触金具3は、導電性部材からなり、摺動
体2の収納部2dに収納されてランプ端子7に当接する
ように配設されるもので、その後面側には略U字状のば
ね4が配設されている。つまり、図21に示すように、
接触金具3は、ランプ端子7の先端に当接する第1の接
触部3aと、この第1の接触部3aより前面側に突出し
てランプ端子7の側面に当接する第2の接触部3bとを
有して形成されており、ばね4の作用点が、摺動体2の
中心線と平行であってランプ端子7の先端と第1の接触
部3aとの接触点を通る線に対して第2の接触部3bと
同じ側にずらされており、これにより、接触点を中心と
する回転モーメントを接触金具3に与えて、第2の接触
部3bをランプ端子7に接触させるように構成されてい
る。
【0006】導電金具6は、ランプソケットと外部の電
線を接続させるための外部端子とを電気的に接続させる
ものであって、一端には外部端子である速結端子部6a
が設けられ、他端にはソケット内リード線8の一端がス
ポット溶接されてなるもので、ソケット内リード線8の
他端は、接触金具3に半田付けされて、速結端子部6a
と接触金具3との電気的接続がとられている。
【0007】このように構成されたランプソケットで
は、ランプ端子7を摺動体2の挿入穴2bに押し込み、
摺動体2をコイルばね5の付勢力に抗して押し込んでラ
ンプを保持させると共に、接触金具3とランプ端子7と
を当接させて電気的接続を得るようにされている。つま
り、ランプ端子7の挿入により、ランプ端子7の先端が
接触金具3の第1の接触部3aに突き当たるが、その接
触金具3をばね4の付勢力に抗して押し込んで、ばね4
を撓ませる。そして、この撓みに応じた力で、第1の接
触部3aをランプ端子7の先端に押圧させ、また、その
撓みにより生ずるモーメントにより第2の接触部3bを
ランプ端子7の側面に当接させているのである。
【0008】図22乃至図24は、高出力形の蛍光ラン
プが装着される従来の別のランプソケット(第2の従来
例)の要部を示すもので、このランプソケットは、略十
字形状をした接触金具3に、第1の従来例におけるソケ
ット内リード線に代えて、導電金具6を例えばコイルば
ね5等により押圧させるよう設けると共に、そのコイル
ばね5により摺動体2をソケット筐体1の前面側に付勢
させたものであり、他は前記第1の実施例と略同様に構
成されている。
【0009】つまり、導電金具6に設けた開口6bに、
導電金具6の一面側から接触金具3を挿入してその十字
状の側方への突出部3cを一面側に当接させ、接触金具
3の十字状の突出部3cが存在する側の挿入方向の先端
を、ランプ端子7の挿入穴2bに突出させるように摺動
体2の収納部2dに収納保持させると共に、導電金具6
の他面側とソケット筐体1のソケットカバー1cとの間
に、コイルばね5を配設して導電金具6を接触金具3に
押圧させて電気的に接続しているのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一般に、110W蛍光
ランプのような高出力の蛍光ランプ用のランプソケット
では、その接触金具は、板厚が1.6mm程度と厚く形成
されており、40W蛍光ランプ用のように導電金具と接
触金具とを一体で形成すると、摺動体を押し込んだ際に
応力が高くなるため、導電金具と接触金具とは別部品と
して形成されて、組立て時に電気的な接続がとられてい
る。
【0011】しかしながら、第1の従来例に示すランプ
ソケットは、上述のように接触金具3と導電金具6とを
別部品で形成して電気的に接続しているものであり、そ
れらがソケット内リード線8をスポット溶接や半田付け
をすること等により接続されているため、組立ての作業
性が悪く、また、ランプの装着動作時に摺動体2が前後
に摺動することにより生ずるストレスが、ソケット内リ
ード線8のスポット溶接や半田付け等による接続部分に
集中し、接続部分の信頼性が低下するという問題点があ
った。
【0012】また、第2の従来例に示すランプソケット
においては、導電金具6を接触金具3にコイルバネ5に
より押圧させて接続させているため、常時、コイルバネ
5の付勢力が所定以上は必要であって、組立て時に接触
金具3と導電金具6の接触力が強く、組立ての作業性が
悪いという問題点があった。さらには、110W等の高
出力形の蛍光ランプ用のランプソケットは、接触金具3
が、ランプ装着時に図23に矢示したようにランプ端子
7の挿入方向であるソケット筐体1の背面側に移動する
ものであるが、第2の従来例に示すランプソケットにお
いては、接触金具3と導電金具6とが、コイルばね5に
押圧されることのみにより電気的に接続されているた
め、図24(b) に示すように、接触金具3がランプ端子
7の挿入方向に移動すると同時に、その垂直方向に回動
し、回動した方向の一方の点Aでは接触金具3と導電金
具6の接触圧が増すが、他方の点Bでは接触圧が著しく
低下し、場合によっては隙間を生じる等、接続の信頼性
が低いという問題点があった。
【0013】本発明は、上記問題点に鑑みてなされもの
で、その目的とするところは、接触金具と導電金具の接
続信頼性が高く、組立て作業性が良いランプソケットを
提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、前面に
開口部1aを備えたソケット筐体1と、前面にランプ端
子7の挿入穴2bを備え前記ソケット筐体1の開口部1
aに移動可能に収納される摺動体2と、該摺動体2の挿
入穴2bに収納されランプ端子7と当接する接触金具3
と、前記ソケット筐体1に収納されると共に一端に接触
金具3が接続される接続部6cを備え他端がソケット筐
体1に係止される導電金具6とを有してなるランプソケ
ットにおいて、前記接続部6cに、前記接触金具3が挿
入される係合孔6dを設けると共に、該係合孔6dの周
端に、弾性を有する一対の切り起こし片6eを対向させ
て一体で形成し、該切り起こし片6eにより前記接触金
具3を挟持させたことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項記載の発明にあっては、
のランプソケットにおいて、前記切り起こし片6e
を、ランプの装着動作時に、ランプ端子7の挿入方向と
略垂直方向であって前記接触金具3がそのランプ端子7
接触側の先端が摺動体2の中心軸側に倒れるように回動
して動く方向に設けたことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項記載の発明にあっては、請
求項記載のランプソケットにおいて、前記接続部6c
を、該接続部の対向する一対の切り起こし片6eの先端
の中央線が、前記ソケット筐体1の後面側に突出するよ
うに折り曲げて形成すると共に、前記接続部6cの後面
側に、前記接続部6cをランプ端子7挿入側に付勢する
コイルばね5を設けたことを特徴とするものである。
【0017】さらには、請求項記載の発明にあって
は、請求項、または請求項記載のランプソケットに
おいて、前記係合孔6dの他端側の幅を、一端側よりも
狭く形成し、前記導電金具6を、該導電金具6の接続部
6cよりも他端側で背面側に略く字状に曲げられた曲折
部6fを設けて形成すると共に、前記ソケット筐体1
に、ランプの装着動作時に、前記導電金具6の曲折部6
fの他端側に当接し、導電金具6の変形を規制する規制
リブ1dを設けたことを特徴とするものである。
【0018】
【作用】このように構成されているため本発明は、請求
項1記載の発明にあっては、接触金具3を接続部6cの
係合孔6dに挿入すれば、係合孔6dの周端に形成され
た弾性を有する一対の切り起こし片6eの先端が、その
弾性により挿入された接触金具3の側面に密着して当接
して接触金具3を挟持し、接触金具3と導電金具6の電
気的接続がとれる。また、ソケット内リード線等の接続
作業をすることなく、接触金具3を導電金具6の係合孔
6dに挿入するだけでそれらの接続ができ、さらには、
接触金具3が切り起こし片6eに挟持されて接続がとら
れるため、組立て時に、接触金具3と導電金具6の間の
接触力が小さくてすむ。
【0019】また、請求項記載の発明にあっては、
の作用に加えて、係合孔6dの切り起こし片6eが、
接触金具3が回動して動く方向に設けられているため、
接触金具3が回動することにより、切り起こし片6eが
接触金具3の側面に強固に密着する。
【0020】また、請求項記載の発明にあっては、請
求項記載のランプソケットの作用に加えて、導電金具
の接続部6cがコイルばね5によりソケット筐体1の前
面側に付勢され、また、接続部6cはソケット筐体1の
背面側に略く字状に曲げられており、ランプ端子7が挿
入されて接触金具3及び摺動体2が、その挿入方向に移
動すると、導電金具6の接続部6cが平坦となる側に変
形して、切り起こし片6eの先端間の間隔を狭める方向
となり、したがって、切り起こし片6eと接続部6cの
弾性が共に作用して、切り起こし片6eが接触金具3の
側面にさらに強固に密着する。
【0021】さらには、請求項記載の発明にあって
は、請求項、または請求項記載のランプソケットの
作用に加えて、ランプ端子7が挿入されると、摺動体2
の背面側への移動に伴って導電金具6も背面側への変形
を始めるが、その途上で曲折部6fの他端側が規制リブ
1dに当接して、曲折部6fの背面側への変形を規制
し、さらに摺動体2が背面側に移動すると、導電体6の
変形は、接続部6cをランプ端子7の挿入方向と略垂直
方向であって曲折部6fの延長方向に移動させるように
作用し、これにより、接触金具3が導電金具6の係合孔
6dの幅の狭い側に相対的に移動し、切り起こし片6e
でより強固に押圧される。
【0022】
【実施例】図1乃至図4は、本発明のランプソケットの
第1の実施例を示すものであり、このランプソケット
は、主に、ソケット筐体1と、摺動体2、接触金具3、
コイルばね5、及び導電金具6を有して構成されてい
る。
【0023】ソケット筐体1は、合成樹脂製であって、
前面側に開口部1aを備え後面側に開口すると共に内部
に所望の空間を有するソケット本体1bと、そのソケッ
ト本体1bの後面側から固着されるソケットカバー1c
とにより形成されており、そのソケットカバー1cに
は、コイルばね5を装着するためのばね装着部1eや外
部の電線の接続用の端子を保持する端子保持部1fが設
けられており、ソケット本体1bの端子保持部1fに対
向する部分には外部電線挿入孔(図示せず)が設けられ
ている。
【0024】摺動体2は、合成樹脂製であって、ソケッ
ト筐体1の開口部1aに挿入されて、ソケット筐体1の
前後方向に摺動自在とされるもので、後部外周には開口
部1aからの抜け止めをなすフランジ部2aが突設され
ると共に、前部には前面から見た形状が略小判形をなし
ランプ端子7が挿入される挿入穴2bが形成されてい
る。また、その挿入穴2bの略中央部には前面から見た
形状がH字形状のガイド部2cが形成されており、その
ガイド部2cを挟んでスリット状の一対の収納部2dが
設けられている。
【0025】接触金具3は、導電性部材から形成された
略十字状をなすもので、一端近傍にランプ端子7への接
触部3dを有し、摺動体2の収納部2dに収納されて一
対のランプ端子7に当接するように、1つの摺動体2に
対して2つが配設されてなるものである。
【0026】導電金具6は、導電性部材から形成され、
一端に平板状の接続部6cを備えると共に、他端に外部
電線と電気的接続をとるための速結端子部6aが設けら
れ、それらの間にソケット筐体1の背面側に突出するよ
うに略く字状をなす折曲部6fを備えて形成されてい
る。また、接続部6cには接触金具3が挿入される係合
孔6dが設けられており、その係合孔6dの周端であっ
て、ランプ端子7の挿入に伴って接触金具3が回動する
方向には、対向させて一対の切り起こし片6eが一体で
設けられている。
【0027】そして、このように形成された係合孔6d
に、その一面側から接触金具3を挿入させて、その十字
状の側方への突出部3cを導電金具の一面側である前
面側に当接させ、接触金具3の前面側に位置する先端
を、ランプ端子7の挿入穴2bに突出させるように摺動
体2の収納部2dに収納させる。
【0028】また、接続部6cの他面側である背面側と
ソケット筐体1のソケットカバー1cのばね装着部1e
との間には、コイルばね5を配設して導電金具6を接触
金具3に押圧させて電気的に接続させ、そのコイルばね
5により摺動体2をソケット筐体1の前面側に付勢させ
ると共に、導電金具6の他端に形成した速結端子部6a
を、ソケットカバー1cに設けた端子保持部1fに係合
させて、ソケット本体1bとの間で保持させ、ソケット
本体1bとソケットカバー1cとをねじ等により固着し
て組み立てられている。
【0029】このような構成のランプソケットにおいて
は、摺動体2の挿入穴2bにランプ端子7を挿入する
と、ランプ端子7の先端が接触金具3の接触部3に当
接すると共に、ランプの端部がガイド部2cにも当接し
て、コイルばね5の付勢力に抗して摺動体2をソケット
筐体1の背面側に移動させてランプを保持させ、接触金
具3とランプ端子7との電気的導通がとられている。こ
のとき、ランプ端子7が接触金具3の先端の接触部3d
の側面部分にも接触して、接触金具3が先端が摺動体2
の中心軸側に倒れるように回動し、また、導電金具6
は、その折曲部6fが、摺動体2のストローク(押し込
み量)と接触金具3の押し込み量によって弾性変形して
ソケット筐体1の背面側に移動する。
【0030】また、図4に示すように、接触金具3は、
摺動体2に対してわずかに背面側に押し込まれると共
に、摺動体2の中心軸方向である図示したR方向に回動
して前面側が摺動体2の中心軸側に傾き、導電金具6の
背面側におけるコイルばね5の押圧力は、摺動体2の中
心軸側で大きくなる。また、その傾きにより接触金具3
の摺動体2の外側に位置する部分では、切り起こし6e
による押圧力が大きくなる。したがって、それら両方の
作用により接触金具3と導電金具6とが強く接触し、接
触金具3と導電金具6の接続が安定する。つまり、ラン
プ装着に伴う接触金具3の回動を、接触金具3と導電金
具6の接触を安定させるために積極的に利用させるよう
に構成しているのである。
【0031】このように構成されているため、本実施例
におけるランプソケットにおいては、接触金具3を接続
部6cの係合孔6dに挿入すれば、係合孔6dの周端に
形成された弾性を有する一対の切り起こし片6eの先端
が、その弾性により挿入された接触金具3の側面に密着
して当接して、接触金具3と導電金具6の電気的接続が
とれ、また、係合孔6dの切り起こし片6eが、ランプ
端子7の挿入によって接触金具3が回動して動く方向に
設けられているため、ランプ装着時に接触金具3が回動
することにより、切り起こし片6eが接触金具3の側面
にさらに強固に密着して接触が安定し、その信頼性が向
上する。
【0032】また、ソケット内リード線を用いないた
め、その半田付け、スポット溶接等による接続作業を必
要とせず、接触金具3を導電金具6の係合孔6dに挿入
するだけでそれらの接続ができると共に、接触金具3が
切り起こし片6eに挟持されて接続がとられているた
め、組立て時に、接触金具3と導電金具6の接触力が小
さくてすむほか、接触金具3が切り起こし片6eにより
仮固定できて、組み立ての作業性が良い。
【0033】図5乃至図7は、本発明のランプソケット
の第2の実施例を示すものであり、このランプソケット
の前記第1の実施例と異なる点は、導電金具6の接続部
6cを、その対向する一対の切り起こし片6eの先端の
中央線が、背面側であるソケット筐体1のソケットカバ
ー1c側に、つまり、コイルばね5が装着される側に折
り曲げて、断面が略く字状になるように形成した点であ
り、他は前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0034】このように構成されたランプソケットで
は、ランプ装着前、つまりランプ端子7が摺動体2の挿
入穴2bに挿入される前は、コイルばね5の力よりも略
く字状に折り曲げて形成した導電金具6の接続部6cの
ばね力が強く、このため、接続部6cは略く字状の形状
を維持するが、ランプが装着されると、コイルばね5
は、接続部6c及び摺動体2等のソケット筐体1の背面
側への移動に伴って押し縮められて、そのばね力が増大
し接続部6cのばね力よりも大きくなって、接続部6c
を略平坦となる方向に変形させる。この変形は、接続部
6cに形成された切り起こし片6eの先端間の距離を縮
めるように作用して、切り起こし片6eが係合孔6dに
挿入された接触金具3にさらに強く密着するようにな
る。
【0035】このように構成されているため、本実施例
におけるランプソケットにおいては、導電金具6の接続
部6cがコイルばね5によりソケット筐体1の前面側に
ばね付勢され、また、接続部6cは背面側に略く字状に
曲げられており、ランプ端子7が挿入されて接触金具3
及び摺動体2が、その挿入方向であるソケット筐体1の
背面側に移動すると、コイルばね5のばね力により導電
金具6の接続部6cが平坦となるように変形して、この
変形が切り起こし片6eの先端間の間隔を狭める方向に
作用し、切り起こし片6eと接続部6cの弾性が共に作
用して、切り起こし片6eを接触金具3の側面にさらに
強固に密着させる。このため、第1の実施例の効果に加
えて、接触金具3と導電金具6の接触の信頼性がさらに
向上すると共に、接触金具3と導電金具6の接触力を、
切り起こし片6eと接続部6cの略く字状の曲げの合力
として得ることができるため、導電金具6の小型化が図
れる。
【0036】図8乃至図11は、本発明のランプソケッ
トの第参考例を示すものであり、このランプソケッ
トの前記第1の実施例と異なる点は、導電金具6の接続
部6cに設けた一対の切り起こし片6eを、第1の実施
例とは反対方向に、つまり、係合孔6dの周端であっ
て、ランプ端子7の挿入に伴って接触金具3が回動する
方向と略垂直方向に位置する方向に設けた点であり、他
は前記第1の実施例と同様に構成されている。
【0037】このように構成されたランプソケットで
は、ランプ装着時、つまりランプ端子7が摺動体2の挿
入穴2bに挿入されると、接触金具3は摺動体2と共に
ソケット筐体1の背面側に移動すると共に、その移動方
向と略垂直方向の一方向に回動するが、このとき、接触
金具3の回動しない方向に対向して位置する側面には、
切り起こし片6eが接触金具3の回動量如何に係わら
ず、その弾性により常に略同じ状態で当接して接触金具
3を挟持する。
【0038】このように構成されているため、本参考
におけるランプソケットにおいては、接触金具3を接続
部6cの係合孔6dに挿入すれば、係合孔6dの周端に
形成された弾性を有する一対の切り起こし片6eの先端
が、その弾性により挿入された接触金具3の側面に密着
して当接して、接触金具3と導電金具6の電気的接続が
とれ、また、切り起こし片6eが、係合孔6d周端であ
って接触金具3の回動方向と略垂直方向に設けられてい
るため、接触金具3が回動しても切り起こし片6eと接
触金具3の接触状態は略同じに保たれて、その信頼性が
向上する。
【0039】また、ソケット内リード線を用いないた
め、その半田付け、スポット溶接等による接続作業を必
要とせず、接触金具3を導電金具6の係合孔6dに挿入
するだけでそれらの接続ができると共に、接触金具3が
切り起こし片6eに挟持されて接続がとられているた
め、組立て時に、接触金具3と導電金具6の接触力が小
さくてすむほか、接触金具3が切り起こし片6eにより
仮固定できて、組み立ての作業性が良い。
【0040】図12乃至図16は、本発明のランプソケ
ットの第参考例を示すものであり、このランプソケ
ットの前記第参考例と異なる点は、ソケット筐体1
を形成するソケットカバー1cに、導電金具6の接続部
6cと速結端子部6aの間に設けられた曲折部6fの速
結端子部6a側に当接する規制リブ1dを設けた点であ
り、他は前記第参考例と同様に構成されている。
【0041】このように構成されたランプソケットで
は、ランプを装着し始めると、摺動体2等がコイルばね
5の付勢力に抗してソケット筐体1の背面側に移動し始
め、これに伴い導電金具6も速結端子部6aを除いて略
全体として背面側へと変形を始める。そして、ランプの
装着途上で、曲折部6fの速結端子部6a側が規制リブ
1dに当接すると、曲折部6fの他端側は変形が規制さ
れ、それからランプ装着完了までは、接続部6cはソケ
ット筐体1の背面側への移動と共に、ランプ端子7の挿
入方向と略垂直方向であって、規制リブ1dと反対側方
向である図示のP方向にも移動するようになり、ランプ
完全装着時には寸法hだけ移動し、接触金具3が接続部
6cのその方向に設けられた切り起こし片6eに押圧さ
れるようになる。
【0042】このように構成されているため、本参考
におけるランプソケットにおいては、前記第参考
の効果に加えて、接触金具3と接続部6cとが安定して
接続されるようになり、接触金具3と導電金具6の接触
の信頼性がさらに向上する。
【0043】図17は、本発明のランプソケットの第
の実施例の要部を示すものであり、このランプソケット
の前記第参考例と異なる点は、導電金具6の接続部
6cに設けた切り起こし片6eを、係合孔6dの周端で
あって第参考例とは反対側に、つまり、第1の実施
例と同じ側に設けると共に、対をなす切り起こし片6e
が形成する隙間を曲折部6fに近い側を狭く形成した
点、つまり、導電金具6の係合孔6dの幅を、速結端子
部6aと反対側の幅w1を、速結端子部6aと近接する
側の幅w2よりも広く形成した点であり、他は前記第
参考例と同様に構成されている。
【0044】このように構成されたランプソケットで
は、ランプを装着し始めると、摺動体2等がコイルばね
5の付勢力に抗してソケット筐体1の背面側に移動し始
め、これに伴い導電金具6も速結端子部6aを除いて略
全体として背面側へと変形を始める。そして、ランプの
装着途上で、曲折部6fの速結端子部6a側が規制リブ
1dに当接すると、曲折部6fの他端側は変形が規制さ
れ、それからランプ装着完了までは、接続部6cはソケ
ット筐体1の背面側への移動と共に、ランプ端子7の挿
入方向と略垂直方向であって、規制リブ1dと反対側方
向である導電金具6の速結端子部6aと反対側の方向
(図示のP方向)にも移動するようになり、ランプ装着
状態では寸法hだけ移動する。このとき、接触金具3
は、ガイド部2c等に規制されてほとんど移動できない
ため、接触金具3が、係合孔6dの内部で隙間の狭い側
である幅w2側で切り起こし片6eによって挟持される
ようになる。
【0045】このように構成されているため、本実施例
におけるランプソケットにおいては、前記第参考
の効果に加えて、接触金具3と接続部6cとが安定して
接続されるようになり、接触金具3と導電金具6の接触
の信頼性がさらに向上する。
【0046】
【発明の効果】このように本発明は、請求項1記載の発
明にあっては、接触金具を接続部の係合孔に挿入すれ
ば、係合孔の周端に形成された弾性を有する一対の切り
起こし片の先端が、その弾性により挿入された接触金具
の側面に密着して当接して、接触金具と導電金具の電気
的接続がとれて、その接触が安定し、接触の信頼性が向
上する。また、ソケット内リード線を用いないため、そ
の半田付け、スポット溶接等による接続作業を必要とせ
ず、接触金具を導電金具の係合孔に挿入するだけでそれ
らの接続ができると共に、接触金具が切り起こし片に挟
持されて接続がとられているため、組立て時に、接触金
具と導電金具の接触力が小さくてすむほか、接触金具が
切り起こし片により仮固定できて、組み立ての作業性が
良い。
【0047】また、請求項記載の発明にあっては、
の効果に加えて、係合孔の切り起こし片が、ランプ端
子の挿入によって接触金具が回動して動く方向に設けら
れているため、ランプ装着時に接触金具が回動すること
により、切り起こし片が接触金具の側面にさらに強固に
密着して接触が安定し、その信頼性がさらに向上する。
【0048】また、請求項記載の発明にあっては、請
求項1記載の発明の効果に加えて、導電金具の接続部が
コイルばねによりソケット筐体の前面側に付勢され、ま
た、接続部はソケット筐体の背面側に略く字状に曲げら
れており、ランプ端子が挿入されて接触金具及び摺動体
が、その挿入方向であるソケット筐体の背面側に移動す
ると、コイルばねのばね力により導電金具の接続部が平
坦となるように変形して、この変形が切り起こし片の先
端間の間隔を狭める方向に作用し、切り起こし片と接続
部の弾性が共に作用して、切り起こし片を接触金具の側
面にさらに強固に密着させ、接触金具と導電金具の接触
の信頼性がさらに向上する。
【0049】また、請求項記載の発明にあっては、請
求項、または請求項記載の発明の効果に加えて、ラ
ンプ端子が挿入されると、摺動体の背面側への移動に伴
って導電金具も背面側への変形を始めるが、その途上で
曲折部の他端側が規制リブに当接して、曲折部の背面側
への変形を規制し、さらに摺動体が背面側に移動する
と、導電体の変形は、接続部をランプ端子の挿入方向と
略垂直方向であって曲折部の延長方向に移動させるよう
に作用し、これにより、接触金具が導電金具の係合孔の
幅の狭い側に相対的に移動し、切り起こし片でより強固
に押圧され、接触金具と導電金具の接触圧が高まり、接
触金具と導電金具の接触の信頼性がさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のランプソケットの第1の実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】同上の接触金具と導電金具を示す斜視図であ
る。
【図3】同上のランプ装着開始状態を示すもので、(a)
は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図である。
【図4】同上のランプ装着完了状態を示すもので、(a)
は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図である。
【図5】本発明のランプソケットの第2の実施例を示す
分解斜視図である。
【図6】同上のランプ装着開始状態を示すもので、(a)
は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図である。
【図7】同上のランプ装着完了状態を示すもので、(a)
は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図である。
【図8】本発明のランプソケットの第参考例を示す
分解斜視図である。
【図9】同上の導電金具の接続部を示すもので、(a) は
接触金具挿入前の接触金具を含む斜視図、(b) は接触金
具挿入後の斜視図である。
【図10】同上のランプ装着開始状態を示すもので、
(a) は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図であ
る。
【図11】同上のランプ装着完了状態を示すもので、
(a) は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図であ
る。
【図12】本発明のランプソケットの第参考例を示
す分解斜視図である。
【図13】同上の導電金具の接続部を示すもので、(a)
は接触金具挿入前の接触金具を含む斜視図、(b) は接触
金具挿入後の斜視図、(c) はランプ装着完了後の斜視図
である。
【図14】同上のランプ装着開始前の状態を示すもの
で、(a) は一部断面の平面図、(b)は一部断面の側面図
である。
【図15】同上のランプ装着途上の状態を示すもので、
(a) は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図であ
る。
【図16】同上のランプ装着完了状態を示すもので、
(a) は一部断面の平面図、(b) は一部断面の側面図であ
る。
【図17】本発明のランプソケットの第の実施例に係
る導電金具の接続部を示すもので、(a)は接触金具挿入
前の接触金具を含む斜視図、(b)は接触金具挿入後の斜
視図、(c)はランプ装着完了後の斜視図である。
【図18】従来のランプソケット(第1の従来例)を示
す正面図である。
【図19】同上の一部断面側面図である。
【図20】同上の要部の一部断面側面図である。
【図21】同上のランプ装着状態の要部の一部断面平面
図である。
【図22】従来の別のランプソケット(第2の従来例)
の要部を示す一部分解斜視図である。
【図23】同上のランプ装着に伴う接触金具の移動を説
明する一部断面平面図である。
【図24】同上の接触金具と導電金具を示すもので、
(a) はランプ装着前の状態の一部断面平面図、(b) はラ
ンプ装着完了状態の一部断面平面図である。
【符号の説明】
1 ソケット筐体 1a 開口部 1d 規制リブ 2 摺動体 2b 挿入穴 3 接触金具 5 コイルばね 6 導電金具 6c 接続部 6d 係合孔 6e 切り起こし片 6f 曲折部 7 ランプ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−29047(JP,A) 特開 昭57−90887(JP,A) 特開 平7−22133(JP,A) 特開 昭53−130880(JP,A) 実開 平5−75983(JP,U) 実開 昭53−25786(JP,U) 実開 昭47−30682(JP,U) 実公 昭43−31339(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を備えたソケット筐体と、
    前面にランプ端子の挿入穴を備え前記ソケット筐体の開
    口部に移動可能に収納される摺動体と、該摺動体の挿入
    穴に収納されランプ端子と当接する接触金具と、前記ソ
    ケット筐体に収納されると共に一端に接触金具が接続さ
    れる接続部を備え他端がソケット筐体に係止される導電
    金具とを有してなるランプソケットにおいて、前記接続
    部に、前記接触金具が挿入される係合孔を設けると共
    に、該係合孔の周端に、弾性を有する一対の切り起こし
    片を対向させて一体で形成し、該切り起こし片により前
    記接触金具を挟持させ前記切り起こし片を、ランプの
    装着動作時に、ランプ端子の挿入方向と略垂直方向であ
    って前記接触金具がそのランプ端子接触側の先端が摺動
    体の中心軸側に倒れるように回動して動く方向に設けた
    ことを特徴とするランプソケット。
  2. 【請求項2】 前記接続部を、該接続部の対向する一対
    の切り起こし片の先端の中央線が、前記ソケット筐体の
    後面側に突出するように折り曲げて形成すると共に、前
    記接続部の後面側に、前記接続部をランプ端子挿入側に
    付勢するコイルバネを設けたことを特徴とする請求項
    記載のランプソケット。
  3. 【請求項3】 前記係合孔の他端側の幅を、一端側より
    も狭く形成し、前記導電金具を、該導電金具の接続部よ
    りも他端側で背面側に略く字状に曲げられた曲折部を設
    けて形成すると共に、前記ソケット筐体に、ランプの装
    着動作時に、前記導電金具の曲折部の他端側に当接し、
    導電金具の変形を規制する規制リブを設けたことを特徴
    とする請求項、または請求項記載のランプソケッ
    ト。
JP03891695A 1995-02-28 1995-02-28 ランプソケット Expired - Lifetime JP3528303B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03891695A JP3528303B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ランプソケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03891695A JP3528303B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ランプソケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08236231A JPH08236231A (ja) 1996-09-13
JP3528303B2 true JP3528303B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=12538540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03891695A Expired - Lifetime JP3528303B2 (ja) 1995-02-28 1995-02-28 ランプソケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3528303B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4103553B2 (ja) * 2002-10-04 2008-06-18 日立ライティング株式会社 蛍光ランプ用ソケット
JP4783262B2 (ja) * 2006-10-31 2011-09-28 パナソニック電工株式会社 ランプソケット及び照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08236231A (ja) 1996-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111952811B (zh) 连接方法、连接结构和连接端子组装件
JPH08162178A (ja) 圧接ジョイントコネクタの組立方法とその構造
US20200403342A1 (en) Female terminal
JPH10154535A (ja) 圧接型端子金具
JPH07335300A (ja) リセプタクル端子
US6402575B1 (en) Tab of terminal fitting
JP3528303B2 (ja) ランプソケット
JP3281280B2 (ja) 圧接端子
US20240063566A1 (en) Terminal unit
JP3242843B2 (ja) 二部品構成の突き合わせ端子
JP3784450B2 (ja) リセプタクル型端子
JPH1022020A (ja) バルブソケット
US6969272B2 (en) Pressure welding connecting terminal and pressure welding connector receiving the same
JP2757130B2 (ja) 平行基板用コネクタ
JP2022069003A (ja) 接続端子
US10770817B2 (en) Terminal module
JPS6213332Y2 (ja)
JP3479970B2 (ja) フラットケーブル用コネクタ
JP7537398B2 (ja) 端子モジュール
US20220294142A1 (en) Female terminal
JP3261721B2 (ja) 電磁継電器の端子取付構造
WO2022201589A1 (ja) 端子モジュール
JP3964970B2 (ja) ブレーキパッドの摩耗検知プローブ
JP2613845B2 (ja) 直流モータにおけるブラシ保持部の構造
JP3405448B2 (ja) フラットケーブル用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040216

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080305

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090305

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100305

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110305

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120305

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140305

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term