JP2000123916A - 補機用コネクタ - Google Patents

補機用コネクタ

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JP2000123916A
JP2000123916A JP10295836A JP29583698A JP2000123916A JP 2000123916 A JP2000123916 A JP 2000123916A JP 10295836 A JP10295836 A JP 10295836A JP 29583698 A JP29583698 A JP 29583698A JP 2000123916 A JP2000123916 A JP 2000123916A
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female connector
housing
male connector
terminal
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JP10295836A
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Takehisa Ide
剛久 井出
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オスコネクタとメスコネクタとを容易且つ確
実に結合させることができ、不完全嵌合を防止し、嵌合
信頼性を向上させることができる補機用コネクタを提供
する。 【解決手段】 メスコネクタ1のハウジング2の端部に
鍔部4及び板バネ5が設けられている。更に、メスコネ
クタ1には、ガイド係止部材6a及びガイドカバー部材
6bから構成されたメスコネクタ用ガイド6が設けられ
ている。そして、板バネ5が外側に湾曲された状態で、
メスコネクタ用ガイド6内に鍔部4が収められている。
ガイド係止部材6aの底面には開口部7が設けられてお
り、ハウジング2はメスコネクタ用端子3が延びる方向
に垂直な面内で移動可能であるが、開口部7をハウジン
グ2が貫通することができないようになっている。一
方、オスコネクタ11においては、案内部12bの開口
端部が内側に傾斜しており、この斜面14に沿ってメス
コネクタ1のハウジング2が案内される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等に装備され
る補機とワイヤハーネスとの接続に使用される補機用コ
ネクタに関し、特に、オスコネクタとメスコネクタとの
結合を容易に行うことができる補機用コネクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、オーディオ等の補機がインストゥ
ルメントパネルに装備されている。図4(a)及び
(b)は従来のオーディオのインストゥルメントパネル
への取付方法を工程順に示す模式図である。
【0003】従来の取付方法においては、先ず、図4
(a)に示すように、端末としてメスコネクタ51が接
続されたインストゥルメントパネルハーネス52をイン
ストゥルメントパネル53に設けられた開口部の裏側か
ら表側に引き出す。次に、オーディオ54の裏側に設け
られているオスコネクタ55とメスコネクタ51とを手
作業により結合させる。その後、図4(b)に示すよう
に、インストゥルメントパネル53にオーディオ54を
固定する。
【0004】しかし、この従来の方法によりオーディオ
54をインストゥルメントパネル53に取り付けた場
合、メスコネクタ51とオスコネクタ55とを結合させ
る工程及びオーディオ54をインストゥルメントパネル
53に固定する工程の2工程が必要であるため、作業効
率が悪い。また、取付後には、ハーネス52の余長によ
る弛みが存在するので、走行中に異音が発生する。異音
を防止するために、一般に発砲ウレタン等からなる異音
吸収材をハーネスに巻く方法が採られているが、この場
合、ハーネスの大型化によりコストが上昇する。更に、
ハーネス52の余長によりハーネス52のコスト及び重
量が不必要に増加している。更にまた、オーディオ54
をインストゥルメントパネル53に固定する際にハーネ
ス52の余長部分がこれらの間にかみ込まれる虞があ
り、信頼性が低い。また、インストゥルメントパネル5
3内にハーネス52の余長のための空間を設ける必要が
あるため、インストゥルメントパネル53の設計自由度
が制限されている。
【0005】そこで、近時、これらの欠点を根本的に改
善することができる取付方法が検討されている。図5は
従来の取付方法を示す模式図である。
【0006】この従来の取付方法において使用されるイ
ンストゥルメントパネル63の裏側の所定の位置には、
インストゥルメントパネルハーネス62に端末として接
続されたメスコネクタ61が固定されている。なお、メ
スコネクタ61のオスコネクタ65と接続される部分は
インストゥルメントパネル63の表側に向けられてい
る。また、インストゥルメントパネル63に取り付けら
れるオーディオ64の裏側には、メスコネクタ61に結
合されるオスコネクタ65が設けられている。
【0007】そして、オーディオ64をインストゥルメ
ントパネル63に取り付ける際には、インストゥルメン
トパネル63の開口部にオーディオ64をオスコネクタ
65側から挿入する。メスコネクタ61にオスコネクタ
65が当接した後、更にオーディオ64を押し込むこと
により、オスコネクタ65とメスコネクタ61とが結合
されると同時に、オーディオ64をインストゥルメント
パネル63に固定することができる。
【0008】しかし、この従来の方法により取付を行っ
た場合、必ずオスコネクタ65とメスコネクタ61との
間に位置ずれが生じるため、その取付作業は困難であっ
た。
【0009】そこで、完全自動組付け用に自己整合的に
調芯が行われる自動調芯コネクタが提案されている(実
開平2−5274号公報)。図6は実開平2−5274
号公報に記載された従来の自動調芯コネクタを示す分解
斜視図である。
【0010】この公報に記載された従来の自動調芯コネ
クタにおいては、オスコネクタ31に自動調芯手段が備
えられている。オスコネクタ31はコネクタ支持枠32
に固定されている。コネクタ支持枠32は直方体形状の
相互に平行な1組の側面に夫々2個の突起32aが設け
られた形状を有している。そして、コネクタ支持枠32
は内枠33内に取り付けられ、内枠33は外枠34内に
取り付けられる。
【0011】内枠33の突起32aに整合する内側面に
は、複数個の溝33aが規則的に形成されており、コネ
クタ支持枠32が内枠33に取り付けられるとき、突起
32aは溝33aに嵌合される。また、内枠33の溝3
3aが形成されていない内側面の裏面に該当する1組の
外側面には、夫々2個の突起33bが設けられている。
更に、内枠33の一方の開口部には、溝33aに沿って
ストッパ33cが設けられている。このストッパ33c
によりコネクタ支持枠32がケーブルの張力によって内
枠33から落下することが防止される。
【0012】また、外枠34の突起33bに整合する内
側面には、複数個の溝34bが規則的に形成されてお
り、内枠33が外枠34に取り付けられるとき、突起3
3bは溝34bに嵌合される。また、外枠34の一方の
開口部には、溝34bに沿ってストッパ34cが設けら
れている。このストッパ34cにより内枠33がケーブ
ルの張力によって外枠34から落下することが防止され
る。
【0013】更に、外枠34に内枠33が取り付けら
れ、内枠33にコネクタ支持枠32が取り付けられた
後、これらを覆いオスコネクタ31に整合する位置に開
口部35aが設けられた取付ケース35がねじを使用し
て外枠34に固定される。
【0014】このように構成された従来の自動調芯コネ
クタにおいては、突起32aは溝33aが形成された内
側面に沿って段階的に移動され、突起33bは溝34b
が形成された内側面に沿って段階的に移動される。従っ
て、オスコネクタ31の外枠34に対する相対的な位置
は、端子が延びる方向に垂直な方向であって相互に垂直
な2方向に段階的に調節可能である。そして、メスコネ
クタ(図示せず)が接続される際に、メスコネクタが押
し付けられる方向に垂直な2方向における調芯が行われ
る。
【0015】また、コネクタ支持枠32は取付ケース3
5に対してメスコネクタが押し付けられる方向に所定量
移動できるように取り付けられており、メスコネクタが
押し付けられる方向における調芯は、オスコネクタ31
の端子に接続されたケーブルの柔軟性を利用して行われ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自己調
芯型コネクタの構造を上述のようにコネクタ支持枠の段
階的な移動及びケーブルの柔軟性により調芯が行われる
ような構造とした場合、不完全嵌合及びこじりが発生し
やすいという問題点がある。図7(a)は従来の自己調
芯型コネクタにおいて不完全嵌合が発生した状況を示す
模式図、(b)は同じくこじりが発生した状況を示す模
式図である。図7(a)に示すように、メスコネクタ4
1に自己調芯手段が備えられている場合、オスコネクタ
42が矢印Aが示す方向に押し付けられるが、メスコネ
クタ41のハウジング41b内に設けられた端子41a
とオスコネクタ42のハウジング42b内に設けられた
端子42aとの嵌合により摩擦力が生じる。そして、端
子41aに接続されたケーブル43が柔軟性を有してい
るので、前述の摩擦力によりハウジング41bが取り付
けられた枠41cに対して相対的にハウジング41bは
オスコネクタ42が押し付けられる方向Aに移動する。
このため、不完全嵌合が発生してしまう。
【0017】また、ハウジング41bがオスコネクタ4
2が押し付けられる方向Aに対して傾斜した方向を向い
ている状態でオスコネクタ42が押し付けられた場合、
図7(b)に示すように、このまま端子41aに端子4
2aが嵌合されることがあり、特に、TAB端子の先端
にこじりが発生してしまう。このため、嵌合信頼性及び
耐久性が低い。
【0018】なお、不完全嵌合及びこじりは、オスコネ
クタに自動調芯手段が備えられているときにも、同様に
して発生する。
【0019】更に、コネクタ同士が押し付けられる方向
に垂直な方向における調芯が突起と溝との嵌合により行
われるので、動きが悪く調芯機構が作用しない場合もあ
る。
【0020】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、オスコネクタとメスコネクタとを容易且つ
確実に結合させることができ、不完全嵌合を防止し、嵌
合信頼性を向上させることができる補機用コネクタを提
供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係る補機用コネ
クタは、メスコネクタ及びオスコネクタから構成され補
機とワイヤハーネスとの接続に使用される補機用コネク
タにおいて、前記メスコネクタは、メスコネクタ用ハウ
ジングと、このメスコネクタ用ハウジング内に設けられ
前記ワイヤハーネスに接続されるメスコネクタ用端子
と、前記メスコネクタ用ハウジングに連結された複数の
板バネと、この板バネが湾曲された状態で前記メスコネ
クタ用ハウジングを前記オスコネクタとの結合方向に垂
直な方向に移動可能に支持する支持手段と、を有し、前
記オスコネクタは、オスコネクタ用ハウジングと、この
オスコネクタ用ハウジング内に設けられ前記メスコネク
タ用端子及び前記補機内の回路に接続されるオスコネク
タ用端子と、を有し、前記メスコネクタ用端子又は前記
オスコネクタ用端子のいずれか一方の端子を他方の端子
に案内する案内手段を有することを特徴とする。
【0022】なお、オスコネクタ及びオスコネクタ側の
部材とメスコネクタ及びメスコネクタ側の部材とが全て
入れ替わっていてもよい。
【0023】本発明においては、メスコネクタ用ハウジ
ング又はオスコネクタ用ハウジングに板バネが連結さ
れ、メスコネクタ用端子又は前記オスコネクタ用端子の
いずれか一方の端子を他方の端子に案内する案内手段が
設けられているので、結合の際にメスコネクタとオスコ
ネクタとの間に位置ずれがあっても、板バネの弾性及び
案内手段により位置ずれが解消される。従って、従来の
ようなこじりが発生することはなく、信頼性が高い。ま
た、板バネから結合方向に対して逆方向の弾性力がメス
コネクタ用ハウジング又はオスコネクタ用ハウジングに
作用するので、不完全嵌合が防止される。
【0024】なお、複数の前記板バネは、前記結合方向
に垂直な全ての方向の力により少なくとも1の板バネが
更に湾曲されるように配設されていることが望ましい。
少なくとも1の板バネが更に湾曲されるように複数の板
バネを配設することにより、メスコネクタとオスコネク
タとの間の位置ずれを解消することができる範囲が広が
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る補機
用コネクタについて、添付の図面を参照して具体的に説
明する。図1は本発明の実施例に係る補機用コネクタを
示す分解斜視図である。また、図2(a)及び(b)は
本発明の実施例に係る補機用コネクタにおけるオスコネ
クタとメスコネクタとの結合工程を工程順に示す断面図
である。
【0026】先ず、本実施例におけるメスコネクタ1に
ついて説明する。メスコネクタ1には、直方体形状のメ
スコネクタ用のハウジング2が設けられており、このハ
ウジング2内にメスコネクタ用端子3が配設されてい
る。メスコネクタ用端子3には、ワイヤハーネス21が
圧着されている。ハウジング2の相互に平行な1組の外
側面におけるワイヤハーネス21側の端部には、メスコ
ネクタ用端子3が延びる方向に垂直な方向に突出する鍔
部4が形成されている。更に、ハウジング2の各側面に
おけるワイヤハーネス21側の端部には、板バネ5が設
けられている。なお、板バネ5は、ハウジング2の端部
から離れるに連れて、メスコネクタ用端子3が延びる方
向から離れている。即ち、各板バネ5はハウジング2の
端部から相互に広がるように設けられている。
【0027】更に、メスコネクタ1には、ハウジング2
の鍔部4が収められるメスコネクタ用ガイド6が設けら
れている。ガイド6は、鍔部4を係止するガイド係止部
材6a及び板バネ5をガイド係止部材6aとの間に押さ
え込むガイドカバー部材6bから構成されている。
【0028】ガイド係止部材6aは四角箱形状を有して
おり、その底面の中心部に長方形でハウジング2の断面
形状より大きい開口部7が形成されている。なお、この
開口部7の鍔部4が突出する方向における幅は、相互に
逆方向に突出する鍔部4の先端部の間隔よりも狭いもの
である。つまり、開口部7の縁とハウジング2との間に
隙間ができるので、ハウジング2はメスコネクタ用端子
3が延びる方向に垂直な面内で移動可能であるが、鍔部
4がガイド係止部材6aの底面に係止されることによ
り、開口部7をハウジング2が貫通することができない
ようになっている。また、ガイド係止部材6aの側面に
は、その側面から垂直に突出する突出部8が形成されて
おり、この突出部8にガイド係止部材6aの深さ方向に
貫通する孔8aが穿設されている。
【0029】一方、ガイドカバー部材6bは、ガイド係
止部材6aの底面よりも大きい面積の四角板形状を有し
ている。ガイドカバー部材6bには、ガイド係止部材6
aの孔8aを貫通する突出部9が設けられている。この
突出部9の先端には、返りが形成されている。突出部9
の先端部が孔8aを貫通すると、この返りが突出部9に
係止され、ガイドカバー部材6bがガイド係止部材6a
に固定される。また、ガイドカバー部材6bのガイド係
止部材6aに固定されたときに露出される板面には、板
面上で互いに同方向に延びる2個の突起部10が形成さ
れている。
【0030】なお、ガイド係止部材6aの深さは、鍔部
4の厚さと板バネ5のメスコネクタ用端子3が延びる方
向における寸法との和よりも浅いものである。従って、
ガイド係止部材6aにガイドカバー部材6bが固定され
る際には、図2(a)に示すように、板バネ5は外側に
湾曲される。このため、この状態では、板バネ5の弾性
力により鍔部4がガイド係止部材6aの底面に圧接され
ている。
【0031】次に、本実施例におけるオスコネクタ11
について説明する。オスコネクタ11は、オーディオ2
2に取り付けられて使用される。オスコネクタ11に
は、オスコネクタ用端子13が設けられた基部12a及
びこの基部12aから広がってオスコネクタ用端子13
が延びる方向に延出し開口部を有する案内部12bに区
画されたオスコネクタ用のハウジング12が設けられて
いる。案内部12bの開口端部は内側に傾斜しており、
この斜面14に沿ってメスコネクタ1のハウジング2が
案内される。また、オスコネクタ用端子13は、オーデ
ィオ22内の基板23に接続されている。
【0032】次に、オーディオ22が取り付けられるイ
ンストゥルメントパネルについて説明する。図1に示す
ように、インストゥルメントパネル筐体24の裏側にオ
ーディオ22が取り付けられるインストゥルメントパネ
ルガイド25が配設されている。インストゥルメントパ
ネルガイド25の最後部には、更に後方に延出した上で
上方に屈曲された形状の固定突起25aが形成されてい
る。2個の突起部10を利用して固定突起25aにメス
コネクタ1が固定される。
【0033】次に、上述のようなメスコネクタ1及びオ
スコネクタ11からなる本実施例の補機用コネクタの作
用について説明する。図3はインストゥルメントパネル
及びオーディオを示す模式図である。
【0034】メスコネクタ1を組み立てた後、オーディ
オ22を、図1及び3に示すように、インストゥルメン
トパネルに取り付ける際に、オスコネクタ11とメスコ
ネクタ1との間に若干の位置ずれが生じている場合、ハ
ウジング2は、図2(a)に示すように、斜面14に当
接する。その後、オーディオ22を更にインストゥルメ
ントパネルに押し込むと、板バネ5の弾性により、矢印
Bが示す方向に、ハウジング2が回転し始める。
【0035】その後、更にオーディオ22をインストゥ
ルメントパネルに押し込むと、メスコネクタ1とオスコ
ネクタ11とが結合され始めると共に、複数の板バネ5
間における変形の程度の差が大きくなり、その差を縮め
るため、図2(b)に示すように、板バネ5がガイドカ
バー部材6bに沿って移動する。これにより、複数の板
バネ5における変形の程度はほぼ均一なものとなる。ま
た、これに伴い、手作業による位置ずれの修正を行わな
くても、メスコネクタ1とオスコネクタ11との中心線
が一致し、これらが結合されると共に、メスコネクタ用
端子3とオスコネクタ用端子13とが接続される。この
とき、ハウジング2の外面とハウジング12の内面との
間に摩擦力が生じるが、ハウジング2に板バネ5からの
弾性力が作用するので、不完全嵌合は防止されている。
【0036】なお、補機用コネクタは、オーディオだけ
でなく、メータ及びパワーウィンド用のスイッチ等にも
適用可能である。
【0037】また、上述の実施例においては、板バネ5
及びガイド6がメスコネクタ1用のハウジング2に設け
られ、斜面14(案内手段)がオスコネクタ11用のハ
ウジング12に設けられているが、斜面等の案内手段が
メスコネクタ用のハウジングに設けられていてもよい。
【0038】更に、インストゥルメントパネル筐体に取
り付けられるコネクタがオスコネクタであって、オーデ
ィオ等の補機内の回路に接続されるコネクタがメスコネ
クタであってもよい。この場合にも、斜面等の案内手段
は、どちらのコネクタに設けられていてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
板バネの弾性により調芯が行われる構造としたので、オ
スコネクタとメスコネクタとを容易に結合させることが
でき、こじりを防止して嵌合信頼性を向上させることが
できる。また、湾曲された板バネから作用する弾性力に
より不完全嵌合を防止することができる。更に、ハーネ
スの余長が不要であるので、取付工程の信頼性を向上さ
せることができると共に、ハーネス自体の軽量化及び低
コスト化が可能となり、インストゥルメントパネル内部
の設計自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る補機用コネクタを示す分
解斜視図である。
【図2】(a)及び(b)は本発明の実施例に係る補機
用コネクタにおけるオスコネクタとメスコネクタとの結
合工程を工程順に示す断面図である。
【図3】インストゥルメントパネル及びオーディオを示
す模式図である。
【図4】(a)及び(b)は従来のオーディオのインス
トゥルメントパネルへの取付方法を工程順に示す模式図
である。
【図5】従来の取付方法を示す模式図である。
【図6】実開平2−5274号公報に記載された従来の
自動調芯コネクタを示す分解斜視図である。
【図7】(a)は従来の自己調芯型コネクタにおいて不
完全嵌合が発生した状況を示す模式図、(b)は同じく
こじりが発生した状況を示す模式図である。
【符号の説明】
1;メスコネクタ 2、12;ハウジング 3;メスコネクタ用端子 4;鍔部 5;板バネ 6;ガイド 6a;ガイド係止部材 6b;ガイドカバー部材 7;開口部 8、9;突出部 8a;孔 10;突起部 11;オスコネクタ 13;オスコネクタ用端子 14;斜面 21;インストゥルメントパネルワイヤハーネス 22;オーディオ 23;基板 24;インストゥルメントパネル筐体 25;インストゥルメントパネルガイド 25;固定突起 31;オスコネクタ 32;コネクタ支持枠 32a、33b;突起 33;内枠 33a、34b;溝 33c、34c;ストッパ 34;外枠 35;取付ケース 35a;開口部 43;枠 51、61;メスコネクタ 52、62;ハーネス 53、63;インストゥルメントパネル 54、64;オーディオ 55、65;オスコネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メスコネクタ及びオスコネクタから構成
    され補機とワイヤハーネスとの接続に使用される補機用
    コネクタにおいて、前記メスコネクタは、メスコネクタ
    用ハウジングと、このメスコネクタ用ハウジング内に設
    けられ前記ワイヤハーネスに接続されるメスコネクタ用
    端子と、前記メスコネクタ用ハウジングに連結された複
    数の板バネと、この板バネが湾曲された状態で前記メス
    コネクタ用ハウジングを前記オスコネクタとの結合方向
    に垂直な方向に移動可能に支持する支持手段と、を有
    し、前記オスコネクタは、オスコネクタ用ハウジング
    と、このオスコネクタ用ハウジング内に設けられ前記メ
    スコネクタ用端子及び前記補機内の回路に接続されるオ
    スコネクタ用端子と、を有し、前記メスコネクタ用端子
    又は前記オスコネクタ用端子のいずれか一方の端子を他
    方の端子に案内する案内手段を有することを特徴とする
    補機用コネクタ。
  2. 【請求項2】 オスコネクタ及びメスコネクタから構成
    され補機とワイヤハーネスとの接続に使用される補機用
    コネクタにおいて、前記オスコネクタは、オスコネクタ
    用ハウジングと、このオスコネクタ用ハウジング内に設
    けられ前記ワイヤハーネスに接続されるオスコネクタ用
    端子と、前記オスコネクタ用ハウジングに連結された複
    数の板バネと、この板バネが湾曲された状態で前記オス
    コネクタ用ハウジングを前記メスコネクタとの結合方向
    に垂直な方向に移動可能に支持する支持手段と、を有
    し、前記メスコネクタは、メスコネクタ用ハウジング
    と、このメスコネクタ用ハウジング内に設けられ前記オ
    スコネクタ用端子及び前記補機内の回路に接続されるメ
    スコネクタ用端子と、を有し、前記オスコネクタ用端子
    又は前記メスコネクタ用端子のいずれか一方の端子を他
    方の端子に案内する案内手段を有することを特徴とする
    補機用コネクタ。
  3. 【請求項3】 複数の前記板バネは、前記結合方向に垂
    直な全ての方向の力により少なくとも1の板バネが更に
    湾曲されるように配設されていることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の補機用コネクタ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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