JPH07334774A - ビル遠隔管理装置 - Google Patents

ビル遠隔管理装置

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JPH07334774A
JPH07334774A JP12274294A JP12274294A JPH07334774A JP H07334774 A JPH07334774 A JP H07334774A JP 12274294 A JP12274294 A JP 12274294A JP 12274294 A JP12274294 A JP 12274294A JP H07334774 A JPH07334774 A JP H07334774A
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JP
Japan
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company
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JP12274294A
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Kenichi Morita
健一 森田
Hitoshi Shiroyama
仁司 白山
Hiroshi Makino
浩 牧野
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小規模なビル群の設備機器に対する異常対応
を高価な設備を整えることなく確実に行うことができる
ビル遠隔管理装置の提供。 【構成】 記憶装置13に、他社が管理するビル、設備
機器の情報を記憶するとともに、監視センタ装置10
に、他社が管理する端末装置からの情報を受信する他社
用通信装置11b、cと、作成された情報を他社監視装
置1B、Cへ配信する配信装置17a、bと、情報の優
先順位を判定する優先順位判定装置16と、優先順位の
低い情報処理を一時中断させる処理中断装置193とを
備えている。 【効果】 設備機器の監視を遠隔監視に容易に移行させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル内に設置された設
備機器を遠隔にて管理するビル遠隔管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のビル遠隔管理装置は、特
開昭61−121551号公報に記載されているよう
に、空調設備やエレベータなどの設備機器が設置されて
いるビルに複数の端末装置を設け、これらの端末装置と
ビルの設備機器の異常を処理するサービス会社等に設け
られる遠隔管理装置の監視センタ装置との間を電話回線
により接続した構成になっている。
【0003】このように構成されるビル遠隔管理装置に
あっては、端末装置は設備機器を電気的に監視し、異常
が発生した場合には電話回線を介して監視センタ装置へ
当該端末装置で監視しているビルを特定するビルコード
と異常情報とをデータ信号として送信する。このデータ
信号を受信した監視センタ装置は、受信したデータ信号
に基づいて記憶されているビル名や設備名を読み出すと
ともに、受信データ表示装置と受信データ印字装置に、
異常状態が発生した機器名、異常状態名、ビル名、故障
連絡先等を出力する。
【0004】監視センタ装置を取り扱うオペレータは、
この受信データ表示装置に表示された情報を見ながら、
必要部署、例えば当該ビルを管轄する営業所と連絡して
適切な処理を行い、必要な場合にはサービス員が故障処
理のために、異常事態が発生したビルに出向いて設備機
器の改修作業を行うようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ビル設備機
器の遠隔管理の利点は、ビル側に設備機器の異常に対応
する要員、すなわち、管理人や警備員を常駐させない
で、ある程度の地域に分割させた拠点毎に監視センタ装
置と対応要員を配備することで、設備機器の異常対応に
係る費用を低減できることにある。この場合、監視セン
タ装置は多数のビルにおける各設備機器の動作状況を監
視しているという性格上、24時間連続稼働が要求され
るので、高信頼性装置の使用や、2重系構成、すなわち
バックアップ等の障害回避策が必要であり、膨大かつ高
価な設備となる。
【0006】ところで、前述した従来のビル遠隔管理装
置における対象となるのは、大規模団地、工場群、都道
府県毎の地域に点在するビルであり、監視規模としては
大規模のものから小規模のものまで種々あるが、小規模
なものの場合には10棟のビル、多くても100棟のビ
ル前後なので、高価な監視センタ装置の負担に対して常
駐要員不要の費用低減分だけでは採算が取れないことが
多く、このことが、要員確保が困難な状態にもかかわら
ず、ビル設備機器の監視を遠隔監視に移行できない最大
の要因となっている。
【0007】また、ビル設備機器の監視を行っている端
末装置の種類、例えば警備用端末、設備監視用端末や、
発報の内容、例えば火災、侵入、設備故障等によって、
対応の緊急性が異なるので、緊急対応が必要なもの、特
に人命に係るものについては、他の発報と比べて早急に
連絡を行う必要がある。
【0008】本発明は上述した問題に鑑みてなされたも
ので、その目的は、小規模なビル群の設備機器に対する
異常対応を高価な設備を整えることなく確実に行うこと
ができるとともに、特に緊急性の高い発報に対して迅速
な処理を行うことができるビル遠隔管理装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、複数のビルのそれぞれに備えられて同一ビ
ル内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これら端
末装置からの情報を通信回線を介して受信する通信装置
および前記各ビルと前記各設備機器に関する情報が記憶
された記憶装置を備え、前記通信装置で受信した情報に
基づいて所定の処理を行う監視センタ装置とで構成され
るビル遠隔管理装置において、前記記憶装置に、他社が
管理する各ビルおよびそれらのビルの設備機器に関する
情報を記憶するとともに、前記監視センタ装置に、前記
他社が管理するビルに備えられた端末装置に対応して設
けられ、これらの端末装置からの情報を受信する他社用
通信装置と、前記他社が管理するビルを遠隔監視する他
社監視装置に対応して設けられ、前記他社用通信装置で
受信した情報および前記記憶装置に記憶された情報に基
づいて作成された情報を前記他社監視装置へ配信する配
信装置と、それぞれの端末装置から送られてくる情報の
優先順位を判定する優先順位判定手段と、優先順位の低
い設備機器に関する情報の処理を一時中断させる処理中
断手段とを備えた構成にしてある。
【0010】
【作用】本発明は前記のように構成したので、他社の管
理するビルに設けられた端末装置からの情報を当該監視
センタ装置に設けられた他社用通信装置により受信し、
この受信した情報と記憶装置に記憶された情報に基づい
て作成された情報を配信装置により他社監視装置に配信
するようになっている。これによって、本来、各社毎の
監視センタ装置で行うべき情報記憶および情報処理を、
所定の監視センタで一括して行うことができ、したがっ
て、小規模なビル群の設備機器に対する異常対応を高価
な設備を整えることなく確実に行うことができる。ま
た、異常情報の優先順位の判断を優先順位判定手段によ
り行うとともに、処理中断手段により優先順位の低い設
備機器に関する情報の処理を一時中断させるようになっ
ている。これによって、特に緊急性の高い発報に対して
迅速な処理を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のビル遠隔管理装置の実施例を
図に基づいて説明する。図1は本発明のビル遠隔管理装
置の一実施例を示すブロック図、図2は図1のビル遠隔
管理装置の高速処理のフローチャートである。
【0012】本実施例のビル遠隔管理装置は図1に示す
ように、大規模ビル群Aの各ビル内に備えられている図
示しない設備機器を監視する端末装置2aと、これらの
端末装置2aと通信回線3aを介して接続され、ビル群
Aを管理するビル管理会社1Aの監視センタ装置10
と、小規模ビル群Bの各ビル内に備えられている図示し
ない設備機器を監視する端末装置2bと、これらの端末
装置2bと通信回線3bを介して接続され、ビル群Bを
管理するビル管理会社1Bの監視装置20と、小規模ビ
ル群Cの各ビル内に備えられている図示しない設備機器
を監視する端末装置2cと、これらの端末装置2cと通
信回線3cを介して接続され、ビル群Cを管理するビル
管理会社1Cの監視装置30とから構成されている。
【0013】そして、監視センタ装置10は、端末装置
2aとの通信を通信回線3aを介して行う複数の通信装
置11aと、異常情報を編集する処理装置12と、異常
情報の編集に必要な情報を記憶する記憶装置13と、編
集された異常情報を表示するとともに、種々の入力操作
等を行う監視操作装置14と、異常情報等を印字する印
字装置15と、端末装置2bとの通信を通信回線3bを
介して行う通信装置11bと、端末装置2cとの通信を
通信回線3cを介して行う通信装置11cと、これらの
通信装置11b、11cからの異常情報の内容を解析
し、その優先順位を判定する優先順位判定装置16と、
優先順位判定装置16により解析された優先順位の高い
異常情報の編集を行う高速処理手段、すなわち高速処理
装置191と、優先順位判定装置16により解析された
優先順位の低い異常情報の編集を行う低速処理装置19
2と、高速処理装置191または低速処理装置192で
編集された異常情報をビル管理会社1Bに通信回線4b
を介して送る配信装置17bと、編集された異常情報を
ビル管理会社1Cに通信回線4cを介して送る配信装置
17cと、編集された異常情報をビル管理会社1Bまた
はビル管理会社1Cへ送るファクシミリ18と、高速処
理装置191が稼動中に低速処理装置192からの異常
情報を配信装置17bおよび配信装置17cへ送らない
ようにするための処理中段手段、すわち処理中段装置1
93とを備えている。
【0014】ビル管理会社1Bの監視装置20は、監視
センタ装置10からの異常情報を受信する通信装置21
と、受信した異常情報を表示するとともに入力操作等を
行う表示操作卓22と、異常情報等を印字する印字装置
23と、ファクシミリ18からの異常情報を受信するフ
ァクシミリ24とを備えている。また、ビル管理会社1
Cの監視装置30も同様に、監視センタ装置10からの
異常情報を受信する通信装置31と、受信した異常情報
を表示するとともに入力操作等を行う表示操作卓32
と、異常情報等を印字する印字装置33と、ファクシミ
リ18からの異常情報を受信するファクシミリ34とを
備えている。
【0015】この実施例にあっては、ビル群Aの端末装
置2aが監視している設備機器に異常が発生した場合、
端末装置2aは異常設備機器コード、異常状態コード等
を異常データとして作成するとともに、監視センタ装置
10の通信装置11aとの接続処理を通信回線3aを介
して行い、前記異常データを送信する。この送信に応じ
て処理装置12は異常データに含まれる各コードに基づ
いて、記憶装置に記憶されているビル名称、ビル所在
地、設備機器構成、監視内容等のビル毎の情報や、設備
機器名称、設備機器毎の対応方法、対応結果名称等の各
ビルに共通する情報を検索し、これらの情報に基づいて
異常情報を編集し、この異常情報を監視操作装置14お
よび印字装置15に送る。監視操作装置14は前記の異
常情報を表示情報に、また、印字装置15は送信された
異常情報を印字情報に変換し、それぞれ表示、印字す
る。
【0016】この表示、印字内容により異常を認知した
対応要員は、ビル名称、異常内容、対応方法等を確認し
た後に、現場地図、設備機器配置図、設備機器図面、部
品等対応に必要な物品を携帯して異常発生ビルに出動す
る。現場に到着した対応要員は、異常設備機器の状況を
確認し、必要に応じて部品交換などの対策を講じる。現
場に到着した時点で異常設備機器が正常に稼動している
ことが多々あるが、この場合にも一過性の誤作動なのか
潜在的な不都合がないか等の調査を行う。対応を終え現
地から帰着した対応要員は、現地で対応した結果、例え
ば故障か誤作動かの区別、対応内容、現地到着時刻、復
旧時刻等を監視操作装置14を用いて入力する。この入
力された情報は異常履歴情報に対応結果として書き込ま
れ、記憶装置13に保持される。このようにしてビル群
Aの各ビル内の設備機器に異常が発生した場合、ビル管
理会社1Aの対応要員が迅速に対応することができる。
【0017】一方、ビル群Bの端末装置2bが監視して
いるあるビルの設備機器に異常が発生した場合、端末装
置2bは異常設備機器コード、異常状態コード等を異常
データとして作成するとともに、監視センタ装置10の
通信装置11bとの接続処理を通信回線3bを介して行
う。端末装置2bは接続処理完了時点で作成した異常デ
ータを通信回線3bを介して通信装置11bに送信す
る。これに応じて手順S1とし異常データを通信装置1
1bを経由して受けた優先順位判定装置16は、手順S
2としてこの異常データに含まれている各コードに基づ
いて記憶装置13に保持されている発報の優先順位を検
索し、このとき手順S3として優先順位が高く、早急な
対応が必要な異常データであることを判定した場合、高
速処理装置191へ異常データを送る。高速処理装置1
91は優先順位判定装置16から異常データを受け取る
と、まず、手順S4として処置中断装置193へ処理中
の信号を送る。処理中断装置193は前記の信号の受け
取りに応じて低速処理装置192へ処理中断信号を送
る。次ぎに、受け取った異常データに含まれている各コ
ードに基づいて記憶装置13に保持されているビル名
称、ビル所在地、設備機器構成、監視内容等のビル毎の
情報や、設備機器名称、設備機器毎の対応方法、対応結
果名称等の各ビルに共通する情報を検索し、これらの情
報に基づいて手順S5として異常情報の編集を開始す
る。この後、高速処理装置191は手順S6として異常
情報を配信装置17bへ送り、この配信装置17bはビ
ル管理会社1Bの通信装置21との接続処理を通信回線
4bを介して行い、接続完了時点で高速処理装置191
または低速処理装置192で得られた異常情報を通信装
置21に送信する。同時に、ファクシミリ18を介して
監視装置20のファクシミリ24へ前記の異常情報を送
信する。次いで、手順S7として処置中断装置193へ
処理中の信号の出力を停止し、一連の処理を終了する。
【0018】また、前述の手順S3として優先順位が低
い異常データと判断した場合は、低速処理装置192へ
異常データを送る。低速処理装置192は優先順位判定
装置16から前記異常データを受け取ると、処理中断装
置193からの処理中断信号の有無の確認を行い、処理
中断信号が発せられている場合は手順S8として異常デ
ータの編集処理を中断する。また、処理中断信号がな
い、または処理中断信号の出力が終了すると、異常デー
タに含まれている各コードに基づいて記憶装置13に保
持されているビル名称、ビル所在地、設備機器構成、監
視内容等のビル毎の情報や、設備機器名称、設備機器毎
の対応方法、対応結果名称等の各ビルに共通する情報を
検索し、これらの情報に基づいて手順S9として異常情
報の編集を開始する。次いで、低速処理装置192は手
順S10として異常情報を配信装置17bへ送り、この
配信装置17bはビル管理会社1Bの通信装置21との
接続処理を通信回線4bを介して行い、接続完了時点で
高速処理装置191または低速処理装置192で得られ
た異常情報を通信装置21に送信する。同時に、ファク
シミリ18を介して監視装置20のファクシミリ24へ
前記の異常情報を送信する。
【0019】高速処理装置191あるいは低速処理装置
192からの異常情報を受信した表示操作卓22は対応
要員に異常発生を報知するための警報ブザーを鳴動させ
るとともに異常情報を表示する。異常情報は印字装置2
3にも送信され、印字装置23は当該異常情報を印字す
る。この表示、印字内容により異常を認知した対応要員
は、ビル名称、異常内容、対応方法等を確認した後に、
現場地図、設備機器配置図、設備機器図面、部品等対応
に必要な物品を携帯して異常発生ビルに出動する。現場
に到着した対応要員は、異常設備機器の状況を確認し、
必要に応じて部品交換などの対策を講じる。現場に到着
した時点で異常設備機器が正常に稼動していることが多
々あるが、この場合にも一過性の誤作動なのか潜在的な
不都合がないか等の調査を行う。対応を終え現地から帰
着した対応要員は、現地で対応した結果、例えば故障か
誤作動かの区別、対応内容、現地到着時刻、復旧時刻等
を表示操作卓22を用いて入力する。表示操作卓22は
入力された対応結果が書き込まれた異常履歴情報を作成
し、一時的に保持する。この異常履歴情報は配信装置1
7bが6時間毎等の定期スケジュールで実行する監視装
置20への情報問い合わせ時に、通信装置21から通信
回線4bを介して配信装置17bへ送信され、処理装置
16で編集された後、記憶装置13に書き込まれ保持さ
れる。
【0020】また、ビル群Cのビル端末装置2cが監視
しているビルの設備機器に異常が発生した場合において
も、通信回線3c、4cと、ビル管理会社1Aの監視セ
ンタ装置10の通信装置11c、および配信装置17c
と、ビル管理会社1Cの監視装置30の通信装置31、
表示操作卓32、印字装置33およびファクシミリ34
により、前述したビル群Bの場合と同様の処理が行われ
るようになっている。
【0021】このように構成した実施例では、監視セン
タ装置10に通信装置11b、11c、配信装置17
b、17cを備えることは必要となるが、本来監視装置
20、30で保持すべき監視に必要な情報を記憶装置1
3で一括して保持するとともに、異常情報を対応要員に
報知する形に編集する処理を高速処理装置191、低速
処理装置192および処理中断装置193で行うので、
監視装置20、30に処理装置および記憶装置を備える
必要がなくなり、したがって、小規模なビル群の設備機
器を監視するビル管理会社1B、1Cは異常対応を高価
な設備を整えることなく確実に行うことができる。ま
た、異常情報の優先順位の判断を優先順位判定装置16
により行うとともに、処理中断装置193により優先順
位の低い設備機器に関する情報の処理を一時中断させる
ようになっており、これによって、特に緊急性の高い発
報に対して迅速な処理を行うことができる。さらに、万
一、監視装置20、30に異常が発生して異常を受信で
きなくてもファクシミリ18、24、34にて異常情報
が伝達されているので、監視装置20、30に対する電
源バックアップや装置の2重系構成が不要となり、設備
をより一層安価に構成することができる。さらにまた、
ビル群A、B、C毎に対応する通信装置11a〜11
c、およびビル群B、C毎に対応する配信装置17b、
17cをそれぞれ設けているので、たとえあるビル群で
災害等により異常が多発する状況に陥っても、その影響
で他のビル群の異常発報が受信できないという状況は発
生しない。
【0022】なお、本実施例にあっては異常情報を必ず
ファクシミリ18、24、34を用いて送信することに
しているが、、配信装置17b、17cが異常情報を送
信できない場合だけ、ファクシミリ送信するように構成
してもよい。また、監視装置20、30の表示操作卓2
2、32に一時的に異常履歴情報を保持し、定期的に監
視センタ10に送信することにしているが、即時に送信
しても、また、送信せずに表示操作卓22、32に保持
したままでも差し支えない。さらに、高速処理装置19
1および低速処理装置192が作成した異常情報は、配
信装置17b、17cに送るだけにしているが、これを
監視操作装置14や印字装置15に送り、表示、印字さ
せることも可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、小
規模なビル群の設備機器に対する異常対応を高価な設備
を整えることなく確実に行うことができ、これによっ
て、設備機器の監視を遠隔監視に容易に移行させること
ができる。また、特に緊急性の高い発報に対して迅速な
処理を行うことができ、したがって、信頼性の高い遠隔
監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビル遠隔管理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1のビル遠隔管理装置の高速処理のフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1A、1B、1C ビル管理会社 2a〜2c 端末装置 3a、3b、3c、4b、4c 通信回線 10 監視センタ装置 11a〜11c、21、31 通信装置 12 処理装置 13 記憶装置 14 監視操作装置 16 優先順位判定装置(優先判定手段) 17b、17c 配信装置 191 高速処理装置 192 低速処理装置 193 処理中断装置(処理中断手段) 20、23 監視装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビルのそれぞれに備えられて同一
    ビル内の設備機器の異常を検出する端末装置と、これら
    端末装置からの情報を通信回線を介して受信する通信装
    置および前記各ビルと前記各設備機器に関する情報が記
    憶された記憶装置を備え、前記通信装置で受信した情報
    に基づいて所定の処理を行う監視センタ装置とで構成さ
    れるビル遠隔管理装置において、 前記記憶装置に、他社が管理する各ビルおよびそれらの
    ビルの設備機器に関する情報を記憶するとともに、前記
    監視センタ装置に、前記他社が管理するビルに備えられ
    た端末装置に対応して設けられ、これらの端末装置から
    の情報を受信する他社用通信装置と、前記他社が管理す
    るビルを遠隔監視する他社監視装置に対応して設けら
    れ、前記他社用通信装置で受信した情報および前記記憶
    装置に記憶された情報に基づいて作成された情報を前記
    他社監視装置へ配信する配信装置と、それぞれの端末装
    置から送られてくる情報の優先順位を判定する優先順位
    判定手段と、優先順位の低い設備機器に関する情報の処
    理を一時中断させる処理中断手段とを備えたことを特徴
    とするビル遠隔管理装置。
JP12274294A 1994-06-03 1994-06-03 ビル遠隔管理装置 Pending JPH07334774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105448056A (zh) * 2015-12-23 2016-03-30 深圳市嘉兰图设计股份有限公司 具有预报警功能的报警按键系统

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