JPH07322727A - 苗植機における整地装置 - Google Patents
苗植機における整地装置Info
- Publication number
- JPH07322727A JPH07322727A JP12091694A JP12091694A JPH07322727A JP H07322727 A JPH07322727 A JP H07322727A JP 12091694 A JP12091694 A JP 12091694A JP 12091694 A JP12091694 A JP 12091694A JP H07322727 A JPH07322727 A JP H07322727A
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- JP
- Japan
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- float
- seedling planting
- seedling
- seedlings
- rotor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】代掻作業と苗の移植作業とが同時に行なわれる
苗植機であって、代掻作業を行う代掻ロ−タから発生さ
れる波や水の流れが移植された直後の苗に影響しないよ
うにする。 【構成】横並びで4個所以上の苗植位置の前方で泥面を
滑走するフロ−ト11を単1の構成とし、そのフロ−ト
11の前方にこれとほぼ同じ巾の代掻ロ−タ20を設け
る。
苗植機であって、代掻作業を行う代掻ロ−タから発生さ
れる波や水の流れが移植された直後の苗に影響しないよ
うにする。 【構成】横並びで4個所以上の苗植位置の前方で泥面を
滑走するフロ−ト11を単1の構成とし、そのフロ−ト
11の前方にこれとほぼ同じ巾の代掻ロ−タ20を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、代掻作業と苗の移植
作業とが同時に行なわれる苗植機に用いるものである。
作業とが同時に行なわれる苗植機に用いるものである。
【0002】
【従来の技術】フロ−トの前方に代掻ロ−タを配置し、
圃場の代掻作業と苗の移植作業とが同時に行なわれる苗
植機が提案されている(特開平6−7号公報)。
圃場の代掻作業と苗の移植作業とが同時に行なわれる苗
植機が提案されている(特開平6−7号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の既知のものは、
1又は2個所の苗植位置の前方で滑走する複数個のフロ
−トが横並びに配置され、左右のフロ−トの間には間隙
が設けられていた。そのため、作業中、代掻ロ−タで発
生した水流や波がそれぞれのフロ−トの間を通って苗の
移植位置に達し、移植したばかりで不安定な苗を倒した
り流したりするおそれがあった。
1又は2個所の苗植位置の前方で滑走する複数個のフロ
−トが横並びに配置され、左右のフロ−トの間には間隙
が設けられていた。そのため、作業中、代掻ロ−タで発
生した水流や波がそれぞれのフロ−トの間を通って苗の
移植位置に達し、移植したばかりで不安定な苗を倒した
り流したりするおそれがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するため、横並びで4個以上の苗植位置の前方で
泥面を滑走する単1のフロ−ト11を備え、そのフロ−
ト11の前方にこれとほぼ同じ巾の代掻ロ−タ20が設
けられていることを特徴とする苗植機における整地装置
とした。
を解決するため、横並びで4個以上の苗植位置の前方で
泥面を滑走する単1のフロ−ト11を備え、そのフロ−
ト11の前方にこれとほぼ同じ巾の代掻ロ−タ20が設
けられていることを特徴とする苗植機における整地装置
とした。
【0005】
【作用】上記のように構成された苗植機は、これを圃場
で稼動すると、代掻ロ−タ20がその回転で圃場の表土
を砕土しながら前進し、フロ−ト11がその砕土された
泥土上を滑走してその表面を平にし、この平にされた泥
面の所定の苗植位置に苗植爪10が苗を移植する。
で稼動すると、代掻ロ−タ20がその回転で圃場の表土
を砕土しながら前進し、フロ−ト11がその砕土された
泥土上を滑走してその表面を平にし、この平にされた泥
面の所定の苗植位置に苗植爪10が苗を移植する。
【0006】このとき、代掻ロ−タ20の回転で、水が
張られた圃場の表面に泥水の波や水流が発生するが、こ
の泥水の波や水流は、中間のフロ−ト11でさえぎられ
て後方の苗植位置には到達しない。
張られた圃場の表面に泥水の波や水流が発生するが、こ
の泥水の波や水流は、中間のフロ−ト11でさえぎられ
て後方の苗植位置には到達しない。
【0007】
【効果】以上のように、この発明によると、圃場の代掻
作業と苗の移植作業とが同時に行なわれる。そして、そ
の代掻作業中に発生する泥水の波や流れが単1のフロ−
ト11でさえぎられて苗の移植位置に到達しないから、
苗が泥土に移植されたばかりで不安定はあっても、上記
の波や水で倒したり流したりするおそれがない。
作業と苗の移植作業とが同時に行なわれる。そして、そ
の代掻作業中に発生する泥水の波や流れが単1のフロ−
ト11でさえぎられて苗の移植位置に到達しないから、
苗が泥土に移植されたばかりで不安定はあっても、上記
の波や水で倒したり流したりするおそれがない。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を説明する。図1
のように、走行車体1の後に苗植装置2がリンク3で連
結されて苗植機となっている。走行車体1は、エンジン
4の動力で駆動されるそれぞれ1対の前輪5,5と後輪
6,6を備え、その前輪5,5は、ステアリングハンド
ル7で操舵されるように出来ている。そして、前輪5,
5および後輪6,6の回転で、水が張られた圃場(水
田)内を推進するようになっている。
のように、走行車体1の後に苗植装置2がリンク3で連
結されて苗植機となっている。走行車体1は、エンジン
4の動力で駆動されるそれぞれ1対の前輪5,5と後輪
6,6を備え、その前輪5,5は、ステアリングハンド
ル7で操舵されるように出来ている。そして、前輪5,
5および後輪6,6の回転で、水が張られた圃場(水
田)内を推進するようになっている。
【0009】苗植装置2は、図2のように、中央部の歯
車箱8と、その上に前倒れの斜に設けられた苗載台9
と、6個の苗植爪10,10………および単1のフロ−
ト11で構成されている。図1のように、歯車箱8から
スリ−ブ12,12が左右に伸び、3個の伝動ケ−ス1
3,13,13がこれらのスリ−ブ12,12から苗載
台9の下端を通ってほど等間隔で後に伸びている。それ
ぞれの伝動ケ−ス13,13,13の後端の両横に苗植
杆14,14………が設けられ、その先端の苗植爪1
0,10………を長円状の軌導で施回するように出来て
いる。なお、図の苗植杆14,14………は、クランク
式の運動を行うが、回転式の運動を行うものであっても
良く、苗植爪10,10………の数も、4個以上であれ
ば良い。
車箱8と、その上に前倒れの斜に設けられた苗載台9
と、6個の苗植爪10,10………および単1のフロ−
ト11で構成されている。図1のように、歯車箱8から
スリ−ブ12,12が左右に伸び、3個の伝動ケ−ス1
3,13,13がこれらのスリ−ブ12,12から苗載
台9の下端を通ってほど等間隔で後に伸びている。それ
ぞれの伝動ケ−ス13,13,13の後端の両横に苗植
杆14,14………が設けられ、その先端の苗植爪1
0,10………を長円状の軌導で施回するように出来て
いる。なお、図の苗植杆14,14………は、クランク
式の運動を行うが、回転式の運動を行うものであっても
良く、苗植爪10,10………の数も、4個以上であれ
ば良い。
【0010】苗載台9は、周知のように、6枚のマット
苗を横並びに載せ、左右に往復移動するようになってい
る。フロ−ト11は、後端に6個の切欠ぎ11a,11
a………を備えて歯車箱8の下方に設けられ、上から見
て、それぞれの切欠ぎ11a,11a………内にそれぞ
れの苗植爪10,10………が配置されている。そし
て、走行車体1の前進でフロ−ト11が泥面を滑走する
ようになっている。
苗を横並びに載せ、左右に往復移動するようになってい
る。フロ−ト11は、後端に6個の切欠ぎ11a,11
a………を備えて歯車箱8の下方に設けられ、上から見
て、それぞれの切欠ぎ11a,11a………内にそれぞ
れの苗植爪10,10………が配置されている。そし
て、走行車体1の前進でフロ−ト11が泥面を滑走する
ようになっている。
【0011】すなわち、走行車体1が前進すると、フロ
−ト11が泥面を滑走しながら前進してその表面を平に
する。そして、それぞれの苗植爪10,10………が、
エンジン4の動力を受けて長円軌導で施回し、苗載台9
上の苗を1株分ごと欠ぎ取り、フロ−ト11の切欠ぎ1
1a,11a………内において泥面に差し込む。図1お
よび図2のように、スリ−ブ12,12から支杆15,
15が前方に伸び、回転軸16を支えている。伝動箱1
7がその中間に設けられ、エンジン4の動力が伝動軸1
8,18や歯車19,19を経てこの伝動箱17内に達
したのち、上記の回転軸16を駆動するように出来てい
る。多数のディスク20a,20a………や爪(図示し
ない)が回転軸16に横並びに設けられて代掻ロ−タ2
0となり、その回転で、フロ−ト11の前方において水
田の表土を砕土(代掻)するようになっている。
−ト11が泥面を滑走しながら前進してその表面を平に
する。そして、それぞれの苗植爪10,10………が、
エンジン4の動力を受けて長円軌導で施回し、苗載台9
上の苗を1株分ごと欠ぎ取り、フロ−ト11の切欠ぎ1
1a,11a………内において泥面に差し込む。図1お
よび図2のように、スリ−ブ12,12から支杆15,
15が前方に伸び、回転軸16を支えている。伝動箱1
7がその中間に設けられ、エンジン4の動力が伝動軸1
8,18や歯車19,19を経てこの伝動箱17内に達
したのち、上記の回転軸16を駆動するように出来てい
る。多数のディスク20a,20a………や爪(図示し
ない)が回転軸16に横並びに設けられて代掻ロ−タ2
0となり、その回転で、フロ−ト11の前方において水
田の表土を砕土(代掻)するようになっている。
【0012】1対の板21,21がフロ−ト11の左右
に軸22,22で取付けられ、その先端が代掻ロ−タ2
0の外側に伸びている。そして、代掻ロ−タ21の回転
で発生した波や水が両外に流れないようになっている。
そのため、苗植機が既植苗の横を通過するとき、代掻ロ
−タ21から発生する波や水の流れが、この既植苗を押
し倒さないように出来ている。なお、1対の板21,2
1は、軸22,22の回りに回動して(或は平行して)
泥面から上下し、既植苗の横のもののみを下降させるよ
うにすると良い。そして、その上下動は、既知の進路用
マ−カの上下動と同様に、或はこれと連動して、苗植機
をUタ−ンさせる際の苗植装置の上下動に関連し、常に
既植苗側のもののみが自動的に下降するように設けるこ
とが出来る。
に軸22,22で取付けられ、その先端が代掻ロ−タ2
0の外側に伸びている。そして、代掻ロ−タ21の回転
で発生した波や水が両外に流れないようになっている。
そのため、苗植機が既植苗の横を通過するとき、代掻ロ
−タ21から発生する波や水の流れが、この既植苗を押
し倒さないように出来ている。なお、1対の板21,2
1は、軸22,22の回りに回動して(或は平行して)
泥面から上下し、既植苗の横のもののみを下降させるよ
うにすると良い。そして、その上下動は、既知の進路用
マ−カの上下動と同様に、或はこれと連動して、苗植機
をUタ−ンさせる際の苗植装置の上下動に関連し、常に
既植苗側のもののみが自動的に下降するように設けるこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を施した苗植機の平面図。
【図2】その要部の拡大した側面図。
10 苗植爪 11 フロ−ト 20 代掻ロ−タ
Claims (1)
- 【請求項1】 横並びで4個所以上の苗植位置の前方で
泥面を滑走する単1のフロ−ト11を備え、そのフロ−
ト11の前方にこれとほぼ同じ巾の代掻ロ−タ20が設
けられていることを特徴とする苗植機における整地装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12091694A JPH07322727A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 苗植機における整地装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12091694A JPH07322727A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 苗植機における整地装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07322727A true JPH07322727A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=14798169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12091694A Pending JPH07322727A (ja) | 1994-06-02 | 1994-06-02 | 苗植機における整地装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07322727A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007312675A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Iseki & Co Ltd | 苗植機の防波装置 |
JP2007312661A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
JP2009022192A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Iseki & Co Ltd | 水田作業機 |
-
1994
- 1994-06-02 JP JP12091694A patent/JPH07322727A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007312675A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Iseki & Co Ltd | 苗植機の防波装置 |
JP2007312661A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
JP4692390B2 (ja) * | 2006-05-25 | 2011-06-01 | 井関農機株式会社 | 苗植機の防波装置 |
JP2009022192A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Iseki & Co Ltd | 水田作業機 |
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