JPH0731299U - ゴム印材料自動打抜機 - Google Patents

ゴム印材料自動打抜機

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JPH0731299U
JPH0731299U JP6543693U JP6543693U JPH0731299U JP H0731299 U JPH0731299 U JP H0731299U JP 6543693 U JP6543693 U JP 6543693U JP 6543693 U JP6543693 U JP 6543693U JP H0731299 U JPH0731299 U JP H0731299U
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Japan
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rubber stamp
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stamp material
cutting
automatically
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JP6543693U
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鴻奠 吉兼
Original Assignee
伸栄産業株式会社
シヤチハタ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字体部が縦横方向に多数配列されたゴム印
材料の各印字体部を1つずつ順次自動的に打抜くゴム印
材料自動打抜機を提供する。 【構成】 CCDカメラ15からの画像情報を自動演算
して材料1表面の各印字体2の中心位置座標を算出する
画像処理装置40によって算出された印字体2中心位置
座標と中空スピンドル20中心線が一致するように自動
制御して各印字体2を円筒刃21により順次打抜くこと
を特徴としている。 【効果】 各印字体の配列がどんなに不規則であって
も、常に安定した正確な位置決め打抜き切断が自動的簡
単容易に、かつ高能率、高精度に行える。また打抜き切
断加工のトラブルを排除して高精度な自動打抜き切断加
工が安定して円滑に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は印字体部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料の各印字体部を1つ ずつ順次打抜くゴム印材料自動打抜機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、印字体部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料の各印字体部を各印字 部に対して同心円形に順次一つずつ打抜き切断するゴム印材料打抜機としては適 切なものがなく、熟練作業者が一つずつ目視で印字位置に合わせて手動ポンチ機 を用いて打ち抜いていたのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って作業者には熟達した技術と経験が要求されるものであるが、材料が弾性 体のゴムであると共に目視による手作業であるだけに不規則な配列である材料の 各印字部を安定した同心円形に正確に、かつきれいに打抜くことはむつかしく、 作業性の劣化も避けられなかった。 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであって、CCDカメ ラ画像処理装置によって算出された印字体中心位置座標と中空スピンドル中心線 が一致するように自動制御して各印字体を円筒刃により順次打抜くゴム印材料自 動打抜機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の要旨とするところは、印字体部が縦横方向に多数配列されたゴム印材 料を上面に吸着してサーボモーター駆動による送り装置によって左右送りする位 置決めテーブルと、該位置決めテーブルが右に水平移動して停止する位置に設け られたゴム印材料の表面が視野中央に入るCCDカメラと、該CCDカメラから の画像情報を自動演算して材料表面の各印字体の中心位置座標を算出する画像処 理装置と、サーボモーター駆動による送り装置によって前後送りされる前後送り 位置決めユニットに設けられた内,外側材料押えを備えた下端に円筒刃を付設の 回転及び上下動する中空スピンドルとからなり、算出された印字体中心位置座標 と中空スピンドル中心線が一致するように自動制御して各印字体を円筒刃により 順次打抜くことを特徴とするゴム印材料自動打抜機である。次に本考案を以下実 施例について図面を参照しながら詳しく説明する。
【0005】 本考案の図面に示す実施例では、図1のようなゴム印材料を印字部分に対して 同心円形に各印字体部を打抜き切断(図4参照)、及びミシン目状に8ブロック に仮切断する(図1〜4参照)場合が例示されている。以下図1〜12によって 詳説する。 先ず8は、印字体2部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料1を付設の吸着 装置8aで上面に吸着してA.Cサーボモーター12駆動による送り装置14に よって左右送りする位置決めテーブルで、該位置決めテーブル8は機台6上の軌 条13に沿って左右方向に水平移動する。なお上記ゴム印材料1は、図1及び図 3に示すように8ブロック区画線3によって区画されている。A及びAa、B及 びBa、C及びCa、D及びDaの各8ブロックに区画されている。また15, 15は、前記位置決めテーブル8が右方に水平移動して停止する位置の上方に設 けられたゴム印材料1の前後2個のブロック(例えばA及びAaブロック)表面 が夫々視野中央に入るCCDカメラである。なお7は機台6上の材料ストッカー 、41は同材料取出ストッカー、また9は同アーム先端部に材料吸着装置10を 備えたロボットである。そして前記位置決めテーブル8の吸着装置8a及び上記 ロボット9の材料吸着装置10は夫々切換弁(図示せず)を介して真空圧ユニッ ト11に接続されている。次にサーボモーター18駆動による送り装置(図示せ ず)によって軌条17に沿って前後送りされる前後送り位置決めユニット16に は後述する内,外側材料押え26,31を備えた下端に円筒刃21を付設の回転 及び上下動する中空スピンドル20が設けられている。なお19は機台6上の空 気圧ユニット、42は同自動材料仮切断ユニットである。次に中空スピンドル2 0及びその関連機構を図7〜11について説明する。 先ず前後送り位置決めユニット16のフレーム上方に一体に設けられた固定の 基筒24に嵌装された昇降筒22は、下端の突腕25に昇降ロッド30は連結さ れた空圧シリンダー29の操作で上下動する。また該昇降筒22には、下端に円 筒刃21を付設の中空スピンドル20が軸受23,23を介して回転自在に嵌装 され、上方のモーター28によって回転されるよう巻掛け媒節を介して連結され ている。26は、中空スピンドル20の内部に挿通された棒状の内側材料押えで 、該内側材料押え26は上方の空圧シリンダー27によって上下動するようにな っている。また31は、空圧シリンダ29の昇降ロッド30下端の細軸30aが 通孔33に遊嵌されると共に上部が突腕25の案内孔35に挿通された案内軸3 4が垂直に設けられた外側材料押えで、案内軸34に挿通して該外側材料押え3 1と突腕25との間にばね36が介装されている。そして上記の外側材料押え3 1は、下端部の押え筒32に円筒刃21が挿通され、ばね36によって上下動す るようになっている。即ち中空スピンドル20はモーター28により回転,空圧 シリンダー29により上下動し、また外側材料押え31はばね36によりそして 内側材料押え26は空圧シリンダー27により夫々上下動するようになっている 。そしてこの内,外側材料押え26,331の作用により打抜き切断4後の円筒 刃21上昇時に材料共上昇するのを阻止するものである。即ち、図7の状態から 空圧シリンダー29の作動で図8のように外側材料押え31の押え筒32がゴム 印材料1表面に当接する位置まで中空スピンドル20アセンブリーが降下する。 そして次に上記の外側材料押え31の押え筒32が材料1を押えた状態で図9の ように中空スピンドル20だけが降下して円筒刃21が材料1の印字体2部を打 抜き切断4する。それから図10のように内側材料押え26だけが降下して切断 された印字体2部を押える。そして次に図11のように中空スピンドル20アセ ンブリーが上昇して円筒刃21のみが先に材料1から上方へ離れる。それから中 空スピンドル20アセンブリーがさらに上昇すると共に内側材料押え26も上昇 して、内外側材料押え26,31も材料1から上方へ離れて最初の図7の状態に 戻るものである。なお空圧シリンダー27,29は空気圧ユニット19系に接続 され空気圧回路を構成している。また40は、前記CCDカメラ15からの画像 情報を自動演算して材料1表面の各印字体2の中心位置座標を算出する画像処理 装置である。そして本考案は、上記画像処理装置40によって算出された印字体 2中心位置座標と中空スピンドル20中心線が一致するように自動制御して各印 字体2を円筒刃21により順次打抜くこを特徴としている。以下図面実施例につ いて作用を説明する。
【0006】
【作用】
図5及び図6において、今材料ストッカー7へゴム印材料(以下材料と呼ぶ) 1をセットし、起動するとロボット9によって材料1が位置決めテーブル8上へ 搬送され、材料1は吸着装置8aによって位置決めテーブル8上に吸着される。 それから上記の位置決めテーブル8がサーボモーター12によって右方に水平移 動して材料1のA及びAaブロックがCCDカメラ15,15の視野中央に入る 位置で停止し、この時のCCDカメラ15,15からの画像情報をディジタル信 号の形で画像処理装置40の処理部38、記憶部39へ送り、自動演算し、印字 体2の中心位置座標を算出する。(図12のブロック図参照)次にB及びBa, C及びCa、D及びDaの各ブロックについても同様に印字体2中心位置座標を 算出する。そして算出された第1印字体2−1(図1参照)中心位置座標と中空 スピンドル20中心線が一致するように前後移動寸法,左右移動寸法をパルスに 変換してサーボモーター18,12へ信号を送り、中空スピンドル20付設の前 後送り位置決めユニット16と位置決めテーブル8が同時に作動し、所定の位置 で停止すると、前述したように内,外側材料押え26,31を備えた中空スピン ドル20が回転しつゝ降下し、中空スピンドル20下端付設の円筒刃21にて印 字体2部分を同心円形に打抜き切断4して上昇、回転停止する。続いて第2印字 体2−2、第3印字体2−3・・・・・・・・・・・第127印字体2−127、第128 印字体2−128まで全印字体2を同様に打抜き切断4する。なお前述したよう に内,外側材料押え26,31により円筒刃21上昇時に材料が共上昇するのを 阻止するようになっている。
【0007】 そして上記のようにして総べての印字体2部の打抜き切断4が終了すると、位 置決めテーブル8及び前後送り位置決めユニット16は原位置(左端位置及び後 端位置)へ夫々復帰し、真空管路系の弁が閉じて吸着装置8aによる位置決めテ ーブル8上の材料1吸着は解除される。それから次に材料1はロボット9によっ て自動材料仮切断ユニット37へ搬送され、8ブロック区画線3に仮切断される 。そしてロボット9により材料1は材料取出しストッカー41へ搬送される。 なお材料1の夫々打抜き切断4された各印字体2は、図4に示すように後工程 で材料1側から分離取出されるものである。
【0008】
【考案の効果】
本考案は、ゴム印材料の表面が視野中央に入るCCDカメラからの画像情報を 自動演算して材料表面の各印字体の中心位置座標を算出する画像処理装置によっ て算出された印字体中心位置座標と中空スピンドル中心線が一致するように自動 制御して各印字体を回転及び上下動する中空スピンドル下端の円筒刃により順次 打抜くものであるから、各印字体の配列がどんなに不規則であっても、常に安定 した正確な位置決め打抜き切断が自動的簡単容易にかつ高精度、高能率に行える 卓抜した効果がある。 また本案では材料の打抜き切断機構部に内,外側材料押えを夫々備えているか ら、この両材料押えによって円筒刃上昇時における材料の共上昇を阻止でき、打 抜き切断加工のトラブルを排除して高精度な自動打抜き加工が安定して円滑に行 える効果がある。さらに従来の目視の手作業における打抜き寸法誤差などの問題 が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴム印材料の平面図である。
【図2】ゴム印材料の側面図である。
【図3】ゴム印材料のブロック割りの説明図である。
【図4】ゴム印材料の加工状態を示す要部の拡大説明図
である。
【図5】本考案自動打抜機の実施例の平面図である。
【図6】本考案自動打抜機の実施例の正面図である。
【図7】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図8】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図9】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図10】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図11】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図12】本考案装置のブロック図である。
【符号の説明】
A,Aa,B,Ba,C,Ca,D,Da ブロック 1 ゴム印材料 2,2-1,2-2,2-3・・・・・・・・・・・印字体 3 8ブロック区画線 4 打抜き切断 5 仮切断 6 機台 7 材料ストッカー 8 位置決めテーブル 8a 吸着装置 9 ロボット 10 材料吸着装置 11 真空圧ユニット 12,18 サーボモーター 13,17 軌条 14 送り装置 15 CCDカメラ 16 前後送り位置決めユニット 19 空気圧ユニット 20 中空スピンドル 21 円筒刃 22 昇降筒 23 軸受 24 基筒 25 突腕 26 内側材料押え 27,29 空圧シリンダー 28 モーター 30 昇降ロッド 30a 細軸 31 外側材料押え 32 押え筒 33 通孔 34 案内軸 35 案内孔 36 ばね 37 自動材料仮切断ユニット 38 処理部 39 記憶部 40 画像処理装置 41 材料取出しストッカー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印字体2部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料1を
    上面に吸着してサーボモーター12駆動による送り装置
    14によって左右送りする位置決めテーブル8と、該位
    置決めテーブル8が右に水平移動して停止する位置に設
    けられたゴム印材料1の表面が視野中央に入るCCDカ
    メラ15と、該CCDカメラ15からの画像情報を自動
    演算して材料表面の各印字体2の中心位置座標を算出す
    る画像処理装置40と、サーボモーター18駆動による
    送り装置によって前後送りされる前後送り位置決めユニ
    ット16に設けられた内,外側材料押え26,31を備
    えた下端に円筒刃21を付設の回転及び上下動する中空
    スピンドル20とからなり、算出された印字体2中心位
    置座標と中空スピンドル20中心線が一致するように自
    動制御して各印字体2を円筒刃21により順次打抜くこ
    とを特徴とするゴム印材料自動打抜機。
JP6543693U 1993-11-12 1993-11-12 ゴム印材料自動打抜機 Expired - Lifetime JPH08160Y2 (ja)

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JP6543693U JPH08160Y2 (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ゴム印材料自動打抜機

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JPH0731299U true JPH0731299U (ja) 1995-06-13
JPH08160Y2 JPH08160Y2 (ja) 1996-01-10

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083404A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Kita Denshi Corp 遊技機用基板及びその製造方法
CN112776082A (zh) * 2019-11-11 2021-05-11 华源国际有限公司 冲床

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