JPH08160Y2 - ゴム印材料自動打抜機 - Google Patents

ゴム印材料自動打抜機

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JPH08160Y2
JPH08160Y2 JP6543693U JP6543693U JPH08160Y2 JP H08160 Y2 JPH08160 Y2 JP H08160Y2 JP 6543693 U JP6543693 U JP 6543693U JP 6543693 U JP6543693 U JP 6543693U JP H08160 Y2 JPH08160 Y2 JP H08160Y2
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JP
Japan
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rubber stamp
stamp material
cylindrical blade
hollow spindle
positioning table
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JP6543693U
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JPH0731299U (ja
Inventor
鴻奠 吉兼
Original Assignee
伸栄産業株式会社
シヤチハタ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は印字体部が縦横方向に多
数配列されたゴム印材料の各印字体部を1つずつ順次打
抜くゴム印材料自動打抜機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印字体部が縦横方向に多数配列さ
れたゴム印材料の各印字体部を各印字部に対して同心円
形に順次一つずつ打抜き切断するゴム印材料打抜機とし
ては適切なものがなく、熟練作業者が一つずつ目視で印
字位置に合わせて手動ポンチ機を用いて打ち抜いていた
のが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って作業者には熟達
した技術と経験が要求されるものであるが、材料が弾性
体のゴムであると共に目視による手作業であるだけに不
規則な配列である材料の各印字部を安定した同心円形に
正確に、かつきれいに打抜くことはむつかしく、作業性
の劣化も避けられなかった。本考案は上記従来の課題を
解決するためになされたものであって、CCDカメラ画
像処理装置によって算出された印字体中心位置座標と中
空スピンドル中心線が一致するように自動制御して各印
字体を円筒刃により順次打抜くゴム印材料自動打抜機を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の要旨とするとこ
ろは、印字体部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料
を上面に吸着してサーボモーター駆動による送り装置に
よって左右送りする位置決めテーブルと、該位置決めテ
ーブルが右に水平移動して停止する位置に設けられたゴ
ム印材料の表面が視野中央に入るCCDカメラと、該C
CDカメラからの画像情報を自動演算して材料表面の各
印字体の中心位置座標を算出する画像処理装置と、サー
ボモーター駆動による送り装置によって前後送りされる
前後送り位置決めユニットに設けられた内,外側材料押
えを備えた下端に円筒刃を付設の回転及び上下動する中
空スピンドルとからなり、算出された印字体中心位置座
標と中空スピンドル中心線が一致するように自動制御し
て各印字体を円筒刃により順次打抜くことを特徴とする
ゴム印材料自動打抜機である。次に本考案を以下実施例
について図面を参照しながら詳しく説明する。
【0005】本考案の図面に示す実施例では、図1のよ
うなゴム印材料を印字部分に対して同心円形に各印字体
部を打抜き切断(図4参照)、及びミシン目状に8ブロ
ックに仮切断する(図1〜4参照)場合が例示されてい
る。以下図1〜12によって詳説する。先ず8は、印字
体2部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料1を付設
の吸着装置8aで上面に吸着してA.Cサーボモーター
12駆動による送り装置14によって左右送りする位置
決めテーブルで、該位置決めテーブル8は機台6上の軌
条13に沿って左右方向に水平移動する。なお上記ゴム
印材料1は、図1及び図3に示すように8ブロック区画
線3によって区画されている。A及びAa、B及びB
a、C及びCa、D及びDaの各8ブロックに区画され
ている。また15,15は、前記位置決めテーブル8が
右方に水平移動して停止する位置の上方に設けられたゴ
ム印材料1の前後2個のブロック(例えばA及びAaブ
ロック)表面が夫々視野中央に入るCCDカメラであ
る。なお7は機台6上の材料ストッカー、41は同材料
取出ストッカー、また9は同アーム先端部に材料吸着装
置10を備えたロボットである。そして前記位置決めテ
ーブル8の吸着装置8a及び上記ロボット9の材料吸着
装置10は夫々切換弁(図示せず)を介して真空圧ユニ
ット11に接続されている。次にサーボモーター18駆
動による送り装置(図示せず)によって軌条17に沿っ
て前後送りされる前後送り位置決めユニット16には後
述する内,外側材料押え26,31を備えた下端に円筒
刃21を付設の回転及び上下動する中空スピンドル20
が設けられている。なお19は機台6上の空気圧ユニッ
ト、42は同自動材料仮切断ユニットである。次に中空
スピンドル20及びその関連機構を図7〜11について
説明する。先ず前後送り位置決めユニット16のフレー
ム上方に一体に設けられた固定の基筒24に嵌装された
昇降筒22は、下端の突腕25に昇降ロッド30は連結
された空圧シリンダー29の操作で上下動する。また該
昇降筒22には、下端に円筒刃21を付設の中空スピン
ドル20が軸受23,23を介して回転自在に嵌装さ
れ、上方のモーター28によって回転されるよう巻掛け
媒節を介して連結されている。26は、中空スピンドル
20の内部に挿通された棒状の内側材料押えで、該内側
材料押え26は上方の空圧シリンダー27によって上下
動するようになっている。また31は、空圧シリンダ2
9の昇降ロッド30下端の細軸30aが通孔33に遊嵌
されると共に上部が突腕25の案内孔35に挿通された
案内軸34が垂直に設けられた外側材料押えで、案内軸
34に挿通して該外側材料押え31と突腕25との間に
ばね36が介装されている。そして上記の外側材料押え
31は、下端部の押え筒32に円筒刃21が挿通され、
ばね36によって上下動するようになっている。即ち中
空スピンドル20はモーター28により回転,空圧シリ
ンダー29により上下動し、また外側材料押え31はば
ね36によりそして内側材料押え26は空圧シリンダー
27により夫々上下動するようになっている。そしてこ
の内,外側材料押え26,331の作用により打抜き切
断4後の円筒刃21上昇時に材料共上昇するのを阻止す
るものである。即ち、図7の状態から空圧シリンダー2
9の作動で図8のように外側材料押え31の押え筒32
がゴム印材料1表面に当接する位置まで中空スピンドル
20アセンブリーが降下する。そして次に上記の外側材
料押え31の押え筒32が材料1を押えた状態で図9の
ように中空スピンドル20だけが降下して円筒刃21が
材料1の印字体2部を打抜き切断4する。それから図1
0のように内側材料押え26だけが降下して切断された
印字体2部を押える。そして次に図11のように中空ス
ピンドル20アセンブリーが上昇して円筒刃21のみが
先に材料1から上方へ離れる。それから中空スピンドル
20アセンブリーがさらに上昇すると共に内側材料押え
26も上昇して、内外側材料押え26,31も材料1か
ら上方へ離れて最初の図7の状態に戻るものである。な
お空圧シリンダー27,29は空気圧ユニット19系に
接続され空気圧回路を構成している。また40は、前記
CCDカメラ15からの画像情報を自動演算して材料1
表面の各印字体2の中心位置座標を算出する画像処理装
置である。そして本考案は、上記画像処理装置40によ
って算出された印字体2中心位置座標と中空スピンドル
20中心線が一致するように自動制御して各印字体2を
円筒刃21により順次打抜くこを特徴としている。以下
図面実施例について作用を説明する。
【0006】
【作用】図5及び図6において、今材料ストッカー7へ
ゴム印材料(以下材料と呼ぶ)1をセットし、起動する
とロボット9によって材料1が位置決めテーブル8上へ
搬送され、材料1は吸着装置8aによって位置決めテー
ブル8上に吸着される。それから上記の位置決めテーブ
ル8がサーボモーター12によって右方に水平移動して
材料1のA及びAaブロックがCCDカメラ15,15
の視野中央に入る位置で停止し、この時のCCDカメラ
15,15からの画像情報をディジタル信号の形で画像
処理装置40の処理部38、記憶部39へ送り、自動演
算し、印字体2の中心位置座標を算出する。(図12の
ブロック図参照)次にB及びBa,C及びCa、D及び
Daの各ブロックについても同様に印字体2中心位置座
標を算出する。そして算出された第1印字体2−1(図
1参照)中心位置座標と中空スピンドル20中心線が一
致するように前後移動寸法,左右移動寸法をパルスに変
換してサーボモーター18,12へ信号を送り、中空ス
ピンドル20付設の前後送り位置決めユニット16と位
置決めテーブル8が同時に作動し、所定の位置で停止す
ると、前述したように内,外側材料押え26,31を備
えた中空スピンドル20が回転しつゝ降下し、中空スピ
ンドル20下端付設の円筒刃21にて印字体2部分を同
心円形に打抜き切断4して上昇、回転停止する。続いて
第2印字体2−2、第3印字体2−3・・・・・・・・・・・第1
27印字体2−127、第128印字体2−128まで
全印字体2を同様に打抜き切断4する。なお前述したよ
うに内,外側材料押え26,31により円筒刃21上昇
時に材料が共上昇するのを阻止するようになっている。
【0007】そして上記のようにして総べての印字体2
部の打抜き切断4が終了すると、位置決めテーブル8及
び前後送り位置決めユニット16は原位置(左端位置及
び後端位置)へ夫々復帰し、真空管路系の弁が閉じて吸
着装置8aによる位置決めテーブル8上の材料1吸着は
解除される。それから次に材料1はロボット9によって
自動材料仮切断ユニット37へ搬送され、8ブロック区
画線3に仮切断される。そしてロボット9により材料1
は材料取出しストッカー41へ搬送される。なお材料1
の夫々打抜き切断4された各印字体2は、図4に示すよ
うに後工程で材料1側から分離取出されるものである。
【0008】
【考案の効果】本考案は、ゴム印材料の表面が視野中央
に入るCCDカメラからの画像情報を自動演算して材料
表面の各印字体の中心位置座標を算出する画像処理装置
によって算出された印字体中心位置座標と中空スピンド
ル中心線が一致するように自動制御して各印字体を回転
及び上下動する中空スピンドル下端の円筒刃により順次
打抜くものであるから、各印字体の配列がどんなに不規
則であっても、常に安定した正確な位置決め打抜き切断
が自動的簡単容易にかつ高精度、高能率に行える卓抜し
た効果がある。また本案では材料の打抜き切断機構部に
内,外側材料押えを夫々備えているから、この両材料押
えによって円筒刃上昇時における材料の共上昇を阻止で
き、打抜き切断加工のトラブルを排除して高精度な自動
打抜き加工が安定して円滑に行える効果がある。さらに
従来の目視の手作業における打抜き寸法誤差などの問題
が解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ゴム印材料の平面図である。
【図2】ゴム印材料の側面図である。
【図3】ゴム印材料のブロック割りの説明図である。
【図4】ゴム印材料の加工状態を示す要部の拡大説明図
である。
【図5】本考案自動打抜機の実施例の平面図である。
【図6】本考案自動打抜機の実施例の正面図である。
【図7】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図8】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図9】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図10】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図11】自動打抜き切断機講部の工程説明図である。
【図12】本考案装置のブロック図である。
【符号の説明】
A,Aa,B,Ba,C,Ca,D,Da ブロック 1 ゴム印材料 2,2-1,2-2,2-3・・・・・・・・・・・印字体 3 8ブロック区画線 4 打抜き切断 5 仮切断 6 機台 7 材料ストッカー 8 位置決めテーブル 8a 吸着装置 9 ロボット 10 材料吸着装置 11 真空圧ユニット 12,18 サーボモーター 13,17 軌条 14 送り装置 15 CCDカメラ 16 前後送り位置決めユニット 19 空気圧ユニット 20 中空スピンドル 21 円筒刃 22 昇降筒 23 軸受 24 基筒 25 突腕 26 内側材料押え 27,29 空圧シリンダー 28 モーター 30 昇降ロッド 30a 細軸 31 外側材料押え 32 押え筒 33 通孔 34 案内軸 35 案内孔 36 ばね 37 自動材料仮切断ユニット 38 処理部 39 記憶部 40 画像処理装置 41 材料取出しストッカー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印字体2部が縦横方向に多数配列されたゴム印材料1を
    上面に吸着してサーボモーター12駆動による送り装置
    14によって左右送りする位置決めテーブル8と、該位
    置決めテーブル8が右に水平移動して停止する位置に設
    けられたゴム印材料1の表面が視野中央に入るCCDカ
    メラ15と、該CCDカメラ15からの画像情報を自動
    演算して材料表面の各印字体2の中心位置座標を算出す
    る画像処理装置40と、サーボモーター18駆動による
    送り装置によって前後送りされる前後送り位置決めユニ
    ット16に設けられた内,外側材料押え26,31を備
    えた下端に円筒刃21を付設の回転及び上下動する中空
    スピンドル20とからなり、算出された印字体2中心位
    置座標と中空スピンドル20中心線が一致するように自
    動制御して各印字体2を円筒刃21により順次打抜くこ
    とを特徴とするゴム印材料自動打抜機。
JP6543693U 1993-11-12 1993-11-12 ゴム印材料自動打抜機 Expired - Lifetime JPH08160Y2 (ja)

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