JP4475494B2 - 被加工板の押え切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数枚の被加工板を所定の形状に切断する被加工板の押え切断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の押え切断装置において、メインフレームにサブフレームを装着してヘッドの移動とともにメインフレームを移動し、メインフレームにシリンダを装着し、このシリンダによりサブフレームを上下に移動可能に構成して、サブフレームで被加工板を押えながらヘッドの移動とともにサブフレームを移動して、被加工板から所定の形状を切り抜くように構成したものが提案されている(特開2002−355713号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような被加工板の押え切断装置では、サブフレームの下部の部分で被加工板を押えながらヘッドとともにサブフレームを移動して被加工板を切断するように構成しているため、被加工板が確実に押えられず、被加工板を切断するときに被加工板がずれる恐れがあるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、横支持部材に沿って移動される横移動部材と、該横移動部材に上下に移動可能に装着される縦移動部材と、該縦移動部材に上下に移動可能に装着されて工具が支持された主軸ヘッドと、前記横支持部材と直交方向に移動可能に装着されるテーブルとからなるNC加工装置において、前記テーブル上の被加工板を押圧する外側枠及び該外側枠の内側で360度移動可能に装着された内側枠からなり、前記内側枠及び前記外側枠にそれぞれ形成された加工孔を通して前記工具が挿通するように構成した押え部材と、該内側枠の周囲に装着された複数のシリンダと、前記内側枠に固着された腕部材と、該腕部材の上端が固着された駆動軸を設け、前記主軸ヘッドに装着されたエアーシリンダで前記押え部材を下降して、前記押え部材の前記外側枠で前記被加工板を押えている間に、前記押え部材の前記外側枠の内側で前記主軸ヘッドとともに前記内側枠を移動することによって前記被加工板を所定の形状に切断するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明では、ヘッドに装着したエアーシリンダで押え部材を下降し、さらに主軸ヘッドを下降して押え部材の外側枠で被加工板を押えている間に、押え部材の内側枠の円盤部に装着されたシリンダを解放して、内側枠の円形枠を自由に移動可能にして、外側枠の内側でヘッドとともに内側枠を移動するようにしていることによって被加工板を所定の形状に切断するので、ヘッドによる内側枠の移動の時に被加工板がずれることが無く、被加工板を正確に所定の形状に切断することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本発明の実施例の被加工板の押え切断装置の側面図、図2は図1の押え切断装置の平面図、図3は図1の押え切断装置の正面図、図4は図1の押え切断装置の主軸ヘッドの部分の拡大図、図5は図1の押え切断装置の押え部材拡大平面図で、ベース1に垂直に装着された支柱2の上部に横方向に横支持部材3が装着され、この横支持部材3の前面に装着されたレール4に横移動部材5のベアリング(図示せず)が係合され、横支持部材3の端部に装着されたサーボモータ6に連結されたネジ軸7が横移動部材5に装着されたボス(図示せず)と嵌合されてサーボモータ6の駆動により横移動部材5が横方向に位置決め移動され、又、横移動部材5に縦に装着されたレール8に縦移動部材9のベアリング(図示せず)が係合され、横移動部材5の上部に装着されたサーボモータ10に連結されたネジ軸(図示せず)に縦移動部材9に装着されたボス(図示せず)が係合され、サーボモータ10の駆動により縦移動部材9が上下に移動され、この縦移動部材9の前面にレール11が装着され、レール11にベアリング12が係合され、ベアリング12は主軸ヘッド13に装着され、主軸ヘッド13に装着された主軸(スピンドル)13aが下方に突出され、この主軸13aの下部に工具(カッター)14が取り付けられ、縦移動部材8の上部にシリンダ15が装着され、シリンダ15の駆動で主軸ヘッド13が上下に移動され、さらに、主軸ヘッド13の前面にエアーシリンダ16が取り付けられ、エアーシリンダ16の駆動軸16aに下方に伸びた腕部材17が接続され、この腕部材17にベアリング18が装着され、このベアリング18は主軸ヘッド13の前面に装着されたレール19に係合され、又、腕部材17の下端部に押え部材20の内側枠21が固着され、この内側枠21は円形枠21aと、この円形枠21aの下部に一体に形成された円盤部21bとから構成され、この円盤部21bの上に4つのシリンダ22が装着され、又、円盤部21bの下面にコロ23が装着され、さらに、円盤部21bの側部から中心方向に切り込み21cが形成され、この切り込み21cに外側枠24の内側に形成された薄い円盤部24aが挿入されて摺接することにより、内側枠21は外側枠24の内側で360度方向に移動可能に装着され、円盤部21bの上に装着されたシリンダ22の駆動軸22aを伸ばすと、内側枠21の円形枠21aは外側枠24のほぼ中央に位置するように構成されている。
【0007】
又、ベース1に直交したベース台23の上部にレール24が装着され、このレール24にベアリング25が係合され、このベアリング25はテーブル26の下部に取り付けられ、ベース台23の端部に装着されたサーボモータ27の回転軸に連結されたネジ軸(図示せず)にテーブル26の下部に取り付けられたボス(図示せず)が係合され、サーボモータ27を駆動することによってテーブル26を主軸ヘッド13に対して前後に位置決め移動される。
【0008】
このように構成された本実施例の被加工板の押え加工装置の動作を説明すると、まず、図4に示すように、スタート後にエアーシリンダ16が動作して、駆動軸16aが下方に突出され、それによって腕部材17が下方に下がり、押え部材20は工具14の下方に下げられているが、その時、図5に示すように、4つのシリンダ22の駆動軸22aが突出されている状態で、内側枠21の円形枠21aは外側枠24の中心に置かれ、ここで、図6に示すように、さらに主軸ヘッド13がシリンダ15で下方に下げられると、図7に示すように押え部材20がテーブル28上の被加工板30の上に押し付けられ、主軸ヘッド13はさらに下がり、工具14が被加工板30の部分に達するが、その時、4つのシリンダ22の駆動軸22aの駆動が停止され、又、図8及び図9に示すように、エアーシリンダ16により押え部材20の外側枠24で被加工板28を押えた状態で、テーブル28が前後に移動し、主軸ヘッド13が上下及び左右に移動するとき、外側枠24の内側で内側枠21が主軸ヘッド13とともに移動して、被加工板30を所定の形状に切断するので、重ねられて所定の形状に切断された被加工板30はずれることなく、所定の形状に加工される。
【0009】
本発明は、このように、エアーシリンダ16で押え部材20を下方に移動するとともに、主軸ヘッド13をシリンダ15で下方に移動して押え部材20の外側枠24で被加工板30を押え、主軸ヘッド13の移動とともに内側枠21を外側枠24の内側で移動するようにしているので、被加工板30がずれることなく、主軸ヘッド13の工具14により被加工板30を所定の形状に切断することができる。
【0010】
なお、上記実施例では、押え部材20の内側枠21の円盤部21bの上に4つのシリンダ22を装着したが、シリンダ22は4つに限らず3つでもよいし、さらに、シリンダ22の代わりにバネでもよいし、又、円盤部21bの下面にコロ23が装着されているが、コロ23の代わりに他の摺動部材又は回転部材を設けてもよい。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の被加工板の押え切断装置では、ヘッドに装着したエアーシリンダで押え部材を下降して、押え部材の外側枠で被加工板を押えている間に、押え部材の外側枠の内側でヘッドとともに内側枠を移動することによって被加工板を所定の形状に切断するので、ヘッドによる内側枠の移動の時に被加工板がずれることが無く、被加工板を正確に所定の形状に切断することができるいう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例の被加工板の押え切断装置の側面図である。
【図2】 図2は図1の押え切断装置の平面図である。
【図3】 図3は図1の押え切断装置の正面図である。
【図4】 図4は図1の押え切断装置の押え部材及び主軸ヘッドの下方への移動を示す図である。
【図5】 図5は図1の押え切断装置の押え部材の拡大平面図である。
【図6】 図6は図1の押え切断装置の押え部材及び主軸部分の拡大側面図である。
【図7】 図6は図1の押え切断装置の押え部材を被加工板と接触させた拡大側面図である。
【図8】 図7は図1の押え切断装置の主軸ヘッドの動作を示した拡大側面図である。
【図9】 図9は図1の押え切断装置の押え部材の動作を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 ベース
2 支柱
3 横支持部材
4、8、11 レール
5 横移動部材
6、10 サーボモータ
7 ネジ軸
9 縦移動部材
12 ベアリング
13 主軸ヘッド
14 工具
15 シリンダ
16 エアーシリンダ
17 腕部材
18 ベアリング
19 レール
20 押え部材
21 内側枠
22 シリンダ
23 コロ
24 外側枠
25 ベース台
26 レール
27 ベアリング
28 テーブル
29 サーボモータ
30 被加工板

Claims (1)

  1. 横支持部材に沿って移動される横移動部材と、該横移動部材に上下に移動可能に装着される縦移動部材と、該縦移動部材に上下に移動可能に装着されて工具が支持された主軸ヘッドと、前記横支持部材と直交方向に移動可能に装着されるテーブルとからなるNC加工装置において、前記テーブル上の被加工板を押圧する外側枠及び該外側枠の内側で360度移動可能に装着された内側枠からなり、前記内側枠及び前記外側枠にそれぞれ形成された加工孔を通して前記工具が挿通するように構成した押え部材と、該内側枠の周囲に装着された複数のシリンダと、前記内側枠に固着された腕部材と、該腕部材の上端が固着された駆動軸を設け、前記主軸ヘッドに装着されたエアーシリンダで前記押え部材を下降して、前記押え部材の前記外側枠で前記被加工板を押えている間に、前記押え部材の前記外側枠の内側で前記主軸ヘッドとともに前記内側枠を移動することによって前記被加工板を所定の形状に切断することを特徴とする被加工板の押え切断装置。
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