JP2004122172A - パンチプレスによる打抜き加工方法及びパンチプレス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと吸引機能を有しない第2のダイとを選択的に使用してワークの打抜き加工を行うに際し、第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラム17の下降位置MPを、第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置MLよりも高位置に制御して打抜き加工を行う打抜き加工方法であり、打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと吸引機能を有しない第2のダイとを、加工位置に対して位置決め自在に設けると共に、第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラム17の下降位置MPを、第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置MLよりも高位置に制御するためのラム下降位置制御手段53を備えた構成である。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパンチ,ダイを備えたパンチプレスによる打抜き加工方法及びパンチプレスに係り、さらに詳細には、板状のワークの打抜き加工を行った際の打抜き片(打抜きカス)を下方向に吸引する機能を有するダイと上記吸引機能を有しないダイとを選択的に使用可能のパンチプレスに関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明に関係あると思われる特許文献として次のごときものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−51966号公報
【0004】
【特許文献2】
実用新案登録第2552451号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記特許文献1,2は、パンチとダイとによってワークの打抜き加工を行った際に生じた打抜き片(打抜きカス)を下方向に吸引してカス上りを防止しようとするものである。
【0006】
従来、上述のごとくワークの打抜き片を吸引する機能を備えたダイと上記吸引機能を有しないダイとを選択的に使用してワークの打抜き加工を行うとき、パンチを打圧するためのラムは上死点と下死点との間を単に上下動する構成が一般的である。
【0007】
すなわち、ラムを上死点と下死点の間で上下動し、ラムを下死点に位置せしめたときにはラムによって打圧されたパンチの下端部はダイにおけるダイ孔内に充分に入り込み、ワークから打抜いた打抜き片を充分に下降すると共に、吸引作用によって打抜き片を下方向に吸引するために、カス上り現象,すなわち打抜き片がパンチの下面に密着し、パンチの上昇に追従してワーク上面に上昇する現象が防止されるものである。
【0008】
ところで、吸引機能を有するダイを使用してワークの打抜き加工を行う場合、前述のカス上り現象を防止できるものの、ラムを下死点位置まで下降することなく、パンチとダイとによってワークの打抜き加工を行った後、ラムを下死点位置よりも高位置から上昇復帰することを試験したところ、この場合も、吸引効果によってカス上りを防止できることが確認できた。
【0009】
そこで、前記吸引機能を有するダイを使用しての打抜き加工時の場合には下死点位置までラムを下降することなく上昇復帰して加工能率向上を図ることができ、前記吸引機能を有しないダイを使用しての打抜き加工時には従来同様にラムを下死点位置まで下降してワークの打抜き加工を行うことが要望されている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、請求項1に係る発明は、ワークの打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと上記吸引機能を有しない第2のダイとを選択的に使用して板状のワークの打抜き加工を行うに際し、前記第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置を、前記第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置よりも高位置に制御してワークの打抜き加工を行うパンチプレスによる打抜き加工方法である。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のパンチプレスによる打抜き加工方法において、パンチプレスにおける加工位置に対して前記第1のダイ又は第2のダイが位置するか否かを検知手段によって検知確認した後に前記ラムの下降位置の制御を行うパンチプレスによる打抜き加工方法である。
【0012】
請求項3に係る発明は、ワークの打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと上記吸引機能を有しない第2のダイとを、加工位置に対して相対的選択的に位置決め自在に設けると共に、前記第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの下降位置を、前記第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置よりも高位置に制御するためのラム下降位置制御手段を備えた構成である。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のパンチプレスにおいて、前記加工位置に前記第1のダイ又は第2のダイが位置するか否かを検知するための検知手段を備えた構成である。
【0014】
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のパンチプレスにおいて、前記検知手段は、加工位置に位置するダイに対して作動流体を供給したときの圧力変化を検知する構成である。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明するに、理解を容易にするために、先ず本実施の形態に係るパンチプレスの全体的構成について概略的に説明する。なお、パンチプレスの1例としてタレットパンチプレスの場合について例示するが、タレットパンチプレスに限ることなく、加工位置に対してパンチ,ダイを相対的に位置決め可能なパンチプレスにおいて実施可能なものである。
【0016】
図1を参照するに、タレットパンチプレス1は上部フレーム3Uと下部フレーム3Lとを一体に備えた本体フレーム3を備えており、上記上部フレーム3Uの下部には複数のパンチPを上下動自在に支持した上型ホルダとしての上部タレット5が上部支持軸7を介して水平に回転自在に支持されている。そして、前記下部フレーム3Lの上部には、前記各パンチPと対応した複数のダイDを支持した下型ホルダとしての下部タレット9が下部支持軸(図示省略)を介して、前記上部タレット5に対向して水平に回転自在に支持されている。
【0017】
前記パンチPとダイDによって打抜き加工される板状のワークWを支持するために、前記下部フレーム3Lの上面には支持テーブル11が設けられており、また前記パンチPとダイDによる加工位置に対して前記ワークWをX,Y軸方向(前後方向)に移動し位置決めするために、前記下部フレーム3L上にはワーク移動位置決め装置13が設けられている。なお、この種のワーク移動位置決め装置13の構成は公知であるから、上記ワーク移動位置決め装置13のより詳細な説明は省略する。
【0018】
前記パンチPとダイDによってワークWに打抜き加工を行う加工位置には、加工位置に相対的に割出し位置決めされたパンチPを打圧自在のストライカ15を備えたラム17が前記上部フレーム3Uに上下動自在に設けられており、上部フレーム3Uには前記ラム17を上下動するためのラム上下動駆動手段が設けられている。
【0019】
本実施形態においては、前記ラム上下動駆動手段の1例として、図2に概略的に示すように、前記上部フレーム3Uに回転自在に支持された偏心軸,クランク軸CRを回転することにより、コネクティングロッドCを介して前記ラム17が上下動されるように構成してある。
【0020】
前記クランク軸CRを回転するために、前記上部フレーム3Uにはサーボモータ19が装着してあり、このサーボモータ19に回転自在に備えた回転軸(図示省略)は前記クランク軸CRに直結してある。そして、前記回転軸,クランク軸CRの回転位置,すなわち前記ラム17の上下動位置を検出するために、前記サーボモータ19には、例えばロータリーエンコーダ等のごとき回転センサ21がラム上下位置検出手段の1例として設けられている。
【0021】
したがって、前記サーボモータ19を回転駆動して直結したクランク軸CRの回転位置を回転センサ21により検出することにより、前記ラム17の上下動位置を検出することができるものである。そして、上死点位置TDを0°とし下死点位置BDを180°とした場合の0°〜180°の間の所望の回転角位置でサーボモータ19の正転,逆転を行うことにより、前記ラム17の最上昇位置MU,最下降位置MLを、前記上死点位置TDと下死点位置BDの間の所望の位置に制御できるものである。
【0022】
上記最下降位置MLは、前記ラム17に備えたストライカ15によってパンチPを打圧してワークWの打抜き加工を行ったとき、前記パンチPを最下降せしめる位置であって、必ずしも前記クランク軸CRの下死点位置BDに一致するものではない。また、最上昇位置MUは、前記パンチPの下端部がワークWの上面より僅かに高位置に抜け出るに充分なラム17の上昇位置であって、前記クランク軸CRの上死点位置TDに必ずしも一致するものではない。
【0023】
上述のように、ラム17の最上昇位置MU及び最下降位置MLを、CNC等の制御装置に予め設定して、この間でラム17が上下動するように前記サーボモータ19を正逆回転することにより、上記サーボモータ19の回転角を小さくでき、単位時間当りのラム17の上下動作を多くすることができ、ワークWの打抜き加工の能率向上を図ることができるものである。
【0024】
なお、ラム17を上下動するためのラム上下動駆動手段として流体圧シリンダ等の往復動作動装置を採用した場合には、例えばリニアセンサ等を利用してラム17の上下動位置を検出する構成とする。そして、ラム17の上下動範囲を予め設定することにより、ラム17の最上昇位置MU及び最下降位置MLの位置を所望位置に設定することができるものである。
【0025】
ところで、前記パンチPとダイDによりワークWの打抜き加工を行った際の打抜き片(カス)を下方向に吸引する吸引機能を有するダイ装置25(図3参照)は、次のように構成している。
【0026】
すなわち、下型ホルダの1例としての前記下部タレット9の適数箇所にはダイ装置25が装着してある。すなわち、下部タレット9の適数箇所にはダイベース27が取付けてあり、このダイベース27上には適数のダイDを着脱可能に保持したダイホルダ29が取付ボルト31によって着脱可能に取付けてある。前記各ダイD内には、ダイDに形成したダイ孔DHに連通したパイプ状の中子33が嵌入してある。そして、前記中子33に傾斜して設けた噴射口35に連通した連通孔37が前記各ダイDに形成してあると共に、前記ダイホルダ29及びダイベース27には、各ダイDに対して個別にエアーを供給するエアー供給孔39が設けられている。なお、ダイ装置の構成としては、前記特許文献1に記載された構成を採用することも可能である。
【0027】
そして、前記各エアー供給孔39には、ソレノイドを備えた開閉弁41A,41B,41Cを個別に配置したエアー供給管43A,43B,43Cが個別に接続してある。上記各開閉弁41A,41B,41Cは、エアー源45に接続した主回路47に分岐接続してあり、この主回路47には、エアーレギュレータ49が配置してあると共に、主回路47内の圧力変化を検出するために共通の圧力センサ51が接続してある。
【0028】
この圧力センサ51は、前記主回路47内の圧力変化を検出することにより、前記ダイホルダ29に装着したダイDに前記噴射口35があるか否か、すなわちワークの打抜き片を吸引する機能があるか否かを検出するものであり、その検出信号は、タレットパンチプレス1を制御するためのCNCなどのごとき制御装置53に入力され、この検出信号に基づいて前記制御装置53によって前記サーボモータ19の回転角を制御して、前記最下降位置MLの位置制御を行うものである。すなわち、上記制御装置53は前記ラム17の下降位置を制御するラム下降位置制御手段をなすものである。
【0029】
前記構成において、各開閉弁41A,41B,41Cを順次個別に開閉して前記各エアー供給孔39にエアーを供給すると、各ダイDに設けた連通孔37を経て中子33の噴射口35へエアーが供給され、上記噴射口35から中子33内の下方向へエアーを噴射し、ダイDのダイ孔DHから空気を吸引することとなる。
【0030】
したがって、パンチPと前記ダイDによって板状のワークWの打抜き加工を行ったときに生じた打抜き片(カス)は、前記吸引作用によって吸引落下されることとなり、パンチPを上昇復帰するときに、パンチ下端面に密着してワーク上面に跳ね上るようなカス上り現象が効果的に防止されるものである。
【0031】
すなわちダイ装置25は、ワークの打抜き片を吸引する吸引機能を備えるダイDを装着するものであって、この吸引機能によって打抜き片を下方向へ強制的に吸引落下する態様となって、カス上り現象を効果的に防止できるものである。
【0032】
上述のように吸引機能を備えたダイ装置25のダイDを用いてワークWの打抜き加工を行うときは、ラム17を最下降位置MLまで下降することなく、上記最下降位置MLよりも僅かに高い中下降位置MPまでラム17を下降して上昇復帰した場合であっても、吸引効果によってカス上り現象を防止できるものである。したがって、多数の打抜き加工を繰り返す場合、ラム17の最下降位置MLまで下降することを繰り返す場合に比較して、ラム17を中下降位置MPまでしか下降しないことを繰り返す場合の方が、能率が向上するものである。
【0033】
以上のごとき構成において、上下のタレット5,9を回転して所望のパンチP,ダイDを加工位置,すなわちラム17の下方位置に相対的に割出し位置決めすると、上下のタレット5,9の位置決め孔にショットピン(図示省略)が係合され、所望のパンチP,ダイDが加工位置に割出し位置決めされたことの割出し位置決め信号が、前記ショットピン係合検出手段から前記制御装置53に入力される。また、ワーク移動位置決め装置13によってワークWの加工すべき位置が前記加工位置へ位置決めされる。
【0034】
その後、ラム駆動用の前記サーボモータ19が駆動され、クランク軸CRが回動されてラム17が下降される。ラム17の下降によって加工位置に位置するパンチPが打圧され、パンチPとダイDとによってワークWの打抜き加工が行われるものである。
【0035】
前述のごとく、上下のタレット5,9の回転割出しを行う際、NCプログラムによる制御によって前述のごとく吸引機能を有するダイ装置25が加工位置に割出し位置決めされ、前記割出し位置決め信号が制御装置53に入力されると、制御装置53においては、加工位置に割出し位置決めされたダイ装置25に装着されているダイDが吸引機能を有するか否かの検出を行う。
【0036】
すなわち、前記制御装置53の制御の下に各開閉弁41A,41B,41Cのソレノイドが順次励磁されて各開閉弁41A,41B,41Cが順次開作動される。すなわち、第1の開閉弁41Aが開作動されると、当該開閉弁41Aに対応した第1のダイDにエアーが供給されることとなり、第1のダイDが噴出口35を備えている場合には主回路47内の圧力上昇は小さく、第1のダイDが噴出口35を備えていない場合には主回路47内の圧力上昇が大きくなって、検知手段としての圧力センサ51によって、第1のダイDが吸引機能を有するか否かの検知が行われることになる。
【0037】
すなわち、ダイホルダ29に装着した複数の各ダイD毎に吸引機能を有するか否かの検知を行うことにより、吸引機能を奏し得ない通常のダイDがダイホルダ29に装着してあるか否かを検知できるものである。
【0038】
検知手段としての前記圧力センサ51によって、加工位置に位置決めされたダイ装置25に装着してあるダイDが吸引機能を奏し得るダイであることが検出されると、ラム下降位置制御手段としての前記制御装置53は、当該ダイDを使用してワークWの打抜き加工を行う際には、ラム17の下降位置が前記最下降位置MLより僅かに高位置の中下降位置MPであるように、前記サーボモータ19の回動を制御するものである。
【0039】
換言すれば、前記圧力センサ51によって、ダイDが吸引機能を奏し得ないダイである場合には、ラム17の下降位置が最下降位置MLであるように、前記制御装置53は前記サーボモータ19の回動を制御するものである。
【0040】
すなわち、ダイ装置に装着してあるダイが吸引機能を有しない場合にはラム17を最下降位置MLまで下降し、ダイ装置に装着してあるダイが吸引機能を有する場合には、上記最下降位置MLよりも僅かに高い中下降位置にラム17の下降位置を制御してワークWの打抜き加工を行うものである。
【0041】
したがって、吸引機能を有するダイを使用しての打抜き加工時に、ラム17を最下降位置MLまで下降する無駄を無くすることができ、打抜き加工の能率向上を図ることができるものである。
【0042】
ところで、本発明は、前記実施形態に限ることなく、適宜の変更を行うことにより、その他の態様でも実施可能である。すなわち、検知手段として各ダイにIDタグ、バーコード等の適宜の識別手段を備え、この識別手段を読み取ることによってダイが前記吸引機能を有するか否かを検知する構成とすることも可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上のごとき説明より理解されるように、本発明によれば、打抜き片を吸引する機能を有するダイを使用してワークの打抜き加工を行う場合、能率向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】タレットパンチプレスの全体的構成の説明図である。
【図2】タレットパンチプレスの全体的構成のラム駆動系の概略的説明図である。
【図3】ダイ装置が吸引機能を有するか否かを検出する構成の説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス
5 上部タレット
9 下部タレット
13 ワーク移動位置決め装置
17 ラム
19 サーボモータ
21 回転センサ
25 ダイ装置
29 ダイホルダ
35 噴射口
39 エアー供給孔
41A,41B,41C 開閉弁
47 主回路
51 圧力センサ
53 制御装置
Claims (5)
- ワークの打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと上記吸引機能を有しない第2のダイとを選択的に使用して板状のワークの打抜き加工を行うに際し、前記第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置を、前記第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置よりも高位置に制御してワークの打抜き加工を行うことを特徴とするパンチプレスによる打抜き加工方法。
- 請求項1に記載のパンチプレスによる打抜き加工方法において、パンチプレスにおける加工位置に対して前記第1のダイ又は第2のダイが位置するか否かを検知手段によって検知確認した後に前記ラムの下降位置の制御を行うことを特徴とするパンチプレスによる打抜き加工方法。
- ワークの打抜き片を吸引する吸引機能を備えた第1のダイと上記吸引機能を有しない第2のダイとを、加工位置に対して相対的選択的に位置決め自在に設けると共に、前記第1のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの下降位置を、前記第2のダイを使用してのワークの打抜き加工時のラムの最下降位置よりも高位置に制御するためのラム下降位置制御手段を備えたことを特徴とするパンチプレス。
- 請求項3に記載のパンチプレスにおいて、前記加工位置に前記第1のダイ又は第2のダイが位置するか否かを検知するための検知手段を備えたことを特徴とするパンチプレス。
- 請求項4に記載のパンチプレスにおいて、前記検知手段は、加工位置に位置するダイに対して作動流体を供給したときの圧力変化を検知する構成であることを特徴とするパンチプレス。
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