JPH0481230A

JPH0481230A - 多段絞り成形機

Info

Publication number: JPH0481230A
Application number: JP2190479A
Authority: JP
Inventors: Yasuo Tono; 東野　靖夫; Satoshi Kanzaki; 神崎　敏
Original assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Current assignee: Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date: 1990-07-20
Filing date: 1990-07-20
Publication date: 1992-03-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は、ガスタービン燃焼型内筒附属品等円筒物を成
形加工する多段絞り成形機に関するものである。

〈従来の技術〉従来、円筒物の絞り成形にあたっては、押込み側の金型
（上金型）をプレス成形機の押込み側に治具にて取り付
ける一方、絞り側の金型（下金型）をプレス台盤上に置
いてワークをセットし、押込み側の金型を上方より押し
込んで成形加工を行っている。そして、素材から完成品
までは金型を変えながら多段的に絞り加工を行うのであ
るが、従来では、各金型毎に成形機を設置するか、又は
別に金型交換装置を設置するかして対処していた。

〈発明が解決しようとする課題〉ところが、従来の絞り成形法にあっては、製品が小さい
わりには装置が大損りになるとともに、金型の交換やワ
ークの型抜き及びワークの搬出入等は全て人間の手作業
で行っていたため、コストアップを招来するという問題
点があった。

そこで、本発明の目的は、円筒物の多段絞り成形を自動
かつ連続的に行い得る多段絞り成形機を提供することに
ある。

く課題を解決するための手段〉前記目的を達成するための本発明の構成は、割出し装置
により割出し回転される円形テーブルを設け、この円形
テーブル上、下両面の一方に絞り側の金型を備えるダイ
セットを、かつ他方に押込み側の金型を備える受けシリ
ンダを、それぞれ円周方向へ絞り段数に応じた数だけ組
み付ける一方、これらダイセット及び受けシリンダをプ
レス位置にて押圧する上、下部油圧プレスを設けたこと
を特徴とする。

また、金型テーブルにダイセットと上下に対をなして組
み付けられる受けシリンダの受け金型を上下動自在とな
し、かっこの受け金型を常時受け金型抑圧用の油圧プレ
ス側に付勢するスプリング部材を設けたことを特徴とす
る。

また、複数の金型を並べたテーブルの移動に同期してワ
ークをプレス位置に搬出入し得るワーク搬送機構を備え
た多段絞り成形機であって、前記ワーク搬送機構は、両
端部にワーク保持部を備える搬送アームと、この搬送ア
ームをアーム中間部にて支持軸に対し上下動させる第１
の駆動手段と、前記支持軸を回動させる第２の駆動手段
と、前記支持軸が起立する支持部材をプレス位置に対し
進退させる第３の駆動手段とを有することを特徴とする
。

く作　　　用〉前記構成によれば、ワークの絞り段階に応じて対応する
金型が順次自動的にプレス位置にセットされる。

また、各段階の成形完了時に受け金型がフリーになると
、受け金型は該金型を押圧する油圧プレス側に付勢され
、これによりワークがテーブル等と係合して受け金型か
ら自動的に抜き取られる。

また、プレス位置に対するワークの搬出入が自動的に行
われる。

〈実　施　例〉以下添付図面に基づいて、本発明の一実施例を説明する
。

第１図に示すように、ベツド１上から起立したコラム２
には、上、下部油圧プレス３゜４が所定の間隔をおいて
かつプレス部を対向させてそれぞれ設けられる。

そして、前記コラム２の一側には金型交換装置５がかつ
他側にはワーク搬送機構６が設けられる。図中７は前記
上、下部油圧プレス３．４や金型交換装置５及びワーク
搬送機構６を制御するための操作盤である。

前記金型交換装Ｍ５は、上、下部油圧プレス３，４間の
プレス位置に、ワークＷの絞す段階に応じてその対応す
る金型を順次自動的にセットするものである。

即ち、上、下部油圧プレス３，４のプレスセンターと交
じわる点をもつ円形テーブル１０がベツド１上に割出し
装置１１により割出し回転可能に枢支される。そして、
第２図及び第３図にも示すように、乙の円形テーブル１
０の上面側に上金型（絞り側金型）１２を取り付けるダ
イセット１３が、かつ下面側に受け金型（押込み側金型
）１４を取り付ける受けシリンダ１５が、絞り段数に応
じた数だけそれぞれ取り付けられる。又、金型の段取り
については、ダイセット１３及び受けシリンダ１５ごと
適宜締付ボルト１６を外して交換することになる。

前記受けシリンダ１５は、そのシリンダ１７内にブツシ
ュケース１８を介して受け金型１４が上下動自在に収装
され、この受け金型１４の下面に連接された突上げ軸１
９の下端部が端板２０を貫通して下部油圧プレス４の押
上げロッド２１先端に当接し得るようになっている。そ
して、型抜き機構として、シリンダ１７上端の内向きフ
ランジ部２２と突上げ軸１９中間部外周の外向きフラン
ジ部２３との間に突上げ軸１９及び受け金型１４を常時
下方に付勢するコイルスプリング２４が介装されるとと
もに、後述するダイセット１３の底板２５　Ｊ−に型抜
き時にワークＷのフランジ部を受けろフランジ受け２６
が載設される（第２図参照）。

前記ダイセット１３は、底板２５から起立した複数本の
支柱２７に上板２８が上下動自在にかつコイルスプリン
グ２９により上方付勢状態で嵌合支持され、この上板２
８下面に」１金型１２が固設される（第３図参照）。な
お、第３図中３０（よストｕ−ｊ−り調整用のねし棒か
らなるストッパで、３１はそのスｌ−ツバ受けＣある。

一方、前記ワーク搬送機構６は、第４図にも示すように
、ベツド１上に固設されたロッドレスシリンダ（第３駆
動手段）３５と、この１′１ツドレスシリンダ３５によ
り第１図中左右方向に往復動されるスライドベアリング
３６と、このスライドベアリング３６から回動自在に起
立しｔコ支持軸３７と、この支持軸３７を回転駆動する
ハイロータ　（第２駆動手段）３８と、前記支持軸３７
の上端にその左右方向中間部において回動不能でかつ上
下動可能に取り付けられるとともに、左右両端部にワー
ク保持部としてのバキュームパラｌ−３９ａ　。

一３９ｂを備えた搬送アーム４０と、この搬送アーム４０
を上下動させろエアシリンダ（第１駆動手段）４１とか
ら構成され、前述した金型交換装置５のプレス位置と同
じ（ペッド１上に設けられたマガジンラック４５との間
でワークＷを搬送し得るようになっている。

また、前記マガジンラック４５の底板ばリニアヘッドモ
ータ４６によりワーク収納量に応じて上下動するように
なっている。

このように構成されるため、金型交換装置５においては
、円形テーブル１０にセットされｔこダイセット１３及
び受けシリンダ１５が、操作盤７からの電気信号により
素材成形金型を第１段階の金型としてプレス位置へ割出
し装置１１に゛Ｃセットされ、受けシリンダ１５の突下
げ軸１９を下部油圧プレス４にて押し上げ、ダイセット
１３の上板２８を上部油圧プレス３にて押し込むことで
ワークＷが成形される。

成形が完了すれば、ワークＷを取り出しな後、次の割出
し回転にて第２段階の金型がセットされる。

前記成形完了時には、下部油圧プレス４の下降によりワ
ークＷが、付着した受け金型１４及び突上げ軸１９がフ
リーとなる。これにより、コイルスプリング２４力で前
記両部材１４゜１９が下降されるとともに、やがてワー
クＷのフランジ部がフランジ受け２６に係合し、この結
果型抜きが自動的に行われる。

一方、ワーク搬送機構６においては、先ず搬送アーム４
０が操作盤７からの電気信号によりバキュームオンとな
り、マガジンラック４５へ降下してワークＷを取った後
上昇する。

次に、プレス位置まで搬送アーム４０をロッドレスシリ
ンダ３５により前進させ、搬送アーム４０の上下動によ
り成形終了ワークＷを取り上げる。最後に、搬送アーム
４０を１８０゜回転させ、完成品を完成品箱へ落下させ
るとともに未成形ワークＷを第１段階の金型へ搬入する
。なお、絞り成形時の各段階毎では、ワ−りＷを取り上
げて金型移動のために退避運動を行うことは自明である
。

また、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることは言う迄
もない。

〈発明の効果〉以上説明したように本発明によれば、ワークの絞り段階
に応じて対応する金型を順次自動的にプレス位置にセッ
トでき、依って多段絞り成形機の自動化が図れる。

また、各段階の成形完了時にワークが受け金型から自動
的に抜き取られ、依って多段絞り成形機の自動化が図れ
る。

また、プレス位置に対するワークの搬出入が自動的に行
われ、依って多段絞り成形機の自動化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は受け
シリンダ部の断面図、第３図はダイセット部の断面図、
第４図はワーク搬送機構の平面図である。また、図面中１はベツド、２はコラム、３は上部油圧プ
レス、４は下部油圧プレス、５は金型交換装置、６はワ
ーク搬送機構、１０は円形テーブル、１１は割出し装置
、１３はダイセット、１５は受けシリンダ、２４はコイ
ルスプリング、２６はフランジ受け、３５はロッドレス
シリンダ、３８はハイロータ、３９ａ、３９ｂはバキュ
ームバット、４０は搬送アーム、４１はエアシリンダ、
４５はマガジンラック、Ｗはワークである。

Claims

【特許請求の範囲】１）割出し装置により割出し回転される円形テーブルを
設け、この円形テーブル上、下両面の一方に絞り側の金
型を備えるダイセットを、かつ他方に押込み側の金型を
備える受けシリンダを、それぞれ円周方向へ絞り段数に
応じた数だけ組み付ける一方、これらダイセット及び受
けシリンダをプレス位置にて押圧する上、下部油圧プレ
スを設けたことを特徴とする多段絞り成形機。２）金型テーブルにダイセットと上下に対をなして組み
付けられる受けシリンダの受け金型を上下動自在となし
、かつこの受け金型を常時受け金型押圧用の油圧プレス
側に付勢するスプリング部材を設けたことを特徴とする
多段絞り成形機。３）複数の金型を並べたテーブルの移動に同期してワー
クをプレス位置に搬出入し得るワーク搬送機構を備えた
多段絞り成形機であって、前記ワーク搬送機構は、両端
部にワーク保持部を備える搬送アームと、この搬送アー
ムをアーム中間部にて支持軸に対し上下動させる第１の
駆動手段と、前記支持軸を回動させる第２の駆動手段と
、前記支持軸が起立する支持部材をプレス位置に対し進
退させる第３の駆動手段とを有することを特徴とする多
段絞り成形機。